方針の立て方 (1) 典型問題であり,特筆事項なし. (2) 代数方程式の有理数解に着目していることから解法を得る. (3) 実際に考えてみることで解法を得る.ただし,を正2016角形で考えるのは難しいため,正4角形や,正5角形,正6角形などで考えてみる.そうすると,約数の問題であることに気付ける.
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- 方針の立て方
 (1)
 典型問題であり,特筆事項なし.(2) 
 代数方程式の有理数解に着目していることから解法を得る.(3) 
 実際に考えてみることで解法を得る.ただし, を正2016角形で考えるのは難しいため,正4角形や,正5角形,正6角形などで考えてみる.そうすると,約数の問題であることに気付ける. を正2016角形で考えるのは難しいため,正4角形や,正5角形,正6角形などで考えてみる.そうすると,約数の問題であることに気付ける.(4) 
 最初の式のままでは考えづらいため,変形を試みる.そこで,積和の公式を使って,三角関数の積の形を和の形に直す.
 本問に限らず,数学では,和から積への変形,積から和への変形をすることで解法が見えることが多いため,困ったときにはこのような変形をとりあえず試みることを心がけよう.解答例 
 (1)ア: 
 (2)イ: 
 (3)ウ: 
 (4)エ: 解説 
 (1)
 合同式の法は全部2016とする.
  
 である.
  ……(答) ……(答)(2) 
 有理数解は全て
  
 の形で表せる.よって,1以上の有理数解の候補は, である. である.
 (ⅰ) が解になると仮定して,方程式に代入すると が解になると仮定して,方程式に代入すると
  
 (ⅱ) が解になると仮定して,方程式に代入すると が解になると仮定して,方程式に代入すると
  
 (ⅱ) が解になると仮定して,方程式に代入すると が解になると仮定して,方程式に代入すると
  
 以上(ⅰ)~(ⅲ)より,求める の最小値は,5……(答) の最小値は,5……(答)(3) 
 2016の任意の約数を とする. とする.
  の頂点を結ぶことで作ることができる正多角形は,正 の頂点を結ぶことで作ることができる正多角形は,正 角形( 角形( を除く)のみである. を除く)のみである.
 正 角形の作り方は 角形の作り方は 通りあるが, 通りあるが, も2016の約数となる. も2016の約数となる.
 よって,求める個数は,2016の約数の和から, のときの分 のときの分 を除いた個数となる. を除いた個数となる. より,2016の約数の和は, より,2016の約数の和は,
  
 よって,求める個数は,
  個……(答) 個……(答)(4) 
  
 ここで,積和の公式より,
  
 であるから,
  
  とおくと, とおくと,
  
 上図のように,単位円上では左右対称であるため,項が全て相殺し,0となる.
  
 よって,
  ……(答) ……(答)

 
				
			 
		



 を正2016角形で考えるのは難しいため,正4角形や,正5角形,正6角形などで考えてみる.そうすると,約数の問題であることに気付ける.
を正2016角形で考えるのは難しいため,正4角形や,正5角形,正6角形などで考えてみる.そうすると,約数の問題であることに気付ける.




 ……(答)
……(答)
 である.
である. が解になると仮定して,方程式に代入すると
が解になると仮定して,方程式に代入すると
 が解になると仮定して,方程式に代入すると
が解になると仮定して,方程式に代入すると
 が解になると仮定して,方程式に代入すると
が解になると仮定して,方程式に代入すると
 の最小値は,5……(答)
の最小値は,5……(答) を除く)のみである.
を除く)のみである. 通りあるが,
通りあるが, を除いた個数となる.
を除いた個数となる. より,2016の約数の和は,
より,2016の約数の和は,
 個……(答)
個……(答)


