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【最恐の解釈本】思考訓練の場としての英文解釈 レベル、使い方(偏差値80への道)

『思考訓練の場としての英文解釈』完全攻略:レベル・使い方・効果的な学習法

英語学習において、単に文法や語彙を覚えるだけでなく、「思考力」を養うことの重要性が叫ばれています。そんな中で、知る人ぞ知る名参考書として名高いのが『思考訓練の場としての英文解釈』シリーズです。

この記事では、『思考訓練の場としての英文解釈』の特徴、レベル、効果的な使い方、そして本当に必要な人は誰なのかを徹底解説します。英語学習の新たな地平を開く可能性を秘めたこの本について、詳しく見ていきましょう。

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『思考訓練の場としての英文解釈』の概要

『思考訓練の場としての英文解釈』は、多田正行氏によって書かれた英文解釈の参考書シリーズです。全3巻からなり、英文を読む際の思考プロセスに焦点を当てた独特のアプローチが特徴です。

この本の最大の特徴は、単なる英文和訳ではなく、英文の背後にある論理や思考を読み解く力を養うことを目的としている点です。

シリーズの構成

『思考訓練の場としての英文解釈』は以下のような構成になっています:

  • 第1巻
    • 第1章 因数分解型Structure
    • 第2章 名詞化表現の解析
    • 第3章 対照(CONTRAST)と照応(SEQUENCE)
  • 第2巻
    • 第4章 紋切り型公式主義に拠る敗北
    • 第5章 多義語の語義決定
    • 第6章 Set Phraseの変化
  • 第3巻
    • 第7章 癒着と遊離
    • 第8章 省略の発見と復元
    • 第9章 比喩の補足
    • 第10章 比喩と縁語
    • 第11章 象徴的表現と包括語句
    • 第12章 VOICEの補足
    • 第13章 否定と肯定

各章のタイトルからも分かるように、通常の英語参考書では見られないような、独特の切り口で英文解釈にアプローチしています。

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思考訓練の場としての英文解釈』の特徴とは

『思考訓練の場としての英文解釈』は、従来の英語参考書とは一線を画す特徴を持っています。

1. 高度な思考力の養成

この本の最大の特徴は、英文を読む際の思考プロセスに焦点を当てている点です。単に訳語を当てはめるだけでなく、文の構造や論理を深く分析することを求めています。

2. 挑戦的な文体

著者の多田正行氏は、読者に対して挑戦的な表現を用いています。「こんな低レベルなことも分からないようでは…」といった叱咤激励的な文言が散見されます。

3. 詳細な解説

各英文に対して、非常に詳細な解説が施されています。文法事項、文構造の説明、語句説明が、原文の3〜4倍の長さで展開されます。

4. 実践的な英文

使用されている英文は、実際のネイティブ向けの文章から抜粋されています。以下は本書で取り上げられている英文の一例です:

Democratic institutions are likely to work best at times and in places where at least a good part of the citizens have access to enough land and possess sufficient tools and professional skill to be able to provide for their subsistence without recourse to financially potent private capitalists or to the government.

このような複雑な英文を、細部にわたって分析していきます。

単なる和訳ではなく、英文の背後にある思考プロセスを解き明かしていく。まさに「思考訓練」にふさわしい内容ですね。

『思考訓練の場としての英文解釈』のレベルは?

『思考訓練の場としての英文解釈』のレベルは、非常に高度です。

この本を読み通せるレベルの人は、慶應義塾大学や早稲田大学の英語で合格点を取れる実力がある、と言っても過言ではありません。

具体的には、以下のようなレベルの人が対象となります:

  • 英検準1級以上の英語力がある
  • TOEIC 900点以上のスコアを持つ
  • 大学入試共通テストで9割以上の得点ができる
  • 英語の基本的な文法、語彙をすでにマスターしている

このレベルに達していない場合、本書の内容を十分に理解し、活用するのは難しいかもしれません。

ハイレベルな内容ですが、だからこそ英語力を飛躍的に伸ばすポテンシャルがあるんですね。

『思考訓練の場としての英文解釈』の効果的な使い方

『思考訓練の場としての英文解釈』を最大限に活用するには、以下のような方法をおすすめします:

  • STEP1
    全訳する
    本書の効果を最大限に引き出すには、取り上げられている英文を必ず全訳することが重要です。
  • STEP2
    詳細な解説を読み込む
    各英文に付随する詳細な解説を丁寧に読み込みます。ここで著者の思考プロセスを学びます。
  • STEP3
    自分の訳と比較する
    自分の訳と解説を比較し、どこが不十分だったかを分析します。
  • STEP4
    繰り返し読む
    1回読んだだけでは理解が難しいので、何度も読み返すことが重要です。
  • STEP5
    他の英文に応用する
    学んだ思考法を、他の英文を読む際にも応用してみましょう。

