ページ目次参考書の特色使い方1ランク成績を上げるための使い方この参考書によくある質問集 参考書の特色 ▶対象者 一通り政治経済を終えた人、偏差値55~早慶レベルまで 非常にレベルの高い参考書です。大学受験政治経済に必要な内容は確実に網羅しています。一方、丁寧に解説してはありますが、用
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参考書の特色
▶対象者
一通り政治経済を終えた人、偏差値55~早慶レベルまで非常にレベルの高い参考書です。大学受験政治経済に必要な内容は確実に網羅しています。一方、丁寧に解説してはありますが、用語が羅列されている側面が強く、実況中継シリーズのような感じで解説してあるわけではありません。この教材を見ながら、授業を聞くというスタイルまたは政治経済を一通り終えて、流れは分かっていて細かい部分の把握をする際には良いでしょう。初学者には向きません。
構成は各章の初めにPOINT整理が出ています。ただひたすらまとめが出ています。つづいて解説が文章で出ています。これは、話し言葉で分かりやすく書いてあります。重要語句はPOINT整理のページも解説のページも赤でかいてあるので、シートを使えば隠すことができます。用語の確認にも使えますね。コラムには雑談も入っており、読みやすくする工夫もされています。
使い方
▶おすすめ使用期間
問題集と併用して2か月、本書単体では1か月
全部で28章まであります。1日1章ずつ読み進めていきましょう。読むときには、簡単にノートを取ることをお勧めします。ただし、ノートを取る(まとめる)ことが目的ではありません。あくまで理解するためのメモです。この用語とこの用語は関係あるな、などを視覚化してください。よって、用語も正確に全部書く必要はありません。今の自分がわかることを目的にしてください。
次の日は問題演習の日にしてください。昨日学習した範囲を問題集で確認します。わからないものはもう一度確認しましょう。そして、3日目。次の章に進みますが、その前に前々日に学習した章をさらっとでいいので読み直してみてください。そのうえで次の章に進みましょう。あとはこれを繰り返していくだけです。
また、学校で使っているもので構わないので資料集を併用してみてください。参考書を読むときに資料集を開いておく(必要なら見てみる)、終わったら資料集を読んでみるなどです。実際の例がでていたり、解説が出ているのでより理解が深まるでしょう。1ランク成績を上げるための使い方
政治経済は「理解すること」です。高校生だと、普段実感のない言葉が多いので、単純安徽になる恐れがあります。。ですが、ただ単純に覚えればいい!というものではありません。
例えば、「衆議院の優越」一つとっても、なぜ衆議院なのか?参議院ではないのか?ということに対して「衆議院は任期が短く解散もあるのでより世論を反映している。したがって優越権は衆議院にある。」という理由があります。もちろん、参考書にここまで書いてありますが、これを読んだ瞬間に、「衆議院=任期4年・解散あり、参議院=任期6年・解散なし」ということが頭に思い浮かぶかが勝負です。(もちろん、まだ学習していない範囲では思い浮かばないのは当然ですが)
また、国際関係ではいろいろな国の思惑が交差しますし、経済分野ではなぜ価格が動くのか?等、理屈で説明できることがたくさんあります。
「理屈」を覚えていくことが得点力アップの一番の近道です。したがって、一問一答を使うときも、解答より問題文の方をよく読んでください。この参考書によくある質問集
ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
解答はプラトン先生にお答えいただきます。[speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom1.gif" name="質問1"]内容が難しすぎて全然わかりません。というか、単語レベルで聞いたことがないものばかりです。[/speech_bubble][speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]A,政治経済は必要な知識量は少ないですが、その分実社会とのつながりが意識されてきます。今まで歴史・地理などで培ってきた知識や普段ニュースなどにいかに触れているかです。その部分が弱いと、政治経済は突然学習しづらい科目になってしまいます。それを乗り越えるために…ということならば、ニュースの解説書(池上彰氏をはじめ、たくさんのものが出版されています)などを読んでみるのもいいと思います。あとは、地道に調べる・説明してもらうという手もあります。この場合は、指導者が必要ですから当塾をはじめとした個別指導塾で適切な指導者にお願いするといいでしょう。[/speech_bubble]
[speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom1.gif" name="質問2"]この参考書だけで、内容は十分ですか?[/speech_bubble][speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]A 内容的にはほぼ終わりですが、時事問題の対策が必要です。これは、別の参考書を用意してください。もちろん、時事問題ですから毎年初冬に出版されるものを使うといいと思います。また、問題演習は必要です。過去問を解くのは当然として、センター試験対策なのか私大対策なのか、また、論述問題は出題されるのか、計算問題は出題されるのかなどによって問題集を選ぶ必要があります。もちろん、この参考書に時事問題以外は解説されていますので、そこについては問題ありません。[/speech_bubble]
[speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom1.gif" name="質問3"]Q 理屈を大切にというけど、論述問題がなければ大丈夫じゃないですか?[/speech_bubble]
[speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]A 正誤問題でも、必要になります。例えば、「首相が靖国神社に参拝した」ことが「自分の信教の自由を侵害された」につながるのがなぜかわかりますか?これがわかっていれば、憲法第何条に違反するのかすぐに出てくるはずです。もし、理屈がわからなければありとあらゆる事件についてすべて覚えるということになってしまいます。それはさすがに無理ですね。正誤判定問題でも、用語を記述する問題でも答えを導き出すには理屈が必要になるので、必ず理屈とともに覚えてください。[/speech_bubble]