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慶應義塾大学商学部【数学】| 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.09.05

慶應義塾大学商学部 商学部の数学はほとんどの問題がマーク方式ですが一部記述式もあります。 全体概観:配点100点 時間70分 例年大問は3、4問です。 ページ目次出題範囲・頻出分野・難易度対策慶應義塾大学 商学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします 出題範囲・頻出分野・難易度 出題範囲は数学Ⅰ

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  • 慶應義塾大学商学部

    商学部の数学はほとんどの問題がマーク方式ですが一部記述式もあります。

    [toc]

    全体概観:配点100点 時間70分

    例年大問は3、4問です。

    出題範囲・頻出分野・難易度

    出題範囲は数学ⅠAⅡB(確率分布と統計的推測を除く)となっています。
    頻出分野は微積分、確率、数列、ベクトルです。商学部の特徴として融合問題が多く、総合力が求められます。また商学部らしい企業戦略の題材とした問題がたまに出題されるのも特徴です。
    難易度については難問奇問はないですが、文系学部としては難しいです。試験時間を考えると、計算力の養成が不可欠です。解ける問題から解いていくのが高得点をとるポイントになってきます。

    対策

    慶應商学部数学の問題を解いていくにあたって、どのように考えていくのが良いのかをお伝えしていきます。

    基本事項の定着

    数学力を身につけることが大事となりますが、そのためには基本的な問題が解けるようになることが重要です。商学部は典型的な問題を解く力がどれだけ身についているかが得点にひびいてくるので、教科書の例題や標準的な問題集を繰り返し解くことが大切になってきます。

    過去問の勉強

    過去問などを中心に、とくにマーク式の問題集などを使って十分準備をしている必要があります。

    計算力をつける

    すべてマークシートなので計算ミスが命取りになります。そのため、迅速かつ正確な計算力が必要となります。日ごろの問題演習で要領よく正確に計算していくとともに、より早く解ける別解や公式も身に着けておきましょう。またマーク式の問題は結果のみを求められます。マーク式特有のワザ(漸化式の問題なら数字を入れて答えを類推する)などそういった方法も身に着けることが大切です。

    問題例

    [su_box title="2013年度  大問Ⅱ" style="glass"]

    keiosyo

    [/su_box]
    (i)問題文の定義にしたがって計算します。
    \langle\vec{p},\vec{q},\vec{r}\rangle=(\vec{p}\bullet\vec{q} )\vec{r}
    ここで\vec{p}\bullet\vec{q}=11より
    \langle\vec{p},\vec{q},\vec{r}\rangle=11\vec{r}=(33,11,22)
    となります。

    (ii)x_{n+1}x_{n}の関係を求めるためにa_{n+1}を計算します。


    両辺に底2の対数をとると

    またよりx_{1}=\log_2 2\sqrt{2}=\frac{3}{2}
    よって漸化式を解くと、x_{n}=\frac{3^{n}}{2}
    となります。

    (iii)
    \langle\vec{a},\vec{b},\vec{c}\rangle\bullet\langle\vec{b},\vec{c},\vec{a}\rangle=(\vec{a}\bullet\vec{b} )\vec{c}\bullet(\vec{b}\bullet\vec{c} )\vec{a}=(\vec{a}\bullet\vec{b} )(\vec{b}\bullet\vec{c} )(\vec{c}\bullet\vec{a} )=\vec{0}
    また\vec{a},\vec{b},\vec{c}はそれぞれ零ベクトルでないので、求める必要条件は
    \vec{a}\vec{b}が垂直、または\vec{b}\vec{c}が垂直、または\vec{c}\vec{a}が垂直
    となります。

     

    (iv)
    \langle\vec{a},\vec{b},\vec{c}\rangle+\langle\vec{b},\vec{c},\vec{a}\rangle+\langle\vec{c},\vec{a},\vec{b}\rangle=(\vec{a}\bullet\vec{b} )\vec{c}+(\vec{b}\bullet\vec{c} )\vec{a}+(\vec{c}\bullet\vec{a} )\vec{b}=\vec{0}

    ここでもし\vec{a}\bullet\vec{b}\neq\vec{0}とすると以下のように書けます。
     \vec{c}=- \frac{ \vec{b} \bullet \vec{c} }{ \vec{a} \bullet \vec{b} } \vec{a} - \frac{ \vec{c} \bullet \vec{a} }{ \vec{a} \bullet \vec{b} } \vec{b}

    これは、4点O、A、B、Cが同一平面上にないという条件に反するので\vec{a}\bullet\vec{b}=\vec{0}となります。

    同様にやっていくと\vec{b}\bullet\vec{c}=\vec{0}\vec{c}\bullet\vec{a}=\vec{0}となります。
    よって答えは
    \vec{a}\vec{b}が垂直かつ\vec{b}\vec{c}が垂直かつ\vec{c}\vec{a}が垂直

    となります。

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早稲田大学商学部【数学】|本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.09.04

ページ目次早稲田大学商学部数学の勉強法、対策について早稲田大学商学部数学の全体概観早稲田商学部数学の出題範囲・頻出分野早稲田商学部数学の対策早稲田大学商学部数学の出題例から考える早稲田商学部に合格するための参考書早稲田大学商学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします 早稲田大学商学部数学の勉強法

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  • 早稲田大学商学部数学の勉強法、対策について

    商学部の数学は空所補充形式解答と記述式解答で、結果だけでなくそれに至るまでの過程を書く記述力が求められます。全て解き切るのは時間的にあまり余裕がないので、手際よく正確に解いていくことが大切になります。

    [toc]

    早稲田大学商学部数学の全体概観

    配点60点 時間90分

    例年大問は3問で、[1]は小問、[2],[3]では記述式になっています。

    早稲田商学部数学の出題範囲・頻出分野

    出題範囲は数学ⅠAⅡB(確率分布と統計的推測を除く)となっています。
    頻出分野は数列、ベクトル、図形と三角関数、三角関数、微積分、整数問題です。
    近年整数問題の出題頻度が非常に高く、難易度も文系ではトップレベルに難しいです。

    また微積分ついては2014、2016年度の[2]で出題されています。
    難易度については基礎から応用まで幅広く出題されています。本質的な理解を問う問題や思考力を問う問題が出されるのも特徴です。

