早稲田大学教育学部
早稲田大学教育学部の世界史は教科書レベルの知識で合格点に達することが可能です。一部には難問が出題されますが、まずは基礎部分を確実に得点できるようになることが肝心です。
全体概観: 配点50点
平均的な問題が多いため時間内に解き終わらないということはまずありません。基本問題だけでも7割以上を取ることが可能なので確実に解いていきましょう。
出題概要
マーク形式の問題と選択形式の問題の両方が出題されます。記述問題は出題されると言っても難易度は教科書レベルの語句なので確実に解けるようにしておきたい。
対策1:どのように世界史の勉強を進めたら良いのか?
早稲田大学教育学部は早稲田大学とはいえ、教科書レベルの基本的な問題が出題されます。世界史の勉強の際に大事なのは、いきなり細かい部分の暗記から入らないことです。まずは簡単なレベルでいいので流れをつかむのが肝心です。
世界史の流れをつかむためには?
世界史が嫌いな人が陥りがちなのが、まずはじめに教科書を読んでいくということをしてしまうことです。いきなり、教科書を読んで意味が理解できるのは、世界史が得意な人、世界史を学ぶにあたっての前提条件が理解できる人だけです。
嫌いな人はまず直感的に世界史という科目がどのような科目なのかを理解することから努めましょう。
多くの受験生が自分が今学んでいることが何と関係しているのかという部分がわかっていません。まずは世界史の大枠を掴んでから細かい部分の暗記に移りましょう。
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対策2:中国史はどうしたら良いのか?
早稲田大学教育学部では中国史を中心としたアジア史での難易度が高くなる傾向にあります。特に、地名や王朝名、人名を問う問題が頻出となっています。中国史では王朝が何個も出てきて紛らわしいので、場所、時間、政権体制など具体的な情報を確実に入れて覚えましょう。王朝自体の名前は語呂合わせでもいいのでなんとか紐付けて覚えていきましょう。中国史はとにかく複雑なので、ミクロの視点で見て複雑な項目を学んだあとはマクロでどのような流れで王朝ができているのかを理解する力が必要です。
そのためにおすすめなのが、マンガでのマクロ把握です。
もう一つ早稲田大学教育学部を目指す受験生にしてもらいたい勉強は、資料集の地図を見てモノと人の流れがどのように時代ごとに流れているのかを把握することです。中国史は様々な事項が含まれていて、複雑なので頭が混乱しがちですが、そうした場合は早稲田大学教育学部詳しい人に指導を受けるのが適切でしょう。
2017年の入試について
問題数などは昨年から大きな変化はない。
教育学部は例年比較的難易度が低い問題であるが今年もその傾向は続いている。
もちろん、いくつか細かい事項について問われているものはあったが、教科書レベルの知識がほとんどであったので平均点も高くなると思われる。
そのような中で差が付きやすいのは文化史及び年代整序問題であろう。来年受験を予定している人は今から十分に準備をしてほしい。
また、現代史も多く出題されているので、特に現役生は浪人生と差がつかないように気を付ける必要がある。
一つの大問のなかで幅広い時代を問う問題があると思えば、非常に狭い時代について問う問題もあり、そのような部分で戸惑ってしまっては失点につながってしまう。世界史の学習としてはオーソドックスなもので大丈夫だが、過去問等の準備は十分にしていきたい。
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