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最速小論文勉強法 |早慶圧勝レベルまで効率的に成績を上げる方法

2017.06.29

早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で小論文を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。当塾で指導している最速で効率的に数学の

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  • 早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で小論文を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。当塾で指導している最速で効率的に数学の成績をあげる勉強方法の一部をお伝えいたします [toc]

    段階1: 小論文の初歩

    小論文を書くための初歩としてまず知っておきたいことをここでは紹介します。
    小論文=自分の意見を書く = 好き放題書いていいというわけではありません。
    意見を書くにもルールがあります。ここでは小論文を書く上でのルールをお教えしていきます。

    小論文と作文の違いとは何か?

    まず、小論文とは「小」論文とあるように、小さいながらも論文であることを意識してください。
    論文とは、根拠に基づいて自身の意見を主張することです。

    一方、作文の目的は、自分の感性をもとに読むまたは見たものに対しての感想を加えること、または自らの体験談を書くことになります。

    つまり、以上をまとめると、個人の体験・感想等を基に豊かな感性をアピールするほうが作文で、意見を提示し説得力を持って納得させることを主な目的としている方が小論文と言えるでしょう。

    まずは、この小論文と作文は違う!ということを理解して下さい。

    用紙の使い方を覚える

    続いて原稿用紙の使い方を覚えましょう。
    当然ですが、書き出しや段落の始めのときには1マス空けなければいけません。なお要約の場合には、1マス開ける必要はないことにも注意してください。

    次に、「、」や「。」の句読点そして「 )」や「 」」などの閉じカッコは行の最初に置いてはいけません。
    その場合には、前行の最後のマスに一緒に入れることが求められます。
    (1つ補足しますが、具体例の際に「私は違う。」などと言ったように会話文を盛り込む可能性があります。その際には、。と」を違うマスに書いても良いですが、同じマスに入れても良いでしょう。)

    上に関連して、上記の記号は文字と同じマスで記述しなければいけませんが、小文字「っ」や「ょ」などは行の始めに来ても何ら問題はないです。逆に、行の最後に文字と同じマスに書くことは認められていません。

    次に、英数字の扱いについてです。
    まず縦書きの原稿用紙の場合は、漢数字(一、二、三…)を使うことが求められ、横書きの場合には算用数字(1,2,3…)を使う必要があります。

    なお横書きの際は、1マスに2文字の数字を入れます。
    更に付け加えると、熟語やことわざに用いられる数字は、原稿用紙の縦書き横書きにかかわらず常に漢数字で書く必要があります(十人十色や石の上にも三年など)
    (例:World、Organization)

    英字の場合は、常に横書きである事が必要です。
    しかし、NPOやWHO、UNHCR、TPPなどの社会学の小論文で頻繁に目にする略称に関しては、縦書きの原稿用紙の場合には縦書きにしても問題ありません。
    ※略称でない小文字の英字を多用することは文章として読みづらいため、余りおすすめできません。

    誤った日本語を使わない

    誤った日本語は、採点者に対して悪い印象を与えるばかりか小論文の内容にまで悪影響を与えてしまいます。

    ここで一例を紹介していきます。

    ▶「〜たり」

    たりは単体では使えず、「〜したり〜したり〜」と言った形でのみ使えます。
    しかし、口語的として使われることが多いため、小論文内で使用することはおすすめできません。

    ▶「なので」
    文頭で「なので」を用いることはできません。「〜であるので〜」という用い方は可能です。

    段階2:文章を読解する

    小論文を書く上でまずは文章を読解できるようになる必要があります。読解力が貧困なままでは、課題文で問われていることが理解できません。

    読解力の向上

    読解力とは、簡単に述べると、文章内容を理解することです。この部分が小論文において非常に重要になってきます。

    まず、読解力が高いと文章を読み取る速度が上がります。それにより、文章を読む時間を短縮する一方で、小論文を書く時間を増加させることができます。
    つまり、自らの意見を高い精度で論じることが可能になるということです。

    次に、高い読解力は課題文において与えられる問題点を理解することにつながります。
    課題文で与えられる問題点に対しては、自分が書く小論文に流用して解決方法を提示することができます。
    これは、課題文を単に読むことでなく利用しているため、良い小論文を書く上で非常に重要ともいえます。

    最後に、単純でありながらいちばん重要なことがあります。
    それは、読解力は国語や小論文だけでなく、他の科目にも役立つということです。

    例えば、試験などで世界史や国語などでひっかけ問題が合ったとしても、読解力があればそれを読み取ることが可能で点数を落とすことを回避できるでしょう。
    また、難しい数学の問題であったとしても問題の構造等を理解しさえすれば間違えて回答することを防ぐことができるでしょう。

    日本語の語彙を増やす

    より良い小論文とは、多彩な表現を用いながら自分の意見や問題提起を補強しているものです。
    小学生、中学生がつかうような語彙でひたすら主張をされても、その主張がどれだけ良くても、その主張に賛成しようとは思わないでしょう。
    論理的に考えることは直ぐにできることではありませんが、語彙力を増やすことであればすぐに取り組むこともできますし、覚えたか覚えてないかで成果の判断ができるのでモチベーションも湧きやすいかと思います。

    豊富な語彙を使えることは、難解な文章を理解することにつながるのはさることながら自分の主張を効果的に補強することができるようになります。

    もちろん、ここで注意したいことは、、
    難しい語句を使おうとする余り、漢字を間違えることや用いるべきでない文脈で用いてしまうなどの誤用をしてしまうといったことです。
    これらの誤りは、先でも述べたとおり小論文の採点に多大な悪影響を与えるために、絶対に起こしてはいけません。

    そのために、日頃から語彙を使う練習をしておくことが重要です。
    例えば、新聞を読んだり、本を読む際に、内容だけでなくどのような語彙の使われ方をしているのか?という点に注意してみると良いでしょう。

    特に、進みたい学部に関連する本を読むことは、学部への理解を深めると同時に関連する語句を学べ、更には読解力や語彙力の向上も図ることができます。

    段階3: 小論文を書いてみる

    上記のことを理解した上で実際に小論文を書いてみましょう。実際に書いてみないとどの程度書くことができるのか?書くことができないのか?ということがわかりません。
    また添削を受けることができる環境下であれば添削を受けてみることをオススメいたします。

    文章の論理性を考える

    文章が論理的であるかどうかは、その小論文自体に説得力があるかどうかということです。
    大学受験の小論文で問われるのは、これまで誰も論じたことのない”素晴らしい意見”を述べることではありません。
    自分の意見を論理的に説明できるかどうか?という点です。
    相手がどれだけ納得感を持って小論文を読むことができるのか?この一点のみです。

