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立教大学文学部【世界史】| 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.11.03

立教大学文学部 大問3問構成のことが多く、小問数は40強。 解答形式は選択式または記述式です。 時間的には問題ないと思いますが、あまりゆっくりしていると足りなくなる可能性もあります。 問われている用語自体はほとんど教科書レベルからの出題で、かつ、スタンダードな問題が出題されます。 教科書や参考書で「

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  • 立教大学文学部


    大問3問構成のことが多く、小問数は40強。
    解答形式は選択式または記述式です。
    時間的には問題ないと思いますが、あまりゆっくりしていると足りなくなる可能性もあります。

    問われている用語自体はほとんど教科書レベルからの出題で、かつ、スタンダードな問題が出題されます。
    教科書や参考書で「これが重要」というものを素直に覚えていきましょう。
    ただし、一部非常に難易度の高い問題も出題されています。ただしそのような問題は必ずできなければならない問題ではありません。
    教科書レベルの問題を確実に得点しましょう。特に空欄補充問題は確実に得点したいところです。用語を漢字で正確に書けるようにしてください。

    分野別では政治史、社会経済史、文化史などどの分野からもまんべんなく出題されています。
    もちろん、キリスト教に関係する文化史なども出題が見られますので、政治でも文化でもキリスト教を多少は意識していくことが必要だと思います。
    地域もまんべんなく出題されます。東洋では中国を中心にしていますが、それ以外の地域も出題されますし、西洋でもヨーロッパを中心にアフリカ等さまざまな地域が出題されています。ただし、どちらかというと西洋の方が多いイメージがあります。

    論述問題については2016年入試では出題されていませんが、2015年は出題がありました。
    2行(50文字)程度の論述問題です。
    もちろんいつ出題されてもおかしくないので対策はしておいてください。
    立教を受験する方は早慶を第一志望にしている方が多いでしょうから、そのような方は特に必要がないかもしれません。

    逆に早慶を併願していない方は、それでも早慶を受験するつもりで勉強してみましょう。「偏差値60の学校を目指すならば、偏差値70の学校を目指すつもりで勉強する」といいと思います。実際に立教を受けるときには早慶を併願している受験生がライバルになるわけですから。

    対策1:年号は覚えたほうがいいの?

    立教大学の世界史では年号はできる限り覚えてください。年号そのものを書かせる問題もありますし、年代整序問題もたくさん出題されます。このような問題に対応するためにもできる限り覚えるようにしてください。

    対策2:文化史の対策はどうすればよいのか?

    立教大学の場合は非常にオーソドックスな出題です。したがって、一問一答などを繰り返して知識を身につけることは非常に大切なことです。立教大学の過去問を見ていただければわかりますが、本当に「大切」といわれていることが出題されています。何が大切なのかを判断するためには参考書などをみればわかります。

    ただし、教科書レベルで細かいところまで把握するようにしてください。例えば教科書・資料集にでているのに作品が2つ以上あるときに代表作しか覚えていない、出身地がわからないなどということはないようにしましょう。

    以上みてきたように、知識の難易度的には普通でも、それを理解しているかが試されます。したがって、非常に難しく感じるかもしれません。大学受験では100点を取ることではなく、人より1点多くとることが大切です。また、1位じゃなくても大丈夫です。100人合格するならば、100位に入ればいいのです。そう考えた時に、立教大学の世界史で合格点を取るには教科書レベルの知識事項で点数を落とさないこと、難問に関しては(できるに越したことはありませんが)できなくてもくよくよせずに次の問題に進むことが大切になります。

    立教大学文学部に合格するための参考書

    当塾で使用している立教大学文学部に合格へ必要な参考書を紹介します。もちろん、当塾の場合は一人一人個別にカリキュラムを作成するため下記のようなカリキュラムは一例となります。参考書は何をやるかよりも、どのような目的で使用するかというが大事です。闇雲に行って情報量に圧倒されてしまうのではなく、1つ1つ目的意識を持って勉強していきましょう。
    参考書だけでの独学での合格はかなり難しく、初学者の場合は指導なしでやってしまうと下手な癖が付く可能性が高いです。下手な癖がつくと、その癖を治すのに手一杯で結局志望校に受からないというケースが多くなっています。浪人しても成功しない人はこの辺りに理由があります。
    ご心配な方は一度カウンセリングを受けて見ると良いでしょう。カウンセリングはこちらからどうぞ。

    ■下記参考書名をクリックすると詳しい使い方のページに飛びます。

    ▶初歩(偏差値40程度)

    とってもやさしい世界史

    ▶基礎(偏差値40~55程度)

    パノラマ世界史

    時代と流れで覚える世界史B用語

    ▶応用(偏差値55~65程度)

    ナビゲーター世界史

    ヒストリア世界史問題集(*時間のない場合は行う必要はなく過去問で問題を解くことで対策をしていくと良いでしょう。)

    立教大学文学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします

    まずは資料請求・お問い合わせ・学習相談から!

    HIRO ACADEMIAには、立教大学の徹底指導合格塾として文学部への圧倒的な合格ノウハウがございます。

    少しでもご興味をお持ちいただいた方は、まずは合格に役立つノウハウや情報を、詰め込んだ資料をご請求ください。

    また、立教大学文学部に合格するためにどのように勉強をしたらよいのか指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

    立教大学文学部に合格したい方は、まずは当塾の資料をご請求ください。

2016年度 慶應FIT入試B方式

2016.10.26

2016年度慶應義塾法学部 FIT入試B方式 全体概観:二次選考 大問(400〜450字程度が2つ)各45分+面接  慶應義塾大学法学部のFIT入試は、まず 一次選考において書類の提出が求められ、それに準じて二次選考に残るか否かが決まります。 ちなみに以下が、合格者の人数となっています。 2017(

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  • 2016年度慶應義塾法学部 FIT入試B方式

    全体概観:二次選考 大問(400〜450字程度が2つ)各45分+面接

     慶應義塾大学法学部のFIT入試は、まず 一次選考において書類の提出が求められ、それに準じて二次選考に残るか否かが決まります。

    ちなみに以下が、合格者の人数となっています。

    2017(平成29)年度

    学 科 募集人員 方 式 出願者数 第一次合格者数 最終合格者数
    法律学科 最大80名 A方式 192(118) 63(40) 32(25)
    B方式 148(89) 100(65) 67(47)
    政治学科 最大80名 A方式 215(137) 69(48) 32(25)
    B方式 184(115) 100(65) 68(47)
    上記の合格者数には、A方式・B方式の両方式に合格したものを含みます。

