1 b
2 a
3 b
4 d
5 c
6 b
7 c
8 b
9 c
10 a
11 a
12 d
13 b
14 b
解答根拠
(1)
傍線内の比喩表現を理解する必要がある問題です。
本文の最後の部分である「goodness, the difference between right and wrong, the nature of fairness — are sunk in conceptual quicksand」というフレーズが示しているのは、”善良さ、正と不正の違い、公平性の本質といった概念が概念上の流砂に沈んでいる”、
つまりこれらの日常的な概念が本質的に定義が困難であるという意味です。これは、第2段落の最後の文に該当します。
この文章は、「公平さ」や「善良さ」といった抽象的な概念について、哲学者たちが普遍的な理論を提供しようと苦闘している一方で、子供や大人はその瞬間のコミュニケーションの課題に対処するために十分に明確な意味を理解するだけでよいと述べています。具体的には、「It’s not fair!」と叫ぶことで子供が感じている不公平感を表現する必要がありますが、そのために全般的な公平さの理論を心に留めておく必要はないと説明しています。これは、本文の第2段落の第2文から第5文にかけての記述です。
ここではエリザの例から、「子どもたちの概念理解における矛盾」を示すために使われていることがわかります。
例えば、エリザがおもちゃの熊について言及している部分では、彼女は次のように述べています:
“E: No —she’s dead. HOW CAN THAT BE?”
“E: No, she’s middle-sized in between alive and dead. She moves sometimes.”(第3段落)。
さらに、エリザが死んだ人々の行動についての誤解を示す部分では、彼女は次のように質問します:
“E: How do dead people go to the bathroom?”
これに対して、「S: Dead people don’t have to go to the bathroom. They don’t do anything; they just lie there.」と応答されますが、
エリザはそれでもなお、「E: But they ate or drank before they died — they have to go to the bathroom from just before they died.」と返答します(第3段落)。
b「Things that do not move or cannot be seen are not alive」がエリザの生と死に関する理解に最も適していると考えられます。これは、エリザが生きているものと死んでいるものをどのように区別しているかを示す文から明らかです。
エリザがテレビで撃たれた人について言及した際、「”He’s dead — I can tell because he’s not moving.”」と述べています(第3段落)。この発言は、動かないものは生きていないというエリザの基本的な理解を示しています。
さらに、エリザは、「”Isn’t it funny — statues aren’t alive, but you can still see them?”」と発言しています(第3段落)。この発言からは、エリザが見えるが動かないもの、この場合は像を、生きていないものと認識していることがわかります。
他の選択肢については、本文から確認できません。
a「Statues are alive when you do not look at them.」は、エリザの観察からは支持されません。彼女は像が生きていないと認識していますが、見るか見ないかに基づくという考えは示されていません。
c「People who are shot on TV are not real, and cannot die.」については、エリザがテレビ上での死を現実の死と同じように解釈していることから、この選択肢は彼女の理解を反映していないと言えます。
d「Life and death are the same thing.」はエリザの観察に反するものです。彼女は生と死を区別しようとしており、それらが同じだとは考えていないようです。
(8)
この文脈での「charades」は、言葉を使った遊びやゲーム、特にコミュニケーションの状況において使用される比喩的な表現を指しています。
第7段落で、「Both pre-school children and adults use words as players use gestures in charades — in creative, contradictory ways that are good enough to get through the language games of the moment.」と述べられています。
ここでは、「charades」という言葉が、言語を使用したゲームや遊びを指していることを示しています。
具体的には、子どもたちと大人が言葉を使って創造的かつ矛盾する方法でコミュニケーションを取り、その瞬間の言語ゲームを成功させることを指しています。
第5段落では、生命の定義に関して「But this leaves tricky cases such as viruses (not composed of cells, not able to reproduce independently), viroids (circular RNA strands that replicate autonomously inside a host plant), prions (infectious proteins), and even the androids of the future (could a machine be conscious without being alive?). The definition of life, like the definitions of good, justice, right and wrong, has been the subject of endless and unresolved debates for millennia.」と述べられています。
この引用は、生命の定義に関する質問が複雑であり、簡単な答えが存在しないことを示しています。
b「questions that no philosophers have considered」は不正確です。文中で哲学者がこれらの問題を考慮していないとは言及されておらず、むしろ「endless and unresolved debates for millennia」と述べられています。
c「questions that only scientists can answer」も不正確です。文中で科学者だけがこれらの問題に答えられるとは述べられておらず、実際にはこれらの質問が長い間議論されてきたことが示されています。
d「questions with clear spiritual and religious answers」も文脈に合っていません。第5段落では、生命の定義に関する質問が宗教的または霊的な明確な答えを持っているとは述べられておらず、むしろこれらの問題が未解決のままであると説明しています。
(11)