    説得力があるかないかは、自分のしたい主張に根拠をしっかりと付けられているかどうかや主張に対する理由付けが正当であるかどうかが関係してきます。
    自分の主張を論理の矛盾なく補強できているか否かが重要だといえるでしょう。

    *論理性があるかどうか?と言うのは相対的な感覚なので、一般的な高校生が独学で身につけるのは不可能でしょう。高校の先生など信頼のおける人にみてもらうのが良いでしょう。当塾でも小論文の指導はしております。お気軽にご連絡下さい。こちらから相談が可能です。

    接続詞の重要性

    接続詞を使いこなせていることは、現代文や英語同様に小論文において小論文の内容と同程度に重要と言えます。

    なぜならば、小論文において接続詞とは自らの意見に対する論理性を示すものであり、これがなければ如何に内容が優れていても読みづらい上に、意味を理解することができなくなってしまいます。
    接続詞は、文章に論理性を与え、かつ文章全体の流れや自分の本当に言いたいことがわかりやすくなります。ですが、使いすぎると非常にくどい文章になってしまいますので使い方には十分に注意しましょう。

    〜接続詞の例〜

    *順接や逆説といった言葉の意味がそもそもわからない(具体例をもって人に説明できないレベルであるならばまずは、辞典でそれぞれの言葉の意味を調べよう)

    順接:だから、故に、それ故、したがって(NG:「だから」を乱用することは文章を幼稚に見せてしまう。)

    逆説:しかし、だが、しかし、しかしながら、ところが、それでも、(NG:「だけど」や「が」は少し幼稚に見えてしまう。)

    並立:そして、また、かつ(注意:「かつまた」という接続詞もあるが、少し堅苦しい表現であるために使用には気をつけるべき)

    添加:更に、その上、加えて

    説明:ただし、もっとも、なお、つまり、なぜならば

    対比:その反面、または、あるいは 、ないしは

    転換:ところで、さて、言い換えると、換言すると

    以上は一例であるので、自分で調べつつ用いる練習を常日頃から行うべきである。

    そうすれば、接続詞を文意に沿って用いることができるようになり、接続詞を上手に使えることは読解力を上げることにもつながってきます。

    小論文の型を意識する

    序論、本論、結論の3つが基本的な型です。
    *しかし、文章量によって結論を落とすことや序論①、本論①、根拠①&序論②、本論②、根拠②、結論といった変則的な型にすることもあるので注意。

    ①序論→序論とは小論文において、その後のあらかたの道筋を表すものです。
    そのため、まず「論ずるテーマ」を述べた後にこの小論文で何を追求するかの「問い」を述べた上で「結論への道筋」を表すことが求められます。


    問題例:
    法とは何かを特徴と道徳や正義等の社会的規範の違いを明らかにした上で、論述せよ。

    解答例(序論):初めに、法が現在の人びとに信じられている理由は何であろうか。思うに、法は現代の人びとを縛る最も強いものである。しかしながら、それにもかかわらず我々の多くは法に抵抗することなく甘受している。私は、法が人びとになぜ信じられているのか加えて、法が我々を縛る根源にあるものは何なのかについて検討することが、法とは何かを論述する上で必要と考え、以下に論じる。(以下略)


    これは、参考例であるため資料や課題文のない小論文の形になっているが、資料等がある場合には初めに文章全体の三割程度の要約を加えた上で、自らの主張を行っても良いでしょう。

    ②本論→本論は自分が主張していることへの根拠付けを行い、より論理的で説得力のある文章にすることが目的です。

    本論では、自分の主張をより強固にする必要があるため、自らの体験や具体例及び具体的なデータを出すことが求められます。

    資料や図表の使い方

    慶應義塾大学総合政策学部のような、資料や図表がある小論文においては、与えられているそれら資料をまとめることが求められるケースが多くなっています。
    その場合には、一般的な文章の要約と同じく勝手な付け加えをしてはいけないことに注意してください。

    ①全体像をつかむ→全体像とは、グラフや資料から読み取れる大まかな傾向のことです。
    グラフや図表における全体的な傾向をつかむことは、それらの分析によって背景にある社会情勢などを読み取ることができます。

    ②異常な点を見つける→今回は便宜的に「異常」と表現しているが、つまりは突出したおかしな点・特徴的な点を見つけた上でそこに言及することが必要であるということです。
    突如として増加している場合または、減少している場合には何らかの理由があって起きているものだ。
    そのため、年度が付けられているグラフは特徴的な数値の年に何がおきているのか、また年齢が付いているグラフにおいては特徴的な数値を叩き出している年齢の特徴とグラフの趣旨を絡み合わせて考えることが必要です。

    以上2つを基に要約であれば要約を行うことが求められます。

    更に自ら主張を行う場合には、それらの数値を利用して文章を作ることで与えられた図表を理解していることを表せる上に、説得力のある(上記で言えば、「自分の主張について根拠がある」)主張に仕立て上げることできます。
    ※注意すべきだが、図表やグラフ型の小論文で「図表やグラフを基に自らの意見を述べよ。」といったような、自らの意見を論述させる問題に於いては図表やグラフの特徴を述べるだけではもちろん不十分です。
    グラフや図表の読み取りは、自分の意見に対して副次的なものであることを忘れてはいけない。

    だが、副次的であるからと言ってないがしろにしてはいけません。

    そのため、「グラフによると〜、」や「〜とグラフから読み取れる。」とグラフをまとめた上で、「以上を踏まえると〜」や「それらを踏まえて〜と私は考える。」と自分の考えを論述することが(一例であるが、)必要です。

    参考文献について

    小論文をするというと参考文献を読む必要があります。ですが、志望大学、学部によってどのような書籍を読めば良いのか?というのは変わってきます。

    当塾では小論文についても読解力をつける最初の段階から指導をしております。こちらからお気軽にお問い合わせ下さい。

【使い方】小論文を学ぶ|圧倒的に成績を伸ばす方法

2017.04.04

ページ目次参考書の特色使い方1ランク成績を上げるための使い方小論文の書き始めが分かりません。どうしたらいいですか?この参考書が難しいと感じた場合はこちら!この参考書の後には何を使ったらよいか?この参考書によくある質問集 参考書の特色 ▶対象者 小論文の背景知識を身につけたい人 小論文の

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  • [toc]

