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【英語】複合関係詞説明|簡単に使えるようになる仕組みの説明

2017.01.14

複合関係詞とは何だろう? と思った方は多いはずです。 皆さんに身近な例を挙げればHoweverが複合関係詞です。 この複合関係詞は非常によく使われるのでちゃんと理解をしておく必要があります。 今回は誰でもわかるように簡単に複合関係詞を説明します。 ページ目次複合関係詞とは?Whateverの使い方W

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  • 複合関係詞とは何だろう?

    と思った方は多いはずです。

    皆さんに身近な例を挙げればHoweverが複合関係詞です。

    この複合関係詞は非常によく使われるのでちゃんと理解をしておく必要があります。

    今回は誰でもわかるように簡単に複合関係詞を説明します。

    [toc]

    複合関係詞とは?

    複合関係詞とはW~+everのことです。

    複合関係詞は

    Whatever

    Whenever

    Wherever

    Whoever

    Whichever

    However

    です。

    Howeverだけ例外ですが、残りはW~+everになっていますよね。

     

    複合関係詞を理解する最大のコツは

    複合関係詞は心がものすごく広くて、なんでも受け入れるということです。

     

    複合関係詞の意味は「~でも」です。

    ~の部分にはW~の単語を入れましょう。

    詳しく見ていくと

    Whatever 何+でも

    Whenever いつ+でも

    Wherever どこ+でも

    Whoever 誰+でも

    Whichever どれ+でも

    However どんな方法+でも

     

    意味を見ても分かるように、全てを受けいれていますよね。

     

    Whateverの使い方

    複合関係詞の使い方で覚えておくべきルールはたった1つだけ。

    それは

    複合関係詞+主語+動詞~.

     

    基本的に複合関係詞の後ろには主語と動詞が来ます。

    「基本的に」と言ったのは例外もあるからです。

    早速Whatever「何でも」の使い方を見ながら理解を深めていきましょう。

     

    You can eat whatever you want.
    何でも好きなもの食べていいよ。

    whatever you wantが1つの節になっていることに気づきましたか?

    全体の文の目的語がwhatever以下ですね。

     

    He is so smart that he understands whatever we teach .
    彼は私たちが教えたことは何でも理解できるほど頭がいい

    彼が理解するのは「whatever we teach」。

    複合関係詞Whateverの後ろには主語、動詞と続いていますね。

     

    Wheneverの使い方

    Wheneverの意味は「いつでも」。

    言い換えればevery timeですね。

     

    Let me know whenever you need my help.
    僕の助けが必要なときはいつでも知らせてね。

    Wheneverの心の広さを証明するような例文ですね。

    複合名詞のWheneverの後ろには、主語と動詞がしっかりあります。

     

    Whenever I call her, she is always busy.
    彼女に電話したときはいつでも、彼女は忙しい。

    複合名詞は文の先頭に来ます。

    その時も後ろに主語+動詞と文が続きますね。

    節を作る複合名詞は文の先頭に来ることもあれば、目的語として文中に来ることもできるのです。

     

    Whereverの使い方

    「どこでも」という意味のWherever。

    言い換えればAnywhereかEverywhereです。

     

    Wherever you go, always make sure where you are going.
    どこに行こうと、いつもどこに向かっているのかはっきりさせておきなさい。

    Wherever you goはよく使われるのでこのまま丸暗記しましょう。

    何も難しいことはありませんよね。

     

    Wherever you go, I always go with you.
    君がどこに行こうと、僕も一緒に行くよ

    各複合名詞に続く頻出動詞と言うものはあります。

    Whereverの場合はgoやmove等の移動を表す単語、もしくはput等のモノを置く動作を表す単語が来やすいです。

     

    Whoeverの使い方

    「誰でも」という意味のWhoever。

    言い換えればAny person、もしくはEvery personですね。

    そんなWhoeverの使い方は注意が必要です。

     

    Whoever asks your help, be nice.
    あなたに助けを求める人が誰であろうと、親切でいなさい。

    Whoeverは主語になることができるのです。

    だから後ろに主語+動詞と続く必要はありません。

     

    Whoever you ask, you will get the same answer.
    誰に尋ねても。同じ答えが返ってくるだろう。

    このWhoeverの後ろには主語+動詞となっていますね。

    Whoeverは主語になる時もあるということだけに、注意しておけば特に問題はありませんよね。

     

    Whicheverの使い方

    Whicheverの意味は「どれでも」。

     

    Whichever cars you choose, you will be satisfied.
    どちらの車を選んでも、満足するだろう。

    Whicheverはすぐ後ろに名詞が来て「どの~でも」という意味になることがあります。

    名詞の後ろには主語+動詞の文章がいつも通り続きます。

     

    Whichever road you will take, it will take you to Tokyo.
    どの道を進んでも、東京にたどり着くよ。

    これも同じですね。

    Whicheverのすぐ後ろには名詞が来る確率が非常に高いです。

     

    Howeverの使い方

    最後に見るのはHowever。

    お馴染みの意味は「しかし、けれども」。

    しかし複合関係詞では「どんなに~でも」という意味になるのです。

     

    However rich you are, you may not be happy.
    君がどんなに金持ちでも、幸せじゃないかもね。

    Howeverの使い方も他の複合関係詞と同じ使い方ですね。

    ここまで来たら、かなり簡単に思えてきたのではないでしょうか?

     

    You can do it however you like.
    どんな仕方でそれをやってもいいよ。

    このhoweverは「どんな仕方で~でも」ですね。

    複合関係詞を訳すときは柔軟に訳しましょう。

    「全て~」、「どんな~でも」というニュアンスが含まれていれば問題はありません。

     

    複合関係詞はとっても簡単に使えますよね。

    簡単に使える割に便利なので英作文でも使えるようになってください。

【英語】前置詞付き関係代名詞。分からなくなる理由から仕組みまで徹底解説!

