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早稲田大学法学部【日本史】完全対策と勉強法|早稲田専門塾が監修

2016.06.29

ページ目次早稲田大学法学部日本史の対策・勉強法早稲田大学法学部の日本史の傾向早稲田大学法学部日本史の特徴早稲田大学法学部日本史への取り組み早大法学部日本史対策1:資料問題早稲田法日本史対策に向けた資料問題トレーニング方法早大法学部日本史対策2:現代史対策早稲田大学 法学部日本史で使える参考書早稲田大

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  • 早稲田大学法学部日本史の対策・勉強法

    法学部ならではの法制史的な視点からの出題も多く、細かな知識だけでなく、重要な事項についての深い理解が求められます。
    本記事では、早稲田大学法学部日本史の具体的な出題傾向と特徴を解説し、合格に向けた対策のポイントをお伝えします。法学部日本史の試験は、過去問から傾向をつかむことが合否を分けるカギとなります。そこで本記事では、過去問を例に出題範囲や問題の特徴を詳しく分析しています。

    また、法学部日本史の対策として、教材の選び方から勉強の進め方まで、具体的なアドバイスを提供しています。

    早稲田大学法学部を目指す受験生にとって、日本史の対策は大きな関門です。ぜひ本記事を参考に、戦略的な学習を進めてください。きっと法学部合格を勝ち取る実力が身につくはずです。

    [toc]

    早稲田大学法学部の日本史の傾向

    全体概観:配点70点 時間60分
    大問4題。解答形式はマークシートと記述形式。

    解答数は40個ほどなので、問題数の割には制限時間が短いです。どれも基本的な問題なので確実に正答を選択していきましょう。
    ただし、2つ選択する問題や漢字◯文字で答えるなど、答えづらい問題も存在します。気をつけてください。
    中には非常に細かい知識も問われているがそのような問題は全体の正答率も低いので、テスト中は解けなくても気にせずに先に進むことも必要。

    早稲田大学法学部日本史の特徴

    早稲田大学法学部の日本史は、日本トップクラスの難関大学ならではの高い難易度が特徴です。
    法学部ならではの法制史的な視点からの出題も多く、細かな知識だけでなく、重要な事項についての深い理解が求められます。
    出題範囲は原始時代から現代までと幅広く、以下のような特徴があります。

    • 原始・古代 – 成立過程や内容の理解が求められる律令制度が重要
    • 中世 – 武家社会の法制度に関する事項が重点的に出題される
    • 近世 – 幕藩体制下の法制度、統治機構に関する知識が必要
    • 近現代 – 憲法・法律と政治・社会状況との関係が問われる

    法学部の日本史では、各時代から均等に出題されるため、原始時代から現代までの通史をしっかり押さえる必要があります。
    特に法制・政治に関する事項は重点的に学習する必要があります。
    また、未見の史料を用いた難解な資料問題がよく出題されるのも法学部の特徴です。資料から時代背景を推測し、設問に正確に答えられる練習が欠かせません。

    早稲田大学法学部日本史への取り組み

    1. 教科書レベルのマスター
    2. 一問一答
    3. 過去問などのアウトプット用教材で演習

    法学部日本史で合格点を取るためには、まず教科書などのインプット教材を完全にマスターするところから始めましょう。
    教科書の通読は2~3回は必要で、注釈までしっかり読みこんで知識を整理することが大切です。
    原始時代から順に、各時代の基本的事項を手帳やノートにまとめておくと理解が深まります。

    苦手な人は教科書は難しいから、石川先生の実況中継などを使うと良いですよ。

    次に、一問一答形式の参考書で、基本的な用語や法制・政治に関する事項をしっかり暗記していきます。
    単語だけでなく、簡単な内容も合わせて記憶することがポイントです。

    一問一答の効果的な使い方はこちらの記事で説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/right-itimonitto/"]

    その上で、過去問題集や未知の史料を用いた参考書の演習で、さらに詳細な知識を蓄えていきます。

    日本史全体の勉強法についてはこちらをどうぞ
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/nihonshi-benkyo/"]

    難解な史料問題には、同じ形式の過去問題を繰り返し演習するのが効果的です。
    入試直前は、過去10年程度の過去問題を時間内に解き切れるよう臨戦態勢を整えましょう。

    問題の傾向を掴み、合格ラインまで実力を高めることが大切です。

    早大法学部日本史対策1:資料問題

    法学部日本史の特徴の一つが資料問題の多さです。未知の史料から時代背景を推測し、的確に回答する力が必要となります。
    対策としては、まず過去の入試問題の資料問題を繰り返し解くことが重要です。同じ人物の日記を用いた問題が定番なので、そうした傾向に慣れておきましょう。
    次に、普段の学習でも史料を読む機会を意識的に設けるのがおすすめ。史料から論理的に内容を読み取る訓練を積むことがポイントです。
    具体的には、教科書や参考書に掲載されている史料を丁寧に読み、内容と時代背景を関連付けて考えるトレーニングを心がけましょう。

    早稲田大学法学部では資料問題が例年必ず出題されています。そのため、資料問題対策ができるかどうかが合否の分かれ目になってきます。
    ただ、ここで注意しておきたいのが、資料問題のタイプです。資料問題には”有名資料”と”未見資料”の2タイプあります。それではこの2タイプについて説明していきます。

    有名史料問題とは?

    “有名史料”とは、教科書や有名な参考書に掲載されている史料をいいます。多くの受験生が知っている史料で、得点源になるかと思いがちですが・・・早慶で出題される有名史料問題はかなり細かい部分まで聞かれます。
    ですから、実際はこの有名史料問題が出題された場合はかなり難易度が高くなると持ったほうが良いでしょう。

    未見史料問題とは?

    “未見史料”問題とは、通常の参考書、教科書には掲載されていない史料のことです。こうした未見史料の場合は難易度が高くなるかと思いがちですが、実際は史料自体について問われることは少ないです。ですから、史料自体ではなくて史料についての周辺知識があるかどうかの勝負になってきます。わからない史料をなくそうとしてマニアックな史料を探している受験生がよくいます。ですが、それよりもまずは”有名史料”に関して掲載されていることをすべて確認し、基礎的な理解をしていくことにしましょう。近年は個人の日記や自伝からの引用が続いており、知識があることは当然として、知識同士のつながり・歴史の理解が必要な出題となっている。

    過去問から理解する

    1つ例を見てみましょう。早稲田大学 法学部 2016年 日本史 大問Ⅲ 問6です。
    史料は吉野作造の日記でした。
    赤松・松岡・Aの三君連れ立って来訪、社会民衆党の事で相談に来る。大阪の会へは出張固辞す。西尾くんには事情を書いてやる。来るべき総選挙の立候補は・・・
    問6 空欄Aの人物は第二次世界大戦後、首相となった。その人名を漢字で記述解答用紙に記入しなさい。
    これだけだと漠然としているように感じますが、

    「社会民衆党」でわかるでしょうか?これは、名称からして無産政党のことだなとわかれば、戦後首相をやった中で社会党の人物を選べばいいことになります。正解は片山哲ですね。ちなみに、史料中の「来るべき総選挙」とは初めての普通選挙でおこなわれた1928年の総選挙のことです。社会民衆党も8名の当選者を出しています。

    早稲田法日本史対策に向けた資料問題トレーニング方法

    1. 過去問の資料問題を繰り返し解く
    2. 普段から史料を読む訓練を意識する
    3. 史料からの推論力を高める

    1,過去問の資料問題を繰り返し解く

    同一人物の日記を用いた問題が定番なので傾向を掴む
    出題範囲は主に江戸時代から明治維新前後が中心
    時代背景から人物を推測し、設問に解答する力を鍛える例)2022年度の日記史料出題 大津事件関連

    2,普段から史料を読む訓練を意識する

    教科書や参考書の史料も丁寧に読み、内容を論理的に読み取る
    時代背景との関係性や、そこから読み取れる事項に注意する
    例)教科書掲載の幕末の藩論を活用

    3,史料からの推論力を高める

    史料からは直接書かれていない事柄を論理的に推論する技術が必要
    社会状況との関連から、史料が意味するところを深く考える訓練が大切
    例)史料から推測できる人物像や出来事の意味など

    このように過去問と実際の史料を用いたトレーニングを積み重ねることで、資料力が確実に向上します。

    早大法学部日本史対策2:現代史対策

    法学部の日本史では、他の時代に比べて現代史の出題が多いのが特徴です。大正デモクラシーから戦後日本に至る内容は、社会状況と法制度の関連も重要視されます。

    ●大正デモクラシー
    政党内閣制度の確立、普通選挙法の制定など民主化が進む
    国民の政治参加が活発化し、労働運動も高まる
    この時期の社会情勢と治安維持法の関係が問われることが多い

    ●昭和戦前期の政党政治
    軍部の台頭で政党政治が制約され、国家主義・軍国主義が強まる
    治安維持法による言論統制、翼賛体制への移行が重要ポイント

    ●敗戦と日本国憲法の制定
    GHQによる民主化政策で日本国憲法が制定される
    象徴天皇制、基本的人権の尊重、議院内閣制などその内容を理解する

    ●高度経済成長と安定成長
    高度経済成長で所得水準が向上する一方、公害問題も深刻化する
    オイルショックで成長は減速、その後の安定成長期の特徴を押さえる

    ●バブル崩壊と長期不況
    1985年のプラザ合意を機にバブルが発生、1990年代に崩壊へ
    バブル崩壊後はデフレーションと長期にわたる経済の低迷期に
    など現代史では、法と社会の関係性を意識し、各時代の社会情勢を理解することが重要です。過去問を通じて傾向を掴み、知識を整理していきましょう。

    早稲田大学 法学部日本史で使える参考書

    早稲田法学部日本史対策におすすめの参考書は以下の通りです。

    • 石川の実況中継
    • 【アウトプット用】日本史一問一答
    • 【アウトプット用】日本史史料一問一答
    • 【アウトプット用】実力をつける日本史100題/ヒストリア日本史

    【石川日本史の実況中継】
    通史の基礎固めに最適な教材です。
    詳細な解説で歴史の流れを系統的に押さえられます。
    通読を2~3回繰り返し、ノートに要点をまとめて理解を深めましょう。

    石川の実況中継の具体的な使い方はこちらに記載しています
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/nihonshi/ishikawajikkyo/"]

    早慶レベルの日本史のおすすめの勉強法はこちらから
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/nihonshi-benkyomap/"]

    早稲田大学 法学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします

    まずは資料請求・お問い合わせ・学習相談から!

