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最速生物勉強法|早慶圧勝レベルまで効率的に成績を上げる方法

2016.09.08

早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で生物を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。当塾で指導している最速で効率的に生物の成

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  • 早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で生物を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。当塾で指導している最速で効率的に生物の成績をあげる勉強方法の一部をお伝えいたします。 [toc]

    高校で生物を学ぶ意義

    高校で学ぶ生物は医学、看護、理学、薬学、農学などの分野でより専門的な勉強・研究を行う上での土台作りという意味合いが強い科目なのかもしれません。
    しかし、生物(学)を広義的に捉えれば、そのルーツはアカデミズム誕生より前に遡り、実はかなり我々の根源的な欲求に近いところにある学問・科目であると言えます。 それは、「生命とは何か?」,「身の回りにはとのような生き物がいるのか?」等の問いは人類が古代より持ち続けてきた根源的な生物学的な疑問であり、今大学などアカデミズムの場に存在しているほとんどの学問の系譜はここに端を発していると言っても過言ではないからです。つまり、生物は我々人間とかなり深いところで密接に関わっている科目・学問なのであり、高校生には気が付きにくいかも知れませんが、 「受験に使う1科目」や、「より専門的な勉強をするための準備科目」以上の意味を持っている科目・学問なのです。
    さらに言えば、科目・学問の本質的な存在意義は自身が持つ知的欲求を満たすためであり、決して試験で点数を取るためのものではないということをここで強調しておきたいと思います。

    学問の細分化によって「生物」とその他の分野との垣根はほとんどないと言っても過言ではありません。例えば、遺伝子調節には物理学が関わりますし、種問題を扱うのは生物・科学哲学ですし、医学が生物学と密接に関わっているのは説明するまでもないですね。
    これはもともと見えないところで繋がっていたいたところに我々が「生物(学)」という名前を付けていたために、今一つ見えにくかった繋がり・関系性が学問の発展に伴い見えてきた結果です。下記に述べているように生物という科目・学問の諸分野もその同様にその中の見えないところで互いに関り・つながっています。ぜひ自分なりにそのつながりを見つけて生物という科目・学問を楽しんで下さい。

    生物は暗記をすればできるようになる?

    生物は「暗記科目」と思っている人は少なくないかもしれません。細胞の部位やホルモンの名称など、試験で点を取る都合上、知っておかなければならない語句は確かにありますが、生物は決して「暗記科目」ではありません(もちろん、全く暗記しなくて良いというわけではないですが)。
    生物に限らず、程度の差こそあれ、試験で点数を取る上で暗記しなければならないことはどの科目にも存在します。生物の場合、その暗記しなければならない量が多いため、「暗記科目」と分類されがちですが、それはあくまでテストで点数を取る上での話です。「暗記科目」だと思っている人は、上にも述べたように生物を含め、科目・学問というのは試験で点数を取るために存在してるわけではないということを(再)認識する必要があります。

    1700年代にスウェーデンのリンネが「Systema Naturae」の中で生き物の体系的な類縁関係による(自然)分類の構築を目指したことから見て取れるように、生物の事象・現象は見えにくいかもしれませんが、深いところでつながっています。 生物はその「関係性」、「つながり」を理解しなければいけない科目です。そして、生物を勉強する中でこの見えない「関係性」、「つながり」を見つけようとする努力をして欲しいと思います。例えば、ある魚のグループのミトコンドリア遺伝子と核遺伝子に基づく分子系統樹があったとします。分子系統樹がhypothesizeしている系統関係だけに着目すれば、「ふむふむ、A種とB種は近縁なのか」と、それで話は終わってしまいますが、ここで一歩踏み込んでみることが大切です。分子系統樹はその名の通りDNAの塩基配列の比較に基づいて推測された系統樹です。近縁なA種とB種はその共通祖先から進化をして互いに異なる塩基配列を持っています。実は、この塩基配列の違いに着目するとコドンでいうところの3つ目に違いが見られることが多く‥… 鋭い人ならここで「あっ!」となるところだと思います。
    そう、コドンでいうところの1つ目、2つ目の塩基は変わると対応するアミノ酸が変わるが、3つ目は指定するアミノ酸に変化を及ぼしません。近縁な2種間の塩基配列比較をすると、指定するアミノ酸までかえてしまう塩基の変化より対応するアミノ酸には影響を及ぼさない塩基の置換(synonymous substitution)の方が進化の過程で起きやすいことがわかります。

    このように考えると、これは生物の分類の分野と遺伝情報の分野との関係性が見えてきます。

    この例のように少し主体的に考えるだけで一方的で単調になりがちな暗記一辺倒からより生物が本来持つ面白さに近つくことができるのです。

    どこで起こっていることなのか?に注意する

    生物で習う事柄にはミクロなものからマクロなものまで様々なものがあります。生物というのは、低次の相互作用によって、より高次の構造が構成されるものともいえます。
    その構造を知る学問でもあるため、構造の段階に分けて考えることが必要です。つまり、ヒトやホウセンカなどの個体は、生物学的にはマクロなものとして扱われるのです。全ての名前や現象を大きさで分け、どの階層で行われているか考えながら整理していくことが、生物の勉強の第一歩になります。

    具体的に考えていきましょう。

    生物で習う名前や事柄を小さなものから順に並べていくと、分子→細胞→組織→器官→個体と分けることができます。
    分子とは、例をあげるとDNAやタンパク質などがあります。
    その次の細胞ですが、これは動物で例をあげると赤血球、植物で例をあげると孔辺細胞にあたります。
    そして組織とは、血液や表皮に、器官は心臓、葉にあたります。
    そして最後の個体が、ヒトやイチョウを指します。

    このように、出てくる名詞がどの段階に当たるのかを把握して記憶していくことが生物では非常に大事なのです。そして、その名詞が使われるときの反応などの用語も関連付けて覚えていくとより理解が深まります。

    前項にあるように全ての名前や現象を大きさで分け、どの階層で行われているか考えながら整理していくことが、生物の勉強には必要ですが、名前を覚える際に、おおまかに大きさを把握することで、不確実にしか覚えていない事柄を推察するヒントになることもあります。

    具体的に例を挙げますと、先程分子の例としてたタンパク質は大きさが数10nm(1nmは1000000分の1㎜)となっています。
    また、細胞の例として挙げた赤血球は直径が約7.5㎛(1㎛は1000分の1㎜)、動物の細胞の中で最も大きい卵は約120㎛です。肉眼では100㎛からは見えると言われていますので、卵は可視であると分かります。
    このようにある程度で充分ですが、大体の大きさを把握することが、そのもののイメージと階層を把握することにつながります。

    もちろん、全ての事柄には例外があります。例えば、ニューロンは神経を伝達する動物に特有の細胞ですが、樹状突起がある部分は幅が約60㎛で細胞の大きさを逸脱しませんが、そこから延びる軸索部分は長い場合では1mもあります。

    このように大きさが大きく異なる物は例外ですので、例外として覚えておきましょう。

    【インプット編】生物の概念をつかんでいく

    生物での現象をイメージする

    生物では、起こっている現象をいかにイメージができるかどうか?という点が大事です。教科書や参考書を見てみると、いろいろな図表が出てきますが、その意味合いをイメージできてないと、間違えてしまうことが多くなってしまいます。

    植相の遷移や系統樹などは対象物が目に見えるのでイメージしやすいかもしれませんが、PCR反応や光合成などは実際に目に見えるわけではないので、図を基に自分の頭の中で考えるのが現実的かと思います。暗記をするにも意味合いをイメージできるかどうか?という点が勝負になっていくのです。

    現象をイメージしやすくする手段の一つは実験をすることです。ですが、高3ともなると時間的に全ての実験ができるなんてことはないでしょう。そういう場合は図説を使ったりしてどのような実験を行っているのか?なぜこの現象が発生するのか?という点を考えながら暗記をしていくと良いでしょう。

    自然の中で生物と触れよう

    皆さんはなぜ生物を勉強しているのですか?
    「行きたい学部の試験科目だから」、
    「物理よりは簡単そうだから」、
    「暗記さえすれば出来そうだから」など人により様々な理由があるかと思います。

    ですが、「生物が好きだから」という理由が一番多くあって欲しいものです。
    今、理学部や農学部など所謂「生物系」とされる学部・専攻の学生たちは教科書や参考書に載っている内容はよく理解している人が多いですが、より基本的な自分たちの身の回りにいる生き物の名前などを知らないことが多々あります。
    エノキの木がわからなかったり、飛んでいる蝶は全部アゲハチョウであったり、アカデミズムの場で生物(学)を学び、研究をしていく人として備わっていて欲しい基本的な知識がない人が多いのは現実としてあります。
    幼少期から生き物に興味を持ち、自然に触れ、naturalに「生物」と接してきた人たちにとっては当たり前の知識が科目として「生物」と向き合う人達にとっては当たり前でないのは当然ですが、前者より後者の方が圧倒的に多い現状は少し寂しく感じます。
    決して小さい頃から生き物が好きな人や身近な生き物の名前を知っている人がそうでない人に比べて優秀だと言っているわけではありません。ただ、科目としての「生物」とだけ向き合っている人には少しでも自然の中で「生物」と接する時間を作ってもらいたいと思います。長期的視点に立った時、きっと教科書・参考書からよりも多くのことを学べると思います。
    ただし、高3生は現実問題として科目としての「生物」と向き合わなければならないのも事実ですので、がんばりましょう。

    参照教材について

    自分の使いやすい教科書・参考書を1冊手元に置いておいて、わからないことや疑問に思ったことを調べられるようにしておきましょう。問題演習にも同じことが言えますが、基本的な知識の吸収はこの1冊をベースにして、あまり他の参考書などに手を出さないようにした方が良いです。当塾では以下をおすすめしています。

    例)宇宙一わかりやすい高校生物「生物基礎」船登惟希/赤坂甲治 学研

    基礎からのシグマベスト 高校これでわかる 生物 文英堂

    大森生物の最強講義 117講

    【アウトプット編】

    生物は暗記しなければならないことが多く、だからこそ問題を解くことで知識の定着を図る必要があります。しっかりと全部覚えたと思った後に問題を解いていくと、必ず「これ覚えたはずだけど、忘れてしまった」と言う問題が出てきます。そして、解答を見た時に「ああ、これか!」と自分が覚えたと思って間違えた問題は、強く印象に残るのです。

    図に描いて覚えよう

    生物には知っておかなければならない図や回路などがいくつか出てきます。一度見ただけで覚えられるという人も中にはいるとは思いますが、そうでない人が多いと思います。
    カルビン・ベンソン回路や窒素同化のしくみなど、典型的なものは自分で紙に描いて覚え、理解するようにしましょう。手を動かしながら、自分の頭の中で流れを理解しようとすると頭の中に残りやすいです。最初は参考書などを見ながらになるかもしれませんが、最終的には何も見ないでスラスラ書けるようになるのが理想です。

    上記 ( 生物の現象をイメージする) と重複しますが、実際の試験では図がないことも多々ありますので、どれだけ頭の中でその図が描けるか、理解できているかが大切になってきます。

    例えば、光合成において吸収されるCO2が減少すると・・・ となった時に頭の中で光合成及びそれに関連する代謝の反応系の関りが自分なりにイメージできてないとCO2の減少によって影響を受けるところが反応系のどこかわからなくなってしまいます。

    過去問対策

    センター試験

    生物のセンターはグラフ読み取り・実験考察問題が半分近く占めるので、多少の戸惑いややりにくさを感じることがあるかもしれません。なお、過去問を始める段階で教科書・参考書の生物の範囲は一通り終えていることが前提です。センター過去問演習を通じて勉強して覚えるという姿勢はあまりおススメしません。これは語句・内容の理解があやふやな状態では問題文や選択肢の内容がわからず、効率的な学習とならないのが理由として挙げられます (上記【アウトプット編】参照)。