2017.01.14

普通の関係代名詞は何とか理解できるけど、前置詞がついたら全く分からない! という方も多いのではないでしょうか? 前置詞がついた関係代名詞はとても複雑で難しいです。 しかしちょっと見方を変えるだけで、なんてことのない普通の文章であることも事実。 今回は前置詞がついた関係代名詞を徹底解説します。 前置詞

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  • 普通の関係代名詞は何とか理解できるけど、前置詞がついたら全く分からない!

    という方も多いのではないでしょうか?

    前置詞がついた関係代名詞はとても複雑で難しいです。

    しかしちょっと見方を変えるだけで、なんてことのない普通の文章であることも事実。

    今回は前置詞がついた関係代名詞を徹底解説します。

    [toc]

    前置詞がついた関係代名詞って何?

    皆さんはwith whomやfrom whom等は見たことがありますか?

    これこそが前置詞がついた関係代名詞なのです。

    その名の通り前置詞+関係代名詞となっていますね。

     

    例文を見て確認していきましょう。

    The person with whom I work is from England.
    僕と一緒に働いている人はイギリス出身です。

    太字部分が前置詞付きの関係代名詞です。

    関係代名詞節部分は

    with whom I workです。

     

    この文を2文に分けると以下のようになります。

    The person is from England.

    I work with the person.

    同じ「the person」のことを話しているので関係代名詞whomを使って1つの文にしていますね。

     

    もう1つ例文を見てみましょう。

    The girl to whom I wrote a letter is there.
    僕が手紙を書いた女の子はあそこにいるよ。

    太字のto whomが前置詞付きの関係代名詞。

    そしてto whom I wrote a letterが関係代名詞節

     

    この文を2つに分けることできますか?

    関係代名詞の復習のためにも、まずは自分で分けてみてください。

    正解は以下です。

    The girl is there.

    I wrote a letter to the girl.

    同じ「girl」について話しているので、関係代名詞whomを使って1文にしていますね。

     

    ここまで関係代名詞の復習を行いながら、前置詞付きの関係代名詞を見てきました。

    おそらく多くの方が共通の疑問を持っていると思います。

    早速その疑問を解決していきましょう。

     

    関係代名詞が分からなくなる理由

    どうして前置詞が関係代名詞の前に来るの?

    おそらく多くの方が疑問に思っているはずです。

    理由は深く考えずにそういうルールだと思いましょう。

     

    しかし前置詞付きの関係代名詞には覚えておくべき特徴があります。

    その特徴とは

    目上の人と話すような丁寧な文章にもなるし、友達同士に使うような丁寧じゃない文章にもなるということです。

    詳しく見ていきましょう。

     

    すでに紹介した例文

    1.The girl to whom I wrote a letter is there.

    を次のように書き換える方もいると思います。

    2.The girl whom I wrote a letter to is there.

    違うのはtoの位置だけ。

    どちらかと言うと、2の文章の方がしっくりきますよね。

    関係代名詞のルールに沿っていますものね。

     

    では1と2の違いは何なのか?

    1は丁寧な文章です。

    2は残念ながら間違った文章です。

     

    しかし

    3.The girl that I wrote a letter to is there.

    は間違った文章ではありません。

    混乱しますよね?

     

    2と3の違いはwhomが使われているかthatが使われているかということ。

    前置詞が関係代名詞節の最後に置かれるときは、thatが使われる、もしくは関係代名詞自体が省略されるのです。

    さらに3の文章は間違っていませんが、丁寧な文章ではありません。

     

    皆さんご存知の『ちびまる子ちゃん』で例えてみましょう。

     

    1のように前置詞が関係代名詞の前に来ると、文章は正しく丁寧な優等生の丸尾君になります

     

    3のように前置詞が関係代名詞節の最後に置かれる、且つthatが使われている、もしくは関係代名詞が省略されていると、文章はちょっと口が悪いけど間違ってはいないちびまる子ちゃん

     

    2のように前置詞が関係代名詞節の最後にいて、thatではなくwhoやwhichが使われていると『ちびまる子ちゃん』には絶対に登場しないであろう、間違った不良になるのです

     

    テストや受験で正解となるのは当たり前ですが1の文章。

    学校では失礼な言葉を教えませんよね?

    だから皆さんがテストや受験で書くときは前置詞を関係代名詞の前に置く必要があるのです。

     

    This is the book (that) I referred to.
    これは私が参照した本です。

    This is the book to which I referred.

    テストで正解になる丁寧な文章はどちらですか?

    そうです、上の例文が正解です。

     

    彼女が聴いている音楽は良い

    これを英語にしてみましょう。

    まずは2つの文を作ってみましょう。

    The music is good.

    She is listening to the music.

     

    もう簡単ですね。

    この2文を前置詞の位置に気を付けながら1つにすると、

    The music to which she is listening is good.

    作ることができましたか?

     

    テストや受験ではいつも優等生の丸尾君のような文章を作ることを心がけてくださいね。

    残念ながら、ちびまる子ちゃんのような口が悪い文章を作ってしまうと減点になります。

     

    もし迷ったときはいつでも以下の文章を参考にしてください。

    ◎The girl to whom I wrote a letter is there.(丸尾君型文章)

    △The girl that I wrote a letter to is there. (ちびまる子ちゃん型文章)

    ×The girl whom I wrote a letter to is there. (不良型文章)

    正解は◎の丸尾君です。

     

【英語】制限用法と非制限用法の違いとは?

2017.01.14

ライティングに欠かせないのが制限用法と非制限用法 制限用法と非制限用法何て聞いたことがない という方も多いと思います。 ご安心ください。 難しい言葉を使っているだけで、実は皆さん知っている文法用法のことです。 今回は制限用法と非制限用法についてマスターしましょう。   制限用法とは? 制限

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  • ライティングに欠かせないのが制限用法と非制限用法

    制限用法と非制限用法何て聞いたことがない

    という方も多いと思います。

    ご安心ください。

    難しい言葉を使っているだけで、実は皆さん知っている文法用法のことです。

    今回は制限用法と非制限用法についてマスターしましょう。

     

    [toc]

    制限用法とは?

