単語帳っていっぱいあって困りますよね。 受験生との相談の中でもどんな単語帳を使ったらいいのですか?という質問が絶えません。 私大、しかも早慶(慶應なら文理問わず)であれば英語ができない = 大学受験において、それだけで合格が極端にむずかしくなります。 単語帳を選ぶにはいくつか選ぶ際のポイントがあるの
受験生との相談の中でもどんな単語帳を使ったらいいのですか?という質問が絶えません。
私大、しかも早慶(慶應なら文理問わず)であれば英語ができない
= 大学受験において、それだけで合格が極端にむずかしくなります。
単語帳を選ぶにはいくつか選ぶ際のポイントがあるので、
今回はそれをお伝えしていきますね。
特に単語帳を選ぶ際に間違えてしまうとそれだけで、
早慶の合格は不可能になってしまいます。
これから英語の勉強を始めようと考えている学生は必見です!
偏差値30レベルから早慶レベルの語彙力をつけるためには3つのポイント(早慶レベルだと4つ)があります。
一つづつ紹介していきますね。
みなさんは、何かあたらしいことを始めるときに1から順番に始めていきますよね?
例えばギターを始める際にはいきなり曲を引き始める人はいないですし、できません。
初心者はおとなしくCコードという一番単純でできるものから始めます。
それと同じように単語にもはじめに覚えておかないといけない単語があるんです。
これをやっておかないのとそもそも文法、構文を説明している参考書に載っている単語がわからないということにもなりかねません。
ですから偏差値30から逆転合格を狙う学生は1から順番に始めていきましょう。
もちろん、現在偏差値30でない方も自分の語彙にあったものを勉強しないと効果がでないことはいうまでもありません。
早慶レベルの語彙力を効率よく覚えたい学生はコチラの記事も参考にしてください。
【受験相談記事】あなたの英語の語彙力は早慶レベルに達していますか?
単語帳を選ぶ際には例文が含まれているのがベストです。
なぜなら単語についての使い方を具体的に想像できるから。
英単語は最初のうちは1単語につき1つの意味を覚えなければいけないのです。
ですが、最終的には単語が持っている複数の意味から自分で訳語を考えていかないといけないのです。
例えば、受験生が使いドコロに悩む単語No1に ”perspective”という単語があります。
この単語は受験単語帳だとperspective=遠近法てのが第一義に出てきます。
ですから、はじめのうちはperspective=遠近法でなんら問題ありません。
ですが・・・早慶の受験日にこの単語をそんな覚え方している学生は100%早慶に合格できません。
ではどうするのか?
perspective の例文を見てみてください。
The study of perspective was major concern of Renaissance artists.
【引用:単語王】
これは訳としては、「遠近法」という意味になります。
ですが、偏差値30から早慶レベルに圧勝する学生はこの例文に単語帳に載っているすべての訳を入れます。
「観点、展望、遠近法」
とすべての訳を入れてみて、遠近法という他の視点や展望というのと比べて異様な訳出がなぜでてくるのかを考えてみます。
そうすることで以下のようなperspective=遠近法の意味がりかいできるはずです。
よく受験生からくる質問でこの文書にはどの単語の訳をいれればいいですか?という質問がきます。
ですが、訳がかわっても単語自体は同じです。ネイティブは英単語を使用するときに同じものとして捉えています。
ですから、複数の単語の意味があっても困らないようにするためには例文を使って概念で単語を覚えてないといけないのです。
付属または別売りでCDがついているものを推奨しています。
CDを使うことで、移動中であっても単語をおぼえることができますし、また単語を音で覚えることでリスニング対策にもなります。
偏差値30から早慶レベルに合格するためには論理的に文章を読めなくてはいけません。
そのためには文章ごとの言い換えにきづくことが必要不可欠です。
文章毎のいいかえにきづくためには派生語(同意語、類義語)を覚えないとなかなか気づけません。
私の塾生で早慶に圧勝している学生はセンター試験の英語を50分で解き終わって、190点をとっています。
これは特に才能があるだとか帰国子女だとかでは一切ありません。
そうではなくて、単語レベルのいいかえに気づくことができるので文章の飛ばし読みができるのです。
偏差値30レベルの学生は中学レベルの単語に抜け漏れがあって高校レベルの一番簡単な英文法書、英語構文などを単語がわからなくて読み進めることができません。
わからない単語があるたびに調べていては非効率この上ありません。
英語が全くできないという学生はまずはこの単語帳をマスターしていきましょう。
このレベルではとにかく1つの意味に対して確実に単語の意味を取れるようにしてください。
[toc]おすすめ度★★★
高校入試に必要な英単語約1350語を収録。
中学1~3年、高校入試という4つのレベル順に単語を配列しているため、本当に英語を始めたばかりの学生にも配慮がされています。
1日16語、8週間という計画で覚えるように単語帳が設計されているので、独学には便利です。
おすすめ度 ★★
中学~高校基礎レベルの単語800語を収録しています。1週間100語×8週間で覚える構成です。
おすすめ度★★
大学受験で人気のターゲットの高校入試版です。
高校入試に頻出の単語を例文と音声に合わせて覚えることができます。
こちらから無料で音声が確認できますので、一度音声を聞いてみることをおすすめします。
コウペンちゃんシリーズの中学英単語版です。
コウペンちゃんシリーズは、英語に特化した参考書シリーズものではなく、内容としても中学単語!という感じなので決して高校入試向きであるとは言えません。
しかし、英語が嫌い、英語が苦手、中学単語も覚えられていない、癒しが欲しい…!という方には是非お勧めです。
内容は中学レベルですが、単語の内容がトピックごとにまとまり、色使いが見やすく、例文付きなので、構成としては非常に良いです。そしてなによりもコウペンちゃんが癒される!!
中学レベルの英単語は、英語を学ぶ上での基盤となります。
ここでつまずいている人は必ずおさえるべき単語が収録されているので、ここを完璧にすれば簡単な長文は余裕で読めるレベルに達するでしょう。
ちょっとした長文が読める自信が身につけば、英語を学んでいく意欲にも繋がります。例文と併せて覚えると、さらに理解が深まりより良いです。
高校入学レベルからセンター試験の単語でほとんどわからないものがない状態まで持っていくレベルです。
ある程度学校の授業にはついていけている学生、中学レベルの単語は大丈夫!という学生はこの中から一冊なんでも良いので選択して覚えてください。
MARCHや英語をセンターしか使わない学生はコチラの参考書だけで十分です。
おすすめ度★★★
受験生の定番の参考書ですね。高校で配られるケースもあるようです。
1900見出し語を100単語ごとに区切り、セクション単位でリズムよく学習できるようになっています。
CDは別売りとなっているためターゲットを使用している学生はゲットしましょう!