    ここからはセンター試験で80点以上を取ることに着目した勉強法をご紹介します。センターで出題される生物の問題の特徴として、・知識をベースにその理解を問う問題・実験考察及びグラフ読み取り問題  以上2点が挙げられます。

    このことから・用語の定義やその内容を正確に理解していなければならない・グラフを正確に読み取る、実験結果からわかることを考察するタイプの問題ということがわかります。

    例年、知識をベースにその理解を問う問題と実験考察及びグラフ読み取り問題の比率が1:1くらいで出題されている。つまり、この2つでバランスよく得点できないと80点は難しいということです。あいまいな知識・実験考察力では8割は難しいということです。

    知識問題については教科書に出てくる重要語句を押さえるのははもちろん、欄外のマイナーな囲い記事などにも目を通しておきましょう。センターに限ったことではありませんが、語句を覚えるときに教科書や参考書に出てくる文脈でその語句を覚えるのではなく、自分の言葉でその語句を説明できるようにすることが大切です。

    実験考察・グラフ読み取り問題はセンター過去問、もしくは類似問題を使ってなるべく多くの問題をこなすのが一番だと思います。間違えたり、難しいと感じた問題はじっくりと時間をかけて理解できるまで繰り返し解くようにしましょう。数をこなしていく中で、自分の苦手な問題が浮き彫りになったら類似問題等で重点的に演習しましょう。

    早慶の過去問について 

    生物で受けられる早慶の学部は多くはありません。慶應・看護、医、早大・理工系、教育理系、人間科学理系といったところでしょうか。また、理科は選択性のところが多く、必ずしも生物を選ばなければならいわけではありません。もし上記の大学・学部を生物での受験で考えているなら、過去問を早めに手に入れて、頻出の分野・傾向をつかんでおきましょう。1つアドバイスがあるとすれば、受験科目選びは近視眼的に入試突破のことだけを考えるのではなく、大学での勉強を見据えて行うのが賢明です。例えば、早大・教育の生物科を全く生物をやらずに化学や物理で受けると入学後に苦労します。なお、早大は問題形式が年によって大きく変わることがあるので、その点にも留意する必要があります。
    また当塾ではどのようにしたら、早慶の過去問を解いたらよいのか?という点も徹底的に指導しています。こちらまでご連絡ください。

    Q&A

    ここでは入試レベルの生物の問題について当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow3.gif" name="質問1"]早稲田レベルの生物を未修の状態から1年で出来るようにするには何をすればいいですか?[/speech_bubble][speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]まず教科書・参考書の内容を一通り頭に入れることからはじめるべきでしょう。その上で問題集を1冊決めて演習をして知識を定着させていってください。それから過去問という流れがベストかと思いますが、バックグラウンドなしから1年で仕上げるのは時間的にかなりタイトで、他の科目との兼ね合いが難しくなってくることを念頭に入れて下さい。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow3.gif" name="質問1"]ホルモンの名前と働きなど、なかなか語句が覚えられません、何かいい方法はありますか?[/speech_bubble]
    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]
    物事の覚え方及び覚えやすさは人によって違うので、一概にこのやり方が1番というのは難しいのですが、いくつか提案することはできます。一つ目は、書きつつ声に出して覚えるやり方です。自分の頭の中で確認しながら声に出すことでただ書くだけよりは効率的に覚えられます。次はフラッシュカード(所謂単語帳)を作るというやり方です。電車の中など通学中などの空いた時間に手早く確認できるので便利です。自分に合う方法を見つけて頑張ってください。[/speech_bubble]

    合格までのスケジュール例を見てみよう!

    現状と入試までの期間を踏まえてスケジュールを立ててみましょう。当塾のこれまでの相談を元にスケジュール例をご紹介いたします。
    *あくまで一例です。

    【理想的!】高2夏から始めるパターン

    ■<高2>7月後半 〜 8月上旬
    宇宙一わかりやすい高校生物基礎
    <高2>8月上旬 〜 8月下旬
    宇宙一わかりやすい高校生物基礎
    <高2>9月上旬 〜 10月下旬
    リードα 高校生物基礎
    <高2>11月上旬 〜 12月下旬
    基礎からのシグマベスト 高校これでわかる
    大学入試の得点源 【生物】
    ■<高2>1月上旬 〜 3月下旬
    基礎からのシグマベスト 高校これでわかる
    大学入試の得点源 【生物】
    リードα生物を行う
    <高3>4月上旬〜5月下旬
    生物基礎問題精講を行う
    大森生物の最強講義を参照教材として使う
    <高3>6月上旬〜7月下旬
    生物基礎問題精講を行う
    大森生物の最強講義を参照教材として使う
    <高3>夏休み中
    大森生物の最強問題集を行う
    <高3>8月半以降
    大森生物の最強問題集を行う
    早慶の過去問を解いていく

    高3から始めたい

    高3から生物を行いたい方は個別でカリキュラムを組んで勉強を行っていきます。

    counceling_main_mbカウンセリングはこちらから行っております。

    大雑把にスケジュールをあげてみました。高2からはじめるスケジュールは簡単そうに見えて実はとても大変です。それまで持っている力によっても違いますし、他の科目とのバランスも考えながら進めなければなりません。当塾では、それぞれの生徒さんの実情に合わせてスケジュールを組んでまいります。

最速化学勉強法|早慶圧勝レベルまで効率的に成績を上げる方法

2016.09.08

早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で化学を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。当塾で指導している最速で効率的に化学の成

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  • 早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で化学を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。当塾で指導している最速で効率的に化学の成績をあげる勉強方法の一部をお伝えいたします。 [toc]

    化学勉強の前に知っておいてほしいこと

    化学とは?

    自身の身の回りのものがどのような構造でできているのか?、こうした疑問は古代の時代から疑問に抱かれ続けたことです。このような「物質がどのような粒子から成り立っているのか?」といった疑問に答えるのが化学です。自分で勉強する際にも身の回りのものがどのよう構造で成り立っているのか?を考えながら学んでいくと興味深く勉強ができるでしょう。

    暗記をしなければ点数が取れない科目?

    暗記科目だから化学は苦手・・という人は多くいるかもしれません。もちろん、化学が暗記というのは半分は正解です。無機化学は沈殿物の色を覚えないと解けませんし、有機化学も構造を覚えないと解けません。こうした部分は、いかに工夫して暗記することができるかどうか、という点が大事になってきます。
    ですが、全てが暗記というわけではありません。歴史科目やその他の科目と同じように流れや理論があり、また一見暗記と思われがちな無機化学や有機化学にも考えて答えを出さないといけない分野はあります。すなわち、化学は前提として暗記をしなければ点数を飛躍的に上げることはできないけれど、暗記以外にも計算や考える部分も多く存在しており、暗記だけではない科目であるといえます。

    単位に注意する

    化学は難関大学になればなるほど計算問題が頻出します。初学者がつまづきがちな部分は物理同様、単位でしょう。単位がどのようにできているのか?ということは理解しておいたほうが良いでしょう。
    化学や物理でよくでてくる[ / ]の記号の意味を理解しているでしょうか? 例えば、モル濃度[mol/L]は、溶媒1[L]辺りに含まれる物質量[mol]なので、速度の単位が時間1[h]辺りに進む距離[km]を[km/h]で表すのと同じように考えれば、計算方法を示していることがわかります。

    同じ考え方で、
    「500[ml]の塩酸には、2[mol]の塩化水素が溶けている。この時ちょうど中和するには1[mol/L]の水酸化ナトリウムが何mL必要か」という問題を考えてみましょう。物質量で比べるなら塩酸の全量は関係ありません。水酸化ナトリウムの物質量が塩酸と等しければよいので、答えをA[L]とすると

    2[mol]=1[mol/L]×A[L]     ∴A=2

    単位がLなのでmLに直して、2[L]=2000[mL]となります。

    上記のように、化学の計算では単位がどのように成り立っているのか?という部分を理解して解いていく必要があります。

    【インプット編】化学の概念をつかんでいく

    化学の現象をイメージする

    化学は物質の構造をミクロな視点から解析していく科目です。入試問題を見てみると、数字がたくさん出てきて計算を解いていくという色は強いですが、その意味合いをイメージできてないと、間違えてしまうことが多くなってしまいます。化学では、起こっている現象をいかにイメージができるかどうか?という点が大事です。
    暗記という色が強い無機化学であっても、物体の色とかニオイを自身でイメージしながら理解を進めていくと良いでしょう。五感をフルに使いましょう。もちろん、有機化学でも同じ。物質の立体配置、どこが置換されるのかなど、その構造がどのようになっているのか?を頭でイメージしながら考えていく必要があります。原子の模型が売ってるので、そちらを買ってみても良いでしょう。

    上記のようにどのように現象が起こっているのか?をイメージしながら覚えていくと格段に定着が早くなります。もちろん、最初のうちは全ての現象をイメージしながら覚えていくとツラいと思うので、一問一答のように覚えていっても問題はないでしょう。ですが、そのレベルでは上位の大学は目指すことはできないということは肝に銘じておきましょう。
    暗記をするにも意味合いをイメージできるかどうか?という点が勝負になっていくのです。

    もちろん、現象をイメージするのに一番良いのは実験をすることです。
    ですが、受験生ともなると全ての実験ができるなんてことはないでしょう。そういう場合は図説を使ったりしてどのような実験を行っているのか?、なぜこの現象が発生するのか?という点を考えながら暗記をしていくと良いでしょう。

    概念、化学用語を日本語で理解する

    化学は他の理系科目に比べると暗記の要素が強いですが、ただ丸暗記しているだけではできるようにはなりません。たとえば、化学の「〜法則」、化学用語をただ覚えるだけでなく、なぜその法則が成り立っているのか?、化学用語についても自分の言葉で説明できるようにしてください。

    ▶ボイルの法則

    →物質量と温度が一定のとき、圧力と体積が反比例する。理想気体について常に成り立つ状態方程式に、物質量と温度が一定の時を考えれば成立していることは容易に確認できる。(歴史的には逆だが、ここの理解は逆輸入的で問題ないでしょう)

    ▶融解塩電解

    →アルミニウムの工業的製法。アルミナを電気分解してアルミニウムを作りたいが、アルミナの融点は非常に高くそのままでは電気分解しにくい。そこで氷晶石を用いて融点を下げて電気分解を行う。

    『宇宙一わかりやすい高校化学』の詳しい使い方はこちら
    https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/kagaku/uchuichikagaku/

    各分野での勉強法

    理論化学

    化学の理論分野は、有機、無機化学すべての分野に通じるため、ただ暗記をするだけではなく、上述した方法を使って深い理解に基づいた上で勉強を勧めていきましょう。

    勉強の初期段階では、物質の分類はどのようにわかれているか、原子の構造、イオンとはどのようにできるか、結合の種類(またその構造、成立ちを他の人に説明して納得感のあるレベルでの理解)、周期表を勉強してください。この部分の理解が中途半端だとその他の分野にも大きく影響を与えてしまうので気をつける必要があります。

    続いて、物質量の計算・化学反応式の量計算・濃度の計算という計算問題を身に着けていきましょう。指導をしていて多くの人が躓くのが、この分野です。特に医学部再受験生で、「文系なのに化学をしなきゃいけない!」という人は、十中八九躓いてしまいます。molの扱いに慣れずに戸惑う人が多いようです。上でも述べていますが、理科(物理/生物も同じ)の計算問題のポイントは単位の扱いに注意することです。最終生産物の単位を考えることでどのように計算を行ったら良いのか?を問題を見た段階ですぐに計算できるようにしていきましょう。早慶取った難関大学の入試でもこうした計算部分で差がつきます。「できない。苦手だな・・」と思わずに基礎的な計算練習を積んで慣れていきましょう。必ずできるようになります。

