英文法
英文法は中学英文法、高校英文法とありますが、多くの場合英語ができてない子(偏差値60以下)は中学英文法で躓きがあります。中高一貫校で中学の時に英語で躓いてしまった人は高校に入って更に大変なことになってしまいます。
こうした中学レベルの文法の修正は正しく勉強することができれば1,2ヶ月で修正できます。
「これはまずいな!」と感じた際には受験学年に入る前に適切な勉強をしていく必要があるでしょう。
もちろん、ただ中学レベルの問題に戻ればよいというわけではありません。ポイントを抑えた勉強が必要になります。
中学英文法(~偏差値50)
中学英文法というと、当塾にカウンセリングに来た受験生は多くの場合「できます」(バカニシナイデヨという意味合いが込もっている)と答えます。ですが、多くの場合、中学英文法が全くできていません。中学英文法では今後の英語人生を左右する大事な要素が登場します。時制、準動詞(不定詞,動名詞,分詞)、関係代名詞、比較といった4つの項目が中学レベルの時に適切に理解できていない場合、間違いなく高校レベルの英文法でつまづきます。この後で説明するSVOCといった5文型の部分でも少し話しますが、大事なのはこうした英文法の部分が品詞としてどのように働いていて、文章の要素としてどの部分に入るのか?ということを意識することが肝心です。このレベルだと教材にでてくる単語のレベルも高くないので、理解度を高めていってください。
高校英文法
高校レベルの英文法は、中学英文法の延長線上に存在しています。高校で英文法が全くわからなくなった!という人は多くの場合中学英文法に問題があるでしょう。たとえば、高校英文法の仮定法がわからない!という人は覚えていなければいけないその前提条件である中学レベルでの時制ができていません。
たとえば、現在形、現在進行形、現在完了形と現在のついた時制はたくさんありますが、この違いは理解できていますでしょうか?
こうした違いに無知だと時間軸の変わっただけで理解しなければいけないことは変わらない仮定法も同じです。仮定法が理解できない!と感じた場合はひとつ前の概念に戻って理解をしていきましょう。
『大岩のいちばんはじめの英文法<超基礎英文法編>』が中学、高校レベルの内容をやさしく記入してくれています。
▶大岩の一番はじめの英文法<超基礎英文法編>の詳しい使い方はこちらから
上記の大岩英文法で理解ができた後は、問題集を行って様々な問題のパターンに慣れていきましょう。英文法を理解するためにはコアの部分を覚えた後はそれ以外の些末な部分に対応していくことが肝心です。英文法それぞれのコアの概念を先ずはつかむことが肝心です。学校ではネクステージやビンテージが配布されることが多いですが、当塾では図を豊富に利用しつつも、早慶レベルの細かい解説までしている小森英文法をおすすめしています。
▶小森清久英文法・誤報問題の実況中継の詳しい使い方はこちらから
Q&A
ここでは英文法を覚える際によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
解答はプラトン先生にお答えいただきます。
- 【何からはじめたらいい?という人向け】
【まず始めることをお伝えします】 - 早慶に合格するための戦略とは?
1,2年生から合格するための戦略を立てるには? - 【高1】早慶現役合格の勉強法を徹底解説
志望校に合格するためにやるべきこと紹介 - 【高2】現役で早慶GMARCHに合格
必要な勉強法(勉強時間、参考書)を紹介 - 【高2】早慶絶対合格!!のためにすること
勉強時間、スケジュール、参考書、勉強法の紹介
文章構造(SVOC)
多くの受験生がなんとなく行ってしまうSVOCですが、これがわかってない=英語が得意になることはありえないという重要な部分です。
英語は長文というコンテンツの部分に目が行きがちですが、英語が得意になるためにはまずはどんな文章であってもSVOCを言えるというレベル感に持っていくべきでしょう。英文法の項目を品詞で考えてその品詞がSVOCのどの部分に位置するのか?を全ての英文において行うことができれば、難関大学レベルの文章でも文章構造レベルで理解をすることができます。レベル感で言うとセンター試験で7~8割程度です。もちろん、センター試験は文章自体が難しくありません。そのため、SVOCが厳密に取れていなくても内容一致で根拠を上手く取ることができれば答えることもできるためあくまで目安です。
勉強する際に、まずは中学レベルの1文でSVOCが取れるかどうかを確認して、関係代名詞などの複文での構造でもどのように文章構造が成り立っているのかを考えていく必要があります。中学レベル〜高校レベルの英文読解を確認するのに最適な教材として、『高校英文読解をひとつひとつわかりやすく』があります。
▶『高校英文読解をひとつひとつわかりやすく』の詳しい使い方はこちらから
上記教材が終った後であれば、簡単な文章であれば文法要素を品詞に置き換えてSVOC構造に変換することができるかと思います。その後には、『英文読解入門基本はここだ!』を行うと良いでしょう。この教材は、薄くて基本的な内容を網羅しているため簡単な教材として見られがちですが、早慶レベルの基本的な英文構造の考え方は載っていると考えて問題ありません。英語の専門用語はわかっているようであれば使用してみると良いでしょう。当塾では『英文読解入門基本はここだ!』を120%のレベル感で使用できるようにするために、別途オリジナルのテストを用意して早慶レベルの文章でも読めるように指導しています。無目的に何冊も参考書を行っても意味がないので、薄くて簡単な教材で応用ができるレベル感まで理解できるようにしていきましょう。
『基本はここだ!』『Rise 構文解釈1 基礎〜難関国公立/私立』を120%理解できるレベルになったら、基本的な文構造を取っていくのは十分ですが、早慶を目指すのであれば、同じ西きょうじ先生の『ポレポレ英文読解』もやっておくと良いでしょう。英文構造としてはこの教材に掲載されているような難しい文章は基本的には出てこないことが多いですが、文構造が難しい部分が長文の答えの根拠になったり、速く読んでいくためにはある程度本番よりも難し目の長文を読むことで構文把握力を高めることができます。そのため、時間があればぜひとも読んで置いてもらいたい一冊です。
Q&A
ここでは英語構文を覚える際にによく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
解答はプラトン先生にお答えいただきます。
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