大学受験を控えている高校3年生に向けて、アドバイス事項をお伝えしていきます。高校3年生の人は熟読してください。また高校3年生以外でも、3年生の時にやるべきことが明確化するので見ておいても良いでしょう。
自分の現状を客観的に判断して必要なことを判断する
まずは、自分がやるべきことを整理することから始めてください。頭の中では分かっているつもりでも、パソコンに打ち込んだり紙の上に書き起こすだけで、すべきことと後回しで良いことが見えてきます。やるべきことをリスト上にして、一つ一つに優先順位をつけていくと良いでしょう。高3でしておくこととして、とても大切なものの一つです。
この際に大事なのは、自分の現状を客観的に正確に把握しておくこととそれに対して自身の志望校がどれだけ離れているのか?を明確化できるかということです。何が自分に取って必要なのか?、何が自分にとって不必要なのか?ということがわかってないと、勉強を行っても成績を上げることができません。現代のような情報化社会の中では、自分にあった情報を取捨選択することが必要不可欠です。
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勉強の仕方を見直しましょう
次に、問題集を使用する場合には、各教科ごとに良いと思った1冊を完璧にこなすようにした方が良いでしょう。解説を読むのもおざなりで、何となくこなしてしまった問題集は身に付きませんし、すぐに忘れてしまいます。ですので、暗記するかのごとく、しっかりと1冊の問題集に向き合ってください。目移りすることもあると思いますが、わき目はふらないようにしましょう。特に最初の段階は辛いと思いますが、量より質だと考えて、頑張ってください。
次に紹介するのは、暗記事項は音読するという方法です。こうすることによって、脳の中で単語が整理されますので、本番に脳の引き出しから取り出すことが出来るようになるのです。単語を漫然と目で追うのではなく、脳に記憶させるようにしましょう。
また、歴史科目の年号などの機械的な暗記をしなければいけない場合は、有用な語呂合わせやだじゃれなどは積極的に取り入れるようにしましょう。友人や受験仲間から、思いもよらぬ語呂合わせを教えて貰うこともありますので、きちんと勉強をすると心がけている友人との付き合いも大切だと言えますね。全て真面目に暗記していては頭ばパンクしてしまいますので、効率よく覚えることを優先させましょう。
また、勉強ができない初学のうちは、問題を解く時間よりも解説を読む時間帯を長く取るようにしましょう。解説の意味や流れをきちんと把握することによって、他の問題に応用させることもできますし、解説こそが受験勉強のカギだともいえますので、問題集の解説は疎かにしていけません。ですので、問題集を選ぶ際には解説が厚いものの方が良いでしょう。ただ答えが書いてあるだけのペラペラな解説しか入っていないものは役に立たないと思ってください。
次に、朝方の勉強を身に付けるようにすると良いです。試験は午前中から午後の早い時間帯に行われることが多いので、その時間帯にしっかりと脳が活性化するように訓練しておく必要があるのです。夜中に張り切って勉強をするのも良いですが、睡眠不足は脳を疲れさせるだけですので、無理をしないようにしましょう。また、勉強する時間を区切るのも効果的です。朝の何時までに何の教科を勉強すると決めておけば、メリハリのある時間の使い方が身に付きますので、本番にもそれを生かすことが出来ます。ダラダラと続けるのは効率がよくありません。
浪人することは絶対に考えてはいけない
最後に、どうしても勉強が追い付かないと思った時に考えてしまう「浪人はするべきか?」という自問自答ですが、最後まで絶対に考えてはいけません。1年間一つのことに打ち込むというのは、想像以上に大変なことです。1年間あれば、自分の好きな大学に必ず通えるというわけでもありません。勉強の方法を間違ってしまえば、多くの場合現役の時と結果が同じまたは下がってしまうことがほとんどです。ですから、最後の最後まで絶対に志望大学に合格するという強い気持ちで勉強していきましょう。10月,11月と入試が近づくに連れて、自身の勉強ができてないと志望校を下げたほうがよいのではないか・・と考えてしまいますが、正しい勉強法で学んでいれば成績は必ず上がっていきます。焦らず、最後まで頑張りましょう。
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