    2016(平成28)年度

    学 科 募集人員 方 式 出願者数 第一次合格者数 最終合格者数
    法律学科 最大80名 A方式 180(111) 68(55) 30(24)
    B方式 162(100) 106(70) 67(43)
    政治学科 最大80名 A方式 213(144) 68(60) 30(27)
    B方式 145(87) 94(61) 65(45)
    上記の合格者数には、A方式・B方式の両方式に合格したものを含みます。

    2015(平成27)年度

    学 科 募集人員 方 式 出願者数 第一次合格者数 最終合格者数
    法律学科 最大80名 A方式 144(94) 74(55) 40(31)
    B方式 88(60) 86(60) 53(40)
    政治学科 最大80名 A方式 213(136) 78(57) 30(23)
    B方式 125(89) 100(75) 60(46)
    上記の合格者数には、A方式・B方式の両方式に合格したものを含みます。
    ( ):内数 女子

    では、2016年度のB方式の二次選考の回答のやり方について説明していきます。問題はこちらです。→http://www.admissions.keio.ac.jp/exam/fit16_b.html

    大問1:資料読み取り型小論文

    大問1では、与えられた資料(グラフ,表,データ,条文, 判例など)から読み取れることを 400 字程度にまとめます。ここでは、社会科学に必要な論理的 な思考力,考察力や多様なデータに対する知識が求められます。

    2016年度では、年代別の人口推移と社会保障給付費のグラフを総合的に読み取る能力が求められました。まずグラフ1は、年代別の人口推移と推移予測が内包されています。ここから読み取れる点を探すことになってくるのですが、このグラフから読み取れることは「少子高齢化」に収斂するするのではないでしょうか。実際、2000年代以降「少子高齢化」現象が顕著に現れてきていることは、火を見るよりも明らかです。ここで注意すべき点なのですが、この様なグラフや資料を読み取る型の小論文では、グラフから読み取れること以外を勝手に想像して書くことはやってはいけません。

    次にグラフ2では、社会保障給付費が載せられています。そこから指摘できる点は、全体的に右肩上がりになっている点でしょう。

    では、以上グラフ1とグラフ2から読み取れる点を複合して問題点を指摘しましょう。つまり、「少子高齢化」と「増大し続ける社会保障給付費」から見られる問題点です。一例としては、「増え続ける社会保障給付費を支える労働人口の低下」を上げることが出来ましょう。以下が解答例です。

    ~解答例~

    資料1によると、2000年頃を境に65歳以上の人数が14歳以下の人数に比べて増加し始める「少子高齢化現象」が見受けられる。さらに資料2によると、社会保障給付費は1965年以降増加し続ける一方であることが読み取れる。したがって、以上の2つより高齢者人口が増加するために年金や医療費などの社会保障給付費が増える一方で、64歳以下の労働可能年齢の人口が年々減少していくために、労働者一人一人が負担する費用が増加していることが指摘できる。また、資料1では今後も少子高齢化現象が解消されないとの予想がなされているので、今後も労働者一人一人が抱える負担が増大していくことが考えられる。それにより、労働者の負担を減らし、かつ今後働くであろう年少者のためにも年金制度の改革や移民制度の推進などが求められる。しかしながら、実現のためには年金制度であれば代替制度の充実、移民制度であれば犯罪対策など一筋縄ではいかないと想定される。(計405字)

    大問2:発想力が問われる小論文

    大問2は、創造力,独創性,発想力が主に問われる問題で、対策をしていないと面食らうことになります。ですが、毎年割と奇抜な問題が出題されるために、過去の問題を遡っていればある程度身構えることが出来るでしょう。大問2は、大問1と異なり予想することが出来ないので、発想力に加えてそれにしっかりと肉付けできるほどの論理を身につけることが成功の鍵となってきます。では、2016年度の大問2を見ていきましょう。

    〜設例〜

    来年1月1日から人類が鳥のように空を飛べるようになると仮定します。現在の法律および社会通念は人が空を自由に飛ぶことを前提としていないため、さまざまな混乱が生じると考えられます。どのような問題が起こるかを予測し、その解決策とあわせて400字程度で述べてください。

    さて、空を飛ぶという非常に特異な条件下です。しかし、この問題が法学部で出題されてるため、おきうる問題と対策するための法制度を如何に整えるかが争点となってきます。空を飛ぶという条件のため、犯罪の多角化や空中での事故などが問題になるのではないでしょうか。一例としては、今まで二次元的であった犯罪が上下にも動けるようになることで三次元的になることが指摘できます。また、プライバシーの観点を如何に解決するのかなど色々な問題点が想定できます。以下が解答例です。

    ~解答例~

    設問のように、人類が空に飛べるようになった場合、現在の法体系では対処できない問題が多く発生すると考えられる。私は、その中でも特に「プライバシー保護」の問題が、現在と比べ大きな問題になると考えられる。現在は、個々人のプライバシーを個人情報保護法などで守ることができている。しかしながら、人間が空を飛ぶようになることで上空から好きに他人の家の私生活などを覗けるようになってしまう。設問のように、人間が皆空を飛べるようになったとすれば、それは当然自由権に含意されるものとして理解される。反面、自由に空を飛びまわれることで上記の問題が発生し、既存のプライバシー保護の方法が骨抜きとなってしまう。そこで私は、仮に空を飛べるようになったとしても現行の道交法と同じような法が必要だと考える。これには航空法の高度制限などに反しないように留意しながら、予め飛行可能なルートを示すことや、民家の上空は低空飛行不可能にすることなど、ある程度個別具体的な例を盛り込むことが必要だと考える。

    (436字)

    400字程度なので、+-1割(40字)程度に考えておいてください。少なすぎても多すぎても採点者に読む気を与えません。

    以上は、FIT入試における小論文の回答の一例ですので、一言一句同じである必要はなく、自分が考える内容で構いません。ですが、回答にたどり着くまでの論理的な道筋は変わらないので是非参考にしてください。

【慶應文|小論文】完全攻略と対策|小論のプロが直伝!

