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【物理】運動量と力積とは?(運動量・力積その1)

2017.01.06

運動量と力積については、少しつかみどころがない分野なので、分かりにくい印象を持つ人も多いと思います。ですが、運動方程式や力学的エネルギーと同様に、物体の運動の考え方の1つですので、先にそれらを学んでおけばすんなりと頭に入ってくると思います。 例えば、2つの球が衝突するという状況を考えてみます。このと

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  • [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom3.gif" name="小山くん"]運動量と力積って聞いたことあるけど、そもそも何なんだろう。[/speech_bubble] [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="seitow4.gif" name="山田さん"]運動量は「質量×速度」、力積は「力×時間」で表されるみたいね。[/speech_bubble] [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom3.gif" name="小山くん"]全然違う量みたいだけど、何か関係があるのかな。[/speech_bubble] [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="seitow4.gif" name="山田さん"]運動量の変化を力積で表すことができるんだって。[/speech_bubble]

    運動量と力積については、少しつかみどころがない分野なので、分かりにくい印象を持つ人も多いと思います。ですが、運動方程式や力学的エネルギーと同様に、物体の運動の考え方の1つですので、先にそれらを学んでおけばすんなりと頭に入ってくると思います。

    例えば、2つの球が衝突するという状況を考えてみます。このとき、運動量と力積を使えば、物体にはたらいた力や物体の加速度を求めなくとも、衝突後の2つの球の速度を求めることができます。今まで運動方程式やエネルギーを用いて考えていた問題についても、運動量と力積の関係を使えばより簡単な式で解ける場合もあるため、重要な考え方となります。

    運動量と力積とは

    運動量は運動の激しさを表す量で、質量と速度の積で表されます。質量mの物体が速度vで動いている場合、運動量PP=mvとなります。

    同じ速度であれば、質量が重い方が運動量が大きくなります。人間と車が同じ速度で運動している場合、車の方が運動量が大きくなります。また、同じ質量であれば、速度が大きい方が運動量が大きくなります。

    力積は、力と、その力がはたらいた時間の積で表されます。物体に力Ft秒加わっていた場合、力積II=Ftとなります。

     

    運動量と力積の関係

    質量mの物体に、一定の力Ft秒間はたらき、速度がvからv’に変化したとします。

    このとき、この物体にかかる加速度aa=\frac{(v^{'}-v)}{t} となります。よって、物体の運動方程式は

    F=\frac{m(v^{'}-v)}{t}

    となります。

    この運動方程式を変形すると、Ft=mv’mvという等式が得られます。この等式の左辺は力積、右辺は運動量の変化量です。つまりこの式は、「力積=運動量の変化量」という関係を表しています。

    「運動量と力積は違う物理量なのに等式として扱っていいのか?」と思うかもしれません。ですので、運動量と力積の単位について考えてみます。運動量は質量[kg]と速度[m/s]の積ですので、単位は[kg・m/s]となります。また、力積は力[kg・m/ s^{2}]と時間[s]の積ですので、単位は[kg・m/s]となります。よって、運動量と力積の単位は同じとなるので、等式の上で扱っても大丈夫ということになります。

【英語】他動詞と自動詞の違いを知れば、文型が理解しやすくなる!

2017.01.04

動詞には、他動詞と自動詞があります。 辞書で動詞を調べると、(他)や、(自)と書いてありますが、それをいちいち覚えるのは面倒だし、何の役に立つんだろう? と思ってしまいますよね。 実は、ある動詞が他動詞か自動詞かがわかれば、その動詞のとる文型がわかるようになるんです! 多くの人が苦手とする文型の理解

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  • 動詞には、他動詞と自動詞があります。

    辞書で動詞を調べると、(他)や、(自)と書いてありますが、それをいちいち覚えるのは面倒だし、何の役に立つんだろう? と思ってしまいますよね。

    実は、ある動詞が他動詞か自動詞かがわかれば、その動詞のとる文型がわかるようになるんです!

    多くの人が苦手とする文型の理解がしやすくなるんですね。

    また、自動詞なのか他動詞なのかを覚えやすくする方法も教えます!

    [toc]

    他動詞ってなんだろう?

    他動詞とは、形としては、すぐあとに目的語をとる動詞のことです。

    意味としては、目的語に対して影響をあたえることができる動詞という意味です。

    Likeという動詞を例にとって見てみましょう。

    I like soccer.    (私はサッカーが好きです。)

    Likeというのは「好き」という意味ですよね。

    「好き」なのはサッカーなので、この場合はサッカーが目的語になります。

    そして、soccerという目的語が動詞のすぐあとに置かれるので、likeという動詞は他動詞ということになります。

     

    他にも例文を挙げてみます。

    I kissed a girl.     (私は女の子にキスをした)

    Kissという動詞の対象はa girlですね。

    なので、a girl は目的語で、kissは他動詞ということになります。

    自動詞ってなんだろう?

    自動詞というのは、形としては、すぐあとに目的語を取らない動詞です。

    意味としては、自分だけで動作が完結する動作の動詞です。

    例えば・・・

    I run.     (私は走る)

    のように、主語と動詞だけで文を作ることができるんですね。

    動詞の目的語がないので、動作を表すものが多いんです。

    たとえば、泳ぐというswim,歩くというwalk,笑うというsmileなども自動詞です。

     

    では、走るという動作だけでなくて、グラウンドを走るとか、校庭を走るとか、情報を加えたい場合はどうするかというと、前置詞を使います。

    I run in the schoolyard.  (私は校庭を走る)

    このように、in ~の中を、to~に向かって、などを使って言うことができます。

    他動詞のとる文型

    他動詞は第3文型、第4文型、第5文型をとることができますが、他動詞の働きが一番良くわかるのが第3文型です。

    まず、第3文型の説明をします。

    第3文型というのは、主語+動詞+目的語でできている文です。

    I play tennis.      (私はテニスをします)

    He reads books.     (彼は本を読みます)

    このように、主語のあとに他動詞があって、その目的語がすぐあとに置かれているのが第3文型です。

    第4文型はこれにさらに目的語がもうひとつ加わって作られる文で、第5文型はこれに補語が加わった文です。

    なので、基本である第3文型がわかるようになれば、文型の理解がぐんと深まります。

    自動詞のとる文型

    自動詞は第1文型と第2文型をとります。

    第1文型の文の要素は、主語+動詞だけなので、自動詞のとる文型の基本型ともいえます。

    I laugh.     (私は笑う)