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【論述が鍵!】早稲田大学法学部【世界史】完全攻略|早稲田専門塾が解説

2016.06.29

ページ目次早稲田大学法学部世界史の対策・勉強法早稲田大学法学部の世界史の特徴早稲田大学法学部の世界史の内容早稲田法学部の世界史への取り組み早大法学部対策1:細かい知識早大法学部対策2:論述の対策早稲田法学部世界史の過去問から出題早稲田大学 法学部世界史で使える参考書早稲田大学 法学部に圧倒的な実力で

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  • 早稲田大学法学部世界史の対策・勉強法

    本ブログでは、法学部世界史試験の特徴と対策ポイントを解説します。
    試験範囲の概要、過去問や傾向から予想される出題、論述問題の対策法などを併せてご紹介します。
    法学部世界史試験に確実に合格するための学習の手引きとして、ぜひご活用ください。

    [toc]

    早稲田大学法学部の世界史の特徴

    全体概観:配点70点 時間60分

    早稲田法学部の世界史の問題は、古代から近現代にかけての歴史が中心となっています。
    西洋史と東洋史の両方が取り上げられ、全体で大問5題が出題されます。

    • 大問1~4はマーク式の選択問題
    • 大問5は250~300字程度の論述問題

    マーク式の選択問題には、空欄補充、年代整序、正誤判断などが出題されます。これらの問題では、教科書レベルの基礎知識が問われます。
    しかし、教科書範囲外の難問も含まれるので要注意です。

    論述問題は法学部ならではの特徴で、指定された語句を用いて論述する必要があります。
    出題範囲は広く、過去には西洋史のテーマが多かったものの、東洋史から出題される可能性も十分にあります。

    試験時間に対して、問題の数が多いため、効率的に時間を使う必要があります!また、選択式の問題の中で、空欄を補完する問題や正誤を判断する問題が特に多いです。

    早稲田大学法学部の世界史の内容

    選択式の問題において、西洋史の部分では西ヨーロッパや北アメリカの歴史が主に取り上げられます。
    特に近世や近現代の出題が多いものの、西洋古代や中世の問題も出るので、広範囲の勉強が求められます。東洋史の部分では、中国の前近代史に関する問題が毎年ほぼ確実に出題される他、中東や東南アジアの歴史に関する問題もあります。
    論述式の問題では、近世や近現代の政治制度や外交関係についての問題が多く、これらの領域に焦点を当てて勉強することが推奨されます。

    難しい早稲田法学部の世界史にどのように立ち向かえば良いのかお伝えしますよ

    早稲田法学部の世界史への取り組み

    1. 世界史の全体像の把握
    2. 基礎知識の定着
    3. 論述問題の対策

    まず大切なのは、世界史の全体像をしっかりつかむことです。古代から近現代までの西洋史と東洋史が出題範囲ですが、特に中国史を中心とした東洋史が頻出します。世界の歴史の流れを俯瞰的に理解しましょう。
    次に重要なのは、教科書レベルの基礎知識をしっかり定着させることです。出題の約8割は教科書レベルの問題です。配点の半分以上を稼ぐには、基本事項の暗記と、歴史の流れ・因果関係の理解が欠かせません。
    また、論述問題への対策も怠れません。指定語句を用いた250~300字程度の論述形式で、政治制度や外交などのテーマが出題されます。教科書知識をベースに、論理的に自分の言葉で記述する力が求められます。論述の訓練を重ねましょう。

    世界史の勉強法について、早慶レベルまでどのようにあげたら良いのかについてはこちらの記事でお伝えしています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/sekaishi-benkyomap/"]

    早大法学部対策1:細かい知識

    「早慶の歴史」というとよく用語集を全部覚える必要はあるのか?という質問を受けます。
    確かに、早慶の一部の学部では用語集にも掲載してないような細かい知識を受験生に出題しており、受験生を悩ませています。

    ですが実際、早慶の入試で合格点を取るということに関してはわざわざ用語集を覚える必要はありません。

    大学受験で必要なのは歴史科目で満点を取ることではありません。

    大事なのは、限られた時間で合格点を取れるようにすることです。

    早慶で合格点を取るためには基本的なことを確実覚えていることが肝心です。

    年号、歴史の因果関係、相関関係、出来事時代の説明などです。
    これを教科書レベルのものを確実にアウトプットできるようになっていれば、早慶であろうと余裕で合格点が取れるようになっています。

    特に早稲田大学法学部の場合は、問題が教科書レベルの問題が7~8割からで構成されています。
    まずはこのレベルを確実に答えられるようになって、合格を確実にしていきましょう。

    難しい早稲田法学部であってもまずは基本を習熟させることが重要です。

    頻出の東洋史と西洋史の範囲

    西洋史の範囲では・・
    16~19世紀の西ヨーロッパや北アメリカの領域からの出題頻度が高くなっています。

    東洋史の範囲では・・
    中国の前近代の問題が毎年出題。法学部という特性上各王朝・各時代の政治や制度が問われる問題が多いので注意!

    早大法学部対策2:論述の対策

    早稲田大学法学部では記述問題に加えて本格的に(200字程度)論述問題が出題されます。
    通常の勉強をしているだけではなかなか論述問題はできるようにはなりません。
    特に、私大だと一問一答でアウトプットを済ましてしまう場合が多いのですが、それではいつまでたっても論述問題はできるようにはならないのです。

    論述問題は、歴史事項と事項を論理的に捉えていかなくてはいけません。
    論理的というのはこの場合因果関係と相関関係を意味します。

    何が原因で何が発生したのか?、またそれと同時期におこっていたことの事件との関連はどのようにあるのか?、などです。
    歴史項目と歴史項目を図式化して→で論理の関係を考えてみてください。

    早稲田法学部世界史の過去問から出題

    [su_box title="2015年早稲田大学法学部の大問5" radius="1"]
    20世紀初頭に提唱された民族自決の考え方は、その後20世紀前半までの間に世界にどのように波及していったか。それについて次の語句をすべて用いて200字以上250字以内で記述しなさい。
    平和に関する布告  十四か条の平和原則  三・一独立運動  国際連合[/su_box]

    という問題です。問題を見た瞬間に怯んではいけません。

    まずは冷静に問題文を読んで考えましょう。
    回答に要求されている時代は「20世紀初頭から20世紀前半」ですから、あまり長い時間ではありません。
    指定語句を見ると

    「平和に関する布告・十四か条の平和原則」が第一次世界大戦中のできごとですから
    ここからはじめて「国際連合」まで、ということは
    第2次世界大戦終盤までをかけばいいことになります。

    ナビゲーター世界史を使って答える

    Navigator

    受験生の皆さんがよく使っている『ナビゲーター世界史』という参考書を見てみましょう。

    4巻63〜64ページに「ソヴィエト政権が成立し「平和に関する布告」が出されました。
    これは、全交戦国に対する「無併合・無賠償・民族自決」アドの原則に基づく戦争終結」という一種の”理想主義的”な呼びかけでした」
    「アメリカ大統領ウィルソンが、十四箇条の提案を行いました。

    その主な内容は、秘密外交の廃止、軍備縮小、ヨーロッパ諸国民の民族自決、国際平和機構の設立などでした。
    ※・・・ソヴィエト政権の「平和に関する布告」に対抗するために出されたものだ、という点もあったことを押さえておくと有効です。
    アメリカ側も”理想主義的”な提案をして・・・」とあります。

    つまり、民族自決は理想主義的=実現不可能だがとても素晴らしい理念として提案されたものであり米ソによる戦後世界の主導権争いの中で出てきたものだということです。

    次も見ていきましょう

    • 4巻67ページ「会議はアメリカ大統領ウィルソンの大戦中の十四箇条の提案がもとになって進められました。」
    • 68ページ「(イギリスは)今までどおりの植民地支配を正当化して「民族自決の原則」を使い分けました。」
    • 70ページ「民族自決の原則に基づいて、東ヨーロッパ進行国家が誕生したことも重要です」
    • 92ページ「これには、帝国主義のヨーロッパ諸国が第一次世界大戦でかなり衰えたことと、パリ講和会議でウィルソン大統領が「民族自決の原則」を述べたことが大きく影響したのです」
    • 91ページ「1919年3月、三・一独立運動と呼ばれる大規模な民族独立運動が起こされました」
    • 93〜107ページではアジア各国の様子が書かれています。中国の民族運動・モンゴル・チベットの独立運動、インドの日暴力的抵抗運動、東南アジア諸国の独立運動、トルコ革命等々です。これらも民族自決の考え方の波及の一例です(92ページの記述でわかります)。民族自決は列強の都合により一部地域にしか適用されなかったが、その他の地域(アジア・アフリカ)にも大きな影響を与え独立運動・民族運動が起こったということですね。
    • 153ページ以降の国際連合の設立に繋がりますが、153ページにあるとおり「大西洋憲章が発表され、その中で「平和機構の再建」をすることが唱えられました。」とあります。
    • 138ページには大西洋憲章にソ連が賛成したことも書かれています。ということは、国際連盟の理念である民族自決を国際連合も引き継いでいるということです。