第6段落には、「These types of questions(5段落の内容) are mostly irrelevant in the vast majority of linguistic charades we play in everyday communication — the tricky cases just don’t arise much in ordinary conversation. What matters is that we can get along well enough when dealing with the situations that actually occur in daily life.」と記述されています。この引用は、日常生活でのコミュニケーションでは、哲学的な意味の問題がほとんど関係なく、実際に発生する状況を上手く扱えることが重要であるという著者の主張を明確にしています。
b「We need to memorize the definitions of words that other people use」については、第6段落では他人が使用する単語の定義を暗記する必要性について言及していません。
c「People have numerous reasons to negotiate the meanings of life and death」も、この段落の主なメッセージではありません。実際には、日常会話では生と死の意味について交渉する多くの理由があるとは述べられていません。
d「Children’s games are an important part of learning about life and death」に関しては、第6段落では子どものゲームが生と死について学ぶ重要な部分であるとは特に言及されていません。
(12)
第6段落「We no more need a mental definition of life to talk about living relatives or dead pets than we need a biological definition of gorillas to mime King Kong.」
no more のいわゆるクジラ構文です。
a「an understanding of the planet Mars to study the sun」は、太陽を研究するために火星の理解が必要でないという点でアナロジーが成立するものの、日常的な活動やシンプルなタスクと直接的な関連性が薄いため、この文脈でのアナロジーとしては適切ではありません。
b「the classification of pipes to play the videogame Super Mario Brothers」は、ビデオゲームをプレイする際に特定の分類知識が必要でないという点で面白い比喩ですが、本文のコンテキストにおいて生命やコミュニケーションのシンプルさを示すアナロジーとしては直接的ではありません。
c「the meaning of gorillas to say that they are 200 kilogram primates」は、本文引用部分に実際に登場するゴリラに関するアナロジーを使っていますが、この選択肢はアナロジーそのものを説明しており、置き換えるアナロジーとしては機能しません。
第7段落から解答の根拠を具体的な引用すると、「And playing those conversational games requires paying attention to likely communicative objectives, the contents of the environment, and past linguistic usage — the hidden parts of the communication iceberg are just as important as the words themselves.」です。
これは、会話ゲームをする際には、コミュニケーションの目的、環境の内容、過去の言語使用といった、一見すると見えないコミュニケーションの側面に注意を払う必要があると述べています。これらの「隠された部分」は、言葉自体と同じくらい重要であると強調しています。
a「the differences in mother tongue that are a titanic obstacle to communication」は、文中で特に言及されているわけではなく、bのように広範なコミュニケーションの側面を包括しているわけではありません。
c「the communication between children and adults that is often deep, cold, and damaging」は、第7段落での表現や文脈とは異なり、コミュニケーションの隠れた側面を説明する際に使用されているメタファーに合致しません。
d「the true intentions that are not revealed in intergenerational communication」も、隠れた部分を指すメタファーとしては適切ではありますが、第7段落で述べられている「隠された部分」の説明はもっと広範なコミュニケーションの要素に関連しています。
したがって、bが「the hidden parts of the communication iceberg」の意味を最も正確に反映しており、コミュニケーションの過程で見えない、しかし重要な部分を指しています。
(14)
記事全体を通じて、日常のコミュニケーションにおいて人々が共有する意味や概念は、その場その場のコンテキストに基づいて適応的に理解され、交渉されることが強調されています。第2段落で、「But children and adults only have to get meaning sufficiently clear to deal with the specific communicative challenge of the moment.」と述べられています。これは、日常のやり取りの中で人々が意味を常に交渉していることを示しています。
a「People are able to communicate clearly using words because we already share a common understanding」は、記事が示すコミュニケーションの複雑さを過小評価しています。共有された理解があるとはいえ、その理解は状況に応じて変化し、交渉されることが強調されています。
c「Young children play charades because they are not good at using language the same way as adults」は、子どもたちの言語使用に関する記事の主旨を誤解しています。実際には、子どもたちが成人とは異なる方法で言葉を使う能力について議論しつつ、それがコミュニケーションの交渉の一環であることを示しています。
d「People in different countries use different nonverbal strategies to communicate when they lack the vocabulary to speak」は、この記事の焦点ではありません。記事は、非言語的戦略よりも言葉を使った意味の交渉に重点を置いています。
出典
“The Language Game: How improvisation created language and changed the world”
by Morten H. Christiansen , Nick Chater
2024年早稲田大学教育学部英語大問Ⅱ
1 c
2 b
3 d
4 d
5 a
6 b – a
7 a
8 a
9 c
10 d
解答根拠
(1)
第1段落の最後の文から明らかです。「the invention of the first device ever that permitted us to henceforward stop using a part of our brains」では、Cal-Tech電子計算機が私たちが脳の一部を使うのを止めることを可能にした最初の装置であると著者が考えていることを示しています。
