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IELTS

IELTSの徹底対策|知識0からの基本的な攻略法を伝授!

2018.09.16

<この記事は2018年9月16日に更新されました>

4技能入試に向けて外部試験導入が進んでいる昨今、大学入試においてもIELTSを取得するメリットは非常に大きいです。今回は、それぞれ4技能のセクションにおける基本情報と対策をお伝えします。

リーディング

IELTSのリーディングは、制限時間60分間で、問題数は40問です。文章の長さは全体で2150語〜2750語と分量が多いため、他の技能と比べても時間配分が重要であり、より効率的に解く工夫が必要になります。
また、他の検定では出題されないような独特な問題も出題されるため、何度も練習をして慣れる必要があるでしょう。
IELTSのリーディングでは主に、文章の要点や趣旨、詳細を把握する力、言外の意味を読み取る力、筆者の意図や姿勢、目的を理解する力、議論の展開についていく力など幅広いリーディング力が問われます。

問題形式

リーディングの問題形式はSection1、Section2、Section3の3題からなり、いずれも長文読解型です。問題数は40問ですが、選択問題や組み合わせ問題、要約、正誤問題、図表の穴埋めなど、様々なタイプの問題が出題されます。
配点は、各1点×40問=40点満点で、解答形式は全て記述型となります。

Sectionごとに問題の形式が変わるわけではないですが、Section1からSection3にかけて問題の難易度が上がっていきます。
したがって、全て同じ時間配分にするのではなく、過去問などで確認しながら予めSectionごとの時間配分を考えておくと良いでしょう。

おすすめの時間配分としては、1問目15分,2問目18分,3問目25分、残り時間は見直しをすると良いでしょう。

頻出テーマのとりあげ
頻出テーマは、書籍、雑誌、などからの抜粋 で、社会科学や人文学、自然科学などアカデミックなトピックが出題されます。しかし特別に専門性の高い文章ではなく、専門用語がある場合は注釈があります。
また、頻出の設問形式としては「Yes/No」で答える問題、「空欄補充」、「見出し選択」などです。

対策

IELTSのリーディングでは、速読力が重要になります。
そこで大切なのが、“skimming”と“scanning”です。


skimmingとは、ポイントを絞って文章を読むことによって文章全体の要点をつかむという技法です。具体的には、文章の段落の一文目や、文章の初めと最後を読むといったやり方が基本となります。しかし、初学者がいきなりskimmingをするのはリスクが高いです。単語や文法、英文解釈を理解した上で、過去問を使って実践するのが良いでしょう。

また、scanningとは、特定の情報を探し出す技法です。scanning のやり方の一つとして、先に問題文を読み、問われている内容を理解した状態で文章を読み始めるという方法があります。その際キーワードとなる語句を拾っておくと良いでしょう。

また、IELTSの問題には他の検定と比べて特徴的な問題が見受けられます。
具体例としては、
①,Which paragraph contains the following information?
→どの情報がどのパラグラフに書かれているか。
②,Choose NO MORE THAN ONE (TWO, THREE)WORDS from the passage…
→文章中の単語から、1語(2語,3語)以内で答える。
③,(質問部分)? Write TRUE if the statement agrees with the information / FALSE if the statement
→解答用紙にTRUE、FALSE、NOT GIVENで答える正誤問題。TRUE・FALSEではなく、YES・NOの場合もある。
④,問題を出題される順番が、読む順番と同じ。
→大問3がパラグラフ3,10文目からででいたならば、大問4はパラグラフ3の11文目から見ていくことになります。

リスニング

IELTSのリスニングは、試験時間30分間(終了後、解答を転記時間として10分間あり)で、問題数は40問です。他の3技能に比べて問題内容が易化するため、得点源になりやすいでしょう。
主に、話の要点や特定の情報を聞き取る能力、話者の意図や姿勢、目的を理解する力、議論の展開についていく力など幅広いリスニング力が問われます。

問題形式
リーディングの問題形式はSection1、Section2、Section3、Section4の4題からなり、いずれも音声は1度しか放送されません。
問題数は40問ですが、選択問題、組み合わせ問題、計画・地図・図表の分類、用紙・ メモ・表・フローチャートの穴埋め、要約・文章完成、記述式問題など様々な問題が出題されます。
配点は、各1点×40問=40点満点です。

