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【英語】前置詞付き関係代名詞。分からなくなる理由から仕組みまで徹底解説!

2017.01.14

普通の関係代名詞は何とか理解できるけど、前置詞がついたら全く分からない! という方も多いのではないでしょうか? 前置詞がついた関係代名詞はとても複雑で難しいです。 しかしちょっと見方を変えるだけで、なんてことのない普通の文章であることも事実。 今回は前置詞がついた関係代名詞を徹底解説します。 前置詞

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  • 普通の関係代名詞は何とか理解できるけど、前置詞がついたら全く分からない!

    という方も多いのではないでしょうか?

    前置詞がついた関係代名詞はとても複雑で難しいです。

    しかしちょっと見方を変えるだけで、なんてことのない普通の文章であることも事実。

    今回は前置詞がついた関係代名詞を徹底解説します。

    [toc]

    前置詞がついた関係代名詞って何?

    皆さんはwith whomやfrom whom等は見たことがありますか?

    これこそが前置詞がついた関係代名詞なのです。

    その名の通り前置詞+関係代名詞となっていますね。

     

    例文を見て確認していきましょう。

    The person with whom I work is from England.
    僕と一緒に働いている人はイギリス出身です。

    太字部分が前置詞付きの関係代名詞です。

    関係代名詞節部分は

    with whom I workです。

     

    この文を2文に分けると以下のようになります。

    The person is from England.

    I work with the person.

    同じ「the person」のことを話しているので関係代名詞whomを使って1つの文にしていますね。

     

    もう1つ例文を見てみましょう。

    The girl to whom I wrote a letter is there.
    僕が手紙を書いた女の子はあそこにいるよ。

    太字のto whomが前置詞付きの関係代名詞。

    そしてto whom I wrote a letterが関係代名詞節

     

    この文を2つに分けることできますか?

    関係代名詞の復習のためにも、まずは自分で分けてみてください。

    正解は以下です。

    The girl is there.

    I wrote a letter to the girl.

    同じ「girl」について話しているので、関係代名詞whomを使って1文にしていますね。

     

    ここまで関係代名詞の復習を行いながら、前置詞付きの関係代名詞を見てきました。

    おそらく多くの方が共通の疑問を持っていると思います。

    早速その疑問を解決していきましょう。

     

    関係代名詞が分からなくなる理由

    どうして前置詞が関係代名詞の前に来るの?

    おそらく多くの方が疑問に思っているはずです。

    理由は深く考えずにそういうルールだと思いましょう。

     

    しかし前置詞付きの関係代名詞には覚えておくべき特徴があります。

    その特徴とは

    目上の人と話すような丁寧な文章にもなるし、友達同士に使うような丁寧じゃない文章にもなるということです。

    詳しく見ていきましょう。

     

    すでに紹介した例文

    1.The girl to whom I wrote a letter is there.

    を次のように書き換える方もいると思います。

    2.The girl whom I wrote a letter to is there.

    違うのはtoの位置だけ。

    どちらかと言うと、2の文章の方がしっくりきますよね。

    関係代名詞のルールに沿っていますものね。

     

    では1と2の違いは何なのか?

    1は丁寧な文章です。

    2は残念ながら間違った文章です。

     

    しかし

    3.The girl that I wrote a letter to is there.

    は間違った文章ではありません。

    混乱しますよね?

     

    2と3の違いはwhomが使われているかthatが使われているかということ。

    前置詞が関係代名詞節の最後に置かれるときは、thatが使われる、もしくは関係代名詞自体が省略されるのです。

    さらに3の文章は間違っていませんが、丁寧な文章ではありません。

     

    皆さんご存知の『ちびまる子ちゃん』で例えてみましょう。

     

    1のように前置詞が関係代名詞の前に来ると、文章は正しく丁寧な優等生の丸尾君になります

     

    3のように前置詞が関係代名詞節の最後に置かれる、且つthatが使われている、もしくは関係代名詞が省略されていると、文章はちょっと口が悪いけど間違ってはいないちびまる子ちゃん

     

    2のように前置詞が関係代名詞節の最後にいて、thatではなくwhoやwhichが使われていると『ちびまる子ちゃん』には絶対に登場しないであろう、間違った不良になるのです

     

    テストや受験で正解となるのは当たり前ですが1の文章。

    学校では失礼な言葉を教えませんよね?

    だから皆さんがテストや受験で書くときは前置詞を関係代名詞の前に置く必要があるのです。

     

    This is the book (that) I referred to.
    これは私が参照した本です。

    This is the book to which I referred.

    テストで正解になる丁寧な文章はどちらですか?

    そうです、上の例文が正解です。

     

    彼女が聴いている音楽は良い

    これを英語にしてみましょう。

    まずは2つの文を作ってみましょう。

    The music is good.

    She is listening to the music.

     

    もう簡単ですね。

    この2文を前置詞の位置に気を付けながら1つにすると、

    The music to which she is listening is good.

    作ることができましたか?

     

    テストや受験ではいつも優等生の丸尾君のような文章を作ることを心がけてくださいね。

    残念ながら、ちびまる子ちゃんのような口が悪い文章を作ってしまうと減点になります。

     

    もし迷ったときはいつでも以下の文章を参考にしてください。

    ◎The girl to whom I wrote a letter is there.(丸尾君型文章)

    △The girl that I wrote a letter to is there. (ちびまる子ちゃん型文章)

    ×The girl whom I wrote a letter to is there. (不良型文章)

    正解は◎の丸尾君です。

     

【英語】制限用法と非制限用法の違いとは?

