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早稲田大学教育学部【日本史】 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.06.29

早稲田大学教育学部 早稲田大学教育学部の日本史は早大の中では標準的なレベルとなっています。資料問題が出題されるため対策が入念な対策が必要となっています。 全体概観: 配点50点 時間60分 問題量は時間に対して多くありません。記述問題で悩まずにまずは全問解答することに注意しましょう。 出題概要 大問

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  • 早稲田大学教育学部

    早稲田大学教育学部の日本史は早大の中では標準的なレベルとなっています。資料問題が出題されるため対策が入念な対策が必要となっています。

    [toc]

    全体概観:
    配点50点 時間60分

    問題量は時間に対して多くありません。記述問題で悩まずにまずは全問解答することに注意しましょう。

    出題概要

    大問が5つで問題数は40個ほどとなっています。ほとんどがマークシートですが、記述形式の問題も出題されます。この記述形式の問題は論述問題ではないですが、用語集レベルの難度の高いものが出題される傾向があります。

    過去事例「花岡事件」「ふとまに」など

    対策1:資料問題をどうするか?

    早稲田大学教育学部では資料問題が例年必ず出題されています。そのため、資料問題対策ができるかどうかが合否の分かれ目になってきます。ただ、ここで注意しておきたいのが、資料問題のタイプです。資料問題には”有名資料”と”未見資料”の2タイプあります。それではこの2タイプについて説明していきます。

    有名資料問題とは?

    “有名資料”とは、教科書や有名な参考書に掲載されている資料をいいます。多くの受験生が知っている資料で、得点源になるかと思いがちですが・・・早慶で出題される有名資料問題はかなり細かい部分まで聞かれます。ですから、実際はこの有名資料問題が出題された場合はかなり難易度が高くなると持ったほうが良いでしょう。

    未見資料問題とは?

    “未見資料”問題とは、通常の参考書、教科書には掲載されていない資料が存在します。こうした未見資料の場合は難易度が高くなるかと思いがちですが、実際は資料自体について問われることは少ないです。ですから、資料自体ではなくて資料についての周辺知識があるかどうかの勝負になってきます。
    わからない資料をなくそうとしてマニアックな資料を探している受験生がよくいます。ですが、それよりもまずは”有名資料”に関して掲載されていることをすべて確認し、基礎的な理解をしていくことにしましょう。

    対策2:記述問題の対策はどうしたら良いのか?

    早稲田大学教育学部では例年難問の記述問題が出題されています。この記述形式の問題では用語を間違えてしまったり、略語を書いてしまったりしていた場合では当然ながら点数はもらえません。歴史の重要用語は正確に漢字で覚えておく必要があります。教科書レベルのものが問われることもありますが、基本的には難単語対策となるためその場合は東進の一問一答を使うのが良いでしょう。

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早稲田大学商学部【日本史】完全対策と勉強法|早稲田専門塾が監修

2016.06.29

ページ目次早稲田大学商学部【日本史】対策・勉強法早稲田大学商学部【日本史】の傾向早稲田大学商学部【日本史】の特徴早稲田大学商学部【日本史】への取り組み早稲田大学商学部【日本史】対策1:史料問題対策早稲田大学商学部【日本史】対策2:論述問題対策早稲田大学商学部【日本史】対策3:現代史・近現代史対策早稲

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  • 早稲田大学商学部【日本史】対策・勉強法

    商学部の日本史入試は、他学部に比べて難易度は高くありませんが、
    傾向を理解して対策を立てることが合格のカギを握ります。
    そこで今回は、商学部日本史入試の「特徴」と「対策」について詳しく解説していきます。過去問から傾向を押さえ、対策のポイントを整理しました。
    商学部生として活躍するためには、日本史の実力が不可欠です。
    的確な対策を立て、日本史の学習を乗り切っていきましょう。
    この記事が商学部日本史入試に向けた学習の一助となれば幸いです。

    [toc]

    早稲田大学商学部【日本史】の傾向

    早稲田大学商学部の日本史入試は、60分で大問6題の構成となっています。

    • 第1問は古代史(マーク式)
    • 第2問は中世史(マーク式)
    • 第3問は近世史(マーク式)
    • 第4問と第5問は近代史(マーク式+記述式)
    • 第6問は現代史(記述式+論述式)

    近代史と現代史の出題比率が高く、合わせて全体の5-6割を占めています。
    特に現代史は経済・産業・金融関連の出題が多いのが特徴です。

    問題数は58-60問程度で、正誤判定問題の比重が高くなる傾向にあります。

    早稲田大学商学部【日本史】の特徴

    商学部の日本史入試には以下の特徴があります。

    1. 正誤判定問題が多い
    2. 史料問題が頻出する
    3. 近現代史からの出題が多い
    4. 短文論述問題が必ず出題される

    早稲田大学商学部の日本史入試は、全時代から均等に出題されるのが特徴です。

    例えば2019年の入試を見てみると、第1問が古代、第2問が中世、第3問が近世、第4問と第5問が近代、第6問が現代と、古代から現代までバランスよく出題されていました。

    もう一つの特徴は、正誤判定問題の比重が高いことです。
    2019年の入試で正誤判定問題は全体の45%に達しており、「正しいもの2つを選べ」といった難易度の高い形式も含まれていました。正確な知識と解答技術が求められます。

    史料問題が必ず1題以上出題されるのも特徴です。
    教科書の有名な史料に加え、未知の史料も用いられるため、資料から歴史的文脈を読み取る力が問われます。

    毎回必ず20字程度の短文論述問題が1題以上出題されているのも大きな特徴といえます。
    限られた文字数で的確に要点をまとめる力が必要不可欠なのです。

    早稲田大学商学部【日本史】への取り組み

    商学部日本史入試対策の取り組み方は以下の通りです。

    • 基礎知識をしっかり定着させる
    • 過去問顒題で正誤判定に慣れる
    • 史料問題対策を継続的に行う
    • 近現代史を重点的に学習する
    • 日頃から論述の訓練をする

    まず基礎知識は教科書を丁寧に読み、年表や重要語句を繰り返しノートに書き写すことで定着させましょう。参考書の一問一答形式の問題集で知識を定期的に確認し、弱点を克服していきましょう。
    その上で過去問題を利用して、正誤判定問題に慣れる訓練を欠かさず行います。
    特に「2つ選べ」の難しい正誤問題には注意しましょう。

    史料問題対策は、教科書や参考書の史料を繰り返し読み、
    その内容と歴史的背景を関連付けて理解することがポイントです。

    未知の史料が出ても対応できるよう、読解力を鍛える必要があります。

    近現代史は出題範囲が広いため、経済・産業・金融分野を中心にその時代背景を意識しながら学習しましょう。関連するニュースなどにも日頃から興味を持つことが大切です。

    論述対策は、限られた字数で主要点をまとめる訓練を日頃から欠かさず行うことが肝心です。

    早稲田レベルまでの日本史の学習の仕方についてこちらから確認ください。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/nihonshi-benkyomap/"]

    早稲田大学商学部【日本史】対策1:史料問題対策

    Jiicham

    史料問題対策としては、教科書や参考書に掲載されている有名な史料を中心に学習し、その史料から求められる背景知識を身につける。
    また、未知の史料が出た場合も、資料から歴史的文脈を読み取る訓練が必要。

    史料問題には、既に知っている有名な史料と、これまで見たことがない未知の史料の2種類があります。

    資料|既知の史料対策

    既知の史料対策としては、教科書や参考書に掲載されている「日葡辞書」「異国船渡来之図」「徽廬詩文集」などの有名史料を繰り返し読み込み、その内容と歴史的背景を関連付けて理解することが重要です。