おすすめ度★★
センター試験レベルまでに身につけておくべき基本英単語約1500と熟語約300を収録。
全体が6段階のレベル別で構成されており、各レベル内でテーマ別に単語・熟語となっています。
各レベルの最後に200語程度の長文があるので、文法・構文をひと通り学習された人にとっては、熟語単語を効率よく覚えることができます。
おすすめ度★★
センター試験~中堅私大レベル受験のために厳選された、1120語が収録されています。
1日16語×10週で単語の覚え方が計算されているので無理なく単語を 覚えることができます。
おすすめ度★★★
「キムタツ式語彙学習法」でセンター受験に必須の1000語を覚えていきます。
毎日同じ100語を1週間違うアプローチで繰り返し出合うことで記憶の定着を図ります。
おすすめ度★
「形容詞+名詞」や「動詞+名詞」などの2つの単語で構成された連語を、全部で777個収録しています。
元祖シスタンと言える単語帳になっています。
付属のCDには英単語のみの収録となっているので収録されているすべてのフレーズの音声を使いたい方は別売りのCDを購入しましょう。
おすすめ度★★
最新の入試問題を分析し、入試の基本語1500語を収録されています。
またこの参考書の特徴として、「ミニマムフレーズ」という3~4語の単語を使って初学者にとっては使いやすい形で覚えていきます。
おすすめ度★★
百式英単語は、短時間で効率的に膨大な量の単語を暗記する、というコンセプトのもと、
1日20分25時間で2023個覚える!が売り文句になっています。
実際にこれだけの量を短時間で覚えることは可能なのでしょうか。結論からすると、25時間で2023個は厳しいものの、やり方としては非常に効率的であると言えます。
1分1秒が惜しい受験生にとって、百式英単語のやり方通りに暗記作業をこなせば、
周りに受験生よりもスムーズに英単語の暗記ができるのではないでしょうか。
この参考書のポイントは、声に出し、耳から暗記することです。
小学生の頃、九九を暗記しましたよね。あの時、どうやって覚えましたか。
「3(さぶ)×6(ろく)=18(じゅうはち)、3(さん)×7(しち)=21(にじゅういち)、3(さん)×8(ぱ)=24(にじゅうし)…」とひたすら声に出して暗記したと思います。 百式英単語は、まさにこの原理に基づいているんですね。
やり方はとてもシンプル。まず覚えたい100語を決めます。次にその100語を1日20分間音読します。それを1週間繰り返します。
以上です。
音読の仕方は、英単語→和訳、英単語→和訳、のように進めます。
九九のようにテンポ良く暗記するために、1単語1和訳という縛りがあるので、多義語は覚えられません。
初めはそれで良いと思いますが、必ずおさえるべき多義語がある英単語も存在するので、他の単語帳で補うか、長文ででた新たな意味をストックしていく必要があるでしょう。
また、百式を使用するなら、音声CDを用いることをお勧めします。
これは他の単語帳を用いる際にも共通して言えることですが、聴覚的に正しい発音を定着させることは音読をするにあたっても重要ですし、繰り返し流すことで頭に残ります。別売りになりますが参考にしてみてください。
センターから早慶レベルに合格するためには単語力という点では全く異なり、違ったアプローチをしていかないと入試問題を解いても、単語構文はわかるけど何をいってるかわからないという状態になってしまいます。
論理的に読めない=早慶への圧勝合格はムリなので、早慶に合格したい学生は単語帳を選ぶ際のポイント全てに合致したものを選ぶとよいでしょう。
おすすめ度 ★★★★
センターから早慶レベルの英語2201語についての派生語(同意、反意語)を身につけることができます。
中身を全て完璧に覚えるのは至難の業ですが、これを覚えた学生とそうでない学生では圧倒的な語彙力の差ができてしまいます。
文系で早慶(特に慶應)を目指す学生であればこの単語帳以外の選択肢はありません。
単語帳のシステムで同意反意語を覚える形になっているのは、他の単語帳のようにただ載せているだけなのとは一線を画しますね。
▶単語王のACADEMIAでの偏差値30からの使い方はこちらから
https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/eigo/tangooh/
おすすめ度 ★★
最新の入試問題の分析から、現代英語に欠かせない2021語を収録しています。
ミニマムフレーズという3~4語の短いフレーズを使って覚えることができます。
確かにこのミニマムフレーズは勉強の初期段階はかなり効力を発揮するのですが・・・
実際に長文を読む際にそのフレーズの印象が強すぎて、そのフレーズ以外の日本語の意味が出てこないということが多々あります。
使い方には注意してください。
▶システム英単語と単語王の使い方の違いはコチラにまとめているのでどうぞ
おすすめ度 ★★★
重要単語1600語と重要熟語1000語を重複なしで560本の英文に凝縮されています。
ただし、入試での重要単語ではないのであまり入試に関係のない単語も出てきます。
また文章形式で出てくるので、高校レベルの英文法、構文は最低限頭に入っていることが望まれます。
おすすめ度 ★★★★
東大生合格者を一番輩出していることで有名な鉄録会の単語帳です。
1つの単語に対して例文、コロケーションと情報量がかなり多く、ニュアンスの違いまで記入されているのは秀逸です。前置詞のイメージ図なども載っていてよいですね。
英語が元から好きな学生にはかなりおすすめです。
おすすめ度 ★★
〈2〉は国公立2次・難関私立大レベルの語彙力を養成。
〈3〉は東大・京大クラスのハイレベル単語800語を厳選。
1週間100語×8週間でマスターする構成。
おすすめ度 ★★
advancedは難関大学受験(MARCH・国立大学・早慶下位レベル)に必須の1120語を選定
superは超難関大学合格(早慶上位・東大京大)の自信につながる1120語を精選
単語を覚えながら長文も読んでいこう!との趣旨のもと勉強ができます。
ただ基本的には高校英文法、構文、熟語などをセンター試験レベルでは使いこなせないとほとんど中身が理解できません。
ですから、単語帳として使用するというよりは長文を手軽に読む、長文の背景知識をつけるということを目標に使いましょう。
おすすめ度 ★★★★
キクタンの同シリーズの長文がついたバージョンです。
キクタンの特徴である楽しい音楽を聞きながら、単語を覚えていくチャンクはこのシリーズでも健在です。
付属のCDには、見出し語、日本語定義、見出し語の順で収録してあり、その後に例文の音声が収録。
同シリーズの単語だけのものよりもやや遅いスピードになっています。
キクタンの単語だけの方の参考書を覚えた学生で文法もある程度できるようになった学生は取り組んでみましょう。
おすすめ度 ★★★★
単語と同時に長文の学習もできるため受験生に人気のこのシリーズです。
長文の解説は別冊で解説されているとはいえ、あらかじめある程度の語彙力があることが前提にされています。
速読英単語 中学版
高校入試突破に必須の約1,300語を収録。単語と合わせて、高校入試頻出の熟語・会話表現も収録。
速読英単語 入門編
大学・高校入試基礎単語約700語を収録
速読英単語 必修編
入試突破に必須の約1900語これらの派生語・関連語を含めて合計約3100語を掲載。
入試に出現する単語の94%強をもれなく覚えることができます。
速読英単語 上級編
早慶合格の分かれ目となる上級語約900語を収録。
おすすめ度 ★★★
速読英単語は完全に受験生向きの英単語帳のため、入試問題からの出題が多いため現実の使い方とちょっと離れてるかな?というものが多いです。
Time The economist BBCなどの高級な新聞、雑誌からの引用が多く、より実践的に英語を学んでいくことができます。
▶速読速聴・英単語Basic2400
中学校で学ぶ900語を掲載。ほとんどの教科書に登場する重要単語をすべてカバー。
英語力の屋台骨とも言える中学~高校初級程度の教科書レベルの単語・熟語・表現を総復習することができます。収録されているのはネイティブ・スピーカーが書き下ろしたオリジナル英文!