2017.01.14

ライティングに欠かせないのが制限用法と非制限用法 制限用法と非制限用法何て聞いたことがない という方も多いと思います。 ご安心ください。 難しい言葉を使っているだけで、実は皆さん知っている文法用法のことです。 今回は制限用法と非制限用法についてマスターしましょう。   制限用法とは? 制限

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  • ライティングに欠かせないのが制限用法と非制限用法

    制限用法と非制限用法何て聞いたことがない

    という方も多いと思います。

    ご安心ください。

    難しい言葉を使っているだけで、実は皆さん知っている文法用法のことです。

    今回は制限用法と非制限用法についてマスターしましょう。

     

    [toc]

    制限用法とは?

    制限用法とはある単語を限定する用法のこと

    非制限用法とはある単語に追加の情報を加える用法です。

    例文を見ながら理解を深めていきましょう。

     

    The players who are wearing the green uniforms will win this game.
    緑のユニフォームを着た選手たちがこの試合に勝つよ。

    この文を見て関係代名詞が使われていることに気づきますか?

     

    この文章は次のように分けることが可能です。

    The players will win this game.

    The players are wearing green uniforms.

    2文を関係代名詞whoを使って1文にしているのですね。

     

    さてこの例文で制限用法の部分は太文字部分です。

    太文字部分が情報を制限していますよね。

    もし太文字部分を取り去ると、どのプレイヤーが勝利を収めるのか分かりません。

    もしかしたら赤のユニフォーム、もしくは青のユニフォームのプレイヤーが勝利するかもしれません。

     

    もう1文見てみましょう。

    The boy who broke the window is playing soccer.
    窓を壊した少年はサッカーをしている。

    この文の制限用法もまた太字の部分です。

    太字の部分がなければ、どの少年のことを言っているのか分かりませんね。

    「窓を壊した」という少年を限定しています。

    この制限用法部分が文章中で絶対に必要なのは言うまでもありませんよね。

     

    ここまで見てきて分かるように制限用法は

    関係代名詞部分が修飾する名詞を限定するということですね。

    言い換えれば

    制限用法とは人間の心臓みたいなものです。

     

    文章を人間の体とすると制限用法は人間の体に必要不可欠な心臓です。

    例文をもう1つだけ見ましょう。

    I have two sons who are lawyers.
    弁護士の息子が2人いる

    いつも同様、制限用法部分は太字の部分です。

    この文で伝えたいことは弁護士の息子が2人いるということ。

    つまり制限用法部分は人間の体(=文章)で絶対に必要な心臓ですね。

     

    注意をしたいのが他にも息子がいる可能性があるということです。

    もし息子が2人しかいないなら、わざわざ情報を限定する必要はありませんよね。

     

    さらに訳し方にも注目してください。

    どの例文も制限用法部分から訳していますよね。

    制限用法が使われた文章では

    制限用法→修飾する名詞という順で訳すと自然なものになります。

     

    非制限用法の使い方

    次は非制限用法を見ていきましょう。

    非制限用法とは

    ハンバーガーセットについているフライドポテトみたいなものです。

    つまりいたら得だけど、別にいなくてもいい存在なのです。

     

    Haruki Murakami, who wrote “1Q84”, is a great Japanese writer.
    『1Q84』を書いた村上春樹は日本の偉大な作家だ。

    非制限用法は太字の部分です。

    さてこの文を見て太字の部分は絶対に必要だと思いますか?

    いりませんよね。

    ハンバーガーセットについてくるフライドポテトのような存在ですよね。

     

    さらに非制限用法部分の前後にはコンマがついているのも特徴です。

    非制限用法はコンマで囲まれます。

     

    These boys, who are playing soccer, will  all go to the same college.
    サッカーをしている少年たちは皆同じ大学に行く

    太字の非制限用法部分は別に絶対必要というわけではないですよね。

    なくても、どの少年たちのことを言っているのか分かります。

     

    あくまでも非制限用法部分は情報の補足を行うのです。

    またルール通り、非制限用法部分はコンマで囲まれています。

    非制限用法は制限用法と比べると簡単ですよね。

     

    これまで見てきた非制限用法の特徴をまとめると以下の通りです。

    ・非制限用法は情報の補足を行う

    ・非制限用法は絶対に必要というわけではない

    ・非制限用法はコンマで囲まれている

     

    今回紹介したポイントを押さえておけば、制限用法と非制限用法は難しいことは何もないですよね。

    難しいのは制限用法と非制限用法という単語だけ。

    それらの正体は何とも簡単に理解できるものでした。

【英語】関係副詞とは?分からなくなる理由から仕組みまで大解剖!

2017.01.14

関係副詞って何? 関係副詞の使い方が分からない! という悩みを持つ方は非常に多いです。 関係副詞とは関係代名詞の種類です。 関係代名詞は難しいので、嫌そうな顔をした方もいるのではないでしょうか? でも関係副詞はコツさえつかめば、とっても簡単なので今日でマスターしましょう。 副詞とは? 関係副詞とは関

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  • 関係副詞って何?

    関係副詞の使い方が分からない!

    という悩みを持つ方は非常に多いです。

    関係副詞とは関係代名詞の種類です。

    関係代名詞は難しいので、嫌そうな顔をした方もいるのではないでしょうか?

    でも関係副詞はコツさえつかめば、とっても簡単なので今日でマスターしましょう。

    [toc]

    副詞とは?

