先日当塾の塾内模試を行いました。また、多くの受験生は河合塾の模試を自宅で受けたでしょう。
そこで模試を効果的に復習する方法を本日はお伝えしていきます。
よくある失敗の復習の仕方について
わからない問題がある
→答えを見る
→わかったふりをして満足をして終了
これでは全く頭に入らずただ単に丸付けをしているだけです。
人が学んでそれを自分のものとしてできる唯一の方法は、、
繰り返し理解をして行うことです!
単にさらっとみているだけではまた同じことを繰り返してしまうでしょう。
成果の出る模試の復習の仕方について説明していきます。
模試の復習の仕方のプロセスについて
成果の出る模試の復習プロセスは下記のようになります。
1,分析
2,毎日の勉強に組み込む
模試を受けて勉強ができるようになる人は、知らず知らずのうちにこういったことができるようになっています。
ですが、いきなりそんなことを言われもできない人が多数です。今回は分析部分をもう少し深掘りしてみましょう。
分析を深掘りしてみる
分析とは具体的にどのようなことかというと、下記の順番で行っていくのが良いでしょう。
1,できなかった問題、できた問題を分類
2,できた問題に分類された問題の中で,『根拠をとってできた問題』と『たまたま当たった問題』に分ける
※マークシートでの模試で答える場合は、問題を解く時に印をつけておくと良いでしょう
3,1で、できなかった問題に分類された問題と『たまたま当たった問題』を『習っていたができなかった問題』、『習ってなくてできなかった問題』に分けましょう。
ここまでのプロセスで、
『根拠をとってできた問題』
『習っていてできなかった問題』
『習ってなくてできなかった問題』
に分類できましたね。
ここで一番大事なのは、『習っていたができなかった問題』です。
習っていなくてできなかったはしょうがないです。
自分がこれまでに習っていてできなかったことについては、
なぜできていないのか?というのを深掘りをして知識の抜け漏れを確認してください。
ケアレスミスで片付けない!
ちょっとしたミス(例えば数学の計算ミスや、英語の3単現のミス)をケアレスミスで片付けないでください。
多くの場合、根本的にわかってないことが多数です。
間違いを治しているだけでは、その間違いは治りません。
なぜ間違えてしまっているのか?を限界まで考えて、毎日5分でもいいのでその間違いを修正することに時間を使ってください。
2、3週間は続けることができればしっかりと習慣として身について、次回の模試や入試でも使いこなすことができます。
このようにして模試を有効活用することで確実に次につなげることのでできる勉強をすることができます。
漠然と勉強をしていてはいつまで経っても間違いから学ぶことはできずに成績を上げることにつながりません。
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