 とおくと,
とおくと,

 ……(答)
……(答)
![Rendered by QuickLaTeX.com \left[x\right]=n\Leftrightarrow n\leqq x<n+1](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-608b211716060d2066121693fe27a690_l3.png) を使うだけ.ガウス記号は文系数学頻出のテーマのため,この重要な性質とともに覚えておこう.
を使うだけ.ガウス記号は文系数学頻出のテーマのため,この重要な性質とともに覚えておこう. のパターンである)であることに気付きたい.入試数学では,まず具体的なパターンでやらせ,その次の問題で一般化するという出題形式が多い.一般化されると途端に難しくなったと感じがちだが,前問と同じように処理していけばよい.つまり,
のパターンである)であることに気付きたい.入試数学では,まず具体的なパターンでやらせ,その次の問題で一般化するという出題形式が多い.一般化されると途端に難しくなったと感じがちだが,前問と同じように処理していけばよい.つまり, の倍数である
の倍数である を拾い上げていけばよい.ただし,前問では
を拾い上げていけばよい.ただし,前問では と
と と
と と
と で場合分けしたので,本問でもこれと同様に場合分けして考えればよい.
で場合分けしたので,本問でもこれと同様に場合分けして考えればよい.![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\sqrt[3]{n}\right]=2\Leftrightarrow2\leqq\sqrt[3]{n}<3\Leftrightarrow2^3\leqq n<3^3\Leftrightarrow8\leqq n<27](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-634e21d49dacc49ab11ad12be20f6b09_l3.png)
 ……(答)
……(答)![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\sqrt[3]{n}\right]=p_n\Leftrightarrow p_n\leqq\sqrt[3]{n}<p_n+1\Leftrightarrow{p_n}^3\leqq n<\left(p_n+1\right)^3\Leftrightarrow{p_n}^3\leqq n<{p_n}^3+3{p_n}^2+3p_n+1](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-eeb7e9e09c397fe55e0986d8afd42d0e_l3.png)

 個ある.ここで,
個ある.ここで, は,
は, を満たす最大の自然数である.つまり,
を満たす最大の自然数である.つまり, ならば
ならば ならば
ならば である.
である. という制限があるが,
という制限があるが, までは上記の議論が使える.
までは上記の議論が使える.![Rendered by QuickLaTeX.com p_n\leqq\left[\sqrt[3]{{10}^6}\right]=\left[100\right]=100](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-761fed500ecdf9004fd82bf7f61a79e0_l3.png) であるから,
であるから, のみであるから,
のみであるから, の倍数である
の倍数である 個……(答)
個……(答) の倍数である
の倍数である
 で割った余りは,順番に
で割った余りは,順番に である.
である. の倍数である
の倍数である
 で割った余りは,順番に
で割った余りは,順番に である.
である. のとき
のとき の倍数である
の倍数である
 で割った余りは,順番に
で割った余りは,順番に である.
である.
 で割った余りは,順番に
で割った余りは,順番に である.
である. で割った余りは,100である.
で割った余りは,100である. ……(答)
……(答)
 の定義の仕方は
の定義の仕方は でなされているため,
でなされているため, を
を を用いて表すことを考える.すると,
を用いて表すことを考える.すると, を
を と
と を用いて表すという問題に帰着する.ただし,最終的には
を用いて表すという問題に帰着する.ただし,最終的には に戻さねばならないため,他に使えるのは
に戻さねばならないため,他に使えるのは のみである.そのため,途中で出てくる
のみである.そのため,途中で出てくる を
を のみを特別視して考えていたため,本問も
のみを特別視して考えていたため,本問も



 であるから,
であるから, とすることで,
とすることで, ……(答)
……(答) である(以下ではこの命題を(*)と表す)ことを数学的帰納法で示す.
である(以下ではこの命題を(*)と表す)ことを数学的帰納法で示す. のとき,
のとき, より
より であるから,(*)は成り立っている.
であるから,(*)は成り立っている. のとき,
のとき, より
より であるから,(*)は成り立っている.
であるから,(*)は成り立っている. のときの(*)の成立を仮定する.つまり,適当な
のときの(*)の成立を仮定する.つまり,適当な 次以下の多項式
次以下の多項式 と,
と, とを用いて,
とを用いて,


 は,
は, の
の の係数は
の係数は であると言える.これは,(*)の
であると言える.これは,(*)の での成立に他ならない.
での成立に他ならない. の
の の係数は
の係数は .
. を用いて,
を用いて, と表せる.
と表せる. を用いれば,
を用いれば, と表せる.
と表せる.
 であるから,
であるから, をかけた
をかけた は一の位の数に寄与しない.
は一の位の数に寄与しない. の一の位の数は
の一の位の数は と等しくなる.
と等しくなる.