    上述の化学特有の単位の計算問題を一通り解くのに慣れたら、酸塩基、熱化学、酸化還元、電池・電気分解、気体、溶液、平衡といった「the 化学」の分野に突入していきましょう。この分野で使う公式や法則は多くはありません。公式・法則の意味合いを考えて図や表で考える癖をつけましょう。気体の計算(ボイル・シャルルの公式の使い方など)や、平衡の計算は頻出でかつ苦手な人が多い分野です。最初は大変ですが、一つ一つ理屈を考えながら理解を行ない計算練習を行うことでできるようになっていきます。

    有機化学

    有機化学とは、「炭素Cを含む化合物」のことです。有機化学では、他の分野と比べると限られた数の元素しか出てきませんが、これらの組み合わせを変えることで1000万種類以上の有機化合物が現在では知られています。こうした膨大な数の有機化合物がどのような構造で成り立っているのか?を考えていくのが有機化学の勉強となります。覚える事柄は多いですが、それぞれの意味を考えて覚えていく時に定着しやすくなります。一定程度の知識を覚えて問題を解くことに慣れてくると、パズルのような感覚で楽しく問題が解くことができます。以下で有機化学それぞれの分野でどのように勉強をしていったら良いのかをお伝えしていきます。

    有機化学のルールを覚える

    有機化学の一番はじめに行うことは命名法、官能基、結合の仕方を覚えることでしょう。有機化学ででてくる化合物は数万種類あり、「覚えるのはムリ!」と思った方もいるかもしれません。
    ですが、化合物の名前には「このように命名する」というルールがあります。一つ一つ名前を覚えるのはムリですから、命名のルールを覚えてしまいましょう。
    また官能基と呼ばれる「物質の性質や機能を表す原子団」覚える必要もあるでしょう。例えば、 「— O—」 エーテル結合などがあります。
    また結合の仕方も覚えてください。
    こうした基本を覚えていくのは大変な作業で、ここで有機化学は難しい・・と考えてしまう人もいるかもしれません。ですが、この部分は英語の単語と一緒で覚えてしまえばその知識を前提に使って、問題を解けてしまうのでまずは覚えてしまいましょう。

    脂肪族化合物

    脂肪族の問題では、複数の異性体の可能性がある中から問題中の実験結果を使い1つの構造に同定させる問題が一般的です。こういった問題を解く上で、「現在の条件下で考えられる異性体を全て挙げる」というのは前提となる最も基本的な条件です。問題を解いていくには、まず言葉の定義をきちんと覚えることが重要です。
    「異性体」と一言でいっても、「構造異性体」「立体異性体」「幾何異性体」「光学異性体」と何種類もありますが、これらの意味が分からなければ「以下の物質から幾何異性体を持つものを選べ」などと聞かれても、まず問題の意味が理解できないでしょう。次に組成式から考えられる構造異性体、立体異性体を全て挙げられるようにしましょう。

    油脂

    油脂は苦手な方が多い単元です。
    しかし実際にはグリセリンに高級脂肪酸がエステル化してついているだけで、起きる反応はこれまでの脂肪族などと変わりません。3つの高級脂肪酸がそれぞれどう反応しているかと、それがどうエステル化して油脂になり、どうケン化してグリセリンとセッケンに戻るのかを整理して理解できれば、決して難しくありません。

    芳香族化合物

    様々な付加生成物の製法を覚えることが重要です。ベンゼンスルホン酸、塩化ベンゼン、フェノールなどを反応させ、相互に変換していく問題が基本になります。そのため、反応前と反応後の物質が整理されていないと効率的に問題を解くことはできません。例えば、「ベンゼンを濃硝酸と濃硫酸の混酸と反応させ、出来た生成物をスズと濃塩酸で還元、次に水酸化ナトリウムを加え、ここに氷冷下で希塩酸と亜硝酸ナトリウムを反応させて、温度を上げる。」なんて問題のとき、いちいち反応式を考えていては時間が足りません。「ベンゼンを濃硝酸と濃硫酸の混酸はニトロベンゼンの製法」「ニトロベンゼンを還元して水酸化ナトリウムはアニリンの製法」「ジアゾ化後に温度を上げるのはフェノールの製法」と瞬時に判断しながら問題を読む必要があります。

    高分子化合物

    高分子は苦手な生徒が多いですが、これはたぶん計算問題の解き方がわからないからであることが多いです。高分子でも計算問題は特有の扱い方があります。
    重合度を含め化学反応を書いて、モル数で勝負すれば大丈夫です。有機高分子の分野は覚える領域は無機より少ないですが、その少ない知識で構造決定などの問題を解かなければならないので、やはり基本問題を多量に解いて、知識の系統化を図ります。そのあと、標準、応用と進めますが、特に構造決定の問題では問題の一部から想定できる構造を全て書き残りの条件から選択していくか、問題の条件から2,3の構造に絞って解くのかを、判断して解くのが要点です。

    糖類、タンパク質

    糖類は、グルコースの構造式はα-, β-とも書けるようにしましょう。逆に言えばこれさえしっかり覚えておけば、後はグルコースとの比較や組み合わせで覚えて行けます。タンパク質については、アミノ酸の平衡のルールを理解した上で書けるようにしておきましょう。中性アミノ酸が基本ですが、国公立大学や早慶、医学部などを目指す人は酸性アミノ酸、塩基性アミノ酸についても書けるようにしておくとよいでしょう。

    無機化学

    無機化学は暗記ばかりでつまらない、とにかく覚えることと言われていて大変な分野ですが、以下の点に気をつけると覚えやすくなります。

    身の回りのものでどのようなものがあるかを見ていく
    化学のできごとを「教科書の中だけで起こっていること」と捉えていてはいけません。自身の身の回りでどのようなことがあるのか?と考えることで途端に身近に感じることができ暗記が促進されます。

    図説を使って実験での反応、色、形を確認する
    無機化学は実験での様子がでてきます。ですが、実際に自分で毎回実験するわけにもいかないでしょう。そのような場合のイメージ把握で使用するのが化学の図説です。学校でもらったもので構いません。特に色、形を理解していくには格好の教材だといえるでしょう。

    反応式の仕組みを理解する。
    無機化学で登場する主に登場する反応式は、酸・塩基の式と酸化還元反応式です。酸化還元反応式の場合は理論化学でもよく目にしたでしょう。ですが、酸塩基の式、特に『弱酸(弱塩基)遊離反応』はこれまでに目にしたことがないでしょう。しかし、無機化学に出てくる大事な反応式は、弱酸(弱塩基)遊離反応を使っています。そのため、この構造を理解することで無機化学の反応式を理解するのが楽になるでしょう。
    例えば、酢酸ナトリウムに希塩酸を加える 場合を考えます。この反応は強酸とは電離度が大きく、弱酸は小さいことから、『強酸はH+を放出したいが、弱酸はH+を放出したくないし、放出したH+は取り戻したい』ことが原因です。これが『弱酸遊離反応』です。なので、強酸(HCl)から弱酸(CH3COONa)のイオン(CH3COO)H+が渡されます

    CH3COO+ HCl → CHCOOH+Cl

    両辺に陽イオンであるNaを足して考えると

    CHCOONa + HCl →CHCOOH + NaCl

    丸暗記する必要はありません。
    式を見れば、『弱塩基遊離反応』も同様だとわかるはずです。これが理解できていれば、塩化アンモニウム水酸化ナトリウムのように違う物質であっても、基本が理解できていれば同じ考え方で解くことができるのです。

    また上記の覚え方に加えて、無機化学はどこまでを覚えるのか?を決めて覚える必要があるでしょう。何を覚えて、何を覚えなくてよいのか?を明確にしておくことは、時間の限られた入試においては非常に重要です。

    参照教材について

    化学で難関大学を目指す人は辞書代わりの参照教材として、「化学の新研究」を手元に置いてください。特に勉強初期段階だと単純暗記になっているため、知識と知識のリンクが不十分なことが多くなってしまいます。そのような場合に「化学の新研究」を利用して自身の知識をアップデートしてください。
    *時間があれば0からすべて読んでいくのが望ましいですが、化学がそこまで好きでもない初期の段階でそれをやってしまうと知識の定着もできなく、成績も上がらないで大変なので、必要に応じて読む形式のほうが良いでしょう。

    ▶化学の新研究について詳しい使い方はこちらから

    https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/kagaku/sinkenkyuensyu/

    【アウトプット編】

    化学は暗記科目の要素が強い分野だが、だからこそ問題を解くことで知識の定着を図る必要があります

    問題文から読み取れることを図に描く

    酸化還元滴定や気体計算など、問題文が長くなりやすい単元は、自分で書いた図にどんどん情報を書き込んでいきましょう。難関大学では計算させる問題が多いです。与えられているもの、求めたいものがしっかり図の中で理解できれば、求めるために必要なものが自ずと分かってくるはずです。必要な図は問題によって変わってきます。とはいっても分野ごとで使う図はだいたい似てくるので、参考書や問題集の解説を使って自分で図を描く練習をしてみてください。

    計算練習で気をつけること

    難関大学の化学の入試問題は、計算の割合が高いです。この計算分野は普段から意識して学習をしていないと間違えてしまうことが多くなってしまいます。数学が得意だから化学の計算は別途で練習する必要はない
    !と考えている人がいますが、そうした考えはやめましょう。そういう考えの人が入試で凡ミスをして、自身の志望校に合格することができなくなってしまっています。数学と科学は別物と考えて計算練習には取り組んでいくのが必要です。
    以下、具体的な計算問題の練習問題を使ってどのように考えていったら良いのかをお話していきます。

    ▶問題演習

    水100gにグルコース1.80gを溶かした時、大気圧下における沸点が0.0515k上昇した。水500gに硫酸ナトリウム7.10gを溶かすと、沸点は何K上昇するか答えよ。

    グルコースの分子量180より、1.80[g]÷180[g/mol]=0.0100[mol]

    水0.1kgに溶けているので、グルコースの質量モル濃度は0.100[mol/kg]

    この時沸点が0.0515k上昇したこと、グルコースが電離しないことより、問題の条件でのモル沸点上昇は0.515[K・kg/mol]

    水500gに硫酸ナトリウム7.10gを溶かすと質量モル濃度は

    7.10[g]÷142[g/mol]÷0.5[kg]=0.100[mol/kg]

    電離して溶質粒子が三倍になる硫酸ナトリウムの場合、沸点上昇は問題文から有効数字3桁で答えて

    3×0.100[mol/kg]×0.515[K・kg/mol] ≒0.155[k]

    このように、単位や有効数字の計算が重要なので、 1.8÷180が簡単だからといって侮ってはならないのです。

    坂田アキラ先生の教材は数学同様に式の飛躍がないため、なぜこの数字、単位になるのか?に適切に答えてくれます。クセのある教材のため、合わない人がいる可能性はありますが、化学計算が苦手な人は一度使ってみると良いでしょう。

    ▶坂田アキラの化学が面白いほど分かる本の使い方はこちらから

    過去問対策

    センター試験

    センター試験の特徴としては、化学の用語の定義や物質の性質が問われる 計算問題を選択肢の中から選ぶというのが挙げられます。ですが、上述の勉強法を行っていれば特にセンターだから・・・ということはありません。化学用語を自身の言葉や図や表を使って深く理解していく、計算問題は意味を理解して実際に手を動かして勉強していくとういことを行っていれば、難しくはありません。逆にこのような理解、方法で勉強をしていないと難関大学の合格は不可能でしょう。