▶速読速聴・英単語Daily1500
扱っているテーマは「インターネット」「旅行」「生活・社会」「音楽・アート」「スポーツ」「人間関係」「ペット」「食事・料理」「健康・癒し」と日常生活に関するものを約145本バランスよく掲載しています。
英文はすべてネイティブ・スピーカーの書き下ろしです。
▶速読速聴・英単語Core1900
【対象読者】センター試験〜MARCH合格レベル
【類似参考書】速読英単語 必修編
雑誌やインターネットの英語、英語放送を読み聴くための1900語を収録。
単語力、熟語力、速読力、リスニング力、時事英語の背景知識がつく1石5鳥の単語帳です。
扱っているテーマは「環境」「教育」「社会」「政治」「経済」など、おもしろく、読みごたえのあるニュース英語に触れながら、重要語が学習できます。
▶速読速聴・英単語Opinion1400
【対象読者】早慶で自由英作文が出題される学生
【類似参考書】リンガメタリカ
扱っているテーマは「司法」「生命」「教育」「社会」「環境」など。
自由英作文で頻出の部分でもあるので、主要な論点を理解して自分で否定肯定の意見を作成してみると良いですよ。
▶速読速聴・英単語Business1200
【対象読者】英語が得意で商学部・経済学部の入学を考えている学生
【類似参考書】受験参考書にはないです。The economistやTimeからの引用もあるのでそうした雑誌を読んでみたいといった受験生の導入によいでしょう。
扱っているテーマは「経済全般」「経営戦略」「財務・金融」「マーケティング」「有名経営者」など、近年のニュースを賑わしているようなトピックもあるので読んでいて面白いですよ。
▶速読速聴・英単語Advanced1100
【対象読者】英語と現代文の偏差値70以上の受験生
【類似参考書】リンガメタリカ+速読英単語 上級編
上記のBusinessの文章をテーマに縛られず、網羅されています。
このレベルの参考書で付属のCDがついているのはなかなかないので、難度の高い大学のリスニングの対策にも使えます。
おすすめ度 ★★★
【対象学習者】英語・現代文の偏差値65~70以上の学生
難関大学御用達の背景知識を埋めるための参考書になっています。
はじめに背景知識があり、その後にそれに関連した文章がでてきます。
扱っているテーマは自由英作文にも頻出のものばかりなので、背景知識を読んだ後に自分ならどちらの意見かを考えてみるとよいでしょう。
テーマごとに載っている文書を何個か覚えて自由英作文にそのまま引用してみるのも良いですね。
グローバル化
経済
社会問題
環境問題
科学
医学・生命倫理(1)
医学・生命倫理(2)
言語論・心理学
インターネット
差別問題
テロ・死刑論・哲学
ただ医学生命倫理の部分は扱っている内容としてはやや古いため、英語力に自信があるがこの分野の文章を読んでいきたい学生は、
次に紹介するテーマ別英単語 Academicシリーズを読んでみるのが良いです。
おすすめ度 ★★★★
【対象学習者】英語・現代文の偏差値70以上の学生
リンガメタリカを社会学系と自然科学系に分けて、さらに内容を詳細にしたものです。
TOEFL用の参考書としても使用するので、リンガメタリカと比べるとより一層日本語のレベル、英文のレベルが高くなっているので知的好奇心のある学生は、読み進めるとよいでしょう。
私大だとICUの受験や慶應SFC、早稲田の国際教養学部を受験する学生は読み込んで、構文や単語などすべてわかった段階でシャドーウィングを始めて行くと良いです。
ただし、多くの受験生にとってやり過ぎ感は否めないので残り時間と他の科目と要相談です。
初級(社会系理系両方)
・平易な英語を使ったノーベル賞受賞者ユヌス氏の講演からスタート
・誰でも知りたいナポレオン・ヒルの成功法則も詳しく紹介
・キング牧師の演説が臨場感あふれる生音声で味わえる
・アインシュタインは原爆製造に加担したのか?
・今注目の「アスペルガー症候群」とは?
・マザーテレサは聖人?
中級(人文・社会科学)
・景気後退、陪審制、インターネット・メディア論など、現代の社会問題に即した話題が満載。
・プラトン、コロンブス、マルクスなど、歴史上の重要人物に関するトピックも。
・幅広いテーマから良質な英文を抽出。思わず好奇心を刺激される内容。
中級(自然科学)
・「大脳皮質」「免疫組織」「核エネルギー」など、今注目すべき最新の話題が満載。
・医療倫理・地球温暖化など、現実の社会問題に即したトピックも掲載。
上級(人文・社会科学)
トクヴィル、フーコー、トインビーなどの必出の古典なども満載。
・「100年に一度の金融危機」「アメリカの破綻」も詳しい解説で疑問氷解。
上級(自然科学)
・ダーウィン、ポッパー、レイチェル・カーソン、オリバー・サックスなどの
理系必出の話題を満載。
・「反証可能性」「iPS細胞」「ミラーニューロン」「科学的証拠に基づく医療」
オススメ度 ★★★★
【対象学習者】 英語・現代文の偏差値が70~75以上
東京大学の英語の授業で使用されている、または過去に使用されていた教材です。
大学に入学したら留学を考えている学生、大学で英語ってどんなことを学ぶの?と思っている学生、
大学入試とは別にもっと英語を読んでみたい学生など、英語が得意で受験とは別のベクトルで英語を勉強したい学生にオススメです。
もちろん、海外の一流の大学教授が執筆した論文も含まれているため大学入試レベルの遥か上です。
興味のある方はどうぞ!