    例えば、過去問で出題された「日葡辞書」に関する設問は、当時の南蛮貿易やキリシタンの状況について問われることが多いので、そうした背景知識を身につける必要があります。

    既知資料の方が細かいことが問われて難しいことが多いので、既知資料は必ず覚えておくようにしてください。

    資料|未知の史料対策

    一方、未知の史料については、与えられた資料から時代背景を読み取る訓練が必要です。
    過去問では、戦国時代の武将の書状といった未知の史料が示され、
    その内容から戦国時代の政治状況を答える設問が出題されることがあります。

    未知の史料であっても、資料から時代の特徴を推測する力が問われるのです。
    このように、史料問題対策には既知の史料の背景理解と未知史料への対応力が欠かせません。両方の要素を継続的に鍛えることが重要です。

    早稲田大学商学部【日本史】対策2:論述問題対策

    早稲田大学商学部の日本史では例年、単文論述問題と語句問題が出題されます。
    この類の問題はただ勉強しているだけではなかなか実力がつきません。ポイントを絞った学習が必要です。まず語句問題から確認していきますね。

    語句問題の対策

    語句問題というのは歴史用語を覚えているかどうかの確認です。一般的に私立大学の問題だと空欄補充があっても選択肢から選ぶタイプが多いため、実際に書けるかどうかというと微妙な人が多いです。勘違いをしてしまってはいけないのはいきなり全ての歴史単語を覚えようとしてしまうことです。これでは通史を勉強するために莫大な時間がかかってしまいます。まずは通史を確実に理解できるようになった段階でその後に実際に歴史用語が書けるかどうかの確認をしていきましょう。論理的な意味がわからない単語を人は覚えることができません。歴史用語が通史の中のどの地点に位置するのかを理解できるレベルになった段階で用語を覚えていくことで効率よく歴史用語を確認することができます。

    論述対策

    論述問題対策の具体的な方法は以下の通りです。
    まず日頃の学習から、各時代の主要な出来事について、その背景となる事項や結果、影響などを自分の言葉で説明する訓練を意識的に取り入れる。
    教科書の範囲を一通り学習した後、その日の内容をノートに要約するなどしてアウトプットする。

    その上で、過去問題を利用して、20字程度の限定された字数で的確に主要点をまとめる練習を繰り返し行う。
    与えられたキーワードからその事項の意味や影響を展開できる力も必要になります。

    例えば「日清戦争」のキーワードが与えられた場合、戦争の原因や結果、影響を端的にまとめられるよう訓練する。採点基準を意識し、主要点を絞ることもポイント。

    私大志望の多くの学生は論述問題をしていないことが多いため、この論述問題が合否の分かれ目になるでしょう。
    論述問題の対策として、まず意識しなければいけないのは、歴史の論理関係を意識することです。

    特に因果関係、相関関係は日本史のすべての範囲で理解できていないとまず早稲田大学商学部での合格は難しいでしょう。
    具体的な勉強法としては、参考書や教科書にある小見出しごとにまとめていくことが上げられます。
    最も良いのは論述を書いて早稲田大学商学部に詳しいプロに見てもらうのが良いですね。
    論理的に書くというのは慣れるまではなかなか難しいので塾などで記述したものをみてもらうことをおすすめします。

    1つ例を見てみましょう。
    [su_box title="早稲田大学 商学部 2016年度 日本史 大問6 問H" style="glass"]
    バブル経済によって、資産や所得の格差が拡大したため、政府や日本銀行は、土地への融資の規制や金利の引き上げを行った。そのため、地価や株価は急激に下落し、投機を行った企業の一部が倒産し、借りた資金を返済できないという金融機関の不良債権問題が起こり、実体経済の不況に波及した。各企業はこの不況を乗り切るため、事業の整理や海外展開、また大量の人員削減を行った・・・
    問H 企業が人員削減を行った結果、その後の日本経済にどのような影響を与えたのか30字以内で記せ。[/su_box]

    日本史の問題じゃないじゃん

    と思うかもしれませんが、このように日本史を覚えるだけでなく理解していることが必要なのです。

    不況の時どのようなことが起こるのか、ということについてはこの時代のことだけではありません。わからなかったら解答をみてよく理解しましょう。

    解答例を挙げてみたいと思います。
    解答例

    失業者の増加や雇用不安の高まりで、消費が落込み不況が進んだ。(30字)

    早稲田大学商学部【日本史】対策3:現代史・近現代史対策

    Gendaishi

    近現代史の対象となる年代は、おおむね次の通りです。

    1. 近代史:幕末から第二次世界大戦まで
    2. 現代史:第二次世界大戦後から現在まで

    特に現代史は出題範囲が広く、背景知識が求められます。
    現役生にとっては、学校の授業だけではカバーしきれない部分もあると思います。そのため、以下のようなアドバイスがあります。

    • 教科書の近現代史部分を丁寧に読み込み、基礎を固める
    • 新聞やニュースで経済や産業関連の話題に関心を持つ
    • 参考書で近現代史を補完学習し、理解を深める
    • 関連する文献や資料を読んで知識を広げる

    近現代史の対策では、経済・産業・金融分野を中心に学習することが重要です。

    例えば、過去の入試では高度経済成長期の経済政策に関する設問が次のように出題されています。

    「高度経済成長を実現するため、高度技術産業の育成と生産性の向上が計られた。その一環として、産業の高度化をはかる目的で1961年に制定された政策法は何か。」

    この設問では、高度経済成長期における産業高度化政策としての「技術開発促進法」について答える必要があります。

    このように、近現代史の分野では、単に年代や事項を丸暗記するだけでなく、なぜその政策が必要とされたのか、どのような経済状況を改善するためだったのか、その背景を理解することが求められます。
    日頃から経済や産業、金融に関するニュースなどに注目し、関心を持つことが近現代史対策のコツです。

    学部の性質上、戦後の経済分野もよく出題されています。この部分に弱い学生は対策をしておくべきでしょう。
    慶應経済学部の日本史や、かつての政治経済学部の日本史の対策が戦後の経済についての対策ができるので確認してみると良いでしょう。

    早稲田大学商学部【日本史】で使える参考書

    おすすめの参考書は以下の通り。
    『日本史B講義の実況中継』:通史理解に最適
    『入試に出る日本史一問一答』:単語力強化に有効
    『実力をつける日本史100題』:総仕上げに最適
    これらを組み合わせて学習すると効果的です。

    日本史B講義の実況中継の効果的な使い方はこちらから

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/nihonshi/ishikawajikkyo/"]

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早稲田大学商学部の世界史の完全対策と勉強法|早稲田専門塾が解説

2016.06.29

ページ目次早稲田大学商学部の世界史対策・勉強法早稲田大学商学部の世界史全体概観早稲田商学部世界史の出題概要早稲田商学部世界史の過去問の解き方【早稲田商世界史】経済分野の対策【早稲田商世界史】記述問題(論述/語句問題)の対策【早稲田商世界史】語句問題の対策【早稲田商世界史】論述問題対策早稲田大学商学部

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  • 早稲田大学商学部の世界史対策・勉強法

    このブログでは、早稲田大学商学部の世界史に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。 基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!
    本ブログ記事は早稲田商学部の世界史についての対策についての記事になります。

    [toc]

    早稲田大学商学部の世界史全体概観

    早稲田大学商学部では一般的なマーク式の正誤問題+空欄補充問題+論述問題が出題されます。論述問題は例年100字であるため論述対策は必要不可欠です。

    時間の割には正誤問題や100字の論述問題が出題されるため、考えている時間はあまりないでしょう。
    受験生レベルではわからない問題も中には含まれているので、そうした問題に振り回されずに全ての問題にまず目を通して答えるようにしましょう。