    早慶の過去問について

    早慶の過去問についてですが、過去問を行う際には点数に一喜一憂するのではなく、できないことを発見しながら課題意識を持ってっていきましょう。問題ができた際には、何故できたのか?、自身が考えた解法ではどうして問題にたどり着くことができないのか?という点を考えていく必要があります。具体的な早慶の過去問対策は以下から御覧ください。
    また当塾ではどのようにしたら、早慶の過去問を解いたらよいのか?という点も徹底的に指導しています。こちらまでご連絡ください。

    Q&A

    ここでは入試レベルの化学の問題について当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow3.gif" name="質問1"]化学の苦手で全然できません。やはり、数学ができないと化学の計算はできないのでしょうか? [/speech_bubble]
    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]化学ができるようになるのに必要なのは、数学ができるようになることではありません。化学で使用していることは数学というよりも、算数のの四則演算です。単位が複雑なので、この部分でつまずく人がいるかもしれません。化学の計算ができない場合は、自分が何をしているのか?がわかっていない場合があります。計算をする前に、言葉で自分が何をしているのか?を説明できるレベルに持っていきましょう。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom2.gif" name="質問2"]化学反応式が覚えられません。。私は頭が悪いのでしょうか?[/speech_bubble]
    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]頭が悪いというのは関係がありません。化学反応式=暗記というイメージが強いため覚えられないと、才能がないのではないか?と感じてしまうのかもしれません。例えば、2Cu+O2→2CuOという化学反応式があった場合、この式を丸暗記しようとしていないでしょうか?それではいけません。「赤色をした銅(Cu)を空気中で加熱すると、酸素O2と反応して、黒色の酸化銅(Ⅱ)Cuoになる。Cuのように酸素原子Oを得たとき、その物質は酸化された」 というように文章で考える癖をつけていきましょう。さらにどのような状況なのか?というイメージも大事です。上で述べたように、図説を見ながら勉強していきましょう。[/speech_bubble]

    合格までのスケジュール例を見てみよう!

    現状と入試までの期間を踏まえてスケジュールを立ててみましょう。当塾のこれまでの相談を元にスケジュール例をご紹介いたします。
    *あくまで一例です。

    【理想的!】高2夏から始めるパターン

    ■<高2>7月後半 〜 8月上旬
    『とってもやさしい化学基礎』を始める
    <高2>8月上旬 〜 8月下旬
    『とってもやさしい化学基礎』を復習
    『宇宙一わかりやすい高校化学(理論化学編)』を始める
    *『坂田アキラの化学計算が面白いほどわかる本』を参照する
    <高2>9月上旬 〜 10月下旬
    『宇宙一わかりやすい高校化学(理論化学編)』
    *『坂田アキラの化学計算が面白いほどわかる本』を参照する
    <高2>11月上旬 〜 12月下旬
    『化学基礎問題精講』理論部分を始める
    ■<高2>1月上旬 〜 3月下旬
    『化学基礎問題精講』理論部分
    『宇宙一わかりやすい高校化学(有機化学編)』を始める
    <高3>4月上旬〜5月下旬
    『化学重要問題集』A問題理論部分を始める
    『化学基礎問題精講』有機化学部分を始める
    <高3>6月上旬〜7月下旬
    『化学重要問題集』の復習&B問題を始める
    『化学基礎問題精講』の復習
    <高3>夏休み中
    『化学重要問題集』まだ行っていない部分を行う
    『宇宙一わかりやすい高校化学(無機化学編)』を始める
    『化学基礎問題精講』無機化学部分を始める
    <高3>8月半以降
    過去問を解いていく
    『化学標準問題精講』を行う
    『化学の新演習』→苦手な分野のみのピックアップ

    高3から始めたい

    この時期から化学を始めるのは覚えることが多い化学においては、工夫した覚え方が必要となるでしょう。どのようにすすめていくかはカウンセリングはこちらから行っております。

    大雑把にスケジュールをあげてみました。特に高2からはじめるスケジュールは簡単そうに見えて実はとても大変です。それまで持っている力によっても違いますし、他の科目とのバランスも考えながら進めなければなりません。当塾では、それぞれの生徒さんの実情に合わせてスケジュールを組んでまいります。お気軽にご連絡ください。

最速物理勉強法|早慶圧勝レベルまで効率的に成績を上げる方法

2016.08.28

早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で物理を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。当塾で指導している最速で効率的に物理の成

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  • 早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で物理を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。当塾で指導している最速で効率的に物理の成績をあげる勉強方法の一部をお伝えいたします。 [toc]

    物理勉強の前に知っておいてほしいこと

    苦手な人が多い物理ですが、多くの人が間違った勉強をしてしまっているから物理ができなくなってしまうことが多いです。特に理系であるならば、数学で微分積分を行っていますから、物理を行わずに微分積分を理解するのは難しいでしょう。理系であっても避けてしまう人が多いですが、理系選択であればぜひとも選択して欲しい科目です。下記、物理を勉強する前に前提として知っておいてほしいことを記述しますのでご確認ください。

    解法よりも理解重視で勉強する

    物理で使用する公式はA4の紙一枚で収められるほどです。このようにお伝えすると、「物理はなんて覚えることがすくなく簡単な科目なんだ!」と思う人がいるでしょう。ですが、公式が少ない=簡単にできるという意味ではないことは理解したほうが良いでしょう。公式の少なさというのは、他の科目に比べ問題の自由度が多いです。そのため出題の視点を変えてくるのがほかの科目に比べ多くなっています。つまり、一つの公式を様々な視点から問題を出すことが可能なため、公式に対して本質的な理解をしていないと対応することができない!ということになります。
    本質的な理解というのは、下記で述べるような現象を図式化できるかどうか?という点と、図式した状態を表した公式を日本語で表現できるかどうか?という2点になります。
    公式を本質的に理解していれば、大局的に物理現象を理解しつつ、数式で細かい挙動を導出するといったミクロとマクロの視点で問題にあたれば、符号や単位のミスなどは絶対に起こりえないので、ミスを減らすことができます。
    もちろん、物理にもパターン問題といったものもあるのでそれについては準備しておくことが肝要です。(万有引力、熱力学のサイクルの問題、気体の分子運動論など)

    数学ができるのは前提条件

    物理を行う前提として数学がある程度できる必要があります。歴史をひもとくと、物理は数学は数学とともに進化を遂げてきました。特に、微分積分(後述の微分を使った物理を参照)、ベクトル(力の向きなど)、三角関数(交流、波の式など)は受験での物理でも多用するので、物理を勉強する前提として数学のこうした分野の知識は必要となります。数学の知識がなくてもできないことはないが、あったほうが断然に理解は早くなります。物理現象を数式を使って一般化したのが物理ですから、当然です。習得にかかる時間は、数学の方が圧倒的に多いです。当塾としては先に数学の基礎を固めてから物理の学習を開始することをおすすめます。
    *微積分で勉強したい人は・・・
    数IIIの微積分はできなければなりません。(特に三角関数の微積分はできないと交流や単振動の時大変です。)また計算速度や正確度も物理で高得点をとるのにあたって大切なので、数学と合わせて勉強したほうが良いでしょう。

    単位に注意しよう

    物理の公式は単位をおさえて理解しましょう。公式の単位がどのように成り立っているのか?を理解することは、すなわち現象がどのように成り立っているのか?を理解していくことにほかなりません。公式の単位で出てくる( A / B )という意味がよくわからない人は中学校で使う単位から考えなおしてみる必要があります。怪しい人は「速度がどのような意味でなりたっているのか?」から考え直してみると良いでしょう。

    学校の先生はあてにしない

    学校の物理の先生はあてにしないほうがよいです。指導要領の通りに行っていくため、力学、波動を途中まで行ってまた力学を行うというようにそもそもが難しい科目なのに、ぶつ切りで余計によくわからなくなってしまいます。また指導要領のとおりに行うと電磁気が一番最後に行うことになり演習不足に陥ってしまいます。電磁気はそもそもが目に見えないため、理解が難しい分野なのに演習不足⇒苦手という道になってしまいます。力学、電磁気は物理の中でも花型の分野なので、できない=物理ができないという結果になるでしょう。そのためにも、学校の先生の言うことは無視して早期から電磁気を演習できている状態になっているというのが難関大学を目指すのであれば、理想でしょう。

    【インプット編】物理現象の概念をつかんでいく

    物理現象を写真や頭を使ってビジュアルで考える癖をつけること。そして、その状況を立式して言葉で表すことができる状態までおこなうことで物理現象をモデル化して利用することができるようになるでしょう。現象⇒図解⇒立式(日本語化)というプロセスを何度も何度も様々な問題で行うことによって物理が得意になってきます。

    図を使って現象を考えよう

    図を使うことでとはものごとをわかりやすく理解することができます。受験生が「読んでいてわかりやすい!」と感じる参考書も字ばかりのものではなく、図が多い参考書が多い!ということは納得がいくでしょう。この図を書くという方法は物理の問題を考える際にも役立ちます。物理の問題は頭を使ってビジュアルで問題を把握することによって、一気に問題が簡単になることが多いです。
    また、力の方向が書けないと運動方程式が立式できないので物理的イメージを養うためにも問題の図を使って問題を考えるのではなく、自身で一度0ベースから書いて考えてみましょう。

    図を使って概念・法則を考えよう

    概念・法則の図式化とは、上述したように物理で習う概念や法則を数式だけを使って理解していくのではなく具体的な図を用いて理解していくことです。物理ででてくる概念や法則というものは、物理をわかっている人が理解するにはよいのですが、初学者だと抽象的すぎて「何を言っているのかがわからない」ということがあります。こうした場合にも具体化の手段として、図を書いて概念や法則を理解してみると良いでしょう。問題をある程度解いていき、物理の概念や法則を扱うことにも慣れてきたら数式で理解し直しましょう。

    秘伝の物理』という教材は、動画で講義を解説してくれているので学校の授業よりも先取りして内容を把握することができます。物理は独学だとはじめはよくわからない!と言う人が多いです。ですから最初は、この教材を使うと良いでしょう。

    ▶『秘伝の物理』の詳しい使い方はこちらから

    https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/buturi/hidenbuturi/

    時間に余裕のある人は秘伝の物理を読みながら『宇宙一わかりやすい!高校物理』を勉強してみましょう。

    ▶『宇宙一わかりやすい!高校物理』の詳しい使い方はこちらから

    https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/buturi/uchuichi/

    概念(公式)を日本語で理解する

    現象⇒図解⇒立式というプロセスはどこにいっても変わりません。通例は立式の段階で、数学を使ってモデル化していきます。ですが、立式をする際にどうしてその現象を説明するのにその公式を使うのかというのを理解して適応していますでしょうか?これまで見てきた受験生のパターンですと、物理のできない受験生は公式をとりあえず覚えて、見覚えのある情景に来たらとにかく公式を入れてみる。というケースが多いです。残念ながらこれでは物理の成績は上がりません。公式がどのような意味になっているのか?日本語で理解する必要があるでしょう。

    例)
    ▶運動方程式の成り立ち

    運動方程式は以下のように書けます。
    m \overrightarrow{a}= \overrightarrow{F} ・・・①
    この式は物体(質量m)に力\overrightarrow{F}が加わると、加速度\overrightarrow{a}が生じると言うことを表した式です。つまり力の原因と結果を表した式です。①の両辺は単位が同じということであって物理的な意味としては左辺と右辺は違うものです。この辺りが数学とは少し違う部分なので、気をつけましょう。

