現役で早慶MARCHに合格するためには
受験戦争は厳しい。
どうすれば、高校2年生から始めて、
現役で難関大学に進学できるのでしょうか?
多くの生徒がそう問いかけています。
この疑問は、高校1年生の内容をどれだけ早く確認し、
高校2年生の学習に取り組むべきか、
どの科目を優先すべきか、模試の利用方法、
そして英語と数学の学習法など、さまざまな要素に分かれます。
この記事では、
これら全ての問題を解決し、
難関大学受験のための具体的にどのようにしたら良いのかをお伝えしていきます。
ページ目次
- 【何からはじめたらいい?という人向け】
【まず始めることをお伝えします】 - 早慶に合格するための戦略とは?
1,2年生から合格するための戦略を立てるには? - 【高1】早慶現役合格の勉強法を徹底解説
志望校に合格するためにやるべきこと紹介 - 【高2】現役で早慶GMARCHに合格
必要な勉強法(勉強時間、参考書)を紹介 - 【高2】早慶絶対合格!!のためにすること
勉強時間、スケジュール、参考書、勉強法の紹介
大学受験勉強は高2の早めのスタートが成功への鍵
難関大学に合格するためには、早めに始めることが大切です。
高2の段階から大学受験勉強をスタートすることで、
より十分な時間を確保し、効率的に学習することが可能になります。
全ての科目をカバーし、
深く理解する時間を得るためにも、
早期に始めることが重要なのです。
高2受験勉強計画の立案: ゴール設定から逆算する
大学受験の目標を明確にし、それに向けての学習計画を立てることが重要です。
希望する大学や学部を決め、
そこに合格するために必要なスコアや知識を理解し、
そのゴールから逆算してスケジュールを組みましょう。
例えば、理系の場合は数学や理科の基礎を固めることが重要であり、
文系の場合は国語や英語の読解力を高めることが求められます。
高2受験勉強はどれくらい必要か
高校生にとって、受験勉強は人生の重要な一局面であり、
高2の春から勉強時間をしっかりと確保することが必要です。
勉強時間を明確にすることで、計画的な学習が可能となり、
自分自身の学力向上につながります。
以下に、高校生の一日あたりの勉強時間の推移を示します。
- 1年生: 3.3時間
- 2年生: 3.8時間
- 3年生: 4.6時間
このデータから、わかることとして、
高2の春からは1日あたり少なくとも4時間以上は
勉強することを目標としましょう。
勉強時間を取るためには工夫が必要
また、勉強時間を科目別に分けることで、
勉強の進捗状況が把握しやすくなります。
例えば、英語は1日あたり1時間、数学は1時間半など、
目標の勉強時間を設定しましょう。
勉強の合間には、意識的に休憩時間を設けることが大切です。
50分学習して10分休憩するといったタイムスケジュールを設定することで、
疲れを軽減し、学習効率を高めることができます。
また、休憩中には、軽い運動やストレッチ、
水分補給などを行い、体調管理にも気を配りましょう。
学習記録を取る!
さらに、学習の進捗状況を記録することで、
自分自身の勉強状況を確認することができます。
例えば、ある科目の勉強時間が足りていない場合は、
他の科目の勉強時間を調整することで、
バランスの良い学習ができるようになります。
また、学習の進捗状況を記録することで、
目標に向かって着実に進んでいることを確認することができ、
モチベーションアップにもつながります。
時間計測には?
アプリで簡単に計測ができて多くの受験生が行なっているスタディプラスがおすすめ!当塾でもスタディプラスは導入しています。
高2受験勉強の模試と偏差値: 活用法と目標設定
模試と偏差値を上手く活用することで、
自分の学習進度や理解度を客観的に把握することができます。
模試の結果から弱点を見つけ、それを改善することを目標に設定しましょう。
また、偏差値を確認して、自分の立ち位置を知り、必要な改善策を立てることも重要です。
難関大学を目指すのであればどれくらいの偏差値が高校2年で必要か?
難関大学を目指すのであれば、
自身が文系か理系かにもよりますが、
必要な偏差値は?
文系であれば、英語の偏差値は少なくても60以上でできる子であれば80以上目指す。
理系であれば、数学が最優先で偏差値70以上を目指し、英語60以上は保ってください。
高校2年生までの模試は、
高校2年生だけの模試なので、高めに偏差値がでますので、
成果の出る正しい勉強をして、できる限り高い成績を保っていきましょう。
高2の受験勉強ではどんなことを勉強するのか?