第2段落「they still required you to make some use your grey matter; the Cal-Tech freed you up entirely」という部分で、Cal-Tech電子計算機が人々を「grey matter」、つまり脳胞を使う必要から解放したと述べています。この文脈で「grey matter」は脳の活動、特に計算を行う際の脳細胞の使用を指していると解釈できます。
この選択肢を選んだ理由は、第6段落における「This has in recent months led to widespread hand-wringing. Our minds, it is said, will inevitably fall out of use, atrophying, or distending, whichever is worse」という文から明らかです。ここで表現されている「widespread hand-wringing」とは、人々が電子計算機やその他の技術革新が私たちの脳を使う方法に及ぼす影響について広範囲にわたって心配していることを指しています。
この選択肢を選んだ理由は、第7段落と第8段落に基づいています。第7段落で、著者は「Wall-E」という映画を引き合いに出して、物理的な怠惰がもたらすディストピア的な未来像を描いています。引用すると、「the nightmare model – for our bodies – is a movie like Wall-E」とあります。そして直後の第8段落では、「So now there comes a similarly dire vision for our minds」と続けており、これは映画で描かれた身体の未来に対する悲観的な視点と精神の未来に対する悲観的な視点を比較していることを示しています。
⑸[倒置される場合] 倒置した Late though it was, the meeting still continued. (遅くなったが, 会議はまだ続いていた)の語順で用いるのは⦅主に文⦆. この場合にthough ではなくalthoughを使うのはきわめてまれ(→as接6a)). 名詞句が前置された場合は無冠詞となる:Genius though he was, he had no common sense. 彼は天才だったが, 常識というものがなかった. 動詞(句)の前置は⦅やや古⦆:Fail though I did, I would not give up my dream. 失敗したが夢はあきらめない. 出典:Genius6 though 部分
bは、著者が「renewed innocence」について疑念を抱いているとは文中で示されておらず、むしろそのような状態の到来を期待しているように読み取れます。
cは著者がアリストテレスの関連性について不確かであるかのように語っていますが、文脈からは著者が古代ギリシャの知識人に言及しているのは、彼らが持っていた知の純粋さを現代でも追求すべきだという示唆のためであり、その関連性を疑っているわけではありません。
dは、AIが新たな哲学者の出現を引き起こすと著者が考えているかのように読めますが、その表現は第15段落において「Fanciful though it may sound」という前置きを経て、可能性の一つとして提示されているに過ぎません。
(8)
第12段落で著者は古代ギリシャの知識人の心について言及していますが、「Their minds, though steeped in the totality of contemporary knowledge, were thus almost tabulae rasae – nearly empty, ready to take it all in, ready to think, primed for purpose.」と述べています。これは、古代ギリシャの知識人の心が、当時知られていた知識によって満たされていたが、まだ知られざることが多く、新しい情報を取り入れる準備ができているという意味です。現代の心が「ほとんど空」とはどこにも書かれていません。
bについては、第4段落において「GPS has given us all the direction we might ever need.」と述べられており、GPSが従来の方位を測るツールを置き換えたことが明示されています。
cは第14段落に基づいており、「a more reasonable sound-to-noise ratio, gifting us with a renewed innocence」とAI技術によって知的生活が改善される可能性が示唆されています。
dは第2段落で、電子計算機がアバカスや計算尺とは異なり、完全に自動化されていて使い者の心を使う必要がないと説明されています。「The abacus and the slide rule might have been mental labour-saving devices, but they still required you to make some use of your grey matter; the Cal-Tech freed you up entirely.」
(9)
第13段落と第14段落に基づいています。著者は「Which is why our modern minds, once they have been purged of all that today’s algorithms might now deem unnecessary information, will be as ready as theirs were to think, to inquire, to wonder, to contemplate, to imagine, to create.」と述べています。これはAIが不必要な情報を取り除くことで、私たちの知的能力をより完全に行使することを可能にするという著者の楽観的な見解を反映しています。
さらに著者は「So I see today’s algorithmic revolution as a necessary cleansing, a movement by which we rid ourselves of all the accumulated bricolage of modern intellectual life, returning us to a more reasonable sound-to-noise ratio, gifting us with a renewed innocence, filled with potential.」とも述べており、これもAIの肯定的な影響に対する彼の見方を示しています。
aについては、著者がAIによって人間が怠惰な夢想家になることを恐れているという直接的な証拠はありません。第9段落で著者は「But I am not a doomsayer – not so far as our minds are concerned, at least.」と述べており、これは彼がAIに対して恐れを持っているわけではないことを示しています。bに関しては、著者がAIに関して全く懸念を抱いていないわけではないものの、第9段落での言及は、AIに関する彼の全体的な姿勢が楽観的であることを示しています。dは、著者がAIアルゴリズムが古代ギリシャの哲学者たちの独創性を超えると考えているかのように読めますが、文中ではそうした比較を行っていません。
出典
The big idea: will AI make us stupid?