大問ごとの解説

Section1は、日常生活における会話です。登場人物は2人で、内容としては電話でやりとりを行う宿泊施設の予約などがあります。
Section2は、日常生活を扱った説明で、内容としては地域の施設に関する描写、 食事の手配に関する説明などがあります。
Section3は、アカデミックな会話で、登場人物は2人以上です。内容としては課題について話し合う大学の指導教官と生徒、研究計画について議論する学生といったものがあります。
Section4は、アカデミックな内容の説明で、内容としてはニュースや学校における説明や講義などがあります。

頻出の設問形式としては、聞き取りながら穴埋めをするディクテーションが多いです。
一般的には、section1→section4にかけて問題内容が難化すると考えられます。

対策

IELTSのリスニングは、聞いて問題に答えるだけでなく、それを正しいスペルで書かなくてはなりません。したがって、その単語のスペルにミスがないか、単数・複数は正しいか、文法的に正確な品詞であるか、など様々なことに注意する必要があります。
また、音声を聞き取る際は、必ずメモを取りましょう。特に、話のキーワードとなる語句や、値段や時間などの数字は聞き逃さないようにして下さい。
音声は1度しか放送されません。そのため、音声が流れる前に予め問題を読んでおくと良いでしょう。
具体的なリスニング対策としては、lELTSの過去問を解くことが良いでしょう。
まずは同じ音声を聞き、問題を解いたらわからない単語や熟語はメモして下さい。また、知っている単語や熟語であっても、実際に聞くと省略されていたり、繋がって聞こえてしまい上手く聞き取れない表現があります。そういった表現も覚えておくと良いです。
その後は、同じ音声を何度も音読しましょう。ディクテーションの練習は、時間を取りがちになってしまいます。もしディクテーションをする時間がなければ、シャドウイングがおすすめです。

ライティング

IELTSのライディングは、制限時間60分間で、問題数は全2問です。
IELTSのライティングでは主に、質問に適切に答えているか、解答は論理的か、幅広く正確な語彙・文法が 使用されているかという点において評価されます。

問題形式

ライティングの問題形式はTask1、Task2のの2題からなります。採点方法は4つの基準に基づいて配点されます。具体的には、「質問に適切に答えているか」「一貫性はあるか」「語彙力」「文法力」です。

大問ごとの解説

Task1では、グラフや表、図形を分析し、150字以上で客観的に説明します。また、物事の過程や手順の説明を問われることもあります 。このセクションでは、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、表、プロセス(道順など)、発展(都市など)のうちから1つが出題されます。

Task2では、ある主張や問題についてのエッセイを250字以上で書きます。
出題されるのは、大学や大学院に進学を予定している受験者もしくは就職を希望している受験者に適した一般的な題材です。
根拠や例を挙げて比較検討しながら、筋道を立てて解答することが大切です。

Task2は、基本的に3つのタイプに分けられます。
1,Discussion type 
2,Argument type
3,Problem & Solution type

1は、1つのトピックに対して2つの意見があり、その2つの意見についてどのような論争があるのかを自分自身で考えていく。注意したいのは、その後に自分の意見を言う場合と、ただ2つの意見がどういう形で展開されているのかいうだけという場合があることです。
どういうことかというと、自分の意見を言う場合は、Discuss both these views and give your opinionsとなっています。この場合はかならず自分の意見を言ってください。

2は、1つのトピックに対して、自分の意見を展開していくパターンとなります。自分の意見と、理由を列挙してください。この際にどの程度Topicに賛成なのか、反対なのか、という点は必ず答えてください。

3は、あるトピックに対しての問題点とその解決策を記載してください。パラグラフ分けが難しいですが、2つの問題点と2つの解決策というのが良いでしょう。

対策

まず、ライティングを行ううえで大切なのが、文章の構成です。
特にTask2では、エッセイ形式なので、論理的な構成が求められます。論理展開を意識した文章を作るためには、「自分の意見」→「根拠となる理由や譲歩」→「再主張」というように、ある程度の型を決めておきましょう。

また、IRLTSのアカデミックのライティングでは、自分の意見だけではなく客観的な情報から説得力のある文章を作ることが求められます。具体的には、According to〜のような表現を使って、学術的なデータを挿入させると良いでしょう。もちろん、その内容は事実に反するものでも構いません。

ライティングで重要なのは、書いた内容が真実であるかどうかではなく、論理的で説得力のある文章が作れているかどうかです。
また、何度も文章を書いて慣れてきたら、副詞をうまく活用できるようになるとなお良いです。