    制限用法とはある単語を限定する用法のこと

    非制限用法とはある単語に追加の情報を加える用法です。

    例文を見ながら理解を深めていきましょう。

     

    The players who are wearing the green uniforms will win this game.
    緑のユニフォームを着た選手たちがこの試合に勝つよ。

    この文を見て関係代名詞が使われていることに気づきますか?

     

    この文章は次のように分けることが可能です。

    The players will win this game.

    The players are wearing green uniforms.

    2文を関係代名詞whoを使って1文にしているのですね。

     

    さてこの例文で制限用法の部分は太文字部分です。

    太文字部分が情報を制限していますよね。

    もし太文字部分を取り去ると、どのプレイヤーが勝利を収めるのか分かりません。

    もしかしたら赤のユニフォーム、もしくは青のユニフォームのプレイヤーが勝利するかもしれません。

     

    もう1文見てみましょう。

    The boy who broke the window is playing soccer.
    窓を壊した少年はサッカーをしている。

    この文の制限用法もまた太字の部分です。

    太字の部分がなければ、どの少年のことを言っているのか分かりませんね。

    「窓を壊した」という少年を限定しています。

    この制限用法部分が文章中で絶対に必要なのは言うまでもありませんよね。

     

    ここまで見てきて分かるように制限用法は

    関係代名詞部分が修飾する名詞を限定するということですね。

    言い換えれば

    制限用法とは人間の心臓みたいなものです。

     

    文章を人間の体とすると制限用法は人間の体に必要不可欠な心臓です。

    例文をもう1つだけ見ましょう。

    I have two sons who are lawyers.
    弁護士の息子が2人いる

    いつも同様、制限用法部分は太字の部分です。

    この文で伝えたいことは弁護士の息子が2人いるということ。

    つまり制限用法部分は人間の体(=文章)で絶対に必要な心臓ですね。

     

    注意をしたいのが他にも息子がいる可能性があるということです。

    もし息子が2人しかいないなら、わざわざ情報を限定する必要はありませんよね。

     

    さらに訳し方にも注目してください。

    どの例文も制限用法部分から訳していますよね。

    制限用法が使われた文章では

    制限用法→修飾する名詞という順で訳すと自然なものになります。

     

    非制限用法の使い方

    次は非制限用法を見ていきましょう。

    非制限用法とは

    ハンバーガーセットについているフライドポテトみたいなものです。

    つまりいたら得だけど、別にいなくてもいい存在なのです。

     

    Haruki Murakami, who wrote “1Q84”, is a great Japanese writer.
    『1Q84』を書いた村上春樹は日本の偉大な作家だ。

    非制限用法は太字の部分です。

    さてこの文を見て太字の部分は絶対に必要だと思いますか?

    いりませんよね。

    ハンバーガーセットについてくるフライドポテトのような存在ですよね。

     

    さらに非制限用法部分の前後にはコンマがついているのも特徴です。

    非制限用法はコンマで囲まれます。

     

    These boys, who are playing soccer, will  all go to the same college.
    サッカーをしている少年たちは皆同じ大学に行く

    太字の非制限用法部分は別に絶対必要というわけではないですよね。

    なくても、どの少年たちのことを言っているのか分かります。

     

    あくまでも非制限用法部分は情報の補足を行うのです。

    またルール通り、非制限用法部分はコンマで囲まれています。

    非制限用法は制限用法と比べると簡単ですよね。

     

    これまで見てきた非制限用法の特徴をまとめると以下の通りです。

    ・非制限用法は情報の補足を行う

    ・非制限用法は絶対に必要というわけではない

    ・非制限用法はコンマで囲まれている

     

    今回紹介したポイントを押さえておけば、制限用法と非制限用法は難しいことは何もないですよね。

    難しいのは制限用法と非制限用法という単語だけ。

    それらの正体は何とも簡単に理解できるものでした。

【英語】関係副詞とは?分からなくなる理由から仕組みまで大解剖!

2017.01.14

関係副詞って何? 関係副詞の使い方が分からない! という悩みを持つ方は非常に多いです。 関係副詞とは関係代名詞の種類です。 関係代名詞は難しいので、嫌そうな顔をした方もいるのではないでしょうか? でも関係副詞はコツさえつかめば、とっても簡単なので今日でマスターしましょう。 副詞とは? 関係副詞とは関

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  • 関係副詞って何?

    関係副詞の使い方が分からない!

    という悩みを持つ方は非常に多いです。

    関係副詞とは関係代名詞の種類です。

    関係代名詞は難しいので、嫌そうな顔をした方もいるのではないでしょうか?

    でも関係副詞はコツさえつかめば、とっても簡単なので今日でマスターしましょう。

    [toc]

    副詞とは?

    関係副詞とは関係代名詞の1種で主にhow、when、why、whereが使われます。

    関係代名詞は名詞の働きをしますが、

    関係副詞は副詞の働きをするのです。

     

    関係副詞を理解するためには副詞の働きを理解するのが大切です。

    副詞は例えていうのならば万能プレイヤーです。

    どういうことかと言うと、副詞は名詞以外、形容詞でも動詞でも、全ての品詞を修飾するのです

     

    簡単な例文を見てみましょう。

    I played baseball yesterday.
    昨日野球をした。

    この文章で副詞は時を表しているyesterdayですね。

     

    We had lunch at the restaurant.
    私たちはレストランで昼食を食べた。

    副詞は場所を表しているthe restaurantです。

     

    このように副詞は時や場所、手段などの情報を伝えることが多いです。

    万能プレイヤーである副詞ですが、文章に必須というわけではありません。

    I played baseball.

