[speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom3.gif" name="小山くん"]名詞っていろいろ種類があってわからなくない?[/speech_bubble]
[speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="seitow4.gif" name="山田さん"]あーそうそう!どれが数えるとか数えないとか・・・よくわからない。[/speech_bubble]
[speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom3.gif" name="小山くん"]数えるとか数えないとか言われても正直良くわかんないんだよね・・どれも頑張れば数えられるよね[/speech_bubble]
[speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="seitow4.gif" name="山田さん"]そう!数えられる。これって暗記するしかないのかな?[/speech_bubble]
[speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom3.gif" name="小山くん"]わからないけど、、僕はとりあえず覚えている。山田さんは?[/speech_bubble]
[speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="seitow4.gif" name="山田さん"]私も頑張って覚えている笑[/speech_bubble]
[speech_bubble type="think" subtype="L1" icon="seitom3.gif" name="小山くん"]そうなんだ! 優等生の山田さんも覚えているのであれば、他に方法はないんだろうな・・[/speech_bubble]
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名詞はとにかく覚える。
数える名詞(可算名詞)、数えられない名詞(不可算名詞)があってもとにかく覚える。。
こんな理解をしていないでしょうか?
もちろん最終的には覚える必要があるのですが、、
覚える際に単純に暗記しているだけでは英語は使える様はなりません。
そこで今回は名詞をどのようにして数えるのか、数えられないのか?を理解していただきます。
まずは、数えられる名詞にはどういうものがあるでしょうか?
一覧にしてみてみましょう。
可算名詞一覧
apple(りんご)
ball(ボール)
table(テーブル)
box(箱)
tooth(歯)
child(子供)…
が可算名詞の例です。このように、「ひとつ、ふたつと数えて認識できるもの」が可算名詞です。そもそも「可算」とは「数えることができる」という意味ですよね!
可算名詞を見分ける大きな特徴の1つは、
そのモノひとつを絵にして描きやすいことです。
もう少し詳しく言ってみると誰が描いても同じような絵になるモノです。
反対に何人かが絵を描いたらいろんな絵が仕上がるものが不可算名詞です
「りんごを描いて〜」って言われたら誰でも丸を描き上にぴょんと茎を出して大抵は赤色に塗るでしょう。
(ここで青りんごで黄緑に塗る人がいるかもよ〜などと揚げ足をとらないこと!!)
と言われてもピンと来ないかもしれませんね。
ではここで不可算名詞の例を見て比べてみましょう。
不可算名詞一覧
coffee(コーヒー)
rain(雨)
air(空気)
wood(木)
cheese(チーズ)
food(食べ物)
baseball(野球)…
先ほどの可算名詞とは反対に、不可算名詞の特徴はそのモノひとつを絵に描きにくかったりいろんな絵ができあがってしまうことです。
不可算名詞としてまずあげられるのは、「液体・気体」です。
コーヒーなどといった液体はどこを区切りにして「ひとつ、ふたつ」と数えることが出来るかわかりませんね。例えば、ある人はコーヒー1滴をひとつとするかもしれないし、ある人はコップ一杯をひとつとするかもしれません。コップ一杯と言っても大きさはまちまちでコップにどのくらいよそうかもバラバラです。
よって、液体気体といった類のものは不可算名詞、数えられない名詞となります。
カタマリの場合を考えてみよう
次にwood(木)やcheese(チーズ)といった「切って小さくしても元と同じ性質のもの」が挙げられます。
チーズの大きな塊があったとして、それをいくつかに切り分けてもその一つ一つは元と同じくおいしいチーズですよね。そういうことです。
ところで「木って一本、二本って数えられるんじゃないの!?」と思ったあなた。それは違います!一本、二本と数えられる木の英単語はtreeです。
a tree, two trees, three trees,… こちらは数えられますね。
woodの方の木は木材としての意味の木です。
「木材を描いて〜」と言われたら、10メートルくらいの大きな丸太を描く人もいれば10センチ角の小さな木片を描く人もいるでしょう。
数えられない名詞の特徴によく当てはまります。
また、野球やサッカーといったスポーツも不可算となります。
1つの野球、2つの野球、いくつかの野球…気持ち悪いですね。
おっちゃんの草野球でもメジャーリーグでもなんでも同じ野球です。数える必要などないのです。
可算名詞、不可算名詞のイメージが少しずつ付いてきたでしょうか?
しかし我々日本人にとっては数えられそうなものでも、English userには数えられない名詞がこの世にはあるのです!
厄介なことですが何があるか見てみましょう。
日本人が数えてしまいそうな不可算名詞一覧
clothing(衣服)
baggage/luggage(荷物)
homework(宿題)
advice(アドバイス、助言)
news(ニュース、知らせ)…
clothing(衣服)などは一枚二枚と数えたくなってしまいます。
しかし「お洋服を描いて〜」と言われたら半袖長袖、スカート・ズボン、いろいろな形のものを描く人が現れそうですね。
不可算名詞なのも納得です。
宿題、アドバイス、ニュースなどは覚えてしまいましょう。
最初に可算不可算をひたすら覚える必要はないんだよ!といいましたが、みなさんはもう仕組みを理解しました。
世の中厳密にルールを考えるよりも覚えたほうが早いこともあるのです。homeworkもadviceもnewsも数えられない名詞です。
これらは主な間違いやすい不可算名詞でしたが、これ以外にももちろんあります。出てきたらその都度、ああこれは数えられないのかーと少しずつ覚えていきましょう。
不可算名詞を数えるようにするための方法
さて、不可算名詞の一例としてcoffeeが出てきましたが、あれ、コーヒー1杯って数えたいときも絶対あるよなあ、、と思った人もいるのではないでしょうか。
そうです。不可算名詞でも数えることができるようにすることもできるのです。
例えばコーヒー1杯であれば、
a cup of coffee という風に書けます。
coffeeは数えられないのでaやanはつけることができませんが「1杯の」という意味のa cup ofはつけることができるんですね!
このa cup ofを基準にして他の数え方もしてみましょう。
2杯のコーヒーであればa→twoとして two cups of coffeeです。このときcupに複数形のsがつくことに注意しましょう。
コップ1杯ではなくて、ボトルに1杯であるならば
a bottle of coffee のようにcup→bottleと変えればOKです。
最後によく使われる表現を並べておくので使えるようにしておきましょう。
a piece of cake(一切れのケーキ)
a loaf of bread(一斤のパン)
a sheet of paper(一枚の紙)
200 grams of sugar(200グラムの砂糖)