    関係副詞とは関係代名詞の1種で主にhow、when、why、whereが使われます。

    関係代名詞は名詞の働きをしますが、

    関係副詞は副詞の働きをするのです。

     

    関係副詞を理解するためには副詞の働きを理解するのが大切です。

    副詞は例えていうのならば万能プレイヤーです。

    どういうことかと言うと、副詞は名詞以外、形容詞でも動詞でも、全ての品詞を修飾するのです

     

    簡単な例文を見てみましょう。

    I played baseball yesterday.
    昨日野球をした。

    この文章で副詞は時を表しているyesterdayですね。

     

    We had lunch at the restaurant.
    私たちはレストランで昼食を食べた。

    副詞は場所を表しているthe restaurantです。

     

    このように副詞は時や場所、手段などの情報を伝えることが多いです。

    万能プレイヤーである副詞ですが、文章に必須というわけではありません。

    I played baseball.

    でも文は成り立ちますよね。

     

    さらに副詞に関して覚えておくと必ず役に立つのが

    副詞=前置詞+名詞となっているということが多いということです。

    例えばat the restaurant、every dayなどがそうですよね。

     

    そんな副詞の働きをするのが関係副詞。

    今回はよく登場する2つの関係副詞にスポットを当てます。

    1つ目は時間を指すWhen。

    2つ目は場所を指すWhere。

     

     関係副詞を徹底学習

    まずは場所を表すwhereを見ていきましょう。

    The city where I live is very small.
    僕の住んでいる町はとても小さいです。

    この文では関係副詞whereが使われている。

     

    例文を解剖していきましょう。

    この文を2つに分けると以下のようになります。

    The city is very small.

    I live there.

    何で「the city」じゃなくて「there」が使われているの?

    と思った方は勘が良いです。

     

    関係副詞は副詞の働きをするものです。

    もしI live in the city.にすると副詞が文章中にいないですよね。

    「the city」は名詞なので関係代名詞が使われなければいけません。

     

    しかしthereは動詞liveを修飾しているので副詞ですね。

    場所を表す副詞が使われているので、関係副詞whereが使えるのです。

     

    では次の文を1つにしてみてください。

    This is the place.

    We met here.

    できますか?

    whichを使うのか、whereを使うのか?

     

    正解は

    This is the place where we met.

    理由は簡単です。

    「here」は動詞「met」を修飾しているから副詞だからです。

    関係副詞は副詞の働きをするということは常に頭に入れておきましょう。

     

     

    「時」を表すWhenを使った関係副詞を見てみましょう。

    The day when the football game took place was memorable.
    サッカーの試合が開催された日は忘れられない。

    太字のwhenは関係副詞ですね。

     

    例文を2つに分けると

    The day was memorable.

    The football game took place on the day.

    ですね。

    「on the day」の他に「then」等でも構いません。

    大切なのは「時」を表す副詞が来るということです。

     

    次の2文を1文にしてみてください。

    This isn’t a year.

    I get an important exam in this year.

    なんとなくどんな形になるのかはイメージがつきますよね。

    問題はwhichなのかwhenなのか。

     

    答えは

    This isn’t a year when I get an important exam.

    です。

    in this yearは名詞と前置詞が含まれているから副詞ですね。

    副詞の働きをするのは関係副詞。

    さらに修飾する「year」は時を表すからwhenです。

     

    最後に次の問題を解いてみてください。

    Tokyo is one of the most popular places ( ) many people want to visit.

    ( )に入るのは何でしょうか?

    まずは2つの文に分けて考えてみましょう。

     

    Tokyo is one of the most popular place.

    Many people want to visit …

    …に入るのが分かれば問題を解けたようなものです。

     

    注目するべき単語は「~を訪れる」という意味のVisit。

    Visitは他動詞ですよね。

    つまり他動詞の後ろには必ず目的語がくる必要があるのです。

     

    さらにVisitの後ろに前置詞が来ることも期待できません。

    だから…には副詞や前置詞は来ないのです。

    …に入るものは名詞じゃないとだめです。

     

    関係副詞は名詞の働きをしますか?

    しませんよね。

    名詞の働きをするのは関係代名詞。

    したがって()に入るのは、関係代名詞のwhich、もしくはthatです。

     

    正解できましたか?

    正解できたら関係副詞だけでなく、関係代名詞も完璧に理解していると言えます。

     

    不正解だった人は先行詞が「場所」を表すplaceだからwhereだ!

    と思ったのではないでしょうか?

    常に頭に入れておかないといけないのは

    関係副詞は副詞の働きしかしない、名詞の働きはしないということです。

    今回学んだことはしっかりと復習してマスターしましょう。

【物理】みんな困る! 等速円運動ってどう理解する(円運動その1)

2017.01.13

等速円運動は、イメージがしづらいためか苦手な人の多い分野です。ですがひとつづつ理解していけば、必ずできるようになるので、一つずつ内容を理解して下さい。 等速円運動の特徴とは? 等速円運動の特徴としては ①物体が円軌道をえがく ②中心力が働き、加速度は円軌道の中心に働く です。まず①から見ていきましょ

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  • 等速円運動は、イメージがしづらいためか苦手な人の多い分野です。ですがひとつづつ理解していけば、必ずできるようになるので、一つずつ内容を理解して下さい。 [toc]

    等速円運動の特徴とは?