    でも文は成り立ちますよね。

     

    さらに副詞に関して覚えておくと必ず役に立つのが

    副詞=前置詞+名詞となっているということが多いということです。

    例えばat the restaurant、every dayなどがそうですよね。

     

    そんな副詞の働きをするのが関係副詞。

    今回はよく登場する2つの関係副詞にスポットを当てます。

    1つ目は時間を指すWhen。

    2つ目は場所を指すWhere。

     

     関係副詞を徹底学習

    まずは場所を表すwhereを見ていきましょう。

    The city where I live is very small.
    僕の住んでいる町はとても小さいです。

    この文では関係副詞whereが使われている。

     

    例文を解剖していきましょう。

    この文を2つに分けると以下のようになります。

    The city is very small.

    I live there.

    何で「the city」じゃなくて「there」が使われているの?

    と思った方は勘が良いです。

     

    関係副詞は副詞の働きをするものです。

    もしI live in the city.にすると副詞が文章中にいないですよね。

    「the city」は名詞なので関係代名詞が使われなければいけません。

     

    しかしthereは動詞liveを修飾しているので副詞ですね。

    場所を表す副詞が使われているので、関係副詞whereが使えるのです。

     

    では次の文を1つにしてみてください。

    This is the place.

    We met here.

    できますか?

    whichを使うのか、whereを使うのか?

     

    正解は

    This is the place where we met.

    理由は簡単です。

    「here」は動詞「met」を修飾しているから副詞だからです。

    関係副詞は副詞の働きをするということは常に頭に入れておきましょう。

     

     

    「時」を表すWhenを使った関係副詞を見てみましょう。

    The day when the football game took place was memorable.
    サッカーの試合が開催された日は忘れられない。

    太字のwhenは関係副詞ですね。

     

    例文を2つに分けると

    The day was memorable.

    The football game took place on the day.

    ですね。

    「on the day」の他に「then」等でも構いません。

    大切なのは「時」を表す副詞が来るということです。

     

    次の2文を1文にしてみてください。

    This isn’t a year.

    I get an important exam in this year.

    なんとなくどんな形になるのかはイメージがつきますよね。

    問題はwhichなのかwhenなのか。

     

    答えは

    This isn’t a year when I get an important exam.

    です。

    in this yearは名詞と前置詞が含まれているから副詞ですね。

    副詞の働きをするのは関係副詞。

    さらに修飾する「year」は時を表すからwhenです。

     

    最後に次の問題を解いてみてください。

    Tokyo is one of the most popular places ( ) many people want to visit.

    ( )に入るのは何でしょうか?

    まずは2つの文に分けて考えてみましょう。

     

    Tokyo is one of the most popular place.

    Many people want to visit …

    …に入るのが分かれば問題を解けたようなものです。

     

    注目するべき単語は「~を訪れる」という意味のVisit。

    Visitは他動詞ですよね。

    つまり他動詞の後ろには必ず目的語がくる必要があるのです。

     

    さらにVisitの後ろに前置詞が来ることも期待できません。

    だから…には副詞や前置詞は来ないのです。

    …に入るものは名詞じゃないとだめです。

     

    関係副詞は名詞の働きをしますか?

    しませんよね。

    名詞の働きをするのは関係代名詞。

    したがって()に入るのは、関係代名詞のwhich、もしくはthatです。

     

    正解できましたか?

    正解できたら関係副詞だけでなく、関係代名詞も完璧に理解していると言えます。

     

    不正解だった人は先行詞が「場所」を表すplaceだからwhereだ!

    と思ったのではないでしょうか?

    常に頭に入れておかないといけないのは

    関係副詞は副詞の働きしかしない、名詞の働きはしないということです。

    今回学んだことはしっかりと復習してマスターしましょう。

【英語】形式主語のIt|主語が長いからItを使っているわけではない!

2017.01.13

形式主語のItって何なの? 何でわざわざItを使う必要があるの? と疑問に思っている方も多いと思います。 実は形式主語にItを使う理由はちゃんとあるのです。 今回は英作文で高得点を狙うためには絶対に欠かすことのできない形式主語のItを紹介します。 今回の記事を読む前に下記itの使い分けの記事も読んで

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  • 形式主語のItって何なの?

    何でわざわざItを使う必要があるの?

    と疑問に思っている方も多いと思います。

    実は形式主語にItを使う理由はちゃんとあるのです。

    今回は英作文で高得点を狙うためには絶対に欠かすことのできない形式主語のItを紹介します。

    今回の記事を読む前に下記itの使い分けの記事も読んでおきましょう。

    参照: Itの使い分け。Itで天候や時間、距離などの使い分けできる?

    [toc]

    形式主語のItとは?

    形式主語のItとは中学、高校で必ず習う重要表現ですよね。

    皆さん基本の形は覚えていますか?

    It is ~ to do.

    もしくは

    It is ~ that …が基本の形ですよね。

    形式主語のItはとても大切なので例文を見ながら少しおさらいしておきましょう。

    It is difficult for him to do this.
    彼にとってこれをするのは難しい。

    forの後にはme、you、him、her、themもしくは人名などが来ます。

    すると「人にとって…するのが~である」という意味になりますよね。

    It is easy for him to speak English.
    彼にとって英語を話すのは簡単だ。

    もう大丈夫ですよね。

    It isの後ろに形容詞が来て、for himが続いている基本の形です。

     

    「この形式主語のItは何なの?どうやって訳すの?」と疑問に感じましたか?

    このItは特に訳す必要がない主語の代わりだと思ってください。

    難しく考えることなく、とりあえず必要なものだなと認識することが大切です。

     

    さてまとめると形式主語のItを使った基本の形は

    It is 形容詞 (for 人や生物)to do

    It is 形容詞 (for 人や生物)that 主語+動詞

    です。

    絶対に覚えて使えるようになりましょうね。

    何で形式主語のItを使うの?

    では何のために形式主語のItが使われるのでしょうか?

    その理由は英語という言語の特徴が関わってきます。

    日本語は結論を最後に持ってくる言語ですが、英語は結論を1番最初に言う言語なのです。

    これはぜひ覚えていてください。

    英作文をする時も必ず結論から述べましょう。

    例えば

    It is easy for him to speak English.