    ▶波の式の成り立ち

    波の式は位置x,時刻t,周期をT,波長λ振幅A、変位をyとすると
     y=A¥sin \big(\frac{x}{ \lambda } - \frac{t}{T}\big)
    です。この式は位置に関する情報と、時間に関する情報が混じっています。
    これはなぜかというと、水たまりに石を投げると波面が広がります。
    このとき揺れてる場所が時々刻々と変わっていきます。この現象を一つの式で表そうと言うのが波の式です。
    実際の受験においてはどちらかが止まった状態で考えることが多いです。
    例えばx=0を波の式に代入したと言うのはx=0という場所をずっと見ているという状態です。逆t=0を代入したときは、t=0での波面を全て見ている状態ということです。

    ▶電磁気の公式を見直す〜電場を例に〜

    電場の式E= \frac {Q}{4\pi\varepsilon _{0} r^{2}} の式をガウスの法則から出してみます。
    そもそもガウスの法則は、「任意の閉曲面を貫く電気力線の総本数は、その閉曲面内の電荷の総和を誘電率で割ったものに等しい」というものです。
    今回、点電荷+Q[C]を中心として半径r [m]の球面を考えます。
    %e7%89%a9%e7%90%86%e5%8b%89%e5%bc%b7%e6%b3%95
    球の面積S[m2] 、球面上の電場をE [N/C]とすると球面上の電界の大きさはどこでも同じです。 電場の向きは球面に垂直で球面から出て行く方向です。電気力線の総数=ES [本]
    よって電荷Q からは\frac {Q}{\varepsilon _{0} } の電気力線が出て行きます。
    よって、

    ES=\frac {Q}{\varepsilon _{0} }

    となります。球の表面積は4\pi r^{2}なので、

    E=\frac {Q}{4¥pi\varepsilon _{0} r^{2}}

    となります。
    高校物理ではガウスの法則はおまけ程度のものかもしれませんが、むしろガウスの法則から電場を出すのが本質的です。

    各分野勉強法

    力学

    力学分野は物理の中で一番大事な分野です。この分野ができるかどうか?というのが今後の物理人生を大きく左右するでしょう。学校では分野をぶつ切りにされる事が多いですが、最後まで力学を勉強してその後を理解するのが良いでしょう。
    力学で重要になってくるのは観測者が誰か、どの場所か、どのように座標系で考えているのかを把握することです。この部分ができれば、後は運動方程式やつりあいの式に代入して解くという数学的処理だけなので、立式までが重要になってくるのがわかるでしょう。
    とくに
    座標系を曖昧にしたまま問題を解いていくと、答えの+-が変わってくることもあるので座標系の考え方の部分は重要になってきます。

    波動

    波は苦手な人が多い分野となっていまう。理由としては、力学とは異なり目に見えない部分での話となるため音や光波が理解しづらいからではないでしょうか?
    また波の式の理解が不十分な生徒が多いです。波の式から波に関連するすべての式を導出できるようにしておくことが重要でしょう。sin cosがよくわからない・・・という人はまずは三角関数の関数の形を学んでからこの分野の勉強を始めましょう。
    この分野でも理解するポイントとしては同じです。まずは教科書に出てくる公式を丸暗記するのではなくどういう状況なのかを把握することです。上述したように現象を日本語や図を使って理解していくということができるかどうか?という点が、合否の分かれ目となっています。
    ちなみにこの分野が理解できていると、力学の単振動や電磁気の交流が理解しやすくなります。

    熱力学

    熱力学の問題は大きく、
    ①サイクルの問題、②ピストン絡み問題、③比熱などの問題(水の温度がどれほど上がったかなど)、④気体の分子運動論    に大きく分けられます。
    ①、②については熱力学第一法則が重要になってきます。教科書や参考書によってQ=⊿UWと⊿UQWがありますが、する仕事を正とするか負とするかで違ってきます。なので自分にあった式を一貫して使ったほうがいいでしょう。また問題文中にされた仕事を〜など書枯れていることが多く、問題文から以下に正負を間違えず立式できるかが1つのポイントです。しかし、熱力学全体にも言えることですが問題としてはあまりバリエーションがないので、しっかりと本番までには抑えておきたいところではあります。
    ③については、盲点になりやすいところです。内容としてはそこまで難しくないので、状況を把握した上で問題演習をしていきましょう。
    ④については教科書に載っているところは本番までに完全に理解していなければなりません。よく立方体で考えることが多いですが球で考えて解けといった問題も出されますが、最終的な結果は立方体で考えた場合と同じです。この分野に関しては問題演習を十分に行い、結果を覚えるぐらいまでやりましょう。

    電磁気

    電磁気は
    ①電場、電位、②コンデンサー、回路、③磁場、④交流
    が大きく挙げられます。電磁気自体高校の通常のカリキュラムどおりやるとどうしても問題演習の時間が少なくなってきてしまうという問題があります。そのため早慶などの難関大学を考えている受験生は早めの対策が1つのポイントになってきます。
    ①については、この分野単体で出されることはあまり多くないですが、電磁気を理解する上でとても重要になってきます。
    ②については、コンデンサーや回路を解くときには状況が変わるごとに回路などを書くことが大切です。この分野は問題は今どういう状況なのかを把握する能力と、計算力が問われるところです。
    ③については電場についての理解ができていれば、あまり苦労しない分野なのではないかと思います。電場と磁場を対応付けながら勉強していくのがいいでしょう。
    ④についてはそもそも問題演習が少なくなりがちです。しかし、交流の問題の解き方はあまりパターンは多くはないので、問題演習を通じての理解していくといいでしょう。
    *ちなみに微積を使うことで交流回路を無駄に暗記する必要がなくなります。学校では暗記でおしまいですが、それでは大変ですね、、、当塾ではもちろん微積物理についても指導をしております。

    原子物理

    この分野は範囲が狭く、問題のパターンが決まっているので実際に入試で出題されると問題演習をしていたかどうか?が露骨に問われます。いかに速く勉強を始めているかどうかという点が、ポイントでしょう。

    微積を使った物理はどうするか?

    物理に微積をはじめとする数学を使うことは、定義を厳密にして物理を体系的に理解することなのです。すなわち、「微積を物理に使うべきかどうかの議論」の本当の論点は、「厳密な定義で物理を理解すべきかどうか」にあるのです。
    当塾でこれまで講師の方や、物理が得意!という状態の学生から話を聞くとほとんど100%が微積を使って物理を理解しています。特に難関大学の物理は数式を使って問題を処理することで、問題の解くスピードを高速化することができます。
    数学Ⅲまで習っている学生であれば微積を使って物理を理解するのは苦ではないはずです。当塾ではもちろんですが、微積を使って物理を理解するように指導しております。学校の先生は教えてくれないですが、(特に効率の学校の先生だと指導要領として禁止されている)入試問題を効率的に解くことができるのであれば、行ったほうがよいです。また、大学での物理は勿論微積をつかって物理を理解していきます。大学で物理が難しい!と嘆く学生にならないように、学生で時間のある今のうちに理解をしておくと良いでしょう。

    【参照】新物理入門演習の使い方はこちらから

    https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/buturi/sinbuturi/

    【アウトプット編】問題を実際に解いていく

    基礎の段階では基本的な問題で解ける問題を増やしていきましょう
    物理は化学や生物と違って、概念を理解して答えが出せるようになるまでに時間のかかる科目です。上記の方法で図解をしたり、日本語で物理の概念を理解できるようになったら、とにかく基本的な問題を解いて、物理の公式や概念に慣れていきましょう。数学同様に基礎の定着がないままに、理解の難しすぎる問題を行っても効果は少ないです。特に物理の苦手な子は力学からつまづいているので、まずは運動方程式の問題を何度も何度も解いて慣れていきましょう

    物理の公式をツールという点で見るとこの点は納得がいくかと思います。私達がスマートフォンを操作する際にその構造を考えることがないのと同様に、ツールとしての物理公式という側面は使い方になれるということ最初は集中した方が良いということです。

    ▶途中の展開は日本語で説明できるようにしていきましょう

    数学の部分でも述べましたが、(参照:最速数学勉強法)物理が苦手な学生の多くが公式の意味を理解せずにただ公式を問題に当てはめていくだけでは問題を解くことはできません。
    問題集の問題を読んでいる際にも、なぜこの公式を使う必要があるのか?式の展開はどういう意味があるのか?と言う部分を日本語で人に説明できるレベルでできるようになっていきましょう。物理、数学の苦手な生徒はわかってないのに、わかったふりをして数式でごまかすという傾向が強いです。そうした、物理を圧倒的にで着るようになるための第一歩として日本語でどれだけ状況を説明ができるかどうかという点になります。

    アウトプットに適した物理参考書は下記を当塾では使用しています。漆原先生のテキストはステップ式で説明を行っているため物理の基本的な素養を身に着けた上で、望むことでどのような問題に対しても対応ができるようになっていきます。
    レベル感としては、『明快解法講座』が偏差値~55の人向けで、『最強の88題』が偏差値~60程度、『解法研究』はそれ以上のが学力の人が行うと良いでしょう。

    漆原の物理 明快解法講座』『漆原の物理 最強の88 題』『漆原の物理解法研究

    問題対策について

    センター試験

    物理の場合も、センターで高得点を取るには、センター問題特有の解くスピード力が必要です。また、センターでは特有のグラフや物理現象考察問題などの本質をついた問題が出てくるので、練習は必要でしょう。公式や解法だけを覚えているだけの人は、センター試験では点をとれません。公式の意味合いを理解してスピードを意識して解く練習をしていく必要があるでしょう。

    早慶の過去問について

    早慶の過去問についてですが、過去問を行う際には点数に一喜一憂するのではなく、できないことを発見しながら課題意識を持ってっていきましょう。
    問題ができた際には、何故できたのか?、自身が考えた解法ではどうして問題にたどり着くことができないのか?という点を考えていく必要があります。具体的な早慶の過去問対策は以下から御覧ください。
    また当塾ではどのようにしたら、早慶の過去問を解いたらよいのか?という点も徹底的に指導しています。こちらまでご連絡ください。

    Q&A

    ここでは物理の勉強法について当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow3.gif" name="質問1"]物理が全然できません。センスが必要でしょうか?[/speech_bubble]
    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]物理の問題を解くのにセンスは必要がありません。物理を理解する前提として数学のレベルが著しく低い場合は、数学を先に行うのが良いでしょう。数学の四則演算レベル、単位の換算の意味など基本的な部分で良いのでまずは確認しましょう。物理は上述のように分野によっては数学2Bを行っていないと理解が深まらない部分もあるので、まだできてない場合は先に数学を簡単にでいいので勉強を済ませてしまいましょう。[/speech_bubble]
    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom2.gif" name="質問2"]物理は暗記で乗り切ることができますか?[/speech_bubble]
    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]物理は公式の数が少なく一見暗記量が少ないですが、暗記が必要ないということはないです。問題の演習をこなしていき、パターンを覚えるという意味では暗記は必要になってくるでしょう。ですが、数学と同じで問題の文章と答えを丸暗記していても応用はできないので、どういう状況なのか?公式を日本語で考えてみるとどういう状況なのか?といった部分を思い浮かべて応用ができる頭の使い方をして覚えると良いでしょう。[/speech_bubble]

    合格までのスケジュール例を見てみよう!

