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慶應義塾大学法学部【世界史】|入試の傾向と対策と効率的な勉強法について

2018.10.30

出題される時代は近現代が中心となっており、その点は十分に準備をする必要があります。また、教科書・用語集を超える知識も一部にはあるが、ほとんどは教科書・用語集をすみずみまで学習することで対応可能な問題です。

ただし、大問Ⅰにみられるように地図を使った問題も出題されています。経済学部の問題でもありますが、地図の把握も重要となってきます。
当時の地図だけでなく、それが現在の何という国なのかも含めて準備しておくと良いでしょう。

【早稲田大学文学部国語】徹底対策と勉強法|早稲田専門塾が解説

2018.10.29

国語が難問ぞろいの早稲田大学にて文学部の国語はひときわ難度が高くなっています。現代文の難度は早稲田標準レベルまたは少し上くらいだが、古文漢文が他の学部に比べてレベルが高いのが特徴です。

評論文2問、古文、漢文という構成です。
早稲田大学には珍しく古文漢文融合問題が出題されることはなく、漢文だけで大問が構成されています。
国語の配点は高いので基本的な問題で点数を落とすことのないことが望まれます。

“よくする”動詞(improve,Promote,Develop,Enhance,Enrich)の違いをマスターしよう

2018.10.17

このシリーズでは、英単語を使う際に困る日本語としては同じ意味だけど英語のニュアンスとしては単語の微妙なニュアンスの違いを学んでいきます。これらの単語の正確な意味を理解することで、英語上級者への道が開かれます。 また、こうした単語の違いを理解せずに英語4技能において高得点を取るのは難しいです。非常に大

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  • このシリーズでは、英単語を使う際に困る日本語としては同じ意味だけど英語のニュアンスとしては単語の微妙なニュアンスの違いを学んでいきます。これらの単語の正確な意味を理解することで、英語上級者への道が開かれます。
    また、こうした単語の違いを理解せずに英語4技能において高得点を取るのは難しいです。非常に大変ではありますが、頑張っていきましょう!

    今回は、“良くする”という意味の単語を集めてみました。多くの人が ~ is good で書いてしまいがちですが、これは形容詞ですので、”動詞”での表現方法を覚えましょう。

    [toc]

    improve

    良くするという意味でまずはじめに頭に思い浮かぶのがこの単語だと思います。
    この単語は使い方を間違えている場合が多いのでよく注意してください。
    良くないものを良くするという意味になります。すでにいいものに使う場合は、違う単語を使うようにしましょう。

    ロングマン英英辞典におけるimproveの定義を見てみましょう。

     to make something better, or to become better

    ▶a course for students wishing to improve their English
    ▶The doctors say she is improving (=after being ill).
    ▶You could use the money for improving your home.
    Many wines improve with age (=get better as they get older).

    Promote

    昇進をするだったり、広告を作って商品を売っていくという場合によく使われます。
    何かをよりよく知られるようにしたり、良い状態を作っていくようなイメージが当てはまるでしょう。

    ロングマン英英辞典におけるpromoteの定義を見てみましょう。

    1 to help something to develop or increase
    ▶a meeting to promote trade between Taiwan and the UKFertilizer
    ▶promotes leaf growth.

    2 to give someone a better more responsible job in a company
    ▶A significant number of drivers fail to keep to speed limits.
    ▶A significant part of Japan’s wealth is invested in the West.

    逆の意味として,demoteが使われます

    Develop

    この単語はdeveloping countriesやdeveloped countriesのような開発の時に使うことがまず頭に思い浮かぶと思います。
    この単語は、
    すでに世の中にあるすぐれたものを見直してよくするという場合に使用されます。

    ロングマン英英辞典におけるDevelopの定義を見てみましょう。

    to grow or change into something bigger, stronger, or more advanced, or to make someone or something do this 

    ▶Knowledge in the field of genetics has been developing very rapidly.
    ▶Corsica has developed its economy around the tourist industry.

    to design or make a new idea, product, system etc over a period of time

    ▶Scientists are developing new drugs to treat arthritis.

    ▶She should have developed her own style instead of copying him.

    ▶Researchers are developing technology for the US military.

    Enhance

    すでに良いものを更により良くしていく場合に使用します。
    そのため、すでに世の中の人に認められているような価値や、美しい魅力などを目的語として置くことが多いようです。

    ロングマン英英辞典におけるEnhanceの定義を見てみましょう。

    to improve something
    ▶Good lighting will enhance any room.

    ▶The publicity has enhanced his reputation.

    Enrich

    品質を良くしたり、金銭的にリッチに見えるようにする動詞です。ロングマン英英辞典におけるEnrichの定義を見てみましょう。 enhanceと同様に接頭辞(文頭にある)enですが、”〜にする”という接頭辞になります。 hanceというのは=high形容詞(高い)であり、richは=rich形容詞(豊か)から来ています。

    to improve the quality of something, especially by adding things to it 

    Add fertilizer to enrich the soil.
    Education can greatly enrich your life.
    2 to make someone richer

Important,Serious,Significant,Crucial,Essential,Vital,Necessaryの違いをマスターしよう

2018.09.24

このシリーズでは、英単語を使う際に困る日本語としては同じ意味だけど英語のニュアンスとしては単語の微妙なニュアンスの違いを学んでいきます。これらの単語の正確な意味を理解することで、英語上級者への道が開かれます。 また、こうした単語の違いを理解せずに英語4技能において高得点を取るのは難しいです。非常に大

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  • このシリーズでは、英単語を使う際に困る日本語としては同じ意味だけど英語のニュアンスとしては単語の微妙なニュアンスの違いを学んでいきます。これらの単語の正確な意味を理解することで、英語上級者への道が開かれます。
    また、こうした単語の違いを理解せずに英語4技能において高得点を取るのは難しいです。非常に大変ではありますが、頑張っていきましょう!