2016.10.19

ページ目次慶應義塾大学文学部の小論文の対策慶應文学部小論文の配点慶應文学部の合格最低点慶應文学部小論文の形式慶應文学部小論文の特徴を理解する慶應文学部の小論文に必要な3つの力とは?資料を読む(読解力・要約力)意見論述(論理的思考力)意見論述(独創力)慶應文学部小論文の対策小論のプロに添削を受ける慶應

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  • 慶應義塾大学文学部の小論文の対策

    慶應義塾大学文学部の小論文試験に向けて、合格のポイントをまとめた貴重な情報です。
    文学部の小論文の形式と特徴が詳細に解説しています。

    慶應文学部の小論文で合格点を取りたいのであれば下記3点の力が必要です。

    1. 要約力
    2. 論理的思考力
    3. 独創力

    小論文対策に悩む文学部受験生にとって必読の内容です。
    小論文の合格点を確実に獲得するためのアドバイスが盛りだくさんです。
    ぜひ参考にして文学部合格を目指してください。

    [toc]

    慶應文学部小論文の配点

    外国語:150/350点 
    小論文:100/350点
    世界史or日本史:100/350点

    慶應文学部の合格最低点

    [keio-bun-gokakusaitei]

    受験生の平均点が55点前後で毎年推移しています。なので、他の受験生に差をつけられないために最低でも半分は取らないといけません。

    慶應文学部小論文の形式

    5000文字程度の日本語を読んで、
    400字程度の要約と自身で論じる400文字

    試験時間は90分。

    過去の慶應文学部の課題文とテーマ一覧

    慶應の文学部では、テーマが多種に富んでいます。またテーマ自体も抽象的なため読みにくい文章が多くなっています。

    [su_spoiler title="クリックで表示。ネタバレ防止のため隠しています" icon="plus-square-2"]

    出題年度 テーマ 課題文の出典
    2021 「正解の出ないこと」 川平敏文『徒然草――無常観を超えた魅力』、
    2020 「集団に属すること」 峯陽一『2100 年の
    世界地図 アフ
    ラシアの時代』
    2019 「能力」について 中村高康『暴走する能力主義――教育と現代社会の病理』
    2018 「中動態」的行為と自由の関係について 國分功一郎『中動態の世界――意志と責任の考古学』
    2017 Living for Todayの経済人類学 小川さやか『「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済』
    2016 「名付けること」 四方田犬彦『犬たちの肖像』
    2015 「科学的な知識」 垂水雄二『科学はなぜ誤解されるのか』
    2014 「異邦人と言葉」 柳田邦夫『言葉が立ち上がる時』|
    2013 「家族」 について 芹沢俊介『家族という意志ーよるべなき時代を生きる』|
    2012 「本の今後」 池澤夏樹(編)小論集『本は、これから』|

    [/su_spoiler]

    慶應文学部小論文の特徴を理解する

    慶應文学部の小論文で合格点を取るためにはまずは慶應文学部小論文の独特な形式になれる必要があります。
    ただ過去問を行う前に、まずは慶應文学部で問われてる特徴を理解しよう。

    要約が出題される

    慶應文学部の小論文の最大の特徴が要約が大問一つ出題されるということです。
    これはどういうことなのか?というと、

    書く力の前にまずは読解力を鍛えよう!ということなのです。

    闇雲に過去問を解いていいってもできるようにはならず、
    まずは文章自体を読む力をつけて、
    つまり、どのようなことをいっていたのか?を文章で表せるようにしましょう。

    読解する文章のテーマが難しい

    先ほど過去問のテーマを見てきた通り、テーマが多岐に渡っていて生半可無知識では難しいです。
    慶應だから国語の対策もいらない・・という気持ちだと痛い目を食らいます。たとえば、慶應だから・・古文は必要ない!と思っていたら「徒然草」についての評論が2021年出題されています。
    現代文のテーマ集を読むことはもちろんのこと、別科目にての知識を使っていき読み解いていく必要があります。

    小論文が合格に大きく関係

    慶應経済学部や法学部は小論文は合否に大きく影響はしていません。英語と歴史、数学科目で足切りがあり多くがそこで合格が決まってしまっているからです。
    ですが、

    注意!
    慶應文学部は足切りもなく点数が100点と大きいため合格に大きく影響しています。

    逆にいうと、小論文の出来次第で逆転も可能ということもできます。

    慶應文学部で合格するためには小論文は何点必要か?

    上述したように最低でも他の受験生と並ぶ55点は必要です。

    ですが、要約ができて論旨をまとめることができれば、
    80点程度の点数を取ることも可能であり大きく他の受験生にアドバンテージを取ることができます。

    慶應文学部の小論文に必要な3つの力とは?

    慶應文学部では、ただ単に文章を書き連ねていくだけでは合格できません。
    下記三点の力を持っていることが必要です。

    1. 課題文の理解(理解力)
    2. 文章を要約し情報を取捨選択する力(文章構成力・論理性)
    3. 問題点を指摘し有効策(問題発見・解決能力)

    具体的にどのような力なのか見ていきましょう。

    資料を読む(読解力・要約力)

    まずは、課題文の読解です。
    課題文に関しては文章自体の難易度はあまり高くはないです。
    ですが、内容をしっかりと理解するためには物事を深く掘り下げて考えることが求められる上に素早く読解し要約することが求められます。

    POINT
    要約をするということ=文章の内容を自身で再構成するという意味。
    読解力に不安のある方はまずは、言葉レベルでの確認を行ってください。

    そのため、新聞をチェックすることは勿論、その上でわからなかった記事をファイリングして要約したり、興味のある記事について知識を深めるために関連した本を読んでみるのが良いでしょう

    文学部では、多岐にわたる範囲からの出題が想定されますので、話題の新書を読むことや人文科学や民俗学に関わる本を読むことが、試験対策に大きく影響するでしょう。加えて、課題文のテーマに関しての歴史的背景なども重視される場合があります。

    意見論述(論理的思考力)