2024年早稲田大学教育学部英語大問Ⅲ
1 c
2 c
3 c
4 b
5 c
6 a
7 d
8 a
9 b
10 b
11 d
12 a
13 d
解答根拠
(4)
b「Terminal lucidity occurs when neural networks that were regarded as damaged are restored.」が本文の記述と一致しないという主張は、文中の情報とは合致しません。これを説明するためには、4段落の「It suggests there may be neural networks that are remaining, and/or pathways and neural function, that could help potentially restore cognitive abilities to individuals we otherwise think are permanently impaired」という部分を引用します。
この文は、損傷したと考えられていた神経回路が復活するということではなく、依然として残っているかもしれないと可能性を示唆しています。
これは神経回路が復元されるというよりは、まだ機能している神経回路が存在すること示されているため、bは文の内容とは一致しせん。
a. 5段落「research into this phenomenon is still in its early phases」という記述から、終末期の明瞭さが我々に患の脳内で起きていることを理解する手がりを与えていると解釈できます。
c. 1段落の「Such “terminal lucidity” is defined the return of cognitive faculties」という部分は、終末期の明瞭さが認知能力の突然の回復として明されていることを明示しています。
d. 2段落の「they’re aware not merely of their surroundings … but understanding what their relationships to other people are」という記述は、終末期の明瞭さが者に予期せぬ形で他人との関係を思いさせることを示しています。
(5)
c「A surge of organized brain activity was observed in the last few days of life.」が6段落の実験の記述に言及されていない内容です。本文では、「Gamma-wave activity surged within the first few minutes of cardiac arrest and then ceased」と述べられており、これは心停止の最初の数分間にガンマ波の活動が急増したことを指していますが、最終日の数日間については言及されていません。
a. 「including a 2013 PNAS study that revealed a similar surge in synchronized brain activity in rats exposed to a cardiac toxin」という部分が、毒素を投与された後の脳活動が観察されたことを示しています。
b. 「and a 2015 study in which rats were killed by asphyxiation」という部分が、酸素欠乏によって死亡したラットでガンマ波の活動が観察されたことを示しています。
d. 「Gamma waves are a frequency of brain wave typically associated with wakefulness, alertness and memory recall」という部分が、心停止後の瞬間にラットがより警戒していた可能性を示唆しています。
(6)
a「In experiments including both humans and animals, the brain activity of the subjects decreased after a sudden drop in oxygen levels.」は、ジモ・ボルジギンの主張と一致しません。
8段落で、ボルジギンは「the subjects’ brain showed a spike in activity after the sudden reduction of oxygen supply」と述べており、これは酸素供給の急激な減少後に脳活動が増加したことを意味します。したがって、脳活動が減少したというこの選択肢は、実際には逆の状況を示しています。
b. 7段落では、「Some other researchers believe this region may also be essential to conscious experience. The parts of the brain in this area are related to visual, auditory and motion perception—a phenomenon Borjigin believes is involved in the out-of-body experiences reported by people who come close to death and recover」と述べられており、頭蓋骨の後ろ近くにある脳の領域が臨死体験に関与していることが示されています。
c. 7段落の「She adds that gamma-wave activation patterns akin to those observed in the comatose people are associated with activities that include the recognition of a familiar image—such as a human face—in healthy people」という部分が、昏睡状態の患者のガンマ波活動パターンが健康な人が馴染みのある画像を認識する時のそれと似ていることを示しています。
d. 8段落でボルジギンは、「I believe dementia patients’ terminal lucidity may be due to these kinds of last-ditch efforts of the brain」と述べており、脳が酸素不足を感知したときに生物学的平衡を回復しようとする試みが終末期の明瞭さの原因である可能性があることを示唆しています。
(8)
a「Several seconds before cardiac arrest, brain activity was found to disappear.」は、AWARE II研究の記述に適切ではありません。本文には「Within 20 seconds of cardiac arrest, the brain flatlines」とあり、これは心停止の20秒以内に脳の活動がフラットライン(活動が見られなくなる状態)になると述べていますが、心停止の数秒前に脳活動が消失するとは記述されていません。
したがって、この記述は不適切です。
b. 「researchers monitored the brain activity of more than 500 critically ill people」という文が、重症患者の脳活動を研究者が監視したことを示しています。
c. 「The patients were exposed to audiovisual stimuli while undergoing CPR to test their memory of events after cardiac arrest」という文が、心停止後の出来事に関する患者の記憶を探るために、CPR中に視聴覚刺激を受けたことを示しています。
d. 「The AWARE II team also observed an unexpected spike in brain activity during CPR」という文が、CPR中に予期しない脳活動の急増を研究者が観察したことを示しています。
(11)
根拠は3段落にあります。カーロウィッシュは、「what we found is lucidity was more common than it was the exception in dementia patients, which would suggest that the idea of it being terminal is not entirely correct」と述べています。