東京大学教養英語読本Ⅰ
SESSION 1&2 How to Look at Everything (David Finn)
SESSION 3&4 How the Brain Creates Our Mental World (Chris Frith)
SESSION 5&6 A Super Tunnel (Massimo Piatelli-Palmarini)
SESSION 7&8 The Pendulum Clock of Christiaan Huygens (Lisa Jardine)
SESSION 9&10 The Secret Garden (John D. Barrow)
SESSION 11&12 Heroic Contrasts:The Extraordinary versus the Banal (Philip G. Zimbardo)
SESSION 13&14 Evolved for Cancer? (Carl Zimmer)
SESSION 15&16 Easeful Death (Mary Warnock and Elizabeth MacDonald)
SESSION 17&18 Great Inventions (John Brockman)
SESSION 19&20 Politics, Scandal and Propaganda of Ancient Olympic Games (Judith Swaddilng)
SESSION 21&22 Miss Pinkerton’s Apocalypse (Muriel Spark)
東京大学教養英語読本Ⅱ
Session 1 & 2 The Fires of Vesuvius: Pompeii Lost and Found ( Mary Beard)
Session 3 & 4 The Great Plains (Ian Frazier)
Session 5 & 6 Adam’s Navel (Stephen J. Gould)
Session 7 & 8 Turing Machine: Computing the Unthinkable (Nicholas Fearn)
Session 9 & 10 Doctor Dolittle’s Delusion: Animals and the Uniqueness of Human Language (Stephen R. Anderson)
Session 11 & 12 The Dynamics of Primate Societies (Nicholas Wade)
Session 13 & 14 The Naming of Names (Richard Fortey)
Session 15 & 16 A Musician’s Alphabet (Susan Tomes)
Session 17 & 18 Voice of the Century: Celebrating Marian Anderson (Alex Ross)
Session 19 & 20 From Foods to Nutrients (Michael Pollan)
Session 21 & 22 Indian Takeover (Melvyn Bragg)
おすすめ度 ★★★★
【対象読者】偏差値70以上で志望校に自由英作文がでる学生
知識と教養シリーズというダンディな名前のシリーズです笑
このシリーズは二人の人が1つのテーマに関して肯定と否定に分かれて話していきます。
自分だったらどちらの立場なのかを考えたり、結構カッコの良い表現が使われているので表現をスワイプするのに役立ちます。
通常の評論文ではなくて会話文形式です。
知識と教養の英会話
平和と運命の時計/カントが予言した未来/浮世絵と西洋絵画/後世に遺すもの/シェイクスピア/日本文学/相撲/歌舞伎/ギリシャ哲学/自我の意識/世界の主な宗教/聖書/日本人の宗教観/脳死/安楽死/がんの死亡率/CO2削減問題/石油に代わるエネルギー/ロボットの将来性/遺伝子とDNA/食料自給率/食の安全性/たばこ/多様化する家族/児童虐待/少子化の影響/男女同権/海外から見た自衛隊の存在意義/国際連合の活動/知的財産権/さまざまな政治体制/憲法改正/裁判員制度/死刑制度/少年法/会社はだれのものか/起業精神/日本の景気動向/経済再生/個人の資産
日本人のための教養ある英会話
テロをなくすには/祈りに力はあるのか/落語/ルネッサンス/将棋とチェスの比較/クール・ジャパン/ソシュールの言語認識論/時間の概念/ニーチェ/うつ病/アルツハイマー/ターミナルケア/スマートシティ構想(環境配慮型都市)/原子力と放射線/地震のメカニズム/世界の人口/クローンの是非/iPS細胞/スーパーコンピュータ/ノーベル賞/宇宙開発事業/地球外知的生命/TPPとFTA~農業の国境~/世界はなぜ、食糧難なのか?/税率と社会保障/タックス・フリーダム・デイ/動物の権利/晩婚化/自殺率/夫婦別姓/同性の結婚/早期英語教育/過保護と愛情の境界線/党議拘束/地方自治/民主化への動き/冤罪と刑事司法/司法福祉/経済成長率と豊かさの矛盾/円高の影響
大人のための知識と教養の英会話
Stockシリーズは、3000と4500に分かれていて、4500の方がより上級者向けとなっています。著者は「世界一わかりやすい」シリーズでおなじみの関正生先生です。
この本の特徴は主に3つ。
1つ目は、最新の入試データに基づいて精選されていること。これは、単に過去の出題頻度という視点のみならず、出題が予想されるテーマにまつわる単語や、英語圏メディアなどを研究した上で収録されています。したがって、4500は基礎が定着した上で、難関校に向けて単語を確実に固める人に向いているでしょう。
2つ目は、その単語がどのような場面で問われるのか?ということを意識した構成になっています。単語は、長文を読む上でもちろん必須ですが、文法問題で出やすい単語、アクセントで出やすい単語というのは比較的決まっています。該当の単語が、どんな場面で出るのかテーマごとに分かれているので、実際の問題を意識した暗記が見込めるでしょう
3つ目は、覚えやすい工夫がなされていることです。
単語の暗記と言ったら、見ているだけで頭に入らない、膨大な量な上に単調でつまらない…。と感じる人が多いのではないでしょうか。しかしこの単語帳は、なるべく1単語に1つの意味に絞られているので、確実に覚えるべき意味に焦点をあてて暗記することができます。もちろん、多義語を学べないという欠点はありますが、短時間で多くの単語に触れることができるのはこの本の強みになります。
また、一番興味深いのは、一つ一つの単語に「記憶ブースター」という著者のコメントが書かれていることです。
例えば、1番の「arise」の単語には、「riseは自動詞、raiseは他動詞。ariseは自動詞という知識まで入試に必要」という説明があります。このような説明によって、関連性を持って暗記できると同時に、入試に必要な知識を補うことができますし、単語の暗記が決して単調なものにはならないでしょう。
早慶などの難関大学の英文を読んでいる場合にどうしても単語がわからなくて気になるという学生はいかの単語帳をやってみるとよいですよ。
タイトルとは異なりますが、私は単語をここまで覚えることはあまりおすすめはしませんが笑
おすすめ度 ★★
【対象読者】英語で偏差値65以上で”単語王”になりたい学生
本気で英語を勉強をしている人ならば一度は使用したことのあるアルクの参考書。
そのアルク出版社がネイティブと対等に渡り合うために選定した単語を3000個ずつ1冊に分けて、12000語を載せています。
早慶を受けるのであれば、1~3までは覚えていたほうがいいかな?というレベルです。
