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【早稲田文・文化構想】英語の要約の対策と必須の読解9パターン

2025.01.05

早稲田文・文化構想に合格したいのであれば、要約は重要 早稲田大学文学部・文化構想学部の英語は全体で75点満点。 そのうち、大問Ⅴの英文要約はわずか5点(公表されてませんがヒロアカでの採点)と一見すると配点は小さく見えます。 しかし、合格最低点が3科目合計200点中の130〜135点程度であることを考

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  • 早稲田文・文化構想に合格したいのであれば、要約は重要

    早稲田大学文学部・文化構想学部の英語は全体で75点満点。
    そのうち、大問Ⅴの英文要約はわずか5点(公表されてませんがヒロアカでの採点)と一見すると配点は小さく見えます。

    しかし、合格最低点が3科目合計200点中の130〜135点程度であることを考えると、
    この5点をしっかり取り切れるかどうかで合否に大きな差がつきます。

    実際、多くの受験生は“大問Ⅴは割と勘で解いてしまう”ことが多く、
    その結果、ほかの大問である程度点を取っていても要約問題で落としきれない失点が重なり、合格ラインに届かないというケースが珍しくありません。

    だからこそ、意外と侮れないこの5点を確実に手中に収めることが、早稲田文・文化構想合格への鍵になるのです。

    合格するためには確実に取りたいのがこの問題です!

    感覚で答えを出している人がほとんど

    要約問題を苦手とする受験生の多くは、文章全体の流れやロジックを追わずに“なんとなく”の感覚で答えを埋めてしまいがちです。
    筆者の主張や論拠、対比などの論理構造を理解せず、“単に英文を短くしたつもり”になってしまうのです。

    しかし、実際には、論理構造を把握して正確に理解をする必要があります。今回のブログ記事では、文・文化構想の問題を解く上で超重要な基本論理構造の9パターンをお伝えします。

    感覚に任せるだけでは、的外れな内容になってしまい、5点中2〜3点を落とす結果に直結します。
    早稲田レベルで英語を攻略するには、“要約=文章構造の再構築”という視点が欠かせません。

    ヒロアカでは他塾ではできない論理構造の指導を細かく実施

    ヒロアカでは、英文要約を単に内容を書き抜くだけのトレーニングではなく、
    論理構造をきちんと理解したうえでまとめるスキルとして指導しています。

    多くの塾では時間の都合上、ここまで踏み込んだ指導は難しいのが現状ですが、
    ヒロアカなら英語全体の点数アップのみならず、合格をさらに引き上げられるサポートを提供しています。

    早稲田文・文化構想の要約はまずは読解が重要

    早稲田文学部・文化構想学部の要約は、
    “自分の言葉で書くこと”が想像されがちですが、
    実際はまずは文章を読み解くところからが重要になっています。

    ほとんどの人が論理の構造を理解できてないです。

    英検準1級の要約対策でもこの辺りの話はふれているので興味のある人はどうぞ。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/kentei/eigokentei/grade-pre1/eiken-pre1-yoyaku/"]

    要約には論理構造の理解が必要不可欠

    要約とは、文章を短くするだけではなく、
    「筆者が本当に言いたい要点」を読み手自身が組み立て直す作業です。

    もし文章中に「AとBを対比し、最後にCという結論に至る」ような論理の流れがあるのに、
    単に「AとBが出てきました」だけを述べても、筆者の言いたい結論(C)は分かりません。

    文章全体を貫く主張の道筋(論理構造)を追わないと、肝心な結論や主張を的確に把握できないのです。

    英語長文ができない子は、文章を1文1文で繋がりを考えずにバラバラに捉えがちです。
    でも論理構造がわからないと、文章を理解するのは不可能です。

    論理構造とは?

    簡単にいうと、文や文章のなかで「どうしてそうなるの?」とか「これとこれを比べてどう違うの?」という
    考え方の道すじ(話の“すじ道”や“つながり方”を表すルール)のことです。

    たとえば、算数で「1 + 1 = 2」は、“1たす1”が“2になる”理由がはっきりしていますよね。

    これと同じように、文章でも「どうしてAになるのか?」や「なぜBという結論が出てくるのか?」というつながりを

    示している部分が、論理構造です。

    早稲田文学部、文化構想学部の要約で合格点を取るためには、
    論理構造を理解することが必要不可欠

    論理構造が分かると「どこが重要か」が明確になる

    文章にはしばしば例え話や細かい補足、背景情報などの「枝葉的情報」が混在しています。
    しかし、論理構造を理解できれば、
    「ここは結論に直結する重要な根拠だから押さえる」
    「ここは具体例を示すための挿話だから概略だけ拾えばいい」と、
    情報の取捨選択が容易になります。

    筆者の「意図」と「立場」が見える

    論理構造には、
    たとえば「相手の反論を紹介したあと、自分の見解を示す」や「Aという前提からBが導かれる」など、
    筆者が意図的に組んだ展開の順序が表れます。

    この展開の順序を追うと、
    筆者が「読者をどの方向へ導きたいか」「どの部分を強調したいか」がわかります。

    したがって要約のときも、どの見解が筆者自身の意見で、どれが引用・批判・反駁などの“借りてきた意見”なのかを区別しながらまとめられます。

    論理構造にはパターンがある

    文章を読んでいると、「筆者は何を言いたいんだろう?」とか「どうしてこの結論になるんだろう?」と感じることはありませんか?

    実は、文章はただ思いついたことを順番に並べているわけではなく、

    “結論までの道すじ”をあるパターンに沿って組み立てている ことが多いのです。

    たとえば、友達同士の会話でも、無意識に「こうだからこうなるよね」という 因果関係 を使ったり、「AよりBのほうがいいんじゃない?」という 対比 で話したり、「○○するためには××が必要だよね」という 目的と手段 の流れを使ったりしているはずです。

    文章を読むときに、この “結論までの道すじ” がどんなパターンに当てはまるのかを見極められると、
    内容をすばやく整理して「要点はここだ!」と見つけやすくなります。

    パターンを理解することができれば、早稲田文学部、文化構想学部での未知の問題に瞬時に対応することができます。

    絶対に理解をしたい!基本論理構造9パターン

    下記は、早稲田大学の問題を理解する上で超重要な基本論理構造の9パターンになります。

    パターン 特徴 理解するために必要な視点
    パターン1: 対比 (Comparison/Contrast) AとBを並べて差異や矛盾を強調する。「しかし」「一方で」などの対立表現が目印。 対立するキーワードを確認し、両者の立場・評価を整理する。
    パターン2: 因果 (Cause & Effect) 原因A → 結果Bという流れ。「〜のために」「〜の結果として」などが目印。 原因と結果を取り違えないよう整理する。
    パターン3: 目的 (Goal) と手段 (Means) 目的を達成するために具体的な手段がとられる。「〜するために」などが目印。 目的と手段を明確に区別して読む。
    パターン4: 逆説 (Paradox) 一見矛盾する事象や、解決策が逆に問題を起こす構造。「しかし実は」「一方で」などで強調される。 見かけと実際の食い違いに着目する。
    パターン6: 問題-解決 (Problem-Solution) 問題を提示→解決策→その影響・限界を示す流れ。 問題と提案策の関係、および成否を押さえる。
    パターン7:定義 → 例示 (Definition → Example) まず概念を定義し、次に例を挙げて理解を深める構成。 定義を表す語句を見つけ、例示と照らし合わせる。
    パターン8: 帰納 (Inductive Structure) 複数の具体データを積み重ね、最後に一般的な結論を導く。 複数事例の共通点からどんな結論を導いているか見る。
    パターン8: 漸次展開 (段階的な拡大・累積) 個人・局所の話から徐々に社会・世界へ話を広げ、最終的に大きな結論を示す。 どの段階でスケールが拡大しているかを追う。
    パターン9: 反論と再反論 (Counterargument → Rebuttal) 相手の主張を先に示し、データや理論で切り返して自説を補強する構造。 相手の立場と、それに対する反証・根拠を関連づけて整理する。

    ここからはそれぞれのパターンをひとつずつ解説していきます。

    パターン1:対比

    特徴

    AとBを並べ、差異・矛盾点を指摘することで主張を際立たせる
    「しかし」「一方で」「逆に」「vs.」などの対立を示す接続詞・語句が目印

    出題年度

    2024年: “多様性は分断を生む”という否定的見解 vs. “実際は全体の定員拡大で既得権も守られた”という反証
    2021年: “速読”vs.“遅読”
    2017年: “毒殺説・激しい対立”vs.“実は協力関係だった”
    2014年: “電子書籍のメリット”vs.“紙の本の読書体験”

    理解するためには何が必要か?

    対立を示すキーワード(but, however, on the other hand など)を見逃さない。
    対比する要素が文中でどのように評価(正・負)されているか把握し、それぞれの立場や結果を整理する。

    パターン2:因果

    特徴

    原因(原因A)→結果(結果B)という流れ
    「なぜなら」「〜のために」「〜の結果として」などが目印

    出題年度

    2022年: 気候変動(原因)→ 極端気象の頻発・巨大化(結果)
    2019年: 社会的ステレオタイプや他者の言説(原因)→ アイデンティティ形成のあり方へ影響(結果)
    2013年: 都市の魅力(原因)→ 若者の流出→ 農村部の過疎化・衰退(結果)
    (部分的に)2021年: 読むスピード上昇(原因)→ 理解度低下(結果)
    (部分的に)2020年: 大量の忘却が起こる(前提)→ それでも自己は維持される(結論的メッセージ)

    理解するためには何が必要か?

    因果を示す接続詞(because, since, as a result, therefore など)に注目。
    「どの要素が原因で、何が結果なのか」を混同せず明確にする。

    パターン3:目的と手段

    特徴

    ある意図・目的があり、それを達成するために何らかの手段や施策がとられる
    「〜するために」「〜を狙って」「目的は〜だ」などが目印

    出題年度

    2018年: 「植民地支配を円滑にする」= 目的 → 「英文学教育を導入」= 手段
    キリスト教布教の代替策として英文学を使い、イギリス的価値観を浸透させる

    理解するためには何が必要か?

    筆者が何を最終的に成し遂げたいのか(目的)をまず読み取り、その手段としてどんな具体的行動や政策が提示されているかを区別する。

    パターン4:逆説

    特徴

    一見すると矛盾しているような事象や、解決策が却って問題を引き起こす構造
    「しかし実は」「一方ではこうなる」など、論理的ギャップを強調する記述が多い

    出題年度

    2020年: 大量の記憶を失っているのに、自己同一性が保たれる=「一見矛盾だが実は成立する」
    2015年: 図書館の書架・紙の劣化問題を解決するためのマイクロフィルムが、逆に劣化してしまう

    理解するためには何が必要か?

    表面上の常識と、実際の結末が食い違う部分を捉える。
    「本来はこうあるべきだが、実は反対になっている」という流れを明確に区別して理解する。

    パターン5:問題-解決

    特徴

    序盤で「このままでは○○という問題がある」と問題点を明確化し、途中または終盤
    で「そこで××という手段が考えられる」と解決策を示す。さらに、その結果どうなるか(メリット・デメリット)に言及することが多い。
    例:ある問題を提示 → 解決策を提示 → その解決策の影響や限界を述べる

    出題年度

    図書館の「書架不足」や「酸性紙の劣化」という問題(2015年の例)に対して、マイクロフィルム化という解決策を実施 → 逆説的に失敗する、という流れが典型。

    理解するためには何が必要か?

