この記事では、どのように勉強をすれば圧倒的に成績が上がるのか悩んで当塾のカウンセリングを受けた方に対して当塾がどのような解決策を出したのかをお伝えしていきます。(*他の方にも役に立つためにもなるべく具体的に記述いたしますが、個人が特定されない程度に情報は伏せさせていただいています)
勉強の効率が2.5倍上がるカウンセリングのお申込みはこちらから申し込みしております。初回無料で受け付けています。
以下が相談内容です。
早稲田大学政治経済学部
慶応大学法学部
現役生
第2回4月東進センター試験本番レベル模試
世界史46/100
英語193/200
国語112/200
第3回6月東進センター試験本番レベル模試
世界史65/100 偏差値61.2
英語188/200 偏差値69.2
国語120/200 偏差値53.5
(論説30小説42古文7漢文23)
早稲田大学政治経済学部2010年度 7/8
(およその得点率)
世界史約55%
英語44%
国語60%
明治大学政治経済学部2010年度 8/4
世界史85%
英語74%
国語80%
早稲田大学法学部2010年度 8/7
世界史75%
英語50%
国語40%
広い教養を持って世の中を見渡したい
現在T進に通っています。
英語に関して、現在終わらせた参考書等は
・ネクストステージ
・システム英単語
・ポレポレ英文読解
・横山のロジカルリーディング実況中継
などです。
現在英語の勉強としては、
やっておきたい長文700を1日1題、またMARCHなどの過去問を解き、解体英熟語の勉強を始めました。
元から英語が得意で、高2の秋にはセンターも8割とれていて安心だと思っていたのですが、最近早稲田の英語をあたりはじめ
得意科目の座を世界史に奪われてしまいました…
自分なりに分析した結果、早稲田の英語に関しては時間不足が原因で点数を落としていると感じています。
長文を解くのに時間がかかってしまい、時間内に終えようと速く読もうとして読みが雑になって問題を間違えたり、時間が足りず英作文ができないということがあります。
また、文法より読解が得意なので、法学部の問題は形式は苦手に感じないのですが、政治経済学部の長文中の整序英作文などが非常に苦手です。
英語に関して、速読力を上げる方法、難易度の高い整序英作文への勉強法ご教授願いたいです。
ACADEMIA’S ANSWER
ご連絡ありがとうございます。
模試の点数を見る限りは入試問題を解くための基礎力は十分についていますね。
今回は速読についてお話をしていきます。
速読と適当に読むのことはぜんぜん違うことを理解する
速読というのは最初の段階では、音読、構文、単語、熟語が必要な部分になってくるでしょう。
質問者さんの状況だとセンターで8,9割はとれているのでこうした基礎的な部分に関してはまったく問題無いですね。
こうしたレベルよりも一段階上の速読力を身につけるためにはどうしたらよいのでしょうか?
よくあるのが目を動かすスピードを早くしたり・・・というのがありますが、
私の経験上、少なくても大学受験レベルではこうした速読力を鍛える必要性はないでしょう。
ではどうしたらよいのでしょうか?
それは”抽象度”という概念を使いこなすことが必要になってきます。
文章毎の抽象度ということを理解する
文章の抽象度というのは、同じことをいう場合でも様々な違った表現を使って相手に伝えるということを理解するということです。
こうした文章の抽象度に気づき、同じことをいっている部分を同じとして理解することが重要です。
例えば、下記のような文章があるとします。
“これはりんごです。(①)
青森で一番の生産量を誇っている食べ物で、(②)
赤くて真ん中に芯があります。(③)
また、ほっぺたの色として使われることがあります(④)”
上記の文章は、それぞれ1つの文章の内容を全て覚えると大変ですが、
①=②=③=④をりんごの特徴として一つのものとして考えると、
情報の処理としては非常に楽になります。
速読ができないというのは、
上記のような同じことを言っているのに違うこととして捉えてしまっているのが大きな原因です。
具体的なトレーニング法としては・・
文章は何でもいいので1つのパラグラフを1つ1つの文章に解体して文章がどのように繋がっているのか?どんな言葉を使って言い換えられているのかを考えて見ると良いです。
この訓練を積んでいくことで抽象度を使いこなせることができます。
以下のようにやってみる。
SUCH is the power of a symbol. A planeload of American journalists was due to fly to Cuba for the day on August 14th to watch John Kerry raise the Stars and Stripes and formally reopen his country’s embassy in Havana after 54 years. Yet should the secretary of state look eastwards along the Malecón, the seafront of crumbling, salt-scarred buildings, towards Old Havana, his view would be obstructed by a forest of flagpoles and an open-air stage adorned with the slogan: ¡Patria o Muerte, Venceremos! (“Fatherland or death, we shall win”). Used over the past 15 years or so for anti-imperialist rallies, there are no immediate plans to dismantle this theatre of agitprop.
→①,②,③,④の文章がどのように繋がっているのかを考える。
①SUCH is the power of a symbol. A planeload of American journalists was due to fly to Cuba for the day on August 14th to watch John Kerry raise the Stars and Stripes and formally reopen his country’s embassy in Havana after 54 years.
②Yet should the secretary of state look eastwards along the Malecón, the seafront of crumbling, salt-scarred buildings, towards Old Havana, his view would be obstructed by a forest of flagpoles and an open-air stage adorned with the slogan:
③¡Patria o Muerte, Venceremos! (“Fatherland or death, we shall win”).
④Used over the past 15 years or so for anti-imperialist rallies, there are no immediate plans to dismantle this theatre of agitprop.
引用先:The economist
整序英作文については語彙力や文法力、作文力があるかどうか大事です。特に作文をする力は私大を目指している場合だと、行う機会が少なくなってしまいます。
今からでも遅くはないので、少しずつ頑張って行っていきましょう。
現時点で過去問で半分をとれているのであれば、これからの頑張り次第で十分合格レベルに持って行くことが可能です。
頑張ってください!
いかがでしたでしょうか? 当塾では個人の現在の学力、成績に合わせて適切な指導を行っております。どんな学力であっても、こんなことできるの?というご相談でも構いません。当塾にお気軽にご相談、ご連絡下さい。
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