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【2024年】早稲田法【英語】解答速報と来年度に向けての対策

2024.02.16

早稲田大学法学部が2/15に入試を迎えました。 このブログ記事では英語の問題を分析していきます。 2024年早稲田法学部英語全体講評 大問1の長文が読みづらいのと(3)が新形式で解きづらかったと思います。 新形式の問題は後で落ち着いて見れば、できても当日の緊張感で解くのはかなり大変だったと思います。

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  • 早稲田大学法学部が2/15に入試を迎えました。

    このブログ記事では英語の問題を分析していきます。

    2024年早稲田法学部英語全体講評

    大問1の長文が読みづらいのと(3)が新形式で解きづらかったと思います。
    新形式の問題は後で落ち着いて見れば、できても当日の緊張感で解くのはかなり大変だったと思います。
    そもそも日本史選択は何の話をしているのかわからなかった生徒もいたかもしれません。
    *早稲田法学部は過去にも歴史上の出来事の問題を出題しています。

    また、大問2はここ数年出題されてなかったパラグラフ形式が復活しましたね。
    「今年はでない!」と思って鷹を括っていた人は急に出てきて辛かったかもしれません。

    作文については例年通りなので、長文で点数をいかにつけられなかったかが勝負となっています。

    2024年早稲田法学部英語大問1

    (1)
    1A
    2C
    3D
    4A
    (2)
    1,C
    2,B
    3,D
    4,B
    (3)
    1,D
    2,D
    3,B
    (4)
    1B
    2A
    3B
    4C

    解答根拠

    (1) 1

    A. 「特別な政府のコインを使用して支払うことができた」
    これについての直接的な言及はありませんが、「a token like the one above」という記述は第2パラグラフにあります。しかし、これは「政府のコイン」という意味ではなく、ひげ税を支払った証としてのトークンに関するものです。

    B. 「ツァーリの日常生活への浸透の程度を示している」
    「His inspectors stalked the streets of St. Petersburg, shaving beards and snipping inches off coats.」という記述は第1パラグラフにあり、ツァーリの影響が日常生活に及んでいたことを示しています。

    C. 「政治権力の行使についての疑問を提起している」
    この選択肢については直接的な引用はありませんが、政治権力の行使とその影響に関する全体的な議論は、本文全体を通じて存在します。

    D. 「人の地位に応じて異なる税率で徴収された」
    「a few kopecks for peasants, a hundred rubles or more for nobles or military officials」という記述は第2パラグラフにあり、税率が地位によって異なっていたことを明示しています。

    E. 「ロシアの文化変革を加速するために設計された」
    「The beard tax was just one part of a larger project: Peter the Great’s aesthetic reinvention of Russian culture.」という記述は第3パラグラフにあり、ひげ税が文化変革の一環であったことを示しています。

    (1) 2

    A. 「外交的な呼びかけと華やかな社交集会を含んでいた」
    これについては第4パラグラフに「He visited heads of state, collections of natural curiosities, and anatomical theaters, and threw legendarily wild parties.」という記述があります。これは外交的な訪問と豪華な社交イベントを含んでいたことを示しています。

    B. 「その土地についての好奇心旺盛な訪問者についての誇張が触発された」
    これに関しては第4パラグラフに「excited rumors of his visit spread from town to town, heralding him as a giant: 7 feet tall, brilliant, and only half-civilized.」とあることから、ピョートルの訪問についての誇張された噂が広まったことがわかります。

    C. 「新しいロシアのツァーリの戴冠を祝うことを目的としていた」
    この選択肢に関連する記述は文中には存在しません。ピョートルの1697年のツアーは、新しいツァーリの戴冠を祝う目的ではなく、外国の知識を得るためのものでした。

    D. 「ピョートルに外国についての直接的な知識を得させた」
    第4パラグラフには「For a time, he worked at a Dutch shipyard to learn ship-building techniques.」とあり、ピョートルが直接的に外国で知識を得たことが示されています。

    E. 「物議を醸すロシアの文化政策の結果となった」
    第5パラグラフに「Upon returning from his travels, he launched immediately into the process of “Europeanizing” his homeland.」とあります。これは彼の旅行がロシアの文化政策に影響を及ぼしたことを示しています。

    (1) 3

    A. 「服装や身だしなみのような日常的な慣習にまで及んだ」
    これについては第3パラグラフにある「The tsar ordered his subjects to replace their familiar long Russian overcoats with French or Hungarian jackets.」や「His inspectors stalked the streets of St. Petersburg, shaving beards and snipping inches off coats.」という記述が、日常的な慣習にも及んだことを示しています。

    B. 「既存の美的規範の全面的な見直しを意味した」
    これについては第3パラグラフに「Peter the Great’s aesthetic reinvention of Russian culture.」という記述があり、美的規範の見直しを意味していたことが示されています。

    C. 「ロシアの確立された構造に挑戦をもたらした」
    これについては第1パラグラフと第2パラグラフにある、ひげ税の導入や服装の変更要求が既存の構造への挑戦を示しています。

    D. 「改革の犠牲として彼の個人的な嗜好を促進した」
    この選択肢に関しては、文中にピョートル大帝が個人的な嗜好を推し進めた結果として改革が犠牲になったという記述はありません。改革は彼の欧州旅行の経験に基づいており、個人的な趣味趣向を反映するものではなく、より広範な「Europeanization」プログラムの一環でした。

    E. 「一部のロシア人にとって不快なものであった」
    これに関しては第3パラグラフにある「anyone walking the streets in an old-fashioned robe was liable to have it shorn short by the Tsar’s inspectors.」や最後のパラグラフにある「The implicit choice was clear: Peter or the Church.」という記述が、一部のロシア人がプログラムに対して不快感を持ったことを示唆しています。

    (1) 4

    A. 「ピョートルの統治をスキャンダルを避ける限り受け入れた」
    この選択肢に関しては文中にはロシア正教会がピョートルの統治を受け入れたかどうかについての明確な記述はありません。ただし、文中には教会が彼のいくつかの行動について否定的な意見を持っていたことが示唆されていますが、「スキャンダルを避ける限り」という条件については言及されていません。

    B. 「ピョートル大帝の近代化努力によって脅かされたと感じた」
    第4パラグラフには「The beard tax was just one way that the Tsar sparred with the Church.」という記述があり、ピョートル大帝の政策が教会との対立を示しています。

    C. 「信者に対して宗教的な理由からひげを価値あるものと教えた」
    第7パラグラフに「the teachings of the Russian Orthodox Church, which considered uncut facial hair a reflection of piety.」とあり、教会がひげを宗教的な理由で価値あるものと教えていたことが示されています。

    D. 「ひげ税をロシアの宗教生活への乱れと見なした」
    第8パラグラフには「To the pious, the beard tax was a shocking scandal.」とあり、ひげ税が信心深い人々にとっては大きな問題であったことが示されています。

    E. 「アストラハンの反乱兵によって守られた」
    第8パラグラフには「Finally, in 1705, the Russian military division initiated an open revolt in the town of Astrakhan. A letter from the rebels proclaimed that they were taking a stand for the Christian faith, and against shaving and foreign dress.」とあり、反乱兵が宗教的な理由でピョートル大帝の政策に反対したことが示されています。

    (3) 1

    引用文は、ピョートル大帝の政策に反対した人々の立場を表しているようです。それぞれの選択肢を検討してみましょう。

    A. キャプテン・ジョン・ペリー(Captain John Perry)
    キャプテン・ジョン・ペリーは文中で引用されていますが、彼は訪問者としての視点で情報を提供しており、この引用は彼の立場を代表するものではありません。

    B. サンクト・ニコラス(Saint Nicholas)
    サンクト・ニコラスはロシア正教会の聖人であり、彼による引用とは考えにくいです。

    C. 全てを笑い飛ばすものと酔っ払いの宗教的集会(the All-Jesting and All-Drunken Religious Assembly)
    この集団は、ピョートル大帝によって創設されたものであり、彼の政策を支持するために存在したものです。この引用が彼らに帰属する可能性は非常に低いです。

    D. アストラハンで反乱を起こした兵士たち(the soldiers who revolted in Astrakhan)
    第8パラグラフで、「Finally, in 1705, the Russian military division initiated an open revolt in the town of Astrakhan. A letter from the rebels proclaimed that they were taking a stand for the Christian faith, and against shaving and foreign dress.」とあります。これは反乱を起こした兵士たちがキリスト教の信仰を守り、剃毛や外国の服装に対して立ち上がったことを示しています。この引用はその立場を反映しているため、最も可能性が高いです。

    E. V.M.ジヴォフ(V. M. Zhivov)
    V.M.ジヴォフは「Cultural Reforms in Peter I’s System of Transformations」という論文の著者であり、彼の立場から引用されたものではないでしょう。

    (3)2

    文章に基づいて、ピョートル大帝が「見せて教える」方法を用いて、彼の政策に関する無知を理由に公衆が自らを免罪することを防いだ例を挙げる問題ですね。

    A. ピョートルが秘密裏にヨーロッパを訪れた方法
    第4パラグラフに「In 1697, when he set out on a grand tour, Peter chose to travel incognito, adopting the name “Sergeant Pyotr Mikhaylov.”」とありますが、これは公衆に彼の政策を知らせるための手法とは関連していません。

    B. ツァーリが主催した伝説的に野放図なパーティー
    これについては第4パラグラフに記述がありますが、「見せて教える」手法とは直接的な関連が見られません。

    C. 大工にひげを保持させたこと
    第6パラグラフには大工の話がありますが、彼のひげを保持させるという行為は、政策への理解を促進するための「見せて教える」方法とは異なります。

    D. モスクワ市の門の外に設置されたマネキン
    第3パラグラフに「Mannequins set outside the Moscow city gates illustrated the new fashions for all to see.」とあります。これは、新しい服装の方針を公衆が見て理解することを可能にするための、まさに「見せて教える」手法の一例です。

    E. 偽の宗教的儀式とセレモニー
    9パラグラフには、ピョートル大帝が宗教的な集会を行ったことが記述されていますが、これは彼の政策を知らせるためではなく、忠誠のテストとしての要素が強いです。

    (3)3

    この質問における文脈から推測すると、ツァーリの不在中に彼の高官の妻たちが古風なガウンを教会で着用していたこと、そしてそれを隠すためにスカートを重ね着していたことが示されています。彼女たちがツァーリの命令を呪いながらこれを行っていたことから、そのスカートは何らかの反抗の意を表していた可能性があります。

    A. ヨーロッパ風のスタイル。
    B. 抗議の意味を持っていた。
    C. エリートの印。
    D. 伝統的なロシア式。
    E. 誇りを持って着用されていた。

    文中には「everyone wore German dress」とあるので、ツァーリの政策に従ってヨーロッパ風のドレスを着ていたことが示されています。しかし、この文はまた、「the wives of some of the Tsar’s leading officials wore old-fashioned gowns to church」とも述べており、これは彼女たちが伝統的なロシアの服装を身につけていたことを示しています。さらに、「even though they put skirts over them」とあるので、彼女たちがそれらの古風なガウンを隠すためにスカートを重ね着していたことがわかります。

    この情報から推測するに、スカートは伝統的なロシア式のガウンを隠すために用いられたものであり、ツァーリの命令に反対していたことを示唆しているため、Bが答えとなります。

    出典

    Amelica Soth “Peter The Great’s Beard Tax” JSTOR Daily

    2024年早稲田法学部英語大問2

    (1)
    1 C
    2 K
    3 H
    4 I
    5 J
    6 G
    7 D

    (2)
    1 E
    2 A
    3 D
    4 D

    (3)
    1D
    2C
    3A

    (4)
    1B
    2C
    3E

    出典

    Thomas A DiPrete and Claudia Buchman, The Rise of Women

    解答の根拠

    (1) 第1段落

    第1段落では、20世紀の初めから女の子が男の子を学業成績で上回っていたという歴史的証拠を概説しています。「Even then, girls earned higher grades than boys and were promoted to the next year level more readily.」という部分で、女の子がより高い成績を得て、より容易に次の学年に進級したことが示されています。