    「どんな問題点があり、提案された方策が何か」を簡潔に押さえ、その方策が成功したのか失敗したのか、あるいは部分的だったのかを確認する。

    パターン6:定義 → 例示

    特徴

    見慣れない概念(専門用語)をわかりやすく説明し、その後に具体例をいくつか挙げて実感を伴った理解を促す。結論(主張)が最後にまとめられる。
    例:ある概念をまず定義 → 具体的な事例・数字・逸話などを提示 → 結論を導く

    出題年度

    2020年の記憶・忘却の箇所などで、「記憶」「忘却」「失われたニューロン」といった概念の簡単な定義や解説 → 個人の体験例や一般的事例 → 「それでもアイデンティティは保たれる」という結論につながる。

    理解するためには何が必要か?

    定義の文(is defined as, refers to, meansなど)を見つけ、そこに続く具体例を探して照らし合わせる。
    用語の使い方や筆者がそこに付与しているニュアンスを理解する。

    パターン7:帰納

    特徴

    冒頭から事例A・B・Cと次々に挙げ、「以上のことから○○が言える」という形で結論に至る。問題解決策や大きな主張よりも「傾向」「特徴づけ」「法則」などを導き出すために使われる。
    例:小さな具体例・データ・事象の積み重ね → 一般的な結論を提示

    出題年度

    2013年の都市化の話は、世界人口の統計・農村と都市の対比的な事実を順に並べる → 「これらの事例(人口移動・農村インフラ縮小)から、今や世界は都市中心になりつつある」と導くなど。

    理解するためには何が必要か?

    複数の具体例をまとめ、そこから導かれる共通点・法則を見出す意識を持つ。
    事例A・B・Cをどう総合し、最終的に何を結論づけているかを確認。

    パターン8:漸次展開

    特徴

    序盤は個人の事例や単発の調査結果などを提示し、「このような個別の問題は実は社会全体にも当てはまる」と範囲を広げていく。段階的に視点を移しながら、最終的に普遍的な主張へ結びつける。
    例:はじめに小さな視点(個人・局所) → 徐々に範囲を広げて社会全体・世界的視点へ → 大きな結論

    出題年度

    2019年のアイデンティティの例は、まず個人の日常行動と「他者からの見られ方」を論じる → 次第に「社会的ステレオタイプ」「大衆メディアの影響」→ 結局、個人のアイデンティティは社会全体の言説と連動している、という大きな帰結を提示。

    理解するためには何が必要か?

    「筆者が話のスケールをどのように広げているか」をパラグラフの流れで見る。
    「個人→社会」または「ミクロ→マクロ」のステップに注目し、どこで視点が拡大されているかをチェック。

    パターン9:反論と再反論

    特徴

    まず相手方の立場(通説・一般的イメージ・批判)を紹介し、それに対して筆者独自の根拠(データ、理論)を提示して切り返し、最終的に自説を補強する。説得力を高めるために使われる。
    例:「Aという主張があるが、実際にはBというデータや事例がある。よってAは正しくないか、あるいは限定的である」

    出題年度

    2024年の多様性議論は、「多様性は既存の特権層を脅かす」「差異を強調し過ぎる」という批判 → 実際の数字(既存層の減少はなかった) → 結論(むしろ多様性はコミュニティを強化する)という流れになっている。

    理解するためには何が必要か?

    異なる立場を表す文や引用を見つけたら、その後で筆者がどう切り返しているかを追う。
    「どのような論拠・証拠」で再反論しているかに着目する。

    【文】難易度・論理構造の一覧表(2024-2013年)

    Wasedakobun

    実際の早稲田大学文学部でどのような問題が出たのかを見ていきましょう。
    下記表は、早稲d大学文学部の要約問題の難易度論理構造を一覧にした表です。

    年度 テーマ 論理構造 難易度
    2024年 Diversity in American Higher Education 対比(批判vs.実データ)+ 反論と再反論 [rating stars="4.0"]
    2023年 Freud’s Two Conceptions of Reality 対比(2つの「現実」観)・矛盾構造 [rating stars="5.0"]
    2022年 Accelerating Climate Change 因果(気候変動→極端気象) [rating stars="3.0"]
    2021年 Speed-Reading vs. Slow-Reading 対比(速読vs.遅読)+部分的因果(速読→理解度低下) [rating stars="3.0"]
    2020年 Memory, Forgetting, and Individual Identity 逆説(多くを忘れるのに自己は維持)+部分的な定義→例示 [rating stars="3.0"]
    2019年 Social Identities and Public Representation 因果(社会的言説→アイデンティティ)+段階的拡大(個人→社会) [rating stars="4.0"]
    2018年 English Literature as a Tool of Colonial Influence in India 目的と手段(植民地支配の効率化→英文学教育) [rating stars="3.0"]
    2017年 Mozart & Salieri: A Case of Misrepresented History 対比(毒殺説vs.共作の新発見) [rating stars="2.0"]
    2016年 Decline of External Moral Consensus in the U.S. 過去と現在の比較→変化(外部道徳→個人道徳) [rating stars="4.0"]
    2015年 The Mass Microfilming Crisis in Libraries 問題-解決→逆説(マイクロフィルムが逆に劣化) [rating stars="3.0"]
    2014年 The Rise of E-Books and the Possible End of Paper Books 対比(電子書籍vs.紙書籍) [rating stars="2.0"]
    2013年 Urbanization: Global Population Shift to Cities 因果(都市化→農村衰退)+帰納的に統計→一般結論 [rating stars="2.0"]

    難易度設定とその理由

    2024年:難易度[rating stars="4.0"]

    論理構造

    対比(批判vs.実データ)+ 反論と再反論

    理由

    対比だけでなく「反論と再反論」が組み合わさり、筆者が「多様性の否定派」の意見を紹介してからデータで切り返すという流れを理解する必要がある。
    特に、「多様性が既存の特権層の機会を奪うのでは」という批判をどう覆しているのか、事例や数値が示されている部分をしっかり追う必要があり、構造としてはやや複雑。
    また、「多様性」と「民主主義」「拡大する入学定員」など社会的・政治的テーマに触れるため、背景知識・抽象的思考も要求される。

    2023年:難易度[rating stars="5.0"]

    論理構造

    対比(2つの「現実」観)・矛盾構造

    理由

    フロイトの理論という心理学・哲学的要素があり、「現実は心が作るもの」と「固定された外部の現実」という 概念自体が抽象的。
    さらに両者が矛盾しているのに共存しているという、解決されない論理的対立を把握しなければならず、読解が難しい。
    一般的な社会問題やデータによる説明よりも 思考実験や理論批評に近い 内容であり、読解にかなりの抽象的思考が求められる。
    よって全12年分の中でも最も高めの難易度と判断

    2022年:難易度[rating stars="3.0"]

    論理構造

    因果(気候変動→極端気象)

    理由

    基本的には「気候変動が原因となり極端な天候が頻発する」というシンプルな因果関係を軸にしている。
    ただし、具体的な災害例や将来的な悪化予測が登場し、「現在の非常事態が未来の通常になる」という少し ショッキングな表現 を理解する必要がある。
    しかし、専門的な議論(化学的・物理的な仕組み)までは深掘りされず、メインは「因果」構造なので、難易度は中程度の「3」。

    2021年:難易度[rating stars="3.0"]

    論理構造

    対比(速読vs.遅読)+部分的因果(速読→理解度低下)

    理由

    「速読と遅読の対比」「読書速度が上がると理解度が下がる」という因果が主な軸。
    文章自体のテーマ(読書法)も身近で、専門用語も少なめ。
    一方で、「 comprehension と knowledge acquisition は違う」「メタ認知が必要」など、やや認知心理学的要素を理解する必要があるため、初心者には少し難しい部分も含む。
    しかし全体としては読み取りやすく、難易度は中ぐらい。

    2020年:難易度[rating stars="3.0"]

    論理構造

    逆説(多くを忘れるのに自己は維持)+部分的な定義→例示

    理由

    「人間は多くを忘れるのになぜ自分でいられるのか」という逆説的なテーマを扱う。
    記憶や脳の話なので、ある程度の生物学的・心理学的イメージがあると理解しやすい。
    論理構造は「(A) 膨大に忘れる → (B) でもアイデンティティは維持 → (C) それは記憶の本質がこうだから」という比較的わかりやすいフロー。
    逆説ではあるが、専門理論が多量に出るわけではなく、理解レベルとしては中くらいの難易度。

    2019年:難易度[rating stars="4.0"]

    論理構造

    因果(社会的言説→アイデンティティ)+段階的拡大(個人→社会)

    理由

    まず個人の行動が他者の言説にどう影響されるか、メディアによる集団イメージが社会政策にどう影響するか、などを 段階的に拡大 して解説している。
    「社会構築主義」「ステレオタイプ」「内面化」など、社会学・心理学の概念を背景に読む必要がある。
    因果関係が多層的(「他者の表象 → 集団アイデンティティ形成 → 政策反映 → 当事者がさらに内面化」)でやや複雑。
    そのため「4」というやや高めの難易度に設定。

    2018年:難易度[rating stars="3.0"]

    論理構造

    目的と手段(植民地支配の効率化→英文学教育)

    理由

    「植民地行政の都合でインド人をどのように支配下に置こうとしたのか」が主題で、 歴史的事実とその目的 → 手段 というわかりやすい流れ。
    キリスト教布教との対比などもあるが、構造としては単純で、読み慣れれば理解しやすい。
    歴史や植民地主義などの背景知識があれば、難解さはさほど高くないため「3」。

    2017年:難易度[rating stars="2.0"]

    論理構造

    対比(毒殺説vs.共作の新発見)

    理由

    「モーツァルトとサリエリの有名な毒殺説」と「実際の史料発見(共作)」を対比するシンプルな構造。
    結論として「歴史の定説が覆った」という話なので、難しい理論や複雑な論理展開はない。
    文化史的知識が多少あると理解しやすく、比較的読みやすい題材。
    よって「2」という低めの難易度。

    2016年:難易度[rating stars="4.0"]

    論理構造

    過去と現在の比較→変化(外部道徳→個人道徳)

    理由

    「昔は外部の道徳観に従っていたが、今は個人の内面を重視するようになった」という 社会通念や倫理観の変化 がテーマ。
    「道徳秩序」「内面の自己」「解放や自立」といった倫理社会学的要素が含まれ、やや抽象度がある。
    1960年代のアメリカ文化・社会の背景がわかるとスムーズだが、そうでないと少し難しく感じる。
    そのため「4」。

    2015年:難易度[rating stars="3.0"]

    論理構造

    問題-解決→逆説(マイクロフィルムが逆に劣化)

    理由

    「書架不足&酸性紙劣化という問題 → マイクロフィルム化 → 逆にフィルムも劣化する」という 問題→解決策→逆説 の典型構造。
    大規模に本を裁断・廃棄したのにフィルムもダメだった、という皮肉な結末を抑えればよいので、非常に明快。
    ただ、図書館運営の知識が全くないと少し背景説明が必要になるかもしれないが、文章構成としてはシンプルなので「3」。