    早稲田商学部数学の対策

    早稲田商学部数学の問題を解いていくにあたって、どのように考えていくのが良いのかをお伝えしていきます。

    [word_balloon id="1" balloon="line" name_position="under_avatar" name="ブタトン" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="false" avatar_hide="false" box_center="false" font_size="17" name_color="#10193a" position="R" bg_color="#8de055" font_color="#fff"]どのような形で対策を積んでいくのがベストなのかをおつたえしていきます。[/word_balloon]

    基礎問題の演習

    文系学部としては、かなり難しく準備を十分にできたかどうかで差がつくといえます。
    そのため、数学受験の人は十分に準備してください。

    数学力を身につけることが大事となりますが、そのためには基本的な問題が解けるようになることが重要です。公式を単純に適用する問題が少なく、基本事項を本質的に理解していないと対応できない問題が多いので、公式を覚える際にはどの定義から導き出されてどのように公式を使うのかを常に考えながら問題演習をしていくのが良いでしょう。
    こうした思考をすることで、後々応用問題を解く際にも役に立つ論理力を身につけることができます。

    [word_balloon id="1" balloon="line" name_position="under_avatar" name="ブタトン" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="false" avatar_hide="false" box_center="false" font_size="17" name_color="#10193a" position="R" bg_color="#8de055" font_color="#fff"]数学といえど大事なのは何度も繰り返し行うという基礎学力が重要ですよ![/word_balloon]

    頻出分野の問題演習

    出題範囲を満遍なく勉強をすることは当然として、頻出分野は特に意欲的に問題演習をしていく必要があります。特に数列、微積分、場合の数・確率、三角関数は得意分野になっているようにしておきましょう。

    整数問題についても頻出分野となっています。勉強しにくい分野ですが基本パターンは存在するので、習熟しておくと良いでしょう。先述の通り、早稲田商学部ではかなり難度の高い整数問題が出題されます。試験時間との兼ね合いから完答する受験生は限りなく少ないでしょうから部分点を稼ぎにいくスタイルでいいと思います。問題もガウス記号、不定方程式、格子点と様々ですから対策はしにくいです。

    またベクトル、図形と方程式も頻出分野です。この分野については図やグラフを実際に書いてイメージを養うトレーニングをしていくのが良いでしょう。

    [word_balloon id="1" balloon="line" name_position="under_avatar" name="ブタトン" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="false" avatar_hide="false" box_center="false" font_size="17" name_color="#10193a" position="R" bg_color="#8de055" font_color="#fff"]当たり前ですが、、頻出分野は得意になっていないとね。[/word_balloon]

    記述式と同様に考えて解答作成の練習をする

    答えのみの回答だからといって記述練習を怠るのではなく、普段から途中式や導出過程、細かい条件まで含めた解答作成を心がけましょう。

    記述式では答えより答えに至るまでの道筋の方が重要視されます。答えがあっていたとしても、記述がめちゃくちゃなら点数はほとんど0に等しいと思った方がいいです。
    循環論法に気を付けたり、必要十分性を常に考えながら議論を進めると論理の穴は少なくなるでしょう。
    というものの記述の大問2、3は文系にとっては難しく、ほとんど差がつかないことが予想されます。
    ある程度議論に飛躍や不備があったとしてもあまり気にせず、答えまでの考え方や論述の骨組みを明確に示し、他の受験生との差別化を図るのも作戦です。自分で色々シュミレーションして本番に備えると大きな失点は防げるとおもいます。

    [word_balloon id="1" balloon="line" name_position="under_avatar" name="ブタトン" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="false" avatar_hide="false" box_center="false" font_size="17" name_color="#10193a" position="R" bg_color="#8de055" font_color="#fff"]実力があるのに落ちるパターンは油断している時に起こります。難しい問題が多いですが、まずは当たり前のことを当たり前に行えるようにしてください。[/word_balloon]

    速く正確に解くための計算力をつける

    大問が3題で60分と、1問あたりにかけられる時間は単純計算で20分です。問題量や難易度を考えると決して余裕があるとは言えません。そのため、迅速かつ正確な計算力が必要となります。日ごろの問題演習で要領よく正確に計算していくとともに、最後の答えまでたどり着けるように練習していきましょう。

    過去問を解く際には・・・

    問題演習に慣れてきたら、実際に過去問に取り組みましょう。この際、本番通りの時間で解くことが大切です。数学ではどの分野が何問目に出るかが分からないので、時間を測って問題演習をし、自分が解きやすいと思った問題から解き始めることが重要です。
    あまり1つの大問を完答することにこだわりすぎるとかえって点数が下がってしまいます。大問前半の比較的易しい問題を確実に解答することで、得点を伸ばしていきましょう。ただし、時間内に解けなかった問題もその後に問題演習として解くことも大事です。時間内に解けなかった問題は必然的に苦手な問題であるため、苦手をつぶす意味でも解けなかった問題の復習をしましょう。

    早稲田大学商学部数学の出題例から考える

    [su_box title="2015年度 商学部 数学 大問1(ⅰ)、(ⅱ)" style="glass"]syougakubu[/su_box]

    小問集合の問題です。

    (1)まず、(ii)の式を実際に解いてみましょう。
    n= \int_ {a_{n} }^ {a_{n+1}} (x+ \frac{1}{2} ) dx\\= \frac{1}{2} \int_ {a_{n} }^ {a_{n+1}} (2x+ 1 ) dx\\= \frac{1}{2} \left[x^2+x\right]^ {a_{n+1}} _ {a_{n}}\\ = \frac{1}{2} \big( a^{2} _{{n+1}}+ a_{n+1}- a^{2} _{{n}}- a_{n} \big) \\\therefore a^{2} _{{n+1}}+ a_{n+1}- a^{2} _{{n}}- a_{n} =2n