    (1) 第2段落

    第2段落では、19世紀の大部分にわたり若い女性が大学への入学が禁じられていたこと、そして女性の大学への入学が初めて許可されたのが1837年であること、南北戦争が女性の大学入学者数増加にどのように影響したかについて詳述しています。「By 1900, more than twice as many women were enrolled in coeducational institutions as were enrolled in women’s colleges.」という部分で、共学の大学に入学する女性の数が女子大に入学する女性の数の2倍以上になったことが示されています。

    (1) 第3段落

    第3段落では、幼稚園から大学に至るまで、全主要科目で女の子が男の子よりも良い成績を取っていること、そしてこのことが男の子の教育成績をどのように改善できるかについての疑問を提起しています。「From kindergarten through high school and into college, girls get better grades than boys in all major subjects, including math and science.」と記述されています。また、選択肢のleading to の部分は本文のThis leads us to ask if school-based policies can help improve the educational performance of boys.に 一致。

    (1) 第4段落

    第4段落では、教師、学生文化、および教授法と評価技術に焦点を当てた学校政策の介入が学生の成果を改善する可能性がある三つの主要な領域について説明しています。「Three promising arenas of school policy intervention have the potential to improve student outcomes: teachers, student culture, and instructional and evaluation techniques.」という部分でこれらの領域が概説されています。

    (1) 第5段落

    第5段落では、学業成績を軽蔑する一般的な認識に反して、学生が実際には学業成績を価値あるものと見なしていることが示されています。「…students do not generally disparage academic achievement, so long as it is accompanied by other desirable behaviors…」という部分で、学業成績に対する学生の肯定的な態度が強調されています。

    (1) 第6段落

    第6段落では、8年生の生徒がどの程度成績を重視しているか、また彼らが自分の親が成績をどれほど重視していると認識しているかについての調査結果が紹介されています。「Eighth-grade students were asked how important grades were to them and how important they perceived grades to be to their parents.」という部分で、教育価値観に関する生徒の認識が説明されています。

    (1) 第7段落

    第7段落では、女性が教育成果で優位に立つ現象が現れた今、学校の政策がどのように性別不平等に影響を与えるか、そして男女両方に役立つ政策が必要であるかについて検討しています。「Now that a female advantage in educational achievement has emerged, it is natural to ask whether and how schools affect gender inequality.」という部分で、性別に基づく不平等に対処するための学校政策の必要性が強調されています

    (2) 1

    本文では女の子が幼稚園から高校、さらに大学に至るまで、全ての主要科目で男の子よりも良い成績を取っていると述べられています。

    3段落目で、「As early as kindergarten, girls demonstrate more advanced reading skills than boys, and boys continue to have problems with reading in elementary school. From kindergarten through high school and into college, girls get better grades than boys in all major subjects, including math and science.」と記載されています。この引用は、女の子が幼稚園でより進んだ読解能力を示し、その後も小学校を通じて、そして高校や大学に至るまで全ての主要科目で男の子よりも良い成績を取ることを明確にしています。
    この情報に基づき、E選択肢がパッセージと矛盾する唯一の選択肢であることがわかります。女の子が「幼稚園を卒業するまで」より進んだ読解能力を示すという記述は、女の子が幼稚園から先も、学業全般において男の子より優れているという本文の情報と合致しません。

    (2) 2

    B本文の2段落目で述べられています: 「They were first allowed to enroll in college in 1837, when Oberlin College began admitting women, arguably to provide ministers of religion with intelligent, cultivated, and thoroughly schooled wives.」これは、女性が最初に大学に入学した理由が、結婚のために教育されることが主な目的であったことを示唆しています。

    C、2段落目で「…the rapid rise in the number of women enrolling in coeducational institutions precipitated a new fear that women would take over colleges.」と述べられており、1900年代に女性の大学への入学者数が急速に増加し、大学を乗っ取るのではないかという懸念が生じたことを示しています。

    D、同じく2段落目で触れられています: 「When the Civil War (1861-1865) led to a shortage of male students, more colleges became willing to enroll tuition-paying female students.」これは、南北戦争中に男子学生が減少したことで、より多くの大学が女子学生の入学を奨励したことを示しています。

    E2段落目の冒頭で確認できます: 「They were first allowed to enroll in college in 1837…」とあり、女性が初めて大学への入学を許可されたのが1837年であることを明らかにしています。

    これらの引用を基に、A選択肢「1900年までに、女性の大学への入学者数が、大学に入学している男性の2倍になった。」が本文と矛盾していることがわかります。本文では、「By 1900, more than twice as many women were enrolled in coeducational institutions as were enrolled in women’s colleges.」と記述されており、これは共学の大学に入学している女性の数が、女子大に入学している女性の数の2倍以上になったことを意味していて、女性の入学者数が男性のそれの2倍になったとは述べていません。したがって、Aが本文の内容と合致しません。

    (2)3

    A、4段落に記載: 「…and academically oriented student cultures may improve both the effectiveness of some teachers and the impact of some instructional techniques.」これは、学問的に志向された学生文化の創造が、一部の教師の効果といくつかの教授技法の影響を改善する可能性があることを示しています。

    Bについては、同じく4段落目で言及されています: 「Considerable research suggests that small class sizes are better than large ones…」とあり、小規模クラスが大規模クラスよりも優れていることを示唆する多くの研究があることを示しています。

    Cもまた、4段落目で言及されています: 「Beyond teachers, other support staff such as guidance counselors may play an important role in students’ educational outcomes.」これは、ガイダンスカウンセラーなどのサポートスタッフが、学生の教育成果に重要な役割を果たす可能性があることを示しています。

    Eについては、4段落目で述べられています: 「…good teachers have long-lasting effects on their students.」および「…teachers differ in their ability to promote these skills.」これは、高品質の教師が学生に長期的な影響を与え、社会的および行動的スキルの促進において教師による差があることを示しています。

    これらの引用を基に、D「raising academic standards to improve overall academic performance.」が本文の内容と矛盾していることがわかります。本文の4段落目で、学術基準を引き上げることが全体的な学術成績を向上させるわけではないと述べられています: 「…that putting students into college preparation tracks is generally detrimental to poorly performing students, and that tough academic standards do not boost academic achievement for poorly performing students.」これは、成績が悪い学生にとっては、学生を大学準備コースに配置することが一般的に有害であり、厳しい学術基準が成績が悪い学生の学業成績を向上させないことを示しています。したがって、Dが本文と合致しない選択肢です。

    (2)4

    5段落目で、John Bishop と彼の同僚による中学生と高校生に対する調査結果が紹介されています。

    Aは5段落目で言及されており、「Apparently students begin to cross the “not cool” line when they exhibit overt competitiveness about grades (51 percent said this is not cool, but still 49 percent disagreed)…」と記述されています。これは約半数の生徒が成績について公然と競争的であることを受け入れていることを示しています。

    Bもまた言及されています。「…73 percent disagreed with the statement that “it’s not cool to be enthusiastic about what you are learning in school.”」とあるため、約四分の三が学校で学んでいることに熱心であることを良いと考えています。

    C選択肢は、「…students generally appreciate that high levels of educational achievement are valuable in today’s world.」と記載されていることから、大半の生徒が教育成果の価値を認識していることを示しています。

    E選択肢に関しても支持されており、「85 percent disagreed with the statement that “it’s not cool to study real hard for tests and quizzes,”」とあるため、圧倒的多数がテストやクイズのために一生懸命勉強することを受け入れていることが示されています。

    これらの引用に基づき、D「over four-fifths think it is not cool to volunteer answers in class.」が誤りであることがわかります。実際には、「81 percent of middle and high school students who were surveyed in 1998-1999 disagreed with the statement that “it’s not cool to frequently volunteer answers or comments in class,”」と記述されています。これは、四分の五以上の生徒がクラスで積極的に回答やコメントをすることを「かっこ悪い」とは思っていないことを示しており、選択肢Dが本文の内容と矛盾しています。

    2024年早稲田法学部英語大問3

    1 K
    2 L
    3 I
    4 G
    5 D
    6 C

    解答根拠

    1″to arrest you”:ここでは、”reason to”という構文が使われ、「あなたを逮捕する理由を与えたくない」という意味になります。これは、”to”を使って目的を表す典型的な英語表現です。
    2″with interfering with”:ここでの”charged with”は、「〜で告発されるいう意味を持つ表現です。
    3″of a sensitive”:ここでは、”information of a sensitive nature”という形で、「機密性の高い情報」という意味になります。”of”は、所有や種類を表します。
    4″from his workplace”:”stole from”は、「〜盗む」という意味のフレーズです。”from”はここで出所を示しています。
    5″away”:”run away”という熟語で、「逃げる」という意味あります。”away”は離れる動作を示します。
    6.at liberty to”:”at liberty to”は、「自由に〜するとができる」という意味の慣用句です。

    2024年早稲田法学部英語大問4

    1,D
    2,D
    3,C
    4,C

    解答根拠

    1,文中の(D)に文法的な間違いがあります。「a raise in their deaths」という表現は不適切です。「raise」は名詞として「昇給」などの意味で使われることが多く、ここでは「増加」を意味する「rise」という単語が適切です。したがって、正は「a rise in their deaths」となります。

    2,最後の部分である(D)「landfill is the only destination for other」が不完全です。正しくは、”others” もしくは “other types” とる必要があります。ここで言及されているのは数の「plastic types」なので、代名詞も複数形にするか、または “types” を明示する必要があります

    3,文中の(C)部分に文法的な間違いがあります。「each gestures」という表現が誤っています。”Each” は単数形を伴うので、正しくは “each gesture” となります。

    4,「that temporary illuminates」という表現が誤っています。”Temporary” は形容詞ですが、ここでは副詞が必要です。正しい形は “temporarily” となります。

    2024年早稲田法学部英語大問5

    1,C
    2,D
    3,E
    4,B
    5,E

    1「during a flight to New York City」という表現が最も自然で、事故がニューヨーク行きの飛行中に起きたことを示しています。

    2「When Avianca asked」という文脈では、アビアンカが裁判を棄却するよう求めた時点での出来事を指しているため、「When」が適切です。

    3複雑な連邦法に関する詳細な議論を指すのに、「with its detailed discussion」という表現が適しています。

    4,この文脈で「just」は、「その他は全て順調であったが、この一点のみが問題だった」というニュアンスを持たせています。

    5,スティーブン・A・シュワルツ弁護士が裁判所に対して告白したという文脈で、「on the mercy of the court」という表現が使用されます。これは、彼が裁判所に対して自分の過ちを認め、裁判所の慈悲を乞うている状況を示しています。

    出典:Here’s What Happens When Your Lawyer Uses ChatGPT in NYK

    2024年早稲田法学部英語大問6

    [分析中]

    2024年早稲田法学部英語大問7

    [分析中]

    2025年早稲田法を受ける人はどうするか?

