副詞ってよく聞くけど、いったい何のこと?
と疑問に思っている方はたくさんいます。
英語学習していると副詞と言う言葉はよく聞きますよね。
でも副詞っていったい何のことなのでしょうか?
今回は誰でも分かるように副詞について解説していきます。
副詞ってなに?
副詞のことは分からなくても形容詞のことは分かる人は多いのでしょうか?
cute dogのように形容詞は名詞を修飾しますよね。
副詞も同じです。
違うのは修飾する対象だけ。
副詞を理解するうえで大切なことは、
副詞はスーパーヒーローということです。
副詞は形容詞も動詞も、時には副詞も助ける(=修飾)ます。
しかし名詞とは犬猿の仲の副詞は、名詞だけは助けようとしません。
She drives carefully.
彼女は注意深く運転した。
この例文で副詞はcarefullyです。
carefullyが修飾しているのは動詞のdriveです。
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副詞の形
副詞と形容詞は親戚みたいなものです。
副詞の形は基本的に
形容詞+lyです。
例えば形容詞carefulにlyをつけたら副詞carefullyとなります。
代表的な副詞を見ていきましょう。
nice + ly = nicely うまく
dangerous + ly = dangerously 危険に
easy + ly = easily 簡単に
horrible + ly = horribly 恐ろしく
どれも形容詞+lyの形になっていますよね。
しかし例外もあります。
もし形容詞がyで終わったら、yをiに変えた後にlyを付け加えます。
happy→happily 幸せに
しかし
shy→shyly おどおどと
のような例外もあります。
さらにlyで終わる形容詞もあります。
例えば
friendly フレンドリーな
silly ばかな
ugly 醜い
等は形容詞です。
lyで終わる動詞、名詞もあります。
最後にイレギュラーな形の副詞を紹介します。
well 上手な
fast 早く
hard 一生懸命
fastとhardは形容詞でも副詞でもこの形です。
他にもイレギュラーな副詞はたくさんあります。
副詞の基本の形を理解したら、あとは基本の形から外れたものだけを覚えていくだけです。
暗記には近道はないので地道に頑張っていきましょう。
副詞の使い方
前述したようにスーパーマンの副詞は名詞以外何でも修飾します。
ここからは例文を見ながら理解を深めていきましょう。
You did it well. 君は上手にそれをやったよ
副詞はwellですね。
wellが修飾しているのは動詞のdidです。
He is pretty smart.
彼はとても頭が良い
この例文で副詞はどれかわかりますか?
副詞はprettyです。
「可愛い」という形容詞の意味が有名なprettyですが、副詞の「かなり」という意味でもよく使われます。
絶対に覚えておきましょう。
この副詞prettyが修飾しているのは形容詞smartですね。
「かなり頭がいい」と形容詞を強調する働きをしています。
The baseball team played pretty well.
野球チームはとても上手にプレーをした。
この文で副詞が2つあることに気づきましたか?
副詞はprettyとwellです。
wellが修飾しているのは動詞のplayed。
そしてprettyが修飾しているのは副詞のwellです。
副詞は副詞も修飾できるのですね。
There are quite a lot of animals in the zoo.
動物園には本当にたくさんの動物がいる
この文章での副詞はquite。
quiteが修飾しているのはa lot of、つまり数・量を修飾しています。
副詞は名詞以外何でも修飾することが理解できたのではないでしょうか。
そんな副詞ですが、実は文章に必須ではないことはお気づきですか?
今までの例文を見てみてください。
副詞がなくても意味は通じますよね?
副詞は必ず必要と言うわけではありません。
形容詞と副詞どっち使えばいいの?
形容詞と副詞のどっちを使えばいいのかわからない
という声をよく聞きます。
覚えておくべきことは
形容詞は人やモノ等の状態を表す。
副詞は人やモノ等の動作の状態を表すということです。
I’m careful driver.
私は注意深いドライバーだ
carefulは「私」の状態を表しているから形容詞ですね。
I drive carefully.
私は慎重に運転する。
carefullyは「私」の動作の状態を表しているから副詞です。
副詞と形容詞の使い分けの結論としては
人・モノ自体のことを言うときには形容詞。
人・モノの動作のことを言うときには副詞。
副詞を使えるようになるととても便利です。
文法問題にも必ず出ますし、英作文でも大活躍します。
今回学んだことはマスターするまで復習を繰り返してください。
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