    となります。実際にこのように積分してもいいのですが、被積分関数が一次関数なのでこの積分は要するに台形の面積を求めろということなので、実際にそれをイメージして解くのもいいでしょう。
    次に漸化式が求まったので、実際にn=1から調べてみましょう。
    n=1 : a ^{2} _{2}+ a_{2} -a^{2} _{1}- a_{1}=2\\ a ^{2} _{2}+ a_{2} -2=0 \big(\because a_{1}=0 \big)\\\big( a_{2}+2 \big) \big( a_{2}-1 \big)=0 \\\therefore a_{2}=-2 \big(\because a_{n} < 0 \big)

    n=2 : a^{2} _{3}+ a_{3} -a^{2} _{2}- a_{2}=2\\ a ^{2} _{3}+ a_{3} -6=0 \big(\because a_{2}=-2 \big)\\\big( a_{3}+3 \big) \big( a_{3}-1 \big)=0 \\\therefore a_{3}=-3 \big(\because a_{n} < 0 \big)

    n=3 : a ^{2} _{4}+ a_{4} -a ^{2}_{3}- a_{3}=2\\ a ^{2} _{4}+ a_{4} -12=0 (\because a_{3}=-3 \big)\\\big( a_{4}+4 \big) \big( a_{4}-3\big)=0 \\\therefore a_{4}=-4 \big(\because a_{n} < 0 \big)

    この時点でa_{n}=-nであると予想できます。答えもa_{n}=-nです。

    本来なら数学的帰納法を使って証明してから答えを埋めるべきでしょうが、本番だったら答えを書いて時間があれば証明してみるといいと思います。
    帰納法で証明についてはここでは割愛します。

    (ii)∑のままだと今回計算が進まないので、Σをばらしましょう。
     \sum^{7}_{k=1}\log_2 \cos \big( \frac{k \pi }{16} \big)\\\\ =\log_2 \cos \big( \frac{\pi }{16} \big)+\log_2 \cos \big( \frac{2 \pi }{16} \big)+\log_2 \cos \big( \frac{3 \pi }{16} \big)+\cdot\cdot\cdot+\log_2 \cos \big( \frac{7 \pi }{16} \big)

    ここで、前から順番に足していくのはあまりいい方法ではありません。

    今回対数と三角関数が絡んでいます。
    ・対数はlogA+logB=logAB
    ・三角関数同士の足し算、掛け算は三角関数で書ける(和積、積和公式のこと)
    ・三角関数はsin,cosは位相をずらせばどっちでも書ける
    という性質があります。

    その性質を考えたうえで以下の式変形を考えるとこうするべきというのがお判りでしょうか?

     

     

     

    次に{ }の中の後ろにあるcosをsinで書き換えてみましょう。そうすると倍角の公式が公式が使えるというのが見えてきます。

    倍角の公式を使うと

    (与式)=\log_2 \big( \frac{1}{2} \sin \frac{\pi}{8} \big)+ \log_2 \big( \frac{1}{2} \sin \frac{\pi}{4} \big)+\log_2 \big( \frac{1}{2} \sin \frac{3\pi}{8} \big)+\log_2 \frac{1}{ \sqrt{2} }

    対数の中身をばらしてまとめると

     

    \therefore \sum^{7}_{k=1}\log_2 \cos \big( \frac{k \pi }{16} \big)=- \frac{11}{2}
    となります。

    早稲田商学部に合格するための参考書

    当塾で使用していて早稲田大学商学部に合格へ必要な参考書を紹介します。もちろん、当塾の場合は一人一人個別にカリキュラムを作成するため下記のようなカリキュラムは一例となります。参考書は何をやるかよりも、どのような目的で使用するかというが大事です。闇雲に行って情報量に圧倒されてしまうのではなく、1つ1つ目的意識を持って勉強していきましょう。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/rikeisugaku-benkyo/"]

    早稲田大学商学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします

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【慶應経済|数学】完全攻略と徹底対策|慶應専門塾が監修

2016.09.04

ページ目次慶應義塾大学経済学部数学の完全攻略慶應経済の合格最低点と目標得点出題範囲・頻出分野・難易度慶應経済の数学対策慶應経済数学の合格する解き方とは?慶應義塾大学経済学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします 慶應義塾大学経済学部数学の完全攻略 経済学部の数学はマーク方式と記述式解答で、結果だ

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  • 慶應義塾大学経済学部数学の完全攻略

    経済学部の数学はマーク方式と記述式解答で、結果だけでなくそれに至るまでの過程を書く記述力が求められます。
    問題レベルは標準的な問題が多いものの文系学部の問題としては高めです。
    また、受験科目の影響と経済学がそもそも数学を使った学問のため、
    理系の受験生や理系難関国公立、医学部との併願で受験する人も多数います。
    高いレベルでの闘いになることは覚悟して受験に望んでいきましょう。

    [toc]

    全体概観:配点150点 時間80分

    例年大問は6問で、[1]~[3]は小問、[4]~[6]では記述式になっています。

    慶應経済の合格最低点と目標得点

    [keio-keizai-a-goukakusaitei]

    数学は難しいですが、70~80点程度は取りたいです。

    出題範囲・頻出分野・難易度

    出題範囲は数学ⅠAⅡB(確率分布と統計的推測を除く)となっています。
    頻出分野

    数列、ベクトル、図形と三角関数、微積分、指数・対数、確率

    また集合・命題の分野の問題が出されており、論理的思考力を問う問題も出されています。
    難易度については教科書の章末問題レベルから標準的な問題のものが出題されています。
    思考力を問う問題が出されるのも特徴です。

    慶應経済の数学対策

    慶應義塾大学経済学部の数学の問題を解いていくにあたって、どのように考えていくのが良いのかをお伝えしていきます。

    基礎問題の演習

    数学力を身につけることが大事となりますが、そのためには基本的な問題が解けるようになることが重要です。
    そのため、教科書に載っている問題は公式の証明まで行って下さい。
    また教科書以外にも標準的な問題集の例題などを中心に解法や考え方を学ぶ必要があります。

    頻出分野の問題演習

    出題範囲を満遍なく勉強をすることは当然として、頻出分野は特に意欲的に問題演習をしてください。
    特に数列、微積分、指数・対数、確率、べクトル、図形と方程式は得意分野にしていくようにしていきましょう。
    図をやグラフを実際に書いてイメージを養うトレーニングもしていく必要があります。