この本は短期間で効果を出すものではありません。長期的な視点で、じっくりと取り組むことが大切です。

『思考訓練の場としての英文解釈』の対象者

『思考訓練の場としての英文解釈』は、すべての英語学習者に適しているわけではありません。以下のような人におすすめです:

  • すでに高度な英語力を持っている大学受験生
  • 英語の教員や翻訳者を目指している人
  • 英語を通じて思考力を鍛えたい人
  • 英文学や言語学に興味がある人
  • 知的好奇心が強く、挑戦的な内容を求めている人

一方で、以下のような人にはまだ早いかもしれません:

まだ早い!
  • 英語の基礎文法や語彙がまだ身についていない人
  • 英検2級レベル以下の英語力の人
  • 短期間で成果を求めている人
  • 他の教科にも不安がある受験生

『思考訓練の場としての英文解釈』の評判

『思考訓練の場としての英文解釈』は、その独特のアプローチから、多くの英語学習者や教育者の間で評価が分かれています。

高評価の声

  • 「英語を読む際の思考力が格段に向上した」
  • 「他の参考書では得られない深い洞察が得られる」
  • 「知的好奇心を刺激される内容だった」

批判的な声

  • 「レベルが高すぎて理解が難しい」
  • 「受験英語とは少し離れている印象がある」
  • 「著者の文体が挑戦的すぎて読みづらい」

このように、評価が分かれる本書ですが、適切なレベルの人が適切な方法で使用すれば、非常に効果的な学習ツールとなる可能性を秘めています。

評価が分かれるのは、それだけユニークな本だという証拠かもしれませんね。自分に合っているかどうか、よく見極める必要がありそうです。

『思考訓練の場としての英文解釈』のまとめ

『思考訓練の場としての英文解釈』は、英語学習の新たな地平を開く可能性を秘めた参考書です。その特徴をまとめると:

  • 英文の背後にある思考プロセスに焦点を当てた独特のアプローチ
  • 非常に高度な内容で、上級〜最上級者向け
  • 詳細な解説と挑戦的な文体
  • 長期的な視点での学習が必要
  • 英語力だけでなく、思考力も養える

この本は、単に英語の技術を磨くだけでなく、英語を通じて思考力を鍛えたい人に最適です。ただし、その高度な内容ゆえに、対象となる読者は限られます。

英語学習において、次のステップを求めている上級者の方々には、ぜひ挑戦してみる価値のある一冊だと言えるでしょう。

英語を通じて思考力を鍛えるという視点は、グローバル社会で活躍する上で非常に重要ですね。challenge精神のある方にはおすすめの一冊です!

よくある質問

Q. この本は大学受験に役立ちますか?

A. 直接的な受験対策としては少し的外れかもしれません。しかし、すでに高い英語力を持つ上位層の受験生にとっては、さらなる飛躍のきっかけになる可能性があります。ただし、他の科目に不安がある場合は、それらの対策を優先すべきです。

Q. どのくらいの期間で終わらせるべきですか?

A. この本は短期間で効果を出すものではありません。3〜4ヶ月かけてじっくり取り組むのが理想的です。ただし、個人の英語力や学習ペースによって異なりますので、焦らず自分のペースで進めることが大切です。

『思考訓練の場としての英文解釈』は、英語学習の新たな地平を開く可能性を秘めた参考書です。適切なレベルの人が適切な方法で使用すれば、英語力と思考力の両方を飛躍的に向上させることができるでしょう。チャレンジ精神旺盛な英語上級者の方々には、ぜひ一度手に取ってみることをおすすめします。

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Published by

小野 和久

高校時代の成績は、偏差値30いかない程度。その状態から、皆に合わせて予備校に行くもうまくいかず、浪人。浪人生活の中で独学で勉強法を編み出して早慶ダブル合格を果たし、慶應義塾大学経済学部に進学。その後、留学せずに英検1級、TOEIC990点、国連英検特A級を習得。 また、在学中に慶應早稲田専門の本塾を起業し、数々の偏差値30からの生徒を合格に導きました。当塾での合格の秘訣は、「考えて勉強をすること」です。 このような自身の経験から考えて勉強することの重要性を認識し、考えて勉強することで勉強を効率化してどんな学力の受験生に対しても独自カリキュラムを提供しています。早慶専門個別指導塾HIRO ACADEMIA塾長。