    現状と入試までの期間を踏まえてスケジュールを立ててみましょう。当塾のこれまでの相談を元に2パターンのスケジュール例をご紹介いたします。
    *あくまで一例です。

    【超理想的!】高2春から始めるパターン

    ■<高2>4月上旬 〜 8月上旬(夏休み) 
    秘伝の物理を読み込む
    <高2>8月上旬 〜 11月下旬
    漆原明快解法講座
    ■<高2>12月上旬 〜 2月下旬
    漆原の最強の88題
    <高3>2月上旬〜3月下旬
    過去問演習(MARCHレベル)
    <高3>4月上旬〜7月下旬
    物理の解法研究
    <高3>8月後半以降
    過去問演習(早慶レベル)
    難問題の系統とその解き方

    【理想的!】高2夏から始めるパターン

    ■<高2>7月上旬 〜 11月上旬(夏休み) 
    秘伝の物理を読み込む
    <高2>11月上旬 〜 1月下旬
    漆原明快解法講座
    ■<高2>1月上旬 〜 3月下旬
    漆原の最強の88題
    <高3>4月上旬〜5月下旬
    過去問演習(MARCHレベル)
    <高3>6月上旬〜7月下旬
    物理の解法研究
    <高3>8月後半以降
    過去問演習(早慶レベル)
    難問題の系統とその解き方

    高3から始めたい

    受験期間までに1年もない場合は個別にカリキュラムを作成して対応いたします。
    カウンセリングはこちらから行っております。

    大雑把にスケジュールをあげてみました。特に高2からはじめるスケジュールは簡単そうに見えて実はとても大変です。それまで持っている力によっても違いますし、他の科目とのバランスも考えながら進めなければなりません。
    当塾では、それぞれの生徒さんの実情に合わせてスケジュールを組んでまいります。ぜひ、ご利用ください。

早慶への理系数学勉強法|最速最強数学理解|早慶圧勝レベルまで効率的に成績を上げる方法

2016.08.20

このページでは、当塾で指導している早稲田慶應に合格するための最速で効率的な数学の勉強方法をお伝えいたします。 受験数学学習の全体像 概念の理解×公式の証明 まずはこのレベルに到達するまでにすべきことは数学で使う基礎概念の理解と公式の照明をできるようにしてください。 この部分ができずにただ問題数を増や

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  • このページでは、当塾で指導している早稲田慶應に合格するための最速で効率的な数学の勉強方法をお伝えいたします。 [toc]

    受験数学学習の全体像

    概念の理解×公式の証明

    まずはこのレベルに到達するまでにすべきことは数学で使う基礎概念の理解と公式の照明をできるようにしてください。
    この部分ができずにただ問題数を増やしていってもいつまで経っても成績を上げることはできません。数学は基本的に勉強の仕方さえ間違えなければ一番成績が上がりやすい科目です。
    数学が苦手だ・・と感じている方はまずは、数学の各々の分野で出てくる概念の理解と公式の証明をできるようにしてみましょう。

    ➡︎数学の概念を掴むとはどのようなことなのか、公式の証明はどのようにやっていけばよいのかを知りたい方はこちらから

    計算の高速化×基礎問題暗記

    数学をできるようになるためには、計算の高速化と基礎問題の解き方を覚える必要があります。
    計算を高速化していくことで解答作成力が上がるのと、高速化した部分は思考が自動化できるので、思考速度を早くすることができます。
    このことに加えて、基礎問題パターンを暗記していくことが必要です。基礎問題パターンを暗記していくことで、問題に向かった時の自身の引き出しを増やすことができるのです。

    ➡︎どのようにして計算を高速化して、基礎問題パターンを暗記していくことがどのようなことなのかを理解したいかたはこちらから

    数学的センスを身につける

    よく数学ができない人は数学的センスがないといって数学をしないのですが、偏差値65以上のレベル感になってようやく数学的センスの有無が問題になってきます。
    もちろん、この数学的センスについても鍛えることができます。難関大学に対抗するためには問題の取り組み方が重要になってきます。
    どのように問題にとりかかるのかを鍛えるのが数学的センスを鍛えるということになります。

    ➡︎[編集中]過去問を利用して数学的センスを身につけるための方法はこちらから

    リーズニング

    これまで自身が研ぎ澄ましてきたパターンの武器を様々な問題に適用させていき適用できない場合はなぜできないのか。を考える部分です。ただ覚えるだけではなく、一つ前のステップで得た数学的センスを使って、使えるようになっていく必要があります。

    ➡︎[編集中]成績の上がるリーズニングの仕方はこちらから

    理系数学の各分野勉強法

    理系数学において各科目の関連性を理解せずに勉強をしていては非効率です。各分野の関連性を理解して苦手な分野を無くしていきましょう。

    ➡︎各分野でつながりを理解しながら、勉強していくのはどのようにやっていくのか知りたい方はこちらから

    早慶に合格するためのオススメの参考書

    早稲田慶應に合格するために必要な参考書をこちらで紹介しています。このプランを見て君も偏差値30から合格を目指そう!

    早慶合格に必要な参考書プランはこちらから

    当塾(HIRO ACADEMIA)では,2019年6月までに7年間の指導の中で、500人以上の生徒に指導をして、数千人規模の人々に早稲田、慶應に合格するためのカウンセリングを行い、その多くが偏差値10以上成績を伸ばしています。

    早稲田慶應を目指して成績を圧倒的にあげたいのであれば・・・

    早稲田慶應に合格するために何をしたら良いのか、圧倒的に成績をあげるためにはどうしたら良いのか、カウンセリングでは全てをお伝えします。こちらからお申し込みください。

最速政治経済勉強法|早稲田圧勝レベルまで効率的に成績を上げる方法

2016.08.19

早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で政治経済を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。当塾で指導している最速で効率的に政治

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  • 早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で政治経済を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。当塾で指導している最速で効率的に政治経済の成績をあげる勉強方法の一部をお伝えいたします。 [toc]

    政治経済という科目について

    政治経済は日本史・世界史に比べて短期間で仕上げることが可能な科目です。ただし、それまでに培ってきた「世の中に対する興味・関心」が大きな力となります。今の知事が誰だかわからない。アメリカの大統領選挙のしくみが全く分からない…という状態だと早慶レベルまで行くのは大変かもしれません。もちろん、そのハードルを乗り越えることは(大変ですが)可能です。日本史・世界史はもう覚えきれない!という人はチャレンジしてみてもいいと思います。

    政治経済高速学習方法

    入試科目で政治経済を選ぶということは、そもそもが早稲田を目指すにあたって他の科目が圧倒的にできてないということが前提にあるでしょう。そのため、高速で勉強することが必然的に決定されているのが政治経済選択者の宿命。当塾で指導する際にどのように高速で学習指導をしているかの一部を下記お教えいたします。是非参考にしてみてください。
    ただ政治経済という科目の特性上、独学は政治的、経済的に基礎知識がないと難しい。そのため、できれば指導を受けたほうがよいでしょう。

    STEP1導入期

    まずは参考書を読みましょう。『センター試験政治経済の点が面白いほど取れる本』を例に話を進めます。全部で8章あります。1章を1日で進めていきましょう。その時に必ずノートを取るようにしてください。ノートはきれいにとらないこと。簡単に、自分の覚えたいところだけをメモするつもりでノートを取ってください。

    翌日はアウトプットの練習です。薄めの問題集を用意してください。例えば『私大攻略の政治・経済‐要点整理と問題演習‐』(河合塾)を例に挙げたいと思います。このような問題集を使って昨日学習したところの問題演習をしてください。間違えたところは、問題集の解説(河合塾のは一般的に解説が詳しいですね)を読み、参考書をもう一度読んでみましょう。

    3日目は第2章を学習しますが、その前に第1章をもう一度読んでみてください。これ以降、必ず1つ前の章を読んでから学習を進めてください。これを繰り返していくと約1カ月ですべての範囲が終わります。もちろん、この段階は重要なので、時間に余裕がある場合は2ヶ月程度、行ったほうが良いでしょう。

    学習を進めるときに必ず理屈を覚えてください。逆にこの理屈がわからないとすべてが丸暗記になってしまいとてもつらいです。この参考書にも例が豊富に出ていますが、資料集(学校で使っているもので大丈夫です)にも豊富に出ています。ぜひ、参考書を読み進めるときに資料集にも目を通し、この部分は実際の社会でこういう風に問題になったんだということを理解しながら読み進めていってください。特に正誤判定をするためには理屈で理解していることが重要になります。必ず理論的に学習を進めるようにしてください。

    「センター試験政治経済の点が面白いほど取れる本」の詳しい使い方はこちらから

    https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/seijikeizai/senterseijikeizai/

    ▶『私大攻略の政治・経済』の詳しい使い方はこちらから

    https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/seijikeizai/sidaiseikei/

    STEP2 初期演習期

    基礎力は十分にできています。センター試験の過去問やセンター試験対策の問題集に少しずつ取り組んでみてください。ずいぶんできるようになっているはずです。

    また、早慶レベルで必須の計算が必要な問題・論述問題の対策をしていきましょう。例えば『政治経済 計算&論述 特訓 問題集』が挙げられます。この問題集をどんどん進めていきましょう。この問題集は解説も詳しく出ています。やり方を重視して進めていってください。

    ▶『政治経済 計算&論述 特訓 問題集』の詳しい使い方はこちらから

    https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/seijikeizai/keisanronjutu/

    STEP3 過去問演習期

    いよいよ仕上げの時期です。過去問をどんどん解いてください。政治経済ですから早稲田大学になりますが、非常に細かいところから出題されます。どのように解くのか、どのような問題が出るのか、自分で体感していきましょう。もちろん、解いてみてわからないところは、参考書に戻って理解しなおしてください。週に3年分やれば、1カ月(4週間)で12年分できます。他学部の問題もこなせますね。他学部の問題は1~2年分でいいから、練習だと思ってやってみましょう。また、時事問題対策の仕上げとして、毎年さまざまな予備校からでる時事問題対策の参考書や現代用語の基礎知識などを活用してください。

    時事問題対策をして、過去問を解いていく中で断片的な知識がつながっていけば合格に近づいている証拠です。一問一答的に「これはこの答え」「あれはこの答え」というような覚え方ではなく、知識を理解していってください。したがって、時事問題を学習したときも、その事項に関する過去の出来事も確認してください。過去には早稲田大学でCOP15にからめて京都議定書が出題されたことがあります。

    ※ 時事問題対策として、家にあるものでいいですから新聞は読みましょう。時間がないならば、1面、政治面、経済面の見出しとまとめ部分、社説は読んでほしいです。

    全体的に「理論的に」ということを強調してきましたが、政治経済では身に着ける知識量はすくなくても、理屈がわかっていることが大切です。国会で審議するときに「過半数で可決」するものと、「三分の二以上で可決」するものの違いは分かりますか?そのときにやみくもに覚えてもいいですが、「三分の二以上」になっていることに理由があるはずです。そのことが何か重要だということですね。「こういう理由でこれは重要だから、可決するときに三分の二以上の賛成が必要なんだ」と覚えていけば確実に覚えられます。

    さて、ここまでできれば、かなりの力がついています。
    政治経済で記述がある場合は自身で行うのは難しいので、当塾までご相談ください。
    簡単にではありますが、当塾での早慶対策の一部をご紹介いたします。
    コチラからご覧ください。

最速古文勉強法|早稲田圧勝レベルまで効率的に成績を上げる方法

2016.07.16

早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で古文を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。当塾で指導している最速で効率的に古文の成

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  • 早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で古文を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。当塾で指導している最速で効率的に古文の成績をあげる勉強方法の一部をお伝えいたします。

    漢文の勉強法をまだ読んでない方はこちらからどうぞ!

    [toc]

    まずはテストで実力判定!

    ▶単語テスト
    [su_note note_color="#ff66d0"][WpProQuiz 3][/su_note]

    ▶文法テスト
    [su_note note_color="#ff66d0"][WpProQuiz 4][/su_note]

    古文という科目について

    古文は苦手という受験生の声をよく聞きます。しかし、古文は短期間で得点源にすることが可能な科目です。最悪のケースを想定しても正しい勉強法で学ぶことができれば、受験学年の8月から勉強しても間に合わないことはありません。どのように勉強するのか古文の勉強法の一部をお伝えいたします。

    【インプット編】苦手な人はまずはマンガ!

