ついに幕を開けた共通テスト。
ここから2024年の入試の始まりです。
成功した人も失敗した人も色々といるでしょうが、
ここから立ち直すことができるかが重要です。
出てきた結果から逃げずに最後まで戦い抜きましょう。
本ブログ記事では具体的な生徒の事例を出しながら、
共通テストで失敗しても早稲田慶應に合格するための方法をお伝えしていきます。
ページ目次
共通テストで失敗=早慶不合格ではない
多くの受験生にとって一番最初の入試となる共通テストですが、
どれだけ対策を積んでも、、、
全ての受験生が必ずしも成功と言われる結果を手にするわけではありません。
重要なことは、どのような結果であっても受け入れて、
次に進む準備をすることができるかどうかです。
早慶に合格するためには、全ての受験結果を糧にするくらいの強い精神力で望まなければ、合格することは不可能です。
- 【何からはじめたらいい?という人向け】
【まず始めることをお伝えします】 - 早慶に合格するための戦略とは?
1,2年生から合格するための戦略を立てるには? - 【高1】早慶現役合格の勉強法を徹底解説
志望校に合格するためにやるべきこと紹介 - 【高2】現役で早慶GMARCHに合格
必要な勉強法(勉強時間、参考書)を紹介 - 【高2】早慶絶対合格!!のためにすること
勉強時間、スケジュール、参考書、勉強法の紹介
過去にも何人も失敗を経験した人はいます
これまでに共通テストで失敗した人、
早慶以外の滑り止めで失敗した人、
いろいろな学生を見てきました。
その全ての学生に通じることは強い精神力を持っていたことです。
ここでこれまでに指導をした生徒で例を紹介します。
共テ失敗から立ち直り早稲田に合格した例①
教え子A君は、早稲田合格を目指していた理系生でした。
共通テストで化学が思うような点数が取れず、80点程度にとどまってしまいました。
特に理論化学の部分が弱かったようで、
分析をしたところ理解が不十分だったことが後でわかりました。
冷静に分析すると・・
化学反応の速度や化学平衡のシフトに関する概念的な理解が甘く、
数式の背後にあるメカニズムをイメージしづらかったことがわかりました。
このような分析からA君は共通テスト後、化学の苦手部分を徹底的に鍛え直すことにしました。
具体的に何をやったのか
当塾での授業も受けながら、早稲田大学の対策をして
これまでやった参考書の問題集に取り組み、合計1000問以上の問題を解き直しました。
その結果、2月の早稲田の学力検査では化学が80%と大幅に点数を伸ばすことができました。
他教科も含めて見事に早稲田大学に合格することができたのです。
具体的に行った参考書は、化学の標準演習、新演習、重要問題集で、苦手分野を抜粋して、
何度も何度も繰り返して、過去問でも解けるようにしていきました。
共テ失敗から立ち直り慶應に合格した例②
続いては共通テストの英語で失敗したけれど慶應大学に合格したBさんの例を見ていきましょう。
Bさんは英語の大の得意で、慶應大学文学部志望の子でした。
彼女は英語が非常に得意だった(偏差値70超え)ため、
共通テストはなんとかなるだろうとの思いから、あまり共通テストの対策を重視していませんでした。
共通テストの結果はどうだったのか
思ったよりも緊張していたのと
共通テスト特有の大問1~3までの発見、言い換え型問題につまづいてしまい、
リーディングで60点の点数を取ってしまいました。
慶應大学志望の子としては絶望的な点数です・・
どのように立て直していったのか
ご存知の通り慶應文学部の英語はかなり特殊な形式で、
共通テストとは真逆の形式の問題です。
共通テストから立て直しを図り、これまでやってきた過去問を解き直して、記述形式の問題に慣れて問題を解いていくことで、慶應大学部文学部に合格することができました。
共通テスト失敗から立ち直るのに重要なこと
- 原因分析
- 弱点への取り組み
- 各大学の入試対策
共通テストでできなかったことの原因分析、
そこからわかった弱点への取り組み
そして、各大学への入試対策を行なっていくことが重要になります。
共通テストでダメでもそこで諦めずに踏ん張って勉強し続けることが重要です。
重要!失敗の原因分析
なぜ間違えたのか、失敗をしてしまったのか冷静に分析をしていくことが重要です。
確かに失敗をしてしまって悲しい気持ちもあるでしょうが、
ここは踏ん張ってください!
できなかった原因を分析をして行なっていくことで必ずできるようになります。
弱点への取り組みの計画立て
共通テスト=模試と捉えて、実戦で失敗した部分をできるようにしていくために、
具体的に計画立てを行っていきましょう。
どのような教材を行って、
どのような間隔で勉強をしていったら良いのかを本番までに計画を立てていきましょう。
ここで重要なことはやけになって変なことをしないことです。
新しい知識は定着しないのでこれまでやってきたことの中から、まだ定着不足の教材をやってみましょう。
いろいろなことに手を出さずに、これまでやってきたことをちゃんとできるようにしていくのが肝心です!
共通テストとは違う!!早慶の入試対策
共通テストと早慶の入試問題はどの科目も全く異なります。
もちろん、基礎学力があればどの科目も早慶受験生であれば解ける問題ですが、
入試形式に戸惑ってできなくなってしまうという生徒も多いのも事実です。
入試形態の違いと割り切って、
早慶の入試形式に合わせて勉強をしていきましょう。
早慶の入試対策についてはこちらの記事で説明しています。
英語、数学は共通テストと入試で全く違うので点数=学力と考えすぎないようにして、勉強をするのが重要です。
英語の共通テスト分析についてはこちらの記事で記載しています。早慶との違いも記載。
早慶の入試対策におすすめの参考書とは
この時期における一番のおすすめの教材は、「過去問」です。
これまでやった過去問を再度解いて、
毎回同じ”思考”プロセスで考えることができるのか、
またその思考プロセスを高速化させるためにどのようにしたら良いのかを、考えていきましょう。
まとめ
テストは水物で、一回失敗したからといってその後も失敗するわけではありません。
これまでちゃんと勉強してきたのであれば、
そこから立ち直って持ち直せば必ず志望校に合格することはできます。
最後まで自分と戦い続けて頑張っていきましょう!
Published by