    自らの意見を書くときに重要になる「論理的な思考力」が必要となります。

    小論文における論理的な思考力とは、

    自身の考えを簡潔に、相手に伝わるように筋道を立てる力です。

    少ない文字数の中で、
    自分の主張したいことを中心に述べていけるようになるには練習を積む必要があります。

    論旨をうまく組み立てられるようになるためには、ある程度の論文の型を身につけるのと練習が不可欠です。

    意見論述(独創力)

    意見論述においては独創力・発想力も重要で求められている要素です。

    当たり前ですが、本文内で語られているような意見を自身の言葉で言い換えるというような文章を書いても点数はもらえません。

    かといって、あまりに突飛な意見を述べたところで、
    その根拠付けが曖昧であれば採点者側に「筋の通らない文章である」、という烙印を押されてしまいます。

    しかしながら、先ほどから述べている通り、
    文学部の小論文は文字数の制限があるために、意見論述に組み込める情報量は必然的に狭くなってしまいます。

    そのため、自分の述べたいと考える意見を主軸にして、
    読書などで得た自らの持つ知識や経験を付け加えて自分の意見を肉付けすることで、短いながらも説得力のある小論文に仕上げることができます。

    慶應文学部小論文の対策

    ここまでで慶應の小論文の特徴がわかっていただけたと思います。
    ここからは具体的に慶應小論文の対策としてどのようなことをおこなっていくのかをお伝えしていきます。

    読解力を鍛える

    先ほどから伝えている通り、慶應大学文学部の小論文は要約が半分を占めており、
    また設問の二つ目も読解を前提に話を進めないと合格にはつながりません。

    以上から、慶應大学文学部に合格するためには、読解力を磨くのが必要不可欠だということがわかります。

    慶應文学部に合格するためにおすすめの教材は、『現代文読解力の開発講座』です。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/gendaibun/kaihatsu/"]

    現代文の勉強法として公開している読解力の鍛え方についての記事もよろしければ見てみてください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/gendaibun-benkyo-1/"]

    背景知識の理解

    先ほども過去問のテーマ一覧で見てきた通り、慶應文学部の小論文は 難解なテーマで出題がされることが多いです。

    何も準備なしで対策をするのでは合格は難しいです。最低限の知識として、現代文のテーマ教材である「ことばはちからだ」を実施するようにしてください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/gendaibun/kotobahachikarada/"]

    また余裕のある人は下記を参照資料として手元に置いて辞書代わりに利用すると良いでしょう。※当塾では必須資料となっています。

    [itemlink post_id="18170"]

    小論のプロに添削を受ける

    正直な話をすると、論文は訓練を受けてない大人が多く、
    論文の添削は必ずプロに行ってもらうようにしてください。

    論文指導は大学院以上でないとうけてなく、かつそれを教えるとなると至難の業です。

    費用がかかるので、そばにいる大人である学校の先生に見てもらう・・というのは、
    もちろんしょうがない部分はあります。

    ですが、小論文で論理的に話を組み立てるというのは、慶應文学部合格にももちろん一役かいますし、
    一生涯役に立つスキルです。
    できれば、小論文を専門にしているプロの先生に見てもらうのをおすすめします。

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早稲田大学教育学部【生物】| 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.10.14

早稲田大学教育学部 早大・教育学部の生物は、知識問題、実験考察問題、字数制限ありの論述問題や描図問題などで構成されています。描図問題の出題率が高いのが特徴で、出題形式もグラフの描図から実験結果の考察までと幅広いです。知識問題は基本的な問題が多いですが、論述問題には受験生の思考力を試す問題も見られ、全

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  • 早稲田大学教育学部

    早大・教育学部の生物は、知識問題、実験考察問題、字数制限ありの論述問題や描図問題などで構成されています。描図問題の出題率が高いのが特徴で、出題形式もグラフの描図から実験結果の考察までと幅広いです。知識問題は基本的な問題が多いですが、論述問題には受験生の思考力を試す問題も見られ、全体的には基礎から応用までバランスよく出題されています。

    [toc]

    全体概観:配点50点(理科1科目選択で50点); 時間60分

    例年大問は3問で、試験時間は理科1科目で60分

    出題範囲・頻出分野・難易度

    出題範囲は生物・生物基礎となっています。

    ここ数年は分野の偏りなく出題されていますが、強いて頻出分野を挙げるとすれば、です体内環境です。難易度については教科書レベルの知識を問う問題から応用的な論述・実験考察問題までが出題されていて、基礎から応用までバランスよく出題されている印象を受けます。

    対策

    早稲田大学教育学部の生物の対策です。

    教科書レベルの定着

    空欄補充や選択問題ではかなり基本的な用語・知識が問われることが多いので教科書・参考書の内容は確実に身に着けておきましょう。

    論述問題の問題演習

    論述問題は字数制限があるので、文字数を意識して簡潔に要点をまとめる練習をすると良いでしょう。語句の説明などで字数制限を設けて練習するなど、自分なりに工夫してやりましょう。場合によっては第三者のチェックを受けてみるのも良いかも知れません。

    「なぜ?」と思う大切さ

    早大・教育学部の生物の問題の特徴として、2015年I-1(動物の攻撃行動はなぜ生まれながらに備わり、定型的なのか?)のように知識として習う概念・事象の「なぜか?」を問う問題が出題される点が挙げられます。このような問いは受け身で知識をインプットしているだけではなかなか考える機会がないと思いますが、能動的に生物の本質的な部分について疑問を持つようになると学習の過程で「なぜ?」と考える回数が多くなります。生物に関する「なぜ?」を考えることは「生き物の存在意義」を考えることに通じるといっても過言ではなく、そうした“big thoughts” がアカデミックの世界で生物と関わりたい場合は大切になってきます。

    描図問題

    早大・教育学部の生物の問題のもう一つの特徴として、描図問題が出題される点が挙げられます(2015年は出題なし)。描図の対象は光合成特性のグラフや原腸胚など、教科書に出ている図・グラフでカバーできるものとなっていますので、教科書に出てくる図・グラフは何も見なくても描けるようにしておきましょう。その際、大切なのは、ただ覚えて吐き出すだけではなく、図・グラフの意味を理解することです。理解していなければ、例えばグラフで横軸・縦軸の示すものが変わったりしたときに対応出来なくなる可能性がありますので、その意味を自分で納得するまで考えましょう。

    早稲田大学 教育学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします

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    早慶専門個別指導塾HIRO ACADEMIAには、早稲田大学専門として教育学部への圧倒的な合格ノウハウがございます。