さらに、「We’ve actually found that a variety of these episodes occurred months, even years, before the person died」とも述べています。これらの引用は、彼が認知症患者の意識について、完全には失われていないと考えていることを示しており、その意識が部分的には変わらずに存在するという見解を支持しています。
a「questions the idea that cognitive decline is a one-way process」は、記事から合理的に推測できる内容です。11段落でカーロウィシュは、「rather than assuming their consciousness has been irrevocably changed, “we should still pay close attention to their mind because some aspects are still there, though they may be quite damaged.”」と述べており、これは認知機能の衰えが一方通行のプロセスであるという考え方に疑問を投げかけています。彼は認知症の人々の意識が不可逆的に変わってしまったと仮定するのではなく、まだ存在する側面に注意を払うべきだと述べています。
b. 超自然的な信念や迷信についての言及はなく、科学的な考え方に基づいて死についての見解を述べています。
c. 新しい技術を開発したという内容は記事には述べられておらず、研究や観察についての言及が主です。
d. 心臓病の治療への投資を支持するという立場は記事からは直接読み取れません。記事は死の過程や認知症患者の意識についての研究に焦点を当てています。
出典
Why Dying People Often Experience a Burst of Lucidity
選択肢(C)「彼らの降下速度を遅らせるため」が正解です。本文の第2パラグラフにある「Both the wandering salamander and its relative, the arboreal salamander (A. lugubris), often spread their limbs like a skydiver in freefall, maximizing drag. This slowed their descent by as much as 10%, the researchers report today in Current Biology.」という文言がこれを裏付けています。ここで述べられている「maximizing drag」は空気抵抗を最大化することを意味し、「This slowed their descent by as much as 10%」とあることから、彼らが四肢を広げることで降下速度が遅くなることが明示されています。
選択肢(A)「捕食者から逃れるため」というのも一見正しいように思われますが、本文には「Skydiving could be an effective way to avoid predators.」とあり、これは「スカイダイビングは捕食者を避る効果的な方法である可能性がある」という仮説を示しているに過ぎず、彼らが四肢を広げる主な理由としては直接的に述べられていません。これ第4パラグラフの第1文目です。
couldを使った助動詞による主観表現と過去形の客観表現を見分けることができるかがポイントです。設問もWhy do なので事実表現を確認しています。
選択肢(D)「体をくねらせる」が正解です。本文の第2パラグラフには「Other times, the salamanders glided and turned in various directions by wiggling their legs and tail.」とあります。これは、サンショウウオが「legs and tail(脚と尾)」を「wiggling(くねらせる)」ことによって、様々な方向に滑空し、方向転換することを示しており、これが彼らが落下中に方向を変える方法です。
本文の第2パラグラフに「Both the wandering salamander and its relative, the arboreal salamander (A. lugubris), often spread their limbs like a skydiver in freefall, maximizing drag.」と述べられており、これは両種が落下中に四肢を広げて空気抵抗を最大化し、落下速度を遅らせるという同様の行動を取ることを示しています。また、「This slowed their descent by as much as 10%, the researchers report today in Current Biology」と続いており、この行動が実際に落下速度を遅らせる効果があることも裏付けています。
“Watch salamanders ‘skydive’ in a wind tunnel” in Science by ERIK STOKSTAD
(Ⅱ)
(5)
甘い食べ物が若い子供たちに利益をもたらした可能性がある理由は、上記の文章からいくつかの点を引用することで論理的に説明されます。まず、甘い食べ物は「Sugar from fruit or honey was a quick source of complex carbohydrates」と第1パラグラフの3文目で述べられており、複合炭水化物の迅速な源であったことを示しています。これは(a)に関係しています。
次に、「This preference was once an evolutionary advantage」と第1パラグラフの2文目に記載されており、進化上の利点であったとされています。これは(b)の選択肢の根拠となります。
最後に、「And fruit that was sweet and ripe gave a person more nutritional value」と第1パラグラフの3文目に述べられており、甘くて熟した果物が人により多くの栄養価を提供したことが明記されています。これは(c)の選択肢の根拠となります。
上記の引用と説明から、甘い食べ物が若い子供たちにもたらした利益は、複合炭水化物の源、進化上の利点、および栄養価の提供という3つの要素すべてに関連しているため、(d)選択肢「All of the above」が最も適切な答えとなります。
(6)
空欄(6)の後And older teens and people in their early twenties discover they no longer care for grape flavored Big League Chew or strawberry Nerds.を考えると、もはや甘いものに対してのpreferenceはないので、下がっているdiminishesと考えられます。
late adolescence は後期青年期 = older teensという言い換え関係。
(a)については、「We associate different tastes with different consequences」と第2パラグラフの5文目に記述されています。これは、年齢と共に異なる味に対する結果や経験を関連付けて学習するというプロセスを示しており、味覚の好みの変化を説明します。
(b)に関しては、「A person, for example, might learn that bitter tastes aren’t harmful」と第2パラグラフの6文目,また次の文のThis can prompt a person to try more bitter tastes. で人が苦い味に対する耐性を高める可能性があることを意味します。
選択肢(a)「いくつかの深刻な水利用の問題を解決する」という記述については、文章ではプロジェクトが「serious water use problems」という問題を修正するとは明言されていません。文章には、「It won’t fix the West’s serious water use problems」との記述があるため、この選択肢は不正確です(第4パラグラフ)。