    等速円運動の特徴としては

    ①物体が円軌道をえがく

    ②中心力が働き、加速度は円軌道の中心に働く

    です。まず①から見ていきましょう。

    この運動の特徴としてまず“等速“とあるので”速さ”は同じですが“速度”は時々刻々と変化します。
    そして速度は円の接線方向を向きます

    これはハンマー投げを想像するとなんとなくわかるのではないでしょうか?

    詳細な証明はこの段階では理解が難しいので省きます。まずはイメージしましょう。

    図1を見てください。

     

    図1

    速度が違うのは物体の速さが同じでも向きが違うためです。
    ここで力学の関係から以下のことがわかります。

    速度変化がある→加速度が生じている→力が働いている

    では、この力はどこに働いているのかを二通りで説明します

    (i)まず力の向きは円軌道の中心に働いています。
    これもハンマー投げで考えてみましょう。
    体を回転させると手とハンマーが糸の張力によってピーンと張ります。
    この張力ここでの力です。
    そして物体に働く力と加速度の方向は同じ方向を向くということから加速度も中心に働くことがわかります。

    (ii)速度変化を調べることからもわかります。図2を見てください。


    図2

    速度が時間秒後にに変化したとします。加速度は

     \vec{a} = \frac{\vec{v^{'}}- \vec{v} }{ \Delta t }

    となります。これは図2の赤い矢印に対応しています。
    このΔtを小さくしていく(図2の右側の図の青い点線の矢印に対応)と赤い矢印がどんどん水平になっていくことがわかります。

    加速度はΔt→0を考えることなので、加速度は円の中心に働くことがわかります。
    よって加速度の向きと力の方向は一緒なので、円軌道の中心に働くことがわかります。

    以上②を(i),(ii)と二通りの説明をしました。

    (i)は直感的な説明なのでまず物理の苦手な人はこのことから理解できたらと思います。

    最終的にはどちらでも理解できるようになりましょう。

【英語】無生物主語とは?使い方から上手な訳し方まで大紹介!

2017.01.13

無生物主語は生物じゃないものが主語になっているだけ。 このように考えてはいませんか? 無生物主語は日本語にはない文法のためしっかりと理解する必要があります。 また訳し方もコツがいる少し難しいものです。 今回は無生物主語を使いこなせるようになって、ネイティブのような英語を使えるようになりましょう。 ペ

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  • 無生物主語は生物じゃないものが主語になっているだけ。

    このように考えてはいませんか?

    無生物主語は日本語にはない文法のためしっかりと理解する必要があります。

    また訳し方もコツがいる少し難しいものです。

    今回は無生物主語を使いこなせるようになって、ネイティブのような英語を使えるようになりましょう。

    [toc]

    無生物主語とは?

    無生物主語とは、その名の通り生物ではないものが主語となっているものです。

    無生物主語となる対象は天気やイベント、時間などなど。

    つまり無生物主語とは

    人間や動物以外のものと覚えましょう。

    例を見ると理解を深めることができるので、早速例を見ていきましょう。

    無生物主語を使った例文

    The weather is good. 良い天気です。

    主語はThe weather=天気ですね。

    もちろん生物ではないので、これは無生物主語です。

     

    This street will take you to the station.この道を行けば駅に着きます。

    主語はThis street。

    これもまた生き物ではないので無生物主語です。

    これは直訳すると「この道があなたを駅まで連れていきます」となってかなり不自然ですよね。

    無生物主語を訳すときにはちょっとしたコツがあります。

    もしも直訳すると減点対象になるので、後ほど紹介するコツをマスターしましょう。

     

    最後にもう1文だけ無生物主語の例文を見てみましょう。

    The good idea came to my mind.いい考えが思いついた。

    主語はThe good ideaです。

    「考え」は生きていないので無生物主語。

     

    この3文を見て気づいたことはありますか?

    無生物主語+be動詞+形容詞となれば、直訳しても不自然な日本語になりません

    しかし、無生物主語+動詞+目的語となれば訳し方に注意が必要です。

     

    無生物主語とセットで使われやすい動詞

    実は無生物主語と共に使われやすい動詞というものがあります。

    それらの動詞を覚えることは無生物主語を攻略する大きな手助けとなります。

    では早速見ていきましょう。

    ・Remind 思い出させる

    remind A of Bで「AにBを思い出させる」という意味で有名ですよね。

    これは無生物を主語に迎えることが多い動詞です。

    The movie reminded me of my bittersweet first-love.その映画は私に甘酸っぱい初恋を思い出させた。

    主語には無生物のThe movieが使われていますよね。

    ・Make ~にする

    「作る」という意味で有名のmakeですが、「~にする」という意味も超重要。

    「~にする」という意味で使われると主語には無生物が使われることが多いです。

    Her smile makes me happy. 彼女の笑顔は私を幸せにした。

    主語は息をしないHer smileです。

    ・Keep・Prevent ~させない

    Keep / Prevent A from ~ingの形で頻出ですよね。

    意味は「Aに~させない」です。

    The worry keep/prevent him from sleeping. 心配事が彼を眠らせない

    他には・・・

    BringやTake、Causeなどあります。

    無生物主語とセットで使われる動詞は数が多すぎるので、全て覚えようとする必要はありません。

    無生物主語を理解する大きなポイントは、たくさん英文を読んで慣れることです。

    下記を読む前に名詞構文について書いた下記記事を参照下さい。

    参照: 名詞構文とは?学校では教えてくれない理解するときに役立つコツを大紹介!

    名詞構文と合わせてかんがえてみよう!

