▶対象者
一冊基本的な長文問題の参考書を終えた上で早慶レベルの読解力をつけたい人
本書は旺文社の誇る超ロングセラーの長文問題参考書です。1990年の初版発行から幅広い支持を受け、数々の受験生たちを難関大学へと導いてきた実績をもつ名著だといえます。本書の特徴としては、まず掲載されている長文の量が全部で60題あり、内容も論文から小説にまで非常に豊富です。またそれぞれ実際に入試問題として出題されたものから抜粋しているので信頼が置けます。ただ全体的にレベルが高いです。
「偏差値65前後の標準的なレベルの参考書を終えた上で、さらに実践的な力をつけたい!」という受験生に向いていると思います。
最初こそはやや難解な文章と単語に苦戦すると思いますが、本書をやり終える頃には早慶レベルの長文にも対応可能な読解力を養えると思います。
使い方
▶おすすめ使用期間
3か月程度
上記の通り本書は比較的レベルの高い参考書です。おそらく本書を使う方の多くは、標準レベルの参考書では物足りなさを感じている方々でしょう。ですが、それでも最初のうちは長文のレベルの高さや設問の難解さから思うように正解できないことが多いかと思います。
本書の取り組み方の推奨としては、まず一通り設問を解いて採点をした後に、もう一度長文を最初から読み直し、わからない文章などがある場合は文法の参考書などを引いて調べたり、或いは次のページに難解な単語の意味や前文和訳が載っているのでそれを参考にしたりして、なるべく正確な読解ができるようにすると良いです。
こういうと皆さんの中には「それでは問題集として本書を使う意味があるのか。」という疑問を持たれる方もいるでしょう。ですが、難しい参考書を使いこなすには、これまでの自身の知識と関係をもたせることが必要になります。自身のこれまでの知識を比べて、何が難しいのか?というのを具体的に表せるようにしていきましょう。
本書に掲載されている設問は昔からある参考書の宿命ですが、現在の入試で出題される問題傾向と比べるとやや古めかしい印象が否めません。なので他の参考書を使用した後に本書を解いてみると微妙に違和感を感じでしょう。
もちろん設問にしっかりと正解できるようになることは非常に重要なことですが、最初は「長文読解の力をつけるためのトレーニングをしている」と割り切ってじっくりと時間をかけてひとつひとつ訳していくという使い方が良いです。
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勉強時間、スケジュール、参考書、勉強法の紹介
1ランク成績を上げるための使い方
本書のもつ特徴として最大のものは他の参考書では扱っていないような単語や構文などがしばしば登場してくるところです。本書に慣れてきたら、こうした単語や構文も「どうせ出題されないだろう」と捨ててしまうのではなく、しっかりと暗記し自分の力にしましょう。というのも早慶などの難関校ではこのような単語や構文が問題の中で頻出となっているからです。
なので、しっかりと解説などを読み込み、一つ一つ血肉化していくことで初めて難関校の問題に対応できる力を養成できるようになります。
この参考書によくある質問集
ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
解答はプラトン先生にお答えいただきます。
質問1
英語長文問題精講はどのくらいのレベルになったら使うべきですか。
質問2
早慶を目指していて現在使用していますが難しくてなかなか解けません。どうしたらいいですか。
英語で成績が出なくてお悩みのそこのあなた!
当塾では偏差値30からの早慶専門塾として、勉強してどうして成績が出ないのか?を完全に理解しています。英語には勉強のコツがあります。どのようにして英語の成果を上げるのか?の対策の一部をこちらのページでご紹介しています。まずはこちらをご覧になってください。
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