    論述問題は対策をしてないと合格点に到達することは不可能です。必ず対策をするようにしてください。

    早稲田商学部世界史の出題概要

    出題形式は正誤問題と、語句を記述する語句問題と100字の論述問題が出題されます。

    出題範囲は古代から現代までまんべんなく出題されます。
    東洋史に比べるとやや西洋史の出題されています。
    西洋史では西ヨーロッパとアメリカから、
    東洋史は中国からの出題が多くなっています。

    早稲田商学部世界史の過去問の解き方

    正誤問題の例を一問みてみましょう。
    [su_box title="2016年早稲田大学商学部の大問3問F " style="glass"]
    下線部(F)に関連して、同規約のもとで連合会議に認められていた権利として誤っているものはどれか。
    ※下線部(F)はアメリカ連合規約を指す
    1.貨幣鋳造権
    2.徴税権
    3.条約を締結する権利
    4.宣戦と講和を行う権利 [/su_box]

    Navigator

    受験生の皆さんがよく使っている『ナビゲーター世界史』をみてみましょう。
    3巻147ページを見ると、「この規約で”United States of America”という国名が生まれて、植民地は州(States)となったのです。

    しかし、この規約でつくられた連合政府は、国防・外交・貨幣製造などの権限は握ったものの、国民から税を徴収することすら認められていませんでしたので、
    国家を十分にまとめる力はありませんでした。」とあります。

    選択肢1.は「貨幣製造」、3.は「外交」、4.は「国防」ですね。その後の記述からも正答は2.であることがわかります。

    参考書を読むときに、なんとなく読んでしまい「連合規約」という言葉を覚えて満足していませんか?

    普段使っている参考書でもよく読めば入試問題を解く知識が載っています。
    参考書をどのように使っていけばいいのかよく考えながら学習を進めましょう。

    ナビゲーター世界史の使い方はこちらで説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/sekaishi/navigator/"]

    【早稲田商世界史】経済分野の対策

    早稲田大学商学部では学部の性質上、経済分野の出題が高くなっています。
    過去には「第二次産業革命と第二次産業革命」「世界恐慌とニューディール」「EUと中国貨幣・税制史」などが出題されています。

    経済分野は、政治史と比べると受験生レベルの知識だと因果関係がつかみにくいので注意が必要です。
    通貨の価値が変わることと国家の経済の関係やインフレ、デフレなど基本的な経済の概念は理解しておきましょう。

    【早稲田商世界史】記述問題(論述/語句問題)の対策

    早稲田大学商学部の世界史では例年、単文論述問題と語句問題が出題されます。
    この類の問題はただ勉強しているだけではなかなか実力がつきません。
    ポイントを絞った学習が必要です。

    【早稲田商世界史】語句問題の対策

    まず語句問題から確認していきます。
    語句問題というのは歴史用語を覚えているかどうかの確認です。
    一般的に私立大学の問題だと空欄補充があっても選択肢から選ぶタイプが多いため、実際に書けるかどうかというと微妙な人が多いです。

    勘違いをしてしまってはいけないのはいきなり全ての歴史単語を覚えようとしてしまうことです。これでは通史を勉強するために莫大な時間がかかってしまいます。
    まずは通史を確実に理解できるようになった段階でその後に実際に歴史用語が書けるかどうかの確認をしていきましょう。
    論理的な意味がわからない単語を人は覚えることができません。

    歴史用語が通史の中のどの地点に位置するのかを理解できるレベルになった段階で、
    用語を覚えていくことで効率よく歴史用語を確認することができます。

    【早稲田商世界史】論述問題対策

    私大志望の多くの学生は論述問題をしていないことが多いため、この論述問題が合否の分かれ目になるでしょう。
    論述問題の対策として、まず意識しなければいけないのは歴史の論理関係を意識することです。

    特に因果関係、相関関係は世界史のすべての範囲で理解できていないとまず早稲田大学商学部での合格は難しいでしょう。
    具体的な勉強法としては、参考書や教科書にある小見出しごとにまとめていくことが上げられます。

    論理的に書くというのは慣れるまではなかなか難しいのでみてもらうことをおすすめします。

    早稲田大学商学部の世界史の論述問題は、事項や事柄の内容や経緯・意義を説明する問題が多いです。
    たとえば、これまでに、 「普仏戦争の戦後処理および第一次世界大戦後の出来事」「1970年代の世界的な経済危機」について説明する問題が出題されています。

    中国史、アメリカ史などは頻出テーマであり、どの時代でも解答できるようにしておく必要があります。

    世界史の知識だけでなく要点をおさえて簡潔に文章をまとめる力も要求されます。

    世界史の学力にそもそも根本的に不安がある人は、こちらから世界史の学習法をご覧ください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/sekaishi-benkyo/"]

    早稲田大学商学部過去問分析(2017年)

    大問数、小問数ともに変動はなく難易度も同程度。非常に細かい知識が必要な問題や、いわゆる「一般教養」的な問題もありました。
    例えば以下のようなもの。

    例1:18世紀のスコットランドを代表する学問や技術に当てはまらないものを選べ

    1.ヒュームによる懐疑主義的哲学の展開
    2.スミスによる古典派経済学の創始
    3.ワットによる蒸気機関の改良
    4.ボイルによる機体力学の発展

    これは非常に難しい。解答は4.で、ボイルはアイルランド・リズモア出身の貴族であるがなかなか解答できなかったのではないでしょうか?

    例2:次の中でカリフォルニア州に本拠を置いていない企業はどれか。

    1.アップル
    2.フェイスブック
    3.マイクロソフト
    4.グーグル

    これはいわゆる「大学受験世界史」の参考書等をいくら勉強しても身につかない知識でしょう。
    普段の興味・関心によって決まってしまう内容でした。

    しかし、次の例はどうでしょうか。

    例3:下線部A(漢の一時中断)について、この中断とは何を指すか。

    1.漢の外戚王莽が、赤眉の乱を起こして皇帝位を簒奪したこと。
    2.王莽が新を建てて、周を理想とする復古主義の政策を行ったこと。
    3.呉楚七国の乱がおこり、封建性国家が一時復活したこと。
    4.党錮の禁により、儒教理念に基づく政治が機能しなくなったこと。

    これは本当に基礎的な問題です。
    まずはこのような問題で失点しないことが重要であり、これはどの大学でも同じことが言えるでしょう。

    早稲田商学部の配点や合格最低点他の科目についてこちらのページをご覧ください。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/sho/sho-profile/"]

    早稲田大学商学部【世界史】で使える参考書

    早稲田大学商学部で必要な教材は他の大学と同じようにナビゲーター世界史が有用です。

    その他世界史の早慶レベルの勉強法についてはこちらで記載しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/sekaishi-benkyomap/"]

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【早稲田大学社会科学部|日本史】各設問の徹底対策と入試傾向|早稲田専門塾が解説

2016.06.29

ページ目次早稲田大学社会科学部の日本史対策早稲田社会科学部日本史の全体外観早稲田社会科学部日本史の配点早稲田社会科学部の日本史出題概要早稲田社学対策1:史料問題をどうするか?早稲田社学対策2:難問にはどのように対抗したら良いのか?早稲田社会科学部日本史の対策3:論述問題はどうすれば良いのか?早稲田大

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  • 早稲田大学社会科学部の日本史対策

    このブログでは、早稲田大学社会科学部の日本史に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。 基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!
    本ブログ記事は早稲田大学社会科学部の日本史についての対策についての記事になります。
    早稲田大学社会科学部の配点や合格最低点他の科目についてこちらのページをご覧ください。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/syagaku/syagaku-profile/"]