    2014年:難易度[rating stars="2.0"]

    論理構造

    対比(電子書籍vs.紙書籍)

    理由

    「電子書籍のメリット vs. 紙の本の良さ」という身近な話題の対比で、比較的とっつきやすい。
    専門的な数字や理論もなく、テクノロジーや読書経験があれば理解しやすいので難易度は低め。
    「将来は紙の本がなくなるかも?」という結論もわかりやすい。

    2013年:難易度[rating stars="2.0"]

    論理構造

    因果(都市化→農村衰退)+帰納的に統計→一般結論

    理由

    「2008年に都市居住人口が過半数に」「農村は若者の流出で衰退」という 因果関係 を示す。
    具体的な統計(UNのデータ)→一般化(世界的傾向)という構造が読みやすい。
    テーマもグローバル化・都市化というわかりやすい社会現象で、背景知識がなくても比較的理解しやすいので「2」。

    【文化構想】難易度・論理構造の一覧表(2024-2013年)

    Wasedakobun

    実際の早稲田大学文化構想学部でどのような問題が出たのかを見ていきましょう。
    下記表は、早稲田大学文化構想学部の要約問題の難易度論理構造を一覧にした表です。

    年度 テーマ 論理構造 難易度
    2024年 芸術と知識は「直接的価値」か「間接的価値」か 対比(芸術=直接的幸福手段 vs. 知識=間接的手段)+「文明人の価値意識」 [rating stars="4.0"]
    2023年 “エスキモーは雪を表す単語が多数ある”という誤情報とその拡散 対比(真実 vs. 面白がられる神話)+皮肉(学術界でも広まる誤情報) [rating stars="3.0"]
    2022年 ロックダウンで拡張するデジタル世界と「ハイパーリアリティ」 因果(ロックダウン → オンライン依存激化)+「習慣の大転換」 [rating stars="3.0"]
    2021年 「コミュニケーション」はメッセージ伝達だけでなく、役割演技・儀礼行為でもある 定義+対比(送信モデル vs. 儀礼モデル)+社会的役割のパフォーマンス [rating stars="3.0"]
    2020年 近現代の英国スポーツ文化の変容とメディア・市場の影響 過去と現在の比較(道徳的体育 → 商業的・消費主義的スポーツ) [rating stars="4.0"]
    2019年 産業資本主義と労働時間の変化:時計がもたらした効率化と「時間の売買」 因果(時計導入→労働管理)+逆説(人間が“時間”を売るようになる) [rating stars="3.0"]
    2018年 教育の社会化機能とそのパラドックス 対比(社会への順応 vs. 社会変革)+逆説(社会化がかえって批判意識を生む) [rating stars="3.0"]
    2017年 予想を超えた「新しいコミュニケーション様式」と人間の欲望の限界 比較(SFの想像力 vs. 実際の技術進歩)+新たに「作られる」欲望 [rating stars="2.0"]
    2016年 「会話」はゴール設定のない活動であり、むしろ互いに“導かれる”もの 対比(議論=勝敗あり vs. 会話=勝敗なし)+引用(ガダマーの会話論) [rating stars="3.0"]
    2015年 海外生活からの帰国時にも起こる「カルチャーショック第2波」 問題提起(帰国者もショックを受ける)+原因(周囲の無関心・環境変化) [rating stars="2.0"]
    2014年 「五感」以外に存在する人間の感覚とは? 定義の拡張(第六感=超常?→実は他にも身体感覚・内的感覚がある) [rating stars="2.0"]
    2013年 ARPANETから生まれたインターネットは誰の所有物でもないが、規制の動きもある 歴史的経緯(政府の研究→世界的ネット)+対比(自由な協働 vs. 各国規制) [rating stars="2.0"]

    難易度設定とその理由

    2024年:難易度[rating stars="4.0"]

    論理構造

    芸術は“作品を鑑賞すれば直接的に優れた感情状態を得られる”
    知識は“いったん内面で咀嚼されてはじめて価値をもつ(間接的な手段)”
    真に「文明的」な人は、その知識の持つ精神的価値(実用性ではなく)を重んじる

    難易度理由

    一見すると芸術の直接価値と知識の間接価値を比べるだけだが、「文明人が知識をどう扱うか」という抽象的な価値観まで踏み込むため、やや哲学色が強い。
    「直接手段 vs. 間接手段」「最終的には同じ“精神的充実”をもたらす」など二重構造の理解が必要で、難易度はやや高めの「4」。

    2023年:難易度[rating stars="3.0"]

    論理構造

    一般大衆は「面白い話」を一度受け入れると撤回しにくい
    学術界ですら誤情報を批判的検証なしに定着させることがある
    代表例=エスキモーの語彙説(実は全く文献根拠がない)

    難易度理由

    内容自体は「誤情報が広まる例」としてシンプル。
    ただし「学問コミュニティまでミスを踏襲する皮肉」という構造理解が重要。抽象度はそこまで高くないため、難易度は中程度の「3」。

    2022年:難易度[rating stars="3.0"]

    論理構造

    ロックダウンが世界的規模で人々をオンライン生活へ押しやった
    それ自体は既存テクノロジー(Zoom, Twitch, Amazonなど)が引き金
    重要なのは“テクノロジーが変わったのではなく、人間の関わり方が激変した”点

    難易度理由

    「社会実験としてのロックダウン」「既存技術+人間の習慣転換」という因果関係を追う必要あり。
    しかし扱う要素は比較的具体的かつ身近で、背景知識もそこまで難しくないので「3」。

    2021年:難易度[rating stars="3.0"]

    論理構造

    人は相手・状況に応じて自己を演じ分ける(複数の“誠実な自分”)
    SNS投稿なども、“実際の受け手”というよりは“周囲へのパフォーマンス”
    送信モデル (sender-message-receiver) ではなく、儀礼モデル(役割・社会構造の再確認)で捉える

    解説・難易度理由

    自分が“母親”を演じる投稿の例を通して、投稿内容が「実際の相手」ではなく「想定された第三者」向けであるという点がやや抽象的。
    ただし社会学的な文脈がある程度わかれば読みやすいため、中間レベルの「3」。

    2020年:難易度[rating stars="3.0"]

    論理構造

    19世紀、上流階級の学校でスポーツは“品性・道徳”を鍛える手段とされた
    20世紀後半以降、メディアの発展・商業主義がスポーツ組織の在り方を変容させる
    結果として“金銭・市場”によるスポーツ運営が主流化し、従来のアマチュア精神は崩壊

    難易度理由

    歴史的背景(英国パブリックスクール~帝国主義の名残)と、メディア・企業参入によるビジネス化という二重の流れを追う必要がある。
    社会・経済・歴史の複合理解が要り、難易度はやや高めの「4」。

    2019年:難易度[rating stars="3.0"]

    論理構造

    伝統的農村社会では“自然のリズム”が時間の基準
    工場制・時計導入により、労働時間管理が個人から切り離される人は“時間を売る”存在となり、効率・生産性が重視される世の中へ

    難易度理由

    比較的わかりやすい因果関係(時計=工場労働=時間管理)で進む。
    「時間が貨幣化する」点が重要だが、具体例も多く抽象概念はそこまで難しくないため「3」。

    2018年:難易度[rating stars="3.0"]

    論理構造

    教育の目的:社会の価値観や規範を身につけさせる(社会化)
    しかしJames Baldwinの言うとおり、教育を受けるほど社会を批判的に見る力も生まれる
    結果として“社会へ順応”と“社会への批判”が同時に起こる可能性

    難易度理由

    「社会化の道具が逆に社会批判を育む」という逆説を理解する必要がある。
    テーマ自体は教育論でとっつきやすいが、抽象思考が若干必要なので「3」。

    2017年:難易度[rating stars="2.0"]

    論理構造

    過去のSFでは“ビデオ電話”などは予測されたが、携帯端末でどこでも……は描き切れなかった
    そもそも“世界に向けてつぶやく”欲望自体、昔の人は持っていなかった
    テクノロジーが進歩し、新たな欲望が次々と“創出”されている

    難易度理由

    「人間の想像力の限界」という視点と「新たな欲望の創造」という発想がメイン。
    概念自体は難しくなく、読みやすいため「2」。

    2016年:難易度[rating stars="3.0"]

    論理構造

    議論(Argument)とは異なり、会話には勝ち負けや明確なゴールがない
    ガダマーの言うように、参加者はむしろ会話に“導かれる”
    他者の発話内容が少しずつズレても、それを含めて楽しむのが会話

    難易度理由

    「会話の終了条件は外部要因のみ」「コントロールしようとすれば破綻する」などがキー。
    ガダマー哲学がちらりと出るが、大きく深入りはしないため中程度の「3」。

    2015年:難易度[rating stars="2.0"]

    論理構造

    海外でのカルチャーショックは有名だが、帰国後に再びショックが起こることがある
    家族・友人が海外経験にあまり興味を示さない→疎外感
    本人が環境の変化に追いつかず“帰りたい”と思う場合も…

    難易度理由

    理解しやすいエピソード的内容。抽象理論や専門用語も少ない。
    「2」という低めの難易度。

    2014年:難易度[rating stars="2.0"]

    論理構造

    アリストテレス以来の“五感”という前提
    しかし“階段を何段上がるか”など身体位置感覚はどこに分類?
    吐き気や疲労感などは五感では説明できない

    難易度理由

    身体感覚の話なので、具体例(階段、タイプ入力など)が分かりやすい。
    学術的には“固有受容感覚”や“内臓感覚”という領域だが、本文も難解ではなく「2」。

    2013年:難易度[rating stars="2.0"]

    難易度理由

    歴史的背景も短くまとめられており、基本的には読みやすい。
    インターネット管理の仕組みをざっくり知っていれば理解しやすく、「2」。

    早稲田文・文化構想で出題されそうな論理構造の予測4パターン

    ここまでの内容を踏まえてヒロアカでは早稲田大学文学部、文化構想学部で今後出そうな問題の論理構造を予測しました。
    苦手なタイプの論理構造があれば、
    英文もセットで載せておくので理解をしておくと良いでしょう。

    【頻出】 パターン1:依然として「対比構造」が軸!

    2024年を含め多くの回で「A vs. B」という二項対立が組み込まれてきています。

    したがって、2025年も何らかの「AとBの対立や比較」を扱い、
    最終的に筆者の立場を示すか、もしくは両者が実は両立できるという展開が来る可能性は高いです。

    対比構造を使った英文を用意してみました。

    The Rise of Digital Nomads: Flexibility vs. Stability
    In recent years, the notion of working and traveling simultaneously has gained significant popularity, giving birth to a new breed of professionals known as “digital nomads.” Proponents argue that this lifestyle offers unparalleled freedom, allowing individuals to explore diverse cultures while maintaining a career on their own terms. They point out that remote work eliminates long commutes and fosters creativity through constant exposure to fresh environments. However, critics question the viability of this wanderlust-driven approach. They emphasize that a stable work setting often promotes stronger social connections, professional development, and consistent routines. Unlike digital nomads, office-based employees can readily seek advice from seasoned mentors, cultivate enduring professional networks, and benefit from clear corporate structures.Ultimately, the debate hinges on whether the thrill of mobility outweighs the potential drawbacks of limited job security and fragmented relationships. Although digital nomadism promises a life of adventure, skeptics warn that its short-term excitement may not guarantee long-term career growth or personal stability.