    参考書の特色

    対象者

    小論文の背景知識を身につけたい人

    小論文の文章を読む際に必要な背景知識が掲載されている参考書です。
    小論文は書くよりも課題文を読むほうが大事です。本文内で言われていることを理解するよりも前に書き始めてはいけません。
    小論文ができないと言っている人は、多くの場合まず内容が理解できていません。

    小さくそこまで厚くはないものの、かなりの情報量を持っています。
    そして難易度の高い背景知識を掲載しているので、評論背景知識がゼロ段階の人は、この本を読む前に、簡単な背景知識本を読み終えて置くと良いでしょう。
    そして本書を読み終えれば、小論文で何が問われているのか、どのような意見が適切かを考えられるようになります。

    使い方

    ▶おすすめ使用期間
    3か月程度

    本書は1~3部に分かれています。1部は「論文の基本的な作り方」、2部は「20世紀的知の構造」、3部は「実践問題演習」です。

    1~2部はゆっくり読み進めましょう。難しい内容が書かれているので、ノートを取りながらやるのも良いです。わからなければ読み飛ばすのも手でしょう。かたい内容を、ゆっくりとかみしめながら少しずつ理解して、評論背景知識を身につけてください。

    3部は12部で身につけた知識を、実際の入試問題を使って応用してみようという章です。余裕があれば、一度その入試問題を解いてから解説を読むようにしましょう。
    その後は、解説を読んだだけではもったいないので、学校や予備校の先生に添削してもらい、正しい小論文の書き方を身につけられるとさらによいです。

    1ランク成績を上げるための使い方

    この本は「小論文を学ぶ」がタイトルであるがゆえに、小論文を学習する人だけが対象に思われがちです。
    しかしながら、小論文以外に、現代文を学習している人にも推奨できます。
    なぜなら、この本は評論の書き手の背景知識を丁寧に説明した文章だからです。
    そのため、現代文学習者もこの本を読むことによって、書き手の知識が身につくので、現代文の文章が読みやすくなります。

    小論文の書き始めが分かりません。どうしたらいいですか?

    この人は、おそらく二つの原因があります。一つは背景知識を知らない人。この人は本書「小論文を学ぶ」を読み通すことによって身につけることができます。
    もう一つは、作文の書き方を知らないという人です。
    小論文は内容重視かと思われがちですが、きちんとした今後文、本や論文を書かせるために正しい作文ができているかどうかを確認します。
    そのため、基本的作文ルールを知らない人はいつまでたっても筋の通った小論文しか描けないでしょう。

    この参考書が難しいと感じた場合はこちら!

    この参考書が難しい!感じた場合は、あなたの持っている単語力が足りない可能性があります。
    いきなりは難しいので、まず『読解を深める現代文単語』、『コトバはチカラだ』をはじめて基本的な単語の抜け漏れをなくしましょう。
    それを終えた後なら「小論文を学ぶ」を少し楽に読み進めることが出来ます。

    この参考書の後には何を使ったらよいか?

    背景知識本としては本書「小論文を学ぶ」は網羅的且つハイレベルです。
    それゆえ、わざわざほかの背景知識本を他にやる必要がないでしょう。
    しかし、その代わりに過去問演習に
    各大学の傾向を把握したり、過去問を通して、問題定義として何が正しいかを考えることができます。

    この参考書によくある質問集

    ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom6.gif" name="質問1"]問題演習編は問題を解かなくてもいいですか?[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]正直、問題を解かなくとも大丈夫です。1、2部を読んで理解が十分にできた人がやるべくであって、そうでない方はわざわざする必要はありません。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow4.gif" name="質問2"]解答のとおりに答えを作れません。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”platon1.jpg” name=”作る必要はありません。なぜなら、本書に乗っている答えは70~80%ぐらいの正問性。で、生徒の基本的に持って行ってしまう小論文の点数は5割程度になります。それゆえ、まずは解答ですら、完璧な解答ではないと感じながら、先生の添削を待つことが非常に」大切になります。[/speech_bubble]

    小論文で成績が出なくてお悩みのそこのあなた!

    当塾では偏差値30からの早慶専門塾として、勉強してどうして成績が出ないのか?を完全に理解しています。小論文には勉強のコツがあります。

    また、最速で小論文の成績を上げたい方は当塾までご連絡ください。
    こちらから資料請求をお願いします。

【慶應文|小論文】完全攻略と対策|小論のプロが直伝!

2016.10.19

ページ目次慶應義塾大学文学部の小論文の対策慶應文学部小論文の配点慶應文学部の合格最低点慶應文学部小論文の形式慶應文学部小論文の特徴を理解する慶應文学部の小論文に必要な3つの力とは?資料を読む(読解力・要約力)意見論述(論理的思考力)意見論述(独創力)慶應文学部小論文の対策小論のプロに添削を受ける慶應

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  • 慶應義塾大学文学部の小論文の対策

    慶應義塾大学文学部の小論文試験に向けて、合格のポイントをまとめた貴重な情報です。
    文学部の小論文の形式と特徴が詳細に解説しています。

    慶應文学部の小論文で合格点を取りたいのであれば下記3点の力が必要です。

    1. 要約力
    2. 論理的思考力
    3. 独創力

    小論文対策に悩む文学部受験生にとって必読の内容です。
    小論文の合格点を確実に獲得するためのアドバイスが盛りだくさんです。
    ぜひ参考にして文学部合格を目指してください。

    [toc]

    慶應文学部小論文の配点

    外国語:150/350点 
    小論文:100/350点
    世界史or日本史:100/350点

    慶應文学部の合格最低点

    [keio-bun-gokakusaitei]

    受験生の平均点が55点前後で毎年推移しています。なので、他の受験生に差をつけられないために最低でも半分は取らないといけません。

    慶應文学部小論文の形式

    5000文字程度の日本語を読んで、
    400字程度の要約と自身で論じる400文字

    試験時間は90分。

    過去の慶應文学部の課題文とテーマ一覧

    慶應の文学部では、テーマが多種に富んでいます。またテーマ自体も抽象的なため読みにくい文章が多くなっています。

    [su_spoiler title="クリックで表示。ネタバレ防止のため隠しています" icon="plus-square-2"]

    出題年度 テーマ 課題文の出典
    2021 「正解の出ないこと」 川平敏文『徒然草――無常観を超えた魅力』、
    2020 「集団に属すること」 峯陽一『2100 年の
    世界地図 アフ
    ラシアの時代』
    2019 「能力」について 中村高康『暴走する能力主義――教育と現代社会の病理』
    2018 「中動態」的行為と自由の関係について 國分功一郎『中動態の世界――意志と責任の考古学』
    2017 Living for Todayの経済人類学 小川さやか『「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済』
    2016 「名付けること」 四方田犬彦『犬たちの肖像』
    2015 「科学的な知識」 垂水雄二『科学はなぜ誤解されるのか』
    2014 「異邦人と言葉」 柳田邦夫『言葉が立ち上がる時』|
    2013 「家族」 について 芹沢俊介『家族という意志ーよるべなき時代を生きる』|
    2012 「本の今後」 池澤夏樹(編)小論集『本は、これから』|