    [toc]

    早稲田社会科学部日本史の全体外観

    早稲田大学社会科学部の問題は正誤問題が多く出題されますが、
    その正誤問題の細かさのレベルが高いことで有名です。

    ですが、直接的には知らなくても知っている知識を組み合わせて間接的に答えをだすことができるものも多いです。

    まずは、教科書レベルの基本的な知識を入れておきましょう。

    早稲田社会科学部日本史の配点

    外国語:50/130点 時間90分
    国語:40/130点
    地歴:40/130点

    POINT
    合格最低点が大きく変わるが全体で90点程度取れておく必要がある。
    と考えると日本史では、最低でも25点は取る必要がある。

    早稲田社会科学部の日本史出題概要

    大問数は5題で、小問数は40問前後です。
    例年全てマークシートで出題されていますが、
    2021年度の入試にて史上初の記述問題が出題されました。対策が必要になる部分ですね。

    問題形式は正誤問題のタイプが多いです。
    また、早稲田大学社会科学部の正誤問題は特殊で、誤文を2つ選択させる問題が多いです。

    通常の日本史の正誤問題だと単純に知っているかどうかを問う問題ですが、
    社会科学部の場合は間接的な知識を解答の根拠になることが多いです。

    ■出題範囲

    基本的に全て範囲に含まれますが
    学部の特性上、近代や戦後史が出題されることが多いです。

    史料問題は例年必ず出題されています。また史料の空所補充なども出題されているため有名資料の暗記は必須です。

    早稲田社学対策1:史料問題をどうするか?

    早稲田大学社会科学部では史料問題が例年必ず出題されています。そのため、史料問題対策ができるかどうかが合否の分かれ目になってきます。ただ、ここで注意しておきたいのが、史料問題のタイプです。史料問題には”有名史料”と”未見史料”の2タイプあります。それではこの2タイプについて説明していきます。

    有名史料問題とは?

    “有名史料”とは、教科書や有名な参考書に掲載されている史料をいいます。

    多くの受験生が知っている史料で、得点源になるかと思いがちですが・・・早慶で出題される有名史料問題はかなり細かい部分まで聞かれます。
    ですから、実際はこの有名史料問題が出題された場合はかなり難易度が高くなると持ったほうが良いでしょう。

    未見史料問題とは?

    “未見史料”問題とは、通常の参考書、教科書には掲載されていない史料のことです。
    こうした未見史料の場合は難易度が高くなるかと思いがちですが、実際は史料自体について問われることは少ないです。

    ですから、
    史料自体ではなくて史料についての周辺知識があるかどうかの勝負になってきます。
    わからない史料をなくそうとしてマニアックな史料を探している受験生がよくいます。
    ですが、それよりもまずは”有名史料”に関して掲載されていることをすべて確認し、基礎的な理解をしていくことにしましょう。

    早稲田社学対策2:難問にはどのように対抗したら良いのか?

    早稲田大学社会科学部の日本史の特徴として正誤問題で普通の勉強をしていたらよくわからないようなことが問われるのが有名です。過去問で問われていることをそのまま用語集で調べてそれを覚える・・・というような勉強をしている学生がいるかもしれませんが、これでは応用力はつきません。
    難しいことを優先的に覚えるのではなくて、教科書レベルの基本的なものや論理関係を先に覚えましょう。

    基本的なものにとは、年号や家系図、体制図などといったものです。論理関係というのは、そうした用語がどのような関係で繋がっているのかを確認します。
    いきなり用語集を調べて勉強を開始してしまうのはあまりにも効率が悪いのでやめましょう。
    用語集を使って暗記を開始するレベルの学生は偏差値でいうと記述模試で偏差値75以上の学生です。こうした学生以外はまずは基本的な語彙の知識を確実に覚えていきましょう。

    早稲田社学特有の正誤問題に対応するためには?

    上記で紹介した基本的な語彙を暗記した上で、過去問を解きながら自身の持っている知識から類推の仕方を学びましょう。大体過去問を10年分以上行えば、社学特有の正誤問題に対しての類推の仕方がわかるはずです。

    1つ例を見てみましょう。早稲田大学 社会科学部 2016年 大問Ⅳ 問5です。
    後に成立した原敬の内閣が掲げた政策として不適切なものはどれか。1つ選べ。
    イ 教育の改善整備
    ロ 交通通信の整備拡充
    ハ 産業及び通商貿易の振興
    二 普通選挙の推進
    ホ 国防の充実
    受験生の皆さんがよく使っている『石川晶康の日本史B講義の実況中継』をみてみましょう。
    4巻59ページに「この原内閣は、国防の充実、鉄道の拡充、そして、高等教育の拡充などの、積極的な政策を展開します。」「原内閣の内政で注意を要するのは選挙法の問題です。納税制限のある選挙法を改正して、普通選挙を要求する声が高くなってきます。
    しかし、原は衆議院議員選挙法を改正することでこれを抑えてしまいます。
    つまり、選挙人資格の正弦を大幅に緩和する。」とあります。

    ここから(二)が誤文であるとわかります。
    原敬は普通選挙に対して消極的で抑えこんでしまったからです。
    このように皆さんが普段使っている参考書から得た知識でも十分に対応可能ですし、迷った時も類推の仕方を知っていれば正答することは十分に可能です。

    石川実況中継を使いこなすことで、難問と呼ばれる早稲田社学の問題で合っても答えを出すことができます。

    早稲田社学に合格するための正しい使い方はこちらからどうぞ。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/nihonshi/ishikawajikkyo/"]

    早稲田社会科学部日本史の対策3:論述問題はどうすれば良いのか?

    例年マークシートでしたが、論述問題の出題が2021年度より確認されましたので、論述問題についても記載します。

    論述問題の対策として、まず意識しなければいけないのは

    歴史の論理関係を意識することです。

    特に因果関係、相関関係は日本史のすべての範囲で理解できていないとまず慶應大学文学部での合格は難しいでしょう。
    具体的な勉強法としては、下記で日本史の勉強法を解説しているのでご確認ください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/nihonshi-benkyo-output/"]

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【早稲田大学社会科学部|世界史】各設問の徹底対策と入試傾向|早稲田専門塾が解説

2016.06.29

ページ目次早稲田大学社会科学部の世界史対策・勉強法早稲田社会科学部世界史の全体外観早稲田社会科学部世界史の配点早稲田大学社会科学部出題概要早稲田社学対策:現代史はどのように対策をすれば良いのか?早稲田社学対策:難問への対策そもそも世界史がまだできてないという人は・・早稲田大学社会科学部に圧倒的な実力

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  • 早稲田大学社会科学部の世界史対策・勉強法

    このブログでは、早稲田大学社会科学部の日本史に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。 基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!
    本ブログ記事は早稲田大学社会科学部の日本史についての対策についての記事になります。
    早稲田大学社会科学部の配点や合格最低点他の科目についてこちらのページをご覧ください。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/syagaku/syagaku-profile/"]

    [toc]

    早稲田社会科学部世界史の全体外観

    早稲田大学社会科学部の世界史はマークシート方式では1,2の難易度を誇ります。
    ただそれは、満点を取るのは難しいという意味です。合格点を取ること(7割付近)は早大を目指しているレベルの学生であれば、取れないと合格は難しい。
    合格点を取ることが目標であるということを忘れずに学習を進めましょう。

    [toc]

    早稲田社会科学部世界史の配点

    外国語:50/130点 時間90分
    国語:40/130点
    地歴:40/130点

    POINT
    合格最低点が大きく変わるが全体で90点程度取れておく必要がある。
    と考えると日本史では、最低でも25点は取る必要がある。

    早稲田大学社会科学部出題概要

    大問4題から構成されています。設問は40問前後。
    形式はマークシート+論述の出題が予想され、空所補充、配列問題、正誤問題で出題されます。
    ※論述問題は、2021年より出題されました。今後も出題が予想されます。

    出題範囲としては、全時代から出題されます。
    学部の性質上、特に近現代史が重視されています。

    地域 注意点
    西洋史 西ヨーロッパや北アメリカが中心
    東洋史 中国史が出題されやすい
    その他 アフリカやオセアニアから出題もあり

    西洋史は、西ヨーロッパや北アメリカが中心となっています。
    東洋史は、中国史が出題されやすいですが、西アジア、インドも出題されます。
    またアフリカやオセアニアから出題されることもあるので注意してください。
    文化史は大問1つ扱われることもあるので入念な対策が必要です。

    早稲田社学対策:現代史はどのように対策をすれば良いのか?