それでは具体的に高校2年生が、
どのようなことを受験勉強でしていくのかを考えていきましょう。
- 高1の学習内容を総復習すること
- 高2の授業内容を理解すること
高1の学習内容を総復習すること
大学受験において、高校1年生の学習内容の重要性は非常に高く、
基礎の確認としても欠かせないものです。
受験科目によっては、(特に数学や、物理、化学といった理系科目の場合)
高校1年生の範囲が受験範囲の約4割から5割を占めていることがあります。
高2の授業内容を理解すること
高校2年生においては、より深い学習が求められ、
数学や英語といった科目においては、
これまで以上に高度な知識や技能が必要となってきます。
数学においては、
高校1年生までの基礎を踏まえた上で、
三角関数や微積分といった応用的な知識を学ぶ必要があります。
また、英語においては、基本的な文法や語彙力を身につけた上で、
長文読解や英作文といった高度なスキルを磨く必要があります。
高2の勉強は脱落率が高い
それに加え、高校2年生における脱落率は総じて高く、全体の約10%にも及びます。
このような脱落率の高さは、
学習習慣の欠如や勉強量の不足が大きな要因となっています。
したがって、高校2年生においては、
授業で学んだ内容を復習するとともに、
予習にも力を入れることが重要になってきます。
文系か理系か決める
文系か理系かによって重要、優先すべき科目は決まってきます。
文系→英語が最優先で、国語を苦手科目にしない
理系→数学、英語が最優先
文系と理系のメリットデメリットについては、以前に別の記事でも述べていますので、参考にしてみてください。
文系志望の場合
- 英語力を徹底的に(具体的には英検準1級)
- 英単語を8000語水準
- 古文の苦手意識をなくす
- 論理的思考力の土台を作る
文系に進学を考えている高校2年生が、目の前の多くの課題に直面していることです。
大学受験への準備は、ただ学問を深めるだけではなく、
言語力の向上や論理的思考力の習得など、さまざまなスキルが求められます。
それでは、具体的にどのようにこれらの問題を解決するか見ていきましょう。
英語力を最大限に高める
具体的には、高校2年生のうちに英検準1級まで習得をしてください。
英語が苦手な人からすると英検準1級なんて無理!?と思うかもしれませんが、
適切に対策を詰めば、合格する自体は難しくありません。
昨今は大学入試でも(早慶でも)使用できる場合が多いため、
現在の大学入試で臨む大学受験生であれば、
英検を受けてないのは後々大変ですので、
受験勉強で忙しくなる前に必ず受けるようにしておいてください。
英検準1級の対策についてはこちらのブログで記載しています。
高校2年生のうちに英検準1級水準をクリアすることができれば、、、
3年生の時にはその上のレベルである1級水準をクリアすることも難しくありません。
当塾の塾生に対しては、高校3年生時に英検1級水準の単語量は求めます。
英単語を8000語水準にする
英単語8000語水準というとどれくらいかというと、、、
英検準1級水準であり、早慶などの難関大学に必要な語彙数になります。
英検準1級はライティングを重点的に行うことで合格することはできますが、、、
それでは、大学入試で英語がある場合は乗り切ることができません。
単語を覚えるのは非常に大変です。
最初のうちは、
勉強時間のほとんどを使ってしまうといっても過言ではないでしょう。
ですが、それを高校3年生の時に行ってしまうと・・・正直、難関大学の合格は難しいです。
難関大学に合格するためには、英語力は必要不可欠であり、
その根幹には、単語力があるというのを忘れないようにしてください。
古文の苦手意識をなくす
古文を得意にするための第一歩は、
その基本的な文法を理解することです。
例えば、「~し」という終止形や「~き」という連体形など、
基本的な活用形にまずは触れてみましょう。
古文単語の学習
古文単語の学習を開始する際には、
まず基本的な300語を身につけることを推奨します。
そのスタートラインとして、「いと(非常に)」、「けり(過去)」、「ぞ(強調)」、「つつ(進行形)」などの基本用語を掴むと良いでしょう。
古文単語は英単語と比較すると数自体は少ないのですが、
その一語一語が持つ意味の範囲が広いことが特徴となっています。
例えば、「いと」は「非常に」を示す他、感情を強調する表現としても使用されます。「けり」は過去形を表すと同時に、確認のニュアンスも含みます。
以上のような古文単語の多義性を理解することで、
単に暗記するだけではなく、
その本質的な概念を深く把握することが求められます。
これにより、古文の理解力が向上し、全体の文脈理解につながります。
