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【早稲田 法|英語】完全対策とおすすめ勉強法【描写英作文の対策が鍵!】

2016.06.29

ページ目次早稲田大学法学部の英語の対策早稲田大学法学部の英語全体概観早稲田法の英語の大問ごとの配点予想早稲田法英語の時間配分早稲田法の長文問題の対策早稲田法学部の要注意点早稲田法学部の文法問題の対策早稲田法|英作文の対策早稲田法学部に合格するための参考書早稲田大学法学部に圧倒的な実力で合格できる専門

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  • 早稲田大学法学部の英語の対策

    このブログでは、早稲田大学法学部の英語に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。
    基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!

    [word_balloon id="1" position="L" size="M" balloon="line" name_position="under_avatar" radius="radius_12" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" font_color="#ffffff" bg_color="#70a6ff" font_size="22" balloon_full_width="true"]早稲田の中でも難関と言われる法学部ですが具体的にどのように合格水準に持っていくのかをお伝えしますね![/word_balloon] [toc]

    早稲田大学法学部の英語全体概観

    早稲田の中では設問のバランスが良く、
    英語を普段から本質的に勉強している学生であれば難なく高得点を取れる学部です。

    英作文対策をしていなかったり、
    長文を論理的に読む練習をしていなかったりなど、
    どこか1つでも適当に勉強していると途端に難しく感じられてしまいます。

    普段の勉強では英語力全体を高めていくことを意識した勉強が必要です。

    大問 種類 語数
    1と2 長文問題 各約1000Words
    3 文法句動詞問題
    4 表読み取り or
    4択文法
    5 正誤問題
    6 4択空所文法
    6 英作文(グラフ、Email)
    7 英作文(描写、解釈)

    長文読解2題、文法・語彙問題・発音、和文英訳、自由英作文といったバラエティに富んだ問題がが出題されます。

    注意して!
    • 大問数は年によって、減ったり増えたりするので、本番では解く前に必ず全体像を把握しましょう!

    法学部の問題は非常に量が多いため「情報処理能力が早く類推力がある人を求めている」問題であることが分かります。

    日頃から論理を軽視せずに、
    なぜ間違えたのか?なぜこのように言えるのか?となぜを考え、
    主張と根拠を意識することに取り組みましょう。

    [word_balloon id="1" position="L" size="M" balloon="line" name_position="under_avatar" radius="radius_12" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" font_color="#ffffff" bg_color="#70a6ff" font_size="22" balloon_full_width="true"]論旨をとるのと細かい情報を即座に判断する処理能力が必要です[/word_balloon]

    早稲田法の英語は何点取れば良いのか?

    早稲田法学部の英語は何点取れば良いのか?というのは皆が気になる話題となります。

    合格最低点と平均点から大体どれくらい取れば良いのか?というのは予測することはできます。

    早稲田法の合格最低点

    早稲田大学法学部の合格最低点は、60%前後になっています。
    点数は標準化されていますので、素点計算ではもう少し点数を取る必要があるでしょう。

    素点ベースで何点?
    • 追加で10点くらい取れれば合格可能性は高いです。
    年度 配点 合格最低点 得点率 (%)
    2023 150 90.25 60.17
    2022 150 89.895 59.93
    2021 150 90.295 60.20
    2020 150 90.295 60.20
    2019 150 92.745 61.83
    2018 150 91.745 61.16

    早稲田法の英語の平均点

    早稲田法学部の英語の素点ベースでの平均点は50%程度です。

    年度 点数 得点率
    2023 28.173 46.955%
    2022 26.844 44.740%
    2021 27.987 46.645%
    2020 27.736 46.227%
    2019 30.474 50.790%
    2018 33.338 55.563%

    結局何点くらい取れば良いのか?

      各科目ごとの点数

    • 外国語:60/150点
    • 国語:50/150点
    • 地歴or数学:40/150点

    早稲田法学部の平均点はどの科目も50%くらいが平均です。

    早稲田法英語で合格に必要な点数とは

    ここまでの内容を考慮すると、42点(70%)程度は素点で取る必要があるでしょう。

    早稲田法の英語の大問ごとの配点予想

    それでは、設問ごとの早稲田法学部の英語の配点を見ていきましょう。
    ただし、ここからは公表されている部分ではないので、
    予想になりますので、ご注意ください。

    大問 種類 配点 難易度
    1 長文問題 16~18 ★★★
    2 長文問題 16~18 ★★★
    3 文法句動詞問題 各1点
    4 表読み取り or
    4択文法
    各1点
    5 正誤問題 各1点
    6 4択空所文法 各1点 ★★
    7 英作文(グラフ、Email) 3,4点 ★★
    8 英作文(描写、解釈) 6~8点 ★★★★

    早稲田法合格のためには長文と作文が鍵

    早稲田大学法学部に合格するためには、長文と作文が合格の鍵になります。
    大体その大問だけで50点近くの点数になっています。
    ここでの点数がどれだけ取れるかが、合格に大きく関わってきます。

    絶対ダメな戦略
    • 受験生の中には、長文のどちらからだけ終わればOKと考えてどちらから一つだけ完璧に仕上げる!としてもう一つの点数が悲惨になっても良いと考えている受験生がいるが、それでは合格はかなり難しいので、両方とも点数を取れるようにしてください。

    早稲田法英語の時間配分

    文法問題は早く正確に解き切れるようになる実力が必要です。

    また、早稲田法学部の長文問題を30分以内で読み解けるようになるには、
    かなりの速読速解力が必要ですので、
    入念に過去問に取り組むようにしてください。

    大問 種類 難易度 時間
    1 長文問題 ★★★ 25~8分
    2 長文問題 ★★★ 25~8分
    3 文法句動詞問題 3分
    4 表読み取り or
    4択文法
    3分
    5 正誤問題 3分
    6 4択空所文法 ★★ 5分
    7 英作文(グラフ、Email) ★★ 10分
    8 英作文(描写、解釈) ★★★ 10分

    早稲田法の長文問題の対策

    それでは、ここから具体的に早稲田大学法学部の英語の対策を見ていきましょう。

    • 1題 約1000words

    毎年超長文読解問題が2題出題されています。
    超長文を読破するためには無闇に多読をするのではなく精読を重視して、文章内の筆者の主張をとる訓練をしてください。

    無闇にたくさん読むのはNG

    筆者の主張をとるのに1番効果的なのは、パラグラフを要約する訓練です。
    残念ながら、たくさん読むだけでは英語はできるようになりません。
    パラグラフごとにどのようなことを言っているのかをまとめる訓練をしていきましょう。

    当塾では、このような要旨要約問題の訓練をかなり積んでいきます。

    そのため、ACADEMIAの塾生はこうした論旨要約問題が大得意です。

    また、筆者の主張を問われる問題は、
    主張問題は根拠の場所を見つけるだけの単純な内容一致よりも点数が高いです。
    そのため、確実に点数を取れるようにしてください。

    早稲田長文問題の分類と難易度

    早稲田大学法学部の英語の問題の種類は多岐にわたっています。

    特に段落要旨問題、内容不一致問題は頻出なので、できるようにしていきましょう。

    問題形式 難易度
    段落要旨問題 ★★★★
    内容一致 ★★
    内容不一致 ★★★★
    語句言い換え
    筆者の主張 ★★★
    発音

    [早稲田法頻出]段落要旨問題の対策

    近年は出題がありませんでしたが、例年出題のある形式ですので、必ず対策をしておいてください。

    選択肢12個の中から8つが答えになります。この選択肢をどのように選んでいくかが合格点を取るための肝になります。

    論旨がとれていれば本文で確認をしなくても間違っている!といえる選択肢も多いので、
    筆者の主張をとる訓練をしてください。

    具体的な勉強方法として

    パラグラフを読む際に、どこが筆者の意見になっているのか?を意識して読むようにしてください。
    漠然と読むのではなく、筆者の主張となりやすい下記表現は要注意です。

    筆者の主張となる表現
    • 法助動詞/副詞
    • 形式主語

    パラグラフリーディングのストラテジーはパラグラフのルールをわかりやすく伝えてくれているので、
    この辺りの知識がない人は、読んでおくと良いでしょう。

    [早稲田法頻出]内容一致 and 不一致問題の対策

    長文問題の定番問題です。

    内容一致問題であれば、すぐ解ける問題ですが、内容不一致問題は処理に時間がかかります。
    文章のいろいろなところに、チェックすべき点があるので、それを探して確かめることが大切です。
    選択肢はそんなに難しくないのですが、、
    どれだけ早く答えを出せるかがポイントです。

    ポイント

    予め選択肢の固有名詞など読解のヒントになる単語をチェックして、、
    本文を読みながらチェックした単語の意味を確認していくように読んでいくのがよいです。

    [word_balloon id="1" position="L" size="M" balloon="line" name_position="under_avatar" radius="radius_12" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" font_color="#ffffff" bg_color="#70a6ff" font_size="22" balloon_full_width="true"]不一致問題は比べる部分が多くなるので、難易度は大きく上がります[/word_balloon]

    [早稲田法頻出]語句言い換え問題の対策

    単純な単語のテストではありません。
    文中に当てはめてみてその単語が持っている意味を優先させて解きましょう。

    ただし、英検1級レベルの単語、表現を知っていればかなり有利になることも間違いありません。
    余裕のある受験生(偏差値70水準)は、やっておくのをおすすめします。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/syagaku/waseda-syagaku-english-tangocho/"]

    [早稲田法頻出]筆者の主張の対策

    段落ごとの要旨ではなく、文章全体のパラグラフから筆者の主張をとります。

    単純に文章の一部に書いてあったから答えとなるわけではなく、論旨を掴んでいく練習をする必要があります。

    [word_balloon id="1" position="L" size="M" balloon="line" name_position="under_avatar" radius="radius_12" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" font_color="#ffffff" bg_color="#70a6ff" font_size="22" balloon_full_width="true"]苦手な人が多い問題ですが、主張がどのような部分に現れるのかを意識していくことで合格水準まで持っていくことが可能です[/word_balloon]

    重要

    この問題ができたかどうかで、読みが成功したかどうかがわかります。
    問題自体は読めていれば難しくはないのですが、
    この問題で迷ってしまう人は、文章を読みながらまとめる癖をつけていきましょう。

    発音アクセント問題の対策

    発音問題、アクセント問題は、普段から音読を重視した勉強をしているかを問われています。対策はセンター試験のレベル感で問題ありません。

    [word_balloon id="1" position="L" size="M" balloon="line" name_position="under_avatar" radius="radius_12" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" font_color="#ffffff" bg_color="#70a6ff" font_size="22" balloon_full_width="true"]20年以降はアクセントが出ないので別途対策が必要だね![/word_balloon]

    過去の早稲田大学法学部の長文テーマ一覧

    [su_spoiler title="クリックで表示。ネタバレ防止のため隠しています" icon="plus-square-2"]
    2021  オンライン討議を 政策決定に生かす (評論)スポーツにおける 身体検査と性差と いう問題(評論)
    2020 「人種意識 と 個人主義 」「鉄道の発達 と環境問題」
    2019 「平均値の落と し穴」 「読書 と受刑 者」
    2018  「有機農法の 是非」「Can You Keep a Secret?の一節」
    2017  「フィンランド刑 務所の特徴」「アメリカにお けるマイノリティ」
    2016 Ⅰ.結婚の形態の流動性と今日の変化 Ⅱ.ビデオゲームの教育的効果
    2015 Ⅰ.中国のエコシティ計画 Ⅱ.道徳感覚の起源
    2014 Ⅰ.動物の権利と人権 Ⅱ.大規模スポーツ大会の功罪
    2013 Ⅰ.中国紙幣の歴史 Ⅱ.厳冬シベリア自転車紀行
    2012 Ⅰ.欧米諸国の貧富の差 Ⅱ.四角認識とその盲点
    2011 Ⅰ.アメリカ食糧事情 Ⅱ.国民携帯電話使用法
    2010 Ⅰ.自然とのふれあい 今昔 Ⅱ.表現の自由と規制
    [/su_spoiler]

    権利と人権、表現の自由と規制、大規模スポーツ大会の功罪など考えさせられる法学的なテーマが多いですね。それ以外ですと、社会論、経済論が頻出です。また、タイトルを見てわかる通り対比が出題されやすい傾向があります。

    今と昔などの時間軸での対比、貧富の差、功罪など、対比を使い論を展開していくのでパラグラフ数が増える傾向があります。

    1パラグラフ1メッセージのルール
    • パラグラフが多いと文章も多くなってしまうので途中で迷ってしまいそうですが、1パラグラフで筆者の主張は1つだけです。
      このことを知っているだけでも、パラグラフの問題は非常に解きやすく、次の論を頭の中で展開しながら読めることが可能になります。
      長文は長いですが、論理の展開自体は単純です。

    早稲田法学部の要注意点

    現在では大問1,2とも評論文ですが、
    過去には2000wordを超える小説が出題されたこともあるので余裕のある学生は、過去年度に戻って小説の問題をといておいた方がよいでしょう。小説問題と評論問題では読み方が異なるので、その違いに入試当日対応していくのは対策なしでは至難の業です。

    国際教養学部の問題も早稲田法学部に非常に似ているので相互交換が可能です。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/kokkyo/wkokkyou-english/"]

    早稲田法学部の文法問題の対策

    早稲田大学法学部の文法問題は、
    聞かれている知識自体はそこまで難しいものではないのですが、
    下記のような形式で急に出てきたりなどしますので要注意です。
    CleanShot 2023 09 13 at 10 38 24 2x

    早稲田法学部正誤問題の対策とは?