    以上のことを理解した上で回答をしてみてください。

    解答例(250文字)を挙げてみたいと思います。

    第一次世界大戦中のレーニンによる平和に関する布告やウィルソンによる十四箇条の平和原則で民族自決の原則が謳われた。これらは戦後世界の理想を示し、国際連盟の理念になった。戦後ヨーロッパでは民族自決によって東欧諸国が独立したが、アジア・アフリカは適用外で、大戦によるヨーロッパ諸国の衰退もあり各国で民族運動が高揚した。朝鮮における三・一独立運動は日本支配下で起こった民族運動である。その後、国際連盟は崩壊したが、大西洋憲章で国際平和機構の再建が決まり、戦後成立した国際連合も民族自決の原則を受け継いでいる。

    ナビゲーター世界史だけでもここまでできます。
    この時に重要なのは用語を覚えるだけにならず内容を理解し、流れを押さえることです。
    もちろん、当塾ではここまで意識した教科指導・学習方法の指導を行っております。

    早稲田大学 法学部世界史で使える参考書

    まずは参考書「ナビゲーター世界史」などで世界史の全体像を俯瞰的に把握することが大切です。

    「新版各国別世界史ノート」で重要語句、主要な事件や年代、地理的知識などを確認してください。
    単語だけでなく、歴史的事実の意味も理解した上で暗記することが大切です。
    基礎知識を確実に身につけることで、安定した得点が期待できます。

    [itemlink post_id="23282"]

    一問一答は、学研の斎藤の世界史B一問一答 完全網羅版がおすすめです。

    [itemlink post_id="23280"]

    一問一答の効果的な使い方についてこちらの記事で説明しています。

    また、「段階式世界史論述トレーニング」などの論述対策問題集を解き、論旨の組み立て方を学びましょう。
    具体的な歴史事例を踏まえた論述が書けるようになるには、日々の訓練が欠かせません。

    早慶レベルの世界史の参考書については、こちらの記事でまとめているので、確認してください

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokuworldhisotry-schedule/"]

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【早稲田大学文学部日本史】完全対策と勉強法|早稲田専門塾が監修

2016.06.29

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  • 早稲田大学文学部日本史勉強法と対策

    早稲田大学文学部の日本史試験は、全時代・全分野から出題される難関試験です。
    幅広い知識が求められ、正誤問題の選択肢には細かな用語も含まれます。また、大問1の原始考古学と大問6の美術史が必ず出題されるのが特徴です。

    本記事では、早稲田大学文学部日本史試験の傾向と対策について解説します。
    特徴的な出題範囲、過去問題から見える傾向、効果的な勉強方法、参考書の選び方などを詳しくご紹介します。
    早稲田大学文学部日本史試験に確実に合格するためには、的確な傾向把握と計画的な対策が欠かせません。
    本記事が早稲田大学文学部日本史試験に挑む皆さんの強力な武器となれば幸いです。

    [toc]

    早稲田大学文学部【日本史】の傾向

    早稲田大学文学部【日本史】の傾向
    早稲田大学文学部の日本史の試験時間は60分で、配点は50点です。
    問題形式は、選択問題と記述問題から構成されています。選択問題は正誤判定が主で、記述問題は用語を書く形式です。

    出題範囲は原始時代から現代までの全時代で、政治史や文化史など全分野から出題されます。
    時代的には、前近代史(古代~江戸時代まで)の出題比重が高く設定されているのが特徴です。

    原始時代の考古学に関する問題(大問1)と、美術史に関する問題(大問6)が毎年出題

    正誤問題の選択肢には、教科書にはない細かな用語も含まれるので、幅広い知識が必要となります。

    早稲田大学文学部【日本史】の特徴

    早稲田大学文学部の日本史は、幅広い時代・分野から出題される試験です。

    正誤問題の選択肢には細かな用語が出題されることもあり、教科書レベルの知識だけでは足りない場合もあります。

    例えば、2018年の入試では「伊治呰麻呂」という人名が正誤問題の選択肢に出題されました。
    伊治呰麻呂は8世紀の人物で、光明皇后の詔により遣唐副使として唐に渡来したが、帰国後反乱を起こした人物です。教科書には記載がないため、+αの知識が必要でした。

    また、2019年の入試では、正誤問題の選択肢に「山鉾」といった用語が出題されました。
    山鉾は神輿の一種で、装飾が施された樅の木を立てたものです。

    また、前近代史の出題比重が高く、大問1の原始考古学と大問6の美術史が必出の特徴があります。
    大問1では旧石器時代の遺跡である神津島遺跡や細石器の使用に関する知識が問われます。
    大問6では絵画や建築物の名称と外観に関する細かい知識が必要となります。

    早稲田大学文学部【日本史】への取り組み

    1. ステップ1: インプット教材の繰り返し学習
    2. ステップ2: 一問一答で用語を暗記
    3. ステップ3: 過去問で傾向を掴む
    4. ステップ4: 大問1、6の特化学習

    ステップ1: インプット教材の繰り返し学習
    まずは教科書などのインプット教材を繰り返し読み、日本史の基礎知識を固めましょう。原始時代から現代までの通史を抑え、各時代の概要を理解しておきます。

    ステップ2: 一問一答で用語を暗記
    次に一問一答を解きながら、歴史用語や人名などを暗記していきます。一問一答を繰り返し解くことで、細かい知識も身に付けられます。

    ステップ3: 過去問で傾向を掴む
    過去問を多く解き、早稲田大学文学部の出題傾向を掴みましょう。正誤問題に慣れ、特徴的な用語も把握します。

    ステップ4: 大問1、6の特化学習
    大問1の原始考古学と大問6の美術史については、過去問と資料集を使って特化した学習を行います。
    こうしたステップを踏むことで、効率的に学習を進められます。基礎から応用まで着実に知識を積み上げていきましょう。

    具体的な日本史の勉強法についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/nihonshi-benkyo/"]

    早稲田文学部対策:文化史対策

    Tenjin

    早稲田大学文学部の日本史では、大問6で必ず美術史に関する問題が出題されます。
    この文化史の対策はどのようにしたら良いのでしょうか?まずはじめにすることは文化史よりも通史を確実にしておくこと。

    文化史=暗記のように感じますが、文化史も通史と同じ流れで進んでいます。この流れを理解できていないと文化史の理解が曖昧になってしまいます。

    ですから、まずは通史に重点をおいてみましょう。
    その後にようやく文化史です。多くの受験生は文化史=ただの暗記と思ってしまいがちなのですが、文化史にも流れが存在します。
    それは人同士の流れと時の流れです。人の流れとは、友人の関係や師弟関係や家族関係などがあたります。
    歴史上の人物をただの記号で考えるのではなくて、どのような関係にあったのかを知っておくとわかりやすいですよ。
    特に師弟関係は早慶の入試に頻出です。続いて、時の流れです。時の流れというのは、時代ごとの背景ですね。通史と連関してなぜこの文化が発生したのか?という部分を考えてみましょう。
    上記のように暗記することでこれまでのような機械的な暗記からさよならすることができます。

    過去問を使って考える

    1つ例を見てみましょう。
    [su_box title="早稲田大学 文学部 日本史 2016年 大問Ⅵ 問2" style="glass"]鑑真渡来を巡る苦難は、昭和の小説家( A )による歴史小説『天平の甍』でも取り上げられた。
    問 空欄( A )について。『闘牛』『敦煌』などの著者としても知られるこの小説家とは誰か。
    ア 井上靖  イ 大仏次郎  ウ 司馬遼太郎  エ 菊池寛  オ 吉川英治[/su_box]

    細かいと感じるかもしれませんが、受験生の皆さんがよく使っている『石川昌康の日本史B講義の実況中継』のノートに『天平の甍』が記載されています。
    鑑真像の材質技法が問1で問われていますが、ちょっとした周辺知識です。努力によってできる問題であるといえます。

    その他2018年の入試では、風神雷神図の制作背景に関する知識が問われました。この場合は、風神雷神図のモデルとなった作品や、制作者の俵屋宗達についての知識が必要でした。
    2019年の入試では、奈良時代の『過去現在因果経』の図像について問われました。この場合は、同作品が風神雷神をどのように描いているか、作品の内容についての知識が求められました。
    他にも、過去には三十三間堂所蔵の風神雷神像や、東照宮の風神雷神像などが題材となっています。

    このように、過去問を参考に、特に美術作品の名称、制作背景、内容を中心に学習していくことが重要です。
    資料集などを使い、視覚的に作品を確認しながら知識を蓄積していきましょう。

    早稲田大学文学部【 日本史で使える参考書

    早稲田大学文学部日本史でおすすめの参考書は、「石川実況中継」「東進日本史一問一答」「日本史史料一問一答」「実力をつける日本史100題」「ヒストリア」などです。
    「石川の実況中継」で基礎をしっかり身に付け、「日本史一問一答」で細かい知識を蓄えましょう。
    その上で、「日本史史料一問一答」で史料対策を行い、「実力をつける日本史100題」「ヒストリア」で総仕上げをするのが良いでしょう。
    通史理解とともに、一問一答や過去問で細かい知識と正誤問題対策を積むのが合格への近道です。

    早慶レベルの日本史の具体的な参考書はこちらでも記載しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokujapanesehistory-schedule/"]

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早稲田大学文学部【世界史】完全対策と勉強法|早稲田専門塾が監修

2016.06.29

ページ目次早稲田大学文学部の世界史の対策・勉強法早稲田大学文学部【世界史】の傾向早稲田大学文学部【世界史】の特徴早稲田大学文学部【世界史】への取り組み早稲田大学文学部【世界史】対策1:先史・特殊分野の対策早稲田大学文学部【世界史】対策2:記述/論述対策/対策3:文化史はどうすればよいのか?早稲田大学

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  • 早稲田大学文学部の世界史の対策・勉強法

    早稲田大学文学部の世界史試験は、マーク式・記述式から出題されます。
    出題範囲も広く、文化史や特殊分野の問題も特徴的です。文学部世界史に合格するには、傾向を把握し対策を立てることが重要です。
    この記事では、文学部世界史試験の攻略法を具体的に解説します。
    試験の形式と特徴、効果的な学習方法、重要分野の対策ポイント、参考書の選び方などを詳しく見ていきましょう。
    文学部受験生の皆さん、ぜひこの記事を参考に、世界史の点数アップと合格を目指してください!