    今回は、“重要な”という意味の単語を集めてみました。単語の意味同様、この単語群の単語を覚えることは重要です。長文の中ででてきた際に飛ばしてしまったら文章の意味を理解することはできないでしょう。

    [toc]

    Important

    重要であるというとこの単語を思い浮かべる人が多いと思います。この単語は、とても価値があり肯定的な意味合いで使われます。

    ロングマン英英辞典におけるimportantの定義を見てみましょう。

    an important event, decision, problem etc has a big effect or influence on people’s lives or on events in the future
    ▶a very important meeting
    ▶The accident taught him an important lesson.

    ▶Happiness is more important than money.

    ‘What did you say?’ ‘Oh, nothing important.’

    people who are important have a lot of power or influence
    ▶a very important customer
    ▶They carry guns because it makes them feel important.

    比較的どのような場合でも使えますので、困ったときはまずはこの単語を使うと良いでしょう。ただし、あまりimportantとばかり言ってしまうと英語の運用能力が低いと思われてしまうので、注意が必要です。状況に応じて使い分けてください。

    以下、important以外の単語をお伝えします。

    Significant

    将来的にも大きく影響を与える可能性がある重要なものを形容する際に利用します。時系列に対しての影響力を考える際に使うと良いでしょう。

    ロングマン英英辞典におけるsignificantの定義を見てみましょう。

    1 having an important effect or influence, especially on what will happen in the future
    His most significant political achievement was the abolition of the death penalty.
    Please inform us if there are any significant changes in your plans.

    2 large enough to be noticeable or have noticeable effects
    A significant number of drivers fail to keep to speed limits.
    A significant part of Japan’s wealth is invested in the West.

    Serious

    病状や自体が重い状態であることを表すときに使用します。怪我(serious injury)や病気(serious illness)といった形で使用することが多くなります。

    ロングマン英英辞典におけるSeriousの定義を見てみましょう。

    1 a serious situation, problem, accident etc is extremely bad or dangerous
    the serious problem of unemploymentLuckily, the damage was not serious.
    ▶Serious crimes have increased dramatically.
    serious accident on the freeway
    Oil spills pose a serious threat to marine life.
    The president was in serious trouble.

    2, important and needing a lot of thought or attention
    This is a very serious matter.the serious business of earning a living
    Be quiet, Jim. This is serious.

    Crucial

    今後の事態を大きく左右するような重要な局面での場面で使用します。seriousのような悪い場面で使用することはなく、crucialは今後に対しての影響の高さを表しています。

    ロングマン英英辞典におけるCrucialの定義を見てみましょう。

    something that is crucial is extremely important, because everything else depends on it
    This aid money is crucial to the government’s economic policies.
    The work of monks was crucial in spreading Christianity.
    The city of Mycenae played a crucial role in the history of Greece.
    The conservation of tropical forests is of crucial importance.

    よく利用するコロケーションをあげます。(ロングマン英英辞典からの抜粋)

    The cost of the project is the crucial factor.
    The study of consumer behaviour is a crucial issue in marketing.

    Essential

    essense(本質)の形容詞系から来ている単語です。そのため、本質的に必要不可欠であるときに使用します。何かをしようとする際にそれがなければ実施することすらできないような重要な部位を表す際に使用すると良いでしょう。
    そのため、成功、健康の際の要素や条件、何かを調理する際の材料などを形容する際によく使用します。

    ロングマン英英辞典におけるEssentialの定義を見てみましょう。

    1 extremely important and necessary
    A good diet is essential for everyone.
    ▶it is essential (that)It is essential that our pilots be given the best possible training.
    ▶it is essential to do somethingIt is essential to book in advance.
    Window locks are fairly cheap and absolutely essential.
    Even in small companies, computers are an essential tool.

    2, the essential part, quality, or feature of something is the most basic one
    The essential difference between Sam and me was the fact that I took life seriously.
    The essential point of relay racing is that it is a team effort.

    Vital

    生きる上で必要不可欠という意味で生命活動に重要なものを形容する際に使用します。importantという場合の重要なという意味の場合は必ずしも必要不可欠を表しませんが、vitalという場合は、なければ成り立たない際に使用してください。

    ロングマン英英辞典におけるVitalの定義を見てみましょう。

    extremely important and necessary for something to succeed or exist
    ▶The work she does is absolutely vital.
    vital to These measures are vital to national security.
    ▶Regular exercise is vital for your health.
    ▶It is vital that you keep accurate records.
    ▶It is vital to keep accurate records.
    ▶It is vital to be honest with your children.

    ▶The tourist industry is of vital importance to the national economy.

    ▶Richardson played a vital role in the team’s success.

    ▶The samples could give scientists vital information about long-term changes in the Earth’s atmosphere.

    Necessary

    necessaryの場合は、何かを行動を起こす際になければ成り立たないことを表します。そういう点を踏まえれば、vital, essential あたりの単語と近い意味だといえます。ただし、そういった単語よりも一般的にニュートラルな意味で使用することができます。

    ロングマン英英辞典におけるNecessaryの定義を見てみましょう。

    something that is necessary is what you need to have or need to do
    The booklet provides all the necessary information about the college.