    正誤問題は、文法の’知識’があるだけでは太刀打ちできません。
    正誤問題に焦点をあてた練習を繰り返し経験値を貯めておくことが大事です。
    一般の文法書を1冊終えたあとに正誤問題の本を解き、間違えを警戒する力をつけましょう。

    選択肢の中にALL CORRECT(間違いなし)が加わっているため難易度が高いです。

    自信を持って答えることができないと全問失点ということも考えられますので、
    何冊か正誤問題を解いてどのように見たらよいのかを確認しておきましょう。

    早稲田の社学と傾向が似ているので、社学を受けない人でも社学の問題を解いてみると良いでしょう。

    警告

    ただし、難易度は社学の方が高いので、
    法学部の過去問手持ちの参考書が一通り終わった人のみでOKです。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/syagaku/wshagaku-english/"]

    早稲田法学部4択文法問題の対策とは?

    文法選択問題は、4つの選択肢のなかで1つだけ入ることができない選択肢を選ぶ問題です。
    文全体の意味や後の形ををみて論理的に解きましょう。

    前置詞、副詞補充問題は、100語程度の文中にある空欄に前置詞や副詞をいれる問題です。
    正誤問題とも絡んでくる前置詞ですが、
    前置詞はイメージで覚えることが大事です。

    基本動詞を使った句動詞を覚えたり、前置詞をイメージで覚えておくと、
    熟語やイディオムも丸暗記する必要がなく、ここの大問での正解率もグッとあがります。

    早稲田法はさまざまな問題形式がでてくるので要注意!

    和文英訳が、以前はでていましたが、近年はあまりでていません。

    過去年度のは非常に基礎的な問題ですので、早稲田大学法学部を目指す生徒であれば満点は狙いたい問題。
    和訳の基本はアウトプットの繰り返しと添削になります。
    早稲田法学部では、指定語句がありますのでその場で自分で英訳できる力が求められます。
    ここができなければ、次の大問の自由英作文は歯がたちません。

    また整序問題も出題される場合があります。日頃から文構造を意識して文章を読むことと、動詞の語法や熟語を知っている必要があります。

    早稲田法|英作文の対策

    以前は自由作文は80 語程度の自由英作文の問題(与えられたテーマに関して、自分の意見を1~2つの理由を添えて述べる)というのが通例出ていた問題ですが、

    ここ数年はイラストの描写をするのが問題となっています。
    Write a paragraph in English explaining what this image means to you. というのが設問です。

    80584751 206014423764938 4411661055607935882 n

    ポイント

    絵の描写だけではなく、解釈もセットで説明ができるかどうかがポイントになります。
    どちから一つだけではなく、描写をして、解釈まで描けるように練習をしておくと良いでしょう。

    対策の仕方
    過去問を解くというのがもちろん最優先。ただ描写するだけでなく、そこから洞察をかけるのか?というのがポイントになります。と東大や一橋でも同じような問題が出ていたことがあるので参考にすると良いでしょう。
    また2021年度の出典がまさかのSNSのPintarestからでしたので、そこで色々なイラストを見て自分で描写する練習をしても良いと思います。

    何個か例をpintarestから引っ張ってくるので、考えてみましょう。

    過去の法学部の自由英作文テーマ一覧

    [su_spoiler title="クリックで表示。ネタバレ防止のため隠しています" icon="plus-square-2"]
    2021 イラスト描写問題
    2020 イラスト描写問題
    2019 イラスト描写問題
    2018  冊子本とデジタル 本
    2017 「世界人口の推移 が抱える問題」
    2016 身体的暴力が伴う種目をオリンピックで行うことの是非
    2015 日本国籍を持たない永住者に選挙権を与えるかどうか
    2014 国別収入の男女格差
    2013 化粧品、医療品開発における動物実験について
    2012 slow is better について
    2011 高校生アルバイトの是非
    2010 美容整形など身体にメスを入れることの是非
    [/su_spoiler]

    作文対策第一歩としてなんとしても伝えたいのが’正しい’英文が書けるようになることです。難しい言葉を使う必要はなく、ミスのない中学生レベルの簡単でシンプルな英語で書けるよう練習しておく必要があります。

    その他早稲田法学部で出題される作文

    Graph

    早稲田大学法学部では例年自由英作文以外に作文が出題される場合があります。
    近年だと2017年グラフ説明、2018年グラフ説明、2019年描写説明。特にグラフ説明問題については、1センテンスなので問題のレベルは高くはありませんが、棒グラフや、円グラフなどを読み慣れている必要があるでしょう。
    CleanShot 2023 09 13 at 10 47 55 2x

    早稲田法学部に合格するための参考書

    当塾で使用している早稲田大学法学部に合格へ必要な参考書を紹介します。もちろん、当塾の場合は一人一人個別にカリキュラムを作成するため下記のようなカリキュラムは一例となります。参考書は何をやるかよりも、どのような目的で使用するかというが大事です。闇雲に行って情報量に圧倒されてしまうのではなく、1つ1つ目的意識を持って勉強していきましょう。
    参考書だけでの独学での合格はかなり難しく、初学者の場合は指導なしでやってしまうと下手な癖が付く可能性が高いです。下手な癖がつくと、その癖を治すのに手一杯で結局志望校に受からないというケースが多くなっています。浪人しても成功しない人はこの辺りに理由があります。
    ご心配な方は一度カウンセリングを受けて見ると良いでしょう。カウンセリングはこちらからどうぞ。

    当塾で使用している早稲田大学法学部に合格へ必要な参考書を紹介します。
    もちろん、当塾の場合は一人一人個別にカリキュラムを作成するため下記のようなカリキュラムは一例となります。

    参考書は何をやるかよりも、どのような目的で使用するかというが大事です。

    闇雲に行って情報量に圧倒されてしまうのではなく、

    1つ1つ目的意識を持って勉強していきましょう。

    では、具体的に参考書をみていきましょう。

    内容一致対策

    下記長文問題集をやっておくと良いでしょう。

    The rules4は3よりもやや難しいので、
    ある程度長文に慣れた後でThe Rules4やってください。

    [itemlink post_id="22240"] [itemlink post_id="22241"]

    長文の練習用としては、下記TopGradeも良いです。
    要約問題の練習もできます。

    [itemlink post_id="22242"]

    その他早稲田レベルの英語長文についてはこちらで解説していますので、確認してください。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/english-waseda-chobun/"]

    早稲田大学法学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします

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内容一致で勝負!【早稲田人間科学|英語】完全対策とおすすめ参考書

2016.06.29

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  • 早稲田大学人間科学部の英語の対策

    このブログでは、早稲田大学人間科学部の英語に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。 基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!
    本ブログ記事は早稲田大学人間科学部の英語についての対策についての記事になります。
    早稲田大学人間科学部の配点や合格最低点他の科目についてこちらのページをご覧ください。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/keio/kango/keio-kango-profile/"]

    [toc]

    早稲田大学人間科学部の英語全体概観

    外国語:50/150点 時間90分
    国語or数学:50/150点
    地歴or理科:50/150点

    大問 種類 問題数
    大問1 長文問題 25問
    大問2 前置詞問題 15問
    大問3 正誤問題 10問

    180~280の短い長文問題8題と正誤問題と前置詞問題が出題されます。

    人間科学部の罠
    • 短い長文や文法問題なので、ぱっと見は取り組みやすいですが、、
      実際解くとかなり難しいです。

    総英文量は 2500字を超えます。
    他の科目は他の早稲田大学と比べるとやや簡単めなので、
    この英語ができるかどうかが合否に影響
    してくるでしょう。

    早稲田人間科学の英語は何点取れば良いのか?

    早稲田人間科学部の英語は何点取れば良いのか?というのは皆が気になる話題となります。

    合格最低点と平均点から大体どれくらい取れば良いのか?というのは予測していきます。

    早稲田人間科学部の合格最低点

    早稲田大学人間科学部には、
    人間環境学科、健康福祉学科、人間情報学科と3つの学科がありますが、

    合格最低点は、

    • 人間環境学科、人間情報学科が60%程度の90点
    • 健康福祉学科が57%程度の85点

    となっています。

    人間環境学科の合格最低点

    年度 配点 合格最低点 得点率
    2023 150 87.40 58.3%
    2022 150 88.5 59.0%
    2021 150 87.620 58.4%
    2020 150 89.0 59.3%

    健康福祉学科の合格最低点

    年度 配点 合格最低点 得点率
    2023 150 85.72 57.1%
    2022 150 85.5 57.0%
    2021 150 85.601 57.1%
    2020 150 86.4 57.6%

    人間情報学科の合格最低点

    年度 配点 合格最低点 得点率
    2023 150 86.92 57.9%
    2022 150 87.0 58.0%
    2021 150 85.616 57.1%
    2020 150 88.5 59.0%

    早稲田人間科学部の英語の平均点

    早稲田人間科学部の素点ベースの平均点は、30点程度になっています。

    年度 配点 英語合格最低点 得点率
    2023 50 30.004 60.0%
    2022 50 29.664 59.3%
    2021 50 29.061 58.1%
    2020 50 25.083 50.2%
    英語で点数をどれだけ取れるかが鍵です

    平均点は30点程度ですが、
    頑張って40点(80%)近く取れるようになると合格にかなり近づきます。

    早稲田大学人間科学部の配点予想

    早稲田人間科学部は問題数と得点数が一致しているので、
    1問1点と考えて良いでしょう。

    大問 配点 難易度
    I 25点 ★★
    II 15点 ★★★★
    III 10点 ★★★

    早稲田人間科学合格には前置詞問題が合格の鍵

    早稲田大学の前置詞問題は15点あって、人間科学部で合格するためには、
    ここで点数をどれだけ落とさないかが重要なポイントになってきます。

    残念ながら、年々難しくなっており、
    一般的な英語の参考書や、熟語だけで合格点を取るのが難しくなっています。

    下記のような英語の前置詞専用の参考書や、
    英語の辞書で高頻度の前置詞(on, in, of, at, for, to, by, withなど)を調べて覚えるのが重要です。

    [itemlink post_id="20654"] [itemlink post_id="20651"]

    早稲田人間科学部の長文問題の対策

    短い長文問題8題

    人間科学部という学部の特性上文系理系の文章問わず出題されます。

    自然科学系の文章も出題されるので、苦手な人は過去問をやりこんでください。

    また人間科学部の特徴として、
    Facebookやtwitterなどを使った現代的なトピックや最近の研究結果を元にした論文が出題されています。

    自分での勉強時に一般的な長文頻出のテーマを扱うだけではたりません。

    日頃から英字新聞を読んだりしたり、
    定期的にネットサーフィンで英語のサイトを覗いてみたりして流行りのトピックを見てみるとよいでしょう。

    早稲田人間科学の長文問題は内容一致が難しい!!

    早稲田大学人間科学部の長文問題は、「短いので簡単!」と思いがちですが、、

    実際は解答根拠を見つけても読み取りを間違えてしまうことが多く間違えることが多々あります。

    また、選択肢の中に「All of the Above」という選択肢も含まれていますので、

    それが難しくする原因でもあります。

    早稲田人間科学部の対策はどうしたら良いのか?

    早稲田人間科学部で合格点を取るためには、
    丁寧な原因分析が必要不可欠です。

    Geninibunseki

    多くの受験生が、マーク形式だからと言って丁寧にリーズにングをすることができていません。
    早稲田大学人間科学部で合格点を取りたいのであれば、、
    自身が長文を読んだ中で、どこに問題があったのかを原因分析していく力が必要不可欠です。

    多くの場合、
    2の問題文となる英語長文の読み取りで失敗してしまっている場合が多いので、、

    どのように間違えているのか?答えと照らし合わせながらできるようにしてください。

    ヒロアカでは?

    生徒一人一人が原因分析をして、問題を解けるようになるために、原因分析の方法を0から指導しています。
    なぜならば、そのような原因分析をして考える力が、将来的にも役立つ力としてあるからです。

    正誤問題の対策はどうすればよいのか?

    早稲田大学人間科学部の長文問題の特徴として、読解の際の特徴は上記に書いたとおりです。

    続いて、問題を解く際に大事なポイントは正誤問題ですね。

    人間科学部の正誤問題が解きづらいポイントとしては、選択肢の中に”none of the above”が含まれることです。

    この”none of the above”が含まれるため全ての選択肢を厳密に解答の根拠を探していかなければいけません。

    論理的に読んで選択肢が削れることもありますが、基本的には全て本文内で書いてある部分を見つけて答えないと正しい答えには到達しません。

    解答の時間を短縮するためには?