    [toc]

    早稲田大学文学部【世界史】の傾向

    早稲田大学文学部の世界史の試験は、マーク式・記述式・論述式の3つの形式で出題されます。
    まず、試験時間は60分で、大問数は8~9題です。1題あたりの時間は約7分と非常にタイトです。
    難易度としては、基本的には教科書レベルの出題が9割を占めますが、細かい知識を問う応用的な問題も少数含まれます。
    写真を使った文化史の出題も毎年の定番となっています。
    以上が、早稲田大学文学部世界史の試験の傾向です。
    幅広い知識と速答力、要約力が求められる試験形式といえます。

    早稲田大学文学部【世界史】の特徴

    まずは文学部世界史試験の出題形式と特徴について確認しましょう。

    • 試験時間は60分で、8~9題の大問から構成される
    • 1つの大問には5~7題ほどの小問が設定されている
    • 小問の総数は約40題と多い
    • 出題される時代は古代から現代まで幅広いが、現代史の出題は比較的少ない
    • 地域的には東洋史の出題比率が高めであるものの、全体的に偏りはない
    • 問題の過半数はマーク式、残りは記述式である
    • 小論述問題の出題歴あり

    以上のように、文学部世界史試験は総合力が問われ、幅広い知識が要求されます。
    また、時間が非常にタイトであるため、速答力も必要不可欠です。

    早稲田大学文学部【世界史】への取り組み

    では、文学部世界史試験に対してどのように取り組むべきか、効果的な学習方法を見ていきましょう。

    1. 小論述の訓練
    2. 基礎知識の定着
    3. 図版・地図の事前確認
    4. 苦手分野をなくす

    (1) 小論述の訓練
    30字程度で要点を簡潔にまとめる訓練は非常に重要です。
    指定語句を時系列に沿って並べることで、短い文字数でも論旨を明確に表現できるようになります。限られた文字数で核心をつかむ力が問われています。

    (2) 基礎知識の定着
    文学部世界史の出題範囲は広範囲に及びますが、難易度としては教科書レベルの問題がほとんどです。ゆえに、世界史の基礎知識をしっかり体系的に定着させることが大切です。ケアレスミスを減らすことが合否を分けるポイントになります。

    (3) 図版・地図の事前確認
    写真を用いた文化史の出題が毎年のようにあるため、教科書や資料集の図版は事前に全てチェックしておく必要があります。また、地名や地域を問う地図の出題もあるので、こちらも事前に確認しておきましょう。

    (4) 苦手分野をなくす
    文学部世界史は時代・地域ともに幅広い出題範囲をカバーしているため、計画的な学習で苦手分野をなくしていくことが大切です。

    早慶レベルの世界史の勉強法についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/sekaishi-benkyo/"]

    特に文化史は後回しになりがちなので注意が必要です。

    早慶の学部にしては近現代からの出題が少なくなっています。出題される問題のレベルは標準レベルです。
    難しい問題の前に基礎的な問題を確実に取れるようにしていきましょう。

    早稲田大学文学部【世界史】対策1:先史・特殊分野の対策

    文学部世界史試験では、先史時代や他大学ではあまり出題されない特殊な分野の問題が特徴的に出題されます。
    新石器時代の文化に関する出題があるのでしっかり学習

    • シュメール、アッカド、アッシリアなど、メソポタミアの古代文明の基礎知識を身に付ける
    • 楔形文字等、文字の起源に関する出題があるため、事前に対策
    • エジプト古王国時代のピラミッドに関する知識も必要
    • 古代インドの仏教成立過程やアショカ王についての出題がある
    • 古代ギリシアの哲学者や神話に関する出題もあるため事前学習が重要
    • 古代ローマの政治制度や法制度についての出題傾向が高い
    • 中世ヨーロッパの封建制に関する出題が複数回されている
    • ルネサンス期の文化・学問についての出題があるので対策必須

    このように、文学部では他大学とは異なる特殊分野の出題があるため、通史だけでは不十分です。特殊分野についても事前にしっかり学習しておく必要があります。

    早稲田特有の重箱を隅をつくような問題の出題はこの学部ではあまりないので、教科書レベルの基本的な問題を確実に取れるようにするのが合格のポイントです。

    過去問を使って考える

    1つ例を見てみましょう。早稲田大学文学部世界史2016年大問Ⅰの問1です。
    下線部(a)について。海の道に関わる代表的な南インドの王朝はどれか。
    ア グプタ朝  イ ヴァルダナ朝  ウ チョーラ朝  エ クシャーナ朝
    これは、すぐに分かりますね。でも、このような時代からも出題されているということです。

    先史〜古代にかけては受験勉強を始めた頃に学習したためあやふやになってしまっていることもあります。早稲田大学を受験するからといって近現代のみをやっていると足元を救われてしまうこともあります。気をつけてください。

    早稲田大学文学部【世界史】対策2:記述/論述対策/

    マーク式に加えて、語句の記述問題が3割程度出題されます。難解な語句もあるため、単語力が問われます。
    一問一答を繰り返し解き、重要語句を丁寧に暗記していく
    語句の意味や概要だけでなく、歴史的意義や影響まで理解しておく
    似たような語句の微妙な違い(例:北魏と北周など)にも注意を払う
    語句記述の対策は基礎中の基礎ですが、継続的な学習が不可欠です。着実に知識を積み重ねていきましょう。

    過去には論述問題の出題歴があるので、念のために用意はしておいた方が良いです。

    対策3:文化史はどうすればよいのか?

    Gattai
    次に文学部世界史試験での文化史についてです。
    写真を用いた出題が多く、文化史の基礎力が問われます。
    教科書や資料集に掲載されている図版は事前に全てチェックし、内容を確認して、
    また絵画だけでなく、彫刻等も出題の対象となるため、幅広く対策をしておいてください。

    作品名や時代、作者等の基本情報についてはしっかり押さえてください
    代表的な作品例と対策ポイントは以下の通りです。

    1. ゴヤの「裸のマハ」、ルノワールの「風俗画」など19世紀ヨーロッパ美術が出題される
    2. セザンヌ、ゴーギャン、モネ、ルノワールなど印象派の画家と作品を押さえる
    3. ロダンの代表作「考える人」、ミケランジェロの「ダヴィデ像」も重要
    4. 中国の「清明上河図」、日本の「源氏物語絵巻」も定番の出題対象
    5. エジプトの「ツタンカーメンの黄金のマスク」をはじめとする古代遺品に注意
    6. ギリシャ彫刻の「ミロのヴィーナス」、「ラオコオン群」の作品情報を押さえる
    7. 聖堂の様式(ロマネスク、ゴシックなど)も出題されるため事前学習が必要

    このように、文学部の文化史出題は非常に幅広いので、多角的な対策が求められます。
    代表作や画家を網羅的に学習しておきましょう。

    早稲田大学文学部【世界史で使える参考書】

    最後に、文学部世界史対策におすすめの参考書をいくつか紹介します。

    【通史理解】 ナビゲーター世界史
    【単語暗記】 一問一答は、学研の斎藤の世界史B一問一答 完全網羅版がおすすめです。
    【論述対策】 段階式論述トレーニング:論旨構成力が鍛えられる
    これらの参考書を上手く組み合わせて学習すれば、文学部世界史試験に対応できる実力が着実に付いていくはずです。
    合格を目指すなら早めの対策が重要です。計画的に知識と技能を高めていきましょう!

    世界史の参考書についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokuworldhisotry-schedule/"]

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早稲田文化構想【日本史】完全対策と勉強法|早稲田専門塾が監修

2016.06.29

ページ目次早稲田文化構想学部学部の【日本史】対策・勉強法早稲田大学文化構想学部【日本史】の傾向早稲田大学文化構想学部【日本史】の特徴早稲田大学文化構想学部【日本史】への取り組み早稲田大学文化構想学部【日本史】対策1:テーマ史対策早稲田大学文化構想学部【日本史】対策2:文化史対策早稲田大学文化構想学部

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  • 早稲田文化構想学部学部の【日本史】対策・勉強法

    早稲田大学文化構想学部を目指す受験生の皆さん、こんにちは。早稲田大学文化構想学部の日本史入試対策について解説したブログをお届けします。文化構想学部は“文化”をキーワードに多角的な教養を身につけることを目指す学部です。その入試でも文化史を中心とした日本史の出題が特徴的です。
    本記事では、文化構想学部の日本史入試の傾向と対策ポイントを詳しく解説します。
    特徴的な出題形式であるテーマ史の対策法や、文化史を中心とした効果的な勉強方法などをアドバイスします。文化構想学部を受験する皆さんの強力な武器となる内容です。
    ぜひこのブログを参考に、戦略的に文化構想学部の日本史入試に備えていきましょう。皆さんの文化構想学部合格を力強く応援しています!