古文単語を効果的に覚えるためには
古文単語を覚える方法は人それぞれですが、
ここでは特に効果的だと思われるいくつかの方法を紹介します。
- 「単語が持つイメージを具体化する」
- 「文脈に沿った例文を用いて単語を学ぶ」
- 「単語の語源や漢字の意味を活用する」
- 「視覚的なヒントを用いる」
「単語が持つイメージを具体化する」
まず、「単語が持つイメージを具体化する」という方法です。
例えば、「あはれ」は感動や興奮を表す単語です。
覚えるときは、
何か美しい風景や感動的な出来事を見て「あはれ」と感じる情景を
思い浮かべるといいでしょう。
「文脈に沿った例文を用いて単語を学ぶ」
次に、「文脈に沿った例文を用いて単語を学ぶ」という方法があります。
たとえば、「おほけなく」は「とても」という意味ですが、
実際の文「おほけなく人に思ふこそ、あはれなり」を読んで、
その中で「おほけなく」がどう使われているかを理解することで、正確な意味とニュアンスを掴むことができます。
「単語の語源や漢字の意味を活用する」
また、「単語の語源や漢字の意味を活用する」方法は、
単語の本質を理解するのに役立ちます。
具体的には、古文単語の元となった言葉や、
それがどのように使われていたかを知ることで、単語の全体的な意味を把握できます。
たとえば、「かなし」という単語ですが、
これは現代日本語で「悲しい」と同じ意味を持ちます。
しかし、単に「悲しい」と覚えてしまうと、その背後にある感情の豊かさを見逃してしまうかもしれません。
そこで、「哀しい」という漢字を使って覚えると、この「かなし」が表現する感情の深さや重みを感じ取ることができます。
「哀」の字は、心から湧き上がる深い悲しみや悔しさを表しており、
「かなし」という単語がそれを含んでいることを理解することで、古文を読むときにその感情をより深く理解できます。
さらに、「かなし」は、平安時代の文学作品において、
男女の別れや哀愁漂う風景を表す際によく使われます。
このような背景を知っていると、「かなし」という単語が登場する場面で、
その情景をよりリアルに想像することができ、作品全体の理解が深まるでしょう。
このように、単語の語源や漢字の意味を活用することは、
単語を単なる記号としてではなく、文化や感情、人々の生活と密接に関わるものとして理解するための重要な方法です。
参考書選びの際に・・
このように古文単語を選ぶ際には、できる限り漢字の意味が載っているものを選ぶようにしましょう。
覚えるのは最初は大変かもしれませんが、難関大学に合格する!という目標を考えたのであれば、漢字の理解は必要不可欠です。
「視覚的なヒントを用いる」
さらに、「視覚的なヒントを用いる」もおすすめの方法です。
イラスト付きの古文単語帳を使うと、単語の意味をイメージしやすくなります。
例えば、「さらに」は「その上に」という意味なので、
何かが積み重なっていく様子を描いたイラストを見ながら覚えるといいでしょう。
また、古文単語は英単語とは違い、
現代の日本語と似たような意味を持つものや、
微妙に違う使い方をするものがあるため、
単語が持つ複数の意味を覚えることが大切です。
例えば、「ためしに」は一見「試しに」と似ていますが、「ためしに」は「実際に」「事実として」といった意味が強いことを理解しましょう。
古文単語帳で強調された(例えば赤字で書かれた)意味を
重点的に覚えると良いでしょう。
赤いシートを用いて、目立つ部分だけを覚えるのも効果的な方法です。
これらのアドバイスを利用しながら、
自分に合った学習法を見つけて古文単語の学習を進めてみてください。
初めて古文を学ぶときは大変かもしれませんが、
自分なりの方法で進めていくことで、少しずつ古文の世界が開けてくるはずです。
「古文が苦手!」という人の多くは、
このような基本的な文法がまず頭に入っていません。
まずは基本文型や活用形に慣れ、また単語を覚えて、具体的な文章に触れて読解力を身につけましょう。
古文は一見、奥深く難しそうに見えますが、
基本文法から着実に学び、実際の文章を読む経験を積むことで、
その苦手意識は徐々に薄れていきます。
古典文法は活用表が頭の中に思い浮かぶレベルで!
古文基本単語300を覚える!
現代文を通して論理的思考力の土台を作る
論理的思考力を鍛えるためには読書が最適な方法と言われています。
しかし、ただ漫然と文字を追っていくだけでは、
その効果を十分に享受することはできません。
では、具体的にどのように読むべきなのでしょうか?
まず、「論理的思考力」を鍛えるためには、
「読む技術」の向上が欠かせません。
しかし、一体どのように読めばいいのでしょうか?
