この記事では、どのように勉強をすれば圧倒的に成績が上がるのか悩んで当塾のカウンセリングを受けた方に対して当塾がどのような解決策を出したのかをお伝えしていきます。(*他の方にも役に立つためにもなるべく具体的に記述いたしますが、個人が特定されない程度に情報は伏せさせていただいています)
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以下が相談内容です。
早稲田大学教育学部数学科
現役生
高校1年次1月代ゼミ:数学34 英語40 国語37
高校2年次11月河合:数学53 英語40
高校3年次10月進研(記述):数学62 英語37 物理55
高校3年次10月河合(記述):数学58 英語43 物理57
銀行員 地方公務員
このような偏差値推移で1年半ダラダラ勉強してきてMARCHも
学校は偏差値40、
ACADEMIA’S ANSWER
ご連絡ありがとうございます。まずざっくり結論からいうと受験校を複数受けてたところで合格確率が上がるわけではありません。今の学力を考えるのであれば、どの科目も基準値以下ですが、英語が圧倒的にできていません。
まずは英語と数学で早慶の問題を解けるレベルでに仕上げましょう。
理系で大事なのは数学と英語!
今回の相談者のように理系の受験生に多いのですが、英語を放置してしまうことが非常に多いです。
理系で差がつくのは、物理ではなく英語です。合格確率を上げるのであればまず英語をセンターレベルの長文で満点取れる程度のレベルは欲しいです。偏差値50以下ではまだまだ基本的な英単語、熟語、文法を覚えきっていない状態です。浪人するにせよ、この部分を覚えないと早慶に合格することはまず無理だとということは認識しておきましょう。
また数学ですが、現時点の成績だと早慶を目指すにしては正直物足りないです。質問者さんがどの分野が苦手なのかはわかりませんが、これまでやってきた分野で苦手な部分がある場合は対処しておきましょう。数学は最近よい教材が多いので、そちらで補充していくと良いですよ。坂田先生の面白いほどわかるシリーズ、高速トレーニングシリーズ、集中講義シリーズが言葉で説明してありオススメです。
理系=暗記がないわけではありません。
理系というと暗記がほとんどなくセンスで解いていくという部分が大きいと感じる人が多いですが、実際は理系であっても暗記の量は変わりません。ただ文系の暗記と理系の暗記では質が違うというのは注意をしておくべきでしょう。言葉に対して意味付けがなされていない場合が多く、単純な暗記やゴロ合わせで乗り切る部分が多くなってきます。
一方理系の場合の暗記は、ただ何か単語を覚えるということは少なくプロセスを覚えないといけません。数学は公式を丸暗記をしていても点数がまったく取れません。公式の証明ができて、定義の説明が言葉でできるレベル感になってないといけないのです。例えるならば、1→2→3といった数字の順番を覚えていくのが理系で、1,2,3と単語を覚えて覚えた後に、秩序をつけていくのが文系での暗記です。理系の人にとって「暗記がいや!」と考えるのはこのただ覚えなければいけないという部分でしょう。ですが、理系の場合も数学の解法を暗記したり、物理の現象を覚えたり、特に化学と生物に関して言えば文系に匹敵するほどの量になります。話は質問者さんに戻りますが、ただの丸暗記が嫌なのであれば、はじめから秩序付けて覚えればいいだけの話です。
化学がいやであっても早慶に行きたい!または理系の大学に行きたい!と思うのであれば最低限高校レベルの化学の知識は必要となります。
そもそも質問者さんの場合は研究者や理系職につきたいわけではなさそうなので、この辺にギャップがあるのかもしれません。銀行員や研究者になりたいのであれば文系の大学にはじめから行ったほうが良いと思います。
この辺りも含めて残りの期間はしっかり考えて勉強したほうが良さそうです。理系だからといって暗記から逃れることはできません。もし浪人して理系に進むのであれば化学は必須でしょう。その際に単純暗記が嫌なのであれば化学の新書などを読んである程度化学に対してのイメージ、興味などを持って体系的に暗記ができるように努めると良いでしょう。
ではでは残り期間は少ないですががんばって下さいね!
応援しています!
いかがでしたでしょうか? 当塾では個人の現在の学力、成績に合わせて適切な指導を行っております。どんな学力であっても、こんなことできるの?というご相談でも構いません。当塾にお気軽にご相談、ご連絡下さい。
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