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    また、早稲田大学教育学部に合格するためにどのよう勉強をしたらよいのかを指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

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    [su_box title="早稲田大学・教育学部 科目別対策" radius="1"]▶英語対策 ▶国語対策 ▶日本史対策 ▶世界史対策 ▶地理対策 ▶数学対策 ▶物理対策 ▶化学対策 ▶生物対策 ▶地学対策 [/su_box]

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早稲田大学人間科学部【生物】| 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.10.13

早稲田大学人間科学部 入試難易度: 3.0 早大人間科学学部の生物は全問マーク形式で、知識問題、実験考察問題や計算問題などで構成されています。実験考察や計算問題があり、ここ3年は設問数も試験時間(60分)に比べてやや多めですが、全体的に標準的な問題が多く、高得点が狙いやすいと言えます。 全体概観:配

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  • 早稲田大学人間科学部

    入試難易度:ico_grade6_3 3.0

    早大人間科学学部の生物は全問マーク形式で、知識問題、実験考察問題や計算問題などで構成されています。実験考察や計算問題があり、ここ3年は設問数も試験時間(60分)に比べてやや多めですが、全体的に標準的な問題が多く、高得点が狙いやすいと言えます。

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    全体概観:配点50点(理科1科目選択で50点); 時間60分

    直近3年間は、大問は5–6問で、試験時間は理科1科目で60分、配点は理科1科目で50点。

    出題範囲・頻出分野・難易度

    出題範囲は生物・生物基礎となっています。頻出分野は環境変化への対応(ホルモン・体温調節など)です。また、過去数年間はこれ以外の分野は偏りなく出題されており、どの分野も万遍なく勉強する必要があります。難易度については標準的な問題が多いですが、細かい知識を問う問題が例年見られますので、教科書・資料集は細部まで目を通しておく必要があるでしょう。

    対策

    早稲田大学人間科学部の生物の対策です。

    教科書レベルの定着

    教科書・参考書の暗記・理解はどの大学・学部を受けるにしても必要ですが、早大・人間科学の場合は特にその必要性が高いことを強調しておきたいと思います。早大・人間科学の生物はレベルの高い問題でいかに点を取るか、というよりは標準的な問題をいかにミスなく解けるか、という戦略で臨むべき試験なので、教科書・参考書の定着は細部も含め、念入りに行ってください。

    センタ–過去問を有効活用

    早大・人間科学の生物の場合、センター過去問が良い問題演習の材料となるでしょう。センター試験で問われる知識よりも細かいところまで本校・学部の場合求められますが、センター過去問は知識の定着や実験考察問題の演習には最適です。センター試験で生物受験の有無にもよりますが、本校・学部の過去問に手をつける前に出来るだけ自分で時間を計ってセンター過去問をこなしておきたいところです。その際、復習で必ず自分が答えに納得いくまで考えるようにして下さい。実験考察問題は自分で時間をかけて考えることで考え方が自分なりにわかってきます。

    細かい知識の定着を

    早大・人間科学の生物で厄介なのは正誤問題や適切な説明を選ぶ問題で紛らわしい選択肢が多いことです。例えば2015年のI-2の血糖量調節に関する誤っている選択肢を選ぶ問題では⑤の「・・副腎皮質がアドレナリンを分泌・・」が「・・副腎髄質がアドレナリンを分泌・・」となっていなければならないので選ばなければならず、他の部分は基本的に正しい説明となっています。このように細部まで正確に暗記・理解していないと正解できない問題が見られるので、ホルモンの名前・働き・分泌器官をはじめ暗記事項は曖昧なところを自分の中に残さず確実に覚えて下さい。

    実験考察問題

    実験ではnegative/positive control(対照実験)の設定が大事になってきます。その実験で、controlとの差は何か、そしてそれにより何が示唆されるのかを常に考えるようにしましょう。高校生は実際に自分の手で実験を進める機会があまりないので、頭の中でシュミレーションするのが効果的だと思います。例えばPCR反応でnegative controlに電気泳動の結果バンドが検出されたとします。このことからPCR反応に用いる試薬(H2O、プライマー、Taqなど)のcontaminationが疑われます。トラブルシューティングでどのようなコントロール設定をすれば原因が突き止められるのか、自分で考える練習をすると良いでしょう。これを踏まえてセンター過去問を繰り返せば本校・学部の実験考察問題で苦戦することはないでしょう。当塾でも実験考察問題はどのように考えたらよいのかを徹底的にお教えしていきます。

青山学院大学経済学部【世界史】| 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.10.13

青山学院大学経済学部 入試難易度: 3.0 全体概観:配点100点 時間60分 大問3問構成のことが多く、小問数は約50。解答形式は選択式または記述式です。時間的にはまったく問題ないと思います。選択式と記述式が出題されています。 問われている用語自体はほとんど教科書レベルからの出題です。ただし、一部

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  • 青山学院大学経済学部

    入試難易度:ico_grade6_3 3.0


    全体概観:配点100点 時間60分

    大問3問構成のことが多く、小問数は約50。解答形式は選択式または記述式です。時間的にはまったく問題ないと思います。選択式と記述式が出題されています。
    問われている用語自体はほとんど教科書レベルからの出題です。ただし、一部非常に難易度の高い問題も出題されています。ただしそのような問題は必ずできなければならない問題ではありません。教科書レベルの問題を確実に得点しましょう。地域的には東洋西洋どちらも出題されます。東洋は中国が中心の出題ですが、東南アジアやアフリカなどの出題も見られます。時代も古代から現代までまんべんなく出題されています。
    文化史も必ず出題されます。これは若干難しめの問題が多いかもしれません。必ず対策をしておきましょう。

    対策1:文化史の対策はどうすればよいのか?

    まずは必ず通史を勉強してください。文化史を学ぶときに背景知識として通史は必ず必要です。そのうえで、文化史上の用語に対して「いつごろ」「どの国」のものなのか。どのような目的で作られたのか、どのような影響があったのかなどを確認してください。単に「誰が何を作った」に終わらないようにすることが大切です。
    また、宗教や文字などにも気を付けてください。文字はどの時代にできたものなのか、どの文字の影響を受けっているのか(影響を受けている場合なぜ影響を受けたのか=どのように伝わったのかも考えてください)、どの国で使われたのか、解読されているのかなどもチェックしてください。宗教についても同じです。ただ、宗教の場合政治との関係がより深くなります。戦争なども起きてくるので一筋縄ではいきません。また、ミッション系の大学を受けるときはより深く勉強しておきましょう。もちろん青山学院大学を受験する人も必ず勉強しておきましょう。

    対策2:現代史の対策はどうすればよいのか?