これができれば、
文章全体の流れを掴むことが可能になり、読む速度や理解度が向上します。
たとえば、ある評論文を読んでいて、「著者がなぜその主張を持つのか」を理解するためには、
その前提や理由、結論へのつながりなど、文章全体の構造を理解する必要があります。
それでは、この問題をどのように解決すれば良いのでしょうか。
具体的な解決策としては、以下のようなものが挙げられます。
- 要約トレーニング
- 論理的読解法を学ぶ
要約トレーニングとは?
文章の中から重要なポイントを抽出し、
自分の言葉で表現することで、文章の核心をつかむ力を鍛えます。
たとえば、新聞の社説を読んだ後に、
その内容を一言でまとめる練習をするといった方法があります。
論理的読解法を学ぶとは
文章の中にある情報を整理し、
それがどのようにつながっているのかを見つける技術のことです。
たとえば、文章を読み進める中で「しかし」「だから」「その結果」などの接続詞を見つけたら、その前後の文を注意深く読むことで、文章の論理構造を掴むことができます。
以上のように、読書を通じて論理的思考力を鍛えるためには、
ただ読むだけではなく、「どのように読むか」が重要です。
これらの方法を実践してみて、
あなたの読書の質を向上させ、論理的思考力を鍛える一助としてください。
高2年の文系受験生がやっておくと良い参考書
英検2級でる順パス単:この参考書は英検2級の単語学習に重点を置いており、過去5年間の出題問題を基にして頻繁に出る単語を順番にまとめています。音声をダウンロードでき、スマートフォンやパソコンを利用して学習できます。さらに、学習成果を試すテストも含まれています。
単熟語ex準1級:この参考書は英検準1級の単語・熟語学習に焦点を当てています。過去15年間の出題問題を詳細に分析し、最新の出題傾向に基づいた約2,400の単語・フレーズを収録しています。
英文熟考上・下:この2巻の参考書は大学受験の英文解釈学習用です。それぞれのセクションは特定のテーマに基づいて構成されており、解釈の学習を進めていきます。上巻はセンター試験レベルから、下巻は私立大学の難関レベルの英文解釈を学ぶことが可能です。
ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル:このドリル形式の参考書は古典文法の基本を理解するためのものです。河合塾のシリーズの一部で、古典文法の基本事項をしっかりと把握しながら学習を進められます。
つながる・まとまる古文単語500PLUS:この参考書は古文単語学習を主に扱っています。古典作品や入試問題を厳密に分析し、基本的な古文単語から入試でよく出る単語までをカバーしています。
理系志望の場合
高1の内容を復習しながら、高2で学ぶ理科や数学の内容にも力を入れつつ、
また、英語も重要な非常に科目なので、英語力の向上にも努めましょう。
超重要!
英語と数学は理系受験であれば、どこでも必要なので早めに得意科目にする!
英語と数学に重点を置いて勉強すること
英語と数学は受験において高得点を狙いやすい科目であり、安定して得点を挙げられるからです。
しかし、これには注意が必要です。
英語と数学は習得にものすごい時間がかかる・・
英語を習得レベルまで学ぶためには少なくとも3000時間が必要だと言われています。
大学受験レベルと仮定しても、
少なく見積もっても1500時間程度は必要です。
対して、高校数学を自学するにはおおよそ470時間が要るとされています。
難関大学レベルまで・・と考えると
その1.5倍くらいは、時間がかかると仮定して良いでしょう。
結論として・・・
正しく勉強すれば・・
勉強時間をかけることができれば、合格レベルまで持っていくのは難しくない!!