    自動詞がただの動作を表す動詞が多いので、第1文型自体も単純な文章であることが多いです。

     

    第2文型は、主語+動詞+補語のかたちになっています。

    自動詞は、うしろに目的語は取りませんが、be動詞やbecomeなどのように、補語をとるものがあるんですね。

     

    補語というのは主語や目的語を説明する言葉のことで、この第2文型では主語の説明をする言葉のことを言います。

     

    I am a student.    (私は学生です。)

    これは、Iが主語、amが動詞、a student が補語になっています。

    第2文型の特徴は、主語=補語になっているところです

    つまりこの文だと、私は=学生、ですね。

    主語=補語になっているのが第2文型だと覚えておけば簡単ですよ。

    ■動詞は文章で覚えよう

    単語帳なんかには、他動詞はすぐあとに目的語をとるので「~を、~に」から訳が書いてあることがあります。

    Knowなら、「~を知っている」と書いてありますよね。

    また、辞書には(他)や(自)などでその動詞が自動詞なのか他動詞なのか記してあります。

    ですが、これだといちいち他動詞なのか自動詞なのか、という覚えることが多くなる上に、どっちだったか結局忘れてしまったりします。

    そこでおススメなのが、動詞を文章ごと覚えてしまうということです。

    辞書には例文が載っていますし、もともと読んでいた文章を覚えるのも、忘れにくくなるのでいいですね。

    さっきのknowなら、「~を知っている」と覚えないで、「I know you=あなたを知っている」と覚えてしまいましょう。

    これだと、他動詞なのか自動詞なのか、いちいち意識しなくても覚えられてしまいます。

     そして、これが他動詞とわかれば、すぐあとに目的語がひとつだけあるのでこれが第3文型ということまでわかってしまいますね。

    自動詞と他動詞を理解すれば、文型も難しくありません。

    覚えたい動詞は、出会った文章まるごと覚えてしまいましょう!

【英語】冠詞について 0から理解しよう

2017.01.04

英語を勉強した時につまずくポイント 冠詞・・ってなんでしょうか? 日本語にはない感覚なので、いまいち理解できてない人が多いでしょう。 今回は、0からわかる冠詞の説明をご説明いたします。 ページ目次冠詞のイメージ理解冠詞とはどんなものか?冠詞の「a」「an」と「the」の違い冠詞の「a」と「an」の区

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  • 英語を勉強した時につまずくポイント

    冠詞・・ってなんでしょうか?

    日本語にはない感覚なので、いまいち理解できてない人が多いでしょう。

    今回は、0からわかる冠詞の説明をご説明いたします。

    [toc]

    冠詞のイメージ理解

    まず、冠詞をゼロから理解してもらうために冠詞のイメージを持ってもらいます。

    冠詞とは、名詞を入れるカプセルのイメージです。

    名詞は基本的にこの冠詞というカプセル無しで存在することはできません。

    *基本的にどの名詞にもつきますが、名詞の種類によっては例外があります。そのため、冠詞を理解するためには、名詞の種類を理解する必要があります。
    名詞の種類についてまだ不安な方は固有名詞と抽象名詞、普通名詞の違いについて説明したこの記事をお読み下さい。

    https://hiroacademia.jpn.com/blog/5minutes/5mineg/meishikoyumeishi/

    冠詞とはどんなものか?

    皆さんは学校で英語を習い始めたときに次の英文を見たことがあると思います。

    ▷This is a   pen.
    ▷This is an apple

    この英文の二重線部の「a」と「an」が冠詞です。

    冠詞には「a」「an」「the」の3種類があり、名詞の前につきます。冠詞の後にどのような名詞が付くのか予告する働きがあります。

    冠詞の意味について、a・anは「1つの」「1人の」という意味で、1つ・1人の名詞の前につきます。
    theは特定のはっきりと区別できる名詞の前につきます。
    ここでは、冠詞の「a」「an」と「the」の違い、「a」と「an」の区別、冠詞がつく名詞とつかない名詞の3つのテーマに分けて冠詞について説明します。

    冠詞の「a」「an」と「the」の違い

    まず、冠詞の「a」と「an」は特定しない人やものを指します。一方で、theは特定の人やものを指します。

    実際に、学校で先生から窓を開けてと言われたことがあると思います。
    ここでは「窓を開けて」と言われたときのa・anとtheの違いについて取り上げます。
    教室で先生から「窓を開けて」と言われたときのことをイメージしながら、経験したことがある人はその経験を思い出しながら、例文を読んでください。

    ①「窓を開けて」

    この場合、特定の窓を指しているかと言えば、指していません。ということで、

    「a window」

    ②「(窓を指でさしながら)窓を開けて」

    この場合、指で指している窓を開けることになるので、特定の窓を指すことになります。ということで、

    「the window」

    最後に、例文で覚えましょう。

    (1)窓を開けてください。

    Open a window.

    (2)その窓を開けてください。

    Open the window.

    冠詞の「a」と「an」の区別

    まず、中学校で英語を習い始めたときのことを思い出してください。

    This is a pen

    This is an apple

    この例文を習ったときに「a」と「an」の違いについて勉強したと思います。「a」と「an」に来る単語が子音字か母音字で始まるかによって使い分けるという話を、学校または塾の先生から聞いたことがあると思います。ここでは「a」と「an」の違いについて取り上げます。

     

    (1)「a」がつくとき

    「a」がつくときは子音字の単語で始まるときです。
    上の1つ目の例文に注目してください。penの「p」は子音字で始まるので「a」がつきます。

     

    (2)「an」がつくとき

    「an」がつくときは母音字(a,i,u,e,o)の単語で始まるときです。
    上の例文のappleの「a」は母音字で始まるので「an」がつきます。

     

    冠詞がつく名詞とつかない名詞

    (1)冠詞の「a」と「an」がつかない名詞

    ①複数形

    aとanは1つの・1人のという意味です。2つ以上・2人以上の場合、aとanをつけない代わりに名詞にs・esをつけます。

     

    例えば、

    a table → tables ×a tables

    an orange→oranges ×an oranges

     

    ②不可算名詞

    水などの液体、空気、木材、チョーク、パン、紙などs・esをつけない名詞が挙げられます。

     

    例えば、水の場合、

    ×a water→一杯の水の場合、a glass of water とします。

     