    No further changes were considered necessary.
    ▶The police are advising motorists to travel only if their journey is absolutely necessary.
    ▶It’s not necessary to wear a tie. The doctor says it may be necessary for me to have an operation.

UnderstandAppreciate,Recognize,Know,Realizeの違いをマスターする

2018.09.21

このシリーズでは、英単語を使う際に困る日本語としては同じ意味だけど英語のニュアンスとしては単語の微妙なニュアンスの違いを学んでいきます。これらの単語の正確な意味を理解することで、英語上級者への道が開かれます。 また、こうした単語の違いを理解せずに英語4技能において高得点を取るのは難しいです。非常に大

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  • このシリーズでは、英単語を使う際に困る日本語としては同じ意味だけど英語のニュアンスとしては単語の微妙なニュアンスの違いを学んでいきます。これらの単語の正確な意味を理解することで、英語上級者への道が開かれます。
    また、こうした単語の違いを理解せずに英語4技能において高得点を取るのは難しいです。非常に大変ではありますが、頑張っていきましょう!

    今回は、”わかる“という意味の単語を集めてみました。

    [toc]

    Understand

    人への感情・事実・方法・状況・仕組み・理由などを理解し、頭の中に入っていくという動作を表します。何を言っているのかの話の構造がわかるというのがこの単語の意味を的確に表しているかと思います。

    ロングマン英英辞典におけるunderstandの定義を見てみましょう。

    1, to know the meaning of what someone is telling you, or the language that they speak
    ▶She doesn’t understand English.
    ▶I’m sorry, I don’t understand.
    ▶Can you explain that again?
    ▶The woman had a strong accent, and I couldn’t understand what she was saying.

    2, to know or realize how a fact, process, situation etc works, especially through learning or experience
    ▶I don’t really understand the political situation in Egypt.
    ▶You don’t need to understand how computers work to be able to use them.
    ▶How the drug works isn’t fully understood.

    Know

    “知っているという状態”を表します。understandは目的語を自分の中に取り混もうということを表すのに対して、knowは、発話時点において発話者に蓄積されている事柄から、目的語となる事実や状況を知っている状態を表します。

    ロングマン英英辞典におけるknowの定義を見てみましょう。

    1, to have information about something Who knows the answer?
    ▶There are instructions telling you everything you need to know.

    ▶Didn’t you know that?

    2, to be sure about something
    ▶‘Are you seeing Jim tomorrow?’
    ▶‘I don’t know yet.’

    ▶I know I won’t get the job.

    ▶Ruth knew that she couldn’t continue in the relationship for much longer.

    英英辞典の定義を見るとわかりやすいですが、所有のhave という意味が入っていますので、単語一つで完了形も含意していると考えると、現時点での事柄ということがわかりやすいかもしれません。

    Realize

    “これまではっきりとわからなかったことに気づいて、知るようになる”という意味になります。realという単語がはいっていますので、現実として存在するようになうというのはわかりやすいと思います。

    ロングマン英英辞典におけるrealizeの定義を見てみましょう。

    1, to know and understand something, or suddenly begin to understand it
    realize (that)I suddenly realized that the boy was crying.
    ▶Do you realize you’re an hour late?

    2, to achieve something that you were hoping to achieve
    ▶She never realized her ambition of winning an Olympic gold medal.

    ▶a young singer who has not yet realized her full potential

    Recognize

    これまであった出来事と目の前にある出来事を照らし合わせて、”「あー見たことがあるな聞いたことがあるなー」という気づき”を表します。
    そのため、目の前のものがあったかどうかに気づくといった使い方はできませんので注意してください。よく使われる使い方としては、”何十年ぶりにあった時に気づけない”という言い方が使われます。

    ロングマン英英辞典におけるrecognizeの定義を見てみましょう。

    1 to know who someone is or what something is, because you have seen, heard, experienced, or learned about them in the past
    ▶I didn’t recognize you in your uniform.
    ▶It was malaria, but Dr Lee hadn’t recognized the symptoms.

    2, to officially accept that an organization, government, document etc has legal or official authority
    ▶British medical qualifications are recognized in Canada.
    ▶The World Health Organization has recognized alcoholism as a disease since 1951.

    Appreciate

    I would appreciate it if ~

    多くの人がこの単語を上記のような使い方で「感謝する」という意味で覚えている人が多いと思います。
    ですが、そのような意味で覚えていてはappreciateの意味の本質を掴むことはできません。上記の意味以外にも、「値段をつける」「鑑賞する」「認識する」というような意味があるのです。
    これはどうしてそのような意味になるのかというと、「物事の本来の価値を正しく理解・評価する」というところから派生します。
    どのように派生するのかを説明していきます。

    1,物事の本来の価値を正しく理解・評価する→値段をつける

    価値がわかるから、値段をつけることができる。逆にいうと価値がわからないと値段をつけることはできないですよね。よくオークションで高額で取引される芸術品なんかをイメージすると、わかりやすいと思います。あれは価値がわかっている人が値段をつけているわけです。だから、一般の人にはわからない値段になってしまうという形になります。

    2,物事の本来の価値を正しく理解・評価する→鑑賞する

    価値がわかるから、鑑賞することができる。これは簡単ですね。

    3,物事の本来の価値を正しく理解・評価する→認識する

    こちらも価値を理解しているから、認識することができるというのはわかりやすいですよね。

    4,物事の本来の価値を正しく理解・評価する→感謝する

    物事の価値、意味がわかっているために、そのありがたみがわかり感謝するというイメージです。

    ロングマン英英辞典におけるappreciateの定義を見てみましょう。

    1, to understand how serious or important a situation or problem is or what someone’s feelings are
    appreciate the significance/importance/value of something
    H▶e did not fully appreciate the significance of signing the contract.