    初めに「彼にとって簡単だ」と結論から述べていますよね。

    では「何が簡単」なのでしょうか?

    それはto 以下の「英語を話すこと」です。

     

    英語学習をする上で1つ覚えておくべきことは、

    英語はせっかちな言語だということです。

    せっかちな英語はいつも結論から言いたがるという性格を持っています。

     

    例文で英語の性格を確認していきましょう。

    It’s impossible to master English in 3 months.
    英語を3か月でマスターするのは不可能だよ。

    せっかちな英語は初めに「不可能である」と結論を述べていますね。

    「不可能なこと」は「3か月で英語をマスターする」ことです。

     

    他にもまだ形式主語のItが使われる理由はあります。

    それは形式主語のItを使用した文ではある情報が強調されるという大きな働きがあるということです。

    強調する情報は「It is 形容詞 」の部分です。

    It’s impossible to master English in 3 months.

    では「不可能である」という情報が強調されます。

    実は形式主語のItが使われた文は次のように書き換えることが可能です。

    Mastering English in 3 months is impossible.

    意味は同じですが主語の部分が長くなって少し格好悪いですよね。

    また結論を先に述べるという性格の英語を使う上で、結論を後に持ってくることは伝えたい情報を弱めることでもあります。

    形式主語のItは便利!絶対に使えるようになろう

    形式主語のItを使った構文は使えるようになるととっても便利です。

    大学受験では英作文を求める大学も多いと思います。

    英作文で形式主語のItを使えるようになることは高得点にもつながります。

     

    最後に形式主語のItを使った便利表現を紹介します。

    ぜひ全部使えるようになってください。

    It is hard to know~ ~を知るのは難しい

    It is necessary / unnecessary that~ ~は必要/不必要だ

    It is a good idea to~ ~するのはいい考えだ

    It is likely to / that~  おそらく~だろう

    形式主語のItを使った文の可能性は無限大です。

    他にも使える便利な形容詞はたくさんあります。

     

    今回は形式主語のItを通して、英語の持つ大切な特性をも学ぶことはできましたよね。

    その特性とは英語はせっかちなので必ず結論から述べるということです。

    形式主語のItを使った文に限らす、英作文でも始めに結論を述べてから、理由を説明することが大切です。

    今回学んだことを活かして、英語らしい英語を使えるようになってください。

【使い方】ランク順 入試英熟語1100 |圧倒的に成績を伸ばす方法

2017.01.07

ページ目次参考書の特色使い方この参考書によくある質問集 参考書の特色 対象者 入試基礎レベルから難関大学レベルまで 丸暗記をさせず、イメージにより英熟語の表現を身につけることができる参考書です。 基本的な前置詞・副詞・動詞や頻出の句動詞などはイラストによりイメージを身につけることができるので、丸暗記

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    参考書の特色

    対象者

    入試基礎レベルから難関大学レベルまで

    丸暗記をさせず、イメージにより英熟語の表現を身につけることができる参考書です。

    基本的な前置詞・副詞・動詞や頻出の句動詞などはイラストによりイメージを身につけることができるので、丸暗記だけの英熟語ではなく、英語を覚えやすく身につけられるようになります。

    これまでの熟語帳だと下記のようイメージがついたものは『システム英熟語』が主で、『1億人の英文法』や『FOREST』などの英文法辞書を別途購入する必要がありました。この参考書では前置詞のイメージが網羅されています。

    また前置詞のイメージだけではなく、基本動詞のイメージも入っているので熟語を覚えていく際に参照していきましょう。

    熟語の覚え方として丸暗記をして覚えるのはよろしくありません。
    基本的に動詞と前置詞の組み合わせには意味があります。
    その組み合わせの意味合いを考えるにはそれぞれの動詞、前置詞のイメージができてないといけません。
    それぞれのイメージがあることによって、組み合わせの理屈が理解できるようになってきます。

    Chapter0の「おさえておきたい基本語のコア」で基本的な単語のイメージを身につけてから、Chapter1「句動詞」、Chapter2「動詞構文」、Chapter3「慣用表現」、Chapter4「その他の熟語」のそれぞれに進んでいく、という構成になっています。
    Chapter0,1は特に重要な単語・熟語となりますが、その全てにイラスト付きの説明があるため、非常に身に付けやすくなっています。

    使い方

    おすすめ使用期間

    3ヶ月~4ヶ月

    まずChapter0を身につけてから、他の章に取り組んでいきましょう。Chapter0は最重要の前置詞・副詞・動詞がイラスト付きで説明されています。
    この部分は量も少ないので、できれば毎日読んで覚えるようにしましょう。
    単語を見た瞬間にイメージの図が浮かぶくらいのレベルで印象に残しましょう。

    Chapter1は「基本動詞+前置詞・副詞」という構成になった句動詞が並べられています。
    基本的なイメージが身についていないと覚えにくい句動詞ですが、ほぼ全てChapter0でイラスト付きの解説があった単語で構成されていて、しかもこの章にもイラストが付いているので非常に身に付きやすくなっています。
    この章もイメージが重要になる表現が多いので、熟語とイメージを結び付けられるようにこまめに確認しましょう。

    Chapter2の動詞構文については、前置詞ごとに表現がまとめられています。
    それぞれの前置詞についてどのような意味なのかが示されているため、似たような構成の構文を体系的に学ぶことができます。

    Chapter3は慣用表現で、用途ごとに表現がまとめられています。頻出の表現もあるため、すでに知っている熟語も含まれているかもしれませんが、それに加えて新しい表現も覚えていきましょう。

    Chapter4はそれまでに紹介しきれなかった熟語ですが、覚えておけば差がつく表現が多く載っています。こちらも前置詞ごとに表現がまとめられているため、前置詞のイメージと共に体系的に学ぶことができます。

    また、この参考書は対応したアプリがあり、また音声をダウンロードすることができます。どちらも無料であり、特にアプリにより理解度を確認できるという点は大きいです。
    ある程度覚えたと感じたらアプリで知識を確認してみましょう。