    まず、普通に通史を勉強しましょう。特に現役生の方は通史の学習そのものが不十分ということがあるようです。通史の学習を普通にするだけでもかなりできるようになります。さらに上を目指すために、まず時事問題を確認してください。詳しい内容は必要ありません。そうしたらそれに関する歴史用語、場所などを確認します。
    イスラーム国というニュースがあった時に、「イスラーム原理主義」→「アフガーニー」など、歴史用語との関連を指摘することは簡単にできると思います。さらに、政治経済の教科書などを確認してみましょう。TPPとは?プラザ合意とは?など世界史の教科書以外でも調べて少しだけでいいので意味を深めてください。

    以上みてきたように、知識の難易度的には普通でも、それを理解しているかが試されます。したがって、非常に難しく感じるかもしれません。大学受験では100点を取ることではなく、人より1点多くとることが大切です。また、1位じゃなくても大丈夫です。100人合格するならば、100位に入ればいいのです。そう考えた時に、青山学院大学の世界史で合格点を取るには教科書レベルの知識事項で点数を落とさないこと、難問に関しては(できるに越したことはありませんが)できなくてもくよくよせずに次の問題に進むことが大切になります。

    青山学院大学経済学部に合格するための参考書

    当塾で使用している青山学院大学経済学部に合格へ必要な参考書を紹介します。もちろん、当塾の場合は一人一人個別にカリキュラムを作成するため下記のようなカリキュラムは一例となります。参考書は何をやるかよりも、どのような目的で使用するかというが大事です。闇雲に行って情報量に圧倒されてしまうのではなく、1つ1つ目的意識を持って勉強していきましょう。
    参考書だけでの独学での合格はかなり難しく、初学者の場合は指導なしでやってしまうと下手な癖が付く可能性が高いです。下手な癖がつくと、その癖を治すのに手一杯で結局志望校に受からないというケースが多くなっています。浪人しても成功しない人はこの辺りに理由があります。
    ご心配な方は一度カウンセリングを受けて見ると良いでしょう。カウンセリングはこちらからどうぞ。

    ■下記参考書名をクリックすると詳しい使い方のページに飛びます。

    ▶初歩(偏差値40程度)

    とってもやさしい世界史

    ▶基礎(偏差値40~55程度)

    パノラマ世界史

    時代と流れで覚える世界史B用語

    ▶応用(偏差値55~65程度)

    ナビゲーター世界史

    ヒストリア世界史問題集(*時間のない場合は行う必要はなく過去問で問題を解くことで対策をしていくと良いでしょう。)

    青山学院大学経済学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします

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    また、青山学院大学経済学部に合格するためにどのように勉強をしたらよいのか指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

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慶應義塾大学医学部【生物】| 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.10.10

慶應義塾大学医学部 入試難易度: 4.5 医学部の生物は論述問題、実験考察問題、描図問題などで、論述問題は、実験考察問題と絡めての出題が見られ、加えてここ2年間字数制限(100字以内) があります。 理科2科目で120分と時間的にはかなり厳しく、実験考察・論述問題のレベルも高いことから、万全の対策を

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  • 慶應義塾大学医学部

    入試難易度:ico_grade6_3h 4.5

    医学部の生物は論述問題、実験考察問題、描図問題などで、論述問題は、実験考察問題と絡めての出題が見られ、加えてここ2年間字数制限(100字以内) があります。 理科2科目で120分と時間的にはかなり厳しく、実験考察・論述問題のレベルも高いことから、万全の対策をして臨む必要があります。

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    全体概観:配点150点 2科目120分

    例年大問は3題で、試験時間は理科2科目60分、配点はXX

    出題範囲・頻出分野・難易度

    出題範囲は生物・生物基礎となっています。

    頻出分野は遺伝情報、体内環境、動物の反応などです。看護学部と違い、大問内で多くの分野に渡って問題が出題されていることは今のところありません。難易度はかなり高く、高い論理的思考力が必要となります。

    対策

    慶應義塾大学医学部の生物の対策です。

    教科書レベルの定着

    空欄補充などではかなり基本的な用語・概念が問われることが多いので教科書・参考書の内容は確実に身に着けておきましょう。医学部の受験生はここで点を落とすと命取りになりかねません。

    論述問題の演習

    毎年論述問題がかなり出題されていて、配点の中で大きな割合を占めていると考えられます。一般的な語句の説明などよりは、上でも述べたように実験を基に考えられる結果の推測や、その理由を問う問題が多いのが特徴です。
    ここ数年は字数制限も出てきているので、簡潔に要点をまとめる必要があります。実験考察問題は問題数をこなすと自分なりに考え方がわかってくるので、問題演習をなるべくしましょう。他大学の医学部でも同様の実験考察問題が出るところがあるので、過去問が問題演習の材料となります。また、数をこなすことよりも自分が納得・理解できるまで1問1問時間をかけて考える習慣をつけて下さい。

    実験考察問題

    過去問を見ると、教科書の内容から逸脱したテーマでの出題が見られますが、その意図のほとんどは受験生の論理的思考力を問うものであり、実際に高校の範囲を大きく逸脱した知識を求められていることはそこまで多くありません。繰り返しになりますが、実験考察・論述が慶大・医の場合ポイントになります。過去問を含め、問題演習を繰り返し行ってください。また、早大理工の「実験考察問題」も参照してください。

    早稲田大学理工学部の対策はこちらから

    押さえておきたい分野

    上でも述べたように、高校生物の範囲を逸脱した高度な知識を問う問題自体はそう多く出題されていません。しかし、最新の科学の話題・実験手法やモデル生物などは知識として押さえておきたいところです。
    例えば看護学部や他大学ではすでに出題されているnext-generation sequencing (NGS)は出題される可能性があるので、Sanger法との違いや、そのメリット・デメリットなどを確実に知っておきましょう。メリットは言うまでもありませんが、デメリットとして、NGSで得られる短いDNA断片を繋ぐのにBioinformaticsの知識がかなり必要になる点を押さえておきましょう。2013年に線虫(C. elegans)の描図問題が出ていますので、ゲノムプロジェクトの対象になっている主な生物の分類階級(低次・高次ともに)は知っておきましょう。