特にTask1では、グラフの問題などで「増減」などの“変化”を記載する場面があるかと思います。その際、折れ線グラフが「上昇」している図であっても、急激な上昇なのか、緩やかな上昇なのかでは伝え方も異なりますよね。

そういった場合は、“dramatically”や“rapidly”、“gradually ”など、変化を表す副詞を使うと文章の質がぐっと上がります。最後に、Task1とTask2では、文章量も難易度もTask2の方が高いです。過去問を解く段階で、ある程度の時間配分や解く順番は考えておきましょう。

スピーキング

IELTSのスピーキングは、制限時間11〜14分間で、3つのパートから成り立っています。1対1のインタビュー形式型のスピーキングテストというのは、IELTSの特徴の一つと言えるでしょう。

IELTSのスピーキングでは、質問に答えながら、日常の話題や出来事について情報を伝え、意見を述べるコミュニケーション能力、与えられたトピックに関して適切な言葉使いと一貫性を持って、ある程度の長さのスピーチをする能力、説得力のある意見を述べ、物事を分析、議論、推測する力などが問われます。

問題形式

スピーキングの問題形式はPart1、Part2、Part3の3部からなり、いずれも受験者1人、面接者1人のインタビュー形式です。採点方法は4つの基準に基づいて配点されます。
具体的には、「流暢さと一貫性」「語彙力」「文法力」「発音」です。

大問ごとの解説

Part1では、自己紹介と日常生活に関する質問がされます。はじめに名前を尋ね、パスポートを使って受験者の本人確認を行なった後、家族や趣味などの身の回りのことを10問ほど質問されます。

Part2では、スピーチを行います。ここではトピックカードが渡されるため、そこに書いてある指示に従いながら約2分間のスピーチをします。

以下過去問の例を挙げておきます。

Describe a shopping street that you like. Please say
– What and where is it?
– When did you visit it?
– Who did you go there with?

また、スピーチの前に準備期間として1分間の猶予が与えられます。

その時間は最大限に活用しましょう。

Part3では、受験者と面接者の間でディスカッションが行われます。

内容としては、Part2で話したことをさらに発展させたものです。
面接者の言ったことを正確に理解し、適切な応答をしなくてはならないため、最も難易度が高いパートとなります。

頻出テーマ

Part1では、家族・勉強・仕事・趣味・食事・音楽・余暇・スポーツなどプライベートな内容がほとんどです。
Part2では、場所・人・経験・物などについて追求される問題が多いです。
Part3では、Part2の内容に対して質問形式で行われますが、頻出の設問として、○○の未来はどうなるか・○○と比べて異なる点について・○○との因果関係を答える、などがあります。いくつかのパターンを予め理解しておきましょう。

対策

IRLTSのスピーキングでは、「内容」よりも「どう話すか=英語力」が評価されます。したがって、なにを言おうか迷っている時間はありません。
大切なのは、いかに説得力のある論理展開がされているかです。もちろん、虚偽の内容でも構いません。

特にPart2とPart3では、自分の主張について客観的に捉えることを心がけましょう。具体的には、“個人的な感想”にならず、“自分の意見の根拠となるデータの追加”をしてください。○○の研究データがあるから、○○という事実があるから、○○の経験をしたから、など客観性があれば良いです。

他にも、自分の意見に一貫性がなかったり、一方的な意見になってしまってもいけません。
また、ライティングの時と同様に「自分の意見」→「根拠となる理由や譲歩」の順番で話して下さい。ラストに「再主張」を行うことによって、文章がまとまります。
IELTSのスピーキングでは、Part2の1分間の準備時間でメモを取ることが可能です。したがって、上記の流れにハマるように、メモを取る段階で大まかな構成を組み立てておきましょう。
最後に、流暢さや発音も評価対象の一つです。返答の際、答えにつまったらWell…やLet me see…と話をつなげたり、l seeやExactlyと相づちを打ちましょう。
また、はっきりとした発音で、流れるようにスピーキングをするために、日頃から声に出して読む訓練をしてください。

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自身の勉強時の体験や社会人になってからの経験を元にいかにして、"考える"ことができる人材を作ることができるのかを日々考えています。また一方で、どんな学力の受験生に対しても独自カリキュラムを提供し、勉強が圧倒的にできるようになっていくという塾を経営しています。