文章を最小単位まで分解して理解する
このステップは現代文の暗記の部分です。現代文は多くの場合”センス”と呼ぶ人が多いですが、できない人に限って基本的な暗記事項を行なっていません。まず現代文を勉強する際には、現代文はセンスではない!
ということを理解することが重要です。
以下の項目を漏れなく暗記しておく必要があります。
①漢字 ②重要単語 ③背景知識
それぞれの項目を説明していきますね。
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1,2年生から合格するための戦略を立てるには? - 【高1】早慶現役合格の勉強法を徹底解説
志望校に合格するためにやるべきこと紹介 - 【高2】現役で早慶GMARCHに合格
必要な勉強法(勉強時間、参考書)を紹介 - 【高2】早慶絶対合格!!のためにすること
勉強時間、スケジュール、参考書、勉強法の紹介
①漢字を勉強しなければ早稲田には入学できません!
「漢字の勉強ってスゴイ面倒くさい・・・」
「英単語を覚えれば直接点数に結びつきそうな気はするんだけど、漢字を覚えたところでなんか模試で成績上がる気がしないんです・・・」
受験生がよく漢字を勉強しない理由として上記のものがありますね。その気持ちすごいわかります。ですが、早稲田では漢字を勉強しなければいけない理由が2つあります。
1つ、漢字は毎年必ず出題している
早稲田大学ではどの大学でも毎年漢字が数問出題されています。ここが全くできないとまず4~8点ほど落としてしまいます。
大学の入試でこの点差は致命的です。
なぜなら、早稲田を本気で目指している受験生の学力なんてほとんど変わりません。
それは早稲田に合格する人で合っても同じです。ほとんどの受験生が、合格点付近で1点差で数百人単位で固まっているんです。この塊の中で8点落とすということは=不合格を意味しますね。
2つ、読解力の向上
漢字を勉強することで読解力が向上していきます。これまで日本語ということで漢字の意味を的確に知らないで、「なんとなく文章の前後関係から」で理解することができていたと思います。この「なんとなく」を完璧な意味で覚えることで、文章の理解のズレをなくします。漢字一つの意味を6割程度で捉えてしまうと、文章自体の理解レベルも100%の理解をすることができなくなってしまうおそれがあるのです。
3つ、時間はかからない
漢字の勉強は毎日15分ずつでもしていけばいいものです。この15分の時間を自主的におこなうことができるかどうかが合否の分かれ目ですね。15分といって侮って受験勉強を始めた当初からしていれば、
1ヶ月で・・・約7時間(15分×7日×4週)
1年で・・・約3日半(15分×7日×4週×12ヶ月)
1年でこれだけの差がでるとはびっくりです!寝る前に少しだけでいいので必ずやっていきましょう!
②現代文には特有の評論用語が存在しています
漢字の意味を理解するということにも少し似ていますね。ただちょっと違うのは現代文の特有の評論用語は漢字よりも具体例を一つづつ伴って、詳しく覚えていかなければいけないということです。現代文単語を覚える際に必要な3つのことです。1つずつ説明していきますね。
現代文単語の意味とは?
単語に対して1対1形式で覚える必要のある意味のことですね。
例えば「具体」という言葉であれば・・・
はっきりとした姿、形をもっていること。現実に即していること。
意味引用:読解を深める現代文単語 6ページ
上記の意味を覚えるということです。これは誰でもやっているかと思います。でもこれだけでは単語を覚える際には足らないんです!
現代文単語の具体例とは?
具体例というのはその名の通り単語に対して具体的な例文を伴って暗記することです。
例えば「普遍」という言葉であれば・・・
一見普遍的一般的なものに見えた特質も、実はヨーロッパ独特の物質感覚、空間感覚に根ざし、そこから生まれでたものである。油絵はヨーロッパという特殊を普遍と思い誤りかねないほどの魅惑力をふるっていた・・・・
具体例引用:読解を深める現代文単語 9ページ
このように現代文単語は実際にどのように単語がどういった文脈で使われているかを確認しながら、覚える必要があります。日常でほとんど接することがないような単語なので、違和感から早い段階で抜け出さないといけません。
現代文単語の図解イメージとは?
図を使って勉強している学生は私の塾生以外ほとんどいないかと思います。単語を見た瞬間に以下のような図を思い浮かべられるレベル感にまで到達できるのが、難関大学合格レベルです。
単語を見た瞬間にこうした構造を思い浮かべられないと現代文の抽象的な単語が出た瞬間になにをいってるのかよくわからない場合が多いですね。
上記3つの観点から当塾では、『読解を深める現代文単語』を推奨しています。
『読解を深める現代文単語』が難しい!と感じる方は・・・『コトバはチカラだ!』から始めてみましょう
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