参考書の特色
▶対象者
教科書レベルの内容がよくわからない人(偏差値45~50くらいの方)、
医学部再受検生などで高校の時の数学の授業を受けてなかった人向け
医学部再受験生などで数学2Bを初めて学ぶ人や、学校の教科書を読んでも理解ができなく、だけど理系の大学に進みたいと考えている人であれば読んでおくと良いでしょう。。解説や途中式が丁寧に書かれているので、読んでいてわからないといったことがありません。数学で大事なのは問題パターンを覚えることではありません。
数学のできない人は、よくパターンを覚えて勉強すると言いますが、パターンを覚えるにも最初にその分野の概念を覚えていないとできません。数学で言う概念というのはXYの座標軸で表現したらどうなるのか?ということです。この概念をつかむことが本書では数学1Aの基本的な知識があれば難なくできます。チャート式などの問題集などでパターンを覚える前に概念を理解していくことに取り組みましょう。
本書の構成としては、項目ごとに例題とその解答が示されていて、その後に演習題を解く、といった形になっています。また各例題においてはその分野における解法や重要事項をまとめた前文が載っており、例題の解答を見た時の理解がより鮮明になっていくのです。
各分野の合間にあるQ&Aというコラムがあり、みんなが躓きやすいようなポイントや項目にかかわる話が掲載されていて、疑問を抱くけどなかなか学校の先生が答えてくれないことがあり、勉強の理解度を上げることができます。
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勉強時間、スケジュール、参考書、勉強法の紹介
使い方
▶おすすめ使用期間
1ヶ月~2ヶ月
例題の問題と例題のポイントを読んで、問題を考えてみましょう。この際にポイントなのは問題を読んで何を言っているのかがわからない場合は、すぐに答えを見てしまって良いということです。もちろん、答えを見ているだけでは数学はできるようにはならないので、答えの論理展開を言語化していく必要があります。なぜこの式の展開になっているのか?、どうしてこの公式を利用したのか?を考えて、例題の解答を解読して言語化してください。数学を数字としてだけ捕らえてしまうと、問題の一般化ができません。ですので、必ず言葉に落とし込んでください。その後、問題を再度見て0ベースから解答の復元を行ってください。解答の復元を行う際には頭の中で何を自分が行っているかの意識化が重要です。*上記のプロセスを1問あたり15分~20分程度で行えるレベル感がベストです。逆に言うとそのレベルで処理ができないレベルだとこの教材を使うレベルになっていないので、もう少し基本的な教材で数学の基本概念を学んでください。
例題を全て上記の方法で解き終えて完璧に使いこなせるレベルにまで来たら、演習題に取り組みましょう。教科書の基本的な解法を学ぶための参考書であるので、どんどん例題を参考にしてください。どうしても分からなければ、思い切って解答を見てしまっても構いません。解答にも解法のポイントが載っているため、解けなかった場合の参考になると思います。このとき、解けなかった問題はもちろん、例題や教科書を参考にした(見ながら解いた)演習題についてはチェックをしておきましょう。また、問題の解答部分には解答完成までの目標時間が書いてあるため、解答を終えるまでの時間の目安としましょう。
2週目以降は、チェックをした演習題を中心に解いていきましょう。何も見ずに解法が思い浮かぶことが目標ですが、そうでなければ再びチェックをします。このようにして解き方のパターンを自分のものにしていけば、定期テスト~センター試験レベルの問題は大丈夫です。解法のマスターを目指して頑張りましょう。
1ランク成績を上げるための使い方
定期テストの結果が返ってきた際、間違った問題と似た分野の問題を探して解いてみましょう。定期テストでは子の参考書の問題を解いている時のように、解法が分かっている状態で解いている訳ではないので、解法が思いつかない場合もあると思います。その際、一度間違えた問題の分野の解法を確認することで、次に似たような問題を解く際に解法が浮かぶと思います。
この参考書を何周もして他にもう大丈夫!という人は例題の別解を考えてみましょう。違う方法で行ってみて、答えがでるかどうか?また違った場合には何故違うことになるのか?を検証してみましょう。違う教材を行ってただ解法を暗記しているよりも試行錯誤をすることで数倍の効果が得られます。
この参考書によくある質問集
ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
解答はプラトン先生にお答えいただきます。
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