    探す時間は、論理的に読んだとしても削れないのであれば探す時間を削るのではなくて
    論旨を追う時間を削っていきましょう。

    パラグラフ自体が少ないので、
    具体的な例に惑わされず早急に論旨をとって、答えの根拠を取っていきましょう。

    早稲田人間科学部英語の正誤問題の対策

    文法の正誤問題は他学部に出題されるものと比べると標準的なものなのです。

    英作文の練習を普段からしている学生にとっては問題がないかと思います。

    苦手な生徒は早い段階で、門脇の正誤問題をやっておくと良いでしょう。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/kadowaki-english/"]

    早稲田人間科学部英語の前置詞問題の対策

    22378602

    空欄のある単文に適切な前置詞を入れていく問題です。

    この問題はかなり難度が高い!

    最低限この問題を解く前提として熟語は完璧になっている必要があります。
    また加えて、前置詞をただ記号として覚えているだけではなくて、

    前置詞を上記のようなイメージとセットで覚えおく必要があるのです。

    これができていないと、、

    わからない熟語がきた瞬間に思考停止=答えられないとなって不合格一直線。

    こうした事態を防ぐには、
    普段の勉強時から前置詞とイメージをセットで覚えておくと良いでしょう。

    具体的にどのような参考書が良いのか?をこちらの記事でお伝えします。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/jinka/waseda-ningenkagaku-preposition/"]

    早稲田人間科学部に合格するための参考書

    当塾で使用している早稲田大学人間科学部に合格へ必要な参考書を紹介します。もちろん、当塾の場合は一人一人個別にカリキュラムを作成するため下記のようなカリキュラムは一例となります。参考書は何をやるかよりも、どのような目的で使用するかというが大事です。闇雲に行って情報量に圧倒されてしまうのではなく、1つ1つ目的意識を持って勉強していきましょう。

    では、具体的に参考書をみていきましょう。

    下記長文問題集をやっておくと良いでしょう。

    The rules4は3よりもやや難しいので、
    ある程度長文に慣れた後でThe Rules4やってください。

    [itemlink post_id="22240"] [itemlink post_id="22241"]

    その他早稲田レベルの英語長文についてはこちらで解説していますので、確認してください。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/english-waseda-chobun/"]

    参考書だけでの独学での合格はかなり難しく、初学者の場合は指導なしでやってしまうと下手な癖が付く可能性が高いです。下手な癖がつくと、その癖を治すのに手一杯で結局志望校に受からないというケースが多くなっています。浪人しても成功しない人はこの辺りに理由があります。
    ご心配な方は一度カウンセリングを受けて見ると良いでしょう。カウンセリングはこちらからどうぞ。

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早稲田大学商学部【国語】完全対策と勉強法|早稲田専門塾が監修

2016.06.29

早稲田大学商学部を目指す多くの受験生にとって、国語の試験は大きな関門となっています。 商学部の国語の試験は、現代文、古文、漢文と多岐にわたる分野から出題され、幅広い国語力が求められます。 本記事では、早稲田大学商学部の国語試験の具体的な出題傾向と対策のポイントを詳しく解説します。 現代文、古文、漢文

  • …続きを読む
  • 早稲田大学商学部を目指す多くの受験生にとって、国語の試験は大きな関門となっています。
    商学部の国語の試験は、現代文、古文、漢文と多岐にわたる分野から出題され、幅広い国語力が求められます。

    本記事では、早稲田大学商学部の国語試験の具体的な出題傾向と対策のポイントを詳しく解説します。
    現代文、古文、漢文それぞれの特徴を押さえ、自分に合った学習計画を立てられる内容となっています。

    早稲田大学商学部を目指す皆さんにとって、国語の壁を乗り越えるための一助となる内容となっています。

    [toc]

    早稲田大学商学部の国語の出題傾向

    試験時間は60分で、小問の総数はおよそ20問前後です。
    難易度は標準的ですが、年によって基礎的な文章と難解な文章が混在することもあるため、ある程度のばらつきが見られます。
    全体としては、早稲田大学の文学部など他学部に比べると、読みやすい文章が多いのが特徴です。

    早稲田大学商学部の国語試験は、大問2つから構成されています。

    大問1は現代文です。
    現代文は主に評論文が出題されており、社会や文化などのテーマを扱った文章が多く見られます。
    文章の分量はおよそ3000字から4000字程度で、最近はやや長文の傾向にあります。
    現代文の設問数は10問から12問程度で、マーク式と記述式が混在しています。

    大問2は古文と漢文です。
    古文は主に中世から近世にかけての作品が出題されており、文章の分量は1000字から1500字程度です。
    一方、漢文は100字程度の短い文章か、30字から50字程度の漢詩が出題されることが多いです。漢文の設問数は3問から4問程度と少ない傾向にあります。

    基礎的な国語力が問われる傾向にあるため、文法や語彙などの知識と読解力のバランスをとることが重要視されています。受験生はこの出題傾向を把握した上で、対策を立てる必要があります。

    早稲田大学商学部の国語の特徴

    早稲田大学商学部の国語の大きな特徴は、基礎的な力が問われる入試であるという点です。
    現代文、古文、漢文のいずれにおいても、非常に高度な読解力よりは、文法、語彙、基本的な文章理解力が問われる傾向が強いのが特徴です。

    現代文では論理的な読解力よりも、評論文の基本的な構造を理解し、筆者の主張を正しく捉える力が求められます。
    古文では、文法事項や単語の意味などの知識が必要となり、読解力自体はそれほど高度ではありません。漢文も同様に、基礎的な知識が活用できるかがポイントとなっています。

    また、記述式の問題はほとんど現代文でのみ出題され、古文や漢文ではほぼマーク式であるのが特徴です。
    現代文の記述式も難易度は高くなく、基礎的な内容の記述が求められることが多いです。

    このように、早稲田大学商学部の国語は、非常に高度な読解力や思考力は必要としません。
    むしろ、国語全般における基礎学力の定着度が強く問われる入試形式といえます。知識と基礎的読解力をバランスよく身につけることが合格への近道となるでしょう。

    早稲田大学商学部【国語】への取り組み

    まず初期のステップとして、国語全般の基礎学力を固めることが重要です。

    現代文では、評論文の基本的な構造や論理の展開を理解できるようにするため、簡単な評論文から読み始め、徐々に長文や難解な文章へ移行していきます。
    古文では、文法事項や基本的な単語を完全にマスターした後、易しい文章から読解の訓練を積み重ねていきます。和歌や古典常識も併せて学習します。漢文もまず基本的な知識を身につけ、その上で白文演習などの実践的な訓練を行います。

    次のステップとして、商学部国語の過去問に早い段階から触れ、具体的な出題傾向を掴んでいきます。解法のポイントを意識しながら、時間配分も考慮した解答訓練を繰り返します。

    最終ステップでは、直前期に入り、記述問題の傾向分析や得点率の高い部分の徹底強化などを行い、実戦でのパフォーマンスが最大限に発揮できるよう仕上げを行います。

    このように、基礎から実戦まで段階を踏み、最終ゴールを意識した継続的な学習が必要です。早い段階からコツを掴み、対策の充実を図ることがポイントとなります。

    具体的にどのように早稲田レベルの勉強をしていくのか?についてはこちらのブログ記事で詳細を説明しています。

    早稲田大学商学部【国語】対策1:評論文対策

    Think

    • 論の展開を把握する文章要約が有効
    • 過去問の記述問題の解答パターンを分析する

    早稲田大学商学部の現代文は、評論文が出題されるのが通例です。出題される文章の分量は、およそ3000字から4000字程度で、最近はむしろ長文の傾向にあります。
    特徴的な問題としては、余分な文章を探す問題、適語を抜き出す問題、空所補充問題などが挙げられます。
    これらの問題では、筆者の論理の展開を正確に把握していることが重要となります。

    対策として、まず文章を読了した後に要約する訓練が効果的です。
    要約を作成することで、筆者の主張の流れを確実に理解できるようになります。要約は他者に添削してもらうことで、客観的な論理の展開把握力が身につきます。

    問題形式ごとの対策

    空所補充や適語抜き出しなど、商学部現代文の特徴的な問題形式に特化した演習も重要です。
    これらの形式に反復して触れることで、解法力が身についていきます。
    加えて、過去問の記述問題を分析し、解答のパターンを掴んでおくことも合格への近道です。
    記述問題は解答の傾向がある程度固定化しているため、過去問を幅広く解きこなすことが大切です。

    余分な文書を探す問題の対策

    余分な文章を探す問題は、与えられた文章の流れの中で、論旨と無関係で文章の一体性を壊している一文を見つける問題です。

    早稲田大学商学部の現代文の試験では、論旨の流れを理解した上で、
    文脈を壊す一文を見抜く力が問われるのが「余分な文章を探す問題」の特徴です。

    この問題を解くにあたって論理展開を把握できるようになっておくのは必要不可欠です。

    問題を解くのは文章を読み終わってからで大丈夫ですが、読みながらちょっと変だな?と感じたら印をつけておきましょう。

    空所補充問題の対策

    空所補充問題で大事なのは、3つです。

    1. 解くタイミング
    2. 論理展開の把握
    3. 選択肢の言葉を文章内で置き換える

    ①解くタイミングはよほど現代文が得意(偏差値75以上)でない限り、文書を読み終えてから解くのを推奨します。
    多くの受験生にとって文書を読んで、論理展開を把握することと問題を解くことを同じレベルで行うことはマルチタスクとなり脳みそのメモリを大きく消費します。
    その結果どちらも中途半端に終ってしまう結果になります。ですから、文章を読んでから解くのを推奨しています。

    ②論理展開の把握は上記の余分な文書を探す問題で書いてあることと同じです。論理展開がわかる=筆者の主張+どのような論拠で主張をしているかが明確にわかることです。

    ③選択肢の言葉を文章内で置き換えるというのは、言葉を自分の知っている言葉で考えないということです。多くの受験生が選択肢の言葉を自分が知っている意味で考えて文章内でどのような意味で問われているのか?をわからない状態で適当にマークをして間違えてしまっています。

    空欄補充問題を解くときには上記3点を気をつけましょう。

    適語抜き出し問題の対策

    この問題は問題文を見ていきなり探しだすのではなくて、
    設問を読んでどのような言葉が欲しいのかを考えてから探し出しましょう。
    そのためには文章内の内容が論理的に理解できていることが肝心です。

    早稲田大学商学部【国語】対策2:古漢融合問題対策

    • 古文は基礎的な文法や古典常識が必要
    • 現代語訳や音読が読解力向上に有効
    • 漢文は基礎的知識と白文への返り点打ちが重要

    早稲田大学商学部の古文は、中世から近世にかけての文章が出題されることが多く、文章量は1000字から1500字程度です。
    基本的な文法事項や古典常識の知識が必要となります。

    対策としては、まず品詞や活用などの文法をしっかりマスターし、古典常識も典型的なものは完全に理解しておくことが重要です。
    その上で、現代語訳を参考にしながら、文章を音読する訓練を行うことで、読解力が向上します。
    音読では、文脈を意識しながら、適切な抑揚をつけて読むことがポイントです。

    一方、漢文は100字程度の短文が出題されることが多く、基礎的な知識が問われます。
    白文への返り点打ちの対策が特に重要で、繰り返し返り点打ちの演習を行うことで実力が付きます。
    また、句読点や基本的な語句も確実にマスターしておきましょう。

    古文・漢文ともに、基礎知識をしっかり身に付け、それを活用できるようにすることが合格への鍵となります。
    知識と読解のバランスを意識し、早い段階からの継続的な学習が必要です。

    早稲田大学商学部【国語】で使える参考書

    現代文の学習には、まず評論文の基本的な構造や論理の展開を理解できる入門書がおすすめです。
    次に、長文の訓練には「現代文読解力の開発講座」がオススメです。論理展開を意識しながら読解する力が養えます。

    その他、古文、漢文具体的な勉強法、参考書についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

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早稲田大学政治経済学部【世界史】本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.06.29

注意! 早稲田大学政治経済学部の入試は2020年度より数学は共通テストを利用することになりました。 そのため、本ブログ記事は以後は参考になりませんので、ご注意ください。 ページ目次早稲田大学政治経済学部対策1:瑣末な知識を覚える必要はあるのか?対策2:論述はどのように対策をしていけばよいのか?論述を

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  • 注意!
    早稲田大学政治経済学部の入試は2020年度より数学は共通テストを利用することになりました。
    そのため、本ブログ記事は以後は参考になりませんので、ご注意ください。

    早稲田大学政治経済学部

    早稲田大学政治経済学部世界史は早稲田の最難関学部ということもあり、かなりの数の難問悪問が出題されます。また論述問題も出題されるので対策が必要です。

    [toc]

    全体概観:配点70点

    近年世界史の難化傾向が続いているため、時間配分が厳しくなっています。

    一見難しい問題も基礎から成り立っているため、まずは基礎部分を徹底することに時間を費やしていきましょう。

    出題概要

    出題範囲は古代~現代まで大問6題の出題。2015年からは大問5題の出題。今後この傾向が続くと思われるが、元に戻る可能性にも留意。

    解答形式は、マークシート法による選択式問題と用語記述式問題、論述問題。

    対策1:瑣末な知識を覚える必要はあるのか?

