明治大学法学部
入試難易度:3.0
全体概観:配点100点 60分
大問4つ構成で2つがマークシート、2つが記述式です。古代~近現代、東洋西洋がバランスよく出題されています。西洋は特定の国について出題されることが多く、東洋は中国を中心にして周辺諸国との関係まで言及されることが多いです。20世紀については必ず出るといっていいくらい毎年出ます。したがって、19世紀後半以降の歴史については特によく勉強しておく必要があるでしょう。政治史、外交史、特に国際関係などについては難問も見られますので、意識して勉強してください。また、年代の整序問題なども出題されています。出来事をしっかりと覚えていくことが大切だといえます。
問題数は40問程度で、時間は問題ないと思います。
対策1:現代史の対策はどうすればよいのか?
学校などでは現代史を扱わなかった、などというところもあるようです。したがって特に現役生は苦手意識を持っている人も多くいるように思います。
まず、米ソ冷戦体制を理解してください。
そして、米ソを中心とした歴史を理解してください。米ソの政権担当者を中心に事件をまとめていくといいと思います。
次に、ヨーロッパ、中国というような大きい国(地域)を理解し、ベトナム戦争、パレスチナ問題というような世界史に大きなインパクトを与えた事件を理解しましょう。そのうえで細かい事項に入っていきます。
現代史は細かい事項も多いですが、まずは大まかな流れをつかみ、大きな事件を答えられるようにするところから始めてください。そして、そこで得点できるようにしてください。そのうえで細かい事項に入っていきます。
ただし、過去には香港返還(1997)など20世紀後半の出来事も出題されています。21世紀のことも出てくる日は近いと思われますので、教科書・資料集の最後の最後まで学習するようにしてください。
入試直前になっても構いません。例えば1月に入ってから必死に現代史をやるという形でもいいと思います。現代史は他の人との差が付きやすい分野というのも事実ですから、ここを対策しないのはとてももったいないと思います。ぜひ、頑張って対策をしてみてください。
以上みてきたように、明治大学法学部の世界史では、さまざまな分野がまんべんなく出題されます。しかし、20世紀の歴史が出題されるなど、対策がしやすいのも事実です。また、難易度が高い問題も少なくありません。当たり前のことをできるようになった人が合格します。大学受験では100点を取ることではなく、人より1点多くとることが大切です。また、1位じゃなくても大丈夫です。100人合格するならば、100位に入ればいいのです。そう考えた時に、明治大学の世界史で合格点を取るには教科書レベルの知識事項で点数を落とさないこと、難問に関しては(できるに越したことはありませんが)できなくてもくよくよせずに次の問題に進むことが大切になります。
明治大学法学部に合格するための参考書
当塾で使用している明治大学法学部に合格へ必要な参考書を紹介します。もちろん、当塾の場合は一人一人個別にカリキュラムを作成するため下記のようなカリキュラムは一例となります。参考書は何をやるかよりも、どのような目的で使用するかというが大事です。闇雲に行って情報量に圧倒されてしまうのではなく、1つ1つ目的意識を持って勉強していきましょう。
参考書だけでの独学での合格はかなり難しく、初学者の場合は指導なしでやってしまうと下手な癖が付く可能性が高いです。下手な癖がつくと、その癖を治すのに手一杯で結局志望校に受からないというケースが多くなっています。浪人しても成功しない人はこの辺りに理由があります。
ご心配な方は一度カウンセリングを受けて見ると良いでしょう。カウンセリングはこちらからどうぞ。
■下記参考書名をクリックすると詳しい使い方のページに飛びます。
▶初歩(偏差値40程度)
▶基礎(偏差値40~55程度)
▶応用(偏差値55~65程度)
ヒストリア世界史問題集(*時間のない場合は行う必要はなく過去問で問題を解くことで対策をしていくと良いでしょう。)
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