    名詞構文を訳す際の大きなコツは、

    脇役こそ主役ということです。

    このコツを深く掘っていきましょう。

    先ほど見たように無生物を主語とする動詞というものがありました。

    これらの動詞は他動詞と言われるもので、後ろに目的語を必要とする動詞です。

    例えば先ほども紹介したmake。

    Her smile makes me happy.

    主語はher smileで他動詞makeの後ろにはmeという目的語がありますよね。

    この文での主役=主語は無生物のher smile、脇役は目的語のmeです。

    ではこの文を直訳してみましょう。

    「彼女の笑顔は私を幸せにした。」

    不自然ですよね?

    では先ほど紹介したコツに従って、脇役である目的語を主役にしてみるとどうでしょうか?

    「私は彼女の笑顔を見ると幸せな気持ちになった」

    こっちの方がずっと自然ですよね!

     

    続けてすでに紹介した例文を見て練習しましょう。

    The movie reminded me of my bittersweet first-love.

    脇役である目的語はmeですね。

    ではmeを主役に変えて訳してみましょう。

    「私はこの映画を見ると初恋を思い出した」

    いい感じですよね。

     

    では次はどうでしょうか。

    The worry keep/prevent him from sleeping.

    脇役であるhimを訳すときは主役にすると次のように訳せます。

    「彼は悩みごとのせいで眠れない」

    簡単ですよね?

     

    無生物主語の厄介なポイントは後ろに動詞が来た時だけです。
    でも動詞が来ても目的語を主役にして訳すと驚くほど自然になります。

    今回のコツを心がけて、たくさんの英文を読んでみてください。

    すると自然に無生物主語を完璧に理解できているはずです。

     

【英語】形式主語のIt|主語が長いからItを使っているわけではない!

2017.01.13

形式主語のItって何なの? 何でわざわざItを使う必要があるの? と疑問に思っている方も多いと思います。 実は形式主語にItを使う理由はちゃんとあるのです。 今回は英作文で高得点を狙うためには絶対に欠かすことのできない形式主語のItを紹介します。 今回の記事を読む前に下記itの使い分けの記事も読んで

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  • 形式主語のItって何なの?

    何でわざわざItを使う必要があるの?

    と疑問に思っている方も多いと思います。

    実は形式主語にItを使う理由はちゃんとあるのです。

    今回は英作文で高得点を狙うためには絶対に欠かすことのできない形式主語のItを紹介します。

    今回の記事を読む前に下記itの使い分けの記事も読んでおきましょう。

    参照: Itの使い分け。Itで天候や時間、距離などの使い分けできる?

    [toc]

    形式主語のItとは?

    形式主語のItとは中学、高校で必ず習う重要表現ですよね。

    皆さん基本の形は覚えていますか?

    It is ~ to do.

    もしくは

    It is ~ that …が基本の形ですよね。

    形式主語のItはとても大切なので例文を見ながら少しおさらいしておきましょう。

    It is difficult for him to do this.
    彼にとってこれをするのは難しい。

    forの後にはme、you、him、her、themもしくは人名などが来ます。

    すると「人にとって…するのが~である」という意味になりますよね。

    It is easy for him to speak English.
    彼にとって英語を話すのは簡単だ。

    もう大丈夫ですよね。

    It isの後ろに形容詞が来て、for himが続いている基本の形です。

     

    「この形式主語のItは何なの?どうやって訳すの?」と疑問に感じましたか?

    このItは特に訳す必要がない主語の代わりだと思ってください。

    難しく考えることなく、とりあえず必要なものだなと認識することが大切です。

     

    さてまとめると形式主語のItを使った基本の形は

    It is 形容詞 (for 人や生物)to do

    It is 形容詞 (for 人や生物)that 主語+動詞

    です。

    絶対に覚えて使えるようになりましょうね。

    何で形式主語のItを使うの?

    では何のために形式主語のItが使われるのでしょうか?

    その理由は英語という言語の特徴が関わってきます。

    日本語は結論を最後に持ってくる言語ですが、英語は結論を1番最初に言う言語なのです。

    これはぜひ覚えていてください。

    英作文をする時も必ず結論から述べましょう。

    例えば

    It is easy for him to speak English.

    初めに「彼にとって簡単だ」と結論から述べていますよね。

    では「何が簡単」なのでしょうか?

    それはto 以下の「英語を話すこと」です。

     

    英語学習をする上で1つ覚えておくべきことは、

    英語はせっかちな言語だということです。

    せっかちな英語はいつも結論から言いたがるという性格を持っています。

     

    例文で英語の性格を確認していきましょう。

    It’s impossible to master English in 3 months.
    英語を3か月でマスターするのは不可能だよ。

    せっかちな英語は初めに「不可能である」と結論を述べていますね。

    「不可能なこと」は「3か月で英語をマスターする」ことです。

     

    他にもまだ形式主語のItが使われる理由はあります。

    それは形式主語のItを使用した文ではある情報が強調されるという大きな働きがあるということです。

    強調する情報は「It is 形容詞 」の部分です。

    It’s impossible to master English in 3 months.

    では「不可能である」という情報が強調されます。

    実は形式主語のItが使われた文は次のように書き換えることが可能です。

    Mastering English in 3 months is impossible.