    構造の特徴: “Flexibility vs. Stability” という二項対立を明示し、前半で「自由・創造性」を肯定、後半で「安定と継続的成長の大切さ」を否定的観点から示しています。
    筆者の立場: 明言しすぎずに双方のメリット・デメリットを列挙し、最後に「トレードオフ」を示す形でまとめています。実際の出題では、最終段落でどちらに重心があるかを要約で問われることが多いです。

    パターン2:社会問題・新たなテクノロジーに関する「問題-解決」パターン

    大学入試の題材としては、気候変動やAI、デジタル化など「現代的テーマ」は引き続き扱われやすい。
    すでに電子書籍(2014年)やマイクロフィルム問題(2015年)といった「情報管理」系の話題があったので、AI活用・ビッグデータ・デジタル・オンライン教育などを絡めて「問題提示 → 解決策や方向性」を示すような論理構造が出ても不思議ではありません。

    Addressing Algorithmic Bias in Online Recruitment
    As more companies adopt automated systems to screen job applicants, a growing concern is the potential for algorithmic bias to exclude qualified candidates. These biases often arise when the historical data used to train the algorithms reflect existing inequalities, such as underrepresentation of certain ethnic groups or gender stereotypes. Consequently, well-intentioned recruiters may unknowingly miss out on diverse talent, while perpetuating systemic discrimination.
    To combat this issue, experts recommend several strategies. First, organizations should regularly audit the data sets and screening criteria to identify patterns of bias. Second, companies can employ diverse development teams, ensuring that the people designing these algorithms are sensitive to various cultural and social contexts. Finally, transparency in how the software makes its decisions allows both applicants and regulators to hold employers accountable. Through these measures, automated hiring practices can become more equitable, benefiting both job seekers and forward-thinking businesses alike.

    構造の特徴: 前半で「問題提起(algorithmic bias)」を明確に述べ、後半で「解決策(複数の具体的ステップ)」を列挙する流れ。
    読解の要点: どのような問題か、どう対処しようとしているかを把握するのがポイント。要約問題では「なぜバイアスが生じるのか」「その対策は何か」を整理することが重要です。

    パターン3:「逆説・パラドックス」的な要素を含む人文系トピック

    2020年の記憶と忘却や、2023年のフロイトの事例のように、「一見矛盾するが両方成り立つ」視点を深く掘り下げる文章も定番です。
    人間の行動・認知科学・心理学などで「AかBかと思いきや、実は両方必要/両立している」ようなテーマが引き続き登場するかもしれません。

    The Productivity Paradox: Working Less to Achieve More
    It seems contradictory to suggest that people might produce higher-quality work by reducing their total working hours. Yet recent studies have shown that shorter workweeks can actually lead to increased productivity, reduced stress, and greater job satisfaction. On the surface, it appears illogical: how can working fewer hours result in accomplishing more tasks?
    One explanation lies in the concept of “focused energy.” When employees know they have limited time, they often eliminate unproductive activities and concentrate on the most crucial tasks. This heightened focus can intensify creativity and reduce burnout, enabling teams to achieve better outcomes within tighter schedules. Meanwhile, free time away from work fosters mental recovery, allowing for deeper problem-solving and innovative thinking.
    Paradoxically, by constraining work hours, organizations may cultivate an environment where both individuals and projects flourish—a notion that challenges the age-old belief in endless labor as the path to progress.

    構造の特徴: 一見「労働時間を減らす」ことと「生産性が上がる」ことは矛盾(パラドックス)に見えますが、実は両立し得るという逆説を示しています。
    読解の要点: 「従来の常識を覆す要素は何か」「どのような仕組みで両立するのか」が焦点。要約問題では原因や理由を明示してまとめるとよいでしょう。

    パターン4:社会構造の変化・歴史解釈の変遷などをめぐる「相互作用」や「対立構造」

    近年の例では、サリエリとモーツァルト、植民地支配と英文学など「歴史解釈の変化」もテーマ化されてきました。
    歴史的事件や人物の再評価、昔の認識と現代の研究結果との食い違いなどを扱う文章が再度出ることも考えられます。

    Reevaluating Queen Isabella: Conqueror or Visionary?
    Historians have long portrayed Queen Isabella of Castile as a staunch advocate of imperial expansion, often criticizing her for the harsh treatment of indigenous peoples under Spanish rule. Traditional accounts emphasize her relentless drive for power, highlighting her role in sponsoring overseas conquests and consolidating absolute authority. In recent years, however, scholars have begun to reassess her reign by examining newly discovered letters and financial records.
    These sources suggest that Isabella was more than a ruthless conqueror; she also championed administrative reforms and education initiatives that laid the groundwork for Spain’s subsequent cultural renaissance. Moreover, her personal correspondence reveals concerns about the moral implications of colonization and the potential for cultural exchange. While modern perspectives cannot entirely absolve Isabella of wrongdoing, they do paint a more nuanced portrait of a ruler grappling with the complexities of nation-building. In this light, Isabella’s legacy may be neither purely heroic nor wholly villainous, but a blend of both.

    構造の特徴: 従来の歴史解釈(“ruthless conqueror”)と新たな資料による再評価(“more nuanced portrait”)の対比・変化を示しています。
    読解の要点: どこが従来と異なる評価か、また新資料によってどう見方が変わったのかが文章のメインテーマ。入試で問われやすいのは、「旧来説と新説の違い」「筆者がどうまとめているか(完全肯定・完全否定ではなく“blend of both”)」といった部分です。

    早稲田文学部・文化構想のどの過去問から対策をしたら良いのか?

    再度難易度をまとめなおしました。
    中間レベルの問題が一般的なのでまずはこのレベルの問題を解いてみて、
    話の内容をどの程度理解することができてまとめることができるのかを考えてみましょう。

    難易度 [rating stars="2.0"](比較的易しめ)

    2017 文学部:Mozart & Salieri: A Case of Misrepresented History
    2014 文学部:The Rise of E-Books and the Possible End of Paper Books
    2013 文学部:Urbanization: Global Population Shift to Cities
    2017 文化構想学部:New Communication Types Surpassing SF Imagination
    2015 文化構想学部:Reverse Culture Shock upon Returning Home
    2014 文化構想学部:Beyond the Five Senses
    2013 文化構想学部:ARPANET and the Future of the Internet

    難易度 [rating stars="3.0"](中間レベル)

    2022 文学部:Accelerating Climate Change
    2021 文学部:Speed-Reading vs. Slow-Reading
    2020 文学部:Memory, Forgetting, and Individual Identity
    2018 文学部:English Literature as a Tool of Colonial Influence in India
    2015 文学部:The Mass Microfilming Crisis in Libraries
    2023 文化構想学部:“Eskimos Have Many Words for Snow” as a Common Myth
    2022 文化構想学部:Hyperreality and Our Shift to the Online World
    2021 文化構想学部:Communication as Performance and Ritual
    2019 文化構想学部:Clock Time and Industrial Capitalism
    2018 文化構想学部:Education’s Paradox: Socialization vs. Critical Awareness
    2016 文化構想学部:Conversation as a Goal-Free Activity

    難易度 [rating stars="4.0"](やや難)

    2024 文学部:Diversity in American Higher Education
    2019 文学部:Social Identities and Public Representation
    2016 文学部:Decline of External Moral Consensus in the U.S.
    2020 文化構想学部:Transformation of Sports in Modern Britain
    2024 文化構想学部:Art vs. Knowledge: Direct vs. Indirect Means to Good

    難易度 [rating stars="5.0"](最も難解)

    2023 文学部:Freud’s Two Conceptions of Reality

    英検2級、準1級レベルの単語をアウトプットレベルに

    読解ができればあとは、自分の言葉で言い換えるだけなので難しくはありません。

    確かに自分の言葉で言い換えるのなんて無理・・と思いがちですが、
    読解が成功していれば、どこを書けば良いのかがわかるわけですから、
    何を書いたら良いのか?について理解するのは難しくありません。

    できれば受験までに英検2級、準1級を受けて、
    合格水準のライティング力をつけておくと良いでしょう。

    ヒロアカで早稲田文学部、文化構想学部の対策を完璧に!

    ヒロアカでは早慶専門塾として0から早稲田大学文学部、
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    お気軽にご相談ください。

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【早稲田文|英語】対策と勉強法|早稲田専門塾が監修

2020.02.07

ページ目次早稲田大学文学部の英語対策早稲田文学部の英語の全体概観早稲田文学部英語の配点早稲田文の問題形式と時間配分早稲田文の英語|配点予想早稲田大学文学部の英語対策|大問Ⅰ早稲田文の英語対策|大問Ⅱ内容一致早稲田文学部の英語対策|文挿入早稲田文学部の英語対策|会話問題早稲田大学文学部の英語対策|英文

  • …続きを読む
  • 早稲田大学文学部の英語対策

    このブログでは、

    早稲田大学文学部の英語に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。

    基礎知識0の状態から合格するためには

    何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!

    本ブログ記事は

    早稲田大学文学部の英語についての対策についての記事になります。

    早稲田大学文学部の配点や合格最低点他の科目についてこちらのページをご覧ください。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/bun/bun-profile/"]

    [toc]

    早稲田文学部の英語の全体概観

    試験時間: 90分
    形式: 大部分はマーク式、一部は記述式

    大問 種類 題数 語数
    長文読解(空所補充) 2題 各300語前後
    長文読解(内容一致) 3題 200語、300語、500語前後
    長文読解(適文挿入) 1題 800語前後
    会話文読解(空所補充) 1題 100~150語
    英文要約 1題 4~10語を追加

    難しさは、内容一致は早稲田大学の中では普通ですが、
    その他独特の問題形式なので、対策が必要になります。

    早稲田文学部英語の配点

    3科目で受ける一般受験の形式で見てみましょう。

    教科 配点
    英語 75
    国語 75
    地歴 50
    合計点 200
    POINT
    例年、合格最低点は130−135点前後となっています。
    少なくても英語で50点程度は取れるようになる必要があります。
    早稲田は標準化があり、
    素点計算よりも点数が落ちる傾向があるので要注意してください。
    [word_balloon id="1" balloon="line" name_position="under_avatar" name="ブタトン" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="false" avatar_hide="false" box_center="false" font_size="17" name_color="#10193a" position="R" bg_color="#8de055" font_color="#fff"]英語で点数を取れない人が多いです。癖の強い大問が多く、各大問で対策を積んでいくことができるかどうかが合格の鍵になります。[/word_balloon]

    4技能で合格するためには?