4は英検一級を受験する際に確認する程度のものなので多くの受験生には必要ありません。
究極の英単語セレクションは語源で単語を紹介している部分もあるので、知識としては役に立ちますね。
この参考書にはCDが別売りなので気をつけてください〜
おすすめ度 ★★
【対象読者】英検も受験予定の学生
英検用の単語帳です。完全に場違いな気がしますが笑
意外なことに英検の単語帳を使っている学生を使っている人が多いのです。
確かに受験レベルのものとかぶっている部分はあるので、英検純一級はやっておいてもいいですが、やる必要性はないです。
この英検の単語帳を使うのであれば+αの部分から自分に適したものを一冊選んでやってみるといいですよ。
おすすめ度 ★★★★
→受験生は一冊持っていたほうが良いです。
【対象読者】単語がわからないのが心配で夜も眠れない学生、単語王になりたい学生
ひと通り単語帳を終えて早慶の過去問をやってみて
「単語がわからないから文章が読めません。何かいい単語帳はないですか?」という学生に対して私がご紹介する最強の単語帳です笑
収録語数23万語。
16万5、000の自然な例文。6万5、000以上のコロケーションを、パターン別に分けられ例文付きで項目ごとにまとめて掲載。
1万8、000以上のシソーラス(同意語・反意語・関連語)を、例文付きで項目ごとにまとめて掲載。
英語の文章を読んでいて、全くわからない単語がなくなる状態になるにはこれくらいは必要です笑
ですからある一定レベルの単語量に達したら、論理的に考える力をつけて類推していくことにしましょう。
英単語の語源図鑑はその名の通り、「語源」を理解し、単語を覚える単語帳です。単語を暗記するときは、羅列した英単語を何周もしてひたすら覚える!という方が多いと思います。もちろん間違ってはいません。しかし、ただ見ているだけになっていませんか。いくら時間をかけても、何周しても、1単語1単語を理解し、頭に入れなくては意味がありません。
そして、何千もの単語を毎度理解しながら暗記するのは難しいものです。
この英単語帳は、そういった問題を「語源と関連」「イラストで理解」という点から解決してくれます。なので、特に単純暗記が苦手な方にはもってこい、と言えるでしょう。
語源を理解する、というのは具体的に接頭語や接尾語といった観点から考えていくもので、例えばchapter1にでている「adventure」では、
ad(~の方へ)vent(行く)+ure(状態を表す名詞)→何かに向かって進んで行くこと→【冒険】
というふうに理解していきます。
加えて、「語源メモ」や「イラスト」が載っているため、付随知識とともに、視覚的にも対象の単語を捉えることができます。
似ている単語の違いを理解する、わからない単語を予測できるようになる、という点でも優れていると言えるでしょう。
ただ、単語数としては1000語程度と少なく、難易度も優しいものばかりなので、入試単語としてはこれだけでは不十分と言えます。
また、語源の本のため多くの語源が収録されていますが、正直覚えなくても良い、汎用性が無い、というものも中にはあります。ここで語源の意味や、イラストを見るのに気を取られて時間をかけてしまっては効率性が悪いです。この単語帳でざっくりと理解したあとは他の単語帳に切り替え、学んだことを踏まえながら、そちらで何周もして完璧に暗記するということをお勧めします。
ネイティブはこう使う!マンガでわかる〇〇シリーズは「動詞」「英会話フレーズ」「前置詞」など全6パターンあり、それぞれ分野別で分かれています。また、このシリーズの「前置詞」「動詞」「冠詞」「形容詞・副詞」4冊のエッセンスを、1冊にまとめた『ネイティブはこう使う! マンガ よく似た英単語 使い分け事典』もあり、総合して7種類のラインナップです。
その中でも、「英単語 使い分け辞典」は4冊の内容がほぼ同じ内容で1冊に収録されているため、お勧めです。
しかし、はじめに断っておくとこれは単語をたくさん覚える英単語帳というより、単語を基準にして文法事項を学ぶと言った構成になります。
最大の特徴としては、マンガ形式で内容を理解するというもの。
間違えやすい英語の表現や、ネイティブ目線で描かれた内容が、手軽に楽しく学べます。
もちろん、入試で使う文法事項は網羅されていませんが、大切な内容がサクッと頭に入るので、英語を苦手とする方や、学びの導入にはちょうど良いかもしれません。
前置詞をうまく使い分けられないので、「前置詞」版は利用する、
会話フレーズのスキルを上げたいので「英会話フレーズ」版は利用する、という風に用途ごとに好きな分野だけ読むのもアリだと思います。
読めば必ず参考になる知識が増えるでしょう。
英語を英語で理解する英英英単語は、上級編と超上級編があります。
上級編の難易度は英検準1級〜1級、超上級は英検1級〜とどちらもハイレベルになっています。
この英単語の最大の特徴は、対象の単語が英語で説明されているということです。
したがって、その単語の意味をニュアンスを変えずに理解することができますし、
類義語の使い分けなどを調べる際にわざわざ英英辞典をひかなくても良いというメリットがあります。
同じような日本語和訳でも、意味の違う英単語は数多いです。
英作文で単語を選択する際、どれがベストな単語なのか迷いますよね。そ
んな時も、この英単語なら細かいニュアンスの違いを理解しながら学ぶことができます。
説明の意味がわからなくても、横に日本語で少々説明が加えられているので安心です。
しかし、いくら難関校を狙っていても、入試向けというよりか、英検対策などに使用した方が良いかなという印象を受けます。
掲載されている単語数は、各STAGE100語の、全10STAGEなので、合計1000語しかありません。
それに英単語だけをサクッと覚えたい場合、どうしても時間がかかってしまいます。
パラフレーズの練習にもなるので、使用すれば力になること間違いなしですが、用途を考えながら選んだ方が良いですね。
早稲田商学部 <2019年3月12日更新> 今年,2019年の受験においての早稲田商学部の入試振り返りを行なっていきます。 悔しい思いをした学生も、 これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。 一般入試の倍率 2019年 定員455
<2019年3月12日更新>
今年,2019年の受験においての早稲田商学部の入試振り返りを行なっていきます。
悔しい思いをした学生も、
これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。
2019年 定員455名 志願者数13062人
2018年 定員455名 志願者数14114人 受験者数12955人 合格者数1028人
補欠合格207人 実質倍率12.6倍 得点調整後合格最低点130.55点
昨年より志願者が1000人程度減少してるので昨年と同程度の合格者数であれば、実質倍率は10倍前後になると思われる。
相変わらず標準的でオールラウンドな力を問われる問題構成である。他学部の問題に比べて取り組みやすいと感じる人は多いだろう。しかしそれは周りの受験生も同じであり、ケアレスミスや標準問題の取りこぼしが他学部以上に明暗を分けることになる。問題が解きやすいからといって楽な学部であると高を括ると足元をすくわれることになるだろう。
今年度は問題構成が大きく変化した。従来はスタンダードな現代文1題と古漢融合問題1題の2台構成であったが、ここにきて古文と漢文がそれぞれ独立し現代文1題・古文1題・漢文1題の3題構成となった。面食らって困惑した受験生が大多数であっただろう。結果的に古典が苦手な受験生には大打撃を受けるかたちになった。実力差がもろに出る試験となったが、学部の問題も併せて解き、古典も含めて十分に準備した受験生は周りに差をつけることができただろう。