    2, used to thank someone in a polite way or to say that you are grateful for something they have done
    Thanks ever so much for your help, I really appreciate it.
    appreciate your concern, but honestly, I’m fine.
     I’d appreciate it if you let me get on with my job.

Get、Gain、Obtain、Earn、Acquire、Procureの違いをマスターする

2018.09.17

このシリーズでは、英単語を使う際に困る日本語としては同じ意味だけど英語のニュアンスとしては単語の微妙なニュアンスの違いを学んでいきます。これらの単語の正確な意味を理解することで、英語上級者への道が開かれます。 また、こうした単語の違いを理解せずに英語4技能において高得点を取るのは難しいです。非常に大

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  • このシリーズでは、英単語を使う際に困る日本語としては同じ意味だけど英語のニュアンスとしては単語の微妙なニュアンスの違いを学んでいきます。これらの単語の正確な意味を理解することで、英語上級者への道が開かれます。
    また、こうした単語の違いを理解せずに英語4技能において高得点を取るのは難しいです。非常に大変ではありますが、頑張っていきましょう!

    今回は、”手に入れる“という意味の単語を集めてみました。

    [toc]

    Get

    “手に入れる”という単語を考える上で一番最初に思い浮かぶのがこの単語になると思います。
    この単語において手に入れるという意味の場合は、”容易に手に入れる、誰かにもらう“という意味で使用する意味になります。以後説明するような単語とは違って、主体的に手に入れるというよりは、受動的に・・という意味合いで使うことが多いです。
    これはget sickという単語からもわかりますね。頑張って病気になる人はいませんので。。

    目的語には、他の単語と比べると比較的広い意味で使用することができます。一般的に広く使われる単語だけにいろいろな単語に使うことができます。

    ロングマン英英辞典におけるgetの定義を見てみましょう。

     1, to receive something that someone gives you or sends you
    She got loads of presents.
    What did you get for Christmas?

    We get a lot of junk mail.

    2, to obtain something by finding it, asking for it, or paying for it
    We need to get help quickly!
    It would be a good idea to get professional advice.

    You may be able to get a grant from the local authority.

    He cleared his throat to get our attention.

    出典:longman 現代英英辞典

    Gain

    “ほしいと思っていた、必要だと思っていたものを努力を通して手に入れる”というのが、この単語の意味になります。また、“ただ単に量が増える”という意味でも使用します。

    口語ではgetのほうがよりよく使われます。

    目的語には、利益(profit),人気(popularity)や名声(reputation),支配(control)などが来ることが多いようです。抽象的な概念を手にするという意味が強いので、”gain a present” のような具体的な物体が目的語になることは少ないです。

    ロングマン英英辞典におけるgainの定義を見てみましょう。

    1, to obtain or achieve something you want or need

    Radical left-wing parties gained control of local authorities.
    After gaining independence in 1957, it was renamed ‘Ghana’.

    2, to gradually get more and more of a quality, feeling etc, especially a useful or valuable one

    She has gained a reputation as a good communicator.
    Many of his ideas have gained popular support.

    an opportunity to gain experience in a work environment
    The youngsters gradually gain confidence in their abilities.

    出典:longman 現代英英辞典

    目的語にはどういう単語を取るのか

    Obtain

    自身の努力や、技術によって必要なものを手に入れる“という意味になります。
    gainよりも具体的なものですが、物質的なものというよりは許可証(permission)、学位(degree)などに使われることが多いようです。

    目的語には、visa, driver’s license, permissionといった単語を取ることが多いです。moneyという場合は、obtainよりも次に紹介するearnを使うのが多くなっていますので注意してください。

    ロングマン英英辞典におけるobtainの定義を見てみましょう。

    1, to get something that you want, especially through your own effort, skill, or work

    Further information can be obtained from head office.
    You will need to obtain permission from the principal.

    2, if a situation, system, or rule obtains, it continues to exist

    These conditions no longer obtain.

    出典:longman 現代英英辞典

    Earn

    自分の行った仕事に対しての対価として受け取る“という意味で使います。
    ですので、給与などお金関連のものはもちろんですが、頑張って努力をして手に入れた学位も入るようです。

    目的語には、money, living(生活費), degree(obtainよりも使うようです)といった単語を目的語になります。労働、努力の対価となるものを目的語にしましょう。

    ロングマン英英辞典におけるearnの定義を見てみましょう。

    1, to receive a particular amount of money for the work that you do

    He earns nearly £20,000 a year.
    You don’t earn much money being a nurse.

    He did all sorts of jobs to earn a living.

    I was the only person in the house who was earning.

    She was earning good money at the bank.

    Chris will pay – he’s earning a fortune.

    2, to make a profit from business or from putting money in a bank etc

    The movie earned £7 million on its first day.
    You could earn a higher rate of interest elsewhere.

    出典:longman 現代英英辞典

    Acquire

    長い時間をかけて何かを身につける“という意味の場合はこの単語を利用します。

    目的語には、skills,knowledge,languageといった単語が来ることになります。
    ちなみに長い期間の努力を通して身につける場合が該当しますので、子供が自然に英語を話せているという場合は今回のacquireは使用できません。

    ロングマン英英辞典におけるacquireの定義を見てみましょう。

    1, to obtain something by buying it or being given it

    Manning hoped to acquire valuable works of art as cheaply as possible.
    The council acquired the land using a compulsory purchase order.