    古文は苦手!文法覚えるだけじゃん!文章読んでもちんぷんかんぷん!という人は、まずはマンガを読んでみませんか?『あさきゆめみし』など社会的に話題になったものもありますし、高校生向けのものも多数発売されています。マンガを読むときは、こんな内容なのか、ということを考えてみてください。
    ここでは、まず古文の世界に慣れましょう。どうして古文が苦手になるのか?ということを考えると現代と過去での常識に違いがあるからと言えるでしょう。現在、私達が無意識的に正しいと行っていることは、実は必ずしも正しいことではありません。「時代が変われば、感覚が変わる」、今の自分という視点から見ている限りはいつまで経っても古文はできません。古文ができるようになるためには、自身の視点を過去に置き換える必要があります。この感覚を置き換えるというのが、現代っ子にはできないのです。そのためには、まずは過去の世界を文字情報という抽象的な世界かイメージができる世界に引き戻す必要があります。今の視点から過去の世界を見るととんでもないことしていると思うこともあるかもしれません。でも、当時はそういう世界だったのです。今との違いを楽しむことも必要かもしれません。グローバル化が加速していく世界で外国に行く人も増えていくでしょう。他者の感覚を自分の視点から理解するのではなく、相手の感覚から理解して行く必要性はあるでしょう。
    よく古文を学ぶ必要性を聞かれますが、日本のトップ層の大学に通うのであれば海外との文化を受容できる必要があるのはもちろんです。また、知識として海外の人からはよく聞かれるので聞かれた時に即答できると、かっこいいですね。少し話がそれてしまいましたが、上記のイメージ化という点から、古文のマンガを読むことをおすすめします。
    また、この作品はこういう話なんだということを直感的に理解することにも役立ちます。この時に何時代に書かれたのかも確認すると、のちのちの勉強が楽になって来ます。
    また、マンガが終わったら現代語に訳したものを読んでみてもいいと思います。このときは簡単なものを選んでください。またDVDなどでもいろいろなものがありますので、探してみても良いでしょう。

    文法

    古典文法というだけで「活用表を覚えるのが大変!」というイメージがあると思います。その通り。決して簡単ではありません。でも・・・考えてみてください。まずは原理原則を覚えてください。「未然形」は何の段の音で終わるのか、「連用形」は?・・・そのあとで例外を覚えていけばいいのです。まずは、簡単なものから覚えていきましょう。
    また、助動詞では活用も大切ですが、意味を覚えることのほうが大切です。古典文法を学ぶ目的は何かというと、文法問題に対応することもありますが、それより圧倒的に大切なのは文章を読めるようにすることです。文章を読めるようになるために文法を学ぶのですから、助動詞の意味が解らなければ大変です。その時に、どのような訳しかたをしたらいいのかも覚えてしまいましょう。受け身なら「~される」、尊敬なら「~なさる・お~になる」、可能なら「~できる」、自発なら「自然と~される・~せずにはいられない」です。これを覚えてしまえば、訳し方で悩むことはありません。
    文法は一度覚えてしまえばそれで終わりです。
    例えば『望月光の古文教室 古典文法編』という参考書の場合、全部で26講に分かれています。1日1講ずつやっても1か月。2回繰り返しても2か月で終わります。古文が苦手な人ほど「なんとなく」「フィーリングで」問題を解いている傾向があります。まず、文法を身に着けていきましょう。

    ▶望月古文教室の詳しい使い方はこちらから
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/kobun/mochizu/"]

    ▶実際の入試問題ではこう出る!

    [su_box title=" 早稲田大学 法学部 2015年 国語 問1ノ6" style="glass"]

    「御製神妙に侍り。ただし下の七字は文時が詩にもまさらせたまひたり。『御柳の蔭』なれば、宮と思え候ふに、上の句は、いづこに宮の心はつくらしめおはするにか候ふらむ。園は宮にのみやは候ふ( A )」と申すに、・・・

    空欄Aに入る最も適切な語を、次の中から一つ選べ。
    ア めり  イ こそ  ウ ぞ  エ べき  オ はず[/su_box]

    直前に反語の係助詞「やは」があるので、係り結びが理解できていれば空欄には連体形の活用語が入ることがわかります。選択肢の中で連体形の活用語は「べし」(推量)の連体形である「べき」しかありません。「庭園は宮中にしかないのでしょうか。いや、そんなことはありません。」という訳になります。

    このように、文法の知識がしっかりしていれば解ける問題だとわかります。これ以外にも文法がしっかりしていれば解ける問題はたくさんあります。文法は一回身につければそれで終わりですから、しっかり身に着けてください。

    古文単語

    古文でも単語を覚えることが必要です。これも「なんとなく」「フィーリングで」「今の単語と同じような意味で考えればなんとかなる」ではありません。そのような解き方は努力したにもかかわらず勉強していないものが出てしまったときに止むを得ず行う方法です。
    大学受験古文読解のために必要な単語数はそれほど多くありません。基本は400程度といわれています。単語と言われるとたくさん書いてある教材を選びたくなりますが、古文単語は英語のように多ければ多いほどいいわけではありません。また覚える際にも単語読みになららないような工夫をしないといけないでしょう。読解力のあまりないうちにゴロで単語を覚えたりすると、表面的な単語の意味で答えを出すようにしてしまうのでいつまで経っても古文ができるようになりません。こうした状態をなくすために、まずは少ない単語を使えるように覚えていくのが肝心です。あとは、実際に文章を読んでみてわからない単語が出てきたら覚えていきましょう。

    ▶ビジュアル古文単語についての詳しい使い方はこちら

    [nlink url=”[nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/kobun/visual/"]

    短文を読む

    文法・単語の学習を進めるときに、参考書などを見ると短い例文が出ていることが多いです。このような例文は必ず読んでみましょう。音読してみるのもいいかもしれません(書き写すのは時間がかかるのであまりお勧めできません)。文法でも単語でも何のために勉強するのかというと文章を読むためです。やみくもに活用形を覚え、助動詞の意味を覚え、単語の意味を覚えるというのは苦痛です。実際に役に立つ知識にするためにも例文を読みながら学習を進めてください。

    古典常識・和歌

    当然、現在と過去では生活が違います。常識も違います。その中で書かれている文章ですから、前提条件が違うこともたくさんあります。
    よく考えたら、20年前の人に「LINEで連絡を取る」ということが理解できるかといったら全くできないかもしれませんね。平安時代と現代では違うのは当たり前です。
    和歌も貴族にとっては基礎教養でした。また、和歌には独特のルールもあります。受験生の中で和歌を詠むのが趣味という人は少ないでしょうから、どうにかして勉強しなければなりません。
    まず、古典常識を学ぶための参考書はたくさんあります。そのような参考書を用意して、2~3回読んでみましょう。そのうえで問題を解いてみると、「あ!これだ!」と気が付く瞬間があるはずです。
    また、マンガなどを読んでみるのもいいですね。今と違う世界がビジュアルで広がっているので直感的に身に付きます。もちろん、これを参考書と合わせて使うことでより理解が深まります。

    ▶実際の入試問題ではこう出る!

    [su_box title=" 早稲田大学 法学部 2013年度 国語 大問1 問1ノ2" style="glass"]
    はるるやと雲にむかひてこふ月の丑みついまはたのまれぬかな

    下線部「丑みつ」は時刻を表す古語「丑三つ」であるが、この語が掛詞であるとすると、もう一つの語句を漢字二字で表記した場合、最も適切な組み合わせを次の中から選びなさい。
    ア 「牛」と「密」  イ「大人」と「見」  ウ「愛」と「満」  エ「憂」と「見」  オ「大人」と「満」[/su_box]

    晴れるかと思っていたのに、丑三つになっても晴れないので、中秋の名月が見えないという和歌の意味がわかれば、「憂し見つ」という気持ちがわかります。正答はエです。
    この問題も、まずやらなくてはいけないことは意味をとらえることです。和歌といっても特別な対策がものすごいあるわけではありません。ベースになるのは、「普通に古文を読み、解く力」です。

    ▶吉野のパワーアップ古文和歌の修辞法編についての使い方はこちらから

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/kobun/yoshinowaka/"]

    【アウトプット編】問題を解く

    実際に問題を解いてみてください。問題集を用意して問題を解いてみます。最初は時間を気にしなくてもいいかもしれません。文章を読むときも1文1文品詞分解をして正確に訳すというより、主語目的語、動作を取ることを念頭に、問題を解くために読めているかを意識してください。各文章の主語を正確にとれていなければ問題を解くことはできませんので、主語は取れるようにしておくことは大事です。したがって、解説を読むときも一文一文正確に訳せているかよりも、「誰が何をした」ということがわかっているか、「助動詞の意味などを正確にとれているか」ということを意識しましょう。
    単語と文法が身についていればほとんどの場合意味が取れるはずです。自分が身に着けたものをどのように使えばよかったのかということを意識してください。

    ▶吉野古文読解入門編/完成編についての詳しい使い方はこちらから

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/kobun/yoshinokobun/"]

    上記教材で古文の基本的な読み方を理解したら、どんどん他の教材で読解をしていきましょう。

    ▶はじめの一歩古文読解編についての詳しい使い方はこちら

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/kobun/hajimenoippo/"]

    ▶読み解く古文単語についての詳しい使い方はこちら

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/kobun/yomitokikobun/"]

    過去問対策について

    古文は入試問題を見るとわかりますが、国語の中の一分野ですので配点がそこまで高いわけではありません。単語・文法・読解方法などを身に着けたら、問題演習をしてみましょう。問題集を1冊やったら、過去問をどんどん解いていくのがいいですね。ただし、過去問は解説が少ないのである程度読み方、復習の仕方を身に着けてからやったほうがいいかもしれません。
    もちろん、当塾では過去問(それ以外でも)の内容で分からないところを解説し、そのあとの復習の仕方も指導します。自力で過去問演習ができるようになりたい方も当塾にご相談ください。

    センター試験の対策

    センター試験の文章はそれほど難しくありません。そして、センター試験で一番大切なのは意味を正確にとることです。これができれば、得点することは難しくありません。やはり、助動詞や係り結びなどを正確に訳していくことが必要になりますが、求められている単語等のレベルもそれほどでもないので、高得点をとることは難しくありません。自分で過去問を数年分やってみれば実感できると思います。ただし、助動詞などの意味を適当にとらえると、ひっかかります。そのあたりを過去問演習で理解できれば十分だと思います。

    MARCH上智/関関同立の対策

    それぞれの学校に特色のある出題はあります。その対策が全く必要ないということはありません。しかし、合格点をとるということを考えた時にまず必要なのは、古典の力をつけることです。単語を覚え、文法を覚え、読解のテクニックを身に着け、練習をする。これで十分です。あまり重箱の隅をつつくよりもオーソドックスな問題を正確に解く練習をしてください。過去問をやってみて、今までやってきたことで合格点をとれることがわかれば十分です。身に着けたもので必ず合格点をクリアできますので、その自信を過去問演習でつけてください。

    早慶の対策

    早慶レベルになると、非常に細かいことも出題されます。必要な単語数も増えますし、助動詞の意味なども非常に迷いやすくなっています。解決するためには文法をより正確に身に着け、理詰めで考える癖をつけることです。また、例外があった場合は一つ一つ理解していってください。とはいえ、まず合格点に到達するために必要なのは基本的な問題を正解することです。文章の意味を正確にとって答えていけばそこまで大きく失点することはありませんので、難問ばかりに目を向けないでください。
    過去問演習によって、どのくらいのレベルの問題が解ければ合格点にたどり着くのかを確認してみましょう。