    来年度受験を考えている人は、早稲田大学は共通試験の上位互換だと思ってください。
    一文一文を丁寧に読んでいたら終わりません。

    スキミング、スキャニングの能力をたかめ
    「要旨を掴む」、「該当箇所を探す」のを
    素早くできるような訓練をしていくのが必要になります。

    早稲田大学法学部を目指す上で、困りごとがあればお気軽にご相談ください。

【2024年】慶應商【英語】解答速報と来年度に向けての対策

2024.02.16

慶應義塾大学商学部が2/14に入試を迎えました。 このブログ記事では英語の問題を分析していきます。 ページ目次2024年慶應義塾商学部英語全体講評2024年慶應義塾商学部英語 Ⅰ2024年慶應義塾商学部英語 Ⅱ2024年慶應義塾商学部英語 Ⅲ2024年慶應義塾商学部英語 Ⅳ2024年慶應義塾商学部英

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    このブログ記事では英語の問題を分析していきます。
    [toc]

    2024年慶應義塾商学部英語全体講評

    例年通りのレベルの慶應商学部の問題でした。
    一つ一つの問題は標準レベルですが、全体で見ると時間が厳しいというのも例年通りの問題でした。

    解答作成には万全を期していますが、間違えている可能性は十分にありえます。速報ですので、参考程度に留めておいてください。少しですが解説・考え方も載せていますので参考にしてください。
    重要:大学側から配点が公式に発表されてませんので、どれくらいあっていたら合格できるかはわかりません。

    2024年慶應義塾商学部英語 Ⅰ

    (1)3
    (2)1
    (3)2
    (4)4
    (5)2
    (6)4
    (7)1
    (8)1
    (9)4
    (10)3

    解答根拠

    (1)

    文章を考慮すると、Donhamはビジネスリーダーたちに単に寄付を増やすよう求めたのではなく、彼が指摘する「責任あるリーダーシップにおけるギャップ」を埋めることを要請しています。この文脈で見ると、「achieve」は「達成する」という意味でこの空白を埋めるという文脈には合いません。「endorse」は「支持する」という意味であり、この場合には適さない選択です。「protect」は「守る」という意味ですが、リーダーシップのギャップを守るという表現は意味を成しません。

    したがって、「fill this gap in responsible leadership」は「責任あるリーダーシップにおけるこのギャップを埋める」という意味になり、指導者たちに対して行動を起こすことで「文明」を救うよう呼びかけていることを示しています。ですので、文脈的にも意味的にも最も適切なのは「fill」、つまり3番です。

    (2)

    文章はビジネスリーダーに利益を超えた社会的影響を求めることが古くからあったと述べています。そして、企業の倫理と責任に関する問題が長きにわたり存在していたことを指摘し、「商人や金融家の貪欲さは、全ての社会を通じて一貫した ( 2 ) であった」と続けています。

    この空欄は「商人や金融家の貪欲さがもたらす問題点を指す名詞」が適切です。「concern」は「関心事」「問題」という意味で、ここでは「社会全体で常に問題視されてきた」という文脈に合います。「level」は「水準」や「レベル」といった意味ですが、この文脈では適していません。「mind」は「心」「精神」という意味で、ここでは文脈に合わない選択肢です。「motion」は「動き」や「提案」という意味ですが、これも文脈に即していません。
    したがって、文脈に合い、意味的にも適切なのは「concern」、つまり1番です。

    (3)

    文章は現代のグローバルビジネスが利益追求に集中しており、さらに「政府や法律の機関を歪ませて (3) に仕える」と述べています。ここでの空欄は「利益を求めるビジネスが支援するもの」を指す名詞が適切です。

    「bureaucrats and lawyers」は「官僚と弁護士」を意味しますが、この文脈において政府や法律の機関が彼らに仕えるという意味は論理的ではありません。「social responsibilities」は「社会的責任」を意味しますが、この部分はビジネスが社会的責任を無視しているという文脈で語られているため、適切ではありません。「world citizens」は「世界市民」という意味ですが、これも文脈に合わない選択肢です。

    一方で、「corporate interests」は「企業の利害」という意味であり、グローバルビジネスが利益追求のために政府や法律の機関を歪めるという文脈にぴったり合います。したがって、文脈に合い、意味的にも適切なのは「corporate interests」、つまり2番です。

    (4)

    1927年の開校式においてDonhamが警告したのは「4. businesspeople disregarding community needs」、つまり「ビジネスパーソンがコミュニティのニーズを無視すること」の影響です。

    文章によると、Donhamは「Unless more of our business leaders learn to exercise their powers with an acute sense of responsibility towards other groups in the community, our civilization may well head for one of its periods of decline」と述べています。これはビジネスリーダーがコミュニティ内の他グループに対する責任感を持って権力を行使することを学ばなければ、文明が衰退する可能性があるという警告です。この部分から、Donhamの警告はビジネスリーダーがコミュニティのニーズを無視することの影響に関するものであることが明確です。

    他の選択肢を見ると、1番「business leaders rejecting scientific insight」、2番「an economic bubble leading to higher prices」、3番「US universities misleading business students」は文中でDonhamが述べた警告とは直接関連していません。したがって、正しい答えは4番です。

    (5)

    Donhamの言葉が「(5 prophetic)」、つまり予言的だった理由は、「2. American society did come to confront serious crises in the 1930s」という選択肢に該当します。

    解答根拠は以下の通りです:

    英文の最後のパラグラフに「The Dean’s warning of a great threat to humanity did not excite much attention amid the booming 1920s, but his words were (5 prophetic). Towards the end of 1929, the New York stock market crash would set off a massive economic depression in the US and beyond, with profound economic and political consequences for the decade that followed」と記されています。この部分は、Dean(Donham)が人類にとっての大きな脅威について警告したが、1920年代の好景気の中でそれはあまり注目されなかったが、彼の言葉は予言的だったと述べています。その後、1929年末にニューヨークの株式市場が大暴落し、アメリカだけでなく世界的な大恐慌を引き起こし、それが1930年代に社会が直面する深刻な危機へとつながったことが述べられています。

    他の選択肢を見ると、1番「American society was actually enjoying prosperity in the 1920s」は文中に「booming 1920s」とあることから確かに1920年代は繁栄していた時期であることが分かりますが、これはDonhamの言葉が予言的であった理由を説明していません。3番「businesspeople soon started to avoid social responsibility」は文中にそのような事実を示す記述はありません。4番「social responsibility triggered a great global depression」はDonhamの警告と大恐慌の間に因果関係を示唆していますが、文中でそのようなことは述べられていません。

    したがって、文中の記述に基づき、Donhamの言葉が予言的だったのは1930年代にアメリカ社会が実際に深刻な危機に直面したという事実によるものです。

    (6)

    選択肢の中で、Adam Smithが利率に対する法的制限を支持した理由を最も論理的に説明しているのは「4. he did not want investors to gain huge profits while most others are impoverished」です。

    解答根拠は以下の通りです:

    英文の該当する部分は次のように述べられています。「While Smith therefore supported free enterprise for most individuals, he did not do this for those greedy investors who sought “extraordinary profits.” To rein in their activities, he supported legal restrictions on interest rates and also made clear his contempt for gross inequality. “No society can surely be flourishing and happy,” he remarked, “of which the far greater part of the members are poor and miserable.”」この段落は、Smithが大多数の個人に対して自由企業を支持していたが、異常な利益を求める貪欲な投資家に対してはそうではなかったことを示しています。彼はこのような投資家の活動を抑制するために利率に対する法的制限を支持し、また彼は極端な不平等を軽蔑していることを明らかにしています。そして、「どの社会も、そのメンバーの大部分が貧しく不幸な場合には、確かに繁栄し幸せではあり得ない」と述べています。

    他の選択肢に関して、1番「he held that lawmakers should rigorously regulate citizens’ commercial activities」はSmithの考えを一般的すぎる形で表しており、文中の具体的な記述と直接的な関連はありません。2番「he was a philanthropist dedicating his life to helping the poor and underprivileged」はSmithが慈善家であったという記述は文中に見当たりません。3番「he believed in a market mechanism that automatically achieved a proper balance」はSmithの市場メカニズムに対する信念を述べていますが、利率の法的制限を支持した具体的な理由には触れていません。

    したがって、文中の記述に基づき、Smithが利率の法的制限を支持した理由は「投資家が巨大な利益を得る一方で多くの人々が貧困化することを望まなかった」ためであると結論付けられます。正しい答えは4番です。

    (7)

    選択肢の中で、短期的な思考を行っている会社が通例していることを説明しているのは「1. They single-mindedly pursue profits and overlook their social missions」です。

    解答根拠は以下の通りです:

    英文の該当する部分は、文中の次の文にあります。「Likewise, Dominic Barton, chairman of private investment firm LeapFrog Investments, has denounced short-term thinking by companies that are obsessed with quarterly reporting and blinded to the existence of other important objectives.」このセンテンスは、Dominic Bartonが四半期ごとの報告に取りつかれ、他の重要な目標の存在に盲目になっている会社による短期思考を非難していることを示しています。この文は、短期思考をしている会社が一元的に利益を追求し、社会的使命を見落としていることを意味しています。

    他の選択肢については、2番「They accept temporary losses to secure employment for workers」、3番「They help a variety of stakeholders as a way to increase profitability」、4番「They show no interest in statistical reports and ignore the margin of error」は文中で短期思考に関連した記述としては提供されていません。

    したがって、文中の記述に基づいて短期思考をしている会社が何をしているかについては、社会的使命を見落としながら一元的に利益の追求をしていると述べる1番が正しい答えになります。

    (8)

    選択肢の中で、21世紀における責任の呼びかけの有効性について懐疑的である理由を説明しているのは「1. global business is greedy, with companies knowingly violating ethical codes」です。

    解答根拠は以下の通りです:

    英文の該当する部分は、次の文にあります。「There is reason to be skeptical whether these calls for enhanced responsibility will be answered more than Donham’s were. Global business today is relentlessly profit-seeking and warps institutions of government and law to serve corporate interests.」このセンテンスは、現代のグローバルビジネスが利益追求を止めず、政府や法律の機関を企業の利益のために歪めていることを指摘しており、このような状況が責任の呼びかけに対する懐疑的な見方を支持する理由となっています。つまり、企業が倫理規範を知りながら違反しているという貪欲さが問題とされています。

    他の選択肢については、2番「BlackRock, LeapFrog, and the Business Roundtable are accumulating debt」、3番「younger entrepreneurs are underfunded and cannot expand their businesses」、4番「Donham’s vision was too idealistic to be implemented by businesspeople」は、懐疑的な理由を説明する文脈として文中には記述されていません。

    したがって、懐疑的な理由としては、グローバルビジネスが利益追求に走り、倫理規範を意図的に破っているためという点を指摘する1番が正しい答えです。

    (9)

    選択肢の中で、著者の歴史へのアプローチを最もよく表しているのは「4. Historical events provide parallels and examples of successes and mistakes we can learn from」です。

    解答根拠は以下の通りです:

    「The history of private business yields concrete examples of deeply responsible business leaders operating at different times and in different contexts. None is the formula for how to re-imagine a complex system such as capitalism. Rather, they are useful because they show how individual efforts to pursue an increased sense of responsibility have succeeded and failed, and why.」とあります。この部分は、個々の努力が成功したり失敗したりした理由を示す例を通じて、私たちが学ぶことができると述べています。これは歴史的な出来事が成功と失敗の例として役立つことを意味しており、選択肢4が著者の歴史に対するアプローチを最もよく表しています。

    他の選択肢に対する根拠は文中にはっきりと見つかりません。1番「Knowledge of historical context enables us to identify the causes of contemporary problems」、2番「Grasping human nature through the study of history allows us to prevent catastrophe」、3番「By exploring business history, we can find the model for reforming our economic system」は、文中で直接的に言及されているわけではありません。

    したがって、著者の歴史に対するアプローチを表すのは、歴史的な出来事が教訓を提供するという観点、つまり選択肢4です。

    (10)

    選択肢の中で、著者のビジネスにおける責任に関する見解と一致しているのは「3. Future businesses should benefit a wider range of stakeholders than they do now」です。

    解答根拠は以下の通りです:

    文中には次のような文章があります。「Larry Fink, chief executive of BlackRock, the world’s largest asset manager, declared in his annual letter to CEOs in 2018: “Companies must benefit all of their stakeholders, including shareholders, employees, customers, and the communities in which they operate.”」これは企業が現在よりも広範な利害関係者に利益をもたらすべきだというFinkの主張を引用しており、著者がこの視点を提示していることを示しています。

    他の選択肢については、1番「The debate about ethical business practices started with the rise of capitalism」は文中で明確に述べられていません。2番「To be socially responsible, business leaders need to hide their shortcomings」は文脈に反していると言えます。4番「Businesses should support the poor by actively engaging in charitable initiatives」は文中でDonhamが寄付を増やすことを求めていないと述べている部分と矛盾しています。