全体としての構成、傾向、難易度はほぼ平年並み。難問はさほど多くなく基本から標準レベルの問題が多く並ぶ。論述問題は2015年度のものとほぼ同じものが出題されており、過去問をしっかりやった受験生にとっては楽勝だっただろう。逆にここを落としてしまうと差をつけられてしまい合格点確保は難しくなってくる。当たり前のことではあるが、過去問研究はしっかり行おう。
全体としての難易度は日本史と同様に標準的。難問はあまり無いのでしっかり得点してほしい。論述問題についても本年度は去年に比べるとかなり書きやすいテーマであった。商学部志望でプラザ合意の説明ができないなど論外なので確実に完答してほしい。この問題を解答できないようでは合格はほぼ不可能だろう。
時事問題を含め難問が散見される。論述問題はモラルハザードについての説明であるが、指定語句のおかげで書きやすくなっている。論述問題含め標準的な問題でしっかり点を稼いでおきたい。
昨年と同程度の難易度ではあるが、全体として方針を立てにくい問題が多い。
難しめの問題を解けるように、日頃から対策しておくことが必要である。他大学の過去問演習も効果的であろう。
早稲田文化構想学部 <2019年3月12日更新> 今年,2019年の受験においての早稲田大学文化構想学部の入試振り返りを行なっていきます。 悔しい思いをした学生も、 これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。 一般入試の倍率 201
<2019年3月12日更新>
今年,2019年の受験においての早稲田大学文化構想学部の入試振り返りを行なっていきます。
悔しい思いをした学生も、
これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。
2019年 募集定員430人 最終志願者数8499人 (2/5日時点)
2018年 募集定員430人 最終志願者数9488人 受験者数9129人
合格者数763人 補欠合格者370人 実質倍率12.0倍
依然として厳しい状況ではあるが、最終志願者数が去年よりも1000人程度少ないことを考えると今年度の実質倍率は多少減少するものと考えられる。おそらく11倍程度だろう。
2019年 募集定員70人 最終志願者数1476人 倍率約21.1倍(2/5日時点)
2018年 募集定員70人 最終志願者数1319人 受験者数1279人
合格者数239人 実質倍率5.4倍
最終合格者が昨年と同数程度だとすれば今年度の実質倍率はおおよそ6倍前後になると思われる。
全体的に昨年並といった感じだが、会話文問題は昨年に引き続き難化傾向にあるようだ。カジュアルな表現がかなり増えているので、普段生の英語に触れていない受験生は苦戦しただろう。
おそらく来年もこのような傾向は続くものと思われる。
対策としては自分の好きな漫画の英語版を読んだり、英語音声英語字幕で映画やドラマを視聴するのが遠回りなようでいてかなり効果的である。
例えば、
今回の問題で出題された”you bet” “You don’t say!” “beats me”などは作品問わず会話のシーンでしょっちゅう見かける表現である。
ただし、ただ見るだけではあまり意味が無いので、知らない表現が出たときには一時停止して必ず表現を拾っていくこと。
また有料ではあるが、Netflix,Hulu,Amazon Primeといったストリーミング映像を使うのも良いでしょう。
難易度はほぼ昨年並み。
漢文の返り点問題が記述になっているなど細かな変更点はあるが、着実に地力をつける勉強をしていた受験生ならば問題はなかっただろう。
大方の予想通り第一問で天皇に関する問題が出題された。やや難しい問題も含まれているがしっかり対策を練っていた受験生は周りに差をつけることができたであろう。
全体としての難易度はおおよそ平年並。
他学部の対策も含め丁寧な学習をしていた受験生であれば合格点をとるのはそれほど難しくない。
一部難易度の高い問題はあるものの全体としては基本的な問題が多かった。
テキストと用語集を中心に丹念な学習をしていれば問題なく合格点をもぎ取れるであろう。難問に関してもほとんど用語集を読んでいれば答えられる範囲である。
慶應総合政策学部 <2019年3月9日更新> 今年,2019年の受験においての慶應総合政策学部の入試振り返りを行なっていきます。 悔しい思いをした学生も、 これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。 一般入試の倍率 2019年 募集
<2019年3月9日更新>
今年,2019年の受験においての慶應総合政策学部の入試振り返りを行なっていきます。
悔しい思いをした学生も、
これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。
2019年 募集275人 最終志願者数3600
2018年 募集275人 最終志願者数3757 受験者数3423 合格者数351 補欠入学者0
実質倍率9.8倍
2015年くらいまでは倍率が6倍前後であったが、2016年に7倍なり、2017年には9倍を突破、昨年は10倍近くまで倍率が伸びている。志願者数の増加に反比例して大学側が合格者を絞っていることが原因だろう。2015年と昨年の受験者数はほとんど同じだが倍率が6.3倍から9.8倍に増えた。2015年時には89人居た補欠合格者も2016年以降0人となっている。最終合格者数も2015年時の536人から年々減少が続き、昨年は351人であった。私大定員厳格化の影響をもろに受けている学部の一つであると言えるだろう。志願者数自体は多少減少したものの、相変わらず厳しい入試になることは間違いないだろう。来年度の受験生は覚悟して勉強に臨んでほしい。
英文のテーマはインテリ層が好む雑誌によく出てくるような内容のものが多い。
日頃から本や新聞を読んで教養を身につけておく必要があるだろう。英語の問題ではあるが、一定程度の教養がないと必要以上に苦戦を強いられることになる。
今回のテーマはいずれも欧米の各メディアでよく見かけるものばかりであった。特に大問2の貧困の定義などは近年定期的に話題に上がるテーマなので、しっかり準備してきた者とそうでない者とで差が生まれる部分であったかもしれない。
なお大問3のような脳関連の話題はそもそも大学入試で頻出のテーマの一つである。
科目が絞られているだけに全体の難易度は高いので、背景知識があることに越したことはない。
ネイティブ向けのメディアは難しいものが多いが、VOA Learning Englishなどの英語学習者向けのメディアもある。そういったものを上手く活用して出来る限り様々な英文に触れていってほしい。
前年と同程度の分量で、学部によってはやや難化した。他大学・他学部とは明確に異なった出題形式であることが特徴である。特に総合政策学部・環境情報学部では、現実にあり得る事象や数学的パズルに基づいた設定の問題の出題が多い。
しかし、日頃の問題演習で基礎を確立して、過去問演習を積むことが対策として有効なことに変わりない。また、過去問演習では、自分が受験しない他のSFC学部の問題に取り組むことも有効であろう。
編集中
慶應環境情報学部 <2019年3月9日更新> 今年,2019年の受験においての慶應大学環境情報学部の入試振り返りを行なっていきます。 悔しい思いをした学生も、 これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。 一般入試の倍率 2019年
<2019年3月9日更新>