    Japan

    早稲田大学社会科学部の世界史は学部の性質上、現代史が頻繁に出題されます。

    しかし多くの受験生(特に現役生)は勉強していて、

    いっぱい人がでてきて、もう何がなんだかよくわからない状態で頭の中がほとんど整理されていない

    このような状態になっています。

    これでは出題された時に答えられないのは当然です。

    今回は世界史の現代史を学ぶ際のポイントをお伝えします。

    まず当然ですが、整理できない原因として国ごとの関係がグチャグチャになっていることが挙げられます。

    現代史を整理する時のポイント

    いきなり国と国の関係という横の関係を学ぶ前に国のみの関係という縦の関係を学びましょう。

    そこで大事なのが国を学ぶ順番です。

    アメリカ→ソ連→中国→ヨーロッパ→南米→中東→アジア→アフリカ

    この順番に学んでいきましょう。

    現代史=アメリカの歴史と言っても過言ではありません。
    ですから、現代史を学ぶ際には必ずアメリカの大統領を全員覚えましょう。
    アメリカの大統領の功績を軸にして世界の状態を考えてください。

    早稲田大学社会科学部ではアフリカ史が出題された実績もあるので、
    上記の歴史の順番を何周もしてどこの国が出ても答えられるようにしてくださいね。

    現代史ももちろん年号を覚えた方が良いのですが、
    早稲田社学ではそこまで細かく覚えてなくても答えられる問題も多いです。

    例)下線部H(日露戦争)について、日露戦争に関連した出来事を起きた順に正しく並べたものを選べ。

    • ① 奉天開戦
    • ② 対露宣戦布告    
    • ③ 日英同盟調印
    • ④ 第二次日韓協約締結          
    • ⑤ ポーツマス条約 
    • ⑥ 日本海海戦

    *選択肢省略

    これは、「日露戦争前の出来事」「日露戦争中の出来事」「日露戦争後の出来事」と分けるだけでもかなり回答できる問題。

    このように歴史の流れを覚えるだけでもできる問題も多くなっています。

    以前のような教科書に出ていない用語が出てくる頻度は減ったのですが、
    用語集などでも低頻度とされる用語もたくさん出題されています。

    地図資料の確認が重要

    World

    地図・資料を見ることもとても大切です。
    学校の授業で使っている資料集で十分ですので、必ず地図・資料をみながら学習してください。

    早稲田社学対策:難問への対策

    早稲田大学社会科学部の世界史の特徴として正誤問題で普通の勉強をしていたらよくわからないようなことが問われるのが有名です。
    過去問で問われていることをそのまま用語集で調べてそれを覚える・・・
    というような勉強をしている学生がいるかもしれませんが、これでは応用力はつきません。

    難しいことを優先的に覚えるのではなくて、教科書レベルの基本的なものや論理関係を先に覚えましょう。
    基本的なものとは、年号や家系図、体制図などといったものです。
    論理関係というのは、そうした用語がどのような関係で繋がっているのかを確認します。

    いきなり用語集を調べて勉強を開始してしまうのはあまりにも効率が悪いのでやめましょう。
    用語集を使って暗記を開始するレベルの学生は偏差値でいうと記述模試で偏差値75以上の学生です。

    早稲田社学特有の正誤問題の対策

    上記で紹介した基本的な語彙を暗記した上で、
    過去問を解きながら自身の持っている知識から類推の仕方を学びましょう。

    過去問を10年分以上行えば、社学特有の正誤問題に対しての類推の仕方がわかるはずです。
    正答の選択肢だけでなく、誤答になっている選択肢の内容も必ず確認してください。

    この問題で正答するにはどのような知識が必要で、
    どのように考えたらいいのかを1つ1つ確認していく中で、社学特有の考え方が身についていくはずです。

    早稲田社会科学部過去の入試解説・講評

    実際の入試問題が普段使っている参考書でどのように対処ができるのかをみていきます。

    [su_box title="2016年早稲田大学社会科学部の大問3問5" style="glass"]
    下線部(E)について、黒人奴隷貿易や黒人奴隷制度に関する記述のうち、最も適切なものを1つ選べ。
    a. イギリスでは、1807年に世界で初めて奴隷貿易を禁止する法律が、また1833年には奴隷制度を廃止する法律が制定された。
    b. アフリカのギニア地方では15世紀から19世紀の間に、ベニン王国、ガーナ王国、ダホメ王国などの黒人王国がアメリカ大陸向けの黒人奴隷貿易で繁栄した。
    c. イギリスは、1713年のパリ条約で新大陸への奴隷貿易特権(アシエント)をスペインから獲得して以降、大西洋の三角貿易で巨利を得るようになった。
    d. 北米では1619年にニューイングランド植民地に黒人奴隷がもたらされたのが黒人奴隷貿易の最初とされている。[/su_box]

    Navigator

    このような問題があります。現在受験生のみなさんがよく使っている『ナビゲーター世界史』を見てみましょう。

    a.について

    3巻193ページを見てみます。
    「1833年には、(1807年の奴隷貿易の禁止に続いて)奴隷制の廃止が決められました。これには1804年のハイチ(史上初の黒人共和国)の独立の影響もありました。」と書いてあります。
    おそらく正しい選択肢だとわかります。ただし、世界で初めてかどうかがまだわかりませんね・・・。

    b.について

    3巻118ページに「アフリカの黒人国家のなかにも、ベニン王国・ダホメ王国などのように、近隣の黒人を捕らえてヨーロッパの奴隷商人に売り、大いに栄えた国もありました。」とあります。しかし、2巻220ページに「◯ガーナ王国(7世紀ころ〜13世紀半ばころ)セネガル川上流で、金とサハラ砂漠の岩塩との交易ルートを支配して栄えました。その交易にはムスリム商人がかかわり、イスラームの影響が及んできましたが、1076/77年にベルベル人の建てたイスラーム王朝であるムラービト朝に征服されました。」とあります。どうも、ガーナ王国は黒人奴隷貿易で栄えたわけではなさそうですから、誤っている文章になります。

    c.について

    3巻94ページに「結果は、1713年のユトレヒト条約にまとめられました。・・・(2)イギリスが、スペインからジブラルタルとミノルカ島という領土を獲得し、スペイン領新大陸植民地への奴隷供給契約権(アシエント)を手に入れたこと・・・」とあります。パリ条約ではなくユトレヒト条約ですから誤っている文章になります。

    d.について

    3巻140ページに「1619年は、黒人奴隷の輸入がはじめられた年でした。・・・1629年、マサチューセッツ植民地成立。この地域には、以後も多くのピューリタンたちが植民し、ニューイングランドと呼ばれています。」とあります。1619年に奴隷貿易開始は正しいですが、その年にはまだニューイングランド植民地はありませんから誤っている文章になります。ちなみに、1619年に黒人奴隷20人がヴァージニア植民地に輸入されたのがアメリカ奴隷制の始まりといわれています。