    「早慶の歴史」というとよく用語集を全部覚える必要はあるのか?という質問を受けます。確かに、早慶の一部の学部では用語集にも掲載してないような細かい知識を受験生に出題しており、受験生を悩ませています。ですが実際、早慶の入試で合格点を取るということに関してはわざわざ用語集を覚える必要はありません。大学受験で必要なのは歴史科目で満点を取ることではありません。大事なのは、限られた時間で合格点を取れるようにすることです。
    早慶で合格点を取るためには基本的なことを確実に覚えていることが肝心です。
    年号、歴史の因果関係、相関関係、出来事時代の説明などです。
    これを教科書レベルのものを確実にアウトプットできるようになっていれば、早慶であろうと余裕で合格点が取れるようになっています。
    一見難問、悪問で構成されているようにみえる早稲田大学政治経済学部であってもこれは変わりません。
    難問、悪問は自分だけができないのではなくて、他の人もできていないのが大半です。
    勉強の初期段階ではいきなり、難問に手を出さずに教科書レベルの基本的な問題を確実に答えられるようにしていきましょう。

    対策2:論述はどのように対策をしていけばよいのか?

    早稲田大学政治経済学部では記述問題に加えて本格的に論述問題が出題されます。通常の勉強をしているだけではなかなか論述問題はできるようにはなりません。特に、私大だと一問一答でアウトプットを済ましてしまう場合が多いのですが、それではいつまでたっても論述問題はできるようにはならないのです。
    論述問題は、歴史上の複数の事項を論理的に捉えていかなくてはいけません。論理的というのはこの場合因果関係と相関関係を意味します。
    何が原因で何が発生したのか?、またそれと同時期におこっていた事件との関連はどのようにあるのか?、などです。歴史項目と歴史項目を図式化して→で論理の関係を考えてみてください。

    実際の早慶入試を使って考えよう

    [su_box title="2016年早稲田大学政治経済学部・大問5・B-2" style="glass"]
    (史料略)
    この会議の経緯と歴史的意義を160字以内で述べよ。句読点も1字と数える。
    ※この会議とは1955年のアジア・アフリカ会議のこと[/su_box]

    受験生の皆さんがよく使っている『ナビゲーター世界史』という参考書を見てみましょう。
    4巻165ページに「②米・ソ両陣営の中から、それぞれフランスや中国が独自の主張をし始め、第三勢力も発展して、世界を動かす中心が米・ソの2極から多極化した」とあります。つまり、この時代のポイントは多極化であることがわかります。168ページには「第三勢力の台頭・1950年代半ばころから、アジア・アフリカなどの国々が独自の勢力として成長してきました。これらの多くは、大戦後に新しく独立し、欧米とは別の考え方を持ち、米・ソいずれの陣営にも属しませんでしたので、「第三勢力」「第三世界」などと呼ばれました。」とあります。それに続いて「コロンボ会議 → ネルー・周恩来会談(平和五原則) → アジア・アフリカ会議(史上初のアジア・アフリカ首脳会議、平和十原則) → 非同盟諸国首脳会議」という流れが出ています。これらを理解していれば十分に対応可能な問題です。解答例を挙げてみたいと思います。
    解答例(160字)
    コロンボ会議、ネルー・周恩来会談を経て1955年にバンドンでアジア・アフリカ会議が開催された。平和五原則を元に平和十原則がだされ、領土主権の尊重、内政不干渉などが謳われた。この会議は史上初のアジア・アフリカ諸国による首脳会談であり、米・ソ2極体制が終わり、アジア・アフリカ諸国が第三勢力となる多極化した世界の始まりを告げた。

    2017年 早稲田政治経済

    [su_box title="早稲田政治経済" style="glass"]
    第一の特徴は、政治的な脱植民地化、いわゆる植民地からの政治的独立が、東アジアと南アジアを中心に1940年代までに達成された点である。その要因は、日本の敗戦による旧日本帝国の強制的解体・崩壊と、南アジアにおけるイギリスの性急な撤退、「権力の委譲」による1947年の( 1 )、( 2 )の独立、および( 3 )領東インドにおける独立戦争での( 3 )の敗北とインドネシアの独立等である。第二次世界大戦、アジア太平洋戦争での戦闘・占領・戦時動員を通じた列強の植民地的秩序の崩壊は、アジア諸地域での戦間期からの民族運動の勃興により促進され、世界史上でもまれにみる速さで政治的独立が達成された。

    問 ( 1 )( 2 )に入ることばを書きなさい。
    問 ( 3 )に入るものはどれか。
    イ フランス ロ ポルトガル ハ ベルギー 二 オランダ
    問 下線部について、運動やそれを担った組織と、運動の興った地域との組み合わせで誤っているものはどれか。
    イ サレカット=イスラーム、マラヤ ロ サティーヤグラハ、インド
    ハ 三・一運動、朝鮮 二 タキン党、ビルマ

    (1)インド連邦 (2)パキスタン共和国 (3)二 下線部 イ[/su_box]

    この問題を見ても、それほど難しくない知識を問われているのがわかります。
    ( 1 )( 2 )はインドの分離・独立についての知識があれば十分ですし、( 3 )はインドネシアがオランダの植民地であったことを知っていれば十分です。
    また、下線部については近年頻出事項であり、たとえば「タキン党」は2016年センター試験でも出題されています。もちろん早稲田の政治経済学部であるから本当に簡単なことばかりを身に着けていくだけで正解できるわけではありません。

    しかし、『ナビゲーター世界史』などを確認してもらえれば分かるとおり、参考書に出ていることを理解していけば、いわゆる「重箱の隅」の知識以外は十分に得点できて合格点に到達することがわかります。自分の持っている参考書でいいのですべて理解し、覚えるんだという気持ちでやることが重要です。

    新しい参考書がほしくなることもあるでしょうが、今持っている参考書を十分に使いこなすことを考えてみてください。
    それが早稲田大学に合格する近道です。

    論述を完成してみましょう!

    [su_box title="2017年早稲田大学政治経済学部" style="glass"]
    本文「イギリスを先駆とする農業革命」
    問題:下線部に関連して、農業革命をもたらした新農法(近代農法)の特徴を40字以内で記せ。句読点も1字と数える。[/su_box]

    この問題を見た瞬間に「ノーフォーク農法のことだ」とわかると思います。
    そして、その内容を説明することはそんなに難しくはない…はずなのですが、40字という字数制限が問題になります。

    ノーフォーク農法は「かぶ → 大麦 → クローバー → 小麦」を毎年輪作しながら作っていく農法のことです。
    三圃制は「春耕地 → 秋耕地 → 休耕地」という輪作であったが、それに比べて休耕地がなくなることが最大のメリット。
    かぶとクローバーは飼料であり、三圃制では飼料が決定的に不足していたためノーフォーク農法によって冬を越えて家畜を飼育することが可能になった。
    こうして、ヨーロッパの混合農業(穀物生産と家畜の飼育を組み合わせる農業)のもとが成立し、生産量が増大します。

    この問題ではノーフォーク農法の説明を求められているのでその後の囲い込み運動などは説明する必要はないでしょう。

    さて、上記の内容をどうやって40字以内にまとめ上げるかです。

    ポイントは「休耕地がなくなる」(8文字)と「飼料の栽培」(5文字)、「穀物生産と家畜の飼育が同時にできるようになった」(23文字)あたりでしょうか。
    ところがこれだけで36文字です。組み合わせてみましょう。

    「休耕地がなくなり、飼料の栽培もできるようになって穀物生産と家畜の飼育が同時にできるようになった。」
    これでも48文字です。まだ8文字も削らなければなりません。「輪作」という言葉を使ってみましょう。
    「休耕地がなくなり、穀物と飼料を輪作することで生産力が増大した。」
    これで31文字です。まだ9文字も入ります。
    作物名は入りませんから、4つに分けたことを入れてみましょう。
    「休耕地をなくし、耕地を4つに分けて穀物と飼料を輪作することで生産力が増大した。」
    これで38文字です。ただし、ノーフォーク農法そのものの説明なので「増大した」だとその影響を説明することになってしまいます。
    「休耕地をなくし、耕地を4つに分けて穀物と飼料を輪作して生産力を大きくした農法。」
    これで39文字になります。
    このように試行錯誤をしながら解答を作成していくことになりますが、その前提にあるのは「知識」と「練習」です。

    知識がなければ何も始まりませんから、頑張って勉強してください。
    そして、「練習」については過去問、問題集などを通してやっていくしかありません。
    このような問題の場合ポイントになるのは「コンパクトにまとめること」です。
    例えば東大の論述問題のように500文字という文字数ではありませんので、必要なことを短くまとめる練習が必要です。
    自分の持っている知識の中でどれが必要な事項なのかを判断し文章にすることが必要です。
    もちろん、その際に指導者による添削等をうけると非常に効率的に学習を進めることができます。
    当塾でも指導をしていますので、ぜひ活用してください。

    2017年入試について

    問題数は若干増えたがほぼ同じ、論述問題の文字数も160字から200字に増えたが試験時間が足りなくなるほどの増加ではありません。
    時間の使い方は例年通りで問題がないでしょう。

    一方、いわゆる「重箱の隅をつつく知識」は出題が増えており受験生は難しく感じた可能性があります。
    「馮玉祥」などは非常に細かく聞いたことがない受験生も多かったかもしれません。
    ですが、当塾の早稲田大学政経学部世界史の対策の頁にもあるがこのような問題に惑わされる必要はありません。
    それ以外の大半の問題はオーソドックスなものであり、そこで得点をとれば合格に近づくでしょう。

    現代史が細かく出題されているのも特徴で、正確な知識が要求されています。
    この点では平均点を見た時に現役生と浪人生の差が出たかもしれません。
    現役で早稲田大学合格を目指す人には参考にしましょう。平均点は昨年と同じが若干下がるかもしれません。

    過去の政治経済学部の問題一覧

    2016年「中国・西アジアの諸王朝と通貨制度」「大航海時代」「ドイツ・フランス関係史」「朝鮮近現代史」「アジア・アフリカ会議」

    2015年「アジアの文字」「中世〜近代の戦争と主権国家」「ユダヤ人史」「冷戦の始まり」「第一次世界大戦後東アジアにおける民族自決」

    2014年「東アジア世界の国境線」「古代ギリシア世界」「大航海時代と近世ヨーロッパ」「プロイセンとドイツの統一」「清末の改革と辛亥革命」「第一次世界大戦とロシア革命」

    2013年「唐~明代の中国と海洋交易 」「ロシアと中国の関係 」「共和政ローマの発展 」「ハプスブルク家の歴史」「列強の植民地支配と対外投資 」「第二次世界大戦後の世界」

    2012年「前近代のユーラシア大陸の民族移動 」「ワシントン体制と中国 」「シチリア島の歴史 」「ヨーロッパにおける国家形成 」「ロシアの近代化 」「史料から見る第一次・第二次世界大戦」

    2011年「各時代の史料からみる内陸アジア 」「近世以降の中国社会の動き」「古代~近世初期までの地中海史」「①西欧諸国のアジア進出②16~17 世紀の政治思想」

    2010年「アジアの大河に関連する歴史」「古代エジプト・ローマ,中世イギリス関連史 」「17・18 世紀のイギリス・フランス・オランダ関連史」「近代の戦争に関連する歴史,大陸横断鉄道の歴史」

    2009年「明代以降の中国と周辺各国」「古代~中世ヨーロッパ史雑題」「大航海時代・宗教改革期の西欧史」「ナポレオンと ビスマルク」「20 世紀史」

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早稲田大学政治経済学部【日本史】 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.06.29

注意! 早稲田大学政治経済学部の入試は2020年度より数学は共通テストを利用することになりました。 そのため、本ブログ記事は以後は参考になりませんので、ご注意ください。 ページ目次早稲田大学政治経済学部対策1:史料問題をどうするか?対策2:論述問題はどうすれば良いのか?過去の政治経済学部の問題一覧早

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  • 注意!
    早稲田大学政治経済学部の入試は2020年度より数学は共通テストを利用することになりました。
    そのため、本ブログ記事は以後は参考になりませんので、ご注意ください。

    早稲田大学政治経済学部

    入試難易度:ico_grade6_3h 3.5

    基礎問題がほとんどだが、学部の特性上現代史で論述がでる場合もあり日本史の難しい早稲田大学でも難度が高くなっている。

    [toc]

    全体概観:配点70点 時間60分

    論述問題も出題されますが、 一問一答形式での問題が多いので論述問題の対策をしておけば、時間内に解ききらないということは起こらないでしょう。

    出題概要

    出題範囲は、古代~戦後 例年大問5題の出題です。

    対策1:史料問題をどうするか?