    [/su_spoiler]

    慶應文学部小論文の特徴を理解する

    慶應文学部の小論文で合格点を取るためにはまずは慶應文学部小論文の独特な形式になれる必要があります。
    ただ過去問を行う前に、まずは慶應文学部で問われてる特徴を理解しよう。

    要約が出題される

    慶應文学部の小論文の最大の特徴が要約が大問一つ出題されるということです。
    これはどういうことなのか?というと、

    書く力の前にまずは読解力を鍛えよう!ということなのです。

    闇雲に過去問を解いていいってもできるようにはならず、
    まずは文章自体を読む力をつけて、
    つまり、どのようなことをいっていたのか?を文章で表せるようにしましょう。

    読解する文章のテーマが難しい

    先ほど過去問のテーマを見てきた通り、テーマが多岐に渡っていて生半可無知識では難しいです。
    慶應だから国語の対策もいらない・・という気持ちだと痛い目を食らいます。たとえば、慶應だから・・古文は必要ない!と思っていたら「徒然草」についての評論が2021年出題されています。
    現代文のテーマ集を読むことはもちろんのこと、別科目にての知識を使っていき読み解いていく必要があります。

    小論文が合格に大きく関係

    慶應経済学部や法学部は小論文は合否に大きく影響はしていません。英語と歴史、数学科目で足切りがあり多くがそこで合格が決まってしまっているからです。
    ですが、

    注意!
    慶應文学部は足切りもなく点数が100点と大きいため合格に大きく影響しています。

    逆にいうと、小論文の出来次第で逆転も可能ということもできます。

    慶應文学部で合格するためには小論文は何点必要か?

    上述したように最低でも他の受験生と並ぶ55点は必要です。

    ですが、要約ができて論旨をまとめることができれば、
    80点程度の点数を取ることも可能であり大きく他の受験生にアドバンテージを取ることができます。

    慶應文学部の小論文に必要な3つの力とは?

    慶應文学部では、ただ単に文章を書き連ねていくだけでは合格できません。
    下記三点の力を持っていることが必要です。

    1. 課題文の理解(理解力)
    2. 文章を要約し情報を取捨選択する力(文章構成力・論理性)
    3. 問題点を指摘し有効策(問題発見・解決能力)

    具体的にどのような力なのか見ていきましょう。

    資料を読む(読解力・要約力)

    まずは、課題文の読解です。
    課題文に関しては文章自体の難易度はあまり高くはないです。
    ですが、内容をしっかりと理解するためには物事を深く掘り下げて考えることが求められる上に素早く読解し要約することが求められます。

    POINT
    要約をするということ=文章の内容を自身で再構成するという意味。
    読解力に不安のある方はまずは、言葉レベルでの確認を行ってください。

    そのため、新聞をチェックすることは勿論、その上でわからなかった記事をファイリングして要約したり、興味のある記事について知識を深めるために関連した本を読んでみるのが良いでしょう

    文学部では、多岐にわたる範囲からの出題が想定されますので、話題の新書を読むことや人文科学や民俗学に関わる本を読むことが、試験対策に大きく影響するでしょう。加えて、課題文のテーマに関しての歴史的背景なども重視される場合があります。

    意見論述(論理的思考力)

    自らの意見を書くときに重要になる「論理的な思考力」が必要となります。

    小論文における論理的な思考力とは、

    自身の考えを簡潔に、相手に伝わるように筋道を立てる力です。

    少ない文字数の中で、
    自分の主張したいことを中心に述べていけるようになるには練習を積む必要があります。

    論旨をうまく組み立てられるようになるためには、ある程度の論文の型を身につけるのと練習が不可欠です。

    意見論述(独創力)

    意見論述においては独創力・発想力も重要で求められている要素です。

    当たり前ですが、本文内で語られているような意見を自身の言葉で言い換えるというような文章を書いても点数はもらえません。

    かといって、あまりに突飛な意見を述べたところで、
    その根拠付けが曖昧であれば採点者側に「筋の通らない文章である」、という烙印を押されてしまいます。

    しかしながら、先ほどから述べている通り、
    文学部の小論文は文字数の制限があるために、意見論述に組み込める情報量は必然的に狭くなってしまいます。

    そのため、自分の述べたいと考える意見を主軸にして、
    読書などで得た自らの持つ知識や経験を付け加えて自分の意見を肉付けすることで、短いながらも説得力のある小論文に仕上げることができます。

    慶應文学部小論文の対策

    ここまでで慶應の小論文の特徴がわかっていただけたと思います。
    ここからは具体的に慶應小論文の対策としてどのようなことをおこなっていくのかをお伝えしていきます。

    読解力を鍛える

    先ほどから伝えている通り、慶應大学文学部の小論文は要約が半分を占めており、
    また設問の二つ目も読解を前提に話を進めないと合格にはつながりません。

    以上から、慶應大学文学部に合格するためには、読解力を磨くのが必要不可欠だということがわかります。

    慶應文学部に合格するためにおすすめの教材は、『現代文読解力の開発講座』です。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/gendaibun/kaihatsu/"]

    現代文の勉強法として公開している読解力の鍛え方についての記事もよろしければ見てみてください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/gendaibun-benkyo-1/"]

    背景知識の理解

    先ほども過去問のテーマ一覧で見てきた通り、慶應文学部の小論文は 難解なテーマで出題がされることが多いです。

    何も準備なしで対策をするのでは合格は難しいです。最低限の知識として、現代文のテーマ教材である「ことばはちからだ」を実施するようにしてください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/gendaibun/kotobahachikarada/"]

    また余裕のある人は下記を参照資料として手元に置いて辞書代わりに利用すると良いでしょう。※当塾では必須資料となっています。

    [itemlink post_id="18170"]

    小論のプロに添削を受ける

    正直な話をすると、論文は訓練を受けてない大人が多く、
    論文の添削は必ずプロに行ってもらうようにしてください。

    論文指導は大学院以上でないとうけてなく、かつそれを教えるとなると至難の業です。

    費用がかかるので、そばにいる大人である学校の先生に見てもらう・・というのは、
    もちろんしょうがない部分はあります。

    ですが、小論文で論理的に話を組み立てるというのは、慶應文学部合格にももちろん一役かいますし、
    一生涯役に立つスキルです。
    できれば、小論文を専門にしているプロの先生に見てもらうのをおすすめします。

    慶應義塾大学文学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします

    まずは資料請求・お問い合わせ・学習相談から!