    記述の演習

    ただ解くのではなく、途中式や導出過程、細かい条件まで含めた解答を作ってください。
    基本的な問題演習をしているうちから実際の入試を意識して解答を作ることで、記述力を早いうちから身につけることができます。
    特に証明問題や場合分けを要する問題では記述力が重要となります。
    証明問題で論理の飛躍があったり、場合分けを書き間違うとそれだけで減点されてしまいます。
    自己採点の際も、解答と照らし合わせながら細かいミスがないかどうかまで確認してください。
    また、図示問題に限らず関数や平面・立体図形が登場する問題もあるので、自分で分かりやすい図を描くことが大事になります。

    正確に高速で解く計算力

    大問が6題で80分と、1問あたりにかけられる時間は単純計算で15分です。出題量の半分ほどがマークシートなので計算ミスが命取りになります。
    そのため、迅速かつ正確な計算力が必要となります。
    日ごろの問題演習で要領よく正確に計算していくとともに、より早く解ける別解やっ公式も身に着けておきましょう。

    過去問を解く際には・・・

    問題演習に慣れてきたら、実際に過去問に取り組みましょう。
    この際、本番通りの時間で解くことが大切です。
    数学ではどの分野が何問目に出るかが分からないので、時間を測って問題演習をし、自分が解きやすいと思った問題から解き始めることが重要となってきます。
    あまり1つの大問を完答することにこだわりすぎるとかえって点数が下がります。
    大問前半の比較的易しい問題を確実に解答することで、得点を伸ばしていきましょう。
    ただし、時間内に解けなかった問題もその後に問題演習として解くことも大事です。
    時間内に解けなかった問題は必然的に苦手な問題であるため、苦手をつぶす意味でも解けなかった問題の復習をしましょう。

    慶應経済数学の合格する解き方とは?

    2014年度 経済学部 数学
    大問2(1)、(2)、(3)

    (1) F \big(x\big)= \frac{1}{3} x^{3}+a x^{2} +bx+c
    より
    F'\big(x\big)=x^{2}+2ax+b
    x=\alpha,\betaで極致をもつので
    f\big(\alpha\big)=f\big(\beta\big)=0
    問題文よりα≠βである
    f(x)の解がα、βということなので解と係数の関係か
    a= -\frac{ \alpha + \beta }{2},b= \alpha \beta
    となります。 l_{ \alpha } , l_{ \beta } をそれぞれ求めると
    l_{ \alpha }:y=\big( \alpha - \beta \big) \big(x- \alpha \big)
    l_{ \beta }:y=\big( \beta - \alpha \big) \big(x- \beta \big)
    よって l_{ \alpha } , l_{ \beta } の交点はこの式を連立すればよいので交点の座標は
     \big( \frac{\alpha+\beta}{2} ,- \frac{ \big(\beta-\alpha\big) ^{2} }{2} \big)
    となります。

    (2)今回求める面積は下図のSです。

    慶應経済

    Aの部分は1/6の公式が使えます。S+Aは三角形の面積なので
    S=S+A-A= \frac{1}{2} \times \big( \beta - \alpha \big) \times \frac{1}{2}\big( \beta - \alpha \big) ^{2} - \frac{1}{6} \big( \beta - \alpha \big) ^{3} \\= \frac{1}{12} \big( \beta - \alpha \big) ^{3}

    (3)(2)で求めたSをa,bを使って表します。
    その際にSを基本対称式を使ってa,bを代入しやすいように変形します。

    ここでk=a^{2}-bとおくと問題文に書いているようにa,bが変化するとab平面上で放物線b=a^{2}-kが下図の領域で共有点を持つことである。(紫:b=a^{2}-1,黄色:b=2a-2,水色:b=2a-4,緑:b-a^{2}-4

    慶應経済2
    kが最大になるのは点(0,-4),(2,0)のときでk=4である。一方kが最小になるのは直線b=2a-2と接するとき、つまり
    a^{2}-k=2a-2\\a^{2}-2a-k+2=0
    が重解を持つときなので、判別式を計算するとk=1となります。ゆえに
    Sの最大値:\frac{2}{3} 4 x^{ \frac{3}{2} }= \frac{16}{3}
    Sの最小値:\frac{2}{3} 1 x^{ \frac{3}{2} }= \frac{2}{3}
    となります。

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    少しでもご興味をお持ちいただいた方は、まずは合格に役立つノウハウや情報を、詰め込んだ資料をご請求ください。

    また、慶應義塾大学経済学部に合格するためにどのよう勉強をしたらよいのかを指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

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早稲田大学人間科学部【政治経済】|本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.08.29

早稲田大学人間科学部 入試難易度: 3.0 時間が足りないということはない。大問4~5問で、政治分野と経済分野が半々の出題です。 ページ目次全体概観対策について実際の入試問題をプロはこう考える!早稲田大学 人間科学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします 全体概観 50点 60分 知識的には教科

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  • 早稲田大学人間科学部

    入試難易度:ico_grade6_3 3.0

    時間が足りないということはない。大問4~5問で、政治分野と経済分野が半々の出題です。

    [toc]


    全体概観

    50点 alarm-clock60分

    知識的には教科書レベルのものも多いが、そのなかでも細かい用語も出題されている。マーク式のテストであるが、難易度は非常に高くなっている。問い方も工夫されていて、「ただ覚えている」だけでは解答できず、「理解しているか」が試される問い方をしてくるところも多い。

    対策について

     

    教科書レベルの用語に関しては確実にこたえられるようにすること。とはいっても、教科書レベルの用語でもかなり細かい用語まで問われてくる。できれば、少し難しめの参考書などを用意して細かい知識まで確認するようにしたい。一番大切なことは、知識レベルを上げていくこと。教科書に出ていることは、「これは出題されるかな?されないだろうから覚えなくていいや」ではなく、「絶対に覚えるんだ」という気持ちで向き合ってほしい。

    また、知識を身につけるときに知識を整理すること。例えば、政治機構について各国を比べて覚え、各国の特色、長所、短所などもまとめて覚えると分かりやすく覚えることが出来る。経済分野の人名については、かなり細かい人物も出ているので要注意。したがって、基本的な人物名については絶対に得点することが必要になってきます。あくまで、「合格するために」何が必要かを考えてみてください。

    実際の入試問題をプロはこう考える!