    2, to get or gain something

    The college acquired a reputation for very high standards.

    3, to gain knowledge or learn a skill

    He spent years acquiring his skills as a surgeon.
    Elsie acquired a good knowledge of Chinese.

    出典:longman 現代英英辞典

    Procure

    今回紹介した単語の中ではあまり見かけることは少ないかもしれない単語ですが、紹介しておきます。

    手に入れるのが難しいものを努力や技術によってなんとか手に入れる“というがこの単語になります。

    目的語には、上述した単語よりも、具体的な単語が来ることが多いようです。obtainと同じ意味ですが,degreeやpermissionといった単語と一緒に使われることはほとんどありません。

    ロングマン英英辞典におけるprocureの定義を見てみましょう。

    1, to obtain something, especially something that is difficult to get

    He was accused of procuring weapons for terrorists.

    出典:longman 現代英英辞典

英語検定2級の徹底対策| 大学受験でも使える級を確実に合格する!

2018.09.14

4技能入試に向けて外部試験導入が進んでいる昨今、大学入試においても英検2級を取得するメリットは非常に大きいです。多くの大学で2級から大学受験での適応が認められています。難関の早稲田大学であっても2級を使用することが可能です。 実際の過去問は公式サイトで最新3回分が無料で公開されています。 過去問を見

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  • 4技能入試に向けて外部試験導入が進んでいる昨今、大学入試においても英検2級を取得するメリットは非常に大きいです。多くの大学で2級から大学受験での適応が認められています。難関の早稲田大学であっても2級を使用することが可能です。

    [toc]

    実際の過去問は公式サイトで最新3回分が無料で公開されています。
    過去問を見て傾向と対策をみていきましょう。

    まず試験全体の話ですが、現在はリーディング・リスニング・ライティングの問題を解く1次試験と試験官と対面で英語を話す2次試験に分かれています。

    まずは筆記試験について対策をお伝えしていきます。
    英検2級の筆記試験は、制限時間85分間で、
    リーディング大問3つとライティング1問で構成されています。

    各技能650点満点で均等にスコアが分配されるため、バランスよく力をつけることが大切です。

    リーディングセクション

    英検2級の筆記試験は、制限時間85分間で、リーディング大問3つとライティング1問で構成されています。高校卒業レベルである英検2級のリーディングは、しっかりと対策をすれば得点源になるでしょう。英文法については、全範囲をムラなく学習する必要があります。特に、分詞構文、仮定法、接続詞、助動詞、文型などは頻出です。

    問題形式

    短文の語句空欄補充20問、長文の語句空欄補充6問、長文の内容一致選択12問で構成されています。解答形式は4肢選択です。
    大問1の短文の語句空欄補充では、文脈に合う適切な語句を補います。
    半分程度が単語の知識を問われます。単語レベルとしては、センター試験レベル程度です。解答時間が少ない中で、時間内に問題を解ききるためには、まずセンター試験レベルの単語を網羅しておく必要があるでしょう

    大問2の長文の語句空所補充ではパッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補います。
    長文とは言っても3,4段落程度の短い文章ですので語数は多くありません。内容も平易で問題も答えやすいものばかりとなっています。

    大問3の長文の内容一致選択では、パッセージの内容に関する質問に答えます。長文読解では、Eメールや文化・テクノロジーなどのアカデミックな問題が出題されます。英検準2級と比べて分量が多くなるため、少ない時間の中で的確に文章を読むことが大切です。
    例えば、接続詞などのディスコースマーカーに注意したり、文章の展開を意識して読むと文全体の理解につながります。

    頻出テーマ

    頻出テーマは、学校、仕事、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、海外の文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネスなど内容は多岐にわたります。
    また、場面設定としては、家庭、学校、職場、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンスといったものが多いです。

    リスニングセクション

    英検2級のリスニング試験は、制限時間約25分間で、第1部と第2部で構成されています。
    リスニング、リーディングで650点満点で均等にスコアが分配されるため、バランスよく力をつけることが大切です。
    特にリスニングは、他の技能と比べて平均点が高いため、取れる問題を確実に正解する必要があります。
    対策をする上で、まず大切なのは単語です。リーディングとは異なり、聞き取る必要があるため、勉強する際は発音にまで目を向ける必要があります。単語レベルは、センター試験レベルです。
    また、リスニングを行う上で大切なのは、文章の展開を把握するということです。その際、5W1HやSoやBecauseなどの接続詞を意識して聞くと良いでしょう。予め選択肢を一読しておき、ある程度会話の内容を推測した上で聞くとなお理解が深まります。

    問題形式

    会話の内容一致選択15問、文の内容一致選択15問で構成されています。解答形式は4肢選択です。

    第1部の会話の内容一致選択では、会話の内容に関する質問に答えます。会話内容としては、日常の中で起こりうるようなものが主で、男女2人によって展開されます。

    第2部の文の内容一致選択では、短いパッセージの内容に関する質問に答えます。問題文の種類としては、物語文・説明文です。

    頻出テーマ

    第1部では、通常の会話に加えて、着信音で始まる電話の会話が含まれます。また、第2部ではある人物に対する話や、公共でのアナウンス、社会的・科学的なテーマなどが主となります。