 の一の位の数
の一の位の数 が繰り返される.これを用いると
が繰り返される.これを用いると の一の位の数は4と分かる.
の一の位の数は4と分かる. と直線
と直線 を図示して面積を求めるのみ.
を図示して面積を求めるのみ.
 は代数方程式
は代数方程式 の解である」⇔「多項式
の解である」⇔「多項式 は
は を因数にもつ」という解の重要性質を利用すると考えよう.この重要性質を使えば,2次方程式の解析問題に帰着させられる.後は,実数解なのか虚数解なのかで場合分けをして考えればよい.
を因数にもつ」という解の重要性質を利用すると考えよう.この重要性質を使えば,2次方程式の解析問題に帰着させられる.後は,実数解なのか虚数解なのかで場合分けをして考えればよい. と
と のどちらが
のどちらが の値になるかを考えよう(絶対値記号と同様に
の値になるかを考えよう(絶対値記号と同様に もそのままでは扱いにくいので外すことをまず考える).「全ての整数
もそのままでは扱いにくいので外すことをまず考える).「全ての整数 となるだろうと分かる.そこで
となるだろうと分かる.そこで となる
となる は言えるが,では
は言えるが,では はどうかを考える必要があると考える.すると
はどうかを考える必要があると考える.すると で(*)を満たさないことが確認できるので,答えは63と分かる.
で(*)を満たさないことが確認できるので,答えは63と分かる.




 とおくと,
とおくと,
 )
)![Rendered by QuickLaTeX.com f\left(x\right)=\frac{1}{2}\int_{x-1}^{x+1}\left(-t-1\right)dt=\frac{1}{2}\left[-\frac{1}{2}t^2-t\right]_{x-1}^{x+1}=-x-1](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-d195457a235419e8cd336d34dbed83ec_l3.png)
 )
)![Rendered by QuickLaTeX.com f\left(x\right)=\frac{1}{2}\int_{x-1}^{-1}\left(-t-1\right)dt+\frac{1}{2}\int_{-1}^{x+1}\left(t+1\right)dt=\frac{1}{2}\left[-\frac{1}{2}t^2-t\right]_{x-1}^{-1}+\frac{1}{2}\left[\frac{1}{2}t^2+t\right]_{-1}^{x+1}=\frac{1}{2}\left(x^2+2x+2\right)](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-39f866a3cf0aa6d994ba926375844cd8_l3.png)
 )
)![Rendered by QuickLaTeX.com f\left(x\right)=\frac{1}{2}\int_{x-1}^{-1}\left(-t-1\right)dt+\frac{1}{2}\int_{-1}^{0}\left(t+1\right)dt+\frac{1}{2}\int_{0}^{x+1}\left(-t+1\right)dt=\frac{1}{2}\left[-\frac{1}{2}t^2-t\right]_{x-1}^{-1}+\frac{1}{2}\left[\frac{1}{2}t^2+t\right]_{-1}^0+\frac{1}{2}\left[-\frac{1}{2}t^2+t\right]_0^{x+1}=\frac{1}{2}](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-6432dfc95b1fd3fc8ab0566581f9478a_l3.png)
 )
)![Rendered by QuickLaTeX.com f\left(x\right)=\frac{1}{2}\int_{-1}^{0}\left(t+1\right)dt+\frac{1}{2}\int_{0}^{1}\left(-t+1\right)dt=\frac{1}{2}\left[\frac{1}{2}t^2+t\right]_{-1}^0+\frac{1}{2}\left[-\frac{1}{2}t^2+t\right]_0^1=\frac{1}{2}](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-8dd0e05087780afc97f6d45d5344a859_l3.png)
 )
)![Rendered by QuickLaTeX.com f\left(x\right)=\frac{1}{2}\int_{x-1}^{0}\left(t+1\right)dt+\frac{1}{2}\int_{0}^{1}\left(-t+1\right)dt+\frac{1}{2}\int_{1}^{x+1}\left(t-1\right)dt=\frac{1}{2}\left[\frac{1}{2}t^2+t\right]_{x-1}^0+\frac{1}{2}\left[-\frac{1}{2}t^2+t\right]_0^1+\frac{1}{2}\left[\frac{1}{2}t^2-t\right]_1^{x+1}=\frac{1}{2}](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-b5cfbd01a7849bbc24254319f21aa456_l3.png)
 )
)![Rendered by QuickLaTeX.com f\left(x\right)=\frac{1}{2}\int_{x-1}^{1}\left(-t+1\right)dt+\frac{1}{2}\int_{1}^{x+1}\left(t-1\right)dt=\frac{1}{2}\left[-\frac{1}{2}t^2+t\right]_{x-1}^1+\frac{1}{2}\left[\frac{1}{2}t^2-t\right]_1^{x+1}=\frac{1}{2}\left(x^2-2x+2\right)](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-02980b127b2365339e8eef20ba5c599a_l3.png)
 )
)![Rendered by QuickLaTeX.com f\left(x\right)=\frac{1}{2}\int_{x-1}^{x+1}\left(t-1\right)dt=\frac{1}{2}\left[\frac{1}{2}t^2-t\right]_{x-1}^{x+1}=x-1](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-f39fb1eb3a4320bb759126078c570f7e_l3.png)