    ①    下線部(C)に関連して、主権国家が成立したとされる条約のきっかけとなった戦争について、適切なものを1つ選択せよ。

    1 ドイツ農民戦争    2 ユグノー戦争    3 30年戦争

    4 クリミア戦争         5 大祖国戦争

    この問題では、世界史的な知識が問われています。(世界史選択者ならばこの問題はなんということなく解くはずです。)つまり、政治経済を学習するときも、主権国家体制とは何か、どのように成立したのか、ということを意識していかなければならないのです。単に知識を覚えればいいというものではないというのはこういう部分です。

    ②    下線部(E)に関して、不適切なものを1つ選択せよ。

    1 ケインズは、従来の経済学が完全雇用を前提とした経済学であったことに異議を唱えた。

    2 ケインズは、公共投資の重要性を上げると同時に、インフレーション防止のために政府予算の経常支出と経常収入が見合うようにする均衡財政の保持を主張した。

    3 世界恐慌化において新古典派経済学は、大量失業の原因は労働者が高賃金を要求するためであると主張していた。

    4 ケインズは社会全体の有効需要が少ないと財やサービスの生産量が少なくなり、そのために雇用量が完全雇用を満たすには至らないと主張した。

    この問題はどうでしょうか。ケインズについてですね。政経のなかでは基本的な知識ということが出来ると思います。この年(2015年)はアダム=スミスについても出題されています。このような部分は必ず得点しなければならない部分です。

    もちろん、難易度の高い問題に正解することはとても大切なことですが、それ以上に「合格する」ということを考えた時に必要なことはあるのではないでしょうか?そこを軽視しているから成績が伸び悩んでしまうのです。

    過去問を見るときにこのようなことも考えてみてください。

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早稲田大学教育学部【政治経済】|本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.08.29

早稲田大学教育学部 入試難易度: 2.5 知識的な難易度はあまり高くはない。政治分野では憲法の条文、基本的人権や基本的な法制度について問われるなど基本知識があれば対応できるものが多い。経済分野も同じで、制度やその理念を念頭に置いた出題がなされている。 ページ目次全体概観対策について実際の入試問題をプ

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  • 早稲田大学教育学部

    入試難易度:ico_grade6_2h 2.5

    知識的な難易度はあまり高くはない。政治分野では憲法の条文、基本的人権や基本的な法制度について問われるなど基本知識があれば対応できるものが多い。経済分野も同じで、制度やその理念を念頭に置いた出題がなされている。

    [toc]

    全体概観

    50点 alarm-clock60分

    大問は4つというのが近年定着しており、政治分野2問、経済分野2問という構成である。60分の試験時間なので十分対応できそうだが、油断しているとギリギリになってしまう。また、時事問題を絡めて非常に難度の高い問題も作られているので要注意。

    対策について

    まず、基礎知識を身につけること。教科書レベルの用語・理屈は確実に身につけていってください。いくら難問といっても、基本知識の組み合わせで十分に対応可能なはずです。特に成績が伸びていないうちは焦らずに、理解することを中心に勉強してください。その時に、物事のつながりを意識して覚えていきましょう。たとえば、憲法14条=法の下の平等だけでなく、それがどのような問題とつながるのかは必ず意識してください。
    2015年の問題でも公民権法からキング牧師、憲法14条と様々なことに話題が広がっていきます。このような展開についていけるようにしてください。

    また、歴史との関係も気を付けましょう。現在の政治・経済が出来上がったのには様々な歴史的背景があったはずです。
    そこまで意識して学習すれば、歴史的な出来事を問われてもあわてずに済みます。よく「世界史・日本史に絡めた問題が出題される」といいますが、決して世界史・日本史を問われているわけでなく、政治経済の中で歴史的なことを問われています。

    また、グラフの読み取り・計算は頻出です。しかも、グラフに絡めて数問出題されることもありますので、まずは正確に読むことを心がけてください。
    時事問題に関してはかなり細かい知識が必要になってきます。もちろん、すべてにこたえられるのが理想ですが、合格点をとるということを目標にするならば、一般的なことを知っていれば十分でしょう。年末になると様々な塾等から時事問題に関するテキストがでますので、一冊手に入れて仕上げてみてください。(当塾でももちろん、政治経済時事問題徹底指導講座がございます。)

    実際の入試問題をプロはこう考える!

    1971年8月、アメリカのニクソン大統領は米ドルの金への国際交換停止を発表した。この米ドルと金の交換停止は事実上( ア )体制の終焉となった。その後、国際為替市場が( イ )制に正式に移行したのは1973年の2月から3月にかけてである。1973年10月には第一次石油危機が起こり、その影響で既に発生していたインフレーションはさらに進行し、アメリカをはじめ多くの先進諸国がいわゆる( ウ )(インフレと失業の共存)に苦しむこととなった。

    実際の入試では、空欄に当てはまる語を選択する形式でした。しかし、この問題ならばかなり基礎的な知識であると感じることが出来ると思います。もちろん、簡単な部分を切り取ったんだろうと言われればその通りですが、それでもこのような基礎的な事項をきちんとできることが早稲田大学合格への道であるということは理解してもらえると思います。

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慶應義塾大学商学部【地理】| 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.08.25

慶應義塾大学商学部地理 全体概観 配点100点 時間60分 例年大問3題の構成になっています。マークシート方式(選択方式)が中心であるが、記述・論述問題も出題されています。 マークシートは十の位と一の位をそれぞれマークする独特の方式なので、必ず過去問演習などで慣れておいてください。。 60分という時

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  • 慶應義塾大学商学部地理

    全体概観

    配点100点 時間60分

    例年大問3題の構成になっています。マークシート方式(選択方式)が中心であるが、記述・論述問題も出題されています。
    マークシートは十の位と一の位をそれぞれマークする独特の方式なので、必ず過去問演習などで慣れておいてください。。
    60分という時間の割に問題数が多く、スピードも必要となります。

    出題概要

    地誌が非常に多く出題されます。
    また、地域ではヨーロッパがここ数年は出題されていますが、山を張るのは危険です。
    ヨーロッパ以外の地域のこともかなり問われています。

    また、地誌以外の分野も出題されているので系統学習は必ず必要となってきます。
    農業・工業だけでなく、資源・エネルギー・都市・民族なども頻出で、年度によっては観光・人口・都市なども出題されています。また、時事問題にからめた出題もあります。

