方針の立て方
(1)
の二変数を考えるのは困難であるため,三角関数を導入することで一変数化する.
(2)
基本対称式の典型問題であるため特筆事項なし.
(3)
前問と同様に基本対称式の問題.基本対称式の問題であるためとしないでとすると良い.
解答例
(1)(2)
(3)(4)
(5)
(6)
(7)(8)(9)
(10)
(11)(12)
解説
円の式はである.
(1)
円上の点はとおくことができる(は任意の実数).
(※途中で三角関数の合成公式を用いた)
は任意の実数を取りうるため,……(答)
また,のとき,が成り立つから,円の式に代入すれば,
……(答)
(2)
円の式より,であるから,上式に代入すると,
となる.のもとでのの最小値は,のときの.
よって,の値はのとき最小値をとる.……(答)
(3)
とおくと,
に注意して増減表を描くと,
よって,のときは最大となる.……(答)
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