大学受験では膨大な知識を使うことを必要とされます科目によっては数万語を覚える必要性がある科目も存在します。
こういった知識を覚えるには、もちろんそれ相応の時間が必要とされます、
こういったことを言うと教材をただ覚えればいいんじゃないか、受験は丸暗記で十分覚えるだけで点数が取れるなんて甘い考えを持ってしまう人がいるのではないでしょうか。
もちろん覚えないで点数を取ることができるとは私は言いません。
全ての思考力の前提には一定程度の知識が必要とされます。
知識なしに思考力は育ちません。
ただ、もちろん知識だけで大学受験特に早慶といった難関大学に合格することは不可能でしょう
そこで今回は、どのように考えることで使えない知識を様々な状況で使えることができる、使える知識に変えることができるのか説明していきます
偏差値60の壁
受験生であれば誰しも勉強はしているはずでしょう、勉強していない受験生っていうのは今回の文章では論外、
私の考えの中には入っていませんそのため、勉強をしている受験生であれば、
知識というものは身につくと考えています
では、なぜ同じ教材を使って同じ先生の話を聞いているのに、成績が上がらないのでしょうか。
もちろんそこには一つ覚える努力をしていないっていうのが最初の壁としてあるでしょう。
ただこれは偏差値50までの壁だと思っております。
最低限必要なことを覚えることができれば、
偏差値50という壁は容易に超えることができるでしょうですが、
早慶といった難関大学に合格するためにはただ覚えるだけでは合格することができません
偏差値で言うならば60の壁です。
この壁を乗り越えるためには、
抽象化という能力を身につける必要があるでしょう。
抽象化と言われても多くの人がよく理解ができていないかと思います
抽象化というのは簡単に言うのであれば、パターンを理解すること、パターンを発見することになります。
では、なぜパターンを発見する必要があるのでしょうか状況を覚えて、
ただその技法を覚えるという手法ではなぜ通用しないのでしょうか
それは現実世界同様、全く同じテストというのは存在しないからです。
大学入試というのは基本的に落とすためのテストです。
そのため同じ問題なんかが出た日には皆ができる、皆が対策をしているという状況になってしまうので、入学試験の意味が果たされません。
そのため同じ問題というのは基本的には出ないということが前提になっています。
そのため、ただ覚えているだけっていう状況ですと、自分の覚えているものがどのように使っていいのかというのがわからないと思います。
これが、丸暗記の弊害でしょう、覚えるだけ覚えて苦労して、それが状況に応じて使うことができない。
これでは成績を上げることができず、もったいないです。
具体的には抽象化をしてパターンを発見できていない状況ですと偏差値60を超えることが難しくなってくるでしょう。
特に数学、物理や英語といった多くのパターン認識を必要とする科目であればなおさらです。
抽象化能力を鍛えるためには
ある状況に遭遇した時に自分が使えるものが複数あるとします。
例えば数学であればこの問題を解くためには、この解き方とこの解き方が使えるなという想定ができると思います。
また英語であれば、
この形であればこの構文なのかな、またはこの熟語なのかな、といった想定が立てられる場合があります。
このような場合に、どうして一方が使うことができて、どうしてもう一方が使うことができないのか、どの部分が似ていて、どの部分が同じなのか少なくとも同じ部分があるから、
自分は勘違いをしていた可能性が高いです。
ですからまずは同じ部分に着目をして次にその二つの違いを考えてみましょう。
違いがあるから使うことができないといった場合が多いでしょう。
そしてその違いを発見したらメモをして毎日見返してみましょう、
こうしたことの繰り返しによって、抽象化能力を鍛えることができます
こうした能力は、早慶合格の上で必要不可欠だと考えています。
まとめ
ぜひ、上位の大学を目指す学生は、上記のことをやってみてください。
具体的にどのように早慶合格のために勉強したらいいのかわからない学生、
どのようにしたらいいのかご相談がある場合はこちらからご連絡ください。
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