    早慶専門個別指導塾HIRO ACADEMIAには、慶應義塾大学専門として文学部への圧倒的な合格ノウハウがございます。

    少しでもご興味をお持ちいただいた方は、まずは合格に役立つノウハウや情報を、詰め込んだ資料をご請求ください。

    また、慶應義塾大学文学部に合格するためにどのよう勉強をしたらよいのかを指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

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【純文系NG!?】慶應商|論文テスト小論文対策、勉強法|慶應の論文指導プロが伝授

2016.07.07

ページ目次慶應義塾大学商学部の論文テスト対策慶應商学部の論文テスト(小論文)の全体像慶應商学部論文テスト(小論文)の配点合格最低点はどれくらい?慶應商学部論文テストの特徴慶應商学部の論文テストの出題形式3パターン慶應商学部の論文テスト過去の出題事例慶應商学部論文テストの対策慶應商学部に合格するには・

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  • 慶應義塾大学商学部の論文テスト対策

    このブログでは、慶應義塾大学商学部の小論文に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。

    基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!

    本ブログ記事は慶應商学部の小論文についての対策についての記事になります。

    慶應商学部の論文テスト(小論文)の全体像

    慶應義塾大学商学部の論文テストは、他の学部の小論文と比べると傾向が大きく異なります。

    また受験者層が純文系の人が多いため難しいと感じる方が多くなるでしょう。

    [toc]

    慶應商学部論文テスト(小論文)の配点

    外国語:200/400点 
    論文テスト:100/40点
    世界史or日本史:100/350点

    論文テストはB方式のみの出題となり、数学と歴史で受けるA方式での出題はありません。

    合格最低点はどれくらい?

    以前の記事でも紹介している通り、

    慶應商学部のB方式はえげつないほど高得点争いになります。

    なので、もちろんこの論文テストも例外ではありません。

    80点近くは得点が取れることが最低限必要になります。

    慶應商学部論文テストの特徴

    慶應商学部の論文テストで合格点を取るためには、
    まずは慶應商学部の論文テストの独特な形式になれる必要があります。

    ただ無目的に過去問を行う前に、
    まずは慶應商学部で問われてる特徴を理解しましょう。

    高得点でないと受からない・・

    まず、初めに理解しておかないといけない重要な事実は、

    慶應商学部B方式での論文テストは
    70-80点程度の高得点を取らないといけないということです。

    通常の入試は65%程度受かるのが普通ですが、、、
    慶應商学部のB方式は80%取れないと受からない年も多々あります。

    本気で慶應商学部に行きたい受験生は、合格に向けて覚悟を決めて受験に臨んでください。

    マーク+記述形式

    慶應商学部の論文テストはその名称からもわかるように他の学部とは異なって、
    マーク式と記述式が混在した珍しいタイプの論文のテストとなっています。

    マーク式は下記の画像のように複数の語彙から、選択する形式となっています。
    日本史、世界史といった科目と同じような形式です。

    記述式の問題は25-40文字程度で記載することが多いです。
    小論文で意見を述べる練習というよりは、自身の説明したいことを短くまとめる練習を積むことが重要です。

    読解力が必要

    慶應の小論文はどの科目も同じですが、慶應商学部はさらに大きな割合で読解力が必要だと思った方が良いでしょう。

    問題形式は他の学部よりも現代文に近いです。

    数学、計算問題

    文系で数学を全くやってない!という生徒が苦手とする問題形式ですね。数学的な計算問題と言われることも多いですが、
    実情は本文内にある文章から立式をするだけで、計算の立て方も文章内に記載されていることが多いです。

    パズル的思考力を問う問題

    下記は過去問からの抜粋で、暗号解読が出題されたことがあります。

    正直、これが出たらお手上げ・・と思ってしまう人も多いです。

    数学的な思考力というよりは、
    このような内容が出ても迷わずに読み解くことができる文章読解力が必要です。

    計算力 < 読解力
    • 計算ができる力も重要ですが、一つ一つ処理ができる読解力の方が重要です。

    グラフ問題

    グラフ問題も慶應商学部は出てくる場合があります。
    この問題は統計学の基礎知識で解く問題ですが、通常のグラフを読み取る問題も今後出てくる可能性があります。

    慶應商学部の論文テストの出題形式3パターン

    受験生の教養(国語の熟語、計算能力、経済、経営の基本事項など)、論理的思考能力を求める試験です。
    制限時間に対して時間が少ないのでできる問題とできない問題を見極めて早急に最後まで仕上げていきましょう。

    • 読解問題
    • 計算問題タイプ
    • 語彙問題

    タイプ1 読解問題タイプ

    読解問題タイプはその名の通り文章を読みとって、空欄補充問題を解くか読解の文章を指定のテーマに従ってまとめるタイプです。

    多少の知識は必要とするものの現代文とほとんど変わらないため、
    このタイプが出題された場合は文系の学生にとっては簡単な問題
    です。

    表やグラフも読解する場合もあるので、表やグラフをどのように読み取るかを見なおしておきましょう。

    タイプ2 計算問題タイプ

    文系専願で高校時代ほとんど数学をしてこなかった学生にとっては難しいかと思います。

    とはいっても計算問題と言っても
    確率、統計学の基礎、関数に対しての基礎的な知識なので問題をこなしていけば全く問題ありません。

    この程度で入学をあきらめているようでは、、

    たとえ入学したとしても必修で微分積分、統計学がある商学部で卒業をするのはかなり難しいと言わざるを得ません。

    慶應商学部は必修で数学があり
    • 慶應商学部では、必修で統計学や微分積分があります。

    CleanShot 2023 09 21 at 01 25 03 2x
    引用:慶應商学部のシラバス 詳細はご自身でこちらから確認してください。
    https://www.students.keio.ac.jp/hy/class/registration/files/webup_sho_1.pdf

    タイプ3 語彙問題

    この問題形式では、故事成語や四字熟語が出題されます。
    近年はあまり出題されていませんが、再度出題される可能性は十分にあります。

    どっちにしろ早稲田大学などの難関大学で受験する際には必要なので、
    現代文の学習の際にぜひ覚えておきましょう

    慶應商学部の論文テスト過去の出題事例

    [su_spoiler title="クリックで表示。ネタバレ防止のため隠しています" icon="plus-square-2"]

