実際の過去問は公式サイトで最新3回分が無料で公開されています。
マイナーチェンジされることもありますが、大枠はほとんど変わりませんので最新の問題(2018年第1回)をもとに傾向と対策をみていきましょう。
まず試験全体の話ですが、現在はリーディング・リスニング・ライティングの問題を解く1次試験と試験官と対面で英語を話す2次試験に分かれています。
将来的に1日で試験を行うようになる可能性はありますが、しばらくは現行の試験形態のままで行われるでしょう。
まずは筆記試験について対策をお伝えしていきます。英検1級の筆記試験は、制限時間100分間で、リーディング大問3つとライティング1問で構成されています。
各技能850点満点で均等にスコアが分配されるため、バランスよく力をつけることが大切です。
筆記試験問題形式
Reading 90分
第1問 語彙25問、第2問 長文穴埋め2題、第3問 長文3題、第4問 英作文(120-150words)
Listening 約30分
Part1 Dialogues、Part2 Passages、Part3 Real-Life
リーディングセクション
英検2級の筆記試験は、制限時間85分間で、リーディング大問3つとライティング1問で構成されています。
高校卒業レベルである英検2級のリーディングは、しっかりと対策をすれば得点源になるでしょう。英文法については、全範囲をムラなく学習する必要があります。特に、分詞構文、仮定法、接続詞、助動詞、文型などは頻出です。
問題形式
短文の語句空欄補充20問、長文の語句空欄補充6問、長文の内容一致選択12問で構成されています。解答形式は4肢選択です。
大問1の短文の語句空欄補充では、文脈に合う適切な語句を補います。
半分程度が単語の知識を問われます。単語レベルとしては、センター試験レベル程度です。解答時間が少ない中で、時間内に問題を解ききるためには、まずセンター試験レベルの単語を網羅しておく必要があるでしょう。
大問2の長文の語句空所補充ではパッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補います。
長文とは言っても3,4段落程度の短い文章ですので語数は多くありません。内容も平易で問題も答えやすいものばかりとなっています。
大問3の長文の内容一致選択では、パッセージの内容に関する質問に答えます。長文読解では、Eメールや文化・テクノロジーなどのアカデミックな問題が出題されます。英検準2級と比べて分量が多くなるため、少ない時間の中で的確に文章を読むことが大切です。
例えば、接続詞などのディスコースマーカーに注意したり、文章の展開を意識して読むと文全体の理解につながります。
回によってばらつきもあるので65%程度は最低限取りにいきたいところです。
2級でも高得点を取れば準1級相当のCSEスコアを稼ぐことができます。
まとめ
英検の成績をあげるために、何をしたら良いのか?、
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