    早稲田大学政治経済学部では史料問題が例年必ず出題されています。そのため、史料問題対策ができるかどうかが合否の分かれ目になってきます。ただ、ここで注意しておきたいのが、史料問題のタイプです。史料問題には”有名史料”と”未見史料”の2タイプあります。それではこの2タイプについて説明していきます。

    有名史料問題とは?

    “有名史料”とは、教科書や有名な参考書に掲載されている史料をいいます。多くの受験生が知っている史料で、得点源になるかと思いがちですが・・・早慶で出題される有名史料問題はかなり細かい部分まで聞かれます。ですから、実際はこの有名史料問題が出題された場合はかなり難易度が高くなると持ったほうが良いでしょう。

    未見史料問題とは?

    “未見史料”問題とは、通常の参考書、教科書には掲載されていない史料のことです。こうした未見史料の場合は難易度が高くなるかと思いがちですが、実際は史料自体について問われることは少ないです。ですから、史料自体ではなくて史料についての周辺知識があるかどうかの勝負になってきます。
    わからない史料をなくそうとしてマニアックな史料を探している受験生がよくいます。
    ですが、それよりもまずは”有名史料”に関して掲載されていることをすべて確認し、基礎的な理解をしていくことにしましょう。そのうえで、問題集・模擬試験などで出題された史料については、必ず復習して身に着けていきましょう。

    対策2:論述問題はどうすれば良いのか?

    早稲田大学政治経済学部では、例年論述問題が出題されています。私大志望の多くの学生は論述問題をしていないことが多いため、この論述問題が合否の分かれ目になるでしょう。論述問題の対策として、まず意識しなければいけないのは歴史の論理関係を意識することです。特に因果関係、相関関係は日本史のすべての範囲で理解できていないとまず早稲田大学政治経済学部での合格は難しいでしょう。具体的な勉強法としては、参考書や教科書にある小見出しごとにまとめていくことが上げられます。

    現代史の論述が出てくることがあるので現代史の対策も行いましょう!

    早稲田大学政治経済学部では学部の特性上、現代史の出題の割合が多くなっています。

    1つ例を見てみましょう。
    [su_box title="早稲田大学 政経学部 2015年 日本史 大問Ⅴ B 2" style="glass"]
    90年代に起きた日本経済の出来事について、以下の用語の内もっとも適切なもの6つを用いて年代順に100字以内にまとめ、記述解答用紙に記せ。
    インフレ  金融危機  消費税導入  消費税率引き上げ
    竹下内閣  デフレ   橋本内閣   バブル崩壊  不良債権
    消費税導入は1989年(=平成元年)に竹下内閣によるもの。また、1990年代といえばデフレが進行し「失われた10年」と言われた時代ですから、インフレも違います。6つを選ぶことは簡単ですね。後は時代順に記述するだけです。[/su_box]

    解答例を挙げてみたいと思います。
    解答例
    バブル崩壊によって日本経済はデフレが始まった。このような中で金融機関は不良債権の処理に苦しみ、橋本内閣による消費税率引き上げとアジア通貨危機が重なったため、金融機関が次々と破綻する金融危機が起こった。(100字)

    当塾では教科書では記述の足りない現代史をどのように対策をしたらよいのかを丁寧に指導しています。

    過去の政治経済学部の問題一覧

    2016年「古代〜中世の政治・文化」「江戸時代の文化・外交・政治・経済」「大日本帝国憲法下の国家体制」「大正・昭和戦間期まで」「戦後の総選挙と安保」

    2015年「古代〜中世の教育史」「江戸時代の文化・外交・政治・経済」「明治前期の政治・経済」「大正〜昭和初期の外交」「現代の日本経済」

    2014年「武士の歴史(史料)」「江戸時代の町人(史料) 」「地方制度と政党政治(史料)」「昭和初期の経済(史料・論述)」「戦後の日米関係(史料)」

    2013年「古代・中世の史料(史料)」「江戸時代の貨幣史(史料)」「近代日露関係史(史料)」「戦前の国際関係(史料)」「55 年体制(史料・論述)」

    2012年「古代・中世の史料(史料)」「元禄期の政治(史料)」「民議院設立建白書(史料)」「大正デモクラシーと戦前の政治(史料)」「戦後の政党政治(史料・論述)」

    2011年「貞永式目、飛鳥文化、天平文化(史料)」「モリソン号事件と近世の外交(史料)」「自由民権運動と明治時代の社会運動(史料)」「大正時代の日中外交と文化(史料)」「日本の議会政治 」

    2010年「秀吉の朱印状(史料)」「新井白石の日記(史料) 」「明治時代の思想・社会運動(史料)」「昭和初期の諸史料(史料)」「戦後の経済(史料)」

    2009年「天智・天武朝の政治、関ヶ原の戦い(史料)」「江戸時代の学問・経済(史料)」「米欧回覧実記(史料)」「第一次世界大戦、九ヵ国条約、対支政策綱領
    (史料)」「戦後の内閣(史料)」

    資料問題が毎年出ている+戦後史もでているので対策は怠らないようにしましょう。

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早稲田大学法学部【日本史】完全対策と勉強法|早稲田専門塾が監修

2016.06.29

ページ目次早稲田大学法学部日本史の対策・勉強法早稲田大学法学部の日本史の傾向早稲田大学法学部日本史の特徴早稲田大学法学部日本史への取り組み早大法学部日本史対策1:資料問題早稲田法日本史対策に向けた資料問題トレーニング方法早大法学部日本史対策2:現代史対策早稲田大学 法学部日本史で使える参考書早稲田大

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  • 早稲田大学法学部日本史の対策・勉強法

    法学部ならではの法制史的な視点からの出題も多く、細かな知識だけでなく、重要な事項についての深い理解が求められます。
    本記事では、早稲田大学法学部日本史の具体的な出題傾向と特徴を解説し、合格に向けた対策のポイントをお伝えします。法学部日本史の試験は、過去問から傾向をつかむことが合否を分けるカギとなります。そこで本記事では、過去問を例に出題範囲や問題の特徴を詳しく分析しています。

    また、法学部日本史の対策として、教材の選び方から勉強の進め方まで、具体的なアドバイスを提供しています。

    早稲田大学法学部を目指す受験生にとって、日本史の対策は大きな関門です。ぜひ本記事を参考に、戦略的な学習を進めてください。きっと法学部合格を勝ち取る実力が身につくはずです。

    [toc]

    早稲田大学法学部の日本史の傾向

    全体概観:配点70点 時間60分
    大問4題。解答形式はマークシートと記述形式。

    解答数は40個ほどなので、問題数の割には制限時間が短いです。どれも基本的な問題なので確実に正答を選択していきましょう。
    ただし、2つ選択する問題や漢字◯文字で答えるなど、答えづらい問題も存在します。気をつけてください。
    中には非常に細かい知識も問われているがそのような問題は全体の正答率も低いので、テスト中は解けなくても気にせずに先に進むことも必要。

    早稲田大学法学部日本史の特徴

    早稲田大学法学部の日本史は、日本トップクラスの難関大学ならではの高い難易度が特徴です。
    法学部ならではの法制史的な視点からの出題も多く、細かな知識だけでなく、重要な事項についての深い理解が求められます。
    出題範囲は原始時代から現代までと幅広く、以下のような特徴があります。

    • 原始・古代 – 成立過程や内容の理解が求められる律令制度が重要
    • 中世 – 武家社会の法制度に関する事項が重点的に出題される
    • 近世 – 幕藩体制下の法制度、統治機構に関する知識が必要
    • 近現代 – 憲法・法律と政治・社会状況との関係が問われる

    法学部の日本史では、各時代から均等に出題されるため、原始時代から現代までの通史をしっかり押さえる必要があります。
    特に法制・政治に関する事項は重点的に学習する必要があります。
    また、未見の史料を用いた難解な資料問題がよく出題されるのも法学部の特徴です。資料から時代背景を推測し、設問に正確に答えられる練習が欠かせません。

    早稲田大学法学部日本史への取り組み

    1. 教科書レベルのマスター
    2. 一問一答
    3. 過去問などのアウトプット用教材で演習

    法学部日本史で合格点を取るためには、まず教科書などのインプット教材を完全にマスターするところから始めましょう。
    教科書の通読は2~3回は必要で、注釈までしっかり読みこんで知識を整理することが大切です。
    原始時代から順に、各時代の基本的事項を手帳やノートにまとめておくと理解が深まります。

    苦手な人は教科書は難しいから、石川先生の実況中継などを使うと良いですよ。

    次に、一問一答形式の参考書で、基本的な用語や法制・政治に関する事項をしっかり暗記していきます。
    単語だけでなく、簡単な内容も合わせて記憶することがポイントです。

    一問一答の効果的な使い方はこちらの記事で説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/right-itimonitto/"]

    その上で、過去問題集や未知の史料を用いた参考書の演習で、さらに詳細な知識を蓄えていきます。

    日本史全体の勉強法についてはこちらをどうぞ
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/nihonshi-benkyo/"]

    難解な史料問題には、同じ形式の過去問題を繰り返し演習するのが効果的です。
    入試直前は、過去10年程度の過去問題を時間内に解き切れるよう臨戦態勢を整えましょう。

    問題の傾向を掴み、合格ラインまで実力を高めることが大切です。

    早大法学部日本史対策1:資料問題

    法学部日本史の特徴の一つが資料問題の多さです。未知の史料から時代背景を推測し、的確に回答する力が必要となります。
    対策としては、まず過去の入試問題の資料問題を繰り返し解くことが重要です。同じ人物の日記を用いた問題が定番なので、そうした傾向に慣れておきましょう。
    次に、普段の学習でも史料を読む機会を意識的に設けるのがおすすめ。史料から論理的に内容を読み取る訓練を積むことがポイントです。
    具体的には、教科書や参考書に掲載されている史料を丁寧に読み、内容と時代背景を関連付けて考えるトレーニングを心がけましょう。

    早稲田大学法学部では資料問題が例年必ず出題されています。そのため、資料問題対策ができるかどうかが合否の分かれ目になってきます。
    ただ、ここで注意しておきたいのが、資料問題のタイプです。資料問題には”有名資料”と”未見資料”の2タイプあります。それではこの2タイプについて説明していきます。

    有名史料問題とは?

    “有名史料”とは、教科書や有名な参考書に掲載されている史料をいいます。多くの受験生が知っている史料で、得点源になるかと思いがちですが・・・早慶で出題される有名史料問題はかなり細かい部分まで聞かれます。
    ですから、実際はこの有名史料問題が出題された場合はかなり難易度が高くなると持ったほうが良いでしょう。

    未見史料問題とは?

    “未見史料”問題とは、通常の参考書、教科書には掲載されていない史料のことです。こうした未見史料の場合は難易度が高くなるかと思いがちですが、実際は史料自体について問われることは少ないです。ですから、史料自体ではなくて史料についての周辺知識があるかどうかの勝負になってきます。わからない史料をなくそうとしてマニアックな史料を探している受験生がよくいます。ですが、それよりもまずは”有名史料”に関して掲載されていることをすべて確認し、基礎的な理解をしていくことにしましょう。近年は個人の日記や自伝からの引用が続いており、知識があることは当然として、知識同士のつながり・歴史の理解が必要な出題となっている。

    過去問から理解する

    1つ例を見てみましょう。早稲田大学 法学部 2016年 日本史 大問Ⅲ 問6です。
    史料は吉野作造の日記でした。
    赤松・松岡・Aの三君連れ立って来訪、社会民衆党の事で相談に来る。大阪の会へは出張固辞す。西尾くんには事情を書いてやる。来るべき総選挙の立候補は・・・
    問6 空欄Aの人物は第二次世界大戦後、首相となった。その人名を漢字で記述解答用紙に記入しなさい。
    これだけだと漠然としているように感じますが、

    「社会民衆党」でわかるでしょうか?これは、名称からして無産政党のことだなとわかれば、戦後首相をやった中で社会党の人物を選べばいいことになります。正解は片山哲ですね。ちなみに、史料中の「来るべき総選挙」とは初めての普通選挙でおこなわれた1928年の総選挙のことです。社会民衆党も8名の当選者を出しています。

    早稲田法日本史対策に向けた資料問題トレーニング方法

    1. 過去問の資料問題を繰り返し解く
    2. 普段から史料を読む訓練を意識する
    3. 史料からの推論力を高める

    1,過去問の資料問題を繰り返し解く

    同一人物の日記を用いた問題が定番なので傾向を掴む
    出題範囲は主に江戸時代から明治維新前後が中心
    時代背景から人物を推測し、設問に解答する力を鍛える例)2022年度の日記史料出題 大津事件関連

    2,普段から史料を読む訓練を意識する

    教科書や参考書の史料も丁寧に読み、内容を論理的に読み取る
    時代背景との関係性や、そこから読み取れる事項に注意する
    例)教科書掲載の幕末の藩論を活用

