登木実況中継の特色
登木実況中継は、早慶志望の生徒におすすめの長文読解教材です。難関大学レベルの英文を使用し、文構造から内容を丁寧に解説しています。パラグラフごとの要約や論理的思考力が身につき、読解力が確実に向上します。文構造と背景知識の習得に重点が置かれており、難関大学入試に対応できる読解力が養成できる教材です。
レベルは高いので早慶志望でもある程度英語ができる生徒でないとおすすめはできません。GMARCH志望であれば実施する必要はありません
登木実況中継の対象者
ある程度英文読解の実力がついている方で、科学・宗教・哲学などの難解なテーマを精読したい人。
早慶や旧帝国大学といった難関大レベルになると扱うテーマが難しく、単に訳すだけでは理解することができません。
この教材はそうした問題を解決すべく、文章の論理構造から文全体の内容を理解できるようになっています。
扱うテーマも哲学・思想といった抽象度の高い、難しい問題ばかりで実践的な演習ができるでしょう。
難関大学で出題された英文にこれ以上ないくらいに詳細な文構造の解説があるため、構造や文法から文章を読めるようになります。
また、「早慶上智ワード」という長文の展開を予測するカギとなる重要語句が整理されているページもあり、ここに掲載されている単語やフレーズをまとめておくとなお良いです。
レベルとしては私立であればMARCH・関関同立~理科大・早慶上智レベル、国公立であれば地方国立大~旧帝大レベルまでを対象としています。
問題は全部で11講あり、パラグラフごとに構造とその他の文法的な説明が書かれています。
「読解の思考回路」という欄では難関大学の長文を解くのに必要な「アタマの働かせ方」についての解説が載っており、読解をするにあたっての注意点を確認できます。
早慶レベルとなると頭の働かせ方と知識量の二つの力必要になりますよ。
- 【何からはじめたらいい?という人向け】
【まず始めることをお伝えします】 - 早慶に合格するための戦略とは?
1,2年生から合格するための戦略を立てるには? - 【高1】早慶現役合格の勉強法を徹底解説
志望校に合格するためにやるべきこと紹介 - 【高2】現役で早慶GMARCHに合格
必要な勉強法(勉強時間、参考書)を紹介 - 【高2】早慶絶対合格!!のためにすること
勉強時間、スケジュール、参考書、勉強法の紹介
登木実況中継のレベル
この教材のレベルはかなりレベルが高いです。
基本的な英単語帳をクリアしていて、GMACHレベルの長文であればすぐに読めるような
長文読解力、構文把握力といった基礎学力が必要です。
もしそのレベルに達してない・・というのであれば、無理にこの参考書を実施する必要はありません。
まずは、The Rulesやポラリスといった長文問題集をやっておくと良いでしょう。
定番の基本長文参考書
肘井英語長文ソリューションの効果的な使い方、レベル
ぐんぐん読める英語長文のレベル、効率的な使い方【速く正確な読み】
【The Rules/ルールズ】早慶必須の英語長文問題集
【英語長文 ポラリス(0,1,2,3)】(レベル、使い方を徹底解説)
【GMARCH以上必読】『竹岡の英語長文Supremacy』の使い方
1,2の違い
登木先生の実況中継は1,2とありますが、下記で良いでしょう。
- 私大受験者→1巻のみ
- 国立受験者→2巻のみ
時間的制約がないのであれば、早慶志望者も2巻をやってみると良いでしょう。
登木実況中継の使い方
おすすめ使用期間:1ヶ月~1ヶ月半
- STEP1問題を解くまずは問題を解きましょう。
- STEP2解説の確認問題を解き終わったら、答えあわせ
- STEP3パラグラフごとに構造、要約の確認
- STEP4背景知識のチェック問題を解く際にどのような背景知識が足りなかったのかを確認
一文一文の文構造を理解することは非常に大切です。根気のいる作業ですが、しっかりと理解できるようにして下さい。
取り上げた英文のテーマの説明や、現代文・小論文からの視点からも解説されています。
難関大学のハイレベルな文章を解く際は、ある程度背景知識と論理的思考を理解しているだけで取り組みやすさが変わります。
問題を通して、これらの知識や論理的思考も一緒に把握しておきましょう。
登木実況中継の1ランク成績を上げるための使い方
この本は、文構造の説明がしっかりと書いてあるので、構造の理解は完璧にしてください。
難解な英文ほど把握しにくい構造をとり、正確に和訳することが困難となります。svcだけでなく、単語がそれぞれ何を修飾しているか、自動詞か他動詞かまでを理解することで文章を本当に理解したといえます。
これらは、ハイレベルな英文をスムーズに読む上で非常に役立つので意識して取り組みましょう。
また、「早慶上智ワード」も汎用性の高いものとなっているので、書き出してみてください。
登木実況中継の参考書によくある質問集
ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
短い問題は10分程度、長い問題は30分程度で設問に答えましょう。そのあと、時間無制限で、設問以外の箇所も、参考書等を活用してじっくり調べて読んでください。
過去問演習に取り組んでも良いですが、この本の復習もしっかりすることが大切です。
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