    意味は同じですが主語の部分が長くなって少し格好悪いですよね。

    また結論を先に述べるという性格の英語を使う上で、結論を後に持ってくることは伝えたい情報を弱めることでもあります。

    形式主語のItは便利!絶対に使えるようになろう

    形式主語のItを使った構文は使えるようになるととっても便利です。

    大学受験では英作文を求める大学も多いと思います。

    英作文で形式主語のItを使えるようになることは高得点にもつながります。

     

    最後に形式主語のItを使った便利表現を紹介します。

    ぜひ全部使えるようになってください。

    It is hard to know~ ~を知るのは難しい

    It is necessary / unnecessary that~ ~は必要/不必要だ

    It is a good idea to~ ~するのはいい考えだ

    It is likely to / that~  おそらく~だろう

    形式主語のItを使った文の可能性は無限大です。

    他にも使える便利な形容詞はたくさんあります。

     

    今回は形式主語のItを通して、英語の持つ大切な特性をも学ぶことはできましたよね。

    その特性とは英語はせっかちなので必ず結論から述べるということです。

    形式主語のItを使った文に限らす、英作文でも始めに結論を述べてから、理由を説明することが大切です。

    今回学んだことを活かして、英語らしい英語を使えるようになってください。

【英語】Itの使い分け。Itで天候や時間、距離などの使い分けできる?

2017.01.13

英語を使用するうえで絶対に欠かせない単語がIt。 Itは「それ」という意味だけではありませんよ。 代名詞としての使い方が目立つItですが、他の用法もかなり重要。 Itを理解することは英語の基礎を固めることでもあります。 今回は意外と混乱しやすいItの使い方をマスターしましょう。 Itの基本の使い方お

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  • 英語を使用するうえで絶対に欠かせない単語がIt。

    Itは「それ」という意味だけではありませんよ。

    代名詞としての使い方が目立つItですが、他の用法もかなり重要。

    Itを理解することは英語の基礎を固めることでもあります。

    今回は意外と混乱しやすいItの使い方をマスターしましょう。

    [toc]

    Itの基本の使い方おさらい

    まずはItの基本的な使いかたをおさらいしましょう。

    Don’t eat the fish. It smells bad.
    (その魚を食べちゃ駄目だよ。それは悪臭がするから)

    この例文のようにItは前文で使われた目的語を「それ」と表しますよね。

    これがItの代名詞の働きです。

    丁寧に書けば

    Don’t eat the fish. The fish smells bad.

    ですがthe fishを2回言うのは面倒くさいので、2回目のthe fishは短くItと表現できます。

     

    この使い方は皆さんおなじみだと思います。

    Where is my phone? I can’t find it.
    電話どこにあるのかな?見つけれないよ。

    このitはmy phoneです。

    大丈夫ですよね。

     

    代名詞としてのItの使用方法は皆さんできていると思います。

    It=名詞という簡単な構造です。

    問題なのはItが代名詞以外の働きをしている時です。

    次はItの混乱しやすい方法を見ていきます。

    Itは何も喋らない?

    混乱しやすいItの使い方は次のようなものではないでしょうか?

    I think it is going to rain today. 今日雨が降ると思う。

    It’s late now. So let’s go to bed.  もう夜遅いね。寝ようよ。

     

    この2つの例文にItは使われていますが、このItは何を意味しているのでしょうか?

    「それ」と訳したいところですが、代名詞として扱うために必要な名詞は使われていません。

    ここで1つコツを紹介します。

    それは、Itは恋人と一緒になると無口になっちゃうということです。

     

    天候や時間、距離などはItの恋人。

    つまり、Itとは切っても切れないラブラブの関係にあります。

    でもItは恋人と一緒になると急に無口になり何もしゃべらなくなっちゃいます。

    例えば

    It is raining.

    は「雨が降っている」と訳しますよね。

    「それ」という意味を持つItは天候を表すrainと一緒にいるので、恥ずかしくなって無口になっちゃっています。

    だから訳すときにはItはいなくなっちゃうのです。

     

    例文を続けてみましょう。

    It takes 2 hours by plane from Tokyo to Fukuoka.
    東京から福岡までは飛行機で2時間かかる。

    時間とItは恋人の関係だから切り離すことはできません。

    でも恥ずかしがり屋さんのIt君は恋人の前では無口になっちゃいました。

    だからItを訳すことはできません。

    It’s one kilometer.
    (1キロメートルです。)

    もう簡単ですよね。

    距離とItは恋人の関係。

    モテモテのIt君ですが、恋人の前では無口になっています。

    Find itの訳し方には要注意!

    突然ですが次の2つの例文を訳してみてください。

    I find it exciting that we will go to Hawaii.

    Where’s my phone? I find it.

    2文目はすでに紹介したので簡単に訳すことができると思います。

    では1文目はどうでしょうか?

    実は1文目のItが表しているのはthat以下の文です。

    つまり訳は「ハワイに行くのはワクワクするね」です。

     

    なぜI find exciting that we will go to Hawaii.ではいけないのでしょうか?

    その理由はとても簡単です。

    findの意味は「~を見つける」ですよね。

    つまりfindを使うときには見つけるモノがくる必要があります。

    でもthat以下をfindのすぐ後ろに持ってくるのは長すぎる。

    だから先にitを置いておこうということです。

     

    I find it difficult to do this.
    (これをするのは難しいと思う)

    これも同様です。

    itはto do thisを先に表しています。

    I find it difficult to read the book. 
    これは難しい本だね。

    もうばっちりですよね!

    Itが表しているのはread the bookです。

     

    今回紹介したfind it 形容詞 to~/that~という構文は覚えておくと英作文に便利です。

    またネイティブも良く使うのでぜひ覚えておきましょう。

     

    Itはとても便利!