    さらに、資料を使った問題も多く、かなり細かい統計資料も出題されていますし、地図を使った問題の出題も見られます。論述については、近年は毎年出題されていますが、多くても40字程度ですので、特別な対策は必要ないと思います。

    対策

    まずは、基礎知識を固めることです。教科書レベルの知識をみにつけること、教科書・資料集に出ている統計資料等は必ず目を通しておいてください。統計資料については『データブック・オブ・ザ・ワールド』などで最新のものをチェックしましょう。

    また、センターレベルの地理の参考書からでいいので、基礎知識を固めてください。合格点を取るためにはまずは基礎知識からです。

    地誌については、重視されているので時間をかけて学習してください。地域ごとに、自然・産業・貿易・民族・宗教についてじっくりとまとめること。地名については特に出題されている印象なので、常に地図帳を横において地名を確認しながら学習を進めてください。

    地名を確認するときは、緯度・経度などにも十分注意を払ってください。ここを意識することで位置関係(この都市はこの都市より東にある、など)を把握することができます。

    地誌の学習を進めると同時に時事問題にも注意してください。世界各国の政治・経済の情勢について普段から関心を持ち、国ごとにまとめておくといいでしょう。

    とくに、環境問題や国際経済関係の問題はよく出題されます。冬休み前になるとさまざまな出版社から時事問題がらみのテキストが出版されるので、そのようなものを参考にしてもいいと思います。もちろん当塾でも対策を行っております。

    地理受験でお困りの方はこちらから当塾までご連絡ください。

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    少しでもご興味をお持ちいただいた方は、まずは合格に役立つノウハウや情報を、詰め込んだ資料をご請求ください。

    また、慶應義塾大学商学部に合格するためにどのよう勉強をしたらよいのかを指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

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早稲田大学商学部【政治経済】完全攻略と勉強法|早稲田専門塾が解説

2016.08.16

ページ目次早稲田大学商学部【政治経済】対策・勉強法早稲田大学商学部【政治経済】全体概観早稲田大学商学部【政治経済】出題概要対策1:細かい質問に対してはどうすればよいのか?対策2:応用問題はどう対策すればいいのか?対策3:論述はどのように対策をしていけばよいのか?早稲田大学商学部に圧倒的な実力で合格で

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  • 早稲田大学商学部【政治経済】対策・勉強法

    早稲田大学商学部の政治経済は全分野からまんべんなく出題されています。
    選択式でも、記述式でも計算が必要になるなど、単純に知識を試すだけではない出題がなされます。また、論述問題も数年に一度出題されているので要注意です。

    [toc]

    早稲田大学商学部【政治経済】全体概観

    配点70点 時間60分

    教科書レベルの基礎知識は必ず身につけておきましょう。これをベースに理解力・応用力が試されます。そのうえで話題になっている時事問題にたいしてアンテナを張っておくことも大切です。新聞などに目を通すことや、現代用語の基礎知識なども役に立つかもしれません。
    ほとんどがマークシート・記述式の問題ですが3~4年に一度論述問題が出題されます。ただし、それほどの長文記述ではないので、知識を身に着けるついでに論述の練習、くらいでも大丈夫です。あまり論述を恐れないで学習を進めましょう。早稲田大学全般で言えることですが、解答時間があまりないのでわからない問題を考えるのではなくて諦めて違う問題を解いていき時間を確保していってください。

    早稲田大学商学部【政治経済】出題概要

    政治分野・経済分野共にすべての範囲からまんべんなく出題されます。年表やグラフなどの資料も範囲になっていますし、計算問題も必ず出題されます。また、例年若干経済分野の方に重点を置いた出題がなされています。

    対策1:細かい質問に対してはどうすればよいのか?

    まずは教科書レベルをしっかりと身に着けることです。応用力・理解力といっても、基礎がなければ何も始まりません。教科書のグラフや年表まですべてを身に着けてください。
    もちろん、意味も解らずに丸暗記するだけでは対応できません。とはいえ、全く内容がわからないまま教科書を丸暗記している人はいないと思います。その「理解」をより深く、より広くしていくことは必要ですが、まずは教科書に書いてある内容がわかる、用語を覚えているというところまではたどり着いてください。

    対策2:応用問題はどう対策すればいいのか?

    まずは、資料集を徹底的に活用すること。この中には現代社会の抱える様々な問題点なども解説されているので時事問題対策にもなります。そのうえで、問題演習 を繰り返してください。単純な一問一答ではない問題集で、解説が詳しく、ハイレベルなものを選んでください。問題を解いたあと、正解できたかもたいせつで すが、解説をよく読んで今まで学習したことをどのように考えていったらよいのかを考えてください。

    新聞を読むということも大切です。よく日本経済新聞を読めといいますが、こだわる必要はないと思います
    (もちろん、日本経済新聞もとても面白い記事が多 いと思いますが、他の新聞も同様ですので家にある新聞を見てください。)新聞を読むときは1面から読むようにしてください。政治・経済・国際面に必ず目を 通し、社説も読んでみましょう。全部読むのが大変でも、1面だけは読むなどしてください。さまざまなニュースに対してどのように考えるのか、何が問題点なのかを政治経済の知識とのつながりを考えながら読んでみましょう。

    今までに再婚禁止期間、再生可能エネルギーの固定価格買取問題などの話題が出題されています。統計データや数値もかなり細かいところまで突っ込まれるので、意識して学習をしてください。

    対策3:論述はどのように対策をしていけばよいのか?