今年,2019年の受験においての慶應大学環境情報学部の入試振り返りを行なっていきます。
悔しい思いをした学生も、
これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。
2019年 募集275人 最終志願者数3326
2018年 募集275人 最終志願者数3123 受験者数2866 合格者数333 補欠入学者0
実質倍率8.6倍
2015年くらいまでは倍率が6倍に満たなかったが、2016年に6.5倍なり、2017年には8.4倍、昨年は8.6倍であった。総合政策学部と同様、本学部も合格者は年々減少している。志願者数自体には近年大きな変化は見られない。
補欠入学に関しては2016年から3年連続で0人である。
やはり総合政策学部と同様私大定員厳格化の影響を大きく受けている。今年度は志願者数が多少増加していることもあり昨年よりも厳しい入試になったと思われる。おそらく来年度も厳しい試験になるだろう。
来年度の受験生はすぐに準備を始めてほしい。試験自体が難しいので多少得意なくらいでは歯が立たないし、周りのレベルも高いので相当念入りな準備が必要となる。
基本的には総合政策学部とほとんど変わりはない。近年の欧米メディアが出典であり、やはりある程度の背景知識は備えておいてほしいところ。
VOA Learning Englishあたりから始めて徐々に英文記事に慣れていくといいだろう。
英検準1級くらいまでの単語を覚えたらThe New York TimesやBBC Newsなどにも挑戦してほしい。
そのあたりまでいけば馴染みのある分野なら大体読めるくらいになってるはずだ。もちろん一番の対策は過去問演習であることには間違いないのだが、それと並行して上記のような多読を行うと盤石な実力がつく。
ぜひ時間のあるうちに始めて見てほしい。
前年と同程度の分量で、学部によってはやや難化した。他大学・他学部とは明確に異なった出題形式であることが特徴である。特に総合政策学部・環境情報学部では、現実にあり得る事象や数学的パズルに基づいた設定の問題の出題が多い。
しかし、日頃の問題演習で基礎を確立して、過去問演習を積むことが対策として有効なことに変わりない。また、過去問演習では、自分が受験しない他のSFC学部の問題に取り組むことも有効であろう。
早稲田社会科学部 <2019年3月9日更新> 今年,2019年の受験においての早稲田大学社会科学部の入試振り返りを行なっていきます。 悔しい思いをした学生も、 これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。 一般入試の倍率 2019年
<2019年3月9日更新>
今年,2019年の受験においての早稲田大学社会科学部の入試振り返りを行なっていきます。
悔しい思いをした学生も、
これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。
2019年 募集定員450人 最終志願者数10862人 (2/5日時点)
2018年 募集定員450人 最終志願者数12986人 受験者数11605人
合格者数802人 補欠合格者102人 実質倍率14.5倍
昨年度より志願者が2000人以上減少した。去年と同等の合格者数であれば今年度の実質倍率は10~11倍程度になるだろう。とはいえ依然として高い倍率であることは変わりなく、実質的には記念受験組が撤退しただけであるので決して楽になるわけではない。本学部は特に選択科目の難易度が高めなので、合格したいのであればどの科目を選ぶにしろ早いうちからの準備が必要である。
形式も難易度も例年並み。誤文指摘は素直なものが多かった。英文の出典も全て有名どころの新聞や雑誌からである。特別に難しい問題があるわけではないが、決して簡単というわけではない。
特に語彙に関しては毎年大学受験レベルを超えるもの(英検1級レベルのものも含む)が文中に注無しで平気で出てくる。
文脈がわかっていれば類推可能なものが多いが、未知語が増えれば文意を掴む妨げになるのである程度対策はしておくべき。具体的にいえば速読英単語の上級編レベルの単語まではおさえておきたい。できれば英検準1級レベルの単語までおさえておくとなお良い。文学部や文化構想学部と併願する場合はなおさら一石二鳥であろう。外部試験の中では英検が一番対策しやすく語彙偏重の構成なのでボギャビルにちょうど良い。また可能であれば出典元の記事を毎日1つで良いので読むことを続けてみてほしい。背景知識やよく英文記事に使われる語彙が自然に身に付き、過去問等の文章がかなり読みやすくなるだろう。その際辞書等は使用して構わないのでとにかく本番レベルの英文に親しんでほしい。
英検対策含めこうしたことは直前期にはなかなかできないのでできる限り早めに対策をはじめてほしい。
大問1がやや難しめであるが、大問2で平易な問題が多かったため全体として見れば例年並みかやや易化くらいであろう。国語で少し稼ぎたい人は大問2はノーミスを目指したい。他科目に比べれば難易度は低いのでどれだけ失点を抑えるかが勝負の鍵となる。くれぐれもケアレスミス等しないように気をつけてほしい。
難問もちらほらあるが全体としての難易度は去年よりやさしくなっているように感じる。形式は引き続き大問4題形式となった。ただ昨年よりはやさしいとはいえ、早稲田全体で見ても難易度の高い問題であり、決して簡単なわけではない。正誤問題がほとんどを占めている以上生半可な知識では太刀打ちできない。用語集や資料集を都度参照しながら丁寧な学習を行ってほしい。
細かい知識を問われる問題も多いが概ね例年並み。同じ難問でもタチの悪い問題は減り、用語集を読んでおけば答えられるものが増えてきている印象を受ける。
しかしいずれにせよ丹念な学習が求められることに変わりはない。基本事項等を覚えることは大前提であり、都度用語集や資料集を参照して抜けをなるべく少なくしていこう。細かい用語等はメジャーな用語の説明内に出てくるものがほとんどである。正誤の判断を正確にするために、基本事項は論述問題が出ても余裕で書けるくらいに仕上げておきたい。
やや難しい問題も一部含まれるものの、全体としてみれば昨年並みか少しやさしいくらいであろう。基本的な内容がほとんどであるが、思考力を問う問題もあるので過去問研究はしっかり行うこと。
例年通りの難易度である。大問が3題で試験時間が60分である。今年は方針の立てにくい問題、計算力を要する問題、正確な場合分けが要求される問題があり、一筋縄では解けないことが多かった。
典型問題は解けるようにしつつ、難しめの問題や、計算力を要する問題にも対応できるような対策が求められる。また、全問記述式なので、論述も確実にできるようにしておきたい。
早稲田政治経済学部 <2019年3月9日更新> 今年,2019年の受験においての早稲田大学政治経済学部の入試振り返りを行なっていきます。 悔しい思いをした学生も、 これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。 一般入試の倍率 政治学科
<2019年3月9日更新>
今年,2019年の受験においての早稲田大学政治経済学部の入試振り返りを行なっていきます。
悔しい思いをした学生も、
これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。
政治学科 2019年 定員150人 最終志願者数1762人(2/5時点)
2018年 定員150人 最終志願者数1898人 受験者数1674人 実質倍率6.8倍
合格者数247人
経済学科 2019年 定員200人 最終志願者数3148人(2/5時点)
2018年 定員200人 最終志願者数3057人 受験者数2599人 実質倍率7.3倍