    ただし、複数形・不可算名詞については「the」をつけることはできます。

     

    (2)冠詞がつかない名詞

    冠詞がつかない場合として固有名詞が挙げられます。固有名詞として人名・地名があります。例えば、Japan・Africa・Americaなどが挙げられます。

     

    例外として、theがつく固有名詞があります。例えば、the Pacific(太平洋)・the White House(ホワイトハウス)が挙げられます。

    まとめ

    今回は冠詞について取り上げました。
    冠詞について、日本語の文法にないもので英語を学習している人にとってとっつきにくく、分かりにくいと感じている人がいると思います。
    「a」と「an」の違い、「a」「an」と「the」の違い、冠詞がつく名詞とつかない名詞の違いについて、この記事を参考にしていただけると幸いです。

【英語】時制とは?②(過去形,過去進行形,過去完了形,過去完了進行形,未来形,未来進行形,未来完了形,未来完了進行形)

2017.01.04

過去形の特徴 過去の出来事=終わってしまったことを表すときに、過去形を使います。 そして、現在形と同じように4つの時制があります。 時制の名称の「現在」→「過去」に置き換えてみると、 単純過去形、過去進行形、過去完了形、過去完了進行形 の4つになります。 単純、進行形、完了形、完了進行形、それぞれの

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  • 過去形の特徴

    過去の出来事=終わってしまったことを表すときに、過去形を使います。

    そして、現在形と同じように4つの時制があります。

    時制の名称の「現在」→「過去」に置き換えてみると、

    単純過去形、過去進行形、過去完了形、過去完了進行形 の4つになります。

    単純、進行形、完了形、完了進行形、それぞれの使い方や違いは、現在形(「感覚で覚えよう」)のときと同じような感覚で考えてください

     

    単純過去形 = 決まっていたこと、繰り返されたこと、習慣でしていたこと

    過去進行形 = 過去の一時点(yesterday, 3 hours ago, when I came backなど、過去の時を表す言葉(副詞)で通常特定されます)に行動が行われている=進行していること

    過去完了形 = 過去において、それまでの時間的な継続のニュアンスが入ること

    現在完了進行形 = 過去の一時点に進行していること+それまでの時間的な継続

     

    ただし、単純過去形、過去完了形に関して注意があります

     

    まず、単純過去形についてです。

     

    「子どものころは、中国に住んでいた。」

    I lived in China in my childhood.

     

    「住んでいた。」というのは、「過去」において決まっていること、繰り返されること、習慣ですることなので、単純過去形です。

    それに加えて、「今日は朝6時に起きた。」

    I got up at 6 this morning.

    「先週ディズニーランドへ行った。」

    I went to Disney Land last week.

    「起きた」「ディズニーランドへ行った」という過去の一時点に行った行為を表すのも単純過去形です。
    過去の一時点というように例文も「今朝」「先週」とその時を表す部分(副詞)がついていますね。
    (*その時点が前後の流れから明らかな場合は、特につけないこともあります)

    過去に行った行為であって、その時に進行していることを表してはいません

    次に、過去完了形についてです。

    過去完了形はそもそも、過去よりもさらに過去のことを表したいときに使う、と覚えておいてください。

    そのため、過去完了形は 大過去 と呼ばれたりもします。

        ⇒ 

    「車の修理をしてから、ドライブに行った。」

    After we had got the car fixed, we went for a drive.

    車を修理      ⇒   ドライブに行った

    過去完了形            過去

    (大過去)

    「ドライブに行った」というのは、既に終わった過去のことです。「車を修理した」のはそれよりも前(過去よりも前=大過去)なので過去完了形になります。

    未来形も4つの時制 

    同じように未来形にもある4つの時制、もうわかりますね。

    単純未来形、未来進行形、未来完了形、未来完了進行形 です。

    これら未来時制のそれぞれの使い方や違いも、現在形のときと同じような感覚で考えてください

     

    単純未来形の表現はいろいろ

    未来形は、これから起こること=未来に起こることを表現するものです。

     

    単純未来形は一つの表現方法だけではありません。

    未来に起こるであろう確実さや期待、即時性などによってその表現が変わってきます。

    ここで、2つの違う単純未来形の表現を見てみましょう。

    「明日、お医者さんに診てもらうわ。」

    【心の中の声】
    心の声の様子では、まだはっきりとはわかりません。

    そのような場合は、

    I will see my doctor tomorrow.  とwill を使います。

    一方、

    「明日、お医者さんに診てもらうわ。」

    【心の中の声】
    すでに予約を入れたのなら、必ず行くつもりです。

    そのような場合は、I am going to see my doctor tomorrow. といったbe going to を使います。

    その時の文章の書き手の考えによって、2つを使い分けしていきましょう。

【英語】第一文型(SV)の作り方、見分け方

2017.01.04

動詞に着目。第一文型(SV)の作り方、見分け方 これは、第一文型(SV)についての説明です。 「誰が何した」などを表しますが、決まりを守ればもっといろいろな情報を付け加えることができます。 ■第一文型の特徴 英語は第一文型から第五文型まで合計5つの文型に分けられます。 それぞれの文型を見分けるため、

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  • 動詞に着目。第一文型(SV)の作り方、見分け方

    これは、第一文型(SV)についての説明です。

    「誰が何した」などを表しますが、決まりを守ればもっといろいろな情報を付け加えることができます。

    [toc]

    ■第一文型の特徴

    英語は第一文型から第五文型まで合計5つの文型に分けられます。

    それぞれの文型を見分けるため、文のつくりに注目しましょう。

    文のパターンがわかれば、文型を見極めるためのポイントが見えてきます。

    主語と述語しかない単純な文章

    第一文型はS(主語)とV(述語)で作られています。

    She came. 
    彼女は来た。

    He went.
    彼は行った。

    無駄を全て省いた、シンプルでそっけない文章です。

    この状態では「誰が何した」しか表現できません。

    主語は名詞であればOK、述語は動詞であればOKですから、次のような文章でもかまいません。

    ・The chair moved. 椅子が動いた。

    ・The door opened. ドアが開いた。

    この場合「何がどうした」を表現していますが、どちらにしろかなり無愛想な文章です。

    文章の長さは関係ない

    「でもこんなに短い文章は、そうそう見かけない」と思った人は、鋭い人です。

    問題集でも教科書でも、英文はもう少し長いものです。

    ・She came yesterday. 彼女は昨日来た。(yesterday追加)