    出題年度 テーマ
    2021 「リスク管理」「インセンティブ」
    2020 「偶然性」「リスクと情報」
    2019 「感情労働とはどのようなものか」「暗号の作り方」
    2018 「費用の計算、過去 と現在の価値換算」「3 種のイノベーシ ョンと、その条件」
    2017 「教養人になるとは」「因果関係があると判断するために必要な3つの基準」
    2016 「意見を根拠付けて主張するスキルと民主主義」「データと仮設・検証」
    2015 「期待値理論と意思決定」「人口統計の歴史」「論理命題と反証可能性」
    2014 「浪費と消費」「天然資源をめぐる経済戦略」
    2013 「インセンティブ」「マグリブ貿易商の歴史制度分析」
    2012 「企業の社会的責任論」「渋滞学」

    [/su_spoiler]

    出典を見る限りは経済学や経営学からの出題が多くなっていますね。
    学部がら仕方がないとは思いますが、
    このあたりの知識があまりにもない学生は必要な知識をつけていく必要があります。

    慶應商学部論文テストの対策

    慶應義塾大学商学部の小論文(論文テスト)は、
    かなり特殊のため多くの学生がどのように対策をしていいのか困っているのが現状です。

    確かに、計算問題が出てきたり(とはいっても基礎数学のレベルですが・・・)、

    受験生には馴染みの薄い経済学や経営学の話題が近年出題されています。

    ここからは具体的にどのようなことをしたら良いのか、強化してほしい力別に紹介していきます。

    • 読解力
    • 背景知識
    • 確率統計学の知識

    読解力の強化

    先ほどから伝えている通り、慶應大学商学部に合格するためには、

    様々な形式で問われますが、その根本には

    読解力を磨くのが必要不可欠だということがわかります。

    慶應商学部に合格するためにおすすめの教材は、現代文読解力の開発講座です。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/gendaibun/kaihatsu/"]

    現代文の勉強法として公開している読解力の鍛え方についての記事もよろしければ見てみてください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/gendaibun-benkyo-1/"]

    背景知識の強化

    先ほども過去問のテーマ一覧で見てきた通り、

    慶應商学部の小論文は高校生には馴染みない経済や統計、経営といったテーマで出題がされることが多いです。

    余裕のある人は下記を参照資料として手元に置いて辞書代わりに利用すると良いでしょう。※当塾では必須資料となっています。

    [itemlink post_id="18170"]

    その他、時間に余裕があってどうしても慶應商学部に行きたい人向けの参照教材です。
    インセンティブなどのミクロ経済学の概念は何回か過去に出題されています。
    その他ゲーム理論、情報の非対称性といったミクロ経済学から毎年出題されているので、
    高校1、2年生、浪人生で時間に余裕のある人は読んでみても良いでしょう。
    何度も伝えますが時間に余裕のある人向けです。

    [itemlink post_id="18188"]
    [itemlink post_id="18190"]

    多くの人には必要ないとは思いますが、
    時間に余裕のある浪人生で数学がどうしても苦手。。。
    だけどさきほどのような暗号がでたら手に負えない・・という人は、
    下記のような公務員試験の教材をやって備えるのもありです。

    [itemlink post_id="18185"]
    背景知識をつけるのに時間をかけすぎてはダメ
    • 上記で紹介した本は、あくまで二次的に使用しましょう。
      こういった本はわかりやすく、普段自分が使っている参考書よりもはるかに面白かったりします。
      ですが、上記本を覚えたからといっても合格するわけではありません。慶応商学部B方式で合格するための最優先は、英語と地歴です。

    [慶商頻出]確率統計学の知識

    Casino

    先ほどの背景知識の部分と同じですが、
    特に確率統計学の知識が慶應商学部は出ることが多いです。
    確率の計算をさせることが以前にあったので確率がわからない・・という人は見てみても良いでしょう。

    [itemlink post_id="18192"] [itemlink post_id="18189"]

    プロの添削

    正直な話をすると、
    論文は訓練を受けてない大人が多く、そのような人からのアドバイスは正直役に立ちません。

    論文の添削は必ずプロに行ってもらうようにしてください。

    また、小論文で論理的に話を組み立てるというのは、
    慶應商学部合格にももちろん一役かいますし、一生涯役に立つスキルです。

    できれば、小論文を専門にしているプロの先生に見てもらうのをおすすめします。

    慶應商学部に合格するには・・・正直英語が最優先

    English

    ここまで慶應商学部の小論文の話をしてきましたが、

    慶應商学部B方式で合格したいのであれば、、英語で80%以上取ることが必須になります。

    この点数を取らないとそもそも、合格の基準にあがりません。

    そのため、まだ英語ができてないという人は、

    最優先で英語の対策をするようにした方が良いでしょう。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/keio/shougaku/ksh-english/"]

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    まずは資料請求・お問い合わせ・学習相談から!

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【慶應義塾経済学部小論文】0から小論文対策|慶應専門塾のプロが直伝!

2016.07.07

ページ目次慶應義塾大学経済学部の小論文の対策慶應経済学部小論文の配点慶應経済の合格最低点と目標得点慶應経済学部小論文の形式【慶應経済】小論文の特徴とは【慶應経済】小論文過去の出題事例慶應経済学部小論文の対策慶應経済学部の小論文の全体像慶應経済学部対策のための小論文の基礎動画慶應義塾経済に圧倒的な実力

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  • 慶應義塾大学経済学部の小論文の対策

    このブログでは、慶應義塾大学経済学部の小論文に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。
    基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!

    本ブログ記事は慶應経済学部の小論文についての対策についての記事になります。
    慶應小論文の配点や合格最低点他の科目についてこちらのページをご覧ください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/taisaku/keio/keizai/profile/"] [toc]

    慶應経済学部小論文の配点

    外国語:200/420点 時間100分
    歴史(日本史or世界史):150/420点 時間90分
    小論文:70/420点

    [word_balloon id="1" balloon="line" name_position="under_avatar" name="ブタトン" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="false" avatar_hide="false" box_center="false" font_size="17" name_color="#10193a" position="R" bg_color="#8de055" font_color="#fff"]小論文のみの受験者平均は公表されていませんが、大体半分くらいは取れないとまずいです。[/word_balloon]

    慶應経済の合格最低点と目標得点

    最大得点が70点となっている経済学部の小論文では35−40点取れていれば、良いでしょう。
    読解ができて、適切な日本語で記載することができていれば、決して難しくない点数です。
    逆にこの点数が取れてないようだと、合格は難しいです。