 軸での対称性より,
軸での対称性より,![Rendered by QuickLaTeX.com 2\left\{\frac{1}{2}\cdot1+\int_{1}^{2}\left\{1-\frac{1}{2}\left(x^2-2x+2\right)\right\}dx\right\}=1+2\left[-\frac{1}{6}x^3+\frac{1}{2}x^2\right]_1^2=\frac{5}{3}](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-0074a722690c11f4477e74326bb0deee_l3.png) ……(答)
……(答) として,
として,

 について考える.この方程式の解が1か3,或いは虚数解であれば,4次方程式
について考える.この方程式の解が1か3,或いは虚数解であれば,4次方程式 の実数解が1と3のみとなる.
の実数解が1と3のみとなる. が実数のとき
が実数のとき が必要である.
が必要である. の解が1か3のみとなるには,
の解が1か3のみとなるには, なら必要十分(これらは全て
なら必要十分(これらは全て を満たす).この内,(*)式に抵触しないのは,
を満たす).この内,(*)式に抵触しないのは, のみである.このとき,(*)の第一式より,
のみである.このとき,(*)の第一式より, となる.
となる. が必要である.
が必要である.
 である.
である. より,三角形
より,三角形 は
は の直角三角形である.
の直角三角形である.
 を原点として,左図のように三角形
を原点として,左図のように三角形 平面上にのせる.
平面上にのせる. の座標を左図のように
の座標を左図のように とおく.点
とおく.点 ……(*)
……(*)


 で
で は最小となる.なお,
は最小となる.なお, は(*)を満たす.
は(*)を満たす. ……(答)
……(答) より,
より,
 以上である.
以上である. を満たすには,
を満たすには,
 と
と であれば十分.
であれば十分. であり
であり より,
より, の最小値は,
の最小値は, か
か である.
である.

 であるから,
であるから, を求めていくことで解答を得られる.
を求めていくことで解答を得られる.
 と
と のなす角であることも分かるだろう(もし前問の議論だけでは方針を得られない場合には,他の具体的な組み合わせで考えてみると良い).そこで,
のなす角であることも分かるだろう(もし前問の議論だけでは方針を得られない場合には,他の具体的な組み合わせで考えてみると良い).そこで,
 であるから,求める
であるから,求める として,前問の議論(
として,前問の議論( のとき)をまとめると,下表のようになる.
のとき)をまとめると,下表のようになる.

