参考書の特色 ▶対象者 入試の基礎問題の演習をしたい方(偏差値50~55ほどの方) 「基礎」「標準」「上級」とある数学の精講シリーズの1つです。数学の中でも「Ⅰ・A」「Ⅱ・B」「Ⅲ」に分かれていますが、同じ標準問題精講でも単元ごとにレベルが異なっており、このⅠ・Aは入試の基礎的な演習の
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参考書の特色
▶対象者
入試の基礎問題の演習をしたい方(偏差値50~55ほどの方)
「基礎」「標準」「上級」とある数学の精講シリーズの1つです。数学の中でも「Ⅰ・A」「Ⅱ・B」「Ⅲ」に分かれていますが、同じ標準問題精講でも単元ごとにレベルが異なっており、このⅠ・Aは入試の基礎的な演習のレベルとなっています。数学Ⅰ・Aの学習が終わり、基礎的な部分が身についていれば十分に取り組めるレベルになっています。
構成としては、「標問」のコーナーの問題を、「精講」の部分で解法の手がかりを詳細に解説し、その後に「演習問題」を解く形になっています。「精講」の部分の解説はかなり充実しているので、問題の解法について初見で見当がつかなくても十分に理解ができるようになっています。
使い方
▶おすすめ使用期間
1ヶ月~1ヶ月半
標問の問題を、精講をヒントに解いてみましょう。精講の部分は考え方や解法の手がかりが詳しく書いてあるので、注意して読むようにします。問題が解けなかった場合でも、ある程度考えて分からなくなってしまったら解答を見るようにしましょう。その際、間違えた問題に関しては間違えた箇所、理由を明確にすることで、似たような問題を解くときにも役立ちます。
何回か繰り返し、標問が解けるようになったら、演習問題に取り組んでみましょう。分からなければ精講の部分を参考にしても構いません。自力で解けなかった問題(精講や教科書を参考にした場合も含む)についてはチェックしておき、繰り返し解きましょう。
1ランク成績を上げるための使い方
演習問題については、解答のみが書いてあります。演習問題の解答を見る際、同じ節の「精講」を読み、解答のどの部分でその考え方が用いられているかを考えてみましょう。これで、考え方が詳しく載っている精講の効果がさらに上がります。
また、この問題集を終えて他のレベルの高い問題集や過去問などを解いた際も、間違えた問題については似た分野の部分を探してみましょう。似た部分、使える考え方が載っていれば、それはまだ十分に「精講」の考え方が身についてないので、その部分を熟読して理解するようにしましょう。
この参考書によくある質問集
[speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom1.gif" name="質問1"]「Ⅰ・A」「Ⅱ・B」「Ⅲ」について、難易度はどれくらい差がありますか?[/speech_bubble][speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]「Ⅰ・A」が入試基礎レベルなのに対し、「Ⅱ・B」「Ⅲ」は入試標準レベルとなっていて、特に数学Ⅲ版は「1対1」よりも難しい問題も含まれています。また同じシリーズではありますが、それぞれ解説者が違うため1Aはわかりやすい解説だけど、、2Bは解りづらい解説なのでシリーズで選ぶというのは得策ではないでしょう。[/speech_bubble][speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom1.gif" name="質問2"]「1対1」と併用する必要はありますか?[/speech_bubble][speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]受験までの期間にもよりますが、同じ系統の参考書で、かつ内容も被っている部分があるので、両方やらなければいけないということはないです。どちらか自分に合う方を選んで使いましょう。[/speech_bubble]