    早稲田大学文化構想学部では4技能受験という英語以外で採点をする受験形式があります。

    4技能テストとして、
    TEAP、TEAP CBT、英検(準1級程度)、TOEFL iBT、ケンブリッジ英検、GTEC CBTの基準スコアが要求されます。

    このスコアさえクリアできれば、国語と社会の得点のみでの評価となります。
    国語と社会に強い方は、この受験方法が良い選択かもしれません。

    4技能試験の場合のポイントについては、
    こちらの記事にて記載していますのでご覧ください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/kentei/eigokentei/grade-pre1/sk-eiken-pre1/"]

    早稲田文の問題形式と時間配分

    形式 問題形式 設問数 時間配分
    大問Ⅰ 長文空所補充 14問 10分
    大問Ⅱ 長文読解 10問 30分
    大問Ⅲ 長文脱文補充 7問 15分
    大問Ⅳ 会話文補充 7問 10分
    大問Ⅴ 英語要約 1問 15分
    なぜ90分ではなく、80分で行うのでしょうか?
    時間配分については、原則どの入試も10分前に終わるのを考えて対策を立ててください。
    入試では何があるかわかりません。
    特に最近は急に問題傾向が変わるなどのこともありえます。
    なので、ギリギリで時間を使うのではなく、
    必ず10分前に一通り目を通しておけるようにして、
    残り10分でできなかった問題などの見直しに使うようにしてください。
    こうすることで、正答率が上がるのです。

    早稲田文の英語|配点予想

    配点についてはあくまで予想レベルですが、
    このような点数になることが想定されています。
    大問2,3,5の出来が合否を大きく分けますので、
    必ず満点近くの点数を取れるように対策を積んでいってください。

    特に大問3,5については
    早稲田文化構想、文学部でしか出ないタイプの問題なので、
    後ほどお伝えしている解き方を
    しっかりマスターして対策を積んでください。

    大問 各点数 問題数 合計点 目標点
    大問1 14 14 14 7~10
    大問2 A 4 2 4 4
    大問2 B,C 3 8 24 21~24
    大問3 3 7 21 18~21
    大問4 1 7 7 5
    大問5 5 5 5 5
    合計 43 75 55~65

    早稲田大学文学部の英語対策|大問Ⅰ

    文章が2つあり、空所補充の問題が14問出題されます。

    昨今の早稲田文学部の空欄補充は選択肢自体の語彙が難しいです。

    なので、そもそもが解きにくいです。

    また、通常の早稲田大学の問題は考えて解くことができる問題が多いのですが、、

    早稲田文の空欄補充に限っては考えてもわからない問題があります。

    つまり、問題のほとんどが文章の内容と言うよりも、、
    前後の文法、熟語的な根拠で解ける問題なのです。

    そのため、知識的にわからないな・・と考えた問題は、

    そのままにして次の問題に進むと良いでしょう。

    上記のような気持ちで割り切って2問で10分程度でできるようにしてください。

    過去の早稲田文の長文テーマ一覧

    [su_spoiler title="クリックで表示。ネタバレ防止のため隠しています" icon="plus-square-2"]
    2020 美術としての 描画 上海の風景
    2019  詩の翻訳  人間の脳の特 性
    2018  科学の発展と 宗教 )アマチュアス ポーツの規範
    2017  19 世紀の普仏 戦争の歴史背景 古代ギリシャ 文化発展の背景
    2016 「文化研究の変遷」 「歴史上での新 聞の形態変化」
    2015 「身体接触と人 間の感情」 「欧州都市の拡 大と整備の歴史」
    2014 「ものの美しさの不思議」 「翻訳者は忠実な裏切り者」
    2013「謎の少女に出会う少年の物語」 「動物園の動物たちの心理的な実際を考察」
    2012「チェスの名人とコンピューターの対決」「民俗史学的アプローチの考察」
    2011「ニューヨークの高層住宅における住人の交流」「社会主義に関する考察」
    2010「伝統、遺産などの過去の偉業」「記憶の形成」[/su_spoiler]

    早稲田文の英語対策|大問Ⅱ内容一致

    300-500文字程度の読解問題3題に内容一致がついています。

    ある程度のパラフレーズ(いいかえ)はされていますが、

    該当箇所がわかりやすいため合格するためには絶対に落としたくない設問です。

    英語が苦手だけど、、早稲田文学部にいきたい!と言う人は、

    ここの大問を確実に捉えられるようにしてください!

    抑えたい大問

    早稲田大学文学部で合格を狙うのであれば、

    この大問は満点を狙いたいです。

    早稲田文の内容一致問題を解くときのポイント

    内容一致問題を解くときには選択肢を選ぶ、

    答えの根拠を本文内から確実にとってください。

    失敗する人の特徴

    合格する人と失敗する人で一番違うのは、解答根拠の取り方です。
    なかなかできない人は、問題文を読んだ後に時間がないからと言って本文から根拠を取らずに記憶で解こうとしてしまいます。ですが、この方法だと多くの場合、間違った選択肢を選ぶことが多くなってしまいます。
    合格する人は本文から根拠を確実に取ることができています。

    早稲田文の内容一致で見るべきところ
    よく出る内容一致のポイントとして二つ挙げておきます。
    他にもパターンはあるのですが、自分でリーズニングをしながら見つけてみましょう。
    ▷比較
    ▷強調表現(全て・・ない、全て・・あるのような)

    リーズニングの仕方、どのように根拠をとったら良いのかはこちらの記事で説明をしているので確認ください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokuenglishreading-solving-process/"]

    早稲田文の内容一致のポイントとは?

    多くの場合は語彙力、文構造の変化がものをいうことが多いです。

    例えば、下記文章を見てみましょう。

    上記の文章を、全く違った単語を使って言い換えた場合下記のようになります。

    On Thursday, many of the globe’s premier natural history museums unveiled a comprehensive overview of all the items in their exhibits.

    単語を変換した場合・・

    “many of the globe’s premier” は “Dozens of the world’s largest” の言い換えで、世界中の最も有名なものを指します。
    “unveiled” は “revealed” の言い換えで、公開するという意味があります。
    “comprehensive overview” は “a survey” の言い換えで、全体的な概観や調査を意味します。
    “items in their exhibits” は “everything in their collections” の言い換えで、彼らの展示品の中のアイテムや物品を指します。

     

    また、同じ文章を文章の構造を変換した場合は、下記のように変換ができます。

    On Thursday, a comprehensive survey encompassing all items in their exhibits was unveiled by dozens of the world’s premier natural history museums.

    文構造を変換した場合・・・

    “On Thursday” 文章の主題よりも先に持ってきて、”a comprehensive survey” として強調しています。
    “was unveiled by” は受動態を用いて、”revealed” の情報を導入しています。
    “dozens of the world’s premier natural history museums” は、文章の最後に位置しているため、この情報の強調度が高くなっています。
    [word_balloon id="1" balloon="line" name_position="under_avatar" name="ブタトン" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="false" avatar_hide="false" box_center="false" font_size="17" name_color="#10193a" position="R" bg_color="#8de055" font_color="#fff"]全然違う形になっちゃいますね![/word_balloon]
    無生物主語に要注意!

    無生物主語をただの訳を副詞的に変換をすればいいと思っているだけの人は要注意。
    英語でのパラフレーズをした場合も、普通の文章を、従属接続詞と主節の2文に変換することができます。

    This private investment and foreign assistance could transform Moldova—Europe’s poorest country—into the continent’s first truly green country.
    引用:”How Europe’s Poorest Country Could Win the Green Energy Race” from TIME

    →下記の2つのパターンに変換ができます。
    While Moldova remains Europe’s poorest country, this private investment and foreign assistance could turn it into the continent’s first truly green country.
    If this private investment and foreign assistance were provided, Moldova—Europe’s poorest country—might become the continent’s first truly green country.

    早稲田文学部の英語対策|文挿入

    脱文挿入問題。
    設問の形式としては大問1の空所補充問題の範囲が大きくなったものと考えるとよいです。

    例年、物語のような時系列にそった文章が出題されているので時間の順番に気をつけて読み進めてください。

    少し変わった形式なので、初めて取り組む人は苦労しますが、、

    ちゃんとした対策を積むことで満点近くまで点数を引き上げることができます。

    文挿入問題ができるようになるには?

    攻略のポイントは文法、文構造的根拠で選択肢を狭めて、
    文脈で解くことができれば満点から2ミス程度で抑えることができます。

    多くの人がフィーリングという文脈だけで解いている場合が多いので、
    文法的根拠で解く癖をつけてください。

    文法的根拠とは?
    下記が文法的根拠の一例になります。

      • ▷情報構造を使った主語、代名詞の関係
      • ▷時制
      • ▷定冠詞

    情報構造とは?よくわからない。。という人はこちらで解説していますので確認ください。

    情報構造の知識を使って、
    早稲田大学文化構想の文挿入問題に対して実際の問題を使って、
    具体的に解説している記事がこちらになります。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/bunko/wasedabunko-bunsonyu/"]

     

    早稲田文学部の英語対策|会話問題

    学生間の日常の会話や仕事の会話がテーマの中心です。
    会話文自体は短く、難しくありません。会話の問題集1冊をやり、センターの会話問題にでてくる典型表現を抑えておきましょう。空欄の前後から論理的に「形」を最優先にして問題を解いてください。意味で解くと微妙な選択肢が2つあり選びきれないということが頻発します。

    早稲田大学文学部の英語対策|英文要約

    早稲田大学文学部の英文要約問題の対策は、非常に重要です。
    この問題は、独特な形式を持っていますが、適切な練習を積めば、必ずできるようになります。

    大問Ⅴの攻略の2つのポイント

    1つ目が、「書き出しの続きに適した内容を見つける」ことです。

    これは、文章の内容と流れを理解し、どの情報が書き出しの後に続くべきかを正確に見抜く能力です。

    例えば、”Japan, known for its rich culture, has many traditional festivals. … ” この書き出しの後には、日本の伝統的な祭りの具体的な例や、それに関する詳細な説明が続くことが予想されます。

    ここが大事!
    • 因果関係や対比表現が設問にあることが多いので、
      そのパターンだった場合は、本文内から探せるように要注意してください。

    二つ目が見つけた内容を別の表現で書き換える

    与えられた文章を、指定の語数以内で効果的にまとめる能力が求められます。

    例えば、元の文が “The cherry blossom festival is a significant event in Japan celebrated every spring.”
    ならば、これを “Japan celebrates the cherry blossom festival every spring.” と効果的に短縮することができます。

    普段からの勉強方法は?

    文章を読んで、英語で自分の言葉で言い換えをする練習をすることです。

    その後、添削を受けることです。客観的に評価を受けることは大事です。

    早稲田大学文学部の要約対策はこちらのページでかなり詳しく説明していますので、
    対策をどうしたらわからない・・という方は確認してみてくださいね。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/bun/waseda-bunbunko-youyaku/"]

    文化構想学部の問題も解いておこう!