    したがって、著者のビジネスにおける責任に関する見解と一致しているのは、将来のビジネスが現在よりも多くの利害関係者に利益をもたらすべきだという3番の選択肢です。

    出典

    出典がわからなかったのですが、本文内での説明されている”Roaring Twenties“について。
    作者はGeoffrey Jones氏でHarvard Business Schoolの教授です。

    2024年慶應義塾商学部英語 Ⅱ

    (11)2
    (12)4
    (13)4
    (14)4
    (15)2
    (16)4
    (17)1
    (18)3
    (19)4

    解答根拠

    (11)

    根拠は、文章の冒頭で提案されている制度の説明から明らかです。「In order to provide a reasonably sized grant to those who are most in need of it, you have to limit benefits to only include individuals or households under a certain income threshold or cut-off line.」という文から、「ある決まった収入の閾値またはカットオフラインの下にいる個人や世帯にのみ恩恵を限定する必要がある」ということが分かります。この「下にいる」という概念は「falls below」、つまり「あるレベルの下に落ちる」という意味に直結しており、そのため他の選択肢では意味が合いません。

    「eliminates」は「取り除く」という意味で、文脈にはそぐわない。
    「lowers」は「低くする」という意味ですが、これは受動的な意味合いがあり、この文脈では個人の収入が自動的に低くなるわけではないため不適切です。
    「pushes up」は「押し上げる」という意味で、収入が閾値以上になることを示唆してしまいますが、文脈ではその逆、つまり閾値以下の人々に給付を限定すると述べています。
    したがって、これらの情報をふまえ、「falls below」が正確に文脈に合致します。

    (12)

    選択肢4、「variation」が正しい答えです。

    文脈から判断すると、基本的な特徴を共有しているにもかかわらず、ユニバーサルベーシックインカム(UBI)の提案には多くの「違い」があると述べられています。「Beyond these three very broad features, there is a lot of (12) among UBI proposals.」という文から、「これら3つの非常に広範な特徴を超えて、UBIの提案の間には多くの(12)がある」という意味が読み取れます。この文脈で最も適切なのは「違い」を意味する「variation」です。

    他の選択肢の意味を見てみましょう:

    「disruption」は「混乱」や「中断」という意味で、提案の多様性を指す文脈では使われません。
    「equality」は「平等」という意味ですが、文脈上、提案間の平等性を指しているわけではないため、不適切です。
    「quarrel」は「口論」や「争い」という意味であり、この文脈での提案の相違点を指すには不適切です。
    したがって、文脈に最も合致するのは「variation」、つまり選択肢4となります。

    (13)

    選択肢4、「supplement」が正しい答えです。

    文章では、UBI(ユニバーサルベーシックインカム)の目的について論じており、その大きさが何に基づいているべきかを問いかけています。選択肢を見る前に、文章の意味を理解してください。「Is the purpose of a UBI to (13) the income of people working in low-wage jobs?」という文から、UBIが低賃金の仕事に就いている人々の収入を「補う」ことを目的としているかどうかを問いかけています。

    各選択肢の意味を考えてみましょう:

    「invest」は「投資する」という意味であり、この文脈では収入を補うという概念とは合致しません。
    「receive」は「受け取る」という意味ですが、ここではUBIの目的としては不適切です。
    「redistribute」は「再分配する」という意味であり、この文脈では特定の人々の収入を高めるというよりは、富を広範囲にわたって再分配する意味合いが強いです。

    「supplement」は「補う」「追加する」という意味で、低賃金の仕事をしている人々の収入を補足する目的に適しています。
    したがって、文脈から判断すると、「supplement」が最も適切であると言えます。低賃金の仕事に就いている人々の収入を補うことが、UBIの一つの目的として提案されているため、選択肢4が正解です。

    (14)

    選択肢4「なぜUBIは富裕層と貧困層に同等に支払うべきではないのか」が、単語(14) “why”を置き換えるのに最も適しています。

    その根拠は以下の文章から得られます。「A UBI that gave money to everybody would either be so expensive as to be unmanageable, or pay such small amounts as to be practically useless to the people who need it most.」これはUBIが全員にお金を与えると、そのコストが手に負えないほど高額になるか、または最もそれを必要としている人々にとって実質的に役に立たないほどの小額になってしまうことを意味しています。これは、なぜ全員に同額を支払うわけにはいかないのかを説明しており、選択肢4に直接関連しています。

    また、「In order to provide a reasonably sized grant to those who are most in need of it, you have to limit benefits to only include individuals or households under a certain income threshold or cut-off line.」という文も重要です。これは、最も支援を必要としている人々に適切な規模の補助金を提供するためには、ある一定の所得の閾値またはカットオフライン以下の個人や世帯にのみ給付を限定する必要があることを示しており、富裕層には支払わない理由を補足しています。

    (15)

    選択肢2「高所得者に税金を課す」という意味でフレーズ(15) “do it on the back end”を著者は使用しています。

    この根拠は、「But if you don’t limit benefits on the front end, you need to do it on the back end. In other words, you give everybody money, but then you tax some or all of the benefit back from people whose income exceeds a certain level.」という文からです。ここで「front end」ではなく「back end」で制限を行うと述べており、すなわち全員にお金を与えた後で、一定の収入を超える人から税金を通じてその給付の一部または全部を回収する、と説明されています。これは選択肢2が正しいことを示唆しており、他の選択肢とは異なる内容です。

    よって、「back end」で行うとは、最初には全員に給付を行い、後から高所得者から税金を通じてその給付を回収することを意味していると理解できます。

    (16)

    選択肢4「person」が単語(16) “one”が指しているものです。

    この根拠は、「Giving 500 per month to every one of the 330 million or so people currently living in the United States would cost165 billion per year」という文からです。ここで”every one of the 330 million or so people”というフレーズは、アメリカに住む約3億3000万人の「各個人」に毎月500ドルを与えるという意味です。したがって、(16) “one”は「アメリカに住む約3億3000万人の人々」を指しており、選択肢4の「person」が正しい答えになります。

    (17)

    選択肢1「人々はUBIの提案がすべて同じだと考えがちですが、実際には多くの点で異なる」というのが、この文章の著者が取り上げている中心的な問題を最もよく表しています。

    その根拠は第一段落にあります。「A lot of confusion about the concept of a Universal Basic Income (UBI) results from people talking about it as though it were a single, precisely defined social benefit policy. It’s more helpful to think of the UBI as a family of proposals.」(ユニバーサルベーシックインカム(UBI)の概念についての多くの混乱は、それが単一で、厳密に定義された社会福祉政策であるかのように人々が話すことから生じています。UBIを一連の提案のファミリーと考える方がより役立ちます。)と述べられています。これは、UBIの提案が一見同じに見えるかもしれないが、実際には多くの異なる要素を持っているという中心的な問題を指摘しています。

    そして、文章全体を通して、UBIの提案が三つの共通点を持ちながらも、それらが持つ多くの違いに焦点を当てています。したがって、選択肢1がこの文章の中心的な問題を最も適切に表しています。

    (18)

    UBIに関する文章全体を通して、全てのUBI提案において人々が受け取るものは「現金」であるという点が強調されています。そのため、正しい答えは選択肢3「cash rather than tickets or discount coupons」(チケットや割引券ではなく現金)です。

    第2段落には、以下のように記述されています。「The first thing all UBI proposals have in common is that they involve unrestricted cash payments.」(全てのUBI提案に共通する最初のことは、制限のない現金支払いを含むということです。)これにより、UBIが提供するのは物品やサービスではなく、制限のない現金であることが明らかにされています。

    また、UBIが生活費を完全にカバーする金額を提供するとは限らない(選択肢1)、すべての人に同じ金額を提供するわけではない(選択肢4)、また物品やサービスを提供するわけではない(選択肢2)ということも文章全体から読み取ることができます。

    (19)

    選択肢4「Understanding UBI Proposals: Common Features and Differences」(UBI提案の理解:共通点と相違点)が、この文章の内容を最もよく表すタイトルです。

    この根拠は、第一段落にある文章から明らかです。「A lot of confusion about the concept of a Universal Basic Income (UBI) results from people talking about it as though it were a single, precisely defined social benefit policy. It’s more helpful to think of the UBI as a family of proposals.」(ユニバーサルベーシックインカム(UBI)の概念について多くの混乱が生じていますが、それは人々がUBIを一つの正確に定義された社会福祉政策であるかのように話すからです。UBIを一連の提案の集合体と考える方がより役立ちます。)

    また、文章全体を通じて、UBIの提案が持ついくつかの共通点とそれらの間の大きな違いについて説明しています。著者はUBIを単一の概念としてではなく、多様な提案の「家族」として提示しており、それらの共通点と違いを理解することが重要であると主張しています。

    哲学的な前提(選択肢1)やアメリカ政治史の文脈(選択肢2)、経済的不平等を解決するという提案(選択肢3)は、この文章の主要な内容とは一致しないため、選択肢4が最も適切なタイトルです。

    出典

    Universal Basic Income: What Everyone Needs to Know

    Matt Zwolinski氏
    Miranda Perry Fleischer氏

    2024年慶應義塾商学部英語 Ⅲ

    (20)4
    (21)4
    (22)3
    (23)2
    (24)1
    (25)3
    (26)3
    (27)2
    (28)2
    (29)3

    解答の根拠

    (20)

    選択肢(20)には「reasoned」が適切です。

    根拠は以下の通りです:

    文章のこの部分では、既に観察可能、または起こりうると思われるものに基づいて将来を予測することが話題になっています。文中で「at least they will be based on what we can already observe as possible or seems likely to happen」と述べられており、予測が「既に観察可能なもの」または「起こりそうと思われること」に基づいていることが示されています。つまり、これらの予測は根拠があると言えます。

    「baseless」は根拠がないことを意味し、文脈に合わない。「correct」は正しいという意味ですが、予測が正しいかどうかは結果が出た後でないと分かりません。「mistaken」は間違ったという意味ですが、予測が間違っているかどうかも結果次第です。

    したがって、根拠に基づいた予測を意味する「reasoned」が最も文脈に合致しています。

    (21)

    選択肢(21)には「Nor」が適切です。

    根拠は以下の通りです:

    文脈では、スティーブ・ジョブズがiPhoneを発表したときの限定された視点について語られています。彼はiPhoneをiPodとして、電話やインターネット接続の機能を持つものとして紹介しましたが、後に登場するUberのような位置情報サービスの入口としては紹介していません。これはUberがまだ存在していなかったからです。また、文中で「could Uber have existed until a collection of technologies including online maps became available」と述べられており、技術の集合体が利用可能になるまでUberは存在できなかったと説明しています。

    「Either」は二つの選択肢を提示するときに使いますが、ここでは適切ではありません。「Even」は「さえも」という意味であり、ここでの文脈には合いません。「Lest」は「〜しないように」という意味で、否定的な結果を避けるための行動を示す際に使われますが、ここでは文脈に合いません。

    したがって、否定の繋がりを示す「Nor」が最も文脈に合致しており、「Nor could Uber have existed until…」という形で、Uberが存在することができなかったという事実を強調しています。

    (22)

    選択肢(22)には「shift」が適切です。

    根拠は以下の通りです:

    文中で「the aspirations and desires of human beings may (22) gradually over time」と述べられており、人間の願望や欲求が時間と共に徐々に変化することを指しています。その後に続く文で「our core hopes and fears remain pretty stable」とあり、人間の基本的な希望や恐れはかなり安定していると述べられています。これにより、「aspirations and desires」が時間と共に変化する一方で、「core hopes and fears」は安定しているという対比が示されています。

    「destroy」は破壊することを意味し、文脈に合いません。「maintain」は維持することを意味しますが、ここでは願望や欲求が時間と共に同じままであると言っているわけではありません。「substitute」は代替することを意味しますが、文脈では願望や欲求が置き換わることについてではなく、変化することについて述べています。

    したがって、「shift」が文脈に最も適しており、人間の願望や欲求が時間と共に「徐々に変化する」という意味になります。

    (23)

    選択肢(23)には「lifting」が適切です。

    根拠は以下の通りです:

    文脈では、技術が人々の生活標準を大幅に向上させたことについて述べています。そして、「an increasing proportion of the world’s population out of basic self-sufficiency towards more secure and comfortable lifestyles」というフレーズによって、基本的な自給自足の状態からより安全で快適な生活様式へと移行する人々の割合が増えていることが示されています。

    「earning」は「稼ぐ」という意味で、ここでは文脈に合いません。「making」は「作る」や「確立する」という意味ですが、ここでは人々の状態を変えるというよりは物事を作り出す意味合いが強いため不適切です。「supplying」は「供給する」という意味ですが、ここでは物資やサービスの供給というよりは人々の生活状態の変化に焦点を当てているため合いません。

    したがって、「lifting」が最も適切で、「…technology to make huge improvements in living standards, lifting an increasing proportion of the world’s population out of basic self-sufficiency…」という形で人々の生活水準を向上させ、より良い生活様式へと引き上げていることを示しています。

    (24)

    1They develop slowly, but their eventual impact can be tremendous
    根拠は以下の文章から取り出されます:

    “Most advances are incremental, with each generation of developments gradually building on those of its predecessors. Despite their slower pace, however, over time they can have profound consequences.”

