豪族と貴族の違いとは?
豪族と貴族について、ここでは日本史を題材に説明していきます(世界史でも考え方は基本的に同じです)。
まずイメージとしては、貴族は「偉い人」です。
加えて、貴族は出張などを除いて基本的には都に住んでおり、天皇の部下として地位を持っている人たちのことを言います。
天皇を頂点としたピラミッド型の階層構造の中でも、上の方に属する人たちのことです。
そして一番特徴的なのは、
貴族としての地位・権力は世襲制で、頑張っても途中から貴族になることはできないということです。
次に豪族はまず、貴族とは違い、地方に住んでいます。
地方で権力を持っている人、有力者として地方を支配している人たちのことをいいます。
貴族はもともと勢力を持っている豪族が都に集められ、天皇に支配されることで成立したものです。
その後に豪族になった人たちは単に農民の人などが権力を持って、地方を支配するようになった、というだけです。
この豪族たちが、集まって一緒になった時に、そのリーダーとして担ぎ出されたのが「源氏」と「平氏」で、このような流れの中で、「武士」が誕生していくことになります。
まとめると、「貴族」は都に住んでいる有力者で権力は世襲されていきます。
一方の「豪族」は地方に住んでいる有力者で、地方を支配する力を持った人のことを言います。
この考え方は世界史でも通用する考え方なので、しっかり違いを理解するようにしましょう。
動画でも解説していますので、確認してみてくださいね。
豪族と貴族の違いについて違いは理解できましたか?
学校ではこのような基本的な言葉の定義はなかな教えてくれない部分でもありますので、、
今回の記事で理解ができたのであれば幸いです。
また、当塾では、今回のような基本的な定義の部分からどのように理解をしたら良いのかを0からお伝えしております。
このような基本的なレベルを0から理解していくことは早慶合格への重要なステップとなります。
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