    文化構想学部の問題形式は、文学部の問題とほとんど同じです。そのため、文学部を受けるのであれば、文化構想学部の問題も解いておいてください。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/bunko/bunko-english/"]

    [word_balloon id="1" balloon="line" name_position="under_avatar" name="ブタトン" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="false" avatar_hide="false" box_center="false" font_size="17" name_color="#10193a" position="R" bg_color="#8de055" font_color="#fff"]自身がやりたいことが一致しているのであれば両方とも受験できると良いね![/word_balloon]

    早稲田文学部に合格するための参考書

    当塾で使用している早稲田大学文学部に合格へ必要な参考書を紹介します。もちろん、当塾の場合は一人一人個別にカリキュラムを作成するため下記のようなカリキュラムは一例となります。参考書は何をやるかよりも、どのような目的で使用するかというが大事です。闇雲に行って情報量に圧倒されてしまうのではなく、1つ1つ目的意識を持って勉強していきましょう。

    早稲田文に合格するための参考書

    参考書だけでの独学での合格はかなり難しく、初学者の場合は指導なしでやってしまうと下手な癖が付く可能性が高いです。下手な癖がつくと、その癖を治すのに手一杯で結局志望校に受からないというケースが多くなっています。浪人しても成功しない人はこの辺りに理由があります。
    ご心配な方は一度カウンセリングを受けて見ると良いでしょう。カウンセリングはこちらからどうぞ。

    当塾で使用している早稲田大学文学部に合格へ必要な参考書を紹介します。
    もちろん、当塾の場合は一人一人個別にカリキュラムを作成するため下記のようなカリキュラムは一例となります。

    参考書は何をやるかよりも、どのような目的で使用するかというが大事です。

    闇雲に行って情報量に圧倒されてしまうのではなく、

    1つ1つ目的意識を持って勉強していきましょう。

    では、具体的に参考書をみていきましょう。

    内容一致対策

    下記長文問題集をやっておくと良いでしょう。

    The rules4は3よりもやや難しいので、
    ある程度長文に慣れた後でThe Rules4やってください。

    [itemlink post_id="22240"] [itemlink post_id="22241"]

    長文の練習用としては、下記TopGradeも良いです。
    要約問題の練習もできます。

    [itemlink post_id="22242"]

    その他早稲田レベルの英語長文についてはこちらで解説していますので、確認してください。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/english-waseda-chobun/"]

    文挿入問題

    文挿入問題については、
    対策用の記事でもお伝えをしている通り、専用の参考書はありません。。

    そのため、空欄補充の解き方を頭に入れるために、
    佐藤先生の教材をやってみるのが良いでしょう。

    [itemlink post_id="20072"]

    要約対策

    要約とはどういうものか・・というのを0から知りたい人は、
    こちらの英文解釈要約精講がおすすめです。
    [itemlink post_id="22243"]

    練習を積みたいという場合は、過去問をやっておくのが良いでしょう。

    [itemlink post_id="22244"] [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokuenglishreading-schedule/"]

    早稲田大学文学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします

    まずは資料請求・お問い合わせ・学習相談から!

    早慶専門個別指導塾HIRO ACADEMIAには、早稲田大学専門として文学部への圧倒的な合格ノウハウがございます。

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    また、早稲田大学文学部に合格するためにどのよう勉強をしたらよいのかを指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

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早稲田文学部の完全対策と入試傾向 日本一早大文に詳しい塾が徹底解説

2019.06.18

ページ目次早稲田大学文学部入試傾向と対策早稲田文学部に合格するには?早稲田文学部の入試傾向早稲田文学部は穴場の学部ですか?早稲田文学部の科目別対策早稲田文学部に独学で合格することは可能か早稲田文学部を受験する生徒からよくある質問早稲田文学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策 早稲田大学文学部入試傾向

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  • 早稲田大学文学部入試傾向と対策

    本記事では早稲田大学文学部に合格するために、
    日本一早稲田大学文学部の対策に詳しいヒロアカが徹底解説していきます。

    [toc]

    偏差値30台から早稲田文学部に合格!

    早稲田専門塾のヒロアカが入試傾向を徹底解説!

    早稲田大学の各学部や学科では、入試で問われる内容が大きく異なる傾向にあります。
    そのため、早稲田文学部に合格するためには、それぞれの科目でどのような問題が出されやすいのかを詳しく調べ上げ、特有の対策を練ることが不可欠となります。
    従って、早稲田大学文学部への合格を目指す場合、科目ごとの出題傾向をしっかり分析し、その上で適切な受験準備をすることが重要です。
    文学部に圧倒的な力で合格するためには、文学部専用の試験対策、つまり合格への道筋が存在します。

    この記事では、早稲田大学文学部に臨むためのいくつかの重要な対策ポイントをお伝えします。
    ぜひとも、早慶専門塾ヒロアカのこの情報をお役立てください。

    早稲田文学部に合格するには?

    早稲田大学文学部に合格するためには、適切な準備効果的な学習方法が必要です。

    その過程で、入試の形式や選択可能な科目、
    合格に必要な最低得点や基準、倍率、さらには過去の入試の特徴や対策など、理解しておくべき多くの情報が存在します。

    早稲田文学部で偏差値30台から合格するためには、
    どのような内容をどのような方法で学ぶべきかを具体的にイメージしながら計画を立てていくことが大切です。

    早稲田文学部に合格するためには万全の対策と計画立てが必要不可欠です。

    早稲田大学文学部への合格には、戦略的な学習計画と効率の良い勉強法が極めて重要です。

    早稲田文学部の入試傾向

    • 募集人数と倍率
    • 他学部の偏差値
    • 合格最低点
    • 英語の重要性

    早稲田文学部の募集人数と倍率

    年度 一般 4技能 倍率(合計)
    2023年度 340名 50名 6.8倍
    2022年度 340名 50名 7.6倍
    2021年度 390名 50名 7.7倍
    2020年度 390名 50名 8.2倍
    2019年度 390名 50名 7.6倍

    2022年度より一般入試の枠が50名少なくなり、さらに厳しい枠を争うようになりました。
    人気は一時低迷していましたが、現在では回復して8倍程度で安定しています。
    早稲田大学の中でも人気のある学部の一つです。

    早稲田文学部の外部利用入試は?

    2017年度より早稲田文学部では外部試験を使った入試が採用されています。

    出願基準は早稲田としてはかなり簡単な部類で、かつ一般入試と併願もできるので

    国語と歴史科目が得意な人は出願をしてみると良いでしょう。

    英検をまだ習得していない人はこちらの記事で確認してください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/kentei/eigokentei/grade2/eiken2-1month/"]

    早稲田の他学部の偏差値と比較

    学部 偏差値
    国際教養学部 70.0
    文学部 67.5~70.0
    文化構想学部 65.0~70.0
    政治経済学部 67.5~70.0
    法学部 67.5
    商学部 67.5
    社会科学部 67.5
    理工学部 65.0~67.5
    教育学部 62.5~65.0
    人間科学部 62.5~65.0
    スポーツ科学部 62.5

    偏差値を見てもらうとわかりますが、
    難関の早稲田の中でもトップクラスで難関な学部だと言うことがわかります。

    万全の対策をしない限りは合格することはできません。

    早稲田文学部の受験科目と配点

    受験科目 配点 試験時間
    外国語 75点 90分
    歴史 50点 60分
    国語 75点 90分

    受験科目と配点は、英語75点、日本史・世界史(うち1つ)50点、国語75点の計200点となっています。
    英語と国語の配点が同じ比率なので、国語も非常に重要になっています。

    早稲田文学部の合格最低点

    [waseda-bun-gokakusaitei]

    得点調整(標準化)について

    早稲田大学文学部の一般入試では、得点標準化が行われます。
    具体的には、各科目の受験者平均点に基づいて得点調整が行われます。
    得点調整の方法は、式は明らかにされてないのでわからないのですが、
    得点開示から合格した平均点のプラス1.1倍は取れてないと合格は難しいと考えておいた方が良いでしょう。

    得点標準化を考慮するとものすごく早稲田文学部は合格するのが難しいということがわかります。

    なぜ得点調整がおこなれるのか

    早稲田大学の一般入試で得点調整が行われる理由は、各科目の平均点や問題の難易度を考慮した上での得点計算がなされます。
    そのため各年度によって問題の難易度がでないように得点計算がされています。

    早稲田文学部に合格するためには英語が重要!

    早稲田大学文学部に合格するためには、英語が重要になってきます。

    文学部志望で国語ができない人はいないのですが、英語が苦手な人は多いのです。。

    英語で差がつくことが多いので、点差をつけらないように英語は鍛えてく必要があります!

    早稲田文学部は穴場の学部ですか?

    結論から言うと、穴場でも受かりやすい学部でもありません。

    合格するためにはかなりの努力が必要な学部で、
    どの科目でも苦手な科目があった場合は合格がかなり難しくなります。

    英語が鍵を握っているので、英語で点数を取り切ることができるかがポイントです。

    その他、大学の穴場学部についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/ukariyasui-waseda-ranking/"]

    早稲田文学部の科目別対策

    英語 入試傾向と対策

    全体を通して、この試験では語彙力、読解力、論理的な文章構成能力が求められており、特に大問1と3の難易度が高いとされています。効果的な勉強法としては、細かな意味の違いを意識することや、読んだ文をすぐに理解する力をつけること、さらには英文を書く練習を積むことが推奨されています。

    大問1, 3, 4では穴埋め問題が出されており、大問1では語彙力が求められる選択肢から単語や熟語を選びます。同じ接頭語を持つ単語の選択や綴りが似た単語の勉強が有効です。大問3では長文の中から一文を選ぶ問題で、指示語や時系列、時制などに注意し、文脈を理解することが得点につながります。大問4は文脈から品詞を絞り、選択肢を分類して解答します。

    大問2は標準的な長文読解問題で、段落ごとに設問があり、本文と内容が一致する選択肢を選びます。
    読解力を活かし、返り読みをしないようにしながらしっかりと得点を獲得することが大切です。

    最後に、英文要約の問題では、本文の表現を使用せずに、内容を簡潔にまとめる技術が求められます。
    また、論理的な文章構成の能力も重要です。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/bun/wbun-english/"]

    早稲田文学部は文挿入と要約が鍵

    早稲田大学の文学部における英語の入試では、特に大問3の文挿入問題と大問5の要約問題が大切なポイントとなります。
    これらの問題は形式に慣れることが必要ですが、十分対策を行うことで得点のチャンスが広がりますので、確実に押さえておきたいポイントですね。

    大問3の文挿入問題対策

    文挿入問題では、文章全体の流れや構造を読み取る力と、
    文章を形で構造を掴むことが問われています。
    日常の学習で文の前後関係や文章の全体構造を意識しながら読む訓練を行い、
    どの文がどのような役割を担っているかを理解することが大切です。

    文挿入問題については、こちらの記事で詳しくどのように対策をしたら良いのかを記載しています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/bunko/wasedabunko-bunsonyu/"]
    大問5の要約問題対策

    要約問題では、文中の重要な情報を見極める力が必要になります。
    最初の部分は大学側から与えられているので、それをヒントに探していくのが良いでしょう。
    文章の中で抽象的な内容と具体的な情報を述べている部分を区別し、それぞれの文の重要度を判断する訓練をしましょう。
    全体の内容を把握し、キーポイントを抜き出す力をつけましょう。

    世界史 入試傾向と対策

    早稲田大学文学部の世界史入試では、60分の試験時間内に9題を解答する形式です。問題はマークシート方式の選択式と記述式が混在しており、特に選択式問題は正誤を見極めるものが多いです。記述問題では、指定用語を使った短文の要約が求められます。試験範囲は先史時代から第二次世界大戦後までと幅広く、東洋史、特に中国史への傾斜が見られます。西洋史も出題されますが、主に西ヨーロッパ中心です。