      

    この参考書によくある質問集

    ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom1.gif" name="質問1"]熟語はどのような順番で取り組んでいけばいいのでしょうか?[/speech_bubble]
    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]まず最初にChapter0の基本的な単語を身につけてから他の章に進みましょう。ですが、最初に完璧を目指すのではなく、何回も繰り返して読み込むことでしっかりとイメージを身につけた方がいいです。また、Chapter1は重要な熟語であるのにも関わらず覚え辛いものが多いため、他の章に進んだ後も少しずつ見直しましょう。[/speech_bubble]
    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow1.gif" name="質問2"]アプリはどのように使用すればいいでしょうか?[/speech_bubble]
    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]アプリは参考書だけでは不足しがちな知識のアウトプットの確認として有効なので、参考書を見て身についていると感じてきたら使用するといいと思います。ですが、アプリだけだと一問一答となっているため丸暗記しがちになります。アプリで間違えた問題については単語帳で見直す等、工夫をして使用しましょう。[/speech_bubble]

【使い方】実力をつける世界史100題|圧倒的に成績を伸ばす方法

2016.11.22

ページ目次参考書の特色参考書の使い方この参考書によくある質問集 参考書の特色 ▶対象者 早慶を始めとした難関私大志望者で標準的なレベルの問題集を終え、さらに他の受験生を圧倒する絶対的な力を付けたい人 本書は時代順で全10章の構成となっており、全て問題演習になっています。 各設問は一般的

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    参考書の特色

    対象者
    早慶を始めとした難関私大志望者で標準的なレベルの問題集を終え、さらに他の受験生を圧倒する絶対的な力を付けたい人

    本書は時代順で全10章の構成となっており、全て問題演習になっています。
    各設問は一般的な参考書に見られるような一問一答形式の問題のみでなく、文章の穴埋め形式になっており実際の入試問題の形式と似通った形になっています。

    設問のレベルは総合的に見ると高く、通常の教科書や参考書などでは扱わないようなものもあります。

    ですから、
    世界史の基礎が充分に身についていないと感じる人や早慶などの難関私大や難関国公立の志望者以外の人にはあまりおすすめできません。

    逆に上記の大学を志望していてかつ標準的なレベルの問題集では物足りないと感じている人にとっては絶好の問題集と言えるでしょう。
    本書の問題に容易に答えられるようになれば、世界史においては他の受験生を圧倒する力を養えるでしょう。

    参考書の使い方

    ▶おすすめ使用期間
    3ヶ月程度

    本書は上記の通り時代順に全10章で構成されており、一章ごとにそれぞれ10題ほどの問題が掲載されています。
    本書を使う人の多くは世界史の基礎が完全に定着している受験生だと思われるので、理想は一日で一章を全て解き終わるくらいのペースです。

    使い始めた頃は設問が非常に難解に感じると思いますがその都度解説をしっかりと読んで知識として完全に定着させましょう。
    また別途資料集や地図などを併用するとより効果的です。
    そのペースで3週ほどすれば早慶の設問であってもほとんど答えらられるようになります。

    この参考書によくある質問集

    ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom4.gif" name="質問1"]いつ頃から本書を始めればいいですか? [/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]上記のように本書の完成に3か月ほど要すると考えると、受験生ならば夏の終わり頃に使い始めるくらいが理想でしょう。
    本書を終えたあとは赤本など過去問対策を中心に学習していくと良いでしょう。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow3.gif" name="質問2"]?本書をやるだけで大学入試に対応できますか? [/speech_bubble]

    [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”platon1.jpg” name=”受験校にもよりますが、国公立2次や難関私大にはある程度対応できると思います。
    ただ、当然のことながら大学入試の問題には各大学によって傾向などのばらつきや癖があります。
    なのでそれぞれの志望校に合わせた過去問演習は必須です。
    [/speech_bubble]

【使い方】生物標準問題精講|圧倒的に成績を伸ばす方法

2016.11.14

ページ目次参考書の特色参考書の使い方2周する重要性この参考書によくある質問集 参考書の特色 ▶対象者 国公立、難関私立生物の志望者で、基礎定着を一通り終え、問題演習をしていきたい人向け。 本書は一部の私大や国立2次対策用の問題集という理解が適切かと思います。 使い方については以下に詳し

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    参考書の特色

    対象者
    国公立、難関私立生物の志望者で、基礎定着を一通り終え、問題演習をしていきたい人向け。

    本書は一部の私大や国立2次対策用の問題集という理解が適切かと思います。
    使い方については以下に詳しく述べますが、本書はある程度(最低限教科書レベル)の知識が身についた上で取り組むべき問題集です。
    知識未定着の状況で使っても、あまり効果が期待できないことを念頭に入れておいてください。
    教科書や大森徹の最強講義(文英堂)などで一通り知識を身に付け、問題演習の段階に入っている難関私大・国公立志望の受験者が使うのに適しています。
    掲載されている問題のほとんどは国公立2次試験に過去出題されたものなので、この点からも本書を使うにあたり、どの程度のレベルに達していれば良いかわかるでしょう。

    本書は解説がかなり詳しいので、基礎的な学習が済んだ人ならば知識の定着・深化が期待できます。

    参考書の使い方

    ▶おすすめ使用期間
    2ヶ月〜3ヶ月程度

    本書は全10章、105の票問という構成ですので、票問ごとに進めていくのが良いでしょう。
    もちろん、志望校の傾向や自身の苦手・得意分野の兼ね合いから特定のテーマ・範囲を中心に進めるのも使い方の一つの選択肢としてあります。
    その場合、目次で各票問がどのテーマを扱っているかがわかるようになっているので、参照して問題をピックアップすると良いでしょう。