    当塾の早慶徹底対策のページでどのように古文の過去問に取り組んだら良いのかの一部を紹介しています。確認してみてください。

    難関国立大学の対策

    難関国立大学の二次試験対策で特別に必要なことは論述対策でしょう。古文では、訳となります。これはいかに正確に訳せるかとなります。「反語」表現ならきちんと「反語である」ということが採点者にわかるように表現されているか。助動詞の意味もすべてそうです。正確に意味をとったら、それを正確に文章で表現してください。文法などは特に対策は必要ありません。
    自分で演習してみたものを添削してもらうというのはとてもよい勉強方法です。もちろん、当塾ではこのような添削も行っています。一人ではなかなかできない論述対策も、ぜひ当塾にご相談ください。

    古文は短期間でやった後実力を維持するために問題をやる必要がありますが、過去問で担保できます。過去問を解くことで自分に必要なレベルがわかるとともに、問題演習にもなるわけですから、高3の夏以降は定期的に解いてみることをお勧めします。もちろん、自分の受験する大学の他学部の問題を解いてみることも有効です。いろいろやってみてください。

    よくある質問集

    ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom1.gif" name="質問1"]文法を覚えたけど読解ができません。文法って役に立つんですか?[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]文法を覚えれば単純に読めるようになるわけではありません。覚えた文法の知識を使って読んでいくのです。このときに、テクニックも必要になります。文法を身に着けたら読解のための参考書をやってみてください。こうやって読解すればいいのか、というテクニックが身に付きます。どの参考書でも書いてあるのは主語をはっきりさせることです。また、問題を解き終わった後細かい部分まで意味をとってみてください。この時に、「この単語はこういう意味」「子の助動詞はこういう意味」ということが必要になります。こうすることで、文章の意味をしっかりと取れるようになるはずです。大変かもしれませんが、やってみてください。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow1.gif" name="質問2"]古文の文章を見ても日本語にすら見えません。何から始めたらいいですか?[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]マンガを見る、単語・文法を学ぶをしていってください。そのうえで、読解の参考書などにはひとつひとつの単語について「これは名詞」「これは動詞」というように解説がついているものがあります。この解説を参考にしながら音読してみてください。すこしずつ、どれがどういう単語なのか、どこで区切ればいいのかがわかってきます。「大臣(おとど)」という単語を読むときに「おとど」と読んでいる人は単語としてわかっている人です(意味は分かっていないかもしれませんが)。それに対して「お・とど」と』読んでしまう人がいます。これは、単語として認識できていないですね。一つ一つの単語を認識できるかどうかを確認するためにも苦手な人は音読してみるのもいいと思います。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow2.gif" name="質問3"]本当に短期間でできるようになりますか?それだけで大丈夫ですか?[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]大丈夫です。学校で古文の授業時間数を考えてください。英語と比べてどうですか?かなり少ないでしょう。これは、内容が少ないということです。文法や単語は今から変わることはありません(だから古文なのです)から、一度身に着けてしまえば絶対に得点源になります。ただし、忘れないようにするためにも、3日に1問程度問題集を解いてみるなどの努力をしてみるのもいいと思います。もちろん、過去問を解いていれば、(古文が出題される大学の過去問を解けば)必ず古文に触れるわけですから、そこで自分の力を維持できるので十分とも言えます。古文や漢文は短期集中で実力をつけ、それを維持していくことをお勧めします。[/speech_bubble]

    漢文の勉強法をまだ読んでない方はこちらからどうぞ!

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/program/kanbun-benkyo/"]

最速漢文勉強法|早稲田圧勝レベルまで効率的に成績を上げる方法

2016.07.16

早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生の皆さんに漢文の勉強方法をアドバイスします。ただやみくもに時間ばかりかけるのではなく、適切な勉強方法で漢文の成績をあげる、入試で合格点をとるための勉強方法です。漢文は短期間で高得点を狙える分野です。合格目指して得点源にしましょう! 漢文という科目 漢文

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  • 早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生の皆さんに漢文の勉強方法をアドバイスします。ただやみくもに時間ばかりかけるのではなく、適切な勉強方法で漢文の成績をあげる、入試で合格点をとるための勉強方法です。漢文は短期間で高得点を狙える分野です。合格目指して得点源にしましょう!
    [toc]

    漢文という科目

    漢文は苦手という受験生の声をよく聞きます。そもそも、あまり勉強していないという受験生も多いようです。しかし、漢文も短期間で仕上げることが可能な科目です。高3の10月になってしまってもあきらめずに勉強してみましょう。得点源にすることは夢ではありません。

    漢文の勉強の仕方

    【インプット編】返り点・文型

    返り点、文型は漢文の基本中の基本です。学校などでも学習しているはずなのですが、ついついおざなりになってしまったという人も多かったのではないでしょうか。まずは、「我行」(我は行く)「我登山」(我は山に登る)などが返り点ありでいいので読めるようになることです。漢文のいちばん基本的な参考書はここから解説されています。あまりきっちりとやらなければと思わずに2~3回繰り返してみてください。

    句法

    句法とは、漢文の文法のことです。返り点をどのようにつけて、どのように読み、どのような意味になるのかということです。「不」「不可」「不得」など決まった形とその意味・訳しかたを覚える、置き字とその意味を覚える、などです。句法を覚えるときは、短文の例も一緒に読んでみましょう。この時に、返り点も含めて書き写してみるのもいいかもしれません。漢文は文字数がそんなに多くないのと、句法もそんなに多くないため書き写しても大した労力ではありません。
    「否定形」「反語」「再読文字」など決まった形の中でも頻出事項はあります。このようなものは参考書でもきちんと解説されているので、しっかりと身に着けてください。
    しかし、必要な句法はそれほど多くはありませんから、2週間もあれば十分に勉強できると思います。

    単語

    漢文は漢字で構成されていますから、漢字の意味が分かるかが大切です。しかし、現在の日本で使われている意味と違う意味で使われる漢字もあります。そのようなものを覚えていきましょう。しかし、これも多くはありません。早慶レベルでも100ほど覚えれば十分です。また、漢字ですから覚えるのもそんなに大変ではありません。

    短文を読む

    句法・単語の学習を進めるときに、参考書などを見ると短い例文が出ていることが多いです。このような例文は必ず読んでみましょう。音読したり、書き写してみるのもいいと思います。(漢文でしかも短文ですから白文と返り点だけなら大した手間ではありません。)また、漢文では一文がとてつもなく長いということはありませんから、短文を読む訓練を続けることで十分に入試問題を読む力はついてきます。

    【アウトプット編】問題を解く

    実際に問題を解いてみてください。問題集を用意して問題を解いてみます。最初は時間を気にしなくてもいいかもしれません。文章を読むときも正確に訳すというより、問題を解くために読めているかを意識してください。ただし、主語は必ず確認しましょう。各文章の主語を正確にとれていなければ問題を解くことはできませんから。
    したがって、解説を読むときも一文一文正確に訳せているかよりも、「誰が何をした」ということがわかっているか、「助動詞の意味などを正確にとれているか」ということを意識しましょう。
    単語と句法が身についていればほとんどの場合意味が取れるはずです。自分が身に着けたものをどのように使えばよかったのかということを意識してください。

    常識・詩

    当然、現在と過去では生活が違います。常識も違います。ましてや漢文では多くの場合中国が舞台となっています。その中で書かれている文章ですから、前提条件が違うこともたくさんあります。
    よく考えたら、20年前の人に「LINEで連絡を取る」ということが理解できるかといったら全くできないかもしれませんね。平安時代と現代では違うのは当たり前です。
    詩も当時の知識人たちには基礎教養だったといわれています。「律詩」「絶句」という形式や「韻を踏む」などのルールを確認してください。この時に専門家になるわけではありませんから、大まかに理解すれば十分です。参考書で学んだうえで、問題集をやってみてどこまで身につければいいのか判断していきましょう。

    過去問対策について

    センター試験対策

    センター試験は、ご存じのとおりマーク式の問題となります。必要な句法や単語にも特殊なものはありません。一通りの学習がすんだら、どんどん過去問 を解いてみてください。5年分ほど解いてみれば解くこつがつかめてきます。解説などがない場合はわからないことは質問してみるのが早いです。当塾でも塾生 の方のこのような質問は大歓迎です。ぜひ、当塾をご利用ください。

     MARCH上智/関関同立の対策

    このレベルになると、若干難しいものも出てきます。しかし、基本は同じです。基本さえできていれば十分合格点はとれますし、難しいものもよく見れば基本的なことがらを応用しただけということに気が付くと思います。上記のことに気が付くためにも過去問をやってみてください。数年分やってみることで、十分太刀打ちできるレベルであることがわかると思います。

    早慶の対策

    早稲田大学では古文と一体化して出てくることが多いです。そうすると、時代背景や古文の知識もつかって漢文を解く場面も出てきます。そのようなパターンに慣れるためにも過去問をやってみてください。細かい知識も必要ですが、そのようなものまで参考書で身に着けるのは大変ですから、過去問の復習で身に着けるようにしていってみましょう。また、細かい知識といっても基本となる単語・句形は変わりません。ただ、周辺知識が増えるだけですので、特に古文が得意な人はそんなに難しく感じなかもしれません。漢文自体の学習方法はかわりませんので、心配せずに今までやってきたことを信じて過去問演習をしましょう。過去問演習を漢文の学習のためにもやってみてください。

    難関国公立の対策

    漢文については国立大二次試験でも必要な力はそんなに変わりません。ただし、自分で書き下し分を作り、訳す力は必要ですので、このような練習は確実に行ってください。
    漢文が二次試験で必要な学校は限られています。過去問演習を通して、漢文のレベルを実感して普段の学習に役立ててください。

    よくある質問集

    ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom1.gif" name="質問1"]漢文って出題されない大学も多いから、学校の授業だけで済まそうと思っていますが、どうでしょう?[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]まずは自分の受験する大学・学部で漢文が出題されるかを確認してください。もし、出題されるならば、準備するべきです。上にも書きましたが、漢文は短い期間の学習で高得点できる科目です。少しやっただけでも大きな効果がありますので、ぜひやってみてください。逆に漢文をやらないのであるならば、受験校を漢文がない学校にそろえてください。一般的には経済学部は漢文が出題されない場合が多いです。また、一部の大学は漢文が出題範囲には入っているが、毎年出るわけではないというところもあるようです。よく受験校情報を調べて受験校を決めましょう。特に第二志望以降の大学やいわゆるすべり止め校を決めるときはこのようなことも考えることが大切です。当塾では、塾生の受験校情報に関する質問にもお答えし、志望校選びのお手伝いもしています。ぜひ、ご相談ください。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow1.gif" name="質問2"]漢文って漢字だし単語とか覚えなくてもどうにかなりませんか?[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]まず、漢文は日本語ではありません。中国語です。そして、中国語でも古文です。現代中国語とは違います。日本語でも同じ単語であっても現在使っている意味と古文で使われている意味は違うことがありますよね?また、日本語と中国語で意味の違う感じもたくさんあります。もちろん、同じ意味の漢字のほうが多いかもしれませんが、なんとなく現在の意味から推測して解いているのでは高得点は望めません。漢文で必要になる単語は100程度のはずです。ちょっとした努力で身に着けられるので、ぜひやってみてください。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow2.gif" name="質問3"]返り点とかまったくわかりません。読む順番も全然わかりません。どうしたらいいですか?[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]まずは、返り点をマスターしましょう。そうしたら、そのままの順番で読んでみてください。最初は、白文と書き下し文も載っている参考書・問題集を使ってみてください。書き下し文を音読しながら、白文も見てみると少しずつ分かってきます。あとは句形や再読文字を覚えてしまうだけです。量は大したことがないので、じっくり時間をかけても大丈夫です。ぜひ、チャレンジしてみてください。[/speech_bubble]

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