    対策としては、先史時代や美術史に特に注意し、幅広い時代と地域の知識を身につけることが重要です。美術史では、絵画や写真を題材にした問題が頻出するため、ビジュアル資料の学習も欠かせません。史料集の活用や地理的知識も大切で、特に地図問題では、時代によって変わる領土状況を理解しておく必要があります。基本的には、教科書レベルの知識が問われるため、教科書の徹底した学習が基盤となります。選択式問題の演習や、用語記述と短文論述の練習を通じて、試験形式に慣れることも大切です。

    早稲田大学文学部の世界史は、総合的な知識と正確な理解が要求される科目です。古代から近現代までの広範な時代、そして文化史や美術史など多岐にわたる分野からの出題に対応するためには、教科書の学習に加えて、過去問題の分析や演習を重ね、史料や地図などのビジュアル資料にも目を向けることが欠かせません。また、出題傾向を踏まえた上で、特に強調されている東洋史や文化史の学習にも力を入れることが攻略の鍵となります。

    早稲田大学文学部の世界史の対策について詳しくはこちらの記事で記載しています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/bun/wbun-worldhistory/"]

    日本史 入試傾向と対策

    早稲田大学文学部日本史の出題傾向と特徴を理解し、効果的な対策を立てることが合格への近道です。

    まず、出題範囲は原始時代から現代までの全時代をカバーしています。他学部に比べて前近代史の出題比率が高く、古代史や江戸時代の知識が特に要求されます。大問1には考古学、大問6には美術史に関する問題が毎年のように出題されるのが特徴です。これら文学部ならではの分野はしっかり対策しておきたいポイントです。

    基本的な問題のレベルは教科書程度ですが、細かい知識も必要不可欠。正誤問題が多いので、複数選択や正答の組み合わせを求める難しいパターンにも対応できなければ高得点は望めません。

    対策の基本は教科書の丁寧な理解です。基礎知識に抜け漏れがないよう、全時代を網羅的に学習しましょう。
    文化史や美術史の分野は、視覚的に資料を使って学習することをおすすめします。また過去問題を利用して、正誤問題に多く触れることで実戦に近い感覚が身につきます。文学部日本史に合格するには、基礎から念入りに学習し、特徴的な出題分野についても対応力を高める必要があります。

    さらに詳しい早稲田文学部の日本史の対策についてはこちらの記事で記載をしています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/bun/wbun-japanesehistory/"]

    国語 入試傾向と対策

    早稲田大学文学部の国語は、大問4題から構成され、現代文2題、古文・漢文が各1題出題されます。

    特に現代文の分量が多いです。内容も抽象的な評論文が中心で、難解な文章が多いのが特徴です。

    次に古文ですが、私家集や擬古物語からの出題が多く、記述式の設問もあります。
    和歌の解釈など文学的知識が求められるほか、文法・文学史の知識も必要不可欠です。

    漢文も長文が出題され、書き下し文など基礎的な文法力が問われます。白文訓読に慣れておくことも重要なポイントです。

    対策としてはまず、高度な語彙力と論理的な読解力が必要です。全体の論理構成を把握しながら効率的に正確に読み取る訓練が欠かせません。併せて文法・文学史などの基礎知識をしっかり身につけることが合格への近道です。過去問を繰り返し解き、典型的な出題パターンに対応できる実戦力を養うことが肝心です。

    さらに詳しく早稲田大学文学部の国語の対策についてはこちらの記事で記載をしています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/bun/wbun-japanese/"]

    早稲田文学部に独学で合格することは可能か

    早稲田大学文学部に独学でも合格はもちろん可能ですが、、

    早稲田文学部に最短で予備校や塾を利用したほうが合格するためには近道です。

    予備校や塾を利用する受験勉強の利点について

    独学では、疑問が生じた際に即座に相談できる人が不在であることがネックです。自力で難問に立ち向かうことで学びは深まりますが、受験に向けた時間は限られています。質問が迅速に解答できる環境にあれば、学習時間を効果的に活用できます。

    個々の自己管理能力も、多様な誘惑に晒される中で実践するのは難しいものです。成功的な受験勉強を行うためには、集中できる学習環境を整えることが欠かせません。対策を施した通いやすい塾を選ぶことが、受験を有利に進めることにつながります。

    集団塾と個別指導塾の違い

    一般的な集団授業塾では、全ての生徒にとっての最適な授業ペースや難易度というものは、稀です。
    集団形式での学習が各々に合った方法とは限らず、必ずしも効率的な学習方法だとは言えないでしょう。
    多くの生徒が在籍するクラスでは、質問を投げかけにくい環境もあり、消極的な生徒ほど学習進度についていけなくなる危険性があります。

    個別指導塾を選ぶことは、生徒一人ひとりのペースに応じて授業が進むため推奨されます。
    わからない点や疑問点を直接質問できる点が大きな利点であり、より効率的な学習が可能になります。

    早稲田文学部専門の対策ができるかどうか

    もちろん、個別指導ならばなんでも良いわけではありません。

    早稲田大学文学部に合格するためには、早稲田大学文学部専門の対策が必要になってきます。

    この対策ができる個別指導の塾はかなり数が少ないので、

    個別指導なら大丈夫!と思ってはいけません。

    早稲田文学部の対策はかなり難しく、完璧に対策ができる講師はなかなかいないので早稲田文学部にどうしても合格したいのであれば検討が必要です。

    もちろん、当塾では対応ができますが、現在個別指導を検討されている場合も早稲田文学部の対策、

    特に英語ができるかどうかを確認した方が良いでしょう。

    早稲田文学部を受験する生徒からよくある質問

    日本史と世界史どちらが有利なのか?

    結論から言えば早稲田大学文学部に合格したいのであれば、日本史世界史はどちらでも構いません。

    ご自身が好きな方を選択すると良いでしょう。

    早慶全般でどちらが有利なのかについてはこちらの記事で掲載しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/nihonshi-sekaishidochi/"]

    高1から早稲田文学の対策ための勉強をした方が良いですか?

    高校1年生から早稲田大学文学部への受験勉強をスタートすると、合格の見込みをぐんと高めることができます。
    この時期から計画的に勉強を進めることで、中学からの基本的な学力を補強し、早稲田文学部合格に必須の英語力をしっかりと構築することが可能です。
    そうすることで、英検などの資格試験に向けた準備も万全にすることができるため、
    早稲田大学文学部合格に向けた効率的な学習を実施することができます。

    高3の8月からでも早稲田文学部の対策をできますか?

    合格する可能性は充分にあると考えられます。特に夏休みを有効に使うことは大きなアドバンテージになります。
    当塾では現在の学力を踏まえて、早稲田大学文学部への合格に必要な「何を」「どれだけ」「どのように」勉強すべきか、
    個々の状況に応じたカスタマイズされた指導・学習計画を実施しております。まずはお気軽にご相談ください。

    高3の12月からでも早稲田文の対策をできますか?

    状況によっては可能な場合もありますが、当塾では原則は浪人を見据えての指導となります。

    E判定でも早稲田文の対策をすることはできますか?

    E判定だとしても、早稲田大学文学部への合格は十分に可能です。
    偏差値や競争倍率を見てすぐに第一志望校を諦めることは不要です。

    早慶専門塾ヒロアカでは、専門対策をすることでE判定やD判定、
    偏差値30台からでも早慶をはじめとした難関私立大学へ合格するための効果的な勉強方法と学習計画をご提案いたします。

    浪人生、社会人でも早稲田文学部の対策はできますか?

    高校生だけでなく、浪人生や社会人を含む、早稲田大学文学部への合格を志望している方々に対しても、
    個々の状況に合わせたカスタマイズされた受験対策プログラムを提供し、入試に向けた効果的な勉強方法のサポートを行います。

    早稲田文学部に合格するための勉強時間は?

    早稲田大学文学部合格のためには約3000時間以上の勉強が見込まれ、高校1年生から始めることが望ましいです。
    もしいまできてないのであれば、今すぐにでも少しずつ勉強を始めることが大切です。

    感覚としては高1では平日1時間、週末2〜3時間、休暇中は1日1〜2時間を目標にし、これを維持すれば8ヶ月で約350時間の勉強ができます。
    高2では平日3時間、週末4〜5時間、休暇中は3〜5時間勉強し、年間約1200時間を目指します。
    高3では平日4時間、週末7時間、休暇中は5〜7時間の学習を心がけると、試験日までに約1400時間を確保できます。

    高2から始める場合は、より多くの時間を学習に充てる必要があります。
    個人の状況に応じて、これらの目安時間を調整し、早稲田大学文学部への合格に向けて学習を進めましょう。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/keio/sokei-studytime/"]

    早稲田文学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策

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    少しでもご興味をお持ちいただいた方は、まずは合格に役立つノウハウや情報を、詰め込んだ資料をご請求ください。

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【早稲田大学文学部国語】徹底対策と勉強法|早稲田専門塾が解説

2018.10.29

国語が難問ぞろいの早稲田大学にて文学部の国語はひときわ難度が高くなっています。現代文の難度は早稲田標準レベルまたは少し上くらいだが、古文漢文が他の学部に比べてレベルが高いのが特徴です。

評論文2問、古文、漢文という構成です。
早稲田大学には珍しく古文漢文融合問題が出題されることはなく、漢文だけで大問が構成されています。
国語の配点は高いので基本的な問題で点数を落とすことのないことが望まれます。

【早稲田大学文学部日本史】完全対策と勉強法|早稲田専門塾が監修

2016.06.29

ページ目次早稲田大学文学部日本史勉強法と対策早稲田大学文学部【日本史】の傾向早稲田大学文学部【日本史】の特徴早稲田大学文学部【日本史】への取り組み早稲田文学部対策:文化史対策早稲田大学文学部【 日本史で使える参考書早稲田大学文学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策 早稲田大学文学部日本史勉強法と対策

  • …続きを読む
  • 早稲田大学文学部日本史勉強法と対策

    早稲田大学文学部の日本史試験は、全時代・全分野から出題される難関試験です。
    幅広い知識が求められ、正誤問題の選択肢には細かな用語も含まれます。また、大問1の原始考古学と大問6の美術史が必ず出題されるのが特徴です。

    本記事では、早稲田大学文学部日本史試験の傾向と対策について解説します。
    特徴的な出題範囲、過去問題から見える傾向、効果的な勉強方法、参考書の選び方などを詳しくご紹介します。
    早稲田大学文学部日本史試験に確実に合格するためには、的確な傾向把握と計画的な対策が欠かせません。
    本記事が早稲田大学文学部日本史試験に挑む皆さんの強力な武器となれば幸いです。

    [toc]

    早稲田大学文学部【日本史】の傾向

    早稲田大学文学部【日本史】の傾向
    早稲田大学文学部の日本史の試験時間は60分で、配点は50点です。
    問題形式は、選択問題と記述問題から構成されています。選択問題は正誤判定が主で、記述問題は用語を書く形式です。

    出題範囲は原始時代から現代までの全時代で、政治史や文化史など全分野から出題されます。
    時代的には、前近代史(古代~江戸時代まで)の出題比重が高く設定されているのが特徴です。