    本書の特徴として、各票問一つ一つを丁寧にそのバックグラウンドと共に丁寧に解説してあります。

    注意すべき点は本書の初版は1984年に出版され、2014年に五訂版が出されてはいますが、問題・解説共に最新の研究内容にアップデートされているとは言い難い点がしばしばみられるという傾向があります。例えば、近年出題が見られる次世代シークエンシングの話題は取り上げられていませんし、標問102・問8のミトコンドリアDNAを生き物の進化過程解明の材料とする考え方は今の傾向の現状からするとやや古いと言えます。

    アカデミズムの場で生物学と関わっていきたいと思う諸君はNatureやScience等に目を通す習慣をつけ、自発的に最新の研究事情を把握しておくことが大切だと思います。

    上でも述べたように、本書は教科書レベルの基礎知識はある人が問題演習として使うのに適している問題集です。
    基礎知識未定着ではあまり効果が望めないことを念頭に入れておいてください。
    「標準」問題とは言え、大学入試問題で構成されていますので、難しいと感じた人や時間的に余裕のある人は教科書準拠の問題集を先にやるなどしてから本書に取り組むのも良いでしょう。
    本書は標問当たりの解説が詳しいので、1日に進められても2問、それを毎日取り組むとして全105問終えるのに2~3ケ月かかると考えて勉強の計画を立てましょう。

    2周する重要性

    この問題集に限ったことではありませんが、復習として問題集を2周するようにしましょう。いろいろな問題集に手を出すよりも、1冊を完璧に仕上げる方が知識の定着・深化には効果的です(特に時間のない現役生)。本書の問題数・レベルからすれば、2周すればかなり力は付くと思いますので、少なくとも1周目に出来なかった問題や難しいと感じた問題は1周終わった後に見直すようにしてください。

    この参考書によくある質問集

    ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom4.gif" name="質問1"]いつ頃から本書を始めればいいですか? [/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]上で述べたように本書を終えるのに2–3か月かかると考えると、遅くとも受験前年(現役生ならば高3の夏)の夏過ぎには始めたいところです。そして冬に本書の2周目、志望校の過去問演習を進めるという流れになるかと思います。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow3.gif" name="質問2"]?本書をやるだけで大学入試に対応できますか? [/speech_bubble]

    [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”platon1.jpg” name=”受験校にもよりますが、国公立2次や私大にはある程度対応できます。しかし、上で述べたように応用的な部分ですべてをカバーできているとは言いにくいので、志望校の傾向によっては補足的な勉強をする必要もあります。事前に志望校の傾向を分析して、過去問演習を通じて自分に何が必要なのか洗い出すと良いかもしれません。
    [/speech_bubble]

【使い方】大森徹の生物 記述・論述問題の解法| 圧倒的に成績を伸ばす方法

2016.11.14

ページ目次参考書の特色参考書の使い方自分で解答を作る重要性この参考書によくある質問集 参考書の特色 ▶対象者 論述問題が出題される学校・学部を受験する人、論述問題に苦手意識がある人など。 本書は一部の私大や国立2次で大切になってくる論述問題の対策本です。 第1編(論述のコツ)は空き時間

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    参考書の特色

    対象者
    論述問題が出題される学校・学部を受験する人、論述問題に苦手意識がある人など。

    本書は一部の私大や国立2次で大切になってくる論述問題の対策本です。
    第1編(論述のコツ)は空き時間などに目を通しておく程度で良いかも知れませんが、第2編以降は問題集なのでしっかり取り組む必要があるでしょう。
    使い方については以下に詳しく述べますが、本書はある程度(最低限教科書レベル)の知識が身についた上で取り組むべき問題集です。
    知識未定着の状況で使っても、あまり効果が期待できないことを念頭に入れておいてください。

    教科書や大森徹の最強講義などで一通り知識を身に付け、問題演習の段階に入って、論述問題に苦手意識を持ち始めた人や、志望校の傾向として論述問題の占める割合が大きい人向けの問題集です。
    比較的薄く、持ち運びやすいという利点があるので、鞄の中に入れておいて通学時などに解説を読むなど、空いた時間を有効活用して本書を進めていきましょう。

    参考書の使い方

    ▶おすすめ使用期間
    1ヶ月〜2ヶ月程度

    上でも述べたように、本書は比較的薄く、第1編の「論述のコツ」は時間かけて読まないと理解できないような類のものではないので、実質、第2編以降に時間をかけていくという形になると思います。

    本書は第2編が65テーマ、3編は問題が9つという構成ですので、テーマ・問題ごとに進めていくのが良いでしょう。
    各テーマ記述問題一つを丁寧にそのバックグラウンドと共に丁寧に解説してあります。

    もちろん、解説・模範解答を読むだけではなかなか自分で出来るようにはならないので、各テーマのchallenge 問題は少なくとも解説を読む前に自分で解くようにしましょう。

    しかし、本書のchalle問題は必ずしも解説が十分になされているわけではないので、必要に応じて各テーマ毎の本問(ピンクの囲み内)を自力で解くことも考えましょう。各テーマの解説を読んで知識の確認をし、challenge問題も解くとなると、やはり1日に進められても3テーマといったところでしょうか。

    他の科目の勉強などもあるでしょうから毎日取り組めたとしても、やはり1–2カ月は一通り終えるのにかかるでしょう。

    特に早大・理工など、記述問題が多く出題される学校・学部を受験する場合は3編の実戦演習をやって、2編の復習も出来ることなら全て行うことをおススメします。
    時間があまりない場合は特に難しいと感じたテーマ、理解に時間がかかったテーマを1周目にチェックしておいて、2周目はそのチェックしたテーマだけやっていくのも1つの方法です。

    自分で解答を作る重要性

    上でも少し触れましたが、論述問題は自分で解答を作るという作業がとても大切です。
    解説・模範解答を読んで理解・納得出来ることは大切ですが、そのインプットだけではなかなか問題を時間内に字数制限を含めて解くのは難しいと思います。
    インプットするだけではなく、問題演習というアウトプットをやることで知識は定着していきますし、記述・論述問題に対応する力もついてきます。