    もうItはとても便利だと思えているのではないでしょうか?

    Itはとても重要な単語だけれど、性格はかなり控えめ。

    代名詞としての意味以外の時は、ほとんど訳されることはありません。

     

    今回でItの使い方はマスターできましたよね?

    Itの使い方は英語ができる!と思っている人でも意外と読解や作文だと見落としがちです。

    「こんなのできるよ!」と思わずにItが文章内ででてきたら毎回チェックしてみましょう。

【英語】名詞の格とは何か?主格・目的格・所有格の使い分けをマスター!

2017.01.10

名詞の使い分けが難しい。 主格、目的格、所有格とか難しい言葉で言われても混乱しちゃう。 このように思っている方は少なくはありません。 しかし名詞の格を理解することは基本中の基本です。 今回は誰でもわかるように簡単に説明しますので、格の使い分けをマスターしましょう! 名詞の格って何? 名詞の格とは文中

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  • 名詞の使い分けが難しい。

    主格、目的格、所有格とか難しい言葉で言われても混乱しちゃう。

    このように思っている方は少なくはありません。

    しかし名詞の格を理解することは基本中の基本です。

    今回は誰でもわかるように簡単に説明しますので、格の使い分けをマスターしましょう!

    [toc]

    名詞の格って何?

    名詞の格とは文中で名詞がどのような働きをしているかによって決まります。

    文中で名詞は主人公の役割をしている?

    文中で名詞は何かの持ち物を表している?

    文中で名詞は他の単語から何か貰っている?

    名詞はatやin等の前置詞の後ろに来ている?

    これらの質問に答えることができると名詞の格をマスターしたと言っても過言ではありません。

     

    名詞の格は主格、所有格、目的格の3つに分けることができます。

    今回はこの3つの格を使い分けることができるようになりましょう。

    基本的に名詞は形が変わらない

    動詞は時制によって形が変わりますよね。

    例えば

    walk – walking – walked…

    talk – talking – talked…

    しかし名詞は基本的には形が変わるということはありません。

    例外は1つだけ。

    持ち物を表す所有格だけは名詞の後ろに’sがつきます。

    例えば

    Depp’s song is popular. デップの歌は人気です。

    Depp’sと後ろに「‘s」がついていますね。

    文の主人公となる主格

    主格とは簡単に言えば、

    文章の主人公のことです。

     

    まずは日本語で確認してみましょう。

    「ジョンはたくさん歌を歌います」

    この文章中での主人公=主格は何でしょうか?

    「ジョン」ですよね。

     

    ではこの文を英語にしてみましょう。

    John sings many songs.

    主人公は「John」ですね。

    つまり主格は「John」です。

     

    もう1つ例を見てみましょう。

     

    Depp is a comedian. デップは芸人です

    この文の主人公は「Depp」ですよね。

    文中には「comedian」という名詞もあって迷いますが、「comedian」は「Depp」の職業を表していて主人公ではありません。

    このように主格の後ろにbe動詞+職業・名前などの主格を表現する名詞が来ると主格=名詞となります

    目的格

    目的格とは、「~を」、「~に」などの「~」の部分です。

    目的格を見つけるのは少し難しいかもしれませんが、慣れれば簡単です。

     

    Show him the book now. 彼に本を見せて

    目的格に当たるのはどれでしょうか?

    「彼に」に当たる「him」ですね。

     

    My sister bought the book. 妹は本を買った

    目的格は「book」です。

    コツを掴めば簡単ですよね。

     

    目的格を見分けるコツの1つは、

    動詞を見て「何を?」、「誰に?」と尋ねることです。

     

    My dad gave me the book. お父さんがボクに本をくれた。

    まずは動詞を見ましょう。

    動詞は「~を与える」という意味の「give」。

    では「何を・誰に与えた」のでしょうか?

    簡単ですね、「本」を「ボク」に与えたのです。

    この例文のように文中に目的格が2つくることがあります。

    「与えられる本」は直接目的語、本の受取人である「ボク」は間接目的語と言います。

     

    ここでまた1つコツを学びましょう。

    文中に目的格が2つある場合は「宅配便の関係」が成り立つということです。

     

    どういうことかというと、文の主人公である主格が「何か=直接目的語」を「誰か=間接目的語」に送っているのです。

    送り主は主格、送りものは直接目的語、受取人は間接目的語ですね。

     

    Mike threw his father the ball. マイクは父親にボールを投げた。

    宅配便の関係で格を見分けていきますよ。

    文の主人公である送り主はMikeです。

    Mikeは何を送ったのでしょうか?

    送りものである直接目的語はthe ball。

    the ballの受取人である間接目的語はhis fatherです。

     

    最後に覚えておきたい目的格のルールは、

    前置詞の後ろに来る名詞は目的格だということです。

     

    She eats with me. 彼女は私と一緒に食べた。

    前置詞であるwithの後ろに来ているmeが目的格です。

     

    すでに紹介したMy dad gave me the book.という例文は次のように書くことができます。

    My dad gave the book to me. お父さんが本をくれた

    前置詞toの後ろに来ているmeが目的格ですね。

    所有格

    所有格とは「私の」や「あなたの」の「の」のことです。つまり人やモノの持ち物を表現するものです。

    英語ではアポストロフフィとsがついた「’s」で示されます。

    もちろんそれだけではなくyour、my、his、her、their、そしてitsの代名詞も所有格です。

     

    Hanako’s cellphone is red. ハナコの携帯電話は赤いです。

    Hanako’sと所有格の形になっていますよね。

     

    最後にもう1つだけ例題を見ましょう。

    Taro’s shoes are white. タロウの靴は白いです。

    所有格はTaro’sですね。

    名詞の格の表を覚えよう!