 という周期9の並びを繰り返すことが分かる.
という周期9の並びを繰り返すことが分かる. となる
となる として,
として, のみを考える.更に
のみを考える.更に と
と のなす角の内,小さい方を
のなす角の内,小さい方を と表す.
と表す. となる
となる のとき
のとき となる
となる の場合,
の場合,
 という周期9の並びを繰り返すことが分かる.
という周期9の並びを繰り返すことが分かる. となる
となる の場合,
の場合,
 という周期3の並びを繰り返すことが分かる.
という周期3の並びを繰り返すことが分かる. であり,これら6組は題意を満たす.
であり,これら6組は題意を満たす. となる
となる の場合,
の場合,
 という周期9の並びを繰り返すことが分かる.
という周期9の並びを繰り返すことが分かる. の範囲でも題意を満たす
の範囲でも題意を満たす 個……(答)
個……(答)
 を書き下すと解答が得られる.このときに分母を2で割った値が大事になることや,分母が奇数のときにはもう議論を続ける必要がないことが分かるだろう.
を書き下すと解答が得られる.このときに分母を2で割った値が大事になることや,分母が奇数のときにはもう議論を続ける必要がないことが分かるだろう.
 として,
として,


 について考えると,
について考えると,
 は全て整数とはならない.一方で
は全て整数とはならない.一方で![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\frac{2i}{3}\right],\left[\frac{2\left(i-3\right)}{3}\right],\left[\frac{2\left(i-6\right)}{3}\right],\left[\frac{2\left(i-9\right)}{3}\right]](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-8c1b9d35757206234a2e6b8314872f62_l3.png) は全て整数である.よって,
は全て整数である.よって,![Rendered by QuickLaTeX.com \frac{2i}{3}-\left[\frac{2i}{3}\right],\frac{2\left(i-3\right)}{3}-\left[\frac{2\left(i-3\right)}{3}\right],\frac{2\left(i-6\right)}{3}-\left[\frac{2\left(i-6\right)}{3}\right],\frac{2\left(i-9\right)}{3}-\left[\frac{2\left(i-9\right)}{3}\right]](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-c3ac3156ac9223ef229b6197f32aee48_l3.png) は全て0とはならない.
は全て0とはならない. でも
でも のときは0とはならない.
のときは0とはならない. のみが(*)を満たす.
のみが(*)を満たす. ……(答)
……(答) を用いて
を用いて と表す)であるとき
と表す)であるとき は
は で0となる.その後は
で0となる.その後は と
と で場合分けして同様の議論が繰り返せる.この議論は,
で場合分けして同様の議論が繰り返せる.この議論は, の分母が奇数となるまで続く.
の分母が奇数となるまで続く. (
( は0以上の整数)を含む場合,
は0以上の整数)を含む場合, となる
となる は1個あり,
は1個あり, となる
となる となる
となる となる
となる となる
となる 個ある.なお,
個ある.なお, となる
となる 個存在する.
個存在する. (
( )である.
)である. の要素の個数は,1から2018の中で素因数に2を最も多く含むもののを考え,その数の素因数2の個数を
の要素の個数は,1から2018の中で素因数に2を最も多く含むもののを考え,その数の素因数2の個数を 個である.
個である. を満たす最大の
を満たす最大の である.
である. 個……(答)
個……(答) の正負で場合分けを行えばよい.
の正負で場合分けを行えばよい. は「引数の符号を反転させると,関数値の符号が反転する」ことを意味していると考える.すると,
は「引数の符号を反転させると,関数値の符号が反転する」ことを意味していると考える.すると, の符号を反転させれば,
の符号を反転させれば, は引数
は引数 に近づくと考える.
に近づくと考える. は「引数が2上下すると,関数値の符号が反転する」ことを意味していると考える.すると「引数が4上下すると,関数値の符号は同じになる(2回反転して元に戻る)」と分かり,答えにたどり着く.解答では,この当たりを厳密に数式で処理しているが,本番では途中経過を求められないで,このような定性的な議論で十分だろう.
は「引数が2上下すると,関数値の符号が反転する」ことを意味していると考える.すると「引数が4上下すると,関数値の符号は同じになる(2回反転して元に戻る)」と分かり,答えにたどり着く.解答では,この当たりを厳密に数式で処理しているが,本番では途中経過を求められないで,このような定性的な議論で十分だろう.