    慶應経済学部小論文の形式

    例年200字程度の要約問題+自身の意見を述べる問題構成になっています。
    小論文に書き慣れていないと7~800字の文章を読解に加えて60分で行なうのは難度が高いです。

    【慶應経済】小論文の特徴とは

    慶應経済学部の小論文で合格点を取るためにはまずは慶應経済学部小論文の独特な形式になれる必要があります。
    ただ過去問を行う前に、まずは慶應経済学部で問われてる特徴を理解しよう。

    1. 要約
    2. 説明問題

    要約が出題される

    慶應経済学部の小論文では要約形式が大問一つ出題されることがあります。
    これはどういうことなのか?というと、

    書く力の前にまずは読解力を鍛えよう!ということなのです。

    闇雲に過去問を解いていいってもできるようにはならず、
    まずは文章自体を読む力をつけて、
    つまり、どのようなことをいっていたのか?を文章で表せるようにしましょう。

    説明問題が出題される

    慶應経済学部の小論文では現代文のような説明問題が大問一つ出題されることがあります。

    近年は単純な要約というよりも、こちらの説明問題が出題される傾向が高いです。

    とはいえ、本文からの該当箇所を引っ張ってくるということは考え方としては要約問題とは変わりません。

    要約問題が出題された時と同様に読解力を鍛えるようにしていきましょう。

    要約/説明問題で合格点を取るには

    要約の基本となるのは読解です。それを踏まえて、他に注意すべき点は何でしょうか。

    原文から文章をそのまま引っ張ってきて繋ぎ合わせて要約文を作ってしまうのは良くありません。
    これでは、単に文章を引用しただけなので、要約ではありません。そのため、自分の言葉でしっかりと書き換えましょう。
    しかし、ココで注意しなければならないのですが、自分の言葉で書き換えようとするあまり自分の主観的な考えを入れてしまうのはご法度です

    ②要約は第三者の視点から書く必要があります。
    そのため、自分が著者であるかのような表現は使うべきではありません。よって、「筆者は、○○と考える」という書き方がより良いです。

    ③原則として、具体例を要約に入れる必要はないです。
    筆者はその具体例によって、文中の一般的な事柄を読者に分かりやすく説明するのが目的です。
    その一般的な事柄が要約に入っていれば、具体例をもう一度要約へ組み込む必要はありませんよね。

    ④最後に重要なのですが、要約とは、文章を読んでいない人に対して、その内容をわかりやすく説明するものです。
    つまり、その要約文で文章の概要が理解できるようなものにするべきだと言えます。

    短文論述の対策

    大問二つ目に300−400字程度で意見を求められる短文論述が出題されます。
    問題文には課題文に捉われず・・とは記載されていますが、課題分と全く違ったことを言ってください。と言っているわけではありません。

    前提条件として、課題文が読めていることが必要になります。
    なので、小論文で意見を言うのが苦手・・・と言って対策を怠る前に、
    小論文対策の一環として読解力を鍛えるようにしていきましょう。

    【慶應経済】小論文過去の出題事例

    過去の出題事例を見てみますと、経済学よりの出典が多いですね。
    ですが、2012年度の例もありますように経済学そのものがでない場合も多々あります。
    そうした場合に備えて様々なことに感心を持って教養、知識を持っておくようにしましょう。

    慶應経済学部小論文の対策

    ここまでで慶應の小論文の特徴がわかっていただけたと思います。
    ここからは具体的に慶應小論文の対策としてどのようなことをおこなっていくのかをお伝えしていきます。

    読解力を鍛える

    先ほどから伝えている通り、慶應大学経済学部の小論文は要約、説明問題が半分を占めており、
    また設問の二つ目も読解を前提に話を進めないと合格にはつながりません。

    以上から、慶應大学経済学部に合格するためには、読解力を磨くのが必要不可欠だということがわかります。

    慶應経済学部に合格するためにおすすめの教材は、現代文読解力の開発講座です。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/gendaibun/kaihatsu/"]

    現代文の勉強法として公開している読解力の鍛え方についての記事もよろしければ見てみてください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/gendaibun-benkyo-1/"]

    背景知識の理解

    慶應経済学部の小論文では、現代の経済を踏まえた出題が出てくることがあります。

    下記教材を参照資料として手元に置いて辞書代わりに利用すると良いでしょう。
    ※当塾では必須資料となっています。

    [itemlink post_id="18170"]

    小論のプロに添削を受ける

    正直な話をすると、論文は訓練を受けてない大人が多く、
    論文の添削は必ずプロに行ってもらうようにしてください。

    論文指導は大学院以上でないとうけてなく、かつそれを教えるとなると至難の業です。

    費用がかかるので、そばにいる大人である学校の先生に見てもらう・・というのは、
    もちろんしょうがない部分はあります。

    ですが、小論文で論理的に話を組み立てるというのは、慶應経済学部合格にももちろん一役かいますし、一生涯役に立つスキルです。
    できれば、小論文を専門にしているプロの先生に見てもらうのをおすすめします。

    慶應経済学部の小論文の全体像

    当塾の専任講師である鈴木が慶應経済学部の全体像を0からお伝えして、合格までに何をしたら良いのかを動画にてお伝えします。

    慶應経済学部対策のための小論文の基礎動画

    そもそもの慶應の小論文の基礎ができてない人は、こちらで小論文の基礎を動画でお伝えしています。Part1からPart3まであるので、クリックしてご覧ください。
    音が出ますので注意してください。

    慶應義塾経済に圧倒的な実力で合格できる専門対策

    まずは資料請求・お問い合わせ・学習相談から!

    早慶専門個別指導塾HIRO ACADEMIAには、慶應義塾大学専門として経済学部への圧倒的な合格ノウハウがございます。

    少しでもご興味をお持ちいただいた方は、まずは合格に役立つノウハウや情報を、詰め込んだ資料をご請求ください。

    また、慶應義塾大学経済学部に合格するためにどのよう勉強をしたらよいのかを指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

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【慶應義塾大学法学部小論文】0から小論文対策|小論のプロが直伝!