    早稲田大学商学部では記述問題に加えて論述問題が出題されます。通常の勉強をしているだけではなかなか論述問題はできるよ うにはなりません。特に、私大だと一問一答でアウトプットを済ましてしまう場合が多いのですが、それではいつまでたっても論述問題はできるようにはならな いのです。
    まずは、用語の説明ができるのかです。これは、日ごろから用語の説明を自分でできるのかを意識していけば大丈夫です。

    出題例からの対策

    [su_box title="2015年大問Ⅲ問3" style="glass"]

    「合計特殊出生率」とは何かを、35字以内で説明しなさい。[/su_box]

    まさに、用語説明です。これの練習は普段から用語の意味を自分の言葉で説明できるようにするしかありません。知識を覚えるときにこのようなことも意識してみてください。

    しかし、用語の説明にとどまらない記述もあります。

    [su_box title="2015年大問Ⅲ問3" style="glass"]

    年金が賦課方式の場合なぜ高齢化が年金財政に悪影響を与えるのかを90字以内で説明しなさい。[/su_box]

    この問題では「年金が賦課方式の場合のデメリット」を「高齢化が進む」という状況の中で説明することを要求されています。賦課方式とは何かという知識を持っているうえで、考える力が求められています。このようなものは練習をするしかありませんので、過去問や問題集を使って演習をしてください。
    書いてみたら、ぜひ先生に添削してもらいましょう。自分だけで学習するのは大変ですので、指導者に相談することをお勧めします。もちろん当塾でも添削の指導をしておりますので、ぜひお問い合わせください。

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早稲田大学政治経済学部【政治経済】|本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.08.16

早稲田大学政治経済学部 入試難易度: 4.0 早稲田大学政治経済部の政治経済は全分野からまんべんなく出題されています。基礎知識をベースにして理解力・応用力がないと解けない問題を出題しています。大問 としては出題がない範囲でも小問をよく見ると問われていたり、問われていなくても答えを導き出すのに知識が必

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  • 早稲田大学政治経済学部

    入試難易度:ico_grade6_4 4.0

    早稲田大学政治経済部の政治経済は全分野からまんべんなく出題されています。基礎知識をベースにして理解力・応用力がないと解けない問題を出題しています。大問 としては出題がない範囲でも小問をよく見ると問われていたり、問われていなくても答えを導き出すのに知識が必要だったりします。また、国際政治・国際経済がらみの出題もあり、大学受験政治経済を考えた時にはとてもレベルの高い問題になっているといえるでしょう。

    [toc]

    全体概観:配点70点

    alarm-clock時間60分

    教科書レベルの基礎知識は必ず身につけておきましょう。これをベースに理解力・応用力が試されます。そのうえで話題になっている時事問題にたいしてアンテナを張っておくことも大切です。新聞などに目を通すことや、現代用語の基礎知識なども役に立つかもしれません。
    また、論述問題が出題されます。ただし、それほどの長文記述ではないので、知識を身に着けるついでに論述の練習、くらいでも大丈夫です。あまり論述を恐れないで学習を進めましょう。早稲田大学全般で言えるこ とですが、解答時間があまりないのでわからない問題を考えるのではなくて諦めて違う問題を解いていき時間を確保していってください。

    出題概要

    政治分野・経済分野共にすべての範囲からまんべんなく出題されます。年表やグラフなどの資料も範囲になっていますし、計算問題も必ず出題されます。

    対策1:細かい質問に対してはどうすればよいのか?

    まずは教科書レベルをしっかりと身に着けることです。応用力・理解力といっても、基礎がなければ何も始まりません。教科書のグラフや年表まですべてを身に着けてください。
    もちろん、意味も解らずに丸暗記するだけでは対応できません。とはいえ、全く内容がわからないまま教科書を丸暗記している人はいないと思います。その「理解」をより深く、より広くしていくことは必要ですが、まずは教科書に書いてある内容がわかる、用語を覚えているというところまではたどり着いてください。

    対策2:応用問題はどう対策すればいいのか?

    まずは、資料集を徹底的に活用すること。この中には現代社会の抱える様々な問題点なども解説されているので時事問題対策にもなります。そのうえで、問題演習 を繰り返してください。単純な一問一答ではない問題集で、解説が詳しく、ハイレベルなものを選んでください。問題を解いたあと、正解できたかもたいせつで すが、解説をよく読んで今まで学習したことをどのように考えていったらよいのかを考えてください。
    新聞を読むということも大切です。よく日本経済新聞を読めといいますが、こだわる必要はないと思います。(もちろん、日本経済新聞もとても面白い記事が多 いと思いますが、他の新聞も同様ですので家にある新聞を見てください。)新聞を読むときは1面から読むようにしてください。政治・経済・国際面に必ず目を 通し、社説も読んでみましょう。全部読むのが大変でも、1面だけは読むなどしてください。さまざまなニュースに対してどのように考えるのか、何が問題点な のかを政治経済の知識とのつながりを考えながら読んでみましょう。

    対策3:論述はどのように対策をしていけばよいのか?

    早稲田大学政治経済部では記述問題に加えて論述問題が出題されます。通常の勉強をしているだけではなかなか論述問題はできるよ うにはなりません。特に、私大だと一問一答でアウトプットを済ましてしまう場合が多いのですが、それではいつまでたっても論述問題はできるようにはならな いのです。
    まずは、用語の説明ができるのかです。これは、日ごろから用語の説明を自分でできるのかを意識していけば大丈夫です。

    出題例

    [su_box title="2014年大問Ⅱ問5" style="glass"]

    日本国憲法第96条は憲法改正を発議する手続きとして「各議院の総議員の三分の二以上の賛成」を求めている。憲法が、衆議院、参議院それぞれにおける特別多数を改正発議の要件としている理由を80字以内で解答欄に記入せよ。[/su_box]

    この問題は、「理由」をきいていますが、この程度ですと考えて解くというよりも見た瞬間に「わかってるよ!」となる問題です。つまり論述問題でも「知識寄り」の問題ということです。

    これをできるようにするにはどうしたらいいのでしょうか?普段の学習の時に、一回自分の言葉で書いてみることです(書くのが大変なら言ってみましょう)。参考書に書いてあるような難しい言葉でなくてもいいです。自分なりに言えるかを確認してください。

    しかし、用語の説明にとどまらない記述もあります。
    [su_box title="2014年大問Ⅱ問5" style="glass"]

    関税の撤廃は日本の消費者と生産者それぞれに、どのような利益と不利益をもたらすであろうか。90字以内で解答欄に記入せよ。ただし、日本の貿易相手国として(1)の解答に該当する3か国から1つを選び、産業の具体例を2つ上げて延べよ。[/su_box]

    この問題では「関税の撤廃によって、生産者がうける利益・不利益」「消費者が受ける利益・不利益」を「3か国から1つ選んで産業の具体例を2つ挙げて」説明することを要求されています。このようなものは練習をするしかありませんので、過去問や問題集を使って演習をしてください。
    書いてみたら、ぜひ先生に添削してもらいましょう。自分だけで学習するのは大変ですので、指導者に相談することをお勧めします。もちろん当塾でも添削の指導をしておりますので、ぜひお問い合わせください。
    カウンセリングはこちらからどうぞ!