    ライティングセクション

    英検2級の筆記試験は、制限時間85分間で、リーディング大問3つとライティング1問での構成されています。一次試験の合格点は、リーディング・リスニング・ライティング合わせて1520点/1950点ですが、各技能650点満点で均等にスコアが分配されるため、バランスよく力をつけることが大切です。ライティングは平均点も低く、難しいと考えがちですが、ポイントを押さえた解答を心がければ周りと差をつけられる技能です。

    問題形式

    英作文1題となっています。解答形式は記述式です。解答時間はリーディングと合わせて85分間なので、15分から20分間で解くことを目安にしましょう。
    問題は一題で、指定されたトピックについて書きます。一次試験の筆記試験で大問4として出題され、80〜100字のエッセイを作ります。点数の内訳は、内容・構成・語彙・文法各4点で、16点満点です。

    頻出テーマ

    頻出テーマは、 社会性のあるテーマが主となります。
    教育や環境、科学技術や経済など、内容は多岐に渡りますが、いずれのテーマであっても、はっきりとした自分の意見と明確な理由づけをすれば対応できるでしょう。一般的に問題となっているような社会テーマについては、予め自分の意見と理由を用意しておくと良いです。
    ライティングで点数を取るためには、なによりも減点されないということが大切です。
    したがって、文法や、構成で減点されないように、簡単な単語を使っても構いません。
    しかし、同じ言い回しはなるべく避けた方が良いでしょう。できるだけ、別の言葉に変えるなどしてパラフレーズをして言葉を変えていくと良いでしょう。
    また、ライティングで非常に重要なのは構成です。ライティングというのはある程度型が決まっています。
    例えば、「主張→理由1→理由2→再主張」「主張→理由→譲歩→再主張」と言った論理構成です。
    論理の展開に使うTherefore, Of coruse, In addition などの接続詞は予め確認しておくと良いでしょう。注意点として、SoやBecauseなどは文頭に使わないで下さい。
    また、ライティングでありがちなミスは、時制の不一致、冠詞や複数形sのつけ忘れ、主張と理由が噛み合っていない、などが挙げられます。見直す際は、そう言った点に注目しましょう。

    スピーキングセクション

    英検2級の筆記試験は、約7分間の個人面接で、面接委員と一対一で行います。
    一次試験を通過できれば、二次試験の合格率は約80%と高確率なので、対策をすれば余裕を持って合格できるでしょう。

    問題形式

    音読、パッセージについての質問、イラストについての質問がそれぞれ1題、受験者自身の意見などを問われる問題が2題あります。

    音読では、60語程度のパッセージを読みます。パッセージについての質問では、音読したパッセージの内容についての質問に答えます。イラストについての質問では、3コマのイラストの展開を説明します。

    受験者自身の意見を問われる問題では、1題目はカードのトピックに関する内容から出題され、2題目はカードのトピックに限らず、日常生活の一般的な事柄に関する自分の意見を述べます。

    頻出テーマ

    過去と出題例としては、社会性のある内容が主であり、環境にやさしい素材、オンライン会議、屋上緑化、ペット産業、新しいエネルギー、サプリメントなどが出題されました。

    スピーキング対策

    まずはじめに、英検2級の二次試験の流れを理解しましょう。

    ◾️面接の流れ

    ①入室受付が終わると、面接まで待機している間に「面接カード」を受け取ります。氏名や個人番号を記入して、順番を待ちましょう。入室の際は、ドアのノックし、May I come in?などと言ってと始めると良いです。
    ②面接カードを渡す・挨拶入室し、指示を受けたら「面接カード」を渡し、着席をします。渡す際は、Here you are.と言いましょう。
    ③氏名などの確認・「問題カード」受け取る氏名と級を聞かれた後、「問題カード」が渡されます。
    ④問題を解きます。
    ⑤「問題カード」を面接委員に返却面接委員に「問題カード」を返却するように言われたら、返却して下さい。
    ⑥退出

    面接のポイント

    英検2級は、準1級や1級とは異なり、はじめに「音読」を要求されます。
    ここでは、時間制限がないため、落ち着いて大きな声ではっきりと読みましょう。
    パッセージについての問題では、WhyまたはHowで質問されます。はじめに自分の意見を簡潔にまとめ、続けてその意見を補強する理由を述べましょう。
    イラストについての問題では、起承転結を意識した説明を心がけましょう。イラストには会話文や状況の説明が文章や単語で記載されているので、それを活用すると良いです。

    その際、直接話法と間接話法には注意しなくてはなりません。
    受験者自身の意見を問われる問題では、いずれもagreeやdisagreeで立場を明確にし、続けて理由づけをして下さい。

英検1級の対策|英語検定試験の最高峰!!1級を乗り切るには?

2018.09.13

<この記事は2018年9月13日に更新されました> 4技能入試に向けて外部試験導入が進んでいる昨今、大学入試においても英検1級を取得するメリットは非常に大きいです。 国際教養学部に入学するのであれば入学後のことを考えるのであれば必須の選択肢になるでしょう。 実際の過去問は公式サイトで最新

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  • <この記事は2018年9月13日に更新されました>

    4技能入試に向けて外部試験導入が進んでいる昨今、大学入試においても英検1級を取得するメリットは非常に大きいです。
    国際教養学部に入学するのであれば入学後のことを考えるのであれば必須の選択肢になるでしょう。

    [toc]

    実際の過去問は公式サイトで最新3回分が無料で公開されています。
    マイナーチェンジされることもありますが、大枠はほとんど変わりませんので最新の問題(2018年第1回)をもとに傾向と対策をみていきましょう。