    ・He went there. 彼はそこへ行った。(there追加)

    それぞれの文章で一語ずつ単語が増えましたが、それでもやはりこの文章は第一文型です。

    それは「時や場所を表す表現は文型の要素にはならない」という決まりがあるからです。

    「要素にならない」ということはつまり、「文型を考えるうえでは無視してかまわない」ということです。

    更に長くしてみましょう。

    She came here at 7 o’clock yesterday. 
    彼女は昨日7時にここへ来た(hereとat 7 o’clock追加)

    He went there last night. 
    かれは昨晩そこへ行った。(last night追加)

     

    それぞれの文章二つ共に、時と場所を表す表現を追加しました。

    随分文章らしくなってきましたね。

    ■第一文型でよく使う動詞

    第一文型では「誰が何した」を表現できても「誰が何を何した」ということはできません。

    そのため、使える動詞が限られてきます。

    ・「~を」とか「~に」と言えないのが第一文型

    第一文型だけで色々なことを表現できそうな可能性を感じますが、実はそうではありません。

    「~を」や「~に」を加えることができないのです。

    ×I told him. 私は彼に言った

    ×I read a book. 私は本を読んだ。

    この二つはどちらも第一文型ではありません。

    十分に短いようにも見えますが、「彼に」「本を」の部分が加わっているため、第二文型になってしまっています。

     

    ・第一文型は自分が動く動詞(自動詞)だけ

    「~を」や「~に」を表現できないのであれば、自分で動くことしかできません。

    自分で動くことを表す動詞を自動詞と呼びます

    例えば「sleep寝る」「fly飛ぶ」「walk歩く」などです。

    ちなみに、もう一つ「他動詞」という動詞もあります。

    これは何か他のものを動かすことができる動詞です。

    例えば「have(何かを)持つ」「eat(何かを)食べる」「wash(何かを)洗う」などです。

    第一文型で使うのは自動詞です。自動詞を使った文章をいくつか見てみましょう。

    付け加えてあるのはどれも時や場所を表す表現ですから、それを除けば主語と述語だけで作られている文章ばかりです。

    そして全て自分が動きます。

    ・He walked in the park. 彼は公園を散歩した。

    ・She sleeps in the bed. 彼女はベッドで寝る。

    ・My pet bird flies. 私のペットの鳥は飛ぶ。

    ・I live in Tokyo. 私は東京に住んでいる。

    ・They went to Canada. 彼らはカナダへ行った。

    ・It rained yesterday. 昨日雨が降った。

    ・The phone rang last night. 昨晩電話が鳴った。

    be動詞の文章にも使えます。

    この場合のbe動詞は「いる」とか「ある」と訳すと感覚をうまくつかめます。

    ・My mother is at home. 
    母は家にいる。

     

    ここで注意すべきところは、同じbe動詞でも第一文型にならない文章もあることです。

    ×My mother is hungry.

    母はお腹がすいている。

     

    このように「誰がどんなだ」と状態を表す文章は第一文型ではありません

    be動詞が出てきた時には注意しましょう。

    このように第一文型は主語(名詞)と述語(自動詞)の組み合わせが基本です。
    時や場所の存在は無視してしまってOKです。

【英語】AnyとSomeの使い分け。2つの使い方理解している?

2017.01.02

anyとsomeの違いってわかりますか? 多くの人がこの2つを肯定文、否定文といった状況に応じて使い分ける表裏一体の単語というものとして理解しているかと思います。 ですが、その理解ではいつまで経っても使いこなすことができません。 今回はそんな使い分けのわかりづらい英単語であるsomeとanyの使い分

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  • anyとsomeの違いってわかりますか?

    多くの人がこの2つを肯定文、否定文といった状況に応じて使い分ける表裏一体の単語というものとして理解しているかと思います。
    ですが、その理解ではいつまで経っても使いこなすことができません。

    今回はそんな使い分けのわかりづらい英単語であるsomeとanyの使い分けについて、お話していきます。

    [toc]

    AnyとSomeの意味

    まずはSomeとAnyの意味から確認していきましょう。

    Someは「いくつかの」という意味

    Anyは「どれも」という意味です

    There are some vegetables at the market. 
    (マーケットにはいくつかの野菜がある。)

    Someが修飾している名詞はVegetablesと複数形になっていますね。

    基本的にはSomeの後には複数形が続きます。

    I have some time. 
    (いくらか時間あるよ。)

    Someは数えることができない名詞、もしくは不可算名詞と共に使うことができます。

    Timeは数えることができない不可算名詞ですよね。

     

    He doesn’t have any friends.
    (彼には友達がいない)

    AnyもSomeと同様、名詞の複数形と不可算名詞を修飾します。

    ここでAnyが修飾しているのは、Friendsです。

    We’ll stop at some restaurant. 
    (どこかのレストランに立ち寄るよ)

    この文で注目したいのはrestaurantと単数形になっているということです。

    Some+単数名詞となると「なんらかの」という意味になります。

    つまりどのレストランに立ち寄るかは決まっていないけど、どこかには立ち寄るというニュアンスになります。

    『Some』   VS  Any』

    SomeとAnyが使われるときは、ある人やモノ等の数を断定しない時です。

    つまりSomeとAnyは、曖昧な性格の持ち主なのです。

    I have some oranges. (私はいくつかのオレンジを持っているよ)

    「私」が持っているオレンジは4個かもしれませんし、10個かもしれません。

    分かっているのは1個以上ということです。

    曖昧ですよね。

     

    I have three oranges. 
    (私は3つオレンジを持っている)

    この文では「私」は3つオレンジを持っていると言っています。

    はっきりしていますよね。

    オレンジを3つ持っているという事実が大切です。

     

    そんなはっきりとしない性格の持ち主のSomeとAnyの違いは、

    Someは基本的には肯定文で使われる

    Anyは基本的には疑問文、否定文で使われるということです。

    *「基本的には」と書いてある点に注意して下さい。このルールを単純化して、学校で教わった人がanyは肯定文で使うことができない!と思ってしまう人が多いようです。

    肯定文のSome

    肯定文とは、簡単に言えば否定文や疑問文じゃない文のことです。

     

    My friends gave me some presents.
    (友達がいくつかのプレゼントをくれた。)

    プレゼントの数は重要ではないので、Someが使われています。
    もしかしたら3つかもしれないし、15個プレゼントをもらったかもしれません。

    疑問文のSome

    Someは基本的には肯定文で使用されると言いました。

    しかし例外もあるのです。

    何かを与える・何かをもらうと決めたときにSomeは疑問文でも使われます

     

    Would you like some milk?
    (もう少しミルク入りますか?)