    3,史料からの推論力を高める

    史料からは直接書かれていない事柄を論理的に推論する技術が必要
    社会状況との関連から、史料が意味するところを深く考える訓練が大切
    例)史料から推測できる人物像や出来事の意味など

    このように過去問と実際の史料を用いたトレーニングを積み重ねることで、資料力が確実に向上します。

    早大法学部日本史対策2:現代史対策

    法学部の日本史では、他の時代に比べて現代史の出題が多いのが特徴です。大正デモクラシーから戦後日本に至る内容は、社会状況と法制度の関連も重要視されます。

    ●大正デモクラシー
    政党内閣制度の確立、普通選挙法の制定など民主化が進む
    国民の政治参加が活発化し、労働運動も高まる
    この時期の社会情勢と治安維持法の関係が問われることが多い

    ●昭和戦前期の政党政治
    軍部の台頭で政党政治が制約され、国家主義・軍国主義が強まる
    治安維持法による言論統制、翼賛体制への移行が重要ポイント

    ●敗戦と日本国憲法の制定
    GHQによる民主化政策で日本国憲法が制定される
    象徴天皇制、基本的人権の尊重、議院内閣制などその内容を理解する

    ●高度経済成長と安定成長
    高度経済成長で所得水準が向上する一方、公害問題も深刻化する
    オイルショックで成長は減速、その後の安定成長期の特徴を押さえる

    ●バブル崩壊と長期不況
    1985年のプラザ合意を機にバブルが発生、1990年代に崩壊へ
    バブル崩壊後はデフレーションと長期にわたる経済の低迷期に
    など現代史では、法と社会の関係性を意識し、各時代の社会情勢を理解することが重要です。過去問を通じて傾向を掴み、知識を整理していきましょう。

    早稲田大学 法学部日本史で使える参考書

    早稲田法学部日本史対策におすすめの参考書は以下の通りです。

    • 石川の実況中継
    • 【アウトプット用】日本史一問一答
    • 【アウトプット用】日本史史料一問一答
    • 【アウトプット用】実力をつける日本史100題/ヒストリア日本史

    【石川日本史の実況中継】
    通史の基礎固めに最適な教材です。
    詳細な解説で歴史の流れを系統的に押さえられます。
    通読を2~3回繰り返し、ノートに要点をまとめて理解を深めましょう。

    石川の実況中継の具体的な使い方はこちらに記載しています
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/nihonshi/ishikawajikkyo/"]

    早慶レベルの日本史のおすすめの勉強法はこちらから
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/nihonshi-benkyomap/"]

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    また、早稲田大学法学部に合格するためにどのよう勉強をしたらよいのかを指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

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【論述が鍵!】早稲田大学法学部【世界史】完全攻略|早稲田専門塾が解説

2016.06.29

ページ目次早稲田大学法学部世界史の対策・勉強法早稲田大学法学部の世界史の特徴早稲田大学法学部の世界史の内容早稲田法学部の世界史への取り組み早大法学部対策1:細かい知識早大法学部対策2:論述の対策早稲田法学部世界史の過去問から出題早稲田大学 法学部世界史で使える参考書早稲田大学 法学部に圧倒的な実力で

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  • 早稲田大学法学部世界史の対策・勉強法

    本ブログでは、法学部世界史試験の特徴と対策ポイントを解説します。
    試験範囲の概要、過去問や傾向から予想される出題、論述問題の対策法などを併せてご紹介します。
    法学部世界史試験に確実に合格するための学習の手引きとして、ぜひご活用ください。

    [toc]

    早稲田大学法学部の世界史の特徴

    全体概観:配点70点 時間60分

    早稲田法学部の世界史の問題は、古代から近現代にかけての歴史が中心となっています。
    西洋史と東洋史の両方が取り上げられ、全体で大問5題が出題されます。

    • 大問1~4はマーク式の選択問題
    • 大問5は250~300字程度の論述問題

    マーク式の選択問題には、空欄補充、年代整序、正誤判断などが出題されます。これらの問題では、教科書レベルの基礎知識が問われます。
    しかし、教科書範囲外の難問も含まれるので要注意です。

    論述問題は法学部ならではの特徴で、指定された語句を用いて論述する必要があります。
    出題範囲は広く、過去には西洋史のテーマが多かったものの、東洋史から出題される可能性も十分にあります。

    試験時間に対して、問題の数が多いため、効率的に時間を使う必要があります!また、選択式の問題の中で、空欄を補完する問題や正誤を判断する問題が特に多いです。

    早稲田大学法学部の世界史の内容

    選択式の問題において、西洋史の部分では西ヨーロッパや北アメリカの歴史が主に取り上げられます。
    特に近世や近現代の出題が多いものの、西洋古代や中世の問題も出るので、広範囲の勉強が求められます。東洋史の部分では、中国の前近代史に関する問題が毎年ほぼ確実に出題される他、中東や東南アジアの歴史に関する問題もあります。
    論述式の問題では、近世や近現代の政治制度や外交関係についての問題が多く、これらの領域に焦点を当てて勉強することが推奨されます。

    難しい早稲田法学部の世界史にどのように立ち向かえば良いのかお伝えしますよ

    早稲田法学部の世界史への取り組み

    1. 世界史の全体像の把握
    2. 基礎知識の定着
    3. 論述問題の対策

    まず大切なのは、世界史の全体像をしっかりつかむことです。古代から近現代までの西洋史と東洋史が出題範囲ですが、特に中国史を中心とした東洋史が頻出します。世界の歴史の流れを俯瞰的に理解しましょう。
    次に重要なのは、教科書レベルの基礎知識をしっかり定着させることです。出題の約8割は教科書レベルの問題です。配点の半分以上を稼ぐには、基本事項の暗記と、歴史の流れ・因果関係の理解が欠かせません。
    また、論述問題への対策も怠れません。指定語句を用いた250~300字程度の論述形式で、政治制度や外交などのテーマが出題されます。教科書知識をベースに、論理的に自分の言葉で記述する力が求められます。論述の訓練を重ねましょう。

    世界史の勉強法について、早慶レベルまでどのようにあげたら良いのかについてはこちらの記事でお伝えしています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/sekaishi-benkyomap/"]

    早大法学部対策1:細かい知識

    「早慶の歴史」というとよく用語集を全部覚える必要はあるのか?という質問を受けます。
    確かに、早慶の一部の学部では用語集にも掲載してないような細かい知識を受験生に出題しており、受験生を悩ませています。

    ですが実際、早慶の入試で合格点を取るということに関してはわざわざ用語集を覚える必要はありません。

    大学受験で必要なのは歴史科目で満点を取ることではありません。

    大事なのは、限られた時間で合格点を取れるようにすることです。

    早慶で合格点を取るためには基本的なことを確実覚えていることが肝心です。

    年号、歴史の因果関係、相関関係、出来事時代の説明などです。
    これを教科書レベルのものを確実にアウトプットできるようになっていれば、早慶であろうと余裕で合格点が取れるようになっています。

    特に早稲田大学法学部の場合は、問題が教科書レベルの問題が7~8割からで構成されています。
    まずはこのレベルを確実に答えられるようになって、合格を確実にしていきましょう。

    難しい早稲田法学部であってもまずは基本を習熟させることが重要です。

    頻出の東洋史と西洋史の範囲

    西洋史の範囲では・・
    16~19世紀の西ヨーロッパや北アメリカの領域からの出題頻度が高くなっています。

    東洋史の範囲では・・
    中国の前近代の問題が毎年出題。法学部という特性上各王朝・各時代の政治や制度が問われる問題が多いので注意!

    早大法学部対策2:論述の対策

    早稲田大学法学部では記述問題に加えて本格的に(200字程度)論述問題が出題されます。
    通常の勉強をしているだけではなかなか論述問題はできるようにはなりません。
    特に、私大だと一問一答でアウトプットを済ましてしまう場合が多いのですが、それではいつまでたっても論述問題はできるようにはならないのです。

    論述問題は、歴史事項と事項を論理的に捉えていかなくてはいけません。
    論理的というのはこの場合因果関係と相関関係を意味します。

    何が原因で何が発生したのか?、またそれと同時期におこっていたことの事件との関連はどのようにあるのか?、などです。
    歴史項目と歴史項目を図式化して→で論理の関係を考えてみてください。

    早稲田法学部世界史の過去問から出題

    [su_box title="2015年早稲田大学法学部の大問5" radius="1"]
    20世紀初頭に提唱された民族自決の考え方は、その後20世紀前半までの間に世界にどのように波及していったか。それについて次の語句をすべて用いて200字以上250字以内で記述しなさい。
    平和に関する布告  十四か条の平和原則  三・一独立運動  国際連合[/su_box]

    という問題です。問題を見た瞬間に怯んではいけません。

    まずは冷静に問題文を読んで考えましょう。
    回答に要求されている時代は「20世紀初頭から20世紀前半」ですから、あまり長い時間ではありません。
    指定語句を見ると

    「平和に関する布告・十四か条の平和原則」が第一次世界大戦中のできごとですから
    ここからはじめて「国際連合」まで、ということは
    第2次世界大戦終盤までをかけばいいことになります。

    ナビゲーター世界史を使って答える

    Navigator

    受験生の皆さんがよく使っている『ナビゲーター世界史』という参考書を見てみましょう。

    4巻63〜64ページに「ソヴィエト政権が成立し「平和に関する布告」が出されました。
    これは、全交戦国に対する「無併合・無賠償・民族自決」アドの原則に基づく戦争終結」という一種の”理想主義的”な呼びかけでした」
    「アメリカ大統領ウィルソンが、十四箇条の提案を行いました。

    その主な内容は、秘密外交の廃止、軍備縮小、ヨーロッパ諸国民の民族自決、国際平和機構の設立などでした。
    ※・・・ソヴィエト政権の「平和に関する布告」に対抗するために出されたものだ、という点もあったことを押さえておくと有効です。
    アメリカ側も”理想主義的”な提案をして・・・」とあります。

    つまり、民族自決は理想主義的=実現不可能だがとても素晴らしい理念として提案されたものであり米ソによる戦後世界の主導権争いの中で出てきたものだということです。

    次も見ていきましょう

    • 4巻67ページ「会議はアメリカ大統領ウィルソンの大戦中の十四箇条の提案がもとになって進められました。」
    • 68ページ「(イギリスは)今までどおりの植民地支配を正当化して「民族自決の原則」を使い分けました。」
    • 70ページ「民族自決の原則に基づいて、東ヨーロッパ進行国家が誕生したことも重要です」
    • 92ページ「これには、帝国主義のヨーロッパ諸国が第一次世界大戦でかなり衰えたことと、パリ講和会議でウィルソン大統領が「民族自決の原則」を述べたことが大きく影響したのです」
    • 91ページ「1919年3月、三・一独立運動と呼ばれる大規模な民族独立運動が起こされました」
    • 93〜107ページではアジア各国の様子が書かれています。中国の民族運動・モンゴル・チベットの独立運動、インドの日暴力的抵抗運動、東南アジア諸国の独立運動、トルコ革命等々です。これらも民族自決の考え方の波及の一例です(92ページの記述でわかります)。民族自決は列強の都合により一部地域にしか適用されなかったが、その他の地域(アジア・アフリカ)にも大きな影響を与え独立運動・民族運動が起こったということですね。
    • 153ページ以降の国際連合の設立に繋がりますが、153ページにあるとおり「大西洋憲章が発表され、その中で「平和機構の再建」をすることが唱えられました。」とあります。
    • 138ページには大西洋憲章にソ連が賛成したことも書かれています。ということは、国際連盟の理念である民族自決を国際連合も引き継いでいるということです。

    以上のことを理解した上で回答をしてみてください。

    解答例(250文字)を挙げてみたいと思います。

    第一次世界大戦中のレーニンによる平和に関する布告やウィルソンによる十四箇条の平和原則で民族自決の原則が謳われた。これらは戦後世界の理想を示し、国際連盟の理念になった。戦後ヨーロッパでは民族自決によって東欧諸国が独立したが、アジア・アフリカは適用外で、大戦によるヨーロッパ諸国の衰退もあり各国で民族運動が高揚した。朝鮮における三・一独立運動は日本支配下で起こった民族運動である。その後、国際連盟は崩壊したが、大西洋憲章で国際平和機構の再建が決まり、戦後成立した国際連合も民族自決の原則を受け継いでいる。

    ナビゲーター世界史だけでもここまでできます。
    この時に重要なのは用語を覚えるだけにならず内容を理解し、流れを押さえることです。
    もちろん、当塾ではここまで意識した教科指導・学習方法の指導を行っております。

    早稲田大学 法学部世界史で使える参考書

    まずは参考書「ナビゲーター世界史」などで世界史の全体像を俯瞰的に把握することが大切です。

    「新版各国別世界史ノート」で重要語句、主要な事件や年代、地理的知識などを確認してください。
    単語だけでなく、歴史的事実の意味も理解した上で暗記することが大切です。
    基礎知識を確実に身につけることで、安定した得点が期待できます。