    まず試験全体の話ですが、現在はリーディング・リスニング・ライティングの問題を解く1次試験と試験官と対面で英語を話す2次試験に分かれています。
    将来的に1日で試験を行うようになる可能性はありますが、しばらくは現行の試験形態のままで行われるでしょう。
    まずは筆記試験について対策をお伝えしていきます。英検1級の筆記試験は、制限時間100分間で、リーディング大問3つとライティング1問で構成されています。
    一次試験の合格点は、リーディング・リスニング・ライティング合わせて例年2100点/2550点程度を取ることです。各技能850点満点で均等にスコアが分配されるため、バランスよく力をつけることが大切です。

    筆記試験問題形式

    Reading 90分

    第1問 語彙25問、第2問 長文穴埋め2題、第3問 長文3題、第4問 英作文(120-150words)

    Listening 約30分

    Part1 Dialogues、Part2 Passages、Part3 Real-Life

    リーディングセクション

    英検1級の筆記試験は、制限時間100分間で、リーディング大問3つとライティング1問で構成されています。
    大学上級程度のレベルである1級は、合格率もおおよそ10%と低く難関であるため、各技能の特徴や勉強法を正しく学び対策をする必要があるでしょう

    問題形式

    短文の語句空欄補充25問、長文の語句空欄補充6問、長文の内容一致選択10問で構成されています。解答形式は4肢選択です。

    第1問 語彙

    大問1の短文の語句空欄補充では、文脈に合う適切な語句を補います。この語彙問題でどれだけ点数を稼ぐことができるかが勝負の分かれ目になるでしょう。この大門は単語の難易度が異常に高いです。
    専門的な分野における単語や社会性の高い単語が出題されるため、幅広い分野での単語の知識が必要となります。もちろん、一つでも多くの単語を覚えたほうが良いのですが、接頭語や接尾語などの語源を使って単語を推測することも行えると効率的に単語を覚えることができるでしょう。

    第2問 空所補充

    長文の語句空所補充ではパッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補います。

    長文とは言っても4,5段落程度の短い文章ですので語数は多くありません。内容も平易で問題も答えやすいものばかりとなっています。

    第3問 内容一致

    長文の内容一致選択では、パッセージの内容に関する質問に答えます。ここも文章量は多くなりますが、そこまで難しくありません。ミスをなくして解けるようにしていきましょう。

    頻出テーマ

    主なトピックとしては、社会生活一般、芸術、文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネス、政治などです。

    読解において注意すべきことは、論理展開とパラフレーズ(同じ言葉を別の意味で言い換える)です。
    英検一級は二級や準一級と比べて合計語彙数が増え、単語のレベルも高くなるため、正確な和訳をすることがより困難となります。そこで、まず意識しなくてはいけないのが文章がどのように展開されているかを考えることです。
    その際、接続詞や文頭の副詞は目印としてチェックしましょう。文章の話題がどのように変化しているかを理解できれば、たとえわからない単語に出くわしても焦らずに内容をつかむことができます。
    また、同じ展開の中では、文章の形が異なっていても内容はパラフレーズされています。
    まずは、そういった点に注意しながら、各段落ごとの内容をつかむ訓練をして下さい。

    リスニングセクション

    英検1級のリスニング試験は、制限時間約35分間で、第1部〜第4部の構成です。
    準1級と比較すると、第4部に「インタビューの内容一致選択」という問題が追加されています。
    また、リーディングと同様、リスニングにおいても単語レベルが高度になります。
    問題を解く時間は一問約10秒ほどなので、一発で確実に聞き取り、また問題についても速読のスピードを上げる必要があるでしょう。

    問題形式

    会話の内容一致選択10問、文の内容一致選択10問、Real-Life形式の内容一致選択5問、インタビューの内容一致選択2問で構成されています。放送回数はそれぞれ一度で、解答形式は4肢選択です。

    大問ごとの解説

    第1部の会話の内容一致選択では、会話の内容に関する質問に答えます。会話内容としては、日常の中で起こりうるようなものが主で、比較的点数を稼ぎやすいパートです。

    第2部の文の内容一致選択では、短いパッセージの内容に関する質問に答えます。

    第3部では、「situation」を読み、リスニングの内容から「Question」を解くという形式をとります。質問と問題を読解する時間は与えられるため、そこからある程度の内容をつかむ必要があるでしょう。

    第4部では、約3分間のインタビュー形式のリスニングを行います。聞き取る時間が長い分、話の展開を意識したり、状況を推測する力が求められます。

    頻出テーマ

    第1部では、日常で行われる会話が展開されます。しかし、内容はビジネスや経済問題など、社会性のある内容が頻出です。
    第2部では、文化・テクノロジー・医療など、社会的・科学的なテーマがほとんどで、バラエティに富んでいます。
    第3部では、電話の内容や公共の場でのアナウンスなど、日常生活における内容が主です。
    第4部はインタビュアーとゲストの対話とないっており、トピックについての良し悪しや理由などを話します。

    リスニング対策

    リスニング対策として、まずは単語量を増やしましょう。
    英検1級の単語レベルは、大学上級程度で、語彙数は10000〜15000語に及びます。英検1級の専門的な内容も含まれるため、聞き取りには単語の知識を蓄えることが重要です。

    また、 CNNやNHKのworld radioなど、生きた英文を聞き取る訓練をしましょう。リスニングだけではなく、ディクテーションやシャドウイングもできたらなお良いです。その際、気をつけなくてはならないのは、文章の論理展開です。特に第2部や第4部は長めの英文が読まれるため、接続詞やキーワードに注意しながら、メリハリをつけて読むことを心がけましょう。