選択肢(b)「ソーラーアレイの周囲のスペースを最大限に活用する」という記述に関しては、文章中に明確な言及がないため、このプロジェクトの特異性を表すものではありません。ただし、文章の中で「Figuring out how to maximize space around and under solar arrays is nothing new」と記されており、これはプロジェクトの新規性とは異なる既存のアイデアを指しています(第4パラグラフ1文目)。
選択肢(c)「気候変動の脅威を解決する」という記述については、文章ではこのプロジェクトが気候変動の脅威を解決するとは述べられておらず、むしろ「the mounting threat climate change poses to water supply」と気候変動が水供給に与える脅威について言及しているため、この選択肢も不正確です(第4パラグラフ、最後の文)。
選択肢(d)「運河を保護するためにソーラーパネルを使用する」という記述は、文章中で「constructing solar panels as a protection measure for irrigation canals is a new idea」と述べられています(第4パラグラフ、3文目)。これは、ソーラーパネルを使って運河を覆い、水の蒸発を防ぐというプロジェクトの独特な側面を指しており、この選択肢はプロジェクトのユニークな特徴を正確に表しています。
選択肢(b)「ソーラーパネルが蒸発を減少させる」という記述は、テキストに「Covering all the canals in the state with solar panels … could save 63 billion gallons of water annually」とあるため、これは水の蒸発を減らすことを示しています(第3パラグラフ2文目)。従って、この選択肢は水とソーラーパネルの連携を正確に説明しています。
選択肢(c)「水路がソーラーパネルを冷却するのに役つ」という記述もまた、テキストに「The water’s cooling effect in turn, could help keep those solar panels working more effectively」と記載されているため、正確な記述です(第3パラグラフ、最後の文)。
出典
“How installing solar canopies over canals can help California fight drought” in The Hill
ECoG(脳皮質電極記録)プロセスが人間に対して稀にしか使用されない理由は、その侵襲性の高さにあります。本文の第2パラグラフにおいて、「Electrocorticography is not typically performed in humans because of its invasiveness」と明記されています。
これは、ECoGプロセスが侵襲的であるため、通常は人間に対して行われないことを意味しています。
a)「Can induce epileptic seizures」、(b)「Expensive to conduct」、及び(c)「Requires brain surgery」のいずれも、本文中に「Electrocorticography is not typically performed in humans because of its invasiveness」と直接関連する情報は含まれていません。
(13)
この記事の主なアイディアは、特定の脳の部分が歌声によって活性化されるという発見です。従って、選択肢(a)「One part of the brain activated by singing」が正しい答えです。本文の第1パラグラフの最初の文、「Researchers from the Massachusetts Institute of Technology have discovered that a specific set of neurons located in the auditory cortex in the brain respond to singing but not other sounds like speaking or instrumental music」と述べています。これは、聴覚皮質に位置する特定のニューロン群が歌声に反応することを示しており、本文の主要なアイディアをしています。
選択肢(b)「Researchers find a brain function anomaly」については、記事では脳機能の異常が発見されたとは述べられていませんので、不適切です。選択肢(c)「Scientists study how the brain processes sounds」はこの研究の一部を表していますが、記事の主なアイディアではありません。選択肢(d)「The challenges of studying neural responses」についても、本文では研究の挑戦についての詳細は述べられておらず、主なアイディアとは言えません。
出典
“Some Neurons in Your Brain Respond to Singing but Not Other Music”in Smithsonian Magazine
Ⅴ
(14)
最も深刻な脱水の副作用は(c)Stroke、つまり脳卒中です。この情報は本文の第1パラグラフの最後の文、「Dehydration comes with a slew of nasty side effects like mental fog, overeating and even higher stroke risk.」に基づいています。ここで言及されている「higher stroke risk」というフレーズは、脳卒中のリスクが他の副作用よりも特に深刻な健康問題を示唆しています。したがって、脱水が引き起こす可能性のある最も重篤な副作用として脳卒中が挙げられます。
最後に(d)Not enough information givenについては、上記の理由により不適切です。なぜなら脳卒中が最も深刻な副作用であるという情報は文中に明記されているため、情報が不足しているわけではありません。
(15)
選択肢の中で、脱水に役立たない可能性があるのは(a)Coffeeです。
本文には、最も良い水分補給方法として、水分を多く含んだ食品を摂ることが推奨されています。第2パラグラフに「hydrating foods like watermelon, tomatoes and beans (most raw fruits and vegetables have a high water content)」とあり、これには(b)Raw fruits、つまり生の果物と(d)Tomatoes、が含まれています。これらは水分補給に役立つとされています。
また、(c)Tea、つまりお茶も水分補給に有効であると本文の第2パラグラフ最終文に記述されています。「They found that milk, tea and orange juice were slightly more hydrating than water alone」との記載があります。したがって、お茶は水分補給に役立つ飲料の一つです。
(16)
脱水を避ける最善の方法は(c)Have a mix of hydrating foods and water、つまり水分を多く含む食品と水を組み合わせることです。本文の第2パラグラフにおいて、水分を多く含む食品として「watermelon, tomatoes and beans (most raw fruits and vegetables have a high water content)」が挙げられており、これらの摂取が推奨されています。また、第2パラグラフ最後から2文目では「other drinks might be more hydrating than water alone」とあり、水だけではなく他の飲料も水分補給に有効であることが述べられています。
これらの情報は、水分補給には水だけでなく、水分を含む食品や他の飲料も取り入れることが重要であることを示しています。
他の選択肢についてですが、(a)Avoid high-intensity exercise、つまり高強度の運動を避けることが脱水を防ぐ方法として本文には述べられていません。
そして(b)Drink lots of water、つまり多くの水を飲むことは脱水を避ける一つの方法ですが、本文では「Chugging as much water as you can all day is likely not the best or most efficient way to stay hydrated」と述べられており、一日中大量の水を飲むことが最も効率的な方法ではないと指摘されています。