    [toc]

    早稲田大学文化構想学部【日本史】の傾向

    早稲田大学文化構想学部の日本史の試験は、試験時間が60分で合計4題の大問から構成されています。
    出題形式としては、選択式の問題と記述式の問題が併用されており、選択式が全体の約6割を占めています。

    選択式の問題は、設問文を読んで正誤を判断したり、該当する事項を選択したりする形式が主です。
    一方、記述式の問題は、文章の空欄補充や人名・地名・用語などの漢字書き取りが出題されます。

    大問の形式

    大問の形式としては、すべての問題が古代から近世に至るまでの長いスパンの時代を扱うテーマ史の形式が取られています。
    政治史や対外関係の領域だけでなく、文化史や社会経済史に関するテーマも多く取り上げられるのが特徴です。
    したがって、特定の時代や分野に偏った知識ではなく、各テーマを通史的に理解した上で、細かな事項まで網羅的に知っていることが求められます。
    過去問題を解くことで具体的な問題の形式や範囲を把握することも大切な対策となります。
    このように、文化構想学部の日本史入試は、幅広い知識と柔軟な思考力が問われる試験形式といえます。

    早稲田大学文化構想学部【日本史】の特徴

    文化構想学部の日本史の特徴は以下の3点です。

    第一に、全ての大問が古代から近世までの長期にわたる歴史的テーマを扱うテーマ史形式で出題されることです。
    単独の時代や政治史・対外関係だけを問う出題はほとんどありません。

    第二に、政治史や対外関係よりも、文化や社会に関する領域からの出題比率が高いことです。
    例えば、仏教史や教育史、交通史、城郭史といった文化史的なテーマが頻繁に扱われます。

    第三に、史料を用いた論述形式の問題がほとんど出題されないことです。
    記述形式は人名や地名、用語の漢字書き取りに限定されています。

    この三点が文化構想学部日本史の最も大きな特徴です。
    幅広い通史的知識と柔軟な思考力が求められる入試形式といえます。

    早稲田大学文化構想学部【日本史】への取り組み

    文化構想学部の日本史入試に向けた取り組みは以下のようにします。

    1. 1通史で基礎を固める
    2. 2テーマ史で理解を深める
    3. 3文化史や社会経済史に重点を置く
    4. 4過去問を解き、傾向を把握する

    このように、通史学習後はテーマ史や文化史を中心に取り組み、過去問で実戦練習を積むのが効果的です。

    効果的な日本史の勉強法、スケジュールはこちらのブログ記事で記載しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/nihonshi-benkyomap/"]

    早稲田大学文化構想学部【日本史】対策1:テーマ史対策

    早稲田大学文化構想学部の日本史入試では、全ての大問がテーマ史形式で出題されます。
    テーマ史とは、特定のテーマ(政治・経済・文化など)に沿って時代を追って出題される問題の形式です。

    そのため、テーマ史対策は文化構想学部日本史入試において最も重要なポイントとなります。

    過去の入試で出題されたテーマ史を見ると、以下のようなテーマが挙げられます。

    • 仏教史 – 仏教の伝来から各時代の仏教の変遷
    • 教育史 – 古代から近世までの教育制度の変遷
    • 交通史 – 古代から近世の交通網の発達
    • 茶道史 – 茶の伝来と茶道の発展の流れ
    • 城郭史 – 城の起源から近世城郭の発達まで

    このように、宗教、教育、交通、文化などのテーマが出題される傾向にあります。

    このテーマ史の出題に対応するには、単にそのテーマに関連する重要事項を羅列的に覚えるだけでは不十分です。
    各テーマを通史的に捉え、古代から近世までの流れを大まかに追えることが重要なのです。

    テーマ史の勉強の仕方1【仏教史】

    Bukkyo

    仏教史
    • 仏教がいつ頃から日本に伝来したかを確認します。
    • 次に、飛鳥時代から奈良時代にかけての仏教の受容と国家仏教の特徴を押さえます。飛鳥時代の仏教伝来、聖徳太子と仏教の関係、蘇我氏の仏教保護、国分寺・薬師寺の建立などを丁寧に読み込みます。
    • 平安時代以降の仏教の諸宗派の興隆について確認します。天台宗、真言宗、浄土宗などの成立過程と特徴を押さえておきます。
    • 鎌倉時代には、禅宗を中心とした仏教文化が栄えました。建長寺など鎌倉の寺院について知識を深めます。

    このように、通史的な流れを追いながら主要な出来事を丁寧に確認することで、仏教史に対する理解が深まります。重要語句も押さえておくことで、入試での書き取りにも対応できるようになります。

    テーマ史の勉強の仕方2【茶道史】

    Sado

    茶道史
    • 茶道史では、まず茶がいつごろから日本に伝来したのかを確認します。奈良時代の 鑑真 と最澄によって伝えられたことを押さえておきます。
    • 次に、平安時代から室町時代にかけての茶の受容と変遷を見ていきます。栄西や村田珠光らによる宋の点茶法の伝来、鎌倉時代の臨済宗寺院と茶の関係、室町時代の茶の堂や茶会などを丁寧に確認します。
    • 安土桃山時代から江戸時代初期の茶道の発展を追います。千利休によるわび茶の完成、江戸時代の茶道的生活様式の広がりなどを押さえておきます。

    このように時代ごとの茶文化の特徴を確認しながら、茶道の通史を概観できるようにしておけば、入試で出題される茶道史のテーマ史問題に対応できるでしょう。

    早稲田大学文化構想学部【日本史】対策2:文化史対策

    文化構想学部の日本史入試で最も特徴的なのは、政治史や外交史よりも文化史からの出題比率が高いことです。

    過去の入試を見る限り、概ね全問題の5割前後が文化史系の内容が問われています。

    思想や宗教、文学作品から関連事項が出題されるケースが比較的多く見られます。
    また、美術や建築に関する事項、例えば寺社建築の様式や絵画の流派についても頻出しています。
    例えば過去の入試では、以下のような文化史に関する事項が問題として出題されています。

    • 平安時代の大江姓とその作品
    • 鎌倉時代の禅宗寺院としての建長寺
    • 室町時代の金碧料文房とその技法
    • 桃山時代の城郭建築である伏見城の天守

    このため、各時代の文化全般を通史的に理解し、主要な文化財や遺跡、代表的な作品や人物について、事典等を利用して知識を深めておく必要があります。
    文化史関連の史料にも目を通し、背景を把握することも有効です。

    文化構想学部の「文化」という学部の特性を理解した上で、文化史を意識した対策を強化することが、
    この入試での高得点を得るための近道だと言えるでしょう。限られた時間の中で効果的に力を入れる領域を選ぶ意味でも、文化史の取り組みは重要といえます。

    早稲田大学文化構想学部で資料問題はほとんどでないが・・

    早稲田大学文化構想学部の日本史入試では、史料を用いた資料問題の出題はほとんどありません。
    過去に数回出題例があるものの、今後も出題される可能性は低いと考えられます。
    そのため、資料問題の対策としては、歴史上の重要な史料に目を通し、内容を把握しておくことがメインになります。

    資料集を使って、主要な史料の内容を押さえておきましょう。

    早稲田大学文化構想学部【日本史】で使える参考書

    早稲田大学文化構想学部日本史でおすすめの参考書は、「石川実況中継」「東進日本史一問一答」「日本史史料一問一答」「実力をつける日本史100題」「ヒストリア」などです。
    「石川の実況中継」で基礎をしっかり身に付け、「日本史一問一答」で細かい知識を蓄えましょう。
    その上で、「日本史史料一問一答」で史料対策を行い、「実力をつける日本史100題」「ヒストリア」で総仕上げをするのが良いでしょう。
    通史理解とともに、一問一答や過去問で細かい知識と正誤問題対策を積むのが合格への近道です。

    テーマ史の対策をするためには、Z会のテーマ史がおすすめです。文化史の対策にもなりますのでやってみると良いでしょう。
    [itemlink post_id="23335"]

    早慶レベルの日本史の具体的な参考書はこちらでも記載しています。
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    早稲田大学文化構想学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策

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    少しでもご興味をお持ちいただいた方は、まずは合格に役立つノウハウや情報を、詰め込んだ資料をご請求ください。

    また、早稲田大学文化構想部に合格するためにどのよう勉強をしたらよいのかを指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

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【早稲田大学文化構想学部|世界史】各設問の完全対策と勉強法|早稲田専門塾が監修

2016.06.29

早稲田文化構想学部学部の【世界史】対策・勉強法 このブログでは、早稲田文化構想学部の世界史に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。 基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説! 本ブログ記事は早稲田文化構想学部の世界史についての対策

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  • 早稲田文化構想学部学部の【世界史】対策・勉強法

    このブログでは、早稲田文化構想学部の世界史に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。 基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!
    本ブログ記事は早稲田文化構想学部の世界史についての対策についての記事になります。
    早稲田文化構想学部の配点や合格最低点他の科目についてこちらのページをご覧ください。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/bunko/bunko-profile/"]

    早稲田文化構想の世界史の全体概観/傾向

    時間配分は問題数がやや多いですが、早慶受験生にとっては標準的な問題ばかりです。
    間に合わないということはないでしょう。
    早稲田大学文化構想学部の世界史は大問数が多いのが特徴ですが、難易度は早稲田大学標準レベルですので、基本的な知識の習熟を徹底しましょう。

    早稲田文化構想世界史の配点と合格最低点

    ▷一般入試

    教科 配点
    英語 75
    国語 75
    地歴 50
    合計 200
    POINT
    例年、合格最低点は130−135点前後となっています。少なくても世界史で30-35点程度は取れるようになる必要があります。

    世界史は基礎的な問題も多いので、落とさないように気をつけよう!

    早稲田文化構想の世界史対策|出題概要

    問題形式は選択式がほとんどだが、記述問題も含まれる。

    大問7~8題

    やや西洋史重視ではありますが、中国史も頻出です。早稲田大学は学部全体で中国史が良くでているので注意してください。

    早稲田文化構想対策1:勉強の進め方

    早稲田大学文化構想学部は早稲田大学とはいえ、教科書レベルの基本的な問題が出題されます。世界史の勉強の際に大事なのはいきなり細かい部分の暗記から入らないことです。

    まずは簡単なレベルでいいので流れをつかむのが肝心です。
    そのためにはマンガがおすすめでしょう!