    ここまで確認すると、正答はa.であるとわかります。

    同時に「世界で初めて奴隷貿易を禁止したのは1807年のイギリスである」という知識を獲得することもできます。
    このような作業を繰り返していくことで、自分の持っている参考書のどこをどのように覚えていけば得点に結びつくのかがわかります。
    同時に不足していた知識を身に着けていくこともできます。その先には、上記の「類推の仕方」があります。

    ナビゲーターを使って効率的に勉強する方法をこちらの記事でも伝えています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/sekaishi/navigator/"]

    そもそも世界史がまだできてないという人は・・

    Sad

    早稲田社学の過去問に取り組む前に、まずは盤石な基礎力を身につける必要があります。

    当塾でどのように指導をしているのかの一部の世界史の勉強法についてまとめてありますので、ご覧ください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/sekaishi-benkyo/"]

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早稲田大学人間科学部【国語】本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.06.29

早稲田大学人間科学部 入試難易度:2.0 国語が難しい早稲田大学の中でも平易な問題が出題されます。そのため合格のためには8割は最低でも必要ならラインとなってきます。 全体概観:配点50点 時間60分 現代文と古文漢文融合問題の2問から構成されています。 大問Ⅰ 早稲田大学人間科学部では例年大問1に現

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  • 早稲田大学人間科学部

    入試難易度:ico_grade6_22.0

    国語が難しい早稲田大学の中でも平易な問題が出題されます。そのため合格のためには8割は最低でも必要ならラインとなってきます。


    全体概観:配点50点 alarm-clock時間60分

    現代文と古文漢文融合問題の2問から構成されています。

    大問Ⅰ

    早稲田大学人間科学部では例年大問1に現代文の問題が出題されます。早稲田大学の他学部と比べると平易な文章ではありますが、背景知識がないと難しい問題が多いです。近代から現代に移り変わる中で文化における変化にどのような変化が起こったのかを理解しながら勉強してください。早稲田現代文はその他の私立大学と比べて圧倒的に現代文の難易度が高くなっています。この現代文に対抗するためには、早稲田大学の現代文がなぜ他の大学と比べて難しいのか?という特徴をしらなければいけません。

    なぜ早稲田大学の現代文は難しいのか?

    早稲田大学の現代文がMARCH以下の大学よりも難しい要因は大きく分けて長さと文章の中身の2つあります。この2つの難しい要因の長さについてまず考えてみましょう。

    対策1 長さにどう対策すればよいのか?

    早稲田大学の文章はMARCH以下の大学と比べると遥かに長いです。多くの学生がこの長さに耐え切れず結局この文章は何を言ってるのか?という部分を理解できずに終わってしまいます。この問題に対して、”文章を短く読む”というのが解決策になります。これはどういうことかというと、短く読む=わからない部分を飛ばして読む、1段落飛ばしで読むだとかそういうものではありません。実際に短く読むのではなくて、文章を読む際の自身の印象度を操作して読み終わった後に、この著書は何を言ってたのか?ということを簡潔にまとめることができる能力のことです。ただこれだと多くの人が具体的にどうすればよいのかがわからないと思うので・・・
    具体的にどうすればよいのかをお教えしますね。

    読後の印象を操作するためにはどうするのか?

    これは文章の抽象部分と具体部分を見分けて抽象部分がどのような順番で説明されているのかを考えるということです。
    人は具体部分の方が記憶に残り易いという習性をもっているため、その習性を訓練で修正して抽象部分のみが頭の中に残るようにしていかなければいけません。
    そのための訓練方法として、おすすめなのが要約です。要約とは、抽象部分を関係ごとに言葉でまとめ上げる練習です。
    この要約をしているかしていないかで具体部分と抽象部分を見分けることができることの能力に圧倒的な差がでてくるのです。
    早稲田大学人間科学部に圧勝の成績で受かる学生はけっしてわからない文章をよみとばしていません!
    彼らが文章を早く読める理由は読み飛ばしているからではなくて、文章内の具体抽象を明確に見分け、文章内での重要度に応じて読むスピードを変えています。
    それでは続いて、2つ目の対策に移りましょう。

    対策2 内容が難しい文章にどのように対処すればよいのか?

    早稲田大学の文章は長いだけでなくて内容そのものが難しいです。この問題に対してはあらかじめ現代文に対しての背景知識を付けておくことが必要となっています。背景知識というのは具体的には政治経済、世界史、日本史、美術、古文などあらゆる知識が含まれます。こうした背景知識をまとめて読むための本がACADEMIAがおすすめしている「ことばはチカラだ」や「読解を深める 現代文単語」が含まれるのです。この知識があるかないか、またあったとしてもただの暗記では意味がありません。その知識が人に説明できるレベルまで落とし込まれている必要があります。

    以上の2点が早稲田大学人間科学部の文章に対抗するための対策です。

    大問Ⅲ

    古文漢文の融合問題で出題されることがほとんどです。まず古文の対策としては文法単語常識といった古文基礎力+和歌の知識があるかどうかがまず第一のポイントです。
    古文を勉強する際にに気をつけてもらいたいのは・・
    古文を読む=現代文に和訳するという意味ではありません。
    全文訳をするよりも、「主語、動詞、目的語、場所」をきっちり抑えて読んでいくのが大事です。
    また実際に問題を解くときにも古典文法の問題は、基本的な文法の知識があれば文章の内容にかかわらず解けてしまいます。
    続いて、和歌の対策です。
    まず基本的な掛詞や枕詞は必ず暗記してください。最低限まずこれができていないと問題は解けません。暗記ができたら登場人物が和歌を読む理由を考えてみましょう。因果関係が取れるかどうかが肝心です。

    文学史対策はどうするか?

    早稲田大学人間科学部では例年、古文に文学史が出題されています。この文学史は日本史受験の方であれば全く問題がないのですが、その他の学生にとってはそもそも文学史なんかあるの?という状態のため対策ができていないパターンが多いです。
    早稲田大学では2,3点違えば合否が変わると考えてください。日本史受験以外の方もこの文学史を確実に取れるようになりましょう。
    続いて漢文の対策です。早稲田大学人間科学部は古文の他に漢文が出題されます。漢文は年度によって出題にバラつきがあるのですが、長文が出題されるケース、漢詩が出題されるケースの2パターンを想定して対策を積んでおきましょう。必要な知識としては基本的な句形、知識、熟語を確実に覚えておく必要があります。

    ▶日本史の最速の対策はこちら!

    https://hiroacademia.jpn.com/program/nihonshi-benkyo/

早稲田大学人間科学部【世界史】 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.06.29

早稲田大学人間科学部 難問ぞろいの早大でも比較的標準の問題揃いです。 この問題レベルでは7~8割は確実に取得したいところです。 全体概観:配点50点  時間60分 早稲田大学の人間科学部の世界史は設問が多く70問前後あります。 ですので、難問で熟考している時間はありません。 1分以上考えて答えのでな

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  • 早稲田大学人間科学部

    難問ぞろいの早大でも比較的標準の問題揃いです。
    この問題レベルでは7~8割は確実に取得したいところです。

    [toc]

    全体概観:配点50点  時間60分

    早稲田大学の人間科学部の世界史は設問が多く70問前後あります。
    ですので、難問で熟考している時間はありません。
    1分以上考えて答えのでない問題は、受験生レベルでは答えられない問題と割りきって先に進んでいくという計画をたてることも大事です。

    出題概要

    問題構成は大問4、5題。
    全てマークシートによる選択問題で記述式問題は出題されません。
    先史時代~現代までまんべんなく出題されます。
    例年、西洋史の比重がやや大きい傾向があります。西洋史は、特に偏りはなく全範囲から出題。
    一方で東洋史においても特に偏りはないですが、過去には日本史からの出題もあったので漏れのない学習が必要です。
    早慶では頻出ですが、文化史が大問として取り上げられるので注意しておきましょう。

    対策1:現代史はどのように対策をすれば良いのか?