 のとき
のとき
 とおく.
とおく. のとき
のとき
 とおく.
とおく.
 は
は のとき
のとき も
も も傾き正の一次関数であるから,
も傾き正の一次関数であるから, から
から の値を取り得る.よって,
の値を取り得る.よって, となる
となる のとき
のとき のとき
のとき である.なお最大値は存在しない.
である.なお最大値は存在しない. であれば必要十分.
であれば必要十分. ……(*)
……(*) に気を付けると,
に気を付けると,

 より,
より,
 と
と は
は の約数となることが分かる.また,
の約数となることが分かる.また, は素数であることから,
は素数であることから, である.よって,
である.よって,
 より
より を満たす.
を満たす.
 と
と は30の約数となることが分かるが,
は30の約数となることが分かるが,
 のみであり,解くと,
のみであり,解くと,
 に代入すれば,
に代入すれば, と分かる.
と分かる. ……(答)
……(答) は
は 次の多項式となる.
次の多項式となる. は
は の多項式である.
の多項式である.
 も自然数であり,
も自然数であり, であれば必要十分.また,そのとき
であれば必要十分.また,そのとき
![Rendered by QuickLaTeX.com \int_{0}^{x}\left\{P\left(t\right)\right\}^mdt=\int_{0}^{x}\left\{at+b\right\}^2dt=\left[\frac{1}{3}a^2t^3+abt^2+b^2t\right]_0^x=\frac{1}{3}a^2x^3+abx^2+b^2x P\left(x^3\right)-P\left(0\right)=\left(ax^3+b\right)-b=ax^3](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-a11b033768caae58621300cc339f8d26_l3.png)
 に注意して,
に注意して,