最後に(d)Reduce alcoholic drinksについては2パラグラフ最後のwhile beer was slightly (but not significantly) less hydrating.にてhydrateとは逆のことが書いてあります。
出典
Why Drinking Water All Day Long Is Not the Best Way to Stay Hydrated
Ⅵ
(17)
3パラグラフ2文目に「“What they define as an ‘optimal’ diet is not quite optimal; it’s just a whole lot better than typical,’” Katz said」とあります。これは、彼が研究で提案されている事を「最適」とは考えていないが、「典型的なものよりはるかに良い」としていることを示しています。
その後の文章でも、彼はその食事をさらに改善することで、さらなる利益をもたらす可能性があると感じており、「much improved(大幅に改善された)」食事であっても、まだ相当量の肉と乳製品を許容していると指摘しています。したがって、選択肢の中でDr. Katzの見解に最も適合するのは(a) Betterです。
(b) Considerable この単語はKatzが食事について述べたの評価としては使用されていません。
(c) Optimal: これはKatzが研究で定された食事に対して使用している言葉ではなく、彼は「optimal」という言葉を使って食事を否定的評価しています(「”optimal” diet is not quite optimal」と述ています)。
(d) Typical: Katzは研究で提案されてる食事を「typical(典型的な西洋食)」よも優れていると評価しており、したがってこの選択肢も彼の見解とは異なります。
(18)
本文2パラグラフ、2文目には「A man eating the healthier diet from age 20 could add 13 years to his life.(20歳から健康的な食事を始めた男性は、彼の寿命に13年を加えることができる)」とあります。これは、この最適化された食事を最も早く始める若い男性が最も多くの寿命の延長を見込むことができることを示しています。。したがって、選択肢の中では(c) Younger menが最も恩恵を受けるグループとして選ばれるべきです。
提案されている「最適化された食事」においては、肉や加工食品よりも植物ベースの食品に焦点を当て、肉や加工食品を減らし、果物、野菜、豆類、全粒穀物、ナッツに置き換えることが推奨されています。しかし、提案された食事内容には「肉を魚に置き換える」という具体的な記述はありません。したがって、選択肢の中で行わないことは(c) Replace meat with fish, vegetables, legumes, grains and nutsです。
(a) Focus on plant-based foods over meat and processed foods: これは、最適化された食事の一部として明示されています。本文の1つ目のパラグラフ、2文目で「less red and processed meat and more fruits and vegetables, legumes, whole grains, and nuts」と記述されており、植物ベースの食品に焦点を当てることが提案されています。
(b) Increase plant-based foods, decrease meat and processed foods:これも本文の1つ目のパラグラフ、2文目の記述に基づいて、最適化された食事の特徴として挙げられています。
(d) Shift emphasis from red meat to fruits and vegetables: 1つ目のパラグラフ2文目「less red and processed meat and more fruits and vegetables」とあることから、赤肉から果物や野菜への重点シフトも提案された食事の要素であることがわかります。
出典
Changing your diet could add up to 13 years to your life, study says
(a)「誤解を避ける」: Aviation Englishは、パイロットと航空交通管制官との間の誤解を避けるために、標準的なフレーズを使用します。これは文の中で、「Because a misunderstanding between a pilot and a controller can lead to catastrophe, aviation English relies upon a standard phraseology」と第3パラグラフの2文目で述べられています。
(b)「コミュニケーションを促進する」: Aviation Englishは、国際的なフライトでは特殊なバージョンの言語として利用され、パイロットと航空交通管制官が無線でコミュニケーションを取る際に使用されます。これは、第1パラグラフの最後の文、「pilots on international flights and air traffic controllers on their routes are required to speak a specialized version of the language known as aviation English when they communicate over the radio」と記載されており、コミュニケーションを促進するためのものであることがわかります。
(a)「複雑(Complex)」: Aviation Englishは、「in some ways it’s much more complex and nuanced」と第3パラグラフで述べられています。これは、言語が持つ独特の複雑さや微妙なニュアンスを指摘しており、そのため、Aviation Englishは複雑であると言えます。
(b)「国際的(International)」: Aviation Englishは「pilots on international flights and air traffic controllers on their routes are required to speak a specialized version of the language」と第1パラグラフの最後の文で述べられており、国際的な航空フライトおよび航空交通管制における標準言語として機能していることがわかります。これにより、Aviation Englishは国際的な特性を持っています。
(c)「実用的(Practical)」: Aviation Englishの使用は、実際のパイロットと航空交通管制官間のコミュニケーションにおいて非常に実用的です。これは、「a prescribed, highly constrained set of phrases to be used insofar as possible」と第4パラグラフの2文目で定義されており、実際の飛行オペレーションにおける明確性と理解のための実用的な言語であることを示しています。
(d)「すべての上記(All of the above)」: 上記の(a)、(b)、(c)の各説明から、Aviation Englishが複雑であり、国際的であり、実用的であることが示されているため、最も適切な選択肢は(d)「すべての上記」です。
(22)
(a)「Aviation English Helps Passengers Communicate with Flight Crew」: この選択肢は不適切です。本文は、乗客とフライトクルー間のコミュニケーションに焦点を当てていません。むしろ、パイロットと航空交通管制官間のコミュニケーションについて述べています。第1パラグラフには、「pilots on international flights and air traffic controllers on their routes are required to speak a specialized version of the language known as aviation English when they communicate over the radio」とあり、乗客ではなくパイロットと管制官のやり取りについて説明しています。