    この文では「You」に対して「ミルク」を与えようとしていますね。

    何かを提供しようとするときSomeは疑問文で使われることが可能です。

     

    Can I have some cookies?
    (いくつかクッキーを食べてもいいですか?)

    この文では「Cookies」をもらっていいかと尋ねています。

    何かをリクエストするときにはSomeを疑問文で使うことは可能ですね。

    Anyの使い方

    AnyはSomeと違い否定文・疑問文で使用されます。

    例文で確認していきましょう。

     

    I don’t have any friends. 
    僕には友達がいません。

    否定を表すdon’tがあります。

    だからsomeではなくanyですね。

     

    Have you seen any good films recently?
    最近いい映画見ましたか?

    この疑問文は何かを提供したり、リクエストしたりしているものではありませんね。

    そのためsomeではなくanyが使われています。

    SomeとAnyは訳さなくてもいい!?

    Someは「いくつかの」、Anyは「どれか」という意味だと紹介しました。

    しかしSomeとAnyの意味は訳さない方が自然です。

    例えば

    I don’t have any friends.
    僕には友達がいません

    この例文ではAnyの「どれも」という訳はしていません。

    このようにAnyは訳す必要がないときが多いのです。

     

    She doesn’t have any time.
    彼女には時間がありません

    この例文でもAnyの訳はされていませんね。

     

    これはSomeも同様です。

    Someは「いくつかの、いくらかの」と訳しても自然ですが、訳さなくてもいい時もあります。

    その理由はAnyとSomeは数を気にしていないからです。

    はっきりとしない性格のAnyとSomeが修飾する名詞の数は大切ではないのです。

     

    I have some frineds.
    私には友達がいます。

    この文章で大切なのは、何人友達いるのかということではなく、友達がいるという事実です。

    だから無理にSomeを訳す必要はありません。

    Do you have any money?
    お金を持っていますか?

    大切なのはお金をもっているかどうかで、いくらお金を持っているかということではありません。

    肯定文で使われるAny

    Anyが肯定文で使われるときは

    「何でもいい」、「どれでもいい」という意味になります。

    Which book should I read?
    どの本を読めばいいですか?

    Any one. どれでもいいよ。

    Oneとは前の文ですでに出たBookのことです。

    肯定文で使われているから、「どの本でも読んでいいよ」となっていますね。

     

    You can ask my help any time. 
    いつでも手助けしますよ。

    肯定文で使われているAnyが修飾しているのはTimeですね。

    したがった「いつでも」と訳されています。

     

    SomeとAnyの違いは分かりましたね。

    後はとことん練習するのみです。

    繰り返し解いていくうちに感覚として身についていきます。

【英語】Either、Other、Neitherの使い方をマスターしよう。

2017.01.02

今までにEitherとNeither、もしくはOtherの使い方で困ったことはありませんか? もしそのような経験があっても心配することはありません。 何故ならほとんどの方が困ったことがあるからです。 今回で、多くの方を悩ませるEither、Neither、Otherの使い方をマスターしましょう。 E

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  • 今までにEitherとNeither、もしくはOtherの使い方で困ったことはありませんか?

    もしそのような経験があっても心配することはありません。

    何故ならほとんどの方が困ったことがあるからです。

    今回で、多くの方を悩ませるEither、Neither、Otherの使い方をマスターしましょう。

    [toc]

    EitherとNeither

    まず初めに知っておくべきことは

    EitherとNeitherには生涯を共にするパートナーがいることです。

    生涯を共にするパートナーはいつも一緒にいなければいけません。

    EitherのパートナーはOr

    NeitherのパートナーはNor

    Either A or Bで「AかB」Neither A nor Bで「AもBも~ない」です。

    付け加えていうのならばNorは単体で使われることはありません。

    Neitherがある時にだけNorは使われます。

     

    それ以外のパターンの時は

    Eitherは「どちらの」、「どちらの~も」 Neitherは「どちらも~ない」

    という意味です。

     

    Neitherの使い方

    まずは例文と共にNeitherの使い方を見ていきましょう。

    I like neither coffee nor tea. コーヒーも紅茶も好きじゃない

    まずチェックポイントはNeitherとNorがペアになっていることですね。

    意味も否定文となっています。

    絶対に

    I like coffee nor tea.

    とはなりません。

     

    I don’t like coffee. コーヒーは好きじゃない

    Neither do I. 僕も好きじゃないよ

    この例文のようにNeitherは副詞として使われることもあります。

    その際にはNeither+do / does / 助動詞+主語となります。

     

    もう1つ副詞のNeitherを見てみましょう。

    I can’t play baseball.
    (野球できないんだ)

    Neither can I.
    (僕もできないよ。)

     

    Neither shoes fits me.
    (どちらの靴も僕に合わないな)

    この例文ではNeitherは形容詞として使われています。

    NorはいつもNeitherが必要ですが、NeitherはいつもNorを必要としているわけではありません。

     

    Neither of the teachers has arrived yet.
    (どちらの教師もまだ到着していない)

    これはNeitherが代名詞の働きをしています。

    代名詞の働きをする場合はNeither+of+名詞の形です。

    Eitherの使い方

    EitherとNeitherは意味こそは違いますが、使い方はほとんど同じです。

    EitherとNeitherの大きな違いは、Eitherは肯定であり、Neitherは否定であるということです。

    それではEitherの使い方を見ていきましょう。

     

    If you won’t go to the cinema, I won’t either. 
    (もし君が映画館に行かないなら、僕も行かないよ)

    これはEitherの副詞用法です。

    この時は「…も~しない」という意味になります。

     

    Either one of students can pass the test.
    (どちらの生徒もテストを通過できます。)

    Eitherの代名詞の働きですね。

    Neitherと同様、Either+of+名詞となっています。

     

    You can use either car to go to the cinema. 
    (映画館に行くのにどちらの車も使っていいよ)

