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上智大学対策

上智大学【日本史】| 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

上智大学

入試難易度:ico_grade6_3 4.0


全体概観:配点100点 時間60分

どの時代も出題されているが、近年近現代史からの出題が増加しています。問題の難易度は高いです。まず、問題数が多い(80問~90問)ので、60分という時間をどう使うのかが問題になります。

選択問題が多く、非常に難しいものが多いです。選択肢が紛らわしく作ってあり、用語としては教科書レベルのものがほとんどですが、かなり細かい用語まで問われています。
また、正誤判定問題も2つ選ぶ問題など本当に理解していることが求められる問題になっています。

また、年号を直接問う問題が出てくるのも特徴的。
したがって、正確に年号を暗記しておくことが必要になります。

さらに、史料を使った問題も出題されます。
さまざまな方面から歴史を理解しているのかを問われる問題構成となっています。
文化史が多く出題されるのも特色です。

出題される用語自体はそんなに難易度の高いものではありません。ほぼ教科書レベルに収まり、それを越える問題が数問あるという程度でしょう。しかし、非常に解答しづらく出題されます。本当に細かい部分まで理解していることが要求されます。

対策

まず、上智大学受験を考えている方は必ず過去問をやってみてください。赤本だと(学部によって違いますが)2~3年分しか掲載されていませんが、できれば10年分くらいやってみたいところです。それによって上智の問題に慣れてください。
年号を覚えるのも本当に正確に覚えなければいけません。大体このくらいという覚え方では正解できないように問題が作られています。

例えば、2016年の問題では応仁の乱が始まった年代を答えるのに選択肢は「1465、1466、1467、1468、1469、1470、1471」でした。これは上智大学にしては簡単なことを聞いていますが、選択肢を見ればわかるとおり1年も間違えずに正確に覚えてくださいということです。
また、教科書に載っているレベルではありますが、かなり細かい年号も聞かれています。(たとえば、渋沢栄一の設立した紡績工場が開業した年など)正誤問題でも漢字の正誤を聞いてくるなど独特です。文化史も教科書レベルではあっても相当細かいところまで出てきます。
文化史なども含めて、問われている内容にも癖があります。
自分の受ける日程以外も含めて10年分解くと、「これ見たことがある」という問題が必ず出てきます。したがって、勉強をすすめていく指針としても役に立ちますので、ぜひ過去問を解いてみてください。まずはどんな問題が出ているのかを知るべきです。「敵を知り己を知る」ことで道が開けてきます。

対策1:空欄補充問題の対策はどうすればよいのか?

空欄補充問題は選択問題です。したがって、用語を「選べる」レベルで覚えているかが勝負になります。それぞれの用語の意味をどこまで正確に覚えているかが問われます。
記述問題ではないのでかなり細かいところまで問われますので、教科書、用語集レベルの用語はすべてこたえられるようにしてください。
文化史については、しっかりと覚えることが要求されます。上智の過去問をみると文化史の多さにびっくりするかもしれません。それくらい文化史が出てきます。ただし、教科書や用語集と突き合わせみましょう。意外と教科書レベルの知識で対応できることがわかると思います。そして、それができれば合格点にもたどり着きます。教科書・用語集レベルの用語を正確に、意味も含めて細かく覚えていってください。これで必ず合格点にたどり着きます。

対策2:正誤問題の対策はどうするればよいのか?

正誤問題については、とても難しいです。非常に判定しづらい問題があるのも事実です。正答でない選択肢についてもよく復習し、「なぜこの解答なのか」「なぜこれは誤答なのか」を言えるようにしていってください。そのなかで知識の確認もしていきましょう。

2015年の問題

各文章に付された下線部(a)~(e)には、誤りが1つある。その誤りの部分を記号で指摘し、かつ正しい解答を、それぞれの語群の中から1つ選びなさい。
1.16世紀半ば、日本では、ポルトガル人や(a)スペイン人を南蛮人、その船を南蛮船と呼び、彼らとの貿易を南蛮貿易といった。南蛮人は、鉄砲・火薬や中国の(b)銀食器などをもたらした。ポルトガル人らの貿易は主に肥前の松浦・大村・有馬や豊後の大友、薩摩の島津領内で行われ、松浦領では平戸、大村領では(c)横瀬浦・福田・長崎、有馬領では府内、島津領では鹿児島・山川・(d)坊津などが主要な港であった。
(1)イタリア人 (2)フランス人 (3)生糸 (4)香辛料
(5)高瀬 (6)博多 (7)門司 (8)下関
(9)鞆の浦 (10)兵庫

この問題は正誤判定をしたうえで正解となる用語を選ばせています。
正解はbと(3)になります。解答を聞くと当たり前だなとおもいませんか?教科書レベルの非常に簡単な問題です。そして、このような問題を確実に得点することが大切になります。ひとつひとつ根拠をはっきりさせながら問題演習をしてください。

対策3:史料・資料問題の対策はどうするればよいのか?

史料・資料も頻出です。まず、オーソドックスな史料を使った問題もたくさん出題されています。ということは、教科書に出ている史料などは確実に覚えてください。これは、史料集や史料問題集なども併用して力をつけていきましょう。
また、地図もよく見てください。下の地図のように京都の地図からさまざまな建物(法勝寺、鳥羽殿、蓮華法院、六波羅蜜寺、相国寺、金閣、八坂神社、大徳寺、竜安寺、慈照寺)の位置を選ぶ問題なども出ています(選択肢は①~⑱)。

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また、変わったところでは次の問題などはどうでしょうか。

2016年の問題
土佐の国と紀伊の国はそれぞれ現在の何県にあたるか。当てはまるものを選びなさい。ただし、複数が当てはまる場合すべてを選びなさい。
選択肢
岡山県 高知県 神奈川県 和歌山県
奈良県 三重県 兵庫県 滋賀県 

答えはわかりますか?
土佐の国は高知県、紀伊の国は和歌山県と三重県です。土佐の国は四国山地が境になっていてこれは現在も変わりません。紀伊の国は現在の尾鷲などがはいってきます。このような問題も普段から地図をいかに細かく読んでいるか、さまざまな事件が起こった場所をいかに細かく把握しているかでできるかどうかが分れてしまいます。上智大学で合格点を取るためにはあまり難易度の高くない知識事項でも細かい意味まで把握しておくことが大切です。これは、地名や史料でも同じです。

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早慶専門個別指導塾HIRO ACADEMIA

偏差値30から早稲田慶應に合格するための日本で唯一の予備校です。 ただ覚えるだけの丸暗記では早稲田慶應に合格することはできません。 本ブログでは、当塾のメソッドでいかにして考えて早稲田慶應に合格することができるのかの一部をお伝えします。