2016.07.06

ページ目次慶應義塾大学法学部小論文の完全対策慶應法学部小論文の全体概観慶應法学部小論文を解く際の考え方慶應法で圧倒的な実力で合格できる専門対策 慶應義塾大学法学部小論文の完全対策 本ブログ記事では慶應大学法学部の小論文の入試でどのような対策、準備をしたら良いのか?をお伝えしていきます。 慶應法学部の

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  • 慶應義塾大学法学部小論文の完全対策

    本ブログ記事では慶應大学法学部の小論文の入試でどのような対策、準備をしたら良いのか?をお伝えしていきます。

    慶應法学部の小論文に必要なのは?
    • 何が求められているかを理解する
    • 知識と論理的思考力を鍛える

    法学部の入試では、法律、政治、最近の話題、または倫理に関する小論文が出題されることが多いです。
    このような問題に対応するためには、これらのテーマについて基本的な知識が必要です。

    具体例: 法律の基本的な用語(例えば、「憲法」や「民法」)や、政治に関する基本的な制度(例えば、「民主主義」や「三権分立」)について学ぶ。

    入試で良い結果を出すためには、ただ知識を持っているだけでなく、その知識を使って論理的に考え、自分の意見をしっかりと述べる能力も必要です。

    具体例: 「スマホの使用が子供に与える影響」についてのデータや研究を集め、それを基に自分の意見を形成し、論理的に説明できるように練習する。

    [toc]

    慶應法学部小論文の全体概観

    字数1000字以内 90分

    ただ単に、文章を書き連ねていくだけではなく、文章内容を理解してるのか?(理解力)やいかに文章を上手くまとめるチカラがあるのか?(文章構成力・論理性)や豊富な発想力などが期待されています。
    受験生が陥りがちなミスとしては、

    • 突飛すぎること
    • 文章が定型文過ぎること等が挙げられます。

    問題文自体の読解の難易度は高いですが、落ち着いて読めば筆者の論点とそれに対比している意見が浮き彫りになってきます。
    それらを元に要約を行っていけば、良い文章を書く材料となるでしょう。
    (稀に、問題に要約の可否について書かれていない場合もありますが、基本は小論文の先頭に2割5分〜4割弱の要約を付けましょう。)
    しかし、問題文を読解し、要約し、自分の考えをまとめるのには90分はそう長くありません。
    そのため、普段から物事を考える癖を付けておきましょう。

    慶應法学部小論文を解く際の考え方

    それでは実際の入試での進み方を1ステップずつ解説していきます。
    ご参考にしてみてください。

    1. step1
      課題文を読む
    2. step2
      文章構成・論理性
    3. step3
      意見論述・独創力

    ステップ1 課題文を読む(読解・理解力)

    1. step1
      課題文を読む
    2. step2
      文章構成・論理性
    3. step3
      意見論述・独創力

    (目標時間15分)

    まずは、課題文の読解です。先ほども書きましたが、慶應義塾大学法学部の小論文では、法律や政治等に関する課題文が多いです。そのために、普段からそれらの文章に馴染んでおいた方が絶対にいいでしょう。そのことが、本番でも落ちついて課題文を読むことに繋がります
    もし新聞をとっているならば毎日、政治や法律、国際関係に関わる記事に目を通すことに加えて、社説を読むことも読解力を上げることや良い文章を書く手助けとなります。

    当塾では現代文の勉強時に使用する『コトバはチカラだ!』『読解を深める現代文単語』といった教材で文章の中に出てくる難解な単語を自身で噛み砕いて理解する練習をすると良いでしょう。

    要約をすること=文章の内容を自身で再構成するという意味ですので、中途半端な理解では文章を要約することはできません。読解力に不安のある方はまずは、コトバレベルでの確認を行っていくと良いでしょう。

    事前に読んでおくと良いのは?

    加えて法律学科を目指す方ならば、『父と娘の法入門 (岩波ジュニア新書 (519))』が良いでしょう。
    法学者である筆者が、娘に対して法律をわかりやすく教えるというもので、スラスラ読める上に内容もしっかりしているので、将来法律学科に進む人にも政治学科に進む人にもおすすめできる本です。まさに、法律初学者向けといったところでしょうか。

    [itemlink post_id="23028"]

    他には、法律学科であればJuristや、法学セミナーなどで、自らが気になった巻を買って、法実務に携わる人たちの考えに触れてみるのもいい刺激となるでしょう。
    また、政治学科に進みたいと考える人は 『はじめて出会う政治学―構造改革の向こうに (有斐閣アルマ)』などの初学者向きの本を読むのもいいでしょう。他には、プラトンの『国家』などやモンテスキューの『法の精神』などの政治哲学・社会学の古典の名著もお勧めします。政治哲学・法哲学の課題文を読み解くには相当程度役立つでしょう。

    [itemlink post_id="23029"] [itemlink post_id="23031"]

    ステップ2 文章構成・論理性

    1. step2
      文章構成・論理性
    2. step3
      意見論述・独創力

    次は、自らの意見を書くときに重要になる「論理的な思考力」や、文章の説得性を強めるための「文章構成力」が問題となります。
    まず、文章を読んで自分が述べたい結論を最初に書くのも一つの手です。それにより、文頭で自分の立場を明らかにすることができるため、その意見を核に文章展開をすることが楽になります。
    次に、筆者の立場と自分の立場を比較させて書くことも重要となります。文章を読解したということを理解することを採点者に明示するためにも重要です。事前に文章を読解しているのですから、好き勝手に文章を書くのはいけません。
    また対比を用いることで、自分の文章に厚みを持たせることが可能になります。もちろん、自らが見つけたその対比を乱用するだけではなく、自分の主張したい意見と関連付けましょう。

    「論理的な思考力」は一昼夜で得られるものではありません。
    ですが自身に「論理的な思考力」がないからと言って悲観的になるのではなく、まずは上手な人の文章を真似したり、参考にしたりすることから始めましょう。
    特に、上記の本の作者はそれらの道の専門家なのですから内容に注目するのはもちろんのこと、上手なものの言い回しや語尾の使い方などを取り入れていくことが上達の第一歩となっていきます。

    ステップ3 意見論述・独創力

    1. step3
      意見論述・独創力

    法学部の論述力問題において肝になってくるのは、いかにして課題文と自らの意見を関連づけて文章を展開できるかと言えます。
    急に、自分の意見を述べろと言われたところで思い浮かぶものではないでしょう。
    しかしながら、上記の通り新聞や多様な本を読むことで、法哲学や社会学における問題点を見いだせる蓋然性は大幅に上がります。
    そこで、意見論述において求められているのは独創力・発想力です。

    もちろん、その発想や独創的な考えが突出しすぎる必要はありませんが、散々語られているような意見を述べたところで、それはあなた自身の意見とは言えません。かといって、あまりに突飛な意見を述べても、その根拠を1000字で述べるのは楽なことではないでしょう。
    ですから、ある程度独創的な意見を本番前までに自分の中で醸成させておきましょう。
    そして、数百字程度で自分の意見をまとめておくことで、本番でも臆することなく記述できるでしょう。

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