    この部分で、進歩のほとんどが段階的であり、それぞれの世代が先行する開発の上に徐々に築き上げていると説明されています。そして、その進行が遅いにもかかわらず、時間が経つにつれて深い影響を与える可能性があると述べられています。

    2番目の選択肢は、段階的進歩の長期的な効果が予測しにくいと述べていますが、これは文章からは直接的には導かれません。3番目の選択肢は段階的進歩が革命的進歩のプロセスを遅らせる傾向にあると述べていますが、これも文章中で支持されているわけではありません。4番目の選択肢は、かつてはより一般的に見られたが、現在は非常に稀になっていると述べていますが、これも文章からは支持されていません。

    以上のことから、選択肢1が文章に基づいて正しいと言えます。

    (25)

    3,predicting every aspect of technological revolution is impossible
    根拠は以下の文章から取り出されます:

    “But even he could not have imagined the scale of the revolution. How could he? He presented it as an iPod on which you could make telephone calls and connect to the internet, not as an entry point to location-based services such as Uber, because Uber did not exist.”

    この部分で、スティーブ・ジョブズですらiPhoneがもたらす革命の規模を想像できなかったと述べられています。また、「Revolutionary advance is a case of “unknown unknowns” — things that are extraordinarily hard to predict」という文も、技術革新の全ての側面を予測することが不可能であることを示唆しています。

    選択肢1はジョブズがiPhoneに関する「既知の未知」を過小評価したと述べていますが、文章ではジョブズが予測できなかった理由には触れておらず、この理論を直接には支持していません。選択肢2はジョブズがエンジニアであるために消費者のトレンドを見落としたと述べていますが、これも文中での彼の専門性についての議論はありません。選択肢4は外部の人が将来の変化をより客観的に予測できるというものですが、この点についても文中では触れられていません。

    したがって、選択肢3が文章に基づいて正しいと言えます。

    (26)

    正しい答えは以下の通りです:

    3 We achieve a great deal of progress, leaving little room for new advances
    根拠は以下の文章から取り出されます:

    “However, there are limits, and, as we approach these, innovation slows down. It takes roughly the same time now to fly across the Atlantic from London to New York as it did in 1960.”

    この部分で、イノベーションには限界があり、その限界に近づくにつれて革新のペースが遅くなると述べられています。例として、大西洋を横断する飛行時間が1960年代から大きく変わっていないことが挙げられています。

    選択肢1は、生活の質が十分に向上し、すべての人が自給自足になるというシナリオですが、文中ではこの点についてイノベーションの遅延と直接結びつけていません。選択肢2は、物理法則に関する革命的な発見があった場合を挙げていますが、これはイノベーションを遅らせるとは言及されていません。選択肢4は、バイオテクノロジーや人工知能などの新しい分野を探求するシナリオですが、文中ではこれらの分野が新たな進歩をもたらす可能性があると言及されており、革新が遅くなるとは述べられていません。

    したがって、選択肢3が文章に基づいて正しいと言えます。

    (27)

    正しい答えは以下の通りです:

    2 they satisfy our innate desire to keep up bonds with family and friends
    根拠は以下の文章から取り出されます:

    “One such example is social media. Families and friends are important; a WhatsApp group helps keep families and friends together by allowing them to dip in and out of conversation with each other.”

    この部分で、ソーシャルメディアは家族や友人との絆を保つという私たちの基本的な欲求を満たすために役立つと述べています。それにより、将来もソーシャルメディアは依然として有用であると考えられます。

    選択肢1は、ソーシャルメディアがiPhoneと同じように新しいイノベーションを可能にすると述べていますが、この点は文中で直接的に言及されていません。選択肢3は、ソーシャルメディアが生活水準を向上させるための情報を提供すると述べていますが、これも文中で直接的な言及はありません。選択肢4は、ソーシャルメディアの経済効果が大きく、物理法則に制限されないと述べていますが、この点についても文中での言及はありません。

    したがって、選択肢2が文章に基づいて正しいと言えます。

    (28)

    2, the personal integrity of the developers
    根拠は以下の文章から取り出されます:

    “Combine physics and human desires and we have a framework for thinking about how technology will advance over the next generation. There are two tests. First, can something be done, and done at a price society can afford? And, second, do people need and want it to be done? The answer must be yes to both for technological advances to change the way we live.”

    この部分で、著者は技術の進歩を考える際の枠組みとして、「物理」(技術が実現可能かどうか)と「人間の欲求」(人々がそれを必要とし、望んでいるかどうか)を結びつけています。そして、この進歩が私たちの生活を変えるためには、これら二つのテストに対して「イエス」と答える必要があると述べています。

    選択肢1「people’s needs and wants」(人々のニーズと欲求)は、上記の第二のテストで考慮されています。選択肢3「how much research and development will cost」(研究開発のコスト)は、第一のテストで「…at a price society can afford?」として考慮されています。選択肢4「whether the development plan is achievable」(開発計画が実現可能かどうか)も、第一のテストで「can something be done」として言及されています。

    選択肢2「the personal integrity of the developers」(開発者の個人的な誠実さ)は、文中のどの部分にも言及されておらず、著者が技術の進歩を考える際に考慮している要因としては挙げられていません。

    (29)

    正しい答えは以下の通りです:

    3 We will try to develop technology to benefit the entire planet, not only humans
    根拠は以下の文章から取り出されます:

    “But, looking forward, the focus is changing again. We now need technological advance to do something more. It has to reduce the damage humankind has inflicted on the planet. That will be one of the great themes for the next few decades.”

    この部分で、著者は将来の技術進歩が、単に人類の利益だけでなく、人類が地球に与えたダメージを軽減する方向に焦点を移していると指摘しています。これが今後数十年の大きなテーマの一つになるであろうと述べています。

    選択肢1は、革命的進歩が私たちの生活と地球の未来にダメージを与えると述べていますが、これは著者が期待している進歩の種類ではありません。選択肢2は、バイオテクノロジーと人工知能が人類と地球の両方を救うと述べていますが、これも著者が述べている期待される進歩の全体像ではありません。選択肢4は、私たちが革命的な進歩のみを追求し、その結果として環境汚染を止めると述べていますが、これも著者が文中で述べていることではありません。

    したがって、択肢3が著者が予想している、今後数十年で見られるであろう技術進歩の種を最よく捉えています。

    2024年慶應義塾商学部英語 Ⅳ

    (30)2
    (31)1
    (32)4
    (33)2
    (34)1
    (35)3
    (36)1

    解答の根拠

    (30) 「little」が適切です。文脈から判断すると、合意に至る可能性が低いことを示しています。”considerable” は高い可能性を、”scarcely” と “seldom” はこの文脈では意味をなさないため、”little probability” が正しい表現になります。

    (31) 「drew on」が適切です。この文はポリシー声明が以前の独立研究者によって書かれた公衆衛生レポートを参照しており、彼女の発見をまとめたものであることを示しています。”was drawn on by” と “was drawn up by” は受動態であり、この文では不適切です。

    (32) 「them」が適切です。彫刻家は彼女の完成した芸術作品と、それらを作るために操作する材料との間に強い親近感を感じていると述べています。”it” と “the one” は単数形であり、”ones” は不特定多数を指しますが、”them” は既に述べられた複数の作品に適切に対応します。

    (33) 「another」が適切です。家族はアフガニスタン北部の州での紛争が激化したときに約100キロメートル離れた「別の」地区に移動したと述べています。”alternative”、”different”、”other” は文脈上意味が不明確になる可能性がありますが、”another” は「1つの特定の別の」という意味で、ここでは最も適しています。

    (34) 「had been writing」が適切です。文は過去の詩人の引用を現代的な文脈で再解釈しており、仮定法過去完了(過去の過去)を使う必要があります。”has written” は現在完了形で、”is writing” は現在進行形で、”writes” は現在形ですが、ここで必要なのは「もし彼が今書いていたなら」という時制です。

    (35) 「confirmed」が適切です。安全性能の結果は「確認され次第」公開されると述べています。”confirm” は動詞の原形で、”confirmation” は名詞形で、”confirming” は現在分詞ですが、必要なのは受動態の過去分詞です。

    (36) 「may have improved」が適切です。2001年のワールドカップ勝利が当時数週間にわたって国の一般的なムードを改善したかもしれないが、経済に顕著な影響はなかったことを述べています。”may improve” は現在形、”might be improving” は進行形、”might improve” は未来の可能性を示しますが、ここで必要なのは過去の可能性を示す形です。

    2024年慶應義塾商学部英語 Ⅴ

    (37) 1
    (38) 1
    (39) 1
    (40) 2
    (41) 1
    (42) 2

    出典

    Lost in translation: How New Zealand’s plan for bilingual road signs took an unexpected turn in CNN
    https://edition.cnn.com/2023/07/29/asia/new-zealand-bilingual-road-signs-debate-intl-hnk-dst/index.html

    解答の根拠

    (37) 「as it is known to the Maori」が適切です。この文脈では、マオリの人々がニュージーランドをどのように呼んでいるかを説明しているので、”as it is”(それが〜として知られている)が正しい表現となります。したがって、「as it is known to the Maori」が自然な表現です。

    (38) 文章には「The Maori community makes up almost a ( 38 ) of New Zealand’s population」とあります。ニュージーランドの人口のほぼ「fifth」がマオリコミュニティであることが適切です。1/5を意味する「fifth」は、文脈と統計から考えて妥当です。

    (39) 「the most recent census」が適切です。ここで言及されているのは、ニュージーランドの言語使用に関する統計データですので、国の人口統計を示す「census」(国勢調査)が正しい単語です。

    (40) 「preserving te reo Maori」が適切です。この文脈では、マオリ語を保存し、その使用を奨励することが目的であるため、「preserving」(保存する)が最も適しています。

    (41) 「speakers of the two most common local languages」が適切です。ウェールズでの例を挙げており、最も一般的な2つの言語を話す人々を含むことで安全性が向上していると述べていますので、「common」(一般的な)が正しい単語です。

    (42) 「there is no evidence」が適切です。交通行動に特化したエンジニアリングの学者が言及しているのは、バイリンガルの道路標識が運転者の理解に悪影響を与えるという「証拠」がないことです。したがって、「evidence」(証拠)が合っています。

    2024年慶應義塾商学部英語 Ⅵ

    (43)3
    (44)2
    (45)3
    (46)1

    解答の根拠

    (43)