    ライティングセクション

    英検1級のライティングは、2級や準1級と比べて解答文字数が増えるため、理由づけのための知識が必要となります。
    日頃からニュースなどを見て、自分なりの意見を考え、関心を持つこと重要でしょう。

    問題は一題で、指定されたトピックについて書きます。一次試験の筆記試験で大問4として出題され、200〜240字のエッセイを作ります。
    点数の内訳は、内容・構成・語彙・文法各8点で、32点満点です。

    問題形式

    英作文1題となっています。解答形式は記述式です。
    解答時間はリーディングと合わせて100分間なので、20分から25分間で解くことを目安にしましょう。

    頻出テーマ

    頻出テーマは、 社会性のあるテーマが主となります。教育や環境、科学技術や経済など、内容は多岐に渡りますが、いずれのテーマであっても、はっきりとした自分の意見と明確な理由づけをすれば対応できるでしょう。

    ライティング対策

    ライティングで点数を取るためには、なによりも減点されないということが大切です。
    したがって、文法や、構成で減点されないように、簡単な単語を使っても構いません。
    しかし、同じ言い回しはなるべく避けた方が良いでしょう。

    また、ライティングで非常に重要なのは構成です。ライティングというのはある程度型が決まっています。例えば、「主張→理由1→理由2→再主張」「主張→理由→譲歩→再主張」と言った論理構成です。
    論理の展開に使うTherefore, Of course, In addition などの接続詞は予め確認しておくと良いでしょう。

    英検1級では、200〜240字と字数が多く設けられているため、本論部分では理由を3つほどあげると良いでしょう。問題を読んだ段階で、主張と理由の構成をある程度考え、メモすると一段と書きやすくなります。

    闇雲にはじめず、まず計画を立ててから始めるのが鉄則です。

    また、ライティングでありがちなミスは、時制の不一致、冠詞や複数形sのつけ忘れ、主張と理由が噛み合っていない、省略形になっている、などが挙げられます。
    見直す際は、そう言った点に注目しましょう。

    字数をカウントしている時間はないため、日頃から英作文を書き、ある程度の目安を理解しておくと良いです。

    ライティングで効率的に成績を上げるためには?

    ライティングで成績を効率的に上げるためには、ネイティブのチェックや英語ができる人に添削を受けるのが一番の近道です。
    どの言葉を使ったら良いのかなどの語義選択、冠詞の使い方、英文法の間違いなど英作文を始めた頃には迷うことが多いと思います。
    また、こうしたことができてないとなかなか英作文で点数を伸ばすことが難しいでしょう。特に英文法の間違いを修正されることなく、間違って覚えてしまうと成績はいつまでたっても上がりません。

    どのようにしたらよいのか、効率的に成績を上げるためにはどうしたら良いのか気になる方は一度ご相談いただければと思います。こちらからお申し込みできます。

    スピーキングセクション

    英検1級の二次試験は、約10分間の個人面接で、面接委員2人と行います。2級や準1級とは異なり、スピーチ形式となるため、頭の中で論理を組み立てる力が必要です。また、すぐに意見を発言できるように、日頃から社会性の高い知識を蓄え、それに対して意見を持っていることが前提となります。

    問題形式

    自由会話、スピーチ、Q&Aの構成で成り立っています。

    自由会話

    面接委員と簡単な日常会話を行います。名前や級の確認などに加え、受験者自身について説明するような内容や、受験会場まで何で来たか、といったやりとりがされます。
    簡単なやりとりのため、難しく考える必要はありませんが、発音を意識しながら流暢に話すことを心がけましょう。

    スピーチ

    5つのトピックから1つを選び、その内容についての準備する時間として1分間与えられます。スピーチ内容を考える際は、ライティングと同じように、論理的な構成を意識して下さい。
    賛成・反対のトピックがほとんどなので、まず自分の立場を明確にし、根拠を示すための肉付けをする、という流れで考えます。具体例として、自分の経験を話したり、Of courseなどで譲歩の内容を加えるのも良いでしょう。

    Q&A

    スピーチの内容やトピックに関連した質問に答えます。

    練習時に頻出トピックに対しての質問を自分で何個か想定して、できる限りその場で考えて困るということはなくしましょう。
    また、もちろん想定外は起こりうるものですので、すぐに返答できない場合は、無言にならずWell…やLet me see…とコミュニケーション意欲があるアピールするということはどの級でも当たり前のことですが行いましょう。
    解答の論理性も大事ですが、英語力を計測する試験ですので無言になってしまっては英語力を図ることはできません。

    頻出テーマ

    過去と出題例としては、社会性のある内容が主であり、 科学の発展は常に有益か、芸術への財政的支援増加の是非、世界経済における日本の役割、選挙権の行使を義務化するべきか、遺伝子組み換え食品の安全性、公共の場における治安改善の必要性などが出題されました。

    スピーキング対策

    英検1級の評価項目は、「Short Speech」「Interaction」「Grammar and Vocabulary」「Pronunciation」4つです。各10点満点の合計40点満点となっています。

    ○Short Speech:与えられたトピックについて主要な点とその根拠をまとめ、首尾一貫したメッセージを組み立てる能力をはかる。
    ○Interaction:質問に対する応答と会話を継続する能力をはかる。
    ○Grammar and Vocabulary:幅広い範囲の語彙・文法を正確かつ適切に運用する能力をはかる。
    ○Pronunciation:正確な子母音の発音・音変化、適切なアクセント・イントネーションを運用する能力をはかる。


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