    そして、解答を作ったら必ず添削して、改善すべき点を洗い出しましょう。添削を受けることで記述問題は成績を圧倒的に上げていくことでできます。

    この参考書によくある質問集

    ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom4.gif" name="質問1"]どうすれば論述・記述問題が出来るようになりますか? [/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]勉強全般に言えることですが、こうすればすぐに出来るようになる、という近道はありません。 自分の毎日の学習の積み重ねが基本的には結果として表れます。なので、上に述べた事を参考に自分なりに努力することが大切です。聞きなれたアドバイスになるとは思いますが、問題演習で「なぜ間違えたのか」という点を必ず洗い出し、次回につなげることの重要性をここで強調しておきます。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow3.gif" name="質問2"]論述問題はどのくらいの字数を書けば良いのですか? [/speech_bubble]

    [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”platon1.jpg” name=”字数制限のある論述問題の場合、大体指定字数の8割を目指すようにしましょう。例えば「50字以内」という指定であった場合、40字程度書いてあれば字数的には問題ありません。もちろん、ポイントを押さえられていて、簡潔にまとまっていれば、これより多少字数的に少なくても問題ありません。ただ、必ず字数制限は守って、オーバーしないようにしましょう。[/speech_bubble]

【使い方】生物基礎問題精講|圧倒的に成績を伸ばす方法

2016.11.14

ページ目次参考書の特色参考書の使い方2周する重要性この参考書によくある質問集 参考書の特色 ▶対象者 国公立、私立の生物受験者で、入試頻出の標準問題の演習をしていきたい人向け。 本書は同じ旺文社からの出版の標準問題精講同様、一部の私大や国立2次対策用の問題集という理解が適切です。 標準

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    参考書の特色

    対象者
    国公立、私立の生物受験者で、入試頻出の標準問題の演習をしていきたい人向け。

    本書は同じ旺文社からの出版の標準問題精講同様、一部の私大や国立2次対策用の問題集という理解が適切です。
    標準問題精講はかなり発展的な内容が出題されるような学校・学部にもある程度対応していますが、本書はやや標準的な教科書の範囲からあまり逸脱しない出題をする学校・学部の志望者向けです。
    使い方については以下に詳しく述べますが、本書もやはりある程度の知識が身についた上で取り組むべき問題集です。
    標準問題精講とは違い、各「必修基礎問題」に関連した知識を「精講」でまとめてあるので、多少知識の定着があやふやでも問題集を進めていくことができるでしょう。
    しかし、やはり出題は大学入試問題の過去問からであり、最低限教科書レベルの知識は身につけた上で取り組みたいところです。

    特に実戦基礎問や演習問題は応用力が必要な問題です。これまでの知識が定着していないと考えられる部分については『宇宙一わかりやすい生物基礎』や『高校これでわかる生物』といった参照教材を使って理解を深めていきましょう。

    「基礎」問題精講というタイトルですが、本書は、p.4で述べられている通り、例えば標準問題精講に比べて易しい問題で構成されているわけではありません。
    入試で頻出の重要問題という意味での「基礎問」であり、実際、「必修基礎問題」も大学の入試問題からの出題となっています。

    参考書の使い方

    ▶おすすめ使用期間
    2ヶ月〜3ヶ月程度

    本書は全10章、必修問題73問・実習基礎問25問という構成です。
    また、各章の最後にその章に関連した演習問題が合計47問ついていますので、全部で150問程の問題が掲載されていることになります。
    これらを最初から順番通り進めても良いですし、志望校の傾向や自身の苦手・得意分野の兼ね合いから特定のテーマ・範囲を中心に進めるのも使い方の一つの選択肢としてあります。
    志望校や自身の苦手な分野に合わせて行う場合、目次で各問題がどのテーマを扱っているかがわかるようになっているので、参照して問題をピックアップすると良いでしょう。

    本書の特長は「精講」で各問のポイントをまとめてある点で、多少その問題に関連した知識があやふやでも、解く前や解いた後にすぐに整理することができます。ただし、各問の解説は標準問題精講と比べると詳しいとは言えない点がネガティブポイントとして挙げられます。

    上でも述べたように、本書は教科書レベルの基礎知識はある人が問題演習として使うのに適している問題集です。基礎知識未定着ではあまり効果が望めないことを念頭に入れておいてください。「基礎」問題集とは言え、大学入試問題で構成されていますので、難しいと感じた人や時間的に余裕のある人は教科書準拠の問題集を先にやるなどしてから本書に取り組むのも良いでしょう。本書は全150問程度、31のセクションから成っていますので、セクション毎に進めていくのが良いかも知れません。多少セクション毎に問題数に差がありますが、1日もしくは2日で1セクション進められて毎日取り組めば、約2ケ月で一周出来る計算になります。

    2周する重要性

    この問題集に限ったことではありませんが、復習として問題集を2周するようにしましょう。
    いろいろな問題集に手を出すよりも、1冊を完璧に仕上げる方が知識の定着・深化には効果的です(特に時間のない現役生)。
    本書の問題数・レベルからすれば、理解してすべての項目を覚えることができればかなり力はつきますので、少なくとも1周目にできなかった問題や難しいと感じた問題は1周終わった後に見直すようにしてください。

    この参考書によくある質問集

    ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom4.gif" name="質問1"]本書と標準問題精講はどちらを選ぶべきですか? [/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]上で述べたように本書は標準的な教科書の範囲からあまり逸脱しない出題をする学校・学部の志望者向けです。
    具体的に目安を言えば標準問題精講は医学部や難関私立の志望者向け、本書は看護学部や中堅私立志望者向けと言えます。
    自分の志望校の出題傾向に合わせて使い分けて下さい。
    [/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow3.gif" name="質問2"]?いつ頃から本書を始めればいいですか?[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]上で述べたように本書を終えるのに2–3か月かかると考えると、遅くとも受験学年(現役生ならば高3の夏)の夏過ぎには始めたいところです。
    そして冬に本書の2周目、志望校の過去問演習を進めるという流れになるかと思います。[/speech_bubble]


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