    [itemlink post_id="23282"]

    一問一答は、学研の斎藤の世界史B一問一答 完全網羅版がおすすめです。

    [itemlink post_id="23280"]

    一問一答の効果的な使い方についてこちらの記事で説明しています。

    また、「段階式世界史論述トレーニング」などの論述対策問題集を解き、論旨の組み立て方を学びましょう。
    具体的な歴史事例を踏まえた論述が書けるようになるには、日々の訓練が欠かせません。

    早慶レベルの世界史の参考書については、こちらの記事でまとめているので、確認してください

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokuworldhisotry-schedule/"]

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【早稲田大学文学部日本史】完全対策と勉強法|早稲田専門塾が監修

2016.06.29

ページ目次早稲田大学文学部日本史勉強法と対策早稲田大学文学部【日本史】の傾向早稲田大学文学部【日本史】の特徴早稲田大学文学部【日本史】への取り組み早稲田文学部対策:文化史対策早稲田大学文学部【 日本史で使える参考書早稲田大学文学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策 早稲田大学文学部日本史勉強法と対策

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  • 早稲田大学文学部日本史勉強法と対策

    早稲田大学文学部の日本史試験は、全時代・全分野から出題される難関試験です。
    幅広い知識が求められ、正誤問題の選択肢には細かな用語も含まれます。また、大問1の原始考古学と大問6の美術史が必ず出題されるのが特徴です。

    本記事では、早稲田大学文学部日本史試験の傾向と対策について解説します。
    特徴的な出題範囲、過去問題から見える傾向、効果的な勉強方法、参考書の選び方などを詳しくご紹介します。
    早稲田大学文学部日本史試験に確実に合格するためには、的確な傾向把握と計画的な対策が欠かせません。
    本記事が早稲田大学文学部日本史試験に挑む皆さんの強力な武器となれば幸いです。

    [toc]

    早稲田大学文学部【日本史】の傾向

    早稲田大学文学部【日本史】の傾向
    早稲田大学文学部の日本史の試験時間は60分で、配点は50点です。
    問題形式は、選択問題と記述問題から構成されています。選択問題は正誤判定が主で、記述問題は用語を書く形式です。

    出題範囲は原始時代から現代までの全時代で、政治史や文化史など全分野から出題されます。
    時代的には、前近代史(古代~江戸時代まで)の出題比重が高く設定されているのが特徴です。

    原始時代の考古学に関する問題(大問1)と、美術史に関する問題(大問6)が毎年出題

    正誤問題の選択肢には、教科書にはない細かな用語も含まれるので、幅広い知識が必要となります。

    早稲田大学文学部【日本史】の特徴

    早稲田大学文学部の日本史は、幅広い時代・分野から出題される試験です。

    正誤問題の選択肢には細かな用語が出題されることもあり、教科書レベルの知識だけでは足りない場合もあります。

    例えば、2018年の入試では「伊治呰麻呂」という人名が正誤問題の選択肢に出題されました。
    伊治呰麻呂は8世紀の人物で、光明皇后の詔により遣唐副使として唐に渡来したが、帰国後反乱を起こした人物です。教科書には記載がないため、+αの知識が必要でした。

    また、2019年の入試では、正誤問題の選択肢に「山鉾」といった用語が出題されました。
    山鉾は神輿の一種で、装飾が施された樅の木を立てたものです。

    また、前近代史の出題比重が高く、大問1の原始考古学と大問6の美術史が必出の特徴があります。
    大問1では旧石器時代の遺跡である神津島遺跡や細石器の使用に関する知識が問われます。
    大問6では絵画や建築物の名称と外観に関する細かい知識が必要となります。

    早稲田大学文学部【日本史】への取り組み

    1. ステップ1: インプット教材の繰り返し学習
    2. ステップ2: 一問一答で用語を暗記
    3. ステップ3: 過去問で傾向を掴む
    4. ステップ4: 大問1、6の特化学習

    ステップ1: インプット教材の繰り返し学習
    まずは教科書などのインプット教材を繰り返し読み、日本史の基礎知識を固めましょう。原始時代から現代までの通史を抑え、各時代の概要を理解しておきます。

    ステップ2: 一問一答で用語を暗記
    次に一問一答を解きながら、歴史用語や人名などを暗記していきます。一問一答を繰り返し解くことで、細かい知識も身に付けられます。

    ステップ3: 過去問で傾向を掴む
    過去問を多く解き、早稲田大学文学部の出題傾向を掴みましょう。正誤問題に慣れ、特徴的な用語も把握します。

    ステップ4: 大問1、6の特化学習
    大問1の原始考古学と大問6の美術史については、過去問と資料集を使って特化した学習を行います。
    こうしたステップを踏むことで、効率的に学習を進められます。基礎から応用まで着実に知識を積み上げていきましょう。

    具体的な日本史の勉強法についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/nihonshi-benkyo/"]

    早稲田文学部対策:文化史対策

    Tenjin

    早稲田大学文学部の日本史では、大問6で必ず美術史に関する問題が出題されます。
    この文化史の対策はどのようにしたら良いのでしょうか?まずはじめにすることは文化史よりも通史を確実にしておくこと。

    文化史=暗記のように感じますが、文化史も通史と同じ流れで進んでいます。この流れを理解できていないと文化史の理解が曖昧になってしまいます。

    ですから、まずは通史に重点をおいてみましょう。
    その後にようやく文化史です。多くの受験生は文化史=ただの暗記と思ってしまいがちなのですが、文化史にも流れが存在します。
    それは人同士の流れと時の流れです。人の流れとは、友人の関係や師弟関係や家族関係などがあたります。
    歴史上の人物をただの記号で考えるのではなくて、どのような関係にあったのかを知っておくとわかりやすいですよ。
    特に師弟関係は早慶の入試に頻出です。続いて、時の流れです。時の流れというのは、時代ごとの背景ですね。通史と連関してなぜこの文化が発生したのか?という部分を考えてみましょう。
    上記のように暗記することでこれまでのような機械的な暗記からさよならすることができます。

    過去問を使って考える

    1つ例を見てみましょう。
    [su_box title="早稲田大学 文学部 日本史 2016年 大問Ⅵ 問2" style="glass"]鑑真渡来を巡る苦難は、昭和の小説家( A )による歴史小説『天平の甍』でも取り上げられた。
    問 空欄( A )について。『闘牛』『敦煌』などの著者としても知られるこの小説家とは誰か。
    ア 井上靖  イ 大仏次郎  ウ 司馬遼太郎  エ 菊池寛  オ 吉川英治[/su_box]

    細かいと感じるかもしれませんが、受験生の皆さんがよく使っている『石川昌康の日本史B講義の実況中継』のノートに『天平の甍』が記載されています。
    鑑真像の材質技法が問1で問われていますが、ちょっとした周辺知識です。努力によってできる問題であるといえます。

    その他2018年の入試では、風神雷神図の制作背景に関する知識が問われました。この場合は、風神雷神図のモデルとなった作品や、制作者の俵屋宗達についての知識が必要でした。
    2019年の入試では、奈良時代の『過去現在因果経』の図像について問われました。この場合は、同作品が風神雷神をどのように描いているか、作品の内容についての知識が求められました。
    他にも、過去には三十三間堂所蔵の風神雷神像や、東照宮の風神雷神像などが題材となっています。

    このように、過去問を参考に、特に美術作品の名称、制作背景、内容を中心に学習していくことが重要です。
    資料集などを使い、視覚的に作品を確認しながら知識を蓄積していきましょう。

    早稲田大学文学部【 日本史で使える参考書

    早稲田大学文学部日本史でおすすめの参考書は、「石川実況中継」「東進日本史一問一答」「日本史史料一問一答」「実力をつける日本史100題」「ヒストリア」などです。
    「石川の実況中継」で基礎をしっかり身に付け、「日本史一問一答」で細かい知識を蓄えましょう。
    その上で、「日本史史料一問一答」で史料対策を行い、「実力をつける日本史100題」「ヒストリア」で総仕上げをするのが良いでしょう。
    通史理解とともに、一問一答や過去問で細かい知識と正誤問題対策を積むのが合格への近道です。

    早慶レベルの日本史の具体的な参考書はこちらでも記載しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokujapanesehistory-schedule/"]

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早稲田大学文学部【世界史】完全対策と勉強法|早稲田専門塾が監修

2016.06.29

ページ目次早稲田大学文学部の世界史の対策・勉強法早稲田大学文学部【世界史】の傾向早稲田大学文学部【世界史】の特徴早稲田大学文学部【世界史】への取り組み早稲田大学文学部【世界史】対策1:先史・特殊分野の対策早稲田大学文学部【世界史】対策2:記述/論述対策/対策3:文化史はどうすればよいのか?早稲田大学

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  • 早稲田大学文学部の世界史の対策・勉強法

    早稲田大学文学部の世界史試験は、マーク式・記述式から出題されます。
    出題範囲も広く、文化史や特殊分野の問題も特徴的です。文学部世界史に合格するには、傾向を把握し対策を立てることが重要です。
    この記事では、文学部世界史試験の攻略法を具体的に解説します。
    試験の形式と特徴、効果的な学習方法、重要分野の対策ポイント、参考書の選び方などを詳しく見ていきましょう。
    文学部受験生の皆さん、ぜひこの記事を参考に、世界史の点数アップと合格を目指してください!

    [toc]

    早稲田大学文学部【世界史】の傾向

    早稲田大学文学部の世界史の試験は、マーク式・記述式・論述式の3つの形式で出題されます。
    まず、試験時間は60分で、大問数は8~9題です。1題あたりの時間は約7分と非常にタイトです。
    難易度としては、基本的には教科書レベルの出題が9割を占めますが、細かい知識を問う応用的な問題も少数含まれます。
    写真を使った文化史の出題も毎年の定番となっています。
    以上が、早稲田大学文学部世界史の試験の傾向です。
    幅広い知識と速答力、要約力が求められる試験形式といえます。

    早稲田大学文学部【世界史】の特徴

    まずは文学部世界史試験の出題形式と特徴について確認しましょう。

    • 試験時間は60分で、8~9題の大問から構成される
    • 1つの大問には5~7題ほどの小問が設定されている
    • 小問の総数は約40題と多い
    • 出題される時代は古代から現代まで幅広いが、現代史の出題は比較的少ない
    • 地域的には東洋史の出題比率が高めであるものの、全体的に偏りはない
    • 問題の過半数はマーク式、残りは記述式である
    • 小論述問題の出題歴あり

    以上のように、文学部世界史試験は総合力が問われ、幅広い知識が要求されます。
    また、時間が非常にタイトであるため、速答力も必要不可欠です。

    早稲田大学文学部【世界史】への取り組み

    では、文学部世界史試験に対してどのように取り組むべきか、効果的な学習方法を見ていきましょう。

    1. 小論述の訓練
    2. 基礎知識の定着
    3. 図版・地図の事前確認
    4. 苦手分野をなくす

    (1) 小論述の訓練
    30字程度で要点を簡潔にまとめる訓練は非常に重要です。
    指定語句を時系列に沿って並べることで、短い文字数でも論旨を明確に表現できるようになります。限られた文字数で核心をつかむ力が問われています。

    (2) 基礎知識の定着
    文学部世界史の出題範囲は広範囲に及びますが、難易度としては教科書レベルの問題がほとんどです。ゆえに、世界史の基礎知識をしっかり体系的に定着させることが大切です。ケアレスミスを減らすことが合否を分けるポイントになります。

    (3) 図版・地図の事前確認
    写真を用いた文化史の出題が毎年のようにあるため、教科書や資料集の図版は事前に全てチェックしておく必要があります。また、地名や地域を問う地図の出題もあるので、こちらも事前に確認しておきましょう。

    (4) 苦手分野をなくす
    文学部世界史は時代・地域ともに幅広い出題範囲をカバーしているため、計画的な学習で苦手分野をなくしていくことが大切です。

    早慶レベルの世界史の勉強法についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/sekaishi-benkyo/"]

    特に文化史は後回しになりがちなので注意が必要です。

    早慶の学部にしては近現代からの出題が少なくなっています。出題される問題のレベルは標準レベルです。
    難しい問題の前に基礎的な問題を確実に取れるようにしていきましょう。

    早稲田大学文学部【世界史】対策1:先史・特殊分野の対策

    文学部世界史試験では、先史時代や他大学ではあまり出題されない特殊な分野の問題が特徴的に出題されます。
    新石器時代の文化に関する出題があるのでしっかり学習

    • シュメール、アッカド、アッシリアなど、メソポタミアの古代文明の基礎知識を身に付ける
    • 楔形文字等、文字の起源に関する出題があるため、事前に対策
    • エジプト古王国時代のピラミッドに関する知識も必要
    • 古代インドの仏教成立過程やアショカ王についての出題がある
    • 古代ギリシアの哲学者や神話に関する出題もあるため事前学習が重要
    • 古代ローマの政治制度や法制度についての出題傾向が高い
    • 中世ヨーロッパの封建制に関する出題が複数回されている
    • ルネサンス期の文化・学問についての出題があるので対策必須

    このように、文学部では他大学とは異なる特殊分野の出題があるため、通史だけでは不十分です。特殊分野についても事前にしっかり学習しておく必要があります。

    早稲田特有の重箱を隅をつくような問題の出題はこの学部ではあまりないので、教科書レベルの基本的な問題を確実に取れるようにするのが合格のポイントです。

    過去問を使って考える

    1つ例を見てみましょう。早稲田大学文学部世界史2016年大問Ⅰの問1です。
    下線部(a)について。海の道に関わる代表的な南インドの王朝はどれか。
    ア グプタ朝  イ ヴァルダナ朝  ウ チョーラ朝  エ クシャーナ朝
    これは、すぐに分かりますね。でも、このような時代からも出題されているということです。

    先史〜古代にかけては受験勉強を始めた頃に学習したためあやふやになってしまっていることもあります。早稲田大学を受験するからといって近現代のみをやっていると足元を救われてしまうこともあります。気をつけてください。

    早稲田大学文学部【世界史】対策2:記述/論述対策/

    マーク式に加えて、語句の記述問題が3割程度出題されます。難解な語句もあるため、単語力が問われます。
    一問一答を繰り返し解き、重要語句を丁寧に暗記していく
    語句の意味や概要だけでなく、歴史的意義や影響まで理解しておく
    似たような語句の微妙な違い(例:北魏と北周など)にも注意を払う
    語句記述の対策は基礎中の基礎ですが、継続的な学習が不可欠です。着実に知識を積み重ねていきましょう。

    過去には論述問題の出題歴があるので、念のために用意はしておいた方が良いです。

    対策3:文化史はどうすればよいのか?

