文系の受験生のみなさん、数学が苦手で国公立や難関私大の合格を諦めていませんか?
数学ができなくて夢の大学に行けないなんて、到底納得がいきませんよね。
この参考書は文系生向けに特化した入試対策本。頻出パターンをしっかり押さえることで、効率よく実力がつきます。
例題から演習問題まで、文系数学の全てが詰まった1冊です。
本記事でどのように使ったら良いのかを説明します。
ページ目次
「文系の数学 重要事項完全習得編」の概要
「文系の数学 重要事項完全習得編」は、文系で数学が必要な大学を目指す生徒にとって最初に取り組むべき参考書です。
以下の点が大きな特徴としてあげられます。
- 入試でよく出題される典型的な問題が152問収録されている
- 豊富な解説で問題の考え方が学べる
- 必勝ポイントで基本的なポイントを理解できる
- 演習問題120問で知識の定着が図れる
つまり、入試で必要な事項を効率的に習得できるよう編集された1冊ということです。
文系の数学が苦手な生徒にとっては必須の参考書といえるでしょう。
レベル的にはMARCH程度の実力があれば十分に取り組める内容ですが、
文系数学の基本をマスターしたい理系の生徒にもおすすめの1冊です。
数学ⅠAⅡBの入試問題を解くにあたって必要な解法をまとめた参考書です。
受験に頻出なパターンが一通り網羅されていて、入試問題を解くために必要な基礎力がつきます。
文系で数学が必要な方にはもちろん、
理系で数学がそんなにできなくて、1A2Bの基本問題を一気に行いたい人にもおすすめです。
全分野152問の問題と120問の演習問題で構成されています。
152問の問題すべてに、解答の他に「解説講義」「文系数学の必勝ポイント」のコーナーがあり、1問1問の解説が充実しています。
- 【何からはじめたらいい?という人向け】
【まず始めることをお伝えします】 - 早慶に合格するための戦略とは?
1,2年生から合格するための戦略を立てるには? - 【高1】早慶現役合格の勉強法を徹底解説
志望校に合格するためにやるべきこと紹介 - 【高2】現役で早慶GMARCHに合格
必要な勉強法(勉強時間、参考書)を紹介 - 【高2】早慶絶対合格!!のためにすること
勉強時間、スケジュール、参考書、勉強法の紹介
「文系の数学 重要事項完全習得編」の対象者・レベル
- 教科書レベルの基本問題ができる
- 数学1A2Bの入試基礎問題を解けるようになりたい方
- 文系数学の基本的な事項はある程度できる
文系で数学が必要な大学を目指す生徒に最適
文系数学の入試で基礎点を取れる実力がある生徒を想定しています。
この本から文系数学を始めようとする完全初心者には少しハードルが高いです。
学校である程度数学は実施していて、学校レベルは問題なくできていてそこから復習的に使うのが良いでしょう。
学校の内容が全くわからないという場合は、この教材ではなくて『入門問題精講』シリーズや『坂田先生の面白い』シリーズをやってくださいね
坂田数学の使い方・レベル
【使い方】数学Ⅰ・A 入門問題精講|圧倒的に成績を伸ばす方法
「文系の数学 重要事項完全習得編」は理系でも使える?
「文系の数学 重要事項完全習得編」はタイトルから文系向けの参考書と思われがちですが、実は理系の生徒にも活用できる良書です。
理由は以下の点にあります。
- 扱う内容は文系数学(数学I・A・数学II・B)ですが、これは理系の生徒にとっても習得が必要な分野
- 頻出重要事項がコンパクトにまとまっている
- 基礎的事項から難関大学レベルまで網羅している
具体的には、数学IIIを重点的に学習したい理系生徒で、文系数学をある程度カバーしつつ時間を最小限にしたい場合に最適です。
文系数学は理系でも点数源になるうえ、最小限の事項を抑えることが大切です。
その意味で、この参考書は理系生徒にとっても文系数学の基礎固めに非常に適した1冊といえます。
1年生や2年生のうちからこの1冊を使いこなせるようになれば、3年生からの本格的な数学Ⅲの学習に専念できるようになるでしょう。
「文系の数学 重要事項完全習得編」の使い方
まず、この参考書には「例題」と「演習問題」の2つのパートがあります。
『文系の数学』を使う上での要点
- 演習問題を解きながら全体の流れを掴む。
- 例題で基本事項をしっかり理解する。
- 定着するまで繰り返し演習する。
このサイクルを各章でこなしていけば、効率的に実力がついていきます。
■例題の使い方
152問の入試問題が掲載。
各問題に解答・解説講義・文系数学の必勝ポイントが用意されている。
入試でよく出る基本パターンを学ぶことができる。
■演習問題
120問の演習問題が用意されている。例題で学んだことを活用して解く。
応用力や思考力が養われる。
使い方としては、まずは演習問題にチャレンジします。
自力で解けない場合はすぐに例題の該当箇所を見て、基本問題を確認し解き方を理解します。
その後、再び演習問題に取り組み、完全に定着するまで繰り返し解いていきます。
「文系の数学 重要事項完全習得編」で早慶は目指せる?
「文系の数学 重要事項完全習得編」は、MARCHレベルの国公立大学や早慶をはじめとする難関私立大学を十分に目指すことができるレベルの参考書です。
この参考書の特徴は、入試でよく出題される基本的で重要な事項を効率的にまとめている点にあります。
したがって、この1冊を完全に修得すれば、文系のMARCHレベルの大学に対応できる実力はつきます。
早慶の文系数学をこの一冊でクリアするのは、難しいです。
「文系の数学 重要事項完全習得編」の次なる一冊
「文系の数学 重要事項完全習得編」をマスターした後の次なる一冊として以下の2つがおすすめです。
文系の場合は?
文系であれば、「チャート式」または、苦手な人はきさらぎ先生の数学「大学入試 数学I・A・II・B おさえておきたい基礎100+応用100」
【使い方】チャート式 基礎からの数学(青チャート)|圧倒的に成績を伸ばす方法
【使い方】チャート式 基礎と演習(白チャート)|圧倒的に成績を伸ばす方法
使い方】チャート式 解法と演習(黄チャート)|圧倒的に成績を伸ばす方法
【使い方】チャート式 数学(赤チャート)|圧倒的に成績を伸ばす方法
学校で問題を確保できていてある程度数学ができてるようであれば、「文系の数学実戦力向上編」(青本)【おすすめ!】をやってみると良いでしょう。
文系の数学の勉強法の全体像はこちらの記事でどうぞ
理系の場合は?
理系の場合も同様に時間があれば、「チャート式」または、きさらぎ先生の数学「大学入試 数学I・A・II・B おさえておきたい基礎100+応用100」を時間があればやってもらって、あまり時間がないようであれば、
苦手な人は「数学III 重要事項完全習得編」きさらぎ先生の「数学III おさえておきたい基礎50+応用50」
数学が本当に苦手あれば、坂田先生の数学を実施すると良いでしょう。
基礎問題精講も良いシリーズなので、そのまま基礎問題精講を行うもの良いでしょう。
Published by