\早慶合格を目指す方/
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参考書の特色
▶対象者
政治経済の基礎は学び、計算問題と論述問題の対策をしたい人
政治編・経済編に分かれている。それぞれ10講に分かれており、1講のなかにSTEP1~3がある。はじめに要点整理があり、そのあと問題演習ができるよう問題がでている。基本的に入試問題で(改題を含む)、実践的な問題演習を通して力をつけていくことが出来る。
参考書の使い方
▶おすすめ使用期間
1ヶ月程度
まずは、要点整理をみてください。ただし、この参考書の要点整理は本当に要点を整理したものです。しっかりと、分かりやすく解説してあるわけではないので、ある程度の基礎がないと使いこなせないと思います。
要点整理を読むのは少なめにして、問題を解いていきましょう。河合塾の問題集らしく、解答・解説は非常に詳しく載っています。解説をよく読みながら間違えたところの確認をしてください。
もし、間違いが多い範囲があったらそこについては参考書に戻って学習しなおすことをお勧めします。この本は参考書というよりも問題集です。要点整理のみで十分に理解できるということは期待しないほうがいいでしょう(理解できるならそもそもある程度の力があるということです)。
1ランク成績を上げるための使い方
まだ政治経済の力が十分にはついていないという人は、参考書を使い、参考書で勉強した範囲をすぐにこの問題集で演習してみてください。何が問われるのか、どこが重要なのかということがわかれば記憶しやすくなります。特に、夏休み明けに政治経済の追い込みをかけるという場合などは、「記憶」→「演習」をワンセットでやっていくことで効果は上がります。ただし、終わった後にもう一度全範囲の問題演習をしてみてください。勉強を進めながら1回やっただけでは不安がありますので、手間だとは思いますがもう一度やってみましょう。
この参考書によくある質問集
ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
解答はプラトン先生にお答えいただきます。
要点整理がとても分かりづらいです。もっとわかりやすいものはありませんか?
この本は参考書、というより問題集です。したがって、要点整理の部分はその名のとおり「要点」を「整理」してあるだけです。詳しく、丁寧に解説をしてあるわけではないので、その点は注意が必要です。この要点整理を読んでもちんぷんかんぷんだという場合、もう一度わかりやすい参考書(センター試験で面白いほど点が取れる本・地理など)に戻ってみることがおすすめです。政治経済は世界史・日本史に比べて覚える量が少なくて特典がしやすいというイメージがあります。それは間違っていませんが、ただし、理解しなくてはならないことはたくさんあります。要点整理を読んでみてここに書いてあることの理屈が分からない場合、理解が不十分ですので、政治経済で得点することが難しい状態です。政治経済で得点を取るために何が必要なのかよく考えて勉強を進めましょう。
早稲田に合格したいのですが、この問題集だけで大丈夫ですか?
不十分です。論述問題や計算問題の対策が必要です。また、時事問題なども対策をしなくてはなりません。合格するには入試本番で他の受験生より1点でもおおく得点するということが必要になります。周りの受験生がどのくらいの努力をしているのか考えてみてください。この本一冊で簡単に合格するということがあり得ないということは分かると思います。もちろん、ものすごい能力がある受験生や、運よく正解できた受験生は合格しますが、「確実に合格」するためにはある程度の力がなくてはいけないのです。
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