    答えは 3番、「仮説を暫定的なものとみなし、状況に応じてそれを捨てる用意がある」です。

    解答根拠は以下の通りです。

    本文の「Central to this approach, however, is holding your hypothesis loosely.」という部分が重要です。これは「このアプローチの中心は、仮説を緩く保持することである」と訳せます。さらに、「If you are too attached to your initial answer, you may refuse to let it go, no matter where the data lead.」という文章があり、「もし初期の答えに固執しすぎると、データがどこへ導こうとそれを手放すことを拒否するかもしれない」と説明しています。この文からは、仮説に固執しすぎるべきでないことが読み取れます。

    そして最後に、「But if you treat your own answer as a straw man, holding your assumptions loosely, you’ll be ready to totally abandon it if the situation demands it.」とあり、「しかし、もし自分の答えをかかしとして、仮定を緩く保持すれば、状況がそれを要求するならば、完全にそれを捨てる準備ができているだろう」と結論づけています。この部分は仮説を暫定的なものと考え、必要に応じて捨てる柔軟性が重要であることを示しています。

    1番は「チームで仮説を立てますが、個々にそれをテストする」という内容が本文からは読み取れません。2番は「仮説が正しいことを証明するために選択的に質問をする」というものですが、これも本文では仮説に固執することが否定されているため該当しません。4番の「一つの仮説を採用し、データをそれに合わせて修正する」という選択肢も、データを追うのではなく、仮説にデータを合わせるという意味で、本文の内容とは対立します。

    したがって、本文の説明と最も合致するのは3番です。

    (44)

    答えは 2番、「椅子の数を増やす方法を見つけるべき」となります。

    解答根拠は以下の通りです。

    本文には、マーク・ランクがアメリカの貧困をイス取りゲームに例えていると説明されています。「“Imagine a game of musical chairs with ten players and eight chairs. When the music stops and players attempt to sit in one of the chairs, those who aren’t as quick or are in a bad position lose out. Regardless of who the players are, two of them will end up losers.”」という部分がその核心をなしています。これは「10人のプレイヤーと8つの椅子があるイス取りゲームを想像してください。音楽が止まりプレイヤーが椅子に座ろうとすると、十分に早く動けない者や悪い位置にいる者が負けます。プレイヤーが誰であれ、2人は負けることになります」と訳せます。

    ランクは、「社会科学者がこれまで誰がゲームで負けるかに焦点を当ててきた」と述べていますが、「本当の問題はなぜゲームがそもそも負ける人を生むのか、そしてどうやってこの状況に対処するかである」と指摘しています。この文脈において、「椅子の数を増やす」というのは、貧困というゲームにおいて負ける人が出ないようにするための比喩です。つまり、社会科学者は貧困という問題を解決するために、貧困に陥る人々を減らす(つまり「椅子の数を増やす」)方法を見つけるべきだとランクは言っているのです。

    1番、「プレイヤーをより公平に配置する」、3番、「負けた人に財政援助を提供する」、4番、「負けそうなプレイヤーを見つける」については、本文からは直接的な根拠が見つかりません。これらはランクが述べている問題の解決策とは異なるアプローチです。したがって、適切な答えは2番です。

    (45)

    答えは 3番、「ヨーロッパ統合の成功談はしばしばグローバルな視点を欠いている」となります。

    解答根拠は以下の通りです。

    本文の最後の部分に、「Generalizing about “peoples and nations” in the way Barroso and others do mistakes Europe for the world. European integration since the end of the Second World War has brought peoples and nations together, but only within Europe.」という文があります。これは「バローゾや他の人々が行うような“民族や国々”についての一般化は、ヨーロッパを世界と間違えることになる。第二次世界大戦後のヨーロッパ統合は、民族や国々を一つにしたが、それはヨーロッパの内部に限ったことである」と訳せます。

    この文から、ヨーロッパ統合の成功がしばしばヨーロッパの限界を超えたものとして語られるが、実際にはヨーロッパ内部でのみ民族や国々が一つになったということが述べられています。つまり、ヨーロッパ統合の成功談がグローバルな視点を欠いているというのが本文の主な論点です。

    1番「戦争が終わった後、民族や国はより容易に一つになる」というのは、本文には戦後の状況が直接的に統合に影響したとは述べられておらず、主要な議論とは異なります。2番「一般化はしばしばステレオタイプや差別を引き起こす」というのは、本文ではステレオタイプや差別については言及されていません。4番「統合はEUにとって非常に不適切な政策目標であると証明されている」というのも、本文ではEUの統合政策が不適切であるとは述べられておらず、これも主要な議論とは異なります。

    したがって、最も適切な答えは3番です。

    (46)

    答えは 1番、「気圧を測る以外のこともできる」となります。

    解答根拠は以下の通りです。

    文章中で2人の学生が示した解答方法は、気圧の測定に使われることが期待されるバロメーターを用いて、物理試験の問題(高い建物の高さをどうやって測るか)を解決していますが、これは気圧を測定するというバロメーターの通常の使用方法とは異なるアプローチです。

    最初の学生は「バロメーターをいくつかの紐に取り付け、建物の上から吊り下げ、紐の長さにバロメーターの長さを加えて測定する」と提案しました。二番目の学生は「建築家を見つけて、『この建物がどれくらいの高さか教えてくれたら、この素敵なバロメーターをあげるよ』と言う」と提案しました。これらはどちらもバロメーターを直接的な測定ではなく、異なる方法で使用しています。

    2番「広範囲にわたる測定結果をもたらす」、3番「建物の高さを測るのに無用である」、4番「気圧を測るためには使用すべきでない」という選択肢は、文章から直接的な根拠を見つけることはできません。これらは文章が示している学生の創造的な解決策とは異なる内容です。

    したがって、最も適切な答えは1番、「気圧を測る以外のこともできる」です。これは、バロメーターが気圧を測定する以外の使用方法も持っていることを示している学生の回答に基づいています。

    2024年慶應義塾商学部英語 Ⅶ,Ⅷ


    (a)risen
    (b)continue
    (c)underfed
    (d)facing
    (e)adding
    (f)driving


    (a)detection
    (b)selection
    (c)attack
    (d)growth
    (e)confidence

    出典


    Sarah Johnson
    Number of people going hungry has risen by 122m since 2019, UN says in The Guardian


    Padma Ravichander

    2025年慶應商学部を受ける人はどうするか?

    慶應商学部に合格したいのであれば、速読速解力が必要不可欠です。

    速読の訓練を積んでいく必要がありますので、日々速読をしていきましょう。

    難しいのですが、時間内に解いて全体で8~9割程度は取れるような学力が必要です。

    慶應商学部に合格するためには慶應商学部に合格するための特別な対策が必要になります。

    どのように対策をしたら良いのかわからない人はお気軽にご相談ください。

【2024年】慶應理工【英語】解答速報と来年度に向けての対策

2024.02.14

慶應義塾大学理工学部が2/12に入試を迎えました。 このブログ記事では英語の問題を分析していきます。 ページ目次2024年慶應義塾理工英語全体講評2024年慶應義塾理工英語大問12024年慶應義塾理工英語大問22024年慶應義塾理工英語大問32024年慶應義塾理工英語大問42024年慶應義塾理工英語

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    このブログ記事では英語の問題を分析していきます。
    [toc]

    2024年慶應義塾理工英語全体講評

    昨年度出題されていた要約問題を用意していた人は肩透かしを食らったかもしれません。
    全体としては、問題が減ったことにより昨年度よりも解きやすくなりました。

    和文英訳については、昨年度も出題されていたので準備していた人は多いので、問題はないでしょう。
    慶應理工は解き方に少しクセがあるのですが、
    ちゃんと勉強していた人であれば、高得点を取ることは十分に可能になっています。

    [toc]

    解答作成には万全を期していますが、間違えている可能性は十分にありえます。速報ですので、参考程度に留めておいてください。少しですが解説・考え方も載せていますので参考にしてください。
    重要:大学側から配点が公式に発表されてませんので、どれくらいあっていたら合格できるかはわかりません。

    2024年慶應義塾理工英語大問1

    [1]

    (1) 1
    (2) 1
    (3) 2
    (4) 5
    (5) 1
    (6) 3
    (7) 4

    [2]
    (1) 5,overwhelming
    (2) 4,hopelessness
    (3) 5,responsible
    (4) 3,destructive
    (5) 2,marginalizagion
    (6) 3,indadequacy
    (7) 5,isolated
    [3]
    (ア)1, across
    (イ)3, over
    (ウ)5, with
    (エ)4, toward
    [4] 1,7

    [5]1,2,5,8

    大問1の解答根拠

    [4]
    when human activities is having devastating consequences for life

    [5]
    1,Another pandemic we face today is social injustice; the dehumanization and ( 5 ) that emerges from in-group domination ( Y ) out-groups that are subordinate in the social hierarchy.」
    選択肢1について、文章は「他」として認識される人々に対する不正義、すなわち社会的不正義について言及しています。
    2,A fifth pandemic is of attention addiction, the draw of our attentional focus ( x ) compelling states of endless comparison and competition and the ensuing feeling of ( 6 ), inferiority, and incompleteness.」
    選択肢2に関しては、注意力を保持し、制御することの困難さ、つまり注意力の中毒について言及されています。
    5,the modern cultural, or what some might call Western, view of an ( 7 ), separate identity—the “solo-self”.」
    選択肢5は、西洋の文化的な観点からの独立した自己、すなわち「ソロ・セルフ」の概念について述べています。

    8,「A fourth pandemic is of misinformation and polarization, made rampant ( ^ ) the internet’s capacity to create self-sustaining bubbles of isolated information sharing.」
    選択肢8は、インターネットが生み出す誤情報や極端な分極化による社会的分裂について言及しています。

    3,人間と動物の関係については、文章では言及されていません。
    4,見知らぬ他人への共感やつながりについては、文章では直接的には言及されておらず、該当する部分がありません。
    6,西洋資本主義の広がりについては、文章では言及されていません。
    7,生命の神秘の解明に関しても、この文章では言及されていません。

    出典

    Daniel J. Siegel, “IntraConnected”

    2024年慶應義塾理工英語大問2

    [1]
    1,5
    2,2
    3,5
    4,1
    5,1
    6,1
    7,3
    8,1

    [2]
    X:2
    Y:1

    [3]
    (ア) 2. minimal
    (イ) 2. contrast
    (ウ) 3. righteously
    (エ) 1. hold
    (オ) 2. redefine
    (カ) 4. take into account
    (キ) 4. thereafter
    (ク) 2. gotten away with
    (ケ) 2. essential
    (コ) 4. one

    出典

    Arthur C Danto “What Art is”

    大問2の解答根拠

    [3]
    (1) 2. minimal
    根拠: “Plato was mainly negatively interested in art, since he was attempting to… and was eager to get rid of the artists on the grounds that art was of minimal practical use.”

    (2) 2. contrast
    根拠: “In his view, what artists created were mere imitations of the real world, which had no practical use. In contrast, philosophers reigned the realm of human intellect…” この箇所では、芸術家と哲学者の間の対比を強調しており、「contrast」が適切です。

    (3) 3. righteously
    根拠: “…philosophers could teach and serve as rulers not susceptible to corruption.” この文脈で「righteously」が適切で、「corruptionに染まらない」ことを意味する。

    (4) 1. hold
    根拠: “Plato’s definition of art remained in place, with little to argue about until it stopped capturing the seeming essence of art.” この文脈では「hold」が「当てはまる」という意味で適切。

    (5) 2. redefine
    根拠: “…in order to get a definition better than Plato’s you have to look to more recent artists…” これは「再定義する」ことを示唆している。

    (6) 4. take into account
    根拠: “…you have to look to more recent artists…” これは「近代のアーティストを考慮に入れる」ことを示唆している。

    (7) 4. thereafter
    根拠: “…that took place in France, mainly in Paris. In my view, to get a definition better than Plato’s you have to look to more recent artists, since they are most likely to subtract from their theories properties that were earlier thought to be essential to art, like beauty.” この文脈では「その後」という意味の「thereafter」が適切。

    (8) 2. gotten away with
    根拠: “…art in recent times has gotten away with such concepts as beauty and imitation…” これは「避ける」または「取り除く」という意味で適切。

    (9) 2. essential
    根拠: “…properties that were earlier thought to be essential to art, like beauty.” この文脈では「不可欠な」という意味の「essential」が適切。

    (10) 4. one
    根拠: “Art, for one thing, has the power to touch people’s hearts.” この文は「一つの点において」という意味合いで使われており、「one」という選択肢が適切です。

    2024年慶應義塾理工英語大問3

    [1]
    (1)3
    (2)3
    (3)1
    (4)2

    [2]
    (1)9
    (2)4
    (3)8
    (4)5
    (5)8
    (6)7
    (7)6
    (8)9

    大問3の解答根拠

    [1]
    (1) “you’re a sight for sore eyes”
    辞書的な意味:非常に会いたかった人に会えて嬉しいという感情を表現するフレーズです。
    用例:After a year of being abroad, seeing my family again was a sight for sore eyes.