    早稲田大学人間科学部の世界史は学部の性質上、現代史が頻繁に出題されます。
    しかし多くの受験生(特に現役生)が教科書で勉強していてもう何がなんだかよくわからない状態で頭の中がほとんど整理されていない状態になっています。
    これでは出題された時に答えられないのは当然です。
    今回は世界史の現代史を学ぶ際のポイントをお伝えします。
    まず当然ですが、整理できない原因として国ごとの関係がグチャグチャになっていることが挙げられます。
    いきなり国と国の関係という横の関係を学ぶ前に国のみの関係という縦の関係を学びましょう。
    そこで大事なのが国を学ぶ順番です。

    アメリカ→ソ連→中国→ヨーロッパ→南米→中東→アジア→アフリカ

    この順番に学んでいきましょう。
    現代史=アメリカの歴史と言っても過言ではありません。ですから、現代史を学ぶ際には必ずアメリカの大統領を全員覚えましょう。アメリカの大統領の功績を軸にして世界の状態を考えていきましょう。

    対策2:難問にはどのように対抗したら良いのか?

    早稲田大学人間科学部の世界史の特徴として正誤問題で普通の勉強をしていたらよくわからないようなことが問われるのが有名です。過去問で問われていることをそのまま用語集で調べてそれを覚える・・・というような勉強をしている学生がいるかもしれませんが、これでは応用力はつきません。
    難しいことを優先的に覚えるのではなくて、教科書レベルの基本的なものや論理関係を先に覚えましょう。
    論理関係というのは、そうした用語がどのような関係で繋がっているのかを確認します。
    いきなり用語集を調べて勉強を開始してしまうのはあまりにも効率が悪いのでやめましょう。

    用語集を使って暗記を開始するレベルの学生は偏差値でいうと記述模試で偏差値75以上の学生です。こうした学生以外はまずは基本的な語彙の知識を確実に覚えていきましょう。

    過去入試の考察

    2017年度の入試から

    大問数や小問数は例年通り。難易度も例年通り。
    地図を使った問題が復活したのは昨年との違いだがそれ以前の過去問をやっていた受験生には特に大きな違和感はなかったと思われます。

    解答形式は選択問題(ほとんどが正誤判定)と空欄補充形式であるが、問われている用語は教科書・用語集をこえるものも多く難しく感じられたかもしれません。
    とはいえ、まずは教科書・用語集レベルの問題で得点できるようにすることが優先であり、難しい問題に目を奪われすぎてはいけないというのは基本となっています。

    下に載せたものが入試に出題された地図である。
    A~Dの国名を答えるだけのものであるが、中央アジアの地名などはなかなか覚えていないのも事実です。
    今年は慶應義塾大学でザカフカースの位置を問う問題も出ており、普段から資料集や地図などを参照しながら勉強をしていくことも大切である。

    そもそも、このような問題が出題されたときに「世界史の範囲外だ」と思う人もいるかもしれないが、本来地図を見て世界史を勉強するというのは当然のことである。
    難しい問題に感じるかもしれないが、普段の勉強をより精度を上げるだけで十分対応できるものも多い。
    じっくり時間をかけて焦らずに受験勉強を進めてほしい。

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早稲田大学人間科学部【日本史】 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.06.29

早稲田大学人間科学部 早稲田大学人間科学部の日本史は早大の中では標準的なレベルとなっています。テーマ史で難問が数問あるが、基本的には教科書レベルの標準的な知識で8~9割の解答ができる。 全体概観:配点50点 時間60分 時間に対して問題数はやや多いものの、問題自体は標準的な問題なので1問解答する時間

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  • 早稲田大学人間科学部

    早稲田大学人間科学部の日本史は早大の中では標準的なレベルとなっています。テーマ史で難問が数問あるが、基本的には教科書レベルの標準的な知識で8~9割の解答ができる。


    全体概観:配点50点 時間60分

    時間に対して問題数はやや多いものの、問題自体は標準的な問題なので1問解答する時間にほとんど時間はかからないでしょう。

    出題概要

    大問5題の出題。問題数は70問前後となっています。全問マークシートです。

    対策1:資料問題をどうするか?

    早稲田大学教育学部では資料問題が例年必ず出題されています。そのため、資料問題対策ができるかどうかが合否の分かれ目になってきます。ただ、ここで注意しておきたいのが、資料問題のタイプです。資料問題には”有名資料”と”未見資料”の2タイプあります。それではこの2タイプについて説明していきます。

    有名資料問題とは?

    “有名資料”とは、教科書や有名な参考書に掲載されている資料をいいます。多くの受験生が知っている資料で、得点源になるかと思いがちですが・・・早慶で出題される有名資料問題はかなり細かい部分まで聞かれます。ですから、実際はこの有名資料問題が出題された場合はかなり難易度が高くなると持ったほうが良いでしょう。

    未見資料問題とは?

    “未見資料”問題とは、通常の参考書、教科書には掲載されていない資料が存在します。こうした未見資料の場合は難易度が高くなるかと思いがちですが、実際は資料自体について問われることは少ないです。ですから、資料自体ではなくて資料についての周辺知識があるかどうかの勝負になってきます。わからない資料をなくそうとしてマニアックな資料を探している受験生がよくいます。
    ですが、それよりもまずは”有名資料”に関して掲載されていることをすべて確認し、基礎的な理解をしていくことにしましょう。

    対策2:早大の難問に対策するには?

    この質問はよく受験生に聞かれるのですが、結論からいうと対策はしなくていい!ということになります。これはどういうことかというと、難問の対策をしない=早大を諦めるではないことに注意してください。まず確認して置かなければいかないのは、大学受験において試験で満点を取る必要はない!ということです。
    これまで高校までで受けてきたテストは範囲が決まっていて勉強ができたかどうかを判定するためのもので満点を取るためのテストでした。
    一方で、大学受験は受験生を落とすためのテストで、普通に勉強していては全くわからない問題も存在します。こうした問題を全てわかるようにするというのは時間の無駄なのです。
    合格者水準であっても教科書と同程度の知識があれば十分に最難関の早大の日本史にも対応することができるのです。
    ですから、いたずらに難問を用語集で覚えるのはやめて、自分が合格するためには今何をしなきゃいけないのかを再度整理しましょう。

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早稲田大学国際教養学部【日本史】 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.06.29

早稲田大学国際教養学部日本史対策 入試難易度:  2.0 日本史で難問ぞろいの早稲田大学において、比較的解きやすい問題が出題されます。ただし、資料問題は国際教養学部特有のものになっているので要注意。 全体概観:配点50点 時間60分 他学部と比べると難問は出題されないので、時間に関しては余裕を持って

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  • 早稲田大学国際教養学部日本史対策

    入試難易度: ico_grade6_2 2.0

    日本史で難問ぞろいの早稲田大学において、比較的解きやすい問題が出題されます。ただし、資料問題は国際教養学部特有のものになっているので要注意。

    [toc]

    全体概観:配点50点 時間60分
    他学部と比べると難問は出題されないので、時間に関しては余裕を持って解答をすることができるでしょう。このレベルの問題ができないと感じるのは、日本史の基本学力がまだないので問題演習よりもインプットに集中しましょう。

    出題概要

    問題構成は、大問4題・40問出題となっています。解答形式はマークシートと記述式の2パターンです。出題範囲は学部の性質上、日本と海外の関わりを元にした外交史がよく問われます。

    対策1:英文資料問題をどうするか?

