浪人が決まった時にどのような気持ちでしたか?これからの一年に対する不安もあったと思います。同時に「勉強するぞ!」と意気込みもあったはずです。
さて、実際に始まってみるといろいろうまくいきません。なぜでしょうか?
① 時間がありすぎる
当然、浪人ですから勉強以外にやることはありません。
ないはずです。
でも、いろいろな誘惑がありますよね。
スマホをいじっていたら1時間たっちゃった…。
街中で友達とばったり会って、そのまま遊んじゃった…。本当に様々な理由で時間を使ってしまいます。
【対策】
これは、自己管理をするしかありません。もし、できないならば塾や予備校に行くべきです。
時間の管理をすることは浪人生の基本。
自分でできないならば他人にしてもらうことを考えましょう。
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② 勉強が終わってします。
今日やるべき内容、今週やるべき内容をきめて勉強しているのにさっさと終わってしまう。
一生懸命やっているから終わってしまうんだと満足感は得られます。
さて、そのあとの時間はどう過ごしていますか?
【対策】
これは、勉強量が不足しています。現役の時と同じ勉強量ではいけません。
現役生は学校にも通っていますので、ある程度効率重視の勉強をします。
浪人も効率重視すればいいと思うかもしれませんが、だめです。
なぜなら、効率がいいというのは、やっていないところがあるということでもあるからです。
浪人したのだから最低限の点数を撮って合格することを考えるのではなく、圧倒的な点数を取って合格を目指しましょう。
それによってミスしたときでも合格点を取ることができます。
現役生と同じ勉強ではだめです。質も量も圧倒的に上の勉強を目指してください。どうしたらいいのかわからなければ、指導者に教えてもらうことをお勧めします。
③ バイトをしなくちゃならない
当然、経済的にすべて親に頼れないということもあり得ます。
そういう時はバイトをすることになりますが、バイトって時間を取られます。
しかも、疲れてしまいます。勉強時間が少なくなります。だんだんバイトに慣れてくると、楽しくなってきます。
【対策】
まず、バイトしたら必ず成績が下がるわけではありません。
ただし、必要最低限にしてください。そして、バイトをしていないときと同じだけ勉強をする。これだけは必ず守りましょう。
もし、疲れて勉強ができない…ということがあるなら、朝早く起きて勉強してから夜バイトをするべきです。
その時も、朝起きる時間は厳守。バイトが勉強の邪魔になってはいけません。
ここも、他人の目が入るといいですね。
もし塾に通っているならば、時間の使い方をチェックしてもらい、アドヴァイスをもらいながら浪人生活を送ってください。
④ 周りの目が気になる
浪人すると、大学に進学した友達と合わなくなります。
向こうは遊ぶ時間がたくさんあって、自分は…。
だんだん向こうからどう思われているのか気になってきます。恥ずかしいという気持ちも大きくなります。
そんなことをしていると、浪人仲間で傷をなめ合うようになります。
だんだん、そんな環境の居心地がよくなってきて、勉強に身が入らなくなります。恋愛などに逃げてしまう人も出てきます。
【対策】
自分の現状を客観的に見てください。
浪人しているのです。
勉強しなくてはいけないのです。
勉強するために一年という時間を与えられたのです。
浪人したことが恥ずかしいといいますが、世の中たくさんの浪人がいます。
あなたはその人をそういう目で見ていますか?恥ずかしいと感じているのはあなた自身だけです。
そして恥ずかしいのは浪人したからではなく、不合格であったからです。
浪人すると、客観的に自分を見ることができなくなってきます。
志望校を選ぶときも、自分の成績を分析せずに、浪人したんだからこんな学校受けたら恥ずかしいというような気持ちも出てきます。
プライド、自尊心、羞恥心、そのようなものも自分の邪魔になることがあります。周りの人のアドヴァイスを聞き、自分のやるべきことをやっていってください。
いかがでしょうか?
浪人というのは非常に難しいものです。
自分の成績が上がったと実感できず苦しい時期も必ずあります。
だからこそ、自分を信じて勉強にいそしんでください。そうすれば、必ず結果はついてくるはずです。
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