慶應義塾大学環境情報学部【小論文】| 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.10.07

慶應義塾大学環境情報学部 試験難易度  4.0 環境情報学部での小論文では、問題は複数の小問に分かれていて、各々に詳細な条件が加えられていることが多いです。さらに、問題文に5個程度(年度によって上下あり)の資料がついていることが特徴的です。それらの資料を参考にして、自分の主張を述べることが求められま

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  • 慶應義塾大学環境情報学部

    試験難易度 ico_grade6_4 4.0

    環境情報学部での小論文では、問題は複数の小問に分かれていて、各々に詳細な条件が加えられていることが多いです。さらに、問題文に5個程度(年度によって上下あり)の資料がついていることが特徴的です。それらの資料を参考にして、自分の主張を述べることが求められます。特に環境情報学部で求められるのは、独創性の高い問題解決能力や独創性を生み出すための現在の思考訓練の場としての新しい着眼点です。これらは短時間でできるものではないので、自分の興味を持つ分野と連携させて考えるようにしましょう。

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    全体概観:字数1000~1500字程度 120分

    環境情報学部においても、ただ単に文章を書き連ねていくだけではなく、各資料を理解してるのか?(理解力)やいかに文章を要約し情報を取捨選択するチカラがあるのか?(文章構成力・論理性)が期待されています。また、環境情報学部においてはいかにして自分が未来において役立つような考えを生み出せるか・問題解決の道筋を作れるかが問われています。資料自体の分量は総合政策学部に比べると少ないですが、個々の文章は解答を補助するために必要な要素が入っています。そのため、落ち着きながら文章を読むことが求められます。これらの資料を精読し、要約し、自分の考えをまとめるのには120分はそう長くありません。そのため、文章を読みながら要約していく練習を積んでおきましょう。

    それでは、実際の入試での進み方を1ステップずつ解説していきます。

    ステップⅠ 〜資料を読む(読解力・要約力)〜

    まずは、資料の読解です。資料に関しては5個以上ある場合があり、素早く読解し要約することが求められます。要約をするということ=文章の内容を自身で再構成するという意味ですので、中途半端な理解では文章を要約することはできません。読解力に不安のある方はまずは、言葉レベルでの確認を行ってください。出題される文章としては、題材に昨今の流行りのモノや時事(Ex:2016年は流行のモノ・コト、2015年は最先端の技術に関して)を扱っていることが多いです。
    そのため、新聞をチェックすることは勿論、その上でわからなかった記事をファイリングしたり、興味のある記事について知識を深めるために関連した本を読んでみるのが良いでしょう。

    ステップⅡ 〜意見論述(問題解決能力)〜

    続いて、自らの意見を書くときに重要になる「論理的な思考力」や、自らが考える意見に厚みを持たせるための「問題解決能力」が問題となります。環境情報学部の小論文では、まず与えられた資料を読み解くことが大切であることは上記のとおりです。しかし、それに加えて自身の考えを自らの小論文に組み込むことが必要だといえます。もちろん、はじめから書きたいことを限定して一本化してもいいですが、その題材にそぐわない様な資料が出てきた場合に対処するのが難しいこともあります。そのため、自分のなかで主張したいことを持つだけでなく、SFCが掲げる「学際的」な考えを常に意識するようにしましょう。最低でも10年分の過去問を解いていくことでどのような考え方をして、問題に対処しなければいけないのかを学んでいきましょう。
    「問題解決能力」で一番大事なことは、本文で与えられた現状に対して「なぜ?」を考えて分析する力がポイントになってきます。漠然としていたり、抽象的なことを書いてしまう場合は、問題の分析が具体的にできてない場合です。より具体的である解決策を考えることができる=実現可能でかつ、実現して効果のある解決策になる解決策となります。机上の空論でなく実際にどのように解決策を提示できるのか?、そしてSFCでどのように学んでいくのか?といった部分を考えていくのが合格への第一条件でしょう。

    ステップⅢ ~意見論述(独創力)~

    意見論述において求められているのは独創力・発想力も大事になってきます。本文内で語られているような意見を自身の言葉で言い換えるというような文章を書いても点数はもらえません。かといって、あまりに突飛な意見を述べたところで、その根拠付けが曖昧であれば採点者側に「筋の通らない文章である」、という烙印を押されてしまいます。

    ですから、新聞を読むなかで自分の興味をそそったり、目を引くような記事があればそれらを簡単に要約してみてください。(ここ数年は、資料に魅惑的なタイトルをつけたり一行程度で表現するというような問題が出題されているので、記事に自分なりのタイトルを付けてみましょう。)
    独創的かどうかというのは自身で判断するのではなく他の人に表現してもらうのが良いでしょう。もちろん、タイトルは独創的というだけでなく本文の内容を適切に表現ができているかどうかというのも肝心です。

    過去の環境情報学部の課題文とテーマ一覧

    ▶2016年 身近なモノやコトの未来・進化 について

    資料A.西岸良平著『夕焼けの詩 13ー雪うさぎー』「テレビがわが家にやって来た!」(小学館、1982年)資料B.リチャード・ランガム著、依田卓巳訳『火の賜物ーヒトは料理で進化した』(エヌティティ出版、2010年)
    資料C.関根千佳著『ユニバーサルデザインの力 社会人のためのUD入門』(生産性出版、2010年)資料D.西垣通著『スローネットーIT社会の新たなかたち』(春秋社、2010年)資料E.グリーンズ編『ソーシャルデザインー社会をつくるグッドアイデア集』(朝日出版社、2012年)資料F.横井軍平著『決定版・ゲームの神様 横井軍平の言葉 ものづくりのイノベーション「枯れた技術の水平思考」とは何か?』(スペースシャワーネットワーク、2012年)資料G.ちきりん『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!』(大和書房、2012年)