    マンガで直感的にどのようなことか?という流れをつかんでから理解していくのが、基礎的な学力をつけていくには必要です。
    まずは漫画で世界史の大枠を掴んでから細かい部分の暗記に移りましょう。

    [itemlink post_id="18288"]

    どのような形で世界史の流れを掴んだら良いのか、
    細かくはこちらの世界史の勉強法の記事で説明しています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/sekaishi-benkyo/"]

    早稲田文化構想対策2:文化史対策

    早稲田大学文化構想学部では例年文化史からの出題があります。

    この文化史の対策はどのようにしたら良いのでしょうか?
    まずはじめにすることは文化史よりも通史を確実にしておくこと。

    文化史=暗記のように感じますが、文化史も通史と同じ流れで進んでいます。
    この流れを理解できていないと文化史の理解が曖昧になってしまいます。

    ですから、まずは通史に重点をおいてみましょう。

    その後にようやく文化史です。

    文化史の流れを理解する

    Bunka

    多くの受験生は文化史=ただの暗記と思ってしまいがちなのですが、
    文化史にも流れが存在します。

    大きく分けて、人同士の流れと時の流れの二つに分けることができます。

    ■人の流れ

    人の流れとは、友人の関係や師弟関係や家族関係などがあたります。
    歴史上の人物をただの記号で考えるのではなくて、
    どのような関係にあったのかを知っておくとわかりやすいです。

    また、それぞれの人物の出身地を確認することで、政治史との結びつきがわかります。
    やみくもに「ショパン = 革命のエチュード」と覚えるだけでなく、ショパンはポーランド人、当時のポーランドはロシアに支配され、独立運動が盛んだったが失敗したという流れと結びつけることで覚えやすくなります。

    ■時の流れの理解

    時の流れというのは、時代ごとの背景ですね。
    通史と連関してなぜこの文化が発生したのか?という部分を考えてみましょう。

    例えば、ルネサンスは「人文主義」といいますが、なぜ人間を中心に考えるようになったのかを考えてみましょう。
    そうすると中世が人間中心でなかった=神が中心だったということがでてきます。
    神が中心で亡くなったということは政治を考えるとどのような出来事からわかりますか?
    ローマ教皇権を考えるとすぐに出てきますね。

    こうすると、なん世紀の出来事なのかということも覚えやすくなってきます。
    上記のように暗記することでこれまでのような機械的な暗記から、
    理解の暗記にすることができます。

    早稲田文化構想の過去の入試講評|2017年

    [su_spoiler title="クリックで表示。ネタバレ防止のため隠しています" icon="plus-square-2"]

    昨年度と同じような問題傾向となっています。
    ただし、昨年度難化していることを考えると、
    一昨年以前より難しめの問題であったということも言えるでしょう。

    出題範囲も古代から現代まで出題されており、
    文化史も非常に細かいところからも出題されている。

    文化構想学部では用語選択・用語記述問題が多い傾向でありますが、
    もちろん正誤判定問題も出題されています。

    正誤判定問題も難易度は高く、
    世界史のすべての範囲に精通していても高得点をとることは非常に難しくなっています。

    難易度の高い問題については他の受験生もできないと割り切って解くこと、
    そのうえで知識が無くても問題文中からヒントを探し出し、
    自分の持っている知識から考え、
    消去法なども使って正解に近づいていく努力が必要となるのは昨年と変わりません。

    [/su_spoiler]

    早稲田文化構想学部【世界史】で使える参考書

    早稲田大学文化構想学部の世界史で使える参考書は、その他学部と同じようにナビゲーター世界史が良いでしょう。
    世界史の勉強法についてはこちらの記事で詳しく説明しているのでみてください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/sekaishi-benkyomap/"]

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【早稲田大学教育学部|国語】各設問の徹底対策とおすすめ参考書

2016.06.29

ページ目次早稲田大学教育学部の国語対策早稲田大学教育学部国語の全体外観/傾向早稲田教育学部の配点早稲田大学教育学部の現代文の対策早稲田大学教育学部の古文漢文の対策早稲田大学教育学部に合格するための参考書早稲田大学 教育学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします 早稲田大学教育学部の国語対策 この

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  • 早稲田大学教育学部の国語対策

    このブログでは、早稲田教育学部の英語に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。 基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!
    本ブログ記事は早稲田教育部の英語についての対策についての記事になります。
    早稲田大学教育学部の配点や合格最低点他の科目についてこちらのページをご覧ください。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/kyoiku/kyoiku-profile/"]

    [toc]

    早稲田大学教育学部国語の全体外観/傾向

    現代文2題及び古文・漢文1題。
    時間に対してはやや文章量が多いので多くの過去問をこなし慣れていく必要があります。

    早稲田教育学部の配点

    文系 3教科各50点
    理系 3教科各50点

    受験の学科によっては、得点傾斜があるので注意しよう!

    早稲田教育特有の合格基準点

    早稲田大学教育学部には合格基準点があります。ですので、何か一つだけ特別にできていても、合格をすることはできません。 早稲田ホームページには下記の通りに記載がありますので、熟読してください。

    すべての教科で合格基準点を設けています。各教科の得点が合格基準点に満たない場合は、合計点が合格最低点を上回っていても、不合格となります。
    また、以下の学科は、それぞれ次のような条件を特定科目の合格基準点としています。

    (1)国語国文学科 「国語」 : 国語国文学科の全受験者の平均点
    (2)英語英文学科 「外国語(英語)」 : 英語英文学科の全受験者の平均点
    (3)数学科 「数学」 : 数学科の全受験者の平均点

    早稲田大学教育学部の現代文の対策

    現代文の評論文が出題されます。論述問題は出題されないものの、普段から抽象的な文章を読み慣れていない受験生にとっては読みにくく、また文章自体も長いため普段の勉強時から過去問を意識して勉強する必要があります。

    なぜ早稲田大学教育学部の現代文は難しいのか?

    早稲田大学の現代文がMARCH以下の大学よりも難しい要因は、
    大きく分けて長さと文章の中身の2つあります。

    この2つの難しい要因の長さについてまず考えてみましょう。

    早稲田教育対策1 長さにどう対策すればよいのか?

    早稲田大学の文章はMARCH以下の大学と比べると遥かに長いです。

    多くの学生がこの長さに耐え切れず、
    結局この文章は何を言ってるのか?という部分を理解できずに終わってしまいます。

    この問題に対して、”文章を短く読む”というのが解決策になります。
    これはどういうことかというと、短く読む=わからない部分を飛ばして読む、
    1段落飛ばしで読むだとかそういうものではありません。

    実際に短く読むのではなくて、
    文章を読む際の自身の印象度を操作して読み終わった後に、
    この著書は何を言ってたのか?ということを、
    簡潔にまとめることができる能力のことです。

    早稲田教育の現代文の要旨をまとめられるようにはどうしたら良いのか。

    これは文章の抽象部分と具体部分を見分けて抽象部分がどのような順番で説明されているのかを考えるということです。
    人は具体部分の方が記憶に残り易いという習性をもっているため、その習性を訓練で修正して抽象部分のみが頭の中に残るようにしていかなければいけません。そのための訓練方法として、おすすめなのが要約です。

    要約とは、抽象部分を関係ごとに言葉でまとめ上げる練習です。
    この要約をしているかしていないかで具体部分と抽象部分を見分けることができることの能力に圧倒的な差がでてくるのです。

    早稲田大学教育学部に圧勝の成績で受かる学生はけっしてわからない文章をよみとばしていません!

    彼らが文章を早く読める理由は読み飛ばしているからではなくて、
    文章内の具体抽象を明確に見分け、文章内での重要度に応じて読むスピードを変えています。
    それでは続いて、2つ目の対策に移りましょう。

    早稲田教育対策2  難しい文章への対処の仕方

    早稲田大学教育学部の文章は長いだけでなくて内容そのものが難しいです。
    この問題に対してはあらかじめ現代文に対しての背景知識を付けておくことが必要となっています。

    背景知識というのは具体的には政治経済、世界史、日本史、美術、古文などあらゆる知識が含まれます。こうした背景知識をまとめて読むための本がACADEMIAがおすすめしている「ことばはチカラだ」や「読解を深める 現代文単語」が含まれるのです。

    この知識があるかないか、またあったとしてもただの暗記では意味がありません。

    その知識が人に説明できるレベルまで落とし込まれている必要があります。
    以上の2点が早稲田大学教育学部の文章に対抗するための対策です。

    早稲田大学教育学部の古文漢文の対策

    古文漢文の融合問題で出題されることがほとんどです。
    まず古文の対策としては、
    文法単語常識といった古文基礎力+和歌の知識があるかどうかがまず第一のポイントです。

    古文を勉強する際にに気をつけてもらいたいのは・・古文を読む=現代文に和訳するという意味ではありません。

    全文訳をするよりも、「主語、動詞、目的語、場所」をきっちり抑えて読んでいくのが大事です。また実際に問題を解くときにも古典文法の問題は、基本的な文法の知識があれば文章の内容にかかわらず解けてしまいます。

    早稲田教育の和歌の対策

    続いて、和歌の対策です。
    まず基本的な掛詞や枕詞は必ず暗記してください。
    最低限まずこれができていないと問題は解けません。
    暗記ができたら登場人物が和歌を読む理由を考えてみましょう。因果関係が取れるかどうかが肝心です。

    古文の根本的な勉強の仕方、参考書についてはこちらに記載していますのでご覧ください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/kobun-benkyo/"]

    早稲田教育の漢文の対策

    早稲田大学教育学部は古文の他に漢文が出題されます。漢文は年度によって出題にバラつきがあるのですが、長文が出題されるケース、漢詩が出題されるケースの2パターンを想定して対策を積んでおきましょう。
    必要な知識としては基本的な句形、知識、熟語を確実に覚えておく必要があります。

    漢文の根本的な勉強の仕方についてはこちらに記載していますのでご覧ください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/kanbun-benkyo/"]

