<この記事は2018年10月23日(火)に更新されました>
早稲田大学スポーツ科学部
このブログでは、早稲田大学スポーツ科学部の国語に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。
基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!
全体概観
現代文2問と古文漢文融合問題の3問から構成されています。国語が難しい早稲田大学の中でも標準的な問題が出題されます。年によってはスポーツと近代の関係を細かく問われるためこのあたりの関係性についても確認しておくとよいでしょう。
漢文は、出題数としては1,2問ですが、合格するためには正解が必要不可欠となります。
配点
外国語:75/188点 時間90分
国語(現代文/古典)or 数学:75/188点 時間90分
小論文:33/188点 時間90分
大問Ⅰ Ⅱ
早稲田大学スポーツ科学部の現代文は大問1と大問2で2題出題されます。
かつては英語と同様で、スポーツが主題となった論説文が出題が多かったですが、近年の入試傾向は、一般的な早稲田の入試問題に近づいてきています。
とはいえ、近代の発展とスポーツを比べた設問がでることもありますため、近代におけるスポーツの役割といった背景知識は入れておきましょう。
また、以前は早稲田のスポーツ科学部であれば、その他の早稲田と異なる問題傾向がおおかったのですが、近年は早稲田らしい出題がでています。
そのため、まずは早稲田の現代文がどんなものなのかを確認して必要があります。下記より簡単に早稲田の現代文についてご説明していきます。
なぜ早稲田大学の現代文は難しいのか?
早稲田大学の現代文がMARCH以下の大学よりも難しい理由は、大きく分けて長さと文章の質の違いの2つあります。
この2つの難しい要因の長さについてまず考えてみましょう。
対策1 , 長さにどう対策すればよいのか?
早稲田大学の文章はMARCH以下の大学と比べると遥かに長いです。
多くの学生がこの長さに耐え切れず結局この文章は何を言ってるのか?という部分を理解できずに終わってしまいます。
この問題に対して、”文章を短く読む”というのが解決策になります。
これはどういうことかというと、短く読む=わからない部分を飛ばして読む、1段落飛ばしで読むだとかそういうものではありません。もちろん、実際に短く読むのではありません。
読み終わった後に、この著書は何を言ってたのか?ということを簡潔にまとめることができるようになることです。
具体的な方法論については、下記説明していきます。
簡潔にまとめることができるようになるためには?
これは文章の抽象部分と具体部分を見分けて抽象部分がどのような順番で説明されているのかを考えるということです。
人は具体部分の方が記憶に残り易いという習性をもっているため、その習性を訓練で修正して抽象部分のみが頭の中に残るようにしていかなければいけません。
そのための訓練方法として、おすすめなのが要約です。
要約とは、抽象部分を関係ごとに言葉でまとめ上げる練習です。この要約をしているかしていないかで具体部分と抽象部分を見分けることができることの能力に圧倒的な差がでてくるのです。
早稲田大学スポーツ科学部に圧倒的な成績で受かる学生はけっしてわからない文章をよみとばしていません。
彼らが文章を早く読める理由は読み飛ばしているからではなくて、文章内の具体抽象を明確に見分け、文章内での重要度に応じて読むスピードを変えています。
それでは続いて、2つ目の対策に移りましょう。
対策2 内容が難しい文章にどのように対処すればよいのか?
早稲田大学の文章は長いだけでなくて内容そのものが難しいです。
この問題に対してはあらかじめ現代文に対しての背景知識を付けておくことが必要となっています。
背景知識というのは具体的には政治経済、世界史、日本史、美術、古文などあらゆる知識が含まれます。
こうした背景知識をまとめて読むための本が当塾(ACADEMIA)がおすすめしている「ことばはチカラだ」や「読解を深める 現代文単語」が含まれるのです。
この知識があるかないか、またあったとしてもただの暗記では意味がありません。
その知識が人に説明できるレベルまで落とし込まれている必要があります。 以上の2点が早稲田大学の文章がなぜむずかしのかという点です。
スポーツ科学部を確実に合格できるようになるために上記を頭にいれて、ご自身でも使えるようになっていきましょう。
大問Ⅲ
早稲田大学スポーツ科学部では古文漢文の融合問題で出題されることがほとんどです。
古文の対策
スポーツ科学部の古文の対策としては、文法単語常識といった古文基礎力があるかどうかをとう問題となります。
古文を勉強する際にに気をつけてもらいたいのは・・ 古文を読む=現代文に和訳するという意味ではないという点です。
全文訳をするよりも、「主語、動詞、目的語、場所」をきっちり抑えて読んでいくのが大事です。
また実際に問題を解くときにも古典文法の問題は、基本的な文法の知識があれば文章の内容にかかわらず解けてしまいます。
文学史対策はどうするか?
早稲田大学スポーツ科学部では例年、古文に文学史が出題されています。
この文学史は日本史受験の方であれば全く問題がないのですが、その他の学生にとってはそもそも文学史なんかあるの?という状態のため対策ができていないパターンが多いです。
早稲田大学では2,3点違えば合否が変わると考えてください。
日本史受験以外の方もこの文学史を確実に取れるようになりましょう。
漢文の対策
続いて漢文の対策です。早稲田大学スポーツ科学部は古文の他に漢文が出題されます。
漢文は年度によって出題にバラつきがあるのですが、長文が出題されるケース、漢詩が出題されるケースの2パターンを想定して対策を積んでおきましょう。
必要な知識としては基本的な句形、知識、熟語を確実に覚えておくだけで十分対応は可能です。
もちろん、直前にそうした知識を覚えるだけでは対策は万全ではありません。
どのように実際の問題で運用していくかの運用能力はもちろん必要です。
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