    早稲田大学国際教養学部では資料問題が例年必ず出題されています。またその中には英文資料と呼ばれる国際教養学部特殊のケースが存在します。この資料問題対策ができるかどうかが合否の分かれ目になってきます。ではこの問題に対してどのように考えていけばよいでしょうか?

    英文資料は明治〜現代に集中!

    江戸時代は鎖国中だったので、英文の資料は当然ながら明治以後から現代となっています。その際の外交に関わる文書となるとある程度場面が限られてきます。ですから、まず通史を覚えることを先に行なうことで情景を確実に思い浮かべる状態にしておくことが肝心でしょう。

    対策2:早大の難問に対策するには?

    この質問はよく受験生に聞かれるのですが、結論からいうと対策はしなくていい!ということになります。これはどういうことかというと、難問の対策をしない=早大を諦めるではないことに注意してください。まず確認して置かなければいかないのは、大学受験において試験で満点を取る必要はない!ということです。これまで高校までで受けてきたテストは範囲が決まっていて勉強ができたかどうかを判定するためのもので満点を取るためのテストでした。
    一方で、大学受験は受験生を落とすためのテストで、普通に勉強していては全くわからない問題も存在します。こうした問題を全てわかるようにするというのは時間の無駄なのです。合格者水準であっても教科書と同程度の知識があれば十分に最難関の早大の日本史にも対応することができるのです。ですから、いたずらに難問を用語集で覚えるのはやめて、自分が合格するためには今何をしなきゃいけないのかを再度整理しましょう。

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慶應義塾大学医学部【英語】本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.06.29

慶應義塾大学医学部 入試難易度: 4.0 私大の医学部の中でも最難関の医学部。それ故に出題される問題も難度が非常に高い。だが、基本を徹底すれば全く手に負えない問題は少ないです。 全体概観(90分/150点) 制限時間90分で記述問題を含めた長文問題3つ+自由英作文1つという構成になっています。時間は

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  • 慶應義塾大学医学部

    入試難易度:ico_grade6_4 4.0

    私大の医学部の中でも最難関の医学部。それ故に出題される問題も難度が非常に高い。だが、基本を徹底すれば全く手に負えない問題は少ないです。

    [toc]

    全体概観(90分/150点)

    制限時間90分で記述問題を含めた長文問題3つ+自由英作文1つという構成になっています。時間は制限時間ギリギリになるため、緩急をつけた読解が必要です。例年問題傾向が異なるので、以下それぞれの問の番号はあくまで参考程度にしてください。

    問Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    3題の長文問題

    600~700字程度の長文が出題されます。出題されるテーマは学部の関係上自然科学、特に生命に関連した問題が出題されやすいです。ただし、自然科学系からのみ出題されるというわけではなく社会科学系のテーマも普通に出題されるので気をつけてください。また問題形式も、和訳問題、具体化説明問題、タイトル問題などほとんどすべての問題が出題されます。一般的な大学でよく出題される内容一致は出題されることは少なく、より思考力を必要とした問題が多くなっています。

    和訳問題はどのように解けばよいのか?

    慶應義塾大学医学部では、毎年和訳問題が出題されます。この和訳問題は問題文の日本語をそのまま英語に変換するという力が問われているわけではありません。そうした問題でしたら、長文の中で問う必要性はありませんね。長文の中で問われているということは、イコール本文の文脈の中で問題文を考えてくださいね。ということを出題者は意図しているわけです。まずこの点に注意しましょう。続いて、注意する点は単語の使い方ですね。慶應医学部では日本語特有の言葉が和訳するケースがあります。
    例えば,2014年度では「甲斐性」が出題されました。この場合、甲斐性という言葉は英語に対応する言葉がありません。甲斐性=経済的に頼りになると頭の中で変換して、これをうまく説明できる英文を考えてみましょう。自分でどのような状況なのかを説明するための言葉を作らなければいけないというわけなのです。

    難単語にどのように対処していけばよいのか?

    慶應義塾大学医学部では学部の性質上科学論文や生命関連の評論文が多く、問題文の中身と同様に、単語も難しい長文が出題されます。こうした難単語に遭遇した際にはどのように対処すれば良いのでしょうか?ただ単純に単語を知っているかどうかを大学側が試すわけがありません。大学側はある程度学生が単語をわからないことを前提にしてどのように単語を推測することができるのか?を確認しているのです。
    単語を推測するためには文章をつなげて読むことが必要不可欠です。つまり、大学側は受験生が文章をつなげて読むことができているかどうかを試しているといえるのですね。それではこの文章をつなげて読むとはどのようなことなのかというと、その秘密は英語の文章の成り立ちにあります。

    英語をつなげて読むにはどうしたら良いのか?

    英語をつなげてよめるようになるためにはまずはじめに、英語には1パラグラフ1メッセージという原則があるのはご存知でしょうか?
    1つのパラグラフで1つだけ言いたいことがあるという原則です。1つのパラグラフは通常4~5文で成り立ちますよね?この文章全てが1つのメッセージを発するために存在していると考えるのです。この原則を応用して、先ほどの難単語の問題を考えていきます。4~5文あっても全部同じことを言っているということは、文章の方向性が同じということです。ただ、使われていることばまで同じではないので注意してくださいね。大学入試で出題されるのはプロのライターが書いた文章です。そんな文章が同じ単語でずーと同じことを言ってたらちょっとおかしいなってわかりますよね?ですから、同じことを説明する場合でも視点を変えて説明を加えなければいけないのです。
    これが文章をつなげて読むということなのです。

    過去の慶應義塾大学医学部の長文テーマ一覧

    2016年「気候変動による影響を回避するために」「スローリーディングへの回帰を求めて」「期待の判断基準は人によって異なる」

    2015年「地球に衝突する可能性のある小惑星」「太陽エネルギーは世界を救うことができるのか」「外来種が地球の生物多様性を脅かす」

    2014年「腐敗と戦う子供達」「人間の本質と遺伝子」「進化と親子関係」

    2013年「教育と健康の関係」「医学における診断の歴史」「日米における年代の捉え方の違い」

    2012年「世界的感染病と戦うために」「日本語と英語における伝聞情報表現の比較」

    2011年「ステイーブ・ジョブズから学ぶ生き方」「REM睡眠について」「現代の子育ては甘くなったか?」

    2010年「人間の感覚器官」「「人間の感覚器官」「ミツバチの失踪」

    自然科学の学説を元にした論説文からの出題が多いですね。専門用語にある程度なれるという意味でも過去問以外にも少し難し目の文章を読んでみることをおすすめします。


    問Ⅳ

    80~100字で記入する自由英作文ややわかりづらいテーマのものもありますが、通常の自由英作文と同じ対策で構いません。中学レベルの英文を覚えて、和訳の訓練をして英作文の型を覚えて、過去問に取り組みましょう。

    過去の慶應義塾大学医学部の自由英作文のテーマ一覧

    2016「ロボットに何を求めるか」

    2015「無条件に買うことができたら何をするか」

    2014「休暇を過ごす場所を選ぶ際の条件」

    2013「親になった時の子育てにおける方針」

    2012「何が自信を生み出すか」

    2011「自転車のプラスとマイナス」

    2010「あなたが出会った最高の教師」

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