文系に進むのか?理系に進むのか?多くの人があまり考えずに決定している場合が多いかと思います。
特に文系に進む理由として、数学ができないから、という否定的な理由で選ぶ人が多いです。
そういった観点もある程度は大事ですが、理科が好きだけど数学ができないという理由であればもったいないです。
数学は英語よりも、前提条件が少ないので基本的な四則演算ができていれば誰でもできる科目です。
現在できてないのは方法が悪いだけで時間さえ書けることができるのであれば、意外と簡単にできるようになります。
ですから、数学ができないから・・・という理由で理系の大学入試を諦めるのはやめましょう。
そこで、今回は少しでも考える道筋を作るために、文系理系それぞれのメリット・デメリットを考えてみたいと思います。
文系のメリットとは?
文系では大学で法、政治、経済、言語など幅広い選択肢から自分が勉強したい科目、専攻を選ぶことができます。そのため、自身の好きだと感じることに応じて柔軟に学ぶことができます。
また、学部によって違いはありますが、基本的に学校での拘束時間が短く、アルバイトやインターンをしたり、サークルに打ち込んだりする時間を長く取り、社会との触れ合いの場が多くなるでしょう。
文系の学生にはそういった社交性を求められることが就職時にも求められることが多いので、むしろ積極的にそういった時間をとっておくことが肝心でしょう。
研究の拘束時間は理系に比べて短いです。
その分どんどん勉強する人と差はつきますが、将来研究職を目指しているわけじゃない、大学生活をエンジョイするんだという人には文系の方が向いているかもしれません。
サークル活動やアルバイトは文系の方がしやすいでしょう。
もちろん、将来研究職を目指して勉強に没頭することはできます。
大学卒業後のことを考えてみましょう。専門を生かした職業に就くというのは理系より難しいかもしれません。就職するときに不利な部分があるのは否めないでしょう。
学費については、文系の方が安い場合が多いです。施設費などは絶対に安いですよね。
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文系のデメリットとは?
文系のデメリットは、その自由さ故に専門性が身につきづらいという部分です。
理系と違って、レポートの提出や実験など能動的に行っていく部分は少ないので、大学に通ったけれど何も身につかなかった。。ということはよくあることです。
多くの場合、文系の場合は大学での教育効果は就職に対しての教育効果はありません。
自由な時間という文系のメリットをいかに有効活用して、デメリットを打ち消す程にいろいろな活動を行っていけるかどうかがポイントになります。
理系のメリットとは?
理系では、大学では座って教授の話を聞く講義だけでなく、実験や、プログラミングの授業など特殊な授業が増えてきます。
授業は結構専門的なことを学ぶことができるので、しっかり将来にむけて勉強をしたい学生には向いています。
理系の一番のメリットは、筋道だって考える癖がつくという理系の考え方を身につけることができる点にあるでしょう。
論理の飛躍なく相手に説明するというのが、理系で論文を書く際には必要となります。その際には、教授からの綿密なチェックが入るため、中途半端な文章を書くことはできません。
結果、一つ一つ筋道だって考える癖をつけることができます。
こうした考える癖は、仕事をする上でも大事です。仕事の成果を出すために目的を考えてそこから逆算して一つずつ考えて何をしていくのか?という点を考える癖ができてきます。
就職は文系に比べて実験室からの推薦などもあるため有利になるでしょう。
国語と社会が苦手な人は国語と社会を受験で使わなくていいというイメージがあると思います。ですが、大学に入って自然科学を勉強するとどうしても哲学的な話や、欧米の思想や歴史が出てくるところはあります。
学問が欧米を中心に発達してきたという部分は否めませんので、こればかりは止むをえません。
理系のデメリットとは?
大学に入ってからは研究室に拘束されることは多くなります。
また、実験やレポートはたくさん必要になります。時間的には文系の人よりも余裕がなくなるでしょう。その分、学問の専門性は身に付きます。この学問は「実学」ですから、就職の時に有利に働くことも多いです。
大学卒業後のヴィジョンについては、理系の方が有利みたいですね。
学費はちょっと高くなってしまいます。この拘束時間を考えることは楽しい!と思える学生であれば、得ることが大いにある4年間(多くの場合は,大学院まで行くので6年間はあります)になるでしょう。
文系に進む場合は?
さて、具体的な進路の話になりますが、
文系での進学を考える場合早稲田、慶應への進学が多くの人にとって最も効果的な選択肢の一つになるでしょう。
*東大を狙えるのであれば、それはそれで良いのですが、科目数を考えると多くの人にって難しいでしょう。
文系において就活で有利になるのは早稲田、慶應です。
国公立は地元での就活であれば、良いですが、都心、外資での就活を考えるのであれば、早慶が最強のブランドの一つです。
さて、実際に文系で受験するにあたり重要になってくる科目は英語です。英語ができないと全くもってどこの大学も合格できません。おすすめの教材を下記あげておきますので確認してください。
理系に進む場合は?
理系に進む場合は、学費の安さも考えると国公立が一番良い選択肢になるのではないでしょうか。
学費の点がクリアできているのであれば、都心での就職を考えると早稲田、慶應も選択肢の一つに入ってくるでしょう。
理系にて実際に受験するにあたり、重要になってくるのは数学と英語ですね。
数学は、数学3までまず終わらないと話にならないので、数学3が苦手な人は下記より確認してください。
*その他、数学1A,2Bについても基礎的な教材を貼っておきます。
数学I・Aの基礎はこれで勉強しよう!オススメ参考書
数学2B 基礎を固めるオススメ参考書/勉強法
数学Ⅲ 基礎を固めるオススメ参考書/勉強法
参考書数学界の神|坂田の参考書の使い方はこちらから
また、英語が苦手な人は文系と同じものを貼っておきますね。
進路はなかなか迷いますよね。どのようなことを目指せば良いのか?わからないことなあどあれば当塾でも相談に乗っていますのでお気軽にこちらよりご相談ください。
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