圧力 圧力とは1㎡あたりの面(これを単位面積と言います)を垂直に押す力のことをいいます。 圧力をPとすると、P=F/Sであらわされます。身近な例では、空気による圧力のことを大気圧、水による圧力のことを水圧といいます。 例)深さhにおける水圧を考えます。 その上にある水の重さをm、密度をρ、底面積をS
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- [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom3.gif" name="小山くん"]浮力とか圧力って式も難しいし、全然わからない。[/speech_bubble]
[speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="seitow4.gif" name="山田さん"]力についてわかってきたはずだったのにな…。[/speech_bubble]
[speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom3.gif" name="小山くん"]なんで面積で割ったり、体積をかけたりしないといけないの?[/speech_bubble]
圧力
圧力とは1㎡あたりの面(これを単位面積と言います)を垂直に押す力のことをいいます。
圧力をPとすると、P=F/Sであらわされます。身近な例では、空気による圧力のことを大気圧、水による圧力のことを水圧といいます。
例)深さhにおける水圧を考えます。
その上にある水の重さをm、密度をρ、底面積をSとすると、(質量)=(密度)×(体積)より
m=ρShで表されます。
また、(重力の大きさ)=mg=ρShgとなり、
圧力は、力を面積Sでわるので、P=ρVgとなります。
これに大気圧もかかっているので大きさをPoとすると、
水圧はP=Po+ρVgとなります。
浮力
浮力とは、重力とは逆向きに働く力で、物体が中にいる液体(気体)からうける力のことです。
液体(気体)の中にある物体が受ける浮力の大きさは物体が押しのけている液体(気体)の重さに等しくなります。このことをアルキメデスの原理といいます。
これを式で表すと、F=ρVgで表されます(ρ:液体の密度、V:体積)
ρVはその物体が液体の中で占領している体積に液体の密度をかけ、おしのけた液体の質量を表し、ρVgは重さを表していることがわかります。
2つの違いに注意し、きちんと理解していきましょう。