    (2) “the green-eyed monster”
    辞書的な意味:嫉妬を象徴するフレーズで、シェイクスピアの「オセロー」で使われたことで知られています。
    用例:When he saw his ex-girlfriend with someone else, the green-eyed monster reared its ugly head.

    (3) “reading too much into”
    辞書的な意味:実際の意味以上に深く解釈すること、または過剰に分析することを意味します。
    用例:I think you’re reading too much into her comments; she probably didn’t mean anything by it.

    (4) “rings a bell”
    辞書的な意味:聞いたことがある、どこかで見たことがある、またはなんとなく覚えているという状態を表すフレーズです。
    用例:The name doesn’t immediately come to mind, but it certainly rings a bell.

    [2]
    1,Didn’t get a ( 9 ) wink of sleep on the plane.
    「一睡もできなかった」を意味する一般的な表現は “didn’t get a wink of sleep” です。
    2,”Ms. Yagami ( 4 ) picked up on my suspicions.” が適切です。
    “picked up on” は「気づく」や「察知する」という意味で使われ、この文脈では、Ms. Yagamiが主人公の疑念に気づいたことを示しています。
    3,I felt like the ( 8 ) third wheel during the entire drive to the campus.
    “third wheel” は、「余計な人」という意味で、ここでは主人公が八神さんとスタンフォードとの間に挟まれて不要な存在のように感じている様子を表しています。
    4,Situation is ( 5 ) serious.
    文脈から、主人公は自身の立場や将来の決断(プロポーズ)について深刻に考えていることが伺えるため、”serious” が適切です。
    5,It may be time to ( 8 ) pop the question.
    「プロポーズをする時が来たかもしれない」という意味で使われる一般的な表現は “pop the question” です。
    6,At the airport I tried to ( 7 ) play the situation down.
    「状況を軽く見せようとした」という意味で使われるのは “play the situation down” です。
    7,I can smell it a ( 6 ) mile away.
    「何かをはるか遠くから感じ取る」という意味で使われる表現は “smell it a mile away” です。
    8,Maybe it’s just the jet lag talking. I’ll see things more clearly after a good night’s ( 9 ) rest.
    「良い休息を取ればもっとはっきり物事を見られるだろう」という意味で使われる表現は “a good night’s rest” です。

    2024年慶應義塾理工英語大問4

    (1) 6
    (2) 5
    (3) 6
    (4) 4

    2024年慶應義塾理工英語大問5

    Some people are continually called back to their hometown, while others feel they can never go back.

    Some are always drawn back to their birthplace, whereas others believe they cannot return.

    For some, the hometown exerts a constant attraction, but for others, returning seems out of reach.

    Some people are constantly pulled back to their hometown, while others feel that they can no longer return there.

    Some individuals feel a continuous pull towards their hometown, while others feel it’s impossible to return.

    There are those who are forever beckoned back to their place of origin, and those who think they can’t make their way back.

    Some feel an unending tug back to their hometown, while others consider it a place they can no longer visit.

    A number of people experience an ongoing pull to return to their hometown, whereas others view it as a chapter permanently closed.

    For some, the hometown calls them back time and again, while for others, the path back seems permanently closed.

    Some are perpetually lured back to their birthplace, while others see it as a place they’ve left behind for good.

    Some people find themselves repeatedly returning to their hometown, while others feel barred from going back.

    2025年慶應理工学部を受ける人はどうするか?

    慶應理工学部は割と単語勝負なところがあるので、
    英検準1級までの単語を取りこぼしのないように覚えてもらうことが肝心になってきます。

    単語がわかれば問題を解くスピードをかなり縮めることができるので、短い時間で高得点を取ることができます。

    また、今年の大問2にでたような要約問題は毎年でているので、この問題は得意になっておく必要があります。

    早稲田理工と比べると英語の難易度はだいぶ下がるので練習次第で高得点を取ることが可能になります。

    お気軽にご相談ください。

【2024年】早稲田国際教養【英語】解答速報と来年度に向けての対策

2024.02.13

早稲田大学国際教養学部が2/13に入試を迎えました。 このブログ記事では英語(Reading)の問題を分析していきます。 ページ目次2024年早稲田国際教養学部英語全体講評2024年早稲田国際教養学部英語大問12024年早稲田国際教養学部英語Ⅱ2024年早稲田国際教養学部英語Ⅲ 2024年早稲田国際

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    このブログ記事では英語(Reading)の問題を分析していきます。

    [toc]

    2024年早稲田国際教養学部英語全体講評

    尋常でない難しさの大問1が出題された昨年度と比べると、読みやすくはなりました。

    ただ、このレベルの長文3つを時間内に解くの英語力としてはかなりの実力がないと難しいです。

    2024年早稲田国際教養学部英語大問1

    (1)
    1,F
    2,E
    3,G
    4,D
    5,H
    6,B
    7,C
    8,J

    (2)
    1 A
    2 B
    3 D
    4 E
    5 B
    6 E
    7 E
    8 C
    9 B
    10 D

    (3)
    ACEG

    大問1の解答根拠

    (1)
    1
    このパラグラフは、リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム&ベイリー・サーカスが公演を終了するに至った複数の理由を概説しています。具体的には、運営コストの増加、人々の注意力の短縮、他のエンターテインメント形態の台頭、地方交通法規の影響、そして動物の権利に関する進化する対話によって、動物を使ったパフォーマンスが時代遅れであり、楽しいものではなくなっているとの認識などです。さらに、動物の扱いに関するマザー・ジョーンズの調査報告や、象のケアに関する訴訟があったことも触れています。これらの点から、サーカスの人気が衰える要因を概説しているため、選択肢Fが適切です。他の選択肢は、パラグラフに記載されている内容と直接関連しているとは言えません

    2
    このパラグラフは、P.T. バーナムとヘンリー・バーグの二人の主要人物に焦点を当て、バーナムはサーカスの創始者として動物の虐待を助長した人物と見なされがちである一方で、バーグとの関係を通じて動物の権利運動にも関与していたことを紹介しています。これは選択肢E「記事で議論されている二人の主要人物を紹介する」に該当します。バーナムとバーグの関係は、動物の権利運動の歴史において重要であり、その動きを支えるための注目を集めたことを強調しています。したがって、この二人の関係と彼らの活動を紹介する点でEが正しい選択肢となります。

    3
    このパラグラフはヘンリー・バーグの生い立ちと彼がアメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)を設立した経緯を詳述しており、彼のバックグラウンドと動物の権利に対する彼の活動が中心となっています。バーグがどのようにして裕福な家庭の無為な息子から旅行中に目の当たりにした闘牛や馬車馬への虐待に動かされて活動家となったか、そして彼がニューヨークで動物虐待を取り締まる姿が説明されています。また、バーナムとの最初の公の論争についても触れられており、バーナムがサーカス業に参入する前から有名だったアメリカン・ミュージアムでのライブ動物の展示が紹介されています。他の選択肢はこのパラグラフの内容と直接関連していません。

    4
    ここで語られているのは、ヘンリー・バーグが法的措置をちらつかせながらP.T. バーナムに接触し、バーナムのスタッフが生きたウサギをボアコンストリクターに与えていることに対する抗議をした最初の出来事です。バーグは、支払い客の前で蛇に生きた獲物を食べさせるという「半野蛮」な実践を終わらせることを望んで博物館のスタッフに直接呼びかけ、バーナムに宛てた手紙の中で、もし蛇が他のものを食べることができないならば餓死させるべきだと主張しました。これは、バーグがバーナムに初めて法的措置を示唆した出来事を議論しており、選択肢Dが明確に当てはまります。他の選択肢はこのパラグラフの特定の内容には直接関連していません。

    5
    ヘンリー・バーグがボアコンストリクターに生きたウサギを餌として与えることに対して異議を唱えたにもかかわらず、バーナムがその慣習を続けると主張し、バーグに対して信じやすさや自己正当化を戒める応答をしたことが説明されています。また、バーグがこの問題でバーナムに屈することなく、ニューヨークの画期的な動物の権利法の下で執行権を授けられた後も、動物福祉のための仕事を続けたことが記されています。バーグが家畜の人道的な扱いのためにロビー活動を行い、犬や鶏の闘いに反対し、馬の疾病の流行中に動物のケアを提唱したことなど、彼が動物福祉に関する活動を続けた証拠が示されています。他の選択肢はこのパラグラフの内容に直接関連していないか、この具体的な状況を反映していません。

    6
    ヘンリー・バーグの努力がエリート層の政治的、慈善的な支援を受けていたにもかかわらず、彼が広範な一般大衆の支持を構築するのは遅かったと述べています。19世紀において、動物は一般に所有物と見なされており、所有者が自分の動物に何をするかはその人の事業と見なされていました。そのため、バーグが市内を巡って虐待を根絶しようとしても、多くの一般市民からは、高貴な人道主義者というよりも、詮索好きな貴族と見られていたと指摘しています。他の選択肢はこのパラグラフの内容に直接関連していないか、この具体的な状況を反映していません。

    7
    このパラグラフは選択肢C「バーナムが生きたデモンストレーションを使って、火の使用がサーカスの動物の安全と幸福に危険であるというバーグの主張を覆す方法を説明している」という記述を最もよく表しています。パラグラフには、バーナムが火を通じたパフォーマンスの危険性に関するバーグの主張に反論するために、実際に火の輪を通過するパフォーマンスを行ったことが記述されています。バーナムは自ら火の中に手を入れ、その後70歳にも関わらず、火の輪を通り抜けるパフォーマンスを見せました。さらに、バーナムはASPCAの監督官もこのパフォーマンスに招待し、彼らが馬の安全性に関して納得したことも説明されています。これは、バーナムが自己のショーの安全性を証明するために実際のデモンストレーションを使用したことを示しているため、選択肢Cが適切です。他の選択肢はこのパラグラフの具体的な内容とは直接関係がありません。

    8
    このパラグラフは選択肢J「バーナムとバーグが、時に意見の違いがあるにもかかわらず、友情が築かれたことを示している」という記述を最もよく表しています。パラグラフでは、バーナムが自伝でのパフォーマンスを振り返り、その時点でバーグや彼の議題を否定することを拒否したこと、そして彼の個人的な尊敬とバーグの高潔な仕事への称賛を損なわなかったことが述べられています。さらに、彼らの公の論争にもかかわらず、またはそれゆえに、二人が重要な歴史的瞬間に動物の権利擁護のプロファイルを高める温かく理解し合う友情を築いたことが強調されています。バーナムが社会の道徳的向上に向けて働くこと、そして社会的な原因を推進することに喜びを感じていたという点も指摘されており、これらの説明は選択肢Jの記述と一致します。他の選択肢はこのパラグラフの内容とは直接関係がありません。

    (3)

    A
    文書は、BarnumとBerghが生きたネズミではなく、生きたウサギをヘビに食べさせたことについて初めて衝突したと述べています。したがって、Statement Aは文書の記述と矛盾します。