    早稲田大学 政治経済学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします

    まずは資料請求・お問い合わせ・学習相談から!

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    少しでもご興味をお持ちいただいた方は、まずは合格に役立つノウハウや情報を、詰め込んだ資料をご請求ください。

    また、早稲田大学政治経済学部に合格するためにどのよう勉強をしたらよいのかを指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

    早稲田大学・政治経済学部に合格したい方は、まずは当塾の資料をご請求ください。

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早稲田大学法学部【政治経済】|本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.08.11

ページ目次早稲田大学法学部の政治経済の対策・勉強法早稲田法学部政治経済の特徴早稲田法学部の政治経済の出題概要早稲田法政治経済対策1:細かい知識への対策早稲田法学部の政治経済対策2:応用問題への対策対策3:論述はどのように対策をしていけばよいのか?早稲田大学法学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をし

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  • 早稲田大学法学部の政治経済の対策・勉強法

    早稲田大学法学部の政治経済は全分野からまんべんなく出題されています。基礎知識をベースにして理解力・応用力がないと解けない問題を出題しています。
    大問としては出題がない範囲でも小問をよく見ると問われていたり、問われていなくても答えを導き出すのに知識が必要だったりします。
    また、国内外を問わず時事問題に対する知識も必要で、大学受験政治経済を考えた時にはとてもレベルの高い問題になっているといえるでしょう。

    [toc]

    早稲田法学部政治経済の特徴

    配点70点 時間60分

    教科書レベルの基礎知識は必ず身につけておきましょう。これをベースに理解力・応用力が試されます。そのうえで話題になっている時事問題にたいしてアンテナを張っておくことも大切です。新聞などに目を通すことや、現代用語の基礎知識なども役に立つかもしれません。
    また、論述問題が出題されます。この出来が合否に大きく左右するので、論述問題を行なう時間を確保しておきましょう。

    早稲田大学全般で言えることですが、解答時間があまりないのでわからない問題を考えるのではなくて諦めて違う問題を解いていき時間を確保していってください。

    早稲田法学部の政治経済の出題概要

    政治分野・経済分野共にすべての範囲からまんべんなく出題されます。年表やグラフなどの資料も範囲になっていますし、計算もんだが出題されることもあります。

    早稲田法政治経済対策1:細かい知識への対策

    まずは教科書レベルをしっかりと身に着けることです。
    応用力・理解力といっても、基礎がなければ何も始まりません。教科書のグラフや年表まですべてを身に着けてください。
    もちろん、意味も解らずに丸暗記するだけでは対応できません。
    とはいえ、全く内容がわからないまま教科書を丸暗記している人はいないと思います。

    「理解」をより深く、より広くしていくことは必要ですが、まずは教科書に書いてある内容がわかる、用語を覚えているというところまではたどり着いてください。

    早稲田法学部の政治経済対策2:応用問題への対策

    まずは、資料集を徹底的に活用すること。
    この中には現代社会の抱える様々な問題点なども解説されているので時事問題対策にもなります。
    そのうえで、問題演習を繰り返してください。単純な一問一答ではない問題集で、解説が詳しく、ハイレベルなものを選んでください。

    問題を解いたあと、正解できたかもたいせつですが、解説をよく読んで今まで学習したことをどのように考えていったらよいのかを考えてください。

    新聞を読むということも大切です。よく日本経済新聞を読めといいますが、こだわる必要はないと思います。(もちろん、日本経済新聞もとても面白い記事が多いと思いますが、他の新聞も同様ですので家にある新聞を見てください。)新聞を読むときは1面から読むようにしてください。
    政治・経済・国際面に必ず目を通し、社説も読んでみましょう。

    全部読むのが大変でも、1面だけは読むなどしてください。さまざまなニュースに対してどのように考えるのか、何が問題点なのかを政治経済の知識とのつながりを考えながら読んでみましょう。

    対策3:論述はどのように対策をしていけばよいのか?

    早稲田大学法学部では記述問題に加えて論述問題が出題されます。通常の勉強をしているだけではなかなか論述問題はできるようにはなりません。
    特に、私大だと一問一答でアウトプットを済ましてしまう場合が多いのですが、それではいつまでたっても論述問題はできるようにはならな いのです。
    まずは、用語の説明ができるのかです。これは、日ごろから用語の説明を自分でできるのかを意識していけば大丈夫です。

    過去問を使って論述問題を確認

    [su_box title="2015年大問Ⅳ問7" style="glass"]

    限定社員(ジョブ型正社員、多様な正社員)と呼ばれる働き方の導入の是非をめぐる議論が活発となっている。こうした働き方の特徴とされるものを、記述解答用紙の所定蘭に30字以上60字以内で記入せよ。[/su_box]

    これは、限定社員が「勤務地・勤務内容・勤務時間の点で正社員と違う」が、「有期契約でない」部分が正社員と同じということを理解していればいい問題です。
    つまり、限定社員という言葉の意味がわかっていればいいだけです。このように用語の説明から始めていくのがいいでしょう。

    しかし、用語の説明にとどまらない記述もあります。
    出題例
    [su_box title="2016年大問Ⅲ問3" style="glass"]

    規制緩和を主張する人々は、現在の日本ではどのような規制によって市場機能がどのように疎外され、国民にどのような不利益が生じていると考えているか。その例を挙げ、記述解答用紙の所定蘭に150字以内で記入せよ。[/su_box]

    この問題では「規制の例を挙げる」「それによる市場機能への阻害」「国民の不利益」を説明しなければなりません。政治経済で学習した内容が実際の社会での例を挙げ、説明できるかが問題になっています。

    このようなものは練習をするしかありませんので、過去問や問題集を使って演習をしてください。
    書いてみたら、ぜひ先生に添削してもらいましょう。自分だけで学習するのは大変ですので、指導者に相談することをお勧めします。
    もちろん当塾でも添削の指導をしておりますので、ぜひお問い合わせください。

    早稲田大学法学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします

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    また、早稲田大学法学部に合格するためにどのよう勉強をしたらよいのかを指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

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