 で,
で,
 ……(*)
……(*) を代入すると,
を代入すると,

 を代入すると,
を代入すると,
 の範囲((85)~(90)について)
の範囲((85)~(90)について) が必要で,
が必要で, となるには,
となるには, が必要.
が必要. となるから,
となるから, のとき
のとき となるため,
となるため, が必要となる.
が必要となる. のとき
のとき が必要となる.
が必要となる. のとき
のとき となるため,
となるため, が必要となる.
が必要となる. ……(答)
……(答) が
が の4倍となるとき((91)~(96)について)
の4倍となるとき((91)~(96)について) より,満たす
より,満たす より,
より, となる
となる となり,
となり, より,
より, のもとで,
のもとで, より,
より, .
. ……(答)
……(答) が必要だが,
が必要だが, も
も もこの範囲にない.
もこの範囲にない.
 の範囲内であるから,
の範囲内であるから, となる.……(答)
となる.……(答) が必要となる.
が必要となる. の範囲内であるから,
の範囲内であるから, ……(答)
……(答)
![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\qquad\right]](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-214e622f68b122aed01de1970d7e1f26_l3.png) )の問題はとにかく書き出してみること.書き出していく中で規則性をつかむことができる.(1)の場合には
)の問題はとにかく書き出してみること.書き出していく中で規則性をつかむことができる.(1)の場合には![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\sqrt n\right]](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-e5a4fef432b60b5c061c4a6e5d5f8921_l3.png) の値が1増えることが分かる.そのため,
の値が1増えることが分かる.そのため, を求めるときに,分母が同じものに着目することが重要だと気付くだろう).同様に,(2)の場合には
を求めるときに,分母が同じものに着目することが重要だと気付くだろう).同様に,(2)の場合には が整数となるもの((70)と(71)について)
が整数となるもの((70)と(71)について)![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\sqrt n\right]=1](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-8d24e7bfdba2ad76e5a28c5e7322cc9e_l3.png) となるのは,
となるのは, であり,
であり, で3個.
で3個.![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\sqrt n\right]=2](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-ec0c1cd842d8e2b8a7c0f7067dcb63f1_l3.png) となるのは,
となるのは, であり,
であり, で3個.
で3個.![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\sqrt n\right]=3](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-9b8f7ebee477ad04fdf08753824e9e30_l3.png) となるのは,
となるのは, であり,
であり, で3個.
で3個.![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\sqrt n\right]=4](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-aeb1b4119aa44c6a0bfbdb6d24b92b4d_l3.png) となるのは,
となるのは, であり,
であり, で3個.
で3個.![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\sqrt n\right]=5](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-0f5e7a80bde9bdcfd358fb18d25a9e5a_l3.png) となるのは,
となるのは, であり,
であり, で3個.
で3個.![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\sqrt n\right]=6](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-b969d4587bcd80583dfc9beb568acf8c_l3.png) となるのは,
となるのは, であり,
であり, で3個.
で3個.![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\sqrt n\right]=7](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-35336ea2985234cb686df07fe6b99048_l3.png) となるのは,
となるのは, であり,
であり, で3個.
で3個.![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\sqrt n\right]=8](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-b0cd12234c09935d3db8b655f68052ca_l3.png) となるのは,
となるのは, であり,
であり, で3個.
で3個.![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\sqrt n\right]=9](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-c9a5be33a897d93b76f2aa97106b3a5a_l3.png) となるのは,
となるのは, であり,
であり, で3個.
で3個. 個……(答)
個……(答) となる
となる のときで,
のときで, .
. のときで,
のときで, .
. のときで,
のときで, .
. のときで,
のときで, .
. のときで,
のときで, .
. のときで,
のときで, .
. のときで,
のときで, .
. のときで,
のときで, .
. ……(答)
……(答) が整数となるもの((77)と(78)について)
が整数となるもの((77)と(78)について)![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\sqrt[3]{n}\right]](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-691ceeff4db8e640490a50f5095fb0a5_l3.png) の値で場合分けする.
の値で場合分けする.![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\sqrt[3]{n}\right]=1](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-1043d683c29f9b21b5f9aa16dcf19a0d_l3.png) となるのは,
となるのは, であり,
であり, で7個.
で7個.![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\sqrt[3]{n}\right]=2](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-18dd68e63aa9138de62b7e562119566d_l3.png) となるのは,
となるのは, であり,
であり, で10個.
で10個.![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\sqrt[3]{n}\right]=3](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-e2bf2ab88bf2ddf0c08e47ea79d58095_l3.png) となるのは,
となるのは, であり,
であり, で13個.
で13個.![Rendered by QuickLaTeX.com \left[\sqrt[3]{n}\right]=4](https://hiroacademia.jpn.com/wp/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-8c778e1bf54a9b7b27120a70b9d96f8d_l3.png) となるのは,
となるのは, であり,
であり, で16個.
で16個. 個……(答)
個……(答) となる
となる のときで,
のときで, .
. のときで,
のときで, .
. である.
である. ……(答)
……(答) ((81)~(84)について)
((81)~(84)について) ……(答)
……(答)
 は直線
は直線 の垂直二等分線であるから,直線
の垂直二等分線であるから,直線 ,点
,点 との距離は等しくなる.よって,点
との距離は等しくなる.よって,点






 であるから,
であるから, と分かる.
と分かる. (図の鎖線)の式は
(図の鎖線)の式は と分かる.直線
と分かる.直線 と直線
と直線 ……(答)
……(答)
 とする.前問と同様に点
とする.前問と同様に点 となる.
となる. (図の鎖線)の式は
(図の鎖線)の式は と分かる.直線
と分かる.直線 の交点が点
の交点が点 であり,その座標は,
であり,その座標は, ……(答)
……(答)