    ▶2015年 発明と創造 について

    資料【A】〜【H】までの著者、 IEEE History Committee、エイドリアン・ヴォイヤー、大月ヒロ子、加藤徹生、鈴木淳、トード・クレソン、宮崎正勝、村井純

    ▶2014年  地球と人間 について

    【A】〜【I】までの著者、貝塚爽平、長坂俊成、長山靖生、樋口広芳、日髙敏隆、広松伝、G・ポーター、D・メドウズ、山内恭

    ▶2013年 身体知 について

    マイケル・ポランニー『暗黙知の領域』資料1.西岡常一、小山三夫、塩野米松著『木のいのち木のこころ<天、地、人>』(新潮文庫)資料2.生田久美子著『「わざ」から知る』(東京大学出
    会)資料3.稲垣佳世子、波多野誼余夫著『人はいかに学ぶか』(中公新書)資料4.古屋晋一著『ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム』(春秋社)資料5.『日刊エレクトロニクス』「特集/スポーツ、未開の大陸/第三部<要素技術編>アスリートの神秘を」(日経BP社、2012年7月23日号)資料6.朝日新聞宮崎版(2009年5月26日朝刊)資料7.金井壽宏、楠見孝編『実践知ーエキスパートの知性』(有斐閣)資料8.慶應義塾内部資料より抜粋資料9.福澤諭吉著『福翁自伝』(慶應義塾大学出版会)

    ▶2012年 生活用品の発展 について

    資料1.秋岡芳夫著、雑誌『セラミックス』掲載の論文(1969年)資料2.D・A・ノーマン著、伊賀聡一郎・岡本明・安村通晃訳『複雑さと共に暮らす、デザインの挑戦』(新曜社、2011年)資料3.ニール・ガーシェンフェルド著、糸川洋訳『ものづくり革命 パーソナル・ファブリケーションの夜明け』(ソフトバンククリエイティブ、2006年)資料4.山中俊治著、目黒美術館DOMA秋岡芳夫展カタログ(2010年)より

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青山学院大学経済学部【日本史】| 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.10.07

青山学院大学経済学部 入試難易度: 3.0 全体概観:配点100点 60分 問題数は約40問です。時間が足りなくなることはないでしょう。選択式と記述式の問題が出題され、論述問題はありません。穴埋め、一問一答、年代整序、正誤判定など様々な形式の問題が出題されます。 時代的にはまんべんなく出題されます。

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  • 青山学院大学経済学部

    入試難易度:ico_grade6_3 3.0


    全体概観:配点100点 60分

    問題数は約40問です。時間が足りなくなることはないでしょう。選択式と記述式の問題が出題され、論述問題はありません。穴埋め、一問一答、年代整序、正誤判定など様々な形式の問題が出題されます。
    時代的にはまんべんなく出題されます。古代と近現代については毎年必ず問われています。また、経済学部だからかどうかわかりませんが、社会経済史を扱った問題も多くみられます。もちろん、時代横断的に出されますので、気を付けてください。

    史料問題は必ず出題されます。難易度としては教科書レベルの内容を聞かれていますが、単に用語を知っているだけでは答えられない問題も数多く出題されています。したがって、教科書・資料集などを活用し、できごとの背景・影響なども含めて覚えていくことが大切です。青山学院では確かに教科書レベルの知識が出題されますが、難易度は決して低くありません。丁寧に知識をつけていくことが大切です。

    対策1:史料問題の対策はどうしたらいいですか?

    まずは、基本史料を確認してください。教科書や資料集に載っているものを確認しましょう。関連する事項を覚え、内容を確認します。そのうえで市販の史料に関する参考書を用意し、それで細かい史料も学んでいきましょう。また、史料に関する問題集も是非やってみてください。ただ問題集を読むだけより自分で実際に問題を解いてみることで得るものはたくさんあるはずです。

    対策2:社会経済史の対策はどうすればよいのか?

    各地域の土地制度・税制の変化は必ずまとめてください。また、産業の発展なども時代ごとにまとめましょう。自分でまとめるのが大変な場合サブノートや史料集を活用しましょう。そして、変化するには必ず背景があるはずです。その部分まで理解できれば十分です。このようなことは教科書にも記述があります。教科書をよく読みこめばできるはずですので、簡単に終わらせるのではなく、一冊の教科書・参考書にじっくりと取り組むようにしてみてください。

    以上みてきたように、青山学院大学経済学部の日本史では、さまざまな分野がまんべんなく出題されます。教科書レベルの問題が多いので、当たり前のことをできるようになった人が合格します。大学受験では100点を取ることではなく、人より1点多くとることが大切です。また、1位じゃなくても大丈夫です。100人合格するならば、100位に入ればいいのです。そう考えた時に、青山学院大学の日本史で合格点を取るには教科書レベルの知識事項で点数を落とさないこと、難問に関しては(できるに越したことはありませんが)できなくてもくよくよせずに次の問題に進むことが大切になります。

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    青山学院大学経済学部に合格するための参考書

    当塾で使用している青山学院大学経済学部に合格へ必要な参考書を紹介します。もちろん、当塾の場合は一人一人個別にカリキュラムを作成するため下記のようなカリキュラムは一例となります。参考書は何をやるかよりも、どのような目的で使用するかというが大事です。闇雲に行って情報量に圧倒されてしまうのではなく、1つ1つ目的意識を持って勉強していきましょう。
    参考書だけでの独学での合格はかなり難しく、初学者の場合は指導なしでやってしまうと下手な癖が付く可能性が高いです。下手な癖がつくと、その癖を治すのに手一杯で結局志望校に受からないというケースが多くなっています。浪人しても成功しない人はこの辺りに理由があります。
    ご心配な方は一度カウンセリングを受けて見ると良いでしょう。カウンセリングはこちらからどうぞ。

    ■下記参考書名をクリックすると詳しい使い方のページに飛びます。

    ▶初歩(偏差値40程度)

    とってもやさしい日本史

    ▶基礎(偏差値40~55程度)

    金谷の日本史 「なぜ」と「流れ」がわかる本

    時代と流れで覚える日本史B用語

    ▶応用(偏差値55~65程度)

    石川の日本史B実況中継

    ヒストリア日本史問題集(*時間のない場合は行う必要はなく過去問で問題を解くことで対策をしていくと良いでしょう。)

    青山学院大学経済学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします

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