    早稲田大学教育学部に合格するための参考書

    当塾で使用していて早稲田大学教育学部に合格へ必要な参考書を紹介します。もちろん、当塾の場合は一人一人個別にカリキュラムを作成するため下記のようなカリキュラムは一例となります。参考書は何をやるかよりも、どのような目的で使用するかというが大事です。闇雲に行って情報量に圧倒されてしまうのではなく、1つ1つ目的意識を持って勉強していきましょう。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokujapanese-schedule/"]
    参考書だけでの独学での合格はかなり難しく、初学者の場合は指導なしでやってしまうと下手な癖が付く可能性が高いです。下手な癖がつくと、その癖を治すのに手一杯で結局志望校に受からないというケースが多くなっています。浪人しても成功しない人はこの辺りに理由があります。 ご心配な方は一度カウンセリングを受けて見ると良いでしょう。カウンセリングはこちらからどうぞ。

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早稲田大学教育学部【世界史】 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.06.29

早稲田大学教育学部 早稲田大学教育学部の世界史は教科書レベルの知識で合格点に達することが可能です。一部には難問が出題されますが、まずは基礎部分を確実に得点できるようになることが肝心です。 全体概観: 配点50点 平均的な問題が多いため時間内に解き終わらないということはまずありません。基本問題だけでも

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  • 早稲田大学教育学部

    早稲田大学教育学部の世界史は教科書レベルの知識で合格点に達することが可能です。一部には難問が出題されますが、まずは基礎部分を確実に得点できるようになることが肝心です。

    [toc]

    全体概観: 配点50点

    平均的な問題が多いため時間内に解き終わらないということはまずありません。基本問題だけでも7割以上を取ることが可能なので確実に解いていきましょう。

    出題概要

    マーク形式の問題と選択形式の問題の両方が出題されます。記述問題は出題されると言っても難易度は教科書レベルの語句なので確実に解けるようにしておきたい。

    対策1:どのように世界史の勉強を進めたら良いのか?

    早稲田大学教育学部は早稲田大学とはいえ、教科書レベルの基本的な問題が出題されます。世界史の勉強の際に大事なのは、いきなり細かい部分の暗記から入らないことです。まずは簡単なレベルでいいので流れをつかむのが肝心です。

    世界史の流れをつかむためには?

    世界史が嫌いな人が陥りがちなのが、まずはじめに教科書を読んでいくということをしてしまうことです。いきなり、教科書を読んで意味が理解できるのは、世界史が得意な人、世界史を学ぶにあたっての前提条件が理解できる人だけです。
    嫌いな人はまず直感的に世界史という科目がどのような科目なのかを理解することから努めましょう。
    多くの受験生が自分が今学んでいることが何と関係しているのかという部分がわかっていません。まずは世界史の大枠を掴んでから細かい部分の暗記に移りましょう。

    対策2:中国史はどうしたら良いのか?

    早稲田大学教育学部では中国史を中心としたアジア史での難易度が高くなる傾向にあります。特に、地名や王朝名、人名を問う問題が頻出となっています。中国史では王朝が何個も出てきて紛らわしいので、場所、時間、政権体制など具体的な情報を確実に入れて覚えましょう。王朝自体の名前は語呂合わせでもいいのでなんとか紐付けて覚えていきましょう。中国史はとにかく複雑なので、ミクロの視点で見て複雑な項目を学んだあとはマクロでどのような流れで王朝ができているのかを理解する力が必要です。
    そのためにおすすめなのが、マンガでのマクロ把握です。

    もう一つ早稲田大学教育学部を目指す受験生にしてもらいたい勉強は、資料集の地図を見てモノと人の流れがどのように時代ごとに流れているのかを把握することです。中国史は様々な事項が含まれていて、複雑なので頭が混乱しがちですが、そうした場合は早稲田大学教育学部詳しい人に指導を受けるのが適切でしょう。

    2017年の入試について

    問題数などは昨年から大きな変化はない。
    教育学部は例年比較的難易度が低い問題であるが今年もその傾向は続いている。
    もちろん、いくつか細かい事項について問われているものはあったが、教科書レベルの知識がほとんどであったので平均点も高くなると思われる。
    そのような中で差が付きやすいのは文化史及び年代整序問題であろう。来年受験を予定している人は今から十分に準備をしてほしい。
    また、現代史も多く出題されているので、特に現役生は浪人生と差がつかないように気を付ける必要がある。
    一つの大問のなかで幅広い時代を問う問題があると思えば、非常に狭い時代について問う問題もあり、そのような部分で戸惑ってしまっては失点につながってしまう。世界史の学習としてはオーソドックスなもので大丈夫だが、過去問等の準備は十分にしていきたい。

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    [su_box title="早稲田大学・教育学部 科目別対策" radius="1"]▶英語対策 ▶国語対策 ▶日本史対策 ▶世界史対策 ▶地理対策 ▶数学対策 ▶物理対策 ▶化学対策 ▶生物対策 ▶地学対策 [/su_box]

早稲田大学教育学部【日本史】 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.06.29

早稲田大学教育学部 早稲田大学教育学部の日本史は早大の中では標準的なレベルとなっています。資料問題が出題されるため対策が入念な対策が必要となっています。 全体概観: 配点50点 時間60分 問題量は時間に対して多くありません。記述問題で悩まずにまずは全問解答することに注意しましょう。 出題概要 大問

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  • 早稲田大学教育学部

    早稲田大学教育学部の日本史は早大の中では標準的なレベルとなっています。資料問題が出題されるため対策が入念な対策が必要となっています。

    [toc]

    全体概観:
    配点50点 時間60分

    問題量は時間に対して多くありません。記述問題で悩まずにまずは全問解答することに注意しましょう。

    出題概要

    大問が5つで問題数は40個ほどとなっています。ほとんどがマークシートですが、記述形式の問題も出題されます。この記述形式の問題は論述問題ではないですが、用語集レベルの難度の高いものが出題される傾向があります。

    過去事例「花岡事件」「ふとまに」など

    対策1:資料問題をどうするか?

    早稲田大学教育学部では資料問題が例年必ず出題されています。そのため、資料問題対策ができるかどうかが合否の分かれ目になってきます。ただ、ここで注意しておきたいのが、資料問題のタイプです。資料問題には”有名資料”と”未見資料”の2タイプあります。それではこの2タイプについて説明していきます。

    有名資料問題とは?

    “有名資料”とは、教科書や有名な参考書に掲載されている資料をいいます。多くの受験生が知っている資料で、得点源になるかと思いがちですが・・・早慶で出題される有名資料問題はかなり細かい部分まで聞かれます。ですから、実際はこの有名資料問題が出題された場合はかなり難易度が高くなると持ったほうが良いでしょう。

    未見資料問題とは?

    “未見資料”問題とは、通常の参考書、教科書には掲載されていない資料が存在します。こうした未見資料の場合は難易度が高くなるかと思いがちですが、実際は資料自体について問われることは少ないです。ですから、資料自体ではなくて資料についての周辺知識があるかどうかの勝負になってきます。
    わからない資料をなくそうとしてマニアックな資料を探している受験生がよくいます。ですが、それよりもまずは”有名資料”に関して掲載されていることをすべて確認し、基礎的な理解をしていくことにしましょう。

    対策2:記述問題の対策はどうしたら良いのか?

    早稲田大学教育学部では例年難問の記述問題が出題されています。この記述形式の問題では用語を間違えてしまったり、略語を書いてしまったりしていた場合では当然ながら点数はもらえません。歴史の重要用語は正確に漢字で覚えておく必要があります。教科書レベルのものが問われることもありますが、基本的には難単語対策となるためその場合は東進の一問一答を使うのが良いでしょう。

    早稲田大学 教育学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします

    まずは資料請求・お問い合わせ・学習相談から!

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    少しでもご興味をお持ちいただいた方は、まずは合格に役立つノウハウや情報を、詰め込んだ資料をご請求ください。

    また、早稲田大学教育学部に合格するためにどのよう勉強をしたらよいのかを指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

    早稲田大学・教育学部に合格したい方は、まずは当塾の資料をご請求ください。

    [su_box title="早稲田大学・教育学部 科目別対策" radius="1"]▶英語対策 ▶国語対策 ▶日本史対策 ▶世界史対策 ▶地理対策 ▶数学対策 ▶物理対策 ▶化学対策 ▶生物対策 ▶地学対策 [/su_box]

早稲田大学商学部【日本史】完全対策と勉強法|早稲田専門塾が監修

2016.06.29

ページ目次早稲田大学商学部【日本史】対策・勉強法早稲田大学商学部【日本史】の傾向早稲田大学商学部【日本史】の特徴早稲田大学商学部【日本史】への取り組み早稲田大学商学部【日本史】対策1:史料問題対策早稲田大学商学部【日本史】対策2:論述問題対策早稲田大学商学部【日本史】対策3:現代史・近現代史対策早稲

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  • 早稲田大学商学部【日本史】対策・勉強法

    商学部の日本史入試は、他学部に比べて難易度は高くありませんが、
    傾向を理解して対策を立てることが合格のカギを握ります。
    そこで今回は、商学部日本史入試の「特徴」と「対策」について詳しく解説していきます。過去問から傾向を押さえ、対策のポイントを整理しました。
    商学部生として活躍するためには、日本史の実力が不可欠です。
    的確な対策を立て、日本史の学習を乗り切っていきましょう。
    この記事が商学部日本史入試に向けた学習の一助となれば幸いです。

    [toc]

    早稲田大学商学部【日本史】の傾向

    早稲田大学商学部の日本史入試は、60分で大問6題の構成となっています。

    • 第1問は古代史(マーク式)
    • 第2問は中世史(マーク式)
    • 第3問は近世史(マーク式)
    • 第4問と第5問は近代史(マーク式+記述式)
    • 第6問は現代史(記述式+論述式)