    Eitherが名詞の前に来ているので形容詞の役割を果たしていますね。

    形容詞の働きをするときは「どちらの~でも」という意味です。

    Other VS Another

    どちらも「もう一つの」という意味があるOtherとAnother。

    混乱しやすいため、文法問題に頻出される分野です。

    しかし1つずつ確認していけば全く難しいことなどありません。

    早速Anotherから確認していきましょう。

     

    Let’s go out another day.
    (他の日に外出しよう。)

    I want another piece of paper.
    (他の紙が欲しいです。)

    この2つの例文にAnotherのポイントがあります。

    まずはAnotherの後ろに来る名詞はday、paperと単数形だということ。

    そしてそれらの名詞は特定のものじゃないということです。

    つまり明日でも1週間後に外出していいし、白の紙でも黒の紙でもいいということです。

    Anotherの特徴は

    後ろに来る名詞が単数

    名詞は不特定のものを示すということです。

    次はOtherを見てみましょう。

     

    Other people have it too.
    (他の人々もそれを持っているよ)

    There are other shampoo at the store. 
    (その店には他のシャンプーが置いてあるよ)

    2つの例文からOtherのポイントを理解しましょう。

    まずAnotherと同様にOtherが修飾している名詞は特定のものではありませんね。

    Anotherとほぼ同じですが、違う点もあります。

    それはOtherは単数名詞もしくは不可算名詞の前に来るということです。

    Shampooは不可算名詞なのでAnotherではなく、Otherが使われているのです。

    Otherの特徴は後ろに来る名詞が単数か不可算名詞。

    名詞は不特定のものを示すということです。

     

    そして最後に理解するべきなのがThe otherです。

    Otherとの違いは何なのでしょうか?

    例文を見ながら理解していきましょう。

     

    Two of my friends live in Tokyo. 
    (友達2人が東京に住んでいます。)

    One is a teacher, and the other is a lawyer.
    (1人は教師で、もう1人は弁護士です。)

    この例文を見ると分かるように、The otherは特定の名詞を指示します。

    話し手には2人の友人がいますね。

    1人(=One)は教師で、もう1人(=The other)は弁護士の友人がいます。

    これは特定の友人ですよね。

    誰でもいいというわけではありません。

    話し手が誰のことを話しているのか分かります。

     

    The otherの特徴は、特定の名詞を修飾するということです。

     

    ポイントさえ押さえれば、どれも簡単ですよね。

    本当に文法問題として頻出なので、今回で絶対にマスターしてくださいね。

【英語】シンプルだけど意外とわからない疑問代名詞とは?

2017.01.02

What is it? How are you? この2つは皆さんお馴染みの疑問文ですよね。 でもこれが理解できるから疑問文をマスターした気になってはいけません。 疑問文はシンプルであるからこそ奥が深いのです。 さらに文法問題だけではなく、英作文でも疑問文を使った文を作ることが求められます。 今回は

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  • What is it?

    How are you?

    この2つは皆さんお馴染みの疑問文ですよね。

    でもこれが理解できるから疑問文をマスターした気になってはいけません。

    疑問文はシンプルであるからこそ奥が深いのです。

    さらに文法問題だけではなく、英作文でも疑問文を使った文を作ることが求められます。

    今回はそんな疑問文について勉強していきましょう。

    [toc]

    疑問代名詞とは?

    5W1Hという言葉を聞いたことがありますか?

    5Wとは、When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(なぜ)。

    そして1HはHow(どのように)です。

    この5W1Hに疑問文の基本が詰まっていますが、他にもWhose(誰のもの)やWhich(どっち)等もあります。

    このように多くある疑問詞の中で疑問代名詞はどれでしょうか?

    こう言われるとわからないという人がいると思います。

    英語が偏差値を上げて圧倒的にできるようになるためには、、
    何となーく表現を覚えるだけではできません!
    どのように文章が成り立っているのかを文法的に考えて、様々な表現を通して理解していくことを通して理解していきましょう。

    代名詞とは名詞の働きをするものですね。

    数ある疑問詞の中で名詞の働きをするものは、

    What(なに)、Who(誰が)、Which(どれが)、Whose(誰のもの)等ですね。

     

    例えば

    What is it? それは何ですか?

    この文での「何」とは「それ」ですよね。

    つまりWhatは主語になって、名詞の働きをしています。 お分かりになったでしょうか?

    参照:名詞の役割が不安な人は、『名詞の格とは何か?』について読んで下さい。

    ここからは1つずつ疑問代名詞について見ていきましょう。

    疑問代名詞のWhat

    Whatの意味といえば「何」ですよね。

    主にモノや時間などに使われます。

    Whatを使う時の形はWhat+疑問文です。

     

    例えば

    What do you want? 何が欲しいの?

    は疑問文Do you want?にWhatがついているだけですね。

    例えていうのなら

    Whatはロボットの頭で疑問文がロボットの体みたいなものでしょうか。

    頭がついてはじめて疑問代名詞Whatが機能するのです。

     

    What are you going to do? 何をするつもりなの?

    Are you going to do?はロボットの体なので未完成。

    ロボットの頭であるWhatをつけることで完成します。

     

    Whatは人の職業や身分を聞くときに使うこともできます。

    What is she? 彼女は何をしていますか?

    – She is a lawyer. 彼女は弁護士です。

     

    また数を尋ねる時にも使われます。

    What is your weight? 体重は何キロですか?

    What is the price of this book? この本はいくらですか?

     

    WhatはWhyと同じ働きをすることがあります。

    What made you think she was wrong? 何で彼女が悪いと思ったの?

    What brought you to here? どうしてここに来たの?

    このWhyと同じ働きをするときに、主に使われる動詞はmakeとbringです。

    形もWhat+made / bring +主語~?となっていてDoやDoes、Did等が省略されていることに要注意。

    疑問代名詞Whoの使い方

    Whoは「誰」という意味でお馴染みですね。

    Whoもまたロボットの頭です。

     

    Who are you? あなたは誰?

    Are you?という疑問文だけではロボットの体なので未完成。

    Whoというロボットの頭をつけることで完成です。

     

    Who is in the room? 誰が部屋にいるの?

    Whoは人について尋ねる時に使われます。

     

    Who is going to clean the room? 誰が部屋を掃除するの?

    このように人の名前や職業などだけではなく、人の行動について尋ねる時にもWhoが使われます。

     

    Who did that? 誰がしたの?