    Gattai
    次に文学部世界史試験での文化史についてです。
    写真を用いた出題が多く、文化史の基礎力が問われます。
    教科書や資料集に掲載されている図版は事前に全てチェックし、内容を確認して、
    また絵画だけでなく、彫刻等も出題の対象となるため、幅広く対策をしておいてください。

    作品名や時代、作者等の基本情報についてはしっかり押さえてください
    代表的な作品例と対策ポイントは以下の通りです。

    1. ゴヤの「裸のマハ」、ルノワールの「風俗画」など19世紀ヨーロッパ美術が出題される
    2. セザンヌ、ゴーギャン、モネ、ルノワールなど印象派の画家と作品を押さえる
    3. ロダンの代表作「考える人」、ミケランジェロの「ダヴィデ像」も重要
    4. 中国の「清明上河図」、日本の「源氏物語絵巻」も定番の出題対象
    5. エジプトの「ツタンカーメンの黄金のマスク」をはじめとする古代遺品に注意
    6. ギリシャ彫刻の「ミロのヴィーナス」、「ラオコオン群」の作品情報を押さえる
    7. 聖堂の様式(ロマネスク、ゴシックなど)も出題されるため事前学習が必要

    このように、文学部の文化史出題は非常に幅広いので、多角的な対策が求められます。
    代表作や画家を網羅的に学習しておきましょう。

    早稲田大学文学部【世界史で使える参考書】

    最後に、文学部世界史対策におすすめの参考書をいくつか紹介します。

    【通史理解】 ナビゲーター世界史
    【単語暗記】 一問一答は、学研の斎藤の世界史B一問一答 完全網羅版がおすすめです。
    【論述対策】 段階式論述トレーニング:論旨構成力が鍛えられる
    これらの参考書を上手く組み合わせて学習すれば、文学部世界史試験に対応できる実力が着実に付いていくはずです。
    合格を目指すなら早めの対策が重要です。計画的に知識と技能を高めていきましょう!

    世界史の参考書についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokuworldhisotry-schedule/"]

    早稲田大学 文学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします

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    少しでもご興味をお持ちいただいた方は、まずは合格に役立つノウハウや情報を、詰め込んだ資料をご請求ください。

    また、早稲田大学文学部に合格するためにどのよう勉強をしたらよいのかを指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

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早稲田文化構想【日本史】完全対策と勉強法|早稲田専門塾が監修

2016.06.29

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  • 早稲田文化構想学部学部の【日本史】対策・勉強法

    早稲田大学文化構想学部を目指す受験生の皆さん、こんにちは。早稲田大学文化構想学部の日本史入試対策について解説したブログをお届けします。文化構想学部は“文化”をキーワードに多角的な教養を身につけることを目指す学部です。その入試でも文化史を中心とした日本史の出題が特徴的です。
    本記事では、文化構想学部の日本史入試の傾向と対策ポイントを詳しく解説します。
    特徴的な出題形式であるテーマ史の対策法や、文化史を中心とした効果的な勉強方法などをアドバイスします。文化構想学部を受験する皆さんの強力な武器となる内容です。
    ぜひこのブログを参考に、戦略的に文化構想学部の日本史入試に備えていきましょう。皆さんの文化構想学部合格を力強く応援しています!

    [toc]

    早稲田大学文化構想学部【日本史】の傾向

    早稲田大学文化構想学部の日本史の試験は、試験時間が60分で合計4題の大問から構成されています。
    出題形式としては、選択式の問題と記述式の問題が併用されており、選択式が全体の約6割を占めています。

    選択式の問題は、設問文を読んで正誤を判断したり、該当する事項を選択したりする形式が主です。
    一方、記述式の問題は、文章の空欄補充や人名・地名・用語などの漢字書き取りが出題されます。

    大問の形式

    大問の形式としては、すべての問題が古代から近世に至るまでの長いスパンの時代を扱うテーマ史の形式が取られています。
    政治史や対外関係の領域だけでなく、文化史や社会経済史に関するテーマも多く取り上げられるのが特徴です。
    したがって、特定の時代や分野に偏った知識ではなく、各テーマを通史的に理解した上で、細かな事項まで網羅的に知っていることが求められます。
    過去問題を解くことで具体的な問題の形式や範囲を把握することも大切な対策となります。
    このように、文化構想学部の日本史入試は、幅広い知識と柔軟な思考力が問われる試験形式といえます。

    早稲田大学文化構想学部【日本史】の特徴

    文化構想学部の日本史の特徴は以下の3点です。

    第一に、全ての大問が古代から近世までの長期にわたる歴史的テーマを扱うテーマ史形式で出題されることです。
    単独の時代や政治史・対外関係だけを問う出題はほとんどありません。

    第二に、政治史や対外関係よりも、文化や社会に関する領域からの出題比率が高いことです。
    例えば、仏教史や教育史、交通史、城郭史といった文化史的なテーマが頻繁に扱われます。

    第三に、史料を用いた論述形式の問題がほとんど出題されないことです。
    記述形式は人名や地名、用語の漢字書き取りに限定されています。

    この三点が文化構想学部日本史の最も大きな特徴です。
    幅広い通史的知識と柔軟な思考力が求められる入試形式といえます。

    早稲田大学文化構想学部【日本史】への取り組み

    文化構想学部の日本史入試に向けた取り組みは以下のようにします。

    1. 1通史で基礎を固める
    2. 2テーマ史で理解を深める
    3. 3文化史や社会経済史に重点を置く
    4. 4過去問を解き、傾向を把握する

    このように、通史学習後はテーマ史や文化史を中心に取り組み、過去問で実戦練習を積むのが効果的です。

    効果的な日本史の勉強法、スケジュールはこちらのブログ記事で記載しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/nihonshi-benkyomap/"]

    早稲田大学文化構想学部【日本史】対策1:テーマ史対策

    早稲田大学文化構想学部の日本史入試では、全ての大問がテーマ史形式で出題されます。
    テーマ史とは、特定のテーマ(政治・経済・文化など)に沿って時代を追って出題される問題の形式です。

    そのため、テーマ史対策は文化構想学部日本史入試において最も重要なポイントとなります。

    過去の入試で出題されたテーマ史を見ると、以下のようなテーマが挙げられます。

    • 仏教史 – 仏教の伝来から各時代の仏教の変遷
    • 教育史 – 古代から近世までの教育制度の変遷
    • 交通史 – 古代から近世の交通網の発達
    • 茶道史 – 茶の伝来と茶道の発展の流れ
    • 城郭史 – 城の起源から近世城郭の発達まで

    このように、宗教、教育、交通、文化などのテーマが出題される傾向にあります。

    このテーマ史の出題に対応するには、単にそのテーマに関連する重要事項を羅列的に覚えるだけでは不十分です。
    各テーマを通史的に捉え、古代から近世までの流れを大まかに追えることが重要なのです。

    テーマ史の勉強の仕方1【仏教史】

    Bukkyo

    仏教史
    • 仏教がいつ頃から日本に伝来したかを確認します。
    • 次に、飛鳥時代から奈良時代にかけての仏教の受容と国家仏教の特徴を押さえます。飛鳥時代の仏教伝来、聖徳太子と仏教の関係、蘇我氏の仏教保護、国分寺・薬師寺の建立などを丁寧に読み込みます。
    • 平安時代以降の仏教の諸宗派の興隆について確認します。天台宗、真言宗、浄土宗などの成立過程と特徴を押さえておきます。
    • 鎌倉時代には、禅宗を中心とした仏教文化が栄えました。建長寺など鎌倉の寺院について知識を深めます。

    このように、通史的な流れを追いながら主要な出来事を丁寧に確認することで、仏教史に対する理解が深まります。重要語句も押さえておくことで、入試での書き取りにも対応できるようになります。

    テーマ史の勉強の仕方2【茶道史】

    Sado

    茶道史
    • 茶道史では、まず茶がいつごろから日本に伝来したのかを確認します。奈良時代の 鑑真 と最澄によって伝えられたことを押さえておきます。
    • 次に、平安時代から室町時代にかけての茶の受容と変遷を見ていきます。栄西や村田珠光らによる宋の点茶法の伝来、鎌倉時代の臨済宗寺院と茶の関係、室町時代の茶の堂や茶会などを丁寧に確認します。
    • 安土桃山時代から江戸時代初期の茶道の発展を追います。千利休によるわび茶の完成、江戸時代の茶道的生活様式の広がりなどを押さえておきます。

    このように時代ごとの茶文化の特徴を確認しながら、茶道の通史を概観できるようにしておけば、入試で出題される茶道史のテーマ史問題に対応できるでしょう。

    早稲田大学文化構想学部【日本史】対策2:文化史対策

    文化構想学部の日本史入試で最も特徴的なのは、政治史や外交史よりも文化史からの出題比率が高いことです。

    過去の入試を見る限り、概ね全問題の5割前後が文化史系の内容が問われています。

    思想や宗教、文学作品から関連事項が出題されるケースが比較的多く見られます。
    また、美術や建築に関する事項、例えば寺社建築の様式や絵画の流派についても頻出しています。
    例えば過去の入試では、以下のような文化史に関する事項が問題として出題されています。

    • 平安時代の大江姓とその作品
    • 鎌倉時代の禅宗寺院としての建長寺
    • 室町時代の金碧料文房とその技法
    • 桃山時代の城郭建築である伏見城の天守

    このため、各時代の文化全般を通史的に理解し、主要な文化財や遺跡、代表的な作品や人物について、事典等を利用して知識を深めておく必要があります。
    文化史関連の史料にも目を通し、背景を把握することも有効です。

    文化構想学部の「文化」という学部の特性を理解した上で、文化史を意識した対策を強化することが、
    この入試での高得点を得るための近道だと言えるでしょう。限られた時間の中で効果的に力を入れる領域を選ぶ意味でも、文化史の取り組みは重要といえます。

    早稲田大学文化構想学部で資料問題はほとんどでないが・・

    早稲田大学文化構想学部の日本史入試では、史料を用いた資料問題の出題はほとんどありません。
    過去に数回出題例があるものの、今後も出題される可能性は低いと考えられます。
    そのため、資料問題の対策としては、歴史上の重要な史料に目を通し、内容を把握しておくことがメインになります。

    資料集を使って、主要な史料の内容を押さえておきましょう。

    早稲田大学文化構想学部【日本史】で使える参考書

    早稲田大学文化構想学部日本史でおすすめの参考書は、「石川実況中継」「東進日本史一問一答」「日本史史料一問一答」「実力をつける日本史100題」「ヒストリア」などです。
    「石川の実況中継」で基礎をしっかり身に付け、「日本史一問一答」で細かい知識を蓄えましょう。
    その上で、「日本史史料一問一答」で史料対策を行い、「実力をつける日本史100題」「ヒストリア」で総仕上げをするのが良いでしょう。
    通史理解とともに、一問一答や過去問で細かい知識と正誤問題対策を積むのが合格への近道です。

    テーマ史の対策をするためには、Z会のテーマ史がおすすめです。文化史の対策にもなりますのでやってみると良いでしょう。
    [itemlink post_id="23335"]

    早慶レベルの日本史の具体的な参考書はこちらでも記載しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokujapanesehistory-schedule/"]

    早稲田大学文化構想学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策

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