参考書の特色
▶対象者
生物基礎が受験で必要な人、生物を0から受験科目として生物・生物基礎として使えるようにしていきたい人のための入門書。
本書は参考書としては分厚い部類なので、少し抵抗があるかもしれませんが、ページをめくっていくと親しみやすい(?)キャラクターとイラストで取っ付き難さは取り払われると思います。これは本書の特徴で、「はじめに」で述べられている通り、生物の現象・事象などを例え話などでイメージしやすくするための工夫です。実際に本書を見ていくと、開いた時にページの右側はイラスト・図が占めており、左側の文章も量的には多くなく、分厚さの割にこなさなければならない量はそこまで多くないことに気が付くと思います。
この参考書が優れている点は「はじめに」で述べられている通り、生物で「何が起きているか」をイメージしやすく例え話やキャラクターを交えてイラスト化している点で、自然と
ただの丸暗記から受験生を解放しています。生物・生物基礎を通じておそらく最も取っ付きやすく、わかりやすい参考書のうちの一つだと思うので、独学で生物・生物基礎を勉強していきたい人にはおススメです。
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勉強時間、スケジュール、参考書、勉強法の紹介
参考書の使い方
▶おすすめ使用期間
1ヶ月〜2ヶ月程度
この教材を使っている人は生物・生物基礎をバックグラウンド0の状態からやりたい、もしくはかなり苦手意識をもっている人だと思います。ですので、この段階では重要語句(本書で赤字になっている語句)の理解を心がけましょう。最低でも各ページの「ココをおさえよう!」の枠内で囲ってあるポイントは押さえるようにして下さい。その際、ページ右側のイラストと合わせて理解することが重要です。例えば、海水性硬骨魚類の塩類調節と言われたら、p.251の図そのものでなくてもよいですが、頭の中にその調節方法をイラスト化してイメージできるようにしておくことが大切です。本書は全4chapter, 130のセクションに分かれています。
1ランク成績を上げるための使い方
バックグラウンド0の人が本書を1周するだけですべてを理解することはできません。例えば、1日に10セクション進めれば、13日で本書を1周することができる計算です。ですが、当然それで全てを暗記・理解できるわけではありません。
どんなに分かりやすい本でも暗記・理解できない部分があることはしょうがないことです。とってもやさしい本で理解できないからといって卑屈になるのではなく何周も漆塗りのように重ねることによって理解を確実にしていくことに努めましょう。
また、知識の定着のためにはインプットとアウトプットの配分が非常に重要になってきます。本書は基本的にインプットのための教材なので、知識定着のためにはアウトプット(問題演習)をする必要があります。問題を解いていくと本書を使って頭の中に入っている知識を違う角度から聞かれたりするので、自分の中で知識が定着・深化します。また、問題集を解くことによって実際の入試問題を解く感覚を身につけること、苦手分野を見つけることが出来るなどのメリットもあります。勉強しているのに成績が上がらない人は参考書を読んで満足して問題を解いていないケースが非常に多いです。今後はアウトプットを意識して勉強に取り組むようにしましょう。
この参考書によくある質問集
ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
解答はプラトン先生にお答えいただきます。
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