    人の行動について尋ねる時はyouやhe等の主語に当たる言葉が省略されています。

    これは当たり前ですよね。

    「誰が~?」とする人・した人を尋ねているのですから。

     

    Whichの使い方  

    Whichの意味は「どちら、どの」です。

    Whichの基本的な形はWhich(+名詞)+疑問文?

    例文を見ていきましょう。

     

    Which train are we going to take? どの電車に乗るの?

    Whichといえば比べる対象が2つだけと思われがちですが、そうではありません。

    この例文では数ある電車の中から、どの電車に乗ればいいのかと尋ねています。

     

    Which do you prefer, Depp or Pitt? デップとピットだと、どっちが好きですか?

    このように最初にWhich do you preferと書き、続けて2つの名詞を書いて比較をするというパターンもよく見られます。

     

    Which of your brothers lives in Tokyo?  兄弟のどっちが東京に住んでいるのですか?

    上の例文のようにWhich+of+名詞+疑問文という形もよく見られます。

    意味は「どっちの~が...?」です。

    Whoseの使い方

    Whoseの意味は「誰の、誰のもの」です。

    例文を見て理解を深めましょう。

     

    Whose book is this? この本は誰のもの?

    Whoseの後に名詞+疑問文がくっつくのが基本の形です。

     

    Whose birthday is it today? 今日は誰の誕生日ですか?

    これも同じですね。

    Whoseの使い方は簡単だと思います。

     

    今回紹介した4つの疑問代名詞は使えるようになる必要があります。

    英作文はもちろん文法問題でも頻出です。

    基本中の基本だからこそ、しっかりとマスターしたいですよね。

    たくさん問題を解いて、感覚で理解できるようになってください。

【英語】指示代名詞の使い方。ややこしい指示代名詞もこれで簡単に!

2017.01.02

thisとthatの違いは何? thisとtheseはどう違うの? このように多くの英語学習者を悩ませるのが指示代名詞です。 指示代名詞はややこしいですが英語の基本。 今回はややこしい指示代名詞も簡単に理解できるように解説いたします。 指示代名詞とは? 指示代名詞とは代名詞の1種である特定のものを指

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  • thisとthatの違いは何?

    thisとtheseはどう違うの?

    このように多くの英語学習者を悩ませるのが指示代名詞です。

    指示代名詞はややこしいですが英語の基本。

    今回はややこしい指示代名詞も簡単に理解できるように解説いたします。

    [toc]

    指示代名詞とは?

    指示代名詞とは代名詞の1種である特定のものを指します。

    実は指示代名詞の数は少ないです。

    指示代名詞はthis、these、that、those、such等です。

    そのため指示代名詞を使うときには2つのルールを覚えておくだけでバッチリ!

    指示代名詞のルール その1

    ・指示代名詞はいつも特定の名詞を示す。

    例えば

    He can’t believe this.
    (彼はこれを信じられない。)

    この文章を見ただけでは、指示代名詞のthisが何を表しているのかは分かりませんよね

    しかしthisは彼が信じることができない何かであることは確かです。

    thisが何を表しているのかは分かりませんが、thisは存在している特定のものであることは事実ですよね。

    指示代名詞のルール その2

    指示代名詞は主に場所、動物、モノを表す。

    しかし、時に人を表すことがあるのです。

    例を見てみましょう。

    This is Jun speaking. Is that Mao?
    もしもし潤ですけど、真央さんですか?)

    指示代名詞のthisはJunを、thatはMaoを指していますよね。

    人物に使われるときも、特定の人物を指すことに注意。

     

    では早速詳しく指示代名詞を見ていきましょう。

    This、These VS That、Those

    まずはThisとTheseは仲間、ThatとThoseは仲間だということを知っておきましょう。

    ある特定の物が単数形ならThis / Thatが使われ、複数形ならThese / Thoseが使われます。

    例を見てみましょう。

    This is my mother’s cloth.
    これは母の服です。

    These are my mother’s shoes.
    これは母の靴です。

    最初の文は1着の服を表しているから、単数形を表すThisが使われています。

    一方、靴は2足ですよね。

    だから複数形を指すTheseが使われています。

    That is her house.
    あれが彼女の家です。

    Those are my shoes. それらが私の靴です。

    これもThisとTheseと同様ですね。

    問題はThisとThat、TheseとThoseの違いです。

    これらの違いを理解するコツは、

    指で触ることができるかどうかということです。

    詳しく述べると

    ThisとTheseは距離・時間的に近いものを指示する。

    ThatとThoseは距離・時間的に遠いものを指示するということです。

    例文で確認していきましょう。

    This tastes good. 
    これは美味しいね

    Thisが表しているのはおそらく食べ物でしょう。

    食べ物を口に入れている、つまりThisは話し手と近い距離にありますね。

    指で触ることができる位置にあるからThis。

    Look at that! 
    あれを見てよ!

    話し手が何か=Thatを指さしながら「見てよ!」と言っている場面が想像できますね。

    thatは指で触ることのできない遠い位置にありますね。

    These are my children. 
    (これらは私の子供たちです。)

    これは親が近くにいる子供たちを紹介している様子がイメージできますね。

    さらに言えば、子供たちの頭をポンッと叩きながら紹介しているかもしれません。

    つまり、触ることができる位置にあるから、These。

    Those are my children.
    (あれらは私の息子です。)

    親が子供を紹介していますが、子供たちは近くにいません。

    もしかしたら子供たちは少し離れた場所で遊んでいるかもしれません。

    触ることができないので、Those。

    コツを掴めさえすれば簡単ですよね。

    時間は近くても、遠くても触れないよ。

    と言われるかもしれませんが、そこは柔軟に考えてください。

    時間も近い時期にあればThis、These、遠い時期のことならばThat、Thoseです。

    SuchとSo

    指示代名詞でのsuchとsoの使い方は超重要です。

    suchはsuch+名詞

    soはso+形容詞

    と続くことが多いです。

    意味は「とても」でVeryと同じ意味となります。

    He’s such a kind person. 
    (彼は本当に親切です。)

    suchの後ろには名詞のpersonがありますね。

    He’s so kind.
    (彼は本当に親切です。)

    soの後ろには形容詞のkindが来ています。

    suchはもう一つ「そのような人・モノ・こと」という意味もあります。

    Such people always entertain me. 
    (そのような人々はいつも僕を楽しませる。)

    誰のことについて話しているかは分かりませんが、話し手はあるタイプの人々がいつも楽しませてくれると述べています。

    特定の人を表しているためsuchが使われています。

    Such behavior is quite unpleasant. 
    (そのような振る舞いは本当に不愉快だよね。)

    どんな振る舞いかは分かりませんが、話し手はある特定の振る舞いが不愉快だと述べています。

    特定のものを指示しているのでsuchです。

    基本的に、指示代名詞は特定のあるモノや人を指すということだけ意識しておけば難しくはありません。

    基本ルールさえわかれば、あとはたくさんの英文に触れて慣れるだけ。簡単で、高得点につながりやすい分野なので絶対にマスターしましょう。

【英語】不定代名詞の使い方 EachとEveryの使い分けできる?