(b)「How Simplified Morse Code Changed the Safety of Air Travel」: この選択肢も不適切です。本文は、モールス信号の簡略化が航空の安全にどのように影響を与えたかについて詳述しているわけではありません。第2パラグラフでは、初期の航空通信にモールス信号が使われていたことと、その後の発展について簡単に触れていますが、これがタイトルとして本文全体を代表するものではありません。
(c)「International Language Promotes Intercultural Communication」: この選択肢も本文の主題を正確には反映していません。確かに航空英語が国際的な言語であることは第1パラグラフに記載されていますが、この言語が異文化間コミュニケーションを促進するというよりは、特定の専門的なコンテキスト、つまり航空交通の安全性を高めるために用いられています。
(d)「Pilots use Universal Language to Enhance Flight Safety」: この選択肢が本文の内容を最も適切に表しています。本文は、航空英語がいかにして国際的な航空通信の標準として確立されたか、そしてそれがパイロットと航空交通管制官間の明確なコミュニケーションを通じて飛行の安全性をいかに向上させるかに焦点を当てています。第4パラグラフにある「Because a misunderstanding between a pilot and a controller can lead to catastrophe, aviation English relies upon a standard phraseology」という文言が、このタイトルの妥当性を裏付けています。
出典
‘Tree-niner-fife’: The Global Language of Pilots
Ⅷ
(23)
ヒエログリフ(象形文字)が最初にどのように使用されたかについて言及している部分は、3番目のパラグラフの1文目にあります。「Archaeologists have taught us that before the alphabet was invented, “written” communication was in the form of pictures, known as hieroglyphics. They are believed to have originated around 3100 BCE., not as a way to capture history, but as a method for documenting business transactions during the rise of the city-state.」この文は、象形文字が歴史を記録するためではなく、都市国家の台頭中にビジネス取引を文書化する方法として起源を持っていると説明しています。従って、選択肢 (a) Capture history や (c) Record news はこの文に基づいて否定されます。
また、選択肢 (d) All of the above についても否定されるべきです。なぜなら、文書にはヒエログリフがビジネス取引の文書化以外に使われたという言及がなく、選択肢 (a) や (c) の内容が含まれていないためです。
したがって、正しい答えは (b) Document business であり、これが象形文字が最初にどのように使用されたかについての文書からの引用に基づいた論理的な説明です。
(24)
4パラグラフの最後の文に、「While it’s not clear exactly when or how, researchers say sometime in the second millennium — between 1900 and 1700 BCE — an alphabetic system was developed that enabled more people to read and write.」とあります。これは、紀元前1900年から1700年の間の第二千年紀に、より多くの人が読み書きできるようにするアルファベットシステムが開発されたことを示しています。
選択肢 (a) Easier to communicate at a distance については、文章中で直接的な言及がないため、これを根拠とすることはできません。選択肢 (b) History could be more easily recorded も、直接的な言及がないため、根拠とはなりません。選択肢 (d) Scribes were no longer panda については、文章中にスクライブ(筆記者)が「パンダ」でなくなったという記述はどこにも存在せず、また「パンダ」という言葉は文脈上無関係なため否定されます。
(25)
最後のパラグラフで、イービング・フィンクルはアルファベットシステムへの移行を記述しており、「The giant leap came when somebody conceived of this matter, that you could draw a picture which represented something that someone could recognize but at the same time that sign could be used just for the sound of the thing it looked like, so the sound became drawn out or separated from the picture」と述べています。これは、象形文字からアルファベットシステムへの移行が「giant leap」と表現されていることを示しています。
また、同じ文でこの移行が「rather simple」とも述べられており、これは選択肢 (a) Conceptually simple の根拠になります。さらに、最後の部分には「nevertheless is of great lasting significance」とあり、これは選択肢 (c) Significant の根拠となります。
したがって、文中の引用に基づき、選択肢 (a) Conceptually simple、(b) Giant leap、(c) Significant はすべてこの移行を説明するのに適切な形容詞であり、それぞれの言葉が文章の中で直接的に使われているため、正解は (d) All of the above となります。
出典
Why Was the Alphabet Invented, Anyway?
2024年早稲田人間科学部英語大問Ⅱ
26,G of
27,J to
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29, I out
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2024年早稲田人間科学部英語大問Ⅲ
41,B
42,C
43,B
44,A
45,E
46,A
47,C
48,B
49,E
50,D
解答根拠
41,文中の “it is no point in” は文法的に正しくありません。正しくは “there is no point in” となるべきです。”It is no point” では主語と述語が不適切に使われています。
42, “much troubles” は不正確です。不可算名詞の “trouble” を使うべきで、”much trouble” が正しい形です。
43,”for aged” は不適切な表現です。 “for the aged” または “for elderly” が正しい表現です。
44,”so please” は誤りです。 “so pleased” が正しい形容詞の使用です。
45,No Error
46,”I find” は現在形が不適切であり、過去形の “I found” が正しい可能性があります。
47,”some of whose” は不正確です。正しくは “some of which” となります。
48,”equipments” という単語は誤りです。”Equipment” は不可算名詞であり、複数形は存在しません。
49,No Error
50,”sun raise” は誤りで、正しくは “sunrise” または “sun rise” となります。