入試戦略でも英語、数学が重要
英語の重要性について具体的なデータを交えて考えてみましょう。
例えば、過去の大学入試結果を見ると、
英語は受験生の合格に大きく寄与する科目であることが明らかです。
実際、英語の平均正解率が高い学生ほど、
他の科目でも高得点を取りやすいというデータがあります。
さらに、大学生活においても英語力は必須です。
例えば、理系の学生が参考にする論文の約70%が英語で書かれており、
自分の研究を世界に発信するためには、英語で論文を書くことが求められます。
一方、もちろん数学も無視できません。
理系ですから、当然数学の配点は高くなっていますので、
数学ができない=不合格という形になるのです。
特に理系学生にとって重要なのが微積分です。
これは理論物理などの他の多くの分野で必要とされるスキルで、
基礎を理解していれば、他の科目でも問題解決のアプローチが変わることがあります。
たとえば、大学の理系学部の学生のうち、
微積分の基礎をしっかりと理解している学生は、
物理や化学の科目でも平均的に高い得点を取る傾向があるというデータがあります。
以上の考察から、解決策として、理系受験生は英語と数学の両方をバランスよく学習することが重要と言えます。
理系受験生は、できないからといって英語から逃げないことが重要です。
最先端科学を学ぶには英語が必要不可欠です。
理系志望の場合、英語はできないと失格
高校2年生の理系で英語を重点的に勉強する理由はいくつかあります。
まず、理系で数学ができない人というのは論理的には存在しないでしょう。
なぜならば、昨今の大学入試の事情を考えれば、
からです。
そのため、理系のボトルネックとなる科目は英語となりがちです。
ですが、英語は他の科目と比べて継続的な学習が必要ですし、
高2で英語力を向上させることで、
高3の時に他の理系科目に集中することができます。
さらに、英語は他の科目とは異なり、長期間にわたって学習することで効果が現れる科目です。
高2で英語の基礎を固めることで、高3での英語の応用力を身につけることが容易になります。
英語力を早い段階で向上させることで、
高3で他の理系科目に集中し、受験に臨むことができるようになります。
理系志望は高2での数学の進度がポイント
理系志望の場合、高2で数学を重点的に勉強する理由はいくつかあります。
基礎学力の確立
高校数学3年生で学ぶ微積分は、高校数学の中でも最も難度が高いとされています。
微積分は、数学の基礎概念を理解することが前提となり、
単なる計算問題ではなく、論理的思考力を要する問題が多く出題されます。
高校数学3年生での微積分の難易度は、以下のようになっています。
- 微積分の基礎概念の理解:やや難しい
- 微分の計算方法の習得:やや難しい~難しい
- 積分の計算方法の習得:難しい
高校3年生での微積分の学習は、
理系の大学受験において非常に重要な要素となります。
高校数学3年生での微積分学習には、十分な時間をかけた学習計画を立て、
基礎から着実に学ぶことが求められます。
高校数学3年生の夏休みまでには、
微積分の学習を一通り終えておくことが望ましいとされています。
高校3年生での微積分の学習に加えて、
大学入試における数学の難易度も上がっていることを踏まえ、
高校生のうちから数学力をしっかりと身につけることが求められます。
日頃から問題演習や模擬試験などを通じて、
自分の実力を把握し、不足している部分を補う努力を継続的に行うことが、
高校生活を有意義なものにするためにも必要なことでしょう。
理系受験生がやっておく参考書
“数学入門問題精講”:学習初期における基本的な事項の理解と問題解決能力の育成です。基本的な問題を「入門問」として取り上げ、教科書から入試問題を解くための橋渡しを行います。各テーマの解説は、「基礎問」→「精講」→「解答」→「ポイント」→「演習問題」の順で進められます。
“数学基礎問題精講”:基本問題について詳細に説明しています。学習の早い段階で基本的な事項の理解と問題解決能力を養うことがその目的です。入試に出題される基本的な問題を「基礎問」として取り上げ、教科書から入試問題を解くための橋渡しを行います。特に、私立大に出題が多い小問集合が確実にクリアできる力がつきます。
“合格る計算”:数学I・A・II・B、Ⅲの内容をカバーし、高校の基本から共通テストレベルの問題まで収録しています。この参考書を活用することで、基本的な計算力を養うことができます。
“数学の坂田先生シリーズ”:全部シリーズを行うのは難しいですが、ほとんどの分野は出題があるので、苦手な分野に絞ってやっていくようにしてください。
数学の坂田先生についてはこちらでも説明しているので確認してください。
“黄色チャート”:特に数学の弱点を補うために推奨しています。
分野を絞ってチャートで演習することを推奨しています。ただし、全範囲をやるのは時間的に難しいとのことなので、分野を選んでやることを推奨しています。
黄色チャートについてはこちらでも説明しているので確認してください。
正しい勉強をすれば必ずできるようになります!
厳しい大学進学の道を突き進むために、高2からの早期スタートは欠かせません。
きちんとした計画を立てて、優先順位を決め、進行していきましょう。
文系の皆さんは、英語と古文のスキルアップを目指しましょう。
英検準1級の取得と英単語8000語のマスターを目標に、古典文法にも触れ、読解力を高めていきましょう。
理系の皆さんは、英語と数学の基本に注力しましょう。
高2では基本概念をしっかりと理解し、高3でその応用力を培うことを目指しましょう。数学の教科書をしっかりと解き、微積分も自由自在に扱えるようになりましょう。
以上が、我々が提案する勉強法です。これを守り、きちんとしたスケジュールを組むことで、大学受験への準備は確実に整っていきます。そして、確実に合格への道を切り開いていきます。
そして忘れてはならないこと、それは受験はあなたの努力次第で未来を切り開く大きなチャンスです。このチャンスを最大限に活かし、あなた自身の未来を切り開いていきましょう。必ずやあなたの夢は叶うはずです。全力で応援しています!
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