    上記のことを頭のなかに入れた上で、以下格の表を覚えましょう。何度も何度も口ずさむことで覚えることができます。最初のうちは大変ですが、、、頑張って覚えましょう。

【物理】エネルギー(仕事・エネルギーその2)

2017.01.07

エネルギーとは エネルギーとは、どれだけ仕事をできるかを表しています。 その単位は仕事と同じくJ(ジュール)です。 エネルギーは大きく、運動エネルギーと位置エネルギーに分類されます。 さらに位置エネルギーはバネによる弾性エネルギー、物体の高さによる重力による位置エネルギーなどに分けられます。 運動エ

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  • [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom3.gif" name="小山くん"]仕事はわかったけど、エネルギーとどう違うの?単位も同じだし違いがわからない。[/speech_bubble] [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="seitow4.gif" name="山田さん"]エネルギーはどれだけ仕事をできるか、だから似たようで違うものだね。つまり仕事をするということは相手にエネルギーを与えることだよ。[/speech_bubble] [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom3.gif" name="小山くん"]なるほど![/speech_bubble]

    エネルギーとは

    エネルギーとは、どれだけ仕事をできるかを表しています。
    その単位は仕事と同じくJ(ジュール)です。

    エネルギーは大きく、運動エネルギーと位置エネルギーに分類されます。

    さらに位置エネルギーはバネによる弾性エネルギー、物体の高さによる重力による位置エネルギーなどに分けられます。

    運動エネルギー

    まず、運動エネルギーとは運動している物体がもつエネルギーのことで、

    質量m、速さv、で運動している物体の運動エネルギーは

    \frac{1}{2}mv^{2}

    で表されます。

    重力による位置エネルギー

    これは高さによるエネルギーです。高さhにある質量の物体のエネルギーはmghで表されます。
    ここで基準となる高さは自分で決定してよいので、わかりやすい高さを0にするようにしましょう。

    弾性エネルギー

    これはバネによるエネルギーです。

    自然長の位置を基準として、どれだけ変化したかを,バネ定数をkとすると、

    \frac{1}{2}kx^{2} で表されます。

    仕事とエネルギー

    さらに、仕事とエネルギーの関係は以下の式であらわせます。

    (物体の運動エネルギーの変化)=(物体に力がした仕事)

    例えば、速さvで動いていた物体に力Fを加えた時、物体の速度がv’に変化したとします。

    このとき、動かした距離をxとすると、

    物体の運動エネルギーの変化 = \frac{1}{2}mv'^{2} - \frac{1}{2}mv^{2}

    物体に力がした仕事 = Fx であり、

    \frac{1}{2}mv'^{2} - \frac{1}{2}mv^{2} = Fx が成り立ちます。

【物理】運動量と力積の関係の具体例(運動量・力積その2)

2017.01.07

前記事で運動量と力積の関係について示しましたが、具体例を挙げて考えてみましょう。 物体を止める力の大きさ まず例題を考えてみます。 (例題)質量30 kgの物体が右向きに速さ10 m/sで運動している。この物体に左向きに一定の力Fを6秒間加えると、物体は静止した。このとき、物体に加えた力F[N]を求

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  • 前記事で運動量と力積の関係について示しましたが、具体例を挙げて考えてみましょう。

    物体を止める力の大きさ

    まず例題を考えてみます。

    (例題)質量30 kgの物体が右向きに速さ10 m/sで運動している。この物体に左向きに一定の力Fを6秒間加えると、物体は静止した。このとき、物体に加えた力F[N]を求めよ。

    左向きの力Fを正とすると、物体が最初に運動していた向きは右向きであるので、負となります。よって、力を加える前の物体の運動量は

    30×(-10)=-300[kg・m/s]

    となります。よって、運動量と力積の関係式は

    0-(-300)=F×6

    となります。ここで、左辺は運動量の変化量、右辺は力積となります。この式より、物体にはたらいていた力FF=50[N]となります。

    この問題では一定の力Fはどのような力か決められていませんでした。ですが、例えば動摩擦力は一定の力ですので、動摩擦力について考える場合はこの問題のように力積を用いて考えることができます。物体が止まるまでの時間が示されている時に物体にはたらいている動摩擦力を求めたり、逆に動摩擦係数が分かっている時、動摩擦力から止まるまでの時間を求めたり、といった問題を解けるようになります。

    壁で跳ね返った球

    質量m、速度v_{0}の球が壁で跳ね返り、速さが逆向きでvになったとします。このとき球が受けた力積を考えてみましょう。

    球にはたらいた力も時間も与えられていないので、直接力積を求めることはできません。
    この場合、運動量の変化を求めることで力積を間接的に求めることができます。

    球が受けた力積は、図で左向きの方向です。

    ですので、左向きを正として考えます。

    球が壁で跳ね返る前、球は右向きに運動しているので、運動量は-mv_{0}です。
    壁で跳ね返った後、球は左向きに運動しているので、運動量はmvです。よって、力積は

    mv-(-mv_{0})=m(v+v_{0})

    のように求められます。

    前の問題のように力積を先に求めることもありますが、この問題のように運動量の変化から力積を間接的に求める問題もあります。

    自由に使い分けられるようにしましょう。


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