合格者数357人
国際政治学科 2019年 定員100人 最終志願者数962人(2/5時点)
2018年 定員100人 最終志願者数1297人 受験者数1114人 実質倍率9.4倍
合格者119人
本学部全体の一般入試志願者数は去年に比べて400人程度減少している。特に国際政治学科の志願者は300人以上減り、最終志願者数は3桁台となった。ただし国際政治学科は受験者人数こそ他の学科より少ないものの、定員に対して合格者がほとんど増えないので厳しい戦いには変わりない。
概ね例年通りといったところだろうか。基本的にはそれほど難しくはないがかなりの量の処理を求められるので、総合的に高い英語力が要求される。
特にエッセーを15分で書く(しかも手書き)というのは普段から訓練していないとかなり厳しい。
過去問に限らず様々な現代的テーマについて毎日英文を書いてみよう。
英検1級の英作文やスピーキングの題材などもおすすめ。
語数を実際の入試に合わせればいい練習になる。
本番で悩める時間はあまり無いので、エッセー用のテンプレート等はあらかじめ作成して頭に入れておいてもいいだろう。
内容はともかく英文の構成で悩んでいては時間内に終わらせることは難しい。
英語を一朝一夕で伸ばすのは無理なので、来年度受験生はなるべく早い段階から対策を始めて欲しい。
学年が変わってから受験勉強を開始しようとなど考えてはいけない。
そういう考えでは東大受験生も相当数受けるこの試験を乗り切ることなどできはしない。
全体的にやや難しい程度の難易度で概ね平年並み。現代文で一部明治文語文を含む部分もあったが設問自体は素直で解きやすいものだった。他学部の問題も含めしっかりと演習を重ね、どんな問題が来ても対応できるようにしておきたい。
例年通り難問の比率は少なく標準的なレベルの問題が多く並ぶ。また文化構想学部と同様、生前譲位がテーマの問題が出題されたが、こうした出るであろうことが容易に予想できる問題の準備は絶対に怠ってはならない。しっかり準備していた受験生はここで上手く得点を稼げただろう。論述に関しても、ポイントになる部分は基本事項がほとんどであるので書けないということがないようにしたい。
初っ端から細かい問題が出て出鼻をくじかれた受験生も多いであろうが、論述問題含め基本的な問題で取りこぼさなければ合格点はしっかり取れるであろう。
例年と同程度の難易度である。各小問の難易度はさほど高くないが、試験時間の60分で全て解き終わるのは難しい。数学ⅠA・ⅡBの典型問題が多いので、手際よく処理したい。
証明問題は例年出題されていないので、計算力を重視した対策が必要である。
早稲田理工学部 <2019年3月9日更新> 今年,2019年の受験においての早稲田大学理工学部の入試振り返りを行なっていきます。 悔しい思いをした学生も、 これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。 一般入試の倍率 基幹理工学部では
<2019年3月9日更新>
今年,2019年の受験においての早稲田大学理工学部の入試振り返りを行なっていきます。
悔しい思いをした学生も、
これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。
基幹理工学部では学系別、創造・先進理工学部では学科別に募集を行っている。倍率(志願者数÷募集人員)を比較すると、基幹理工・先進理工学部の各学系・学科では、ともに前年より±1.5ポイントの増減にとどまり、大きな変化は見られなかった。一方創造理工学部については、経営システム工学科(募集人員70人)の志願者数が前年に比べ224人減少したことにより、倍率が3.16倍減少した。一方で環境資源工学科(募集人員35人)では、志願者数が前年に比べ141人増加したことにより、倍率が4.0倍増加した。
全体として難易度に変化はないが、第5問で例年出題されていた会話文の空所補充問題が今年は出題されなかった。長文読解から文法、語彙、論理的思考力までを幅広く問うのが特徴である。全体を通して、素早く要旨を把握することが重要である。また、第5問で出題される単語は難しいものではないが、日頃から単語の意味を英語でも捉えておくと解きやすい。
一昨年に比べ昨年は易化したが、今年はさらに易化した。全体を通して、方針を立てやすい問題が多く取り組みやすい。ただし、論証から計算の問題まで幅広く出題される傾向があるので、特定の分野に偏ることなく学習することが求められる。また、微分積分は頻出である。よく学習されたい。
今年も例年通りの分量・難易度だった。極端に難しい問題が出題されない代わりに、各大問の問題量が多く60分で解き終わることが難しいことが特徴である。速く正確な計算力が要求される。また、学部1年でほとんどの学生が力学と電磁気学を必修科目の中で学ぶこともあり、力学・電磁気学は毎年出ると言っても過言ではない。したがって、力学と電磁気学に重きを置いて学習されたい。
全体の分量は減少し易化したものの、計算量が多い。また、教科書に載っている基本的な知識を問う問題と計算を要する問題が幅広く出題されている。
理論・無機・有機を満遍なく学習し、過去問を解いてできなかった問題は特にできるようにしておこう。
早稲田法学部 <2019年3月9日更新> 今年,2019年の受験においての早稲田大学法学部の入試振り返りを行なっていきます。 悔しい思いをした学生も、 これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。 一般入試の倍率 2019年 募集定員
<2019年3月9日更新>
今年,2019年の受験においての早稲田大学法学部の入試振り返りを行なっていきます。
悔しい思いをした学生も、
これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。
2019年 募集定員350人 最終志願者数5288人 (2/5日時点)
2018年 募集定員350人 最終志願者数5190人 受験者数4625人
合格者数692人 補欠合格者63人 実質倍率6.1倍
志願者は去年より100人程度増加しているが、最終的な倍率は去年とほとんど変わらないだろう。
全体の難易度は昨年とほぼ変わらず。一時的に姿を消していた文法正誤問題が復活した。限られた時間で相当量の英語を読まなければいけないのは相変わらずであり、自由英作文を含め総合的な英語力を試されている。高得点を取るためには、過去問等を中心に日頃から丁寧な学習をすることが必要不可欠であり、付け焼き刃の対策でどうこうするのは難しい。本学部を志望する生徒はなるべく早いうちに問題を確認し、計画的な学習を開始してほしい。
全体的にやや難化。特に古文の問題の傾向が変わり、文章自体も難しくここでの出来が合否を分けるかもしれない。大問2・3は例年並み。大問4の記述問題は相変わらず京大の記述問題並みの字数である。ここでしっかり得点するためには並みの国公立以上に記述の練習をしなければならず、当然だが直前に付け焼き刃の対策をしたところでどうにもならない。本学部を受験するならとにかく早めに対策を始めてほしい。センター終わってから対策を始めるのではまず間に合わない。
全体としては概ね標準的な難易度。基本的な問題が多いものの、用語を漢字で書かせる問題が多いので漢字が書けないということが無いようにしっかりと練習しておこう。また過去問等で訓練して資料問題には慣れておいてほしい。
難問も含まれるが用語集を中心にしっかり学習していれば合格点を割るようなことはないはず。
論述問題は難関国立並みの語数であるが、比較的書きやすいテーマからの出題が多い。今年度の叙任権闘争の問題も標準問題である。
編集中