2017.01.02

EachとEveryの使い分けできていますか? AllとEveryの使い分けできていますか? これらの質問に自信をもって首を縦に振ることができなかったら、ぜひこの記事を最後まで読んでください。 不定代名詞の使い方は大学受験から英検、そしてTOEICの文法問題に必ず出題されます。 そんな重要分野ですが

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  • EachとEveryの使い分けできていますか?

    AllとEveryの使い分けできていますか?

    これらの質問に自信をもって首を縦に振ることができなかったら、ぜひこの記事を最後まで読んでください。

    不定代名詞の使い方は大学受験から英検、そしてTOEICの文法問題に必ず出題されます。

    そんな重要分野ですが、しっかりとマスターしている人は少ないです。

    今回で完全に不定代名詞の使い方をマスターしましょう。

    [toc]

    不定代名詞とは?

    不定代名詞とは、不特定の人やモノ、数などを表す代名詞のことです。
    例えて、いうならば秘密結社の工作員ですね。

    組織のボスの姿は明らかではありませんが、工作員つまり不定代名詞がボスの代わりに働くのです。
    不定代名詞は様々ありますが、今回は絶対に押さえておくべき不定代名詞4つを解説します。

    それでは早速見ていきましょう。

    数字じゃないOneの使い方

    Oneといえば数字の「1」ですよね。

    しかし不定代名詞としての働きは違います。

     

    不定代名詞のOneの1つ目の使い方は

    Oneは人の代わりになるということです。

    特に一般の人々を表します。

     

    One thinks you’re good enough to do this.
    (人々は君がこれをするのに十分上手であると思うだろう。)

    One=一般の人々ですね。

    注意するべきは特定の人ではないことです。

    もう1つ例文を見てみましょう。

     

    One wants a new car.
    (人々は車が欲しい。)

    One=一般の人々となっています。

    注意点は人々なので複数形と思いがちですが、Oneは単数扱いになるということです。

    そのため動詞には複数形のsがついています。

     

    2つ目のOneの使い方は,

    すでに会話や文で出た名詞の代わりに使われる

    例文を確認しながら見ていきましょう。

     

    Do you want a cake? 
    (ケーキはいかがですか?)

    Thank you, I’ll have a small one.
    (ありがとう、いただきます。)

    このoneとはcakeのことです。

    数あるケーキの中でも、どれでもいい不特定のものなのでoneが使われています。

     

    My phone was broken. I’ll have to buy new one.
    (携帯が壊れちゃったよ。新しいものを買わないといけないな。)

    oneとはphoneのことですね。

    特定の機種が決まっているわけではないので、一般的な携帯電話を表しています。

     

    もし特定のものを指すときはitが使われることに注意です。

    My phone was broken. I’ll have to fix it.
    (携帯が壊れちゃったよ。修理しないといけないな。)

    ここでitはmy phoneのことです。

    「私の携帯」は特定のものですよね。

    だからitが使われています。

    All、Each、Everyの使い分け

    不定代名詞で難しいのはAll、Each、Everyの使い分けです。

    この3つを使うときのコツは

    グループのメンバーで考えるということです。

     

    簡単に説明すると

    All「全て」は1つのグループにいるメンバー全員を表す。

    Each「それぞれ」は1つのグループにいるメンバーを個別に表す。

    Every「全ての」は1つのグループにいるメンバーを個別に表す。

    ここでのメンバーとは人だけではなく、動物やモノも含みます。

     

    さて気づいたことはEachとEveryが同じということですね。

    ここからはEachとEveryの違いを見ていきましょう。

    Each VS Every

    早速ですが例文を見ましょう。

    Each one goes to school.
    (それぞれの人々が学校に行きます。)

    Everyone goes to school.
    (皆が学校に行きます。)

    例文を見てみるとEachは「それぞれ」と訳され、1つのグループの個別のメンバーが強調されています

    一方Everyは「皆、全員」と訳され、グループにいる全てのメンバーが強調されていますよね

    まず1つ目の違いは強調する対象です。

    2つ目の違いはEveryには相性抜群の恋人がいることです。

    しかもEveryの恋人はEachのことを心底嫌っていて、絶対に一緒になりたがろうとしません。

    そんなEveryの主な恋人は

    Almost ほとんど

    Practically ほぼ

    Nearly ほとんど

    です。

    Almost every book is new.
    (ほぼ全ての本が新しい。)

    AlmostはEveryが大好きなので一緒にいますね。

    しかしEachのことは大嫌いなので、絶対に一緒にはなりません。

    そして3つ目の違いは

    Eachは2つの人やモノを指示するときに使うことができますが、Everyは使用できません。

    Everyは基本的に小さなグループには使用されません。

     

    Each of my parents has a car.
    (両親はそれぞれ車を持っている。)

    Eachが表しているのは両親2人だけですよね。

    2人なのでEveryではなくEachが使われています。

    『AllVSEvery

    最後にAllとEveryの違いを見ていきましょう。

    All students have to study.
    (全ての生徒は勉強しなければいけない)

    Every student has to study hard.
    (各生徒は勉強しなければいけない。)

    Allはグループ全体を強調し、Everyはグループ全体のそれぞれのメンバーを強調しています。

    さらに注目はAllの後ろには複数名詞students、Everyの後ろには単数名詞studentが来ている点です。

    つまりAllは複数形名詞・数えることができない名詞と恋人関係ですが、Everyは単数形名詞と恋人関係だということです。

    今回紹介したポイントを抑えるだけで不定代名詞はぐっと簡単になります。

    ポイント

    不定代名詞は特定の人やモノを指示しない

    Every、All、Eachは恋人関係にある名詞と副詞を覚える

    ということです。


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