    近代史と現代史の出題比率が高く、合わせて全体の5-6割を占めています。
    特に現代史は経済・産業・金融関連の出題が多いのが特徴です。

    問題数は58-60問程度で、正誤判定問題の比重が高くなる傾向にあります。

    早稲田大学商学部【日本史】の特徴

    商学部の日本史入試には以下の特徴があります。

    1. 正誤判定問題が多い
    2. 史料問題が頻出する
    3. 近現代史からの出題が多い
    4. 短文論述問題が必ず出題される

    早稲田大学商学部の日本史入試は、全時代から均等に出題されるのが特徴です。

    例えば2019年の入試を見てみると、第1問が古代、第2問が中世、第3問が近世、第4問と第5問が近代、第6問が現代と、古代から現代までバランスよく出題されていました。

    もう一つの特徴は、正誤判定問題の比重が高いことです。
    2019年の入試で正誤判定問題は全体の45%に達しており、「正しいもの2つを選べ」といった難易度の高い形式も含まれていました。正確な知識と解答技術が求められます。

    史料問題が必ず1題以上出題されるのも特徴です。
    教科書の有名な史料に加え、未知の史料も用いられるため、資料から歴史的文脈を読み取る力が問われます。

    毎回必ず20字程度の短文論述問題が1題以上出題されているのも大きな特徴といえます。
    限られた文字数で的確に要点をまとめる力が必要不可欠なのです。

    早稲田大学商学部【日本史】への取り組み

    商学部日本史入試対策の取り組み方は以下の通りです。

    • 基礎知識をしっかり定着させる
    • 過去問顒題で正誤判定に慣れる
    • 史料問題対策を継続的に行う
    • 近現代史を重点的に学習する
    • 日頃から論述の訓練をする

    まず基礎知識は教科書を丁寧に読み、年表や重要語句を繰り返しノートに書き写すことで定着させましょう。参考書の一問一答形式の問題集で知識を定期的に確認し、弱点を克服していきましょう。
    その上で過去問題を利用して、正誤判定問題に慣れる訓練を欠かさず行います。
    特に「2つ選べ」の難しい正誤問題には注意しましょう。

    史料問題対策は、教科書や参考書の史料を繰り返し読み、
    その内容と歴史的背景を関連付けて理解することがポイントです。

    未知の史料が出ても対応できるよう、読解力を鍛える必要があります。

    近現代史は出題範囲が広いため、経済・産業・金融分野を中心にその時代背景を意識しながら学習しましょう。関連するニュースなどにも日頃から興味を持つことが大切です。

    論述対策は、限られた字数で主要点をまとめる訓練を日頃から欠かさず行うことが肝心です。

    早稲田レベルまでの日本史の学習の仕方についてこちらから確認ください。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/nihonshi-benkyomap/"]

    早稲田大学商学部【日本史】対策1:史料問題対策

    Jiicham

    史料問題対策としては、教科書や参考書に掲載されている有名な史料を中心に学習し、その史料から求められる背景知識を身につける。
    また、未知の史料が出た場合も、資料から歴史的文脈を読み取る訓練が必要。

    史料問題には、既に知っている有名な史料と、これまで見たことがない未知の史料の2種類があります。

    資料|既知の史料対策

    既知の史料対策としては、教科書や参考書に掲載されている「日葡辞書」「異国船渡来之図」「徽廬詩文集」などの有名史料を繰り返し読み込み、その内容と歴史的背景を関連付けて理解することが重要です。

    例えば、過去問で出題された「日葡辞書」に関する設問は、当時の南蛮貿易やキリシタンの状況について問われることが多いので、そうした背景知識を身につける必要があります。

    既知資料の方が細かいことが問われて難しいことが多いので、既知資料は必ず覚えておくようにしてください。

    資料|未知の史料対策

    一方、未知の史料については、与えられた資料から時代背景を読み取る訓練が必要です。
    過去問では、戦国時代の武将の書状といった未知の史料が示され、
    その内容から戦国時代の政治状況を答える設問が出題されることがあります。

    未知の史料であっても、資料から時代の特徴を推測する力が問われるのです。
    このように、史料問題対策には既知の史料の背景理解と未知史料への対応力が欠かせません。両方の要素を継続的に鍛えることが重要です。

    早稲田大学商学部【日本史】対策2:論述問題対策

    早稲田大学商学部の日本史では例年、単文論述問題と語句問題が出題されます。
    この類の問題はただ勉強しているだけではなかなか実力がつきません。ポイントを絞った学習が必要です。まず語句問題から確認していきますね。

    語句問題の対策

    語句問題というのは歴史用語を覚えているかどうかの確認です。一般的に私立大学の問題だと空欄補充があっても選択肢から選ぶタイプが多いため、実際に書けるかどうかというと微妙な人が多いです。勘違いをしてしまってはいけないのはいきなり全ての歴史単語を覚えようとしてしまうことです。これでは通史を勉強するために莫大な時間がかかってしまいます。まずは通史を確実に理解できるようになった段階でその後に実際に歴史用語が書けるかどうかの確認をしていきましょう。論理的な意味がわからない単語を人は覚えることができません。歴史用語が通史の中のどの地点に位置するのかを理解できるレベルになった段階で用語を覚えていくことで効率よく歴史用語を確認することができます。

    論述対策

    論述問題対策の具体的な方法は以下の通りです。
    まず日頃の学習から、各時代の主要な出来事について、その背景となる事項や結果、影響などを自分の言葉で説明する訓練を意識的に取り入れる。
    教科書の範囲を一通り学習した後、その日の内容をノートに要約するなどしてアウトプットする。

    その上で、過去問題を利用して、20字程度の限定された字数で的確に主要点をまとめる練習を繰り返し行う。
    与えられたキーワードからその事項の意味や影響を展開できる力も必要になります。

    例えば「日清戦争」のキーワードが与えられた場合、戦争の原因や結果、影響を端的にまとめられるよう訓練する。採点基準を意識し、主要点を絞ることもポイント。

    私大志望の多くの学生は論述問題をしていないことが多いため、この論述問題が合否の分かれ目になるでしょう。
    論述問題の対策として、まず意識しなければいけないのは、歴史の論理関係を意識することです。

    特に因果関係、相関関係は日本史のすべての範囲で理解できていないとまず早稲田大学商学部での合格は難しいでしょう。
    具体的な勉強法としては、参考書や教科書にある小見出しごとにまとめていくことが上げられます。
    最も良いのは論述を書いて早稲田大学商学部に詳しいプロに見てもらうのが良いですね。
    論理的に書くというのは慣れるまではなかなか難しいので塾などで記述したものをみてもらうことをおすすめします。

    1つ例を見てみましょう。
    [su_box title="早稲田大学 商学部 2016年度 日本史 大問6 問H" style="glass"]
    バブル経済によって、資産や所得の格差が拡大したため、政府や日本銀行は、土地への融資の規制や金利の引き上げを行った。そのため、地価や株価は急激に下落し、投機を行った企業の一部が倒産し、借りた資金を返済できないという金融機関の不良債権問題が起こり、実体経済の不況に波及した。各企業はこの不況を乗り切るため、事業の整理や海外展開、また大量の人員削減を行った・・・
    問H 企業が人員削減を行った結果、その後の日本経済にどのような影響を与えたのか30字以内で記せ。[/su_box]

    日本史の問題じゃないじゃん

    と思うかもしれませんが、このように日本史を覚えるだけでなく理解していることが必要なのです。

    不況の時どのようなことが起こるのか、ということについてはこの時代のことだけではありません。わからなかったら解答をみてよく理解しましょう。

    解答例を挙げてみたいと思います。
    解答例

    失業者の増加や雇用不安の高まりで、消費が落込み不況が進んだ。(30字)

    早稲田大学商学部【日本史】対策3:現代史・近現代史対策

    Gendaishi

    近現代史の対象となる年代は、おおむね次の通りです。

    1. 近代史:幕末から第二次世界大戦まで
    2. 現代史:第二次世界大戦後から現在まで

    特に現代史は出題範囲が広く、背景知識が求められます。
    現役生にとっては、学校の授業だけではカバーしきれない部分もあると思います。そのため、以下のようなアドバイスがあります。

    • 教科書の近現代史部分を丁寧に読み込み、基礎を固める
    • 新聞やニュースで経済や産業関連の話題に関心を持つ
    • 参考書で近現代史を補完学習し、理解を深める
    • 関連する文献や資料を読んで知識を広げる

    近現代史の対策では、経済・産業・金融分野を中心に学習することが重要です。

    例えば、過去の入試では高度経済成長期の経済政策に関する設問が次のように出題されています。

    「高度経済成長を実現するため、高度技術産業の育成と生産性の向上が計られた。その一環として、産業の高度化をはかる目的で1961年に制定された政策法は何か。」

    この設問では、高度経済成長期における産業高度化政策としての「技術開発促進法」について答える必要があります。

    このように、近現代史の分野では、単に年代や事項を丸暗記するだけでなく、なぜその政策が必要とされたのか、どのような経済状況を改善するためだったのか、その背景を理解することが求められます。
    日頃から経済や産業、金融に関するニュースなどに注目し、関心を持つことが近現代史対策のコツです。

    学部の性質上、戦後の経済分野もよく出題されています。この部分に弱い学生は対策をしておくべきでしょう。
    慶應経済学部の日本史や、かつての政治経済学部の日本史の対策が戦後の経済についての対策ができるので確認してみると良いでしょう。

    早稲田大学商学部【日本史】で使える参考書

    おすすめの参考書は以下の通り。
    『日本史B講義の実況中継』:通史理解に最適
    『入試に出る日本史一問一答』:単語力強化に有効
    『実力をつける日本史100題』:総仕上げに最適
    これらを組み合わせて学習すると効果的です。

    日本史B講義の実況中継の効果的な使い方はこちらから

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