    C
    Barnumが警察署長の馬の尾に火をつけたという記述は、実際にはBarnumが燃えるフープを通過するデモンストレーションを行ったことに関連しています。これは、動物に害を加える行為ではなく、Berghの懸念を覆すためのものでした。従って、Statement Cは文書の内容と矛盾します。

    E
    サーカスの運営年に関する詳細が不正確であるか、文書内で直接的に扱われていない情報を含んでいる可能性があります。文書はRingling Bros and Barnum & Bailey Circusが2017年に閉幕したことを述べていますが、Statement Eに含まれる情報が文書の範囲や文脈と完全に合致しない場合、これが4番目の矛盾する記述となる可能性があります。

    G
    BerghがASPCAを創設した後に船舶事業に転じたという記述は文書には見当たりません。この記述はBerghの活動に関する文書の記載と矛盾しています。

    出典

    Betsy Golden Kellum, “How P.T. Barnum Helped the Early days of Animal Rights”

    https://www.theatlantic.com/entertainment/archive/2017/05/how-pt-barnum-helped-the-early-days-of-animal-rights/525489/

    覚えておきたい単語

    表現/構文/単語 意味/用途
    come out of semi-retirement 一時的な引退から復帰する
    bear one’s name 〜の名を冠する
    thrilled crowds 観衆を熱狂させた
    jumping through hoops 困難な課題に挑戦する(文字通りの意味では火の輪をくぐる)
    cordial acquaintance 心からの知り合い/友好的な関係
    ill-advised interference 考えの足りない干渉
    impair my personal regard 私的な尊敬を損ねる
    noble works 高潔な仕事
    public sparring 公然とした口論
    a warm and knowing friendship 暖かく理解ある友情
    elevated the profile プロファイルを高める
    moral improvement of society 社会の道徳的向上
    for all his flaws 彼の欠点にもかかわらず
    carry one’s own boat 自分の利益になる
    the final bow 最後のカーテンコール/終わりの挨拶
    behind the final curtain 舞台裏で

    2024年早稲田国際教養学部英語Ⅱ

    (1)
    1 C
    2 E
    3 F
    4 H
    5 I
    6 D
    7 G
    8 B

    (2)
    1 A
    2 A
    3 B
    4 D
    5 C
    6 B
    7 E
    8 A
    9 B
    10 A

    (3)
    A,C

    Ⅱの解答根拠

    (1)

    パラグラフ1では、「Kleist described his new power to at least five persons… None was able to reproduce his results.」と述べられています。これは、クライストが行った実験が他の人々によって再現されることが難しかったことを説明しています。
    パラグラフ2で、「He had forgotten to emphasize the counterintuitive step that made a condenser from a nail in a bottle… Without this prescription…」と述べられており、レーデン瓶実験を再現できなかった初期の理由について説明しています。
    パラグラフ3で、「Here the lawyer Andreas Cunaeus intervened… he let the genie out of the bottle.」とあり、クナイウスがレーデン瓶実験を再現できるようになったことが語られています。
    パラグラフ4では、「These exaggerations suggest how flagrantly the action of the condenser violated received ideas about electricity.」とあり、レーデン瓶の動作が当時の電気理論では未来の実験結果を予測できないことを示していると指摘しています。
    パラグラフ5で、「Frank admissions that the jar shattered accepted theory appeared on every hand.」と述べられ、「It appeared that the Leyden experiment was “different in kind” from the classical repertory of experiments in electricity.」と続けられています。これは、レーデン瓶に関する実験が全く新しい種類のものであると多くの人々が認めたことを示しています。
    パラグラフ6では、「Physicists found three ways besides external coating to enlarge their shocks…」とあり、より強い電撃を生み出すために使用されたいくつかの実験装置について詳細に説明しています。
    パラグラフ7で、「Let a gentleman hold the jar and a lady the prime conductor; both feel the shock when they touch.」そして、「Nollet shocked 180 soldiers in the same presence.」とあり、大勢の人々を使った公開実験がレーデン瓶からの電荷がどの回路をたどるかを決定するために使用されたことが言及されています。
    パラグラフ8では、「The charged jar was also intriguing when innocently insulated. It unaccountably preserved its punch for hours or even days…」とあり、レーデン瓶が長時間にわたって電荷を保持できるという事実が説明を超えていると主張しています。

    (2)

    1,この文脈において「veteran」は長年の経験を持つという意味で使われています。
    2,「grounded」は電気的な文脈で接地された、つまり大地に接続されたという意味で使われています。
    3,この場合の「prescription」は、処方箋や推奨される手順という意味ではなく、指示や命令という意味で用いられています
    4,文章中で「knocking down children」は文字通りの意味で使われており、電撃によって子供たちが実際に倒れたことを指しています。
    5,「violated」は、この文脈においては「破った」や「違反した」という意味ではなく、既成の理論に反した、すなわち「contradicted」に相当する意味で用いられています。
    6,「authority」は、この文脈で権威や支配者というよりは、専門家やエキスパートという意味合いで使われています。
    7,「classical」は、ここでは洗練されたや人文的という意味ではなく、標準的な、典型的な、従来の実験に使われる「standard」という意味です。
    8,「proposition」は、提案やスキームというよりは、主張や断言という意味で使われています。
    9,この文脈での「train」は、列車や運動という意味ではなく、一列に並んだ人々、すなわち「line」の意味で使用されています。
    10,presupposed」は、推論されたや法的に認められたというよりは、ある事が前提とされた、すなわち「assumed」という意味で使われています。

    (3)

    A. Electricians found that a Leyden jar has to be made out of glass.
    この文は誤りです。6パラグラフに「Nollet found that the shape of the vessel did not matter but that its substance had to be glass or porcelain.」とあるため、レーデン瓶はガラスだけでなく磁器でも作られることがわかります。

    B. Ewald J. von Kleist first invented what became known as the Leyden jar, but initially it was difficult for others to reproduce his experiment.
    この文は正しいです。1パラグラフに「Not until March 1746, three months after Kleist had announced his striking news, did anyone working from his instructions succeed.」と述べられており、クライストがレーデン瓶を最初に発明したこと、そして他の人々が彼の実験を再現することが当初は困難であったことが示されています。

    C. The length of time that a Leyden jar holds a charge can be increased by connecting them in parallel.
    この文は誤りです。6パラグラフには「Daniel Gralath connected jars in parallel into what he called a “battery”;」とありますが、これは電荷を長く保持するためではなく、衝撃を大きくするための方法として記述されています。

    D. The phenomena produced by the Leyden jar invalidated the theories of electricity that were current in the mid-18th century.
    この文は正しいです。5パラグラフに「Frank admissions that the jar shattered accepted theory appeared on every hand. Musschenbroek, hitherto an authority, now “understood nothing and could explain nothing” about electricity.」とあることから、レーデン瓶によって生じた現象が当時の電気の理論を無効にしたことが示されています。

    出典

    J.L Heibron “Elements of Early Modern Physics”

    2024年早稲田国際教養学部英語Ⅲ


    (1)
    1 G
    2 I
    3 E
    4 D
    5 C
    6 J
    7 F
    (2)
    1 B
    2 E
    3 A
    4 A
    5 B
    6 D
    7 C

    (3)
    CEGH

    Ⅲの解答根拠

    (1)

    段落1では、エルスペス・スタッキーの1991年の著書「The Violence of Literacy」が1995年に菊池久一によって日本語に翻訳されたこと、そしてその翻訳が日本の社会言語学において影響を与えたことが述べられています。
    段落2では、研究者の砂野幸稔が「単一の識字」の覇権的な力を研究し、それを社会的排除のメカニズムとして分析していることが述べられています。また、識字を近代、イデオロギーの装置、排除のメカニズムとしての3つの視点から解説しています。
    段落3では、識字の排除機能による社会的排斥を通じた非識字者へのスティグマが、ユネスコや他の機関が無意識のうちに再生産してしまっていると述べられています。これは、識字の「排除の機能」が、たとえ善意からの努力であっても、そのようなキャンペーンを通じて解決されていないことを意味しています。
    段落4では、「文字盲」という言葉が非識字と障害とを結びつけていると指摘し、また識字研究が障害を持つ人々の識字問題を避けていると述べています。
    段落5では、1948年に行われた広範囲に及ぶ識字調査の方法と、その結果が99%という識字率の神話を作り出すためにどのように使用されたかを説明しています。
    段落6では、識字調査の結果が、かなの使用を推進する者と漢字の使用を維持する者との間で行われた「国語・国字問題」の議論にどのように利用されたかを述べています。
    落7では、「1948年、障害を持つ人々は教育システムに登録されておらず、その結果、多くの人が一生非識字のままでいた」と述べており、このことから彼らが識字率の調査から除外されていたことがわかります。また、「彼らの非識字は、識字神話を支えるために隠されていた」とも述べられています。

    (2)

    1,「hegemonic」は「覇権的な」という意味で、支配的、優勢な力や影響力を指す。
    2,「enlightenment」は啓蒙主義を指し、近代的な価値や思考、理性、自由などの概念と関連している。
    3,「demarcation」は明確な区別や分類を意味する。
    4,「inadvertently」は意図せずに、偶然にという意味である。
    5,「philanthropic」は慈善的な、善意に基づく行為を指す。
    6,「this notwithstanding」は「それにもかかわらず」という意味で、前の文の内容に反するが、という接続詞的な役割を果たす。
    7,「tenable」は持続可能、または正当化できるという意味

    (3)

    了解しました。それでは、各選択肢が文章と合致するか矛盾するかを確認し、具体的な段落と引用を用いて説明します。

    A. An important survey on Japanese literacy rates was undertaken during the US occupation.
    これは文章と一致しています。段落5には次のように記述されています:
    “The main pillar of this myth is a survey conducted after WWII under the US occupation.”

    B. Official statements made by the Japanese government have spread false information about Japanese literacy rates around the world.
    これも文章と一致しています。段落6には次のように記述されています:
    “This myth then spread around the world.”

    C. People with mental and physical disabilities are usually excluded from statistical surveys conducted by international organizations.
    これは文中で言及されていません。しかし、段落7には特定の1948年の調査に関連して次のように記述されています:
    “In 1948, people with disabilities were not enrolled in the education system; many remained illiterate for their entire lives as a result.”
    これは国際機関が実施する調査において常にそうであるとは述べていないため、Cは文章と矛盾します。

    D. The concept of literacy can function as a way to control people.
    これは文章と一致しています。段落1には次のように記述されています:
    “Literacy, he maintains, monopolizes the construction of social knowledge.”
    これは識字が人々をコントロールする方法として機能することを示唆しています。

    E. The high literacy rate of Japan is considered to be declining because of a new research methodology aligned to the global standard.
    これは文中で述べられていません。文中では、識字率が高いという「神話」が問題視されていますが、新しい研究方法論が原因であるとは述べられていません。したがって、Eは文章と矛盾します。

    F. There was a time when some people proposed discontinuing the use of kanji in the Japanese writing system.
    これは文章と一致しています。段落6には次のように記述されています:
    “Some placed a high value on the phonographic writing system and argued to abolish kanji altogether.”

    G. UNESCO and other institutions are viewed to have liberated the oppressed in modern societies by eradicating illiteracy.
    これは文中で述べられていません。段落3では、ユネスコと他の機関が識字の排除機能を無意識のうちに再生産してしまっていると述べており、抑圧を解放したとは言及されていません。したがって、Gは文章と矛盾します:
    “The stigma of being illiterate emerges as the result of social rejection through the exclusionary function of literacy.”

    H. Western-style schooling was rejected in Japan because it was felt that the difference in writing systems made it inappropriate.
    これは文章と矛盾しています。段落1では、西洋式の学校教育が権力構造によって保護され、促進されていると述べられています:
    “They criticize the privileged position of western-style school literacy, which is protected and promoted by powerful institutions.”
    これは西洋式学校教育が不適切であると感じられ、拒否されたとは反対の主張です。

    出典

    Takeshi Nakashima “Literacy and Illiteracy” in Rutledge Handbook of Japanese sociolinguistics

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