    原始時代の考古学に関する問題(大問1)と、美術史に関する問題(大問6)が毎年出題

    正誤問題の選択肢には、教科書にはない細かな用語も含まれるので、幅広い知識が必要となります。

    早稲田大学文学部【日本史】の特徴

    早稲田大学文学部の日本史は、幅広い時代・分野から出題される試験です。

    正誤問題の選択肢には細かな用語が出題されることもあり、教科書レベルの知識だけでは足りない場合もあります。

    例えば、2018年の入試では「伊治呰麻呂」という人名が正誤問題の選択肢に出題されました。
    伊治呰麻呂は8世紀の人物で、光明皇后の詔により遣唐副使として唐に渡来したが、帰国後反乱を起こした人物です。教科書には記載がないため、+αの知識が必要でした。

    また、2019年の入試では、正誤問題の選択肢に「山鉾」といった用語が出題されました。
    山鉾は神輿の一種で、装飾が施された樅の木を立てたものです。

    また、前近代史の出題比重が高く、大問1の原始考古学と大問6の美術史が必出の特徴があります。
    大問1では旧石器時代の遺跡である神津島遺跡や細石器の使用に関する知識が問われます。
    大問6では絵画や建築物の名称と外観に関する細かい知識が必要となります。

    早稲田大学文学部【日本史】への取り組み

    1. ステップ1: インプット教材の繰り返し学習
    2. ステップ2: 一問一答で用語を暗記
    3. ステップ3: 過去問で傾向を掴む
    4. ステップ4: 大問1、6の特化学習

    ステップ1: インプット教材の繰り返し学習
    まずは教科書などのインプット教材を繰り返し読み、日本史の基礎知識を固めましょう。原始時代から現代までの通史を抑え、各時代の概要を理解しておきます。

    ステップ2: 一問一答で用語を暗記
    次に一問一答を解きながら、歴史用語や人名などを暗記していきます。一問一答を繰り返し解くことで、細かい知識も身に付けられます。

    ステップ3: 過去問で傾向を掴む
    過去問を多く解き、早稲田大学文学部の出題傾向を掴みましょう。正誤問題に慣れ、特徴的な用語も把握します。

    ステップ4: 大問1、6の特化学習
    大問1の原始考古学と大問6の美術史については、過去問と資料集を使って特化した学習を行います。
    こうしたステップを踏むことで、効率的に学習を進められます。基礎から応用まで着実に知識を積み上げていきましょう。

    具体的な日本史の勉強法についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/nihonshi-benkyo/"]

    早稲田文学部対策:文化史対策

    Tenjin

    早稲田大学文学部の日本史では、大問6で必ず美術史に関する問題が出題されます。
    この文化史の対策はどのようにしたら良いのでしょうか?まずはじめにすることは文化史よりも通史を確実にしておくこと。

    文化史=暗記のように感じますが、文化史も通史と同じ流れで進んでいます。この流れを理解できていないと文化史の理解が曖昧になってしまいます。

    ですから、まずは通史に重点をおいてみましょう。
    その後にようやく文化史です。多くの受験生は文化史=ただの暗記と思ってしまいがちなのですが、文化史にも流れが存在します。
    それは人同士の流れと時の流れです。人の流れとは、友人の関係や師弟関係や家族関係などがあたります。
    歴史上の人物をただの記号で考えるのではなくて、どのような関係にあったのかを知っておくとわかりやすいですよ。
    特に師弟関係は早慶の入試に頻出です。続いて、時の流れです。時の流れというのは、時代ごとの背景ですね。通史と連関してなぜこの文化が発生したのか?という部分を考えてみましょう。
    上記のように暗記することでこれまでのような機械的な暗記からさよならすることができます。

    過去問を使って考える

    1つ例を見てみましょう。
    [su_box title="早稲田大学 文学部 日本史 2016年 大問Ⅵ 問2" style="glass"]鑑真渡来を巡る苦難は、昭和の小説家( A )による歴史小説『天平の甍』でも取り上げられた。
    問 空欄( A )について。『闘牛』『敦煌』などの著者としても知られるこの小説家とは誰か。
    ア 井上靖  イ 大仏次郎  ウ 司馬遼太郎  エ 菊池寛  オ 吉川英治[/su_box]

    細かいと感じるかもしれませんが、受験生の皆さんがよく使っている『石川昌康の日本史B講義の実況中継』のノートに『天平の甍』が記載されています。
    鑑真像の材質技法が問1で問われていますが、ちょっとした周辺知識です。努力によってできる問題であるといえます。

    その他2018年の入試では、風神雷神図の制作背景に関する知識が問われました。この場合は、風神雷神図のモデルとなった作品や、制作者の俵屋宗達についての知識が必要でした。
    2019年の入試では、奈良時代の『過去現在因果経』の図像について問われました。この場合は、同作品が風神雷神をどのように描いているか、作品の内容についての知識が求められました。
    他にも、過去には三十三間堂所蔵の風神雷神像や、東照宮の風神雷神像などが題材となっています。

    このように、過去問を参考に、特に美術作品の名称、制作背景、内容を中心に学習していくことが重要です。
    資料集などを使い、視覚的に作品を確認しながら知識を蓄積していきましょう。

    早稲田大学文学部【 日本史で使える参考書

    早稲田大学文学部日本史でおすすめの参考書は、「石川実況中継」「東進日本史一問一答」「日本史史料一問一答」「実力をつける日本史100題」「ヒストリア」などです。
    「石川の実況中継」で基礎をしっかり身に付け、「日本史一問一答」で細かい知識を蓄えましょう。
    その上で、「日本史史料一問一答」で史料対策を行い、「実力をつける日本史100題」「ヒストリア」で総仕上げをするのが良いでしょう。
    通史理解とともに、一問一答や過去問で細かい知識と正誤問題対策を積むのが合格への近道です。

    早慶レベルの日本史の具体的な参考書はこちらでも記載しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokujapanesehistory-schedule/"]

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早稲田大学文学部【世界史】完全対策と勉強法|早稲田専門塾が監修

2016.06.29

ページ目次早稲田大学文学部の世界史の対策・勉強法早稲田大学文学部【世界史】の傾向早稲田大学文学部【世界史】の特徴早稲田大学文学部【世界史】への取り組み早稲田大学文学部【世界史】対策1:先史・特殊分野の対策早稲田大学文学部【世界史】対策2:記述/論述対策/対策3:文化史はどうすればよいのか?早稲田大学

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  • 早稲田大学文学部の世界史の対策・勉強法

    早稲田大学文学部の世界史試験は、マーク式・記述式から出題されます。
    出題範囲も広く、文化史や特殊分野の問題も特徴的です。文学部世界史に合格するには、傾向を把握し対策を立てることが重要です。
    この記事では、文学部世界史試験の攻略法を具体的に解説します。
    試験の形式と特徴、効果的な学習方法、重要分野の対策ポイント、参考書の選び方などを詳しく見ていきましょう。
    文学部受験生の皆さん、ぜひこの記事を参考に、世界史の点数アップと合格を目指してください!

    [toc]

    早稲田大学文学部【世界史】の傾向

    早稲田大学文学部の世界史の試験は、マーク式・記述式・論述式の3つの形式で出題されます。
    まず、試験時間は60分で、大問数は8~9題です。1題あたりの時間は約7分と非常にタイトです。
    難易度としては、基本的には教科書レベルの出題が9割を占めますが、細かい知識を問う応用的な問題も少数含まれます。
    写真を使った文化史の出題も毎年の定番となっています。
    以上が、早稲田大学文学部世界史の試験の傾向です。
    幅広い知識と速答力、要約力が求められる試験形式といえます。

    早稲田大学文学部【世界史】の特徴

    まずは文学部世界史試験の出題形式と特徴について確認しましょう。

    • 試験時間は60分で、8~9題の大問から構成される
    • 1つの大問には5~7題ほどの小問が設定されている
    • 小問の総数は約40題と多い
    • 出題される時代は古代から現代まで幅広いが、現代史の出題は比較的少ない
    • 地域的には東洋史の出題比率が高めであるものの、全体的に偏りはない
    • 問題の過半数はマーク式、残りは記述式である
    • 小論述問題の出題歴あり

    以上のように、文学部世界史試験は総合力が問われ、幅広い知識が要求されます。
    また、時間が非常にタイトであるため、速答力も必要不可欠です。

    早稲田大学文学部【世界史】への取り組み

    では、文学部世界史試験に対してどのように取り組むべきか、効果的な学習方法を見ていきましょう。

    1. 小論述の訓練
    2. 基礎知識の定着
    3. 図版・地図の事前確認
    4. 苦手分野をなくす

    (1) 小論述の訓練
    30字程度で要点を簡潔にまとめる訓練は非常に重要です。
    指定語句を時系列に沿って並べることで、短い文字数でも論旨を明確に表現できるようになります。限られた文字数で核心をつかむ力が問われています。

    (2) 基礎知識の定着
    文学部世界史の出題範囲は広範囲に及びますが、難易度としては教科書レベルの問題がほとんどです。ゆえに、世界史の基礎知識をしっかり体系的に定着させることが大切です。ケアレスミスを減らすことが合否を分けるポイントになります。

    (3) 図版・地図の事前確認
    写真を用いた文化史の出題が毎年のようにあるため、教科書や資料集の図版は事前に全てチェックしておく必要があります。また、地名や地域を問う地図の出題もあるので、こちらも事前に確認しておきましょう。

    (4) 苦手分野をなくす
    文学部世界史は時代・地域ともに幅広い出題範囲をカバーしているため、計画的な学習で苦手分野をなくしていくことが大切です。

    早慶レベルの世界史の勉強法についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/sekaishi-benkyo/"]

    特に文化史は後回しになりがちなので注意が必要です。

    早慶の学部にしては近現代からの出題が少なくなっています。出題される問題のレベルは標準レベルです。
    難しい問題の前に基礎的な問題を確実に取れるようにしていきましょう。

    早稲田大学文学部【世界史】対策1:先史・特殊分野の対策

    文学部世界史試験では、先史時代や他大学ではあまり出題されない特殊な分野の問題が特徴的に出題されます。
    新石器時代の文化に関する出題があるのでしっかり学習

    • シュメール、アッカド、アッシリアなど、メソポタミアの古代文明の基礎知識を身に付ける
    • 楔形文字等、文字の起源に関する出題があるため、事前に対策
    • エジプト古王国時代のピラミッドに関する知識も必要
    • 古代インドの仏教成立過程やアショカ王についての出題がある
    • 古代ギリシアの哲学者や神話に関する出題もあるため事前学習が重要
    • 古代ローマの政治制度や法制度についての出題傾向が高い
    • 中世ヨーロッパの封建制に関する出題が複数回されている
    • ルネサンス期の文化・学問についての出題があるので対策必須

    このように、文学部では他大学とは異なる特殊分野の出題があるため、通史だけでは不十分です。特殊分野についても事前にしっかり学習しておく必要があります。

    早稲田特有の重箱を隅をつくような問題の出題はこの学部ではあまりないので、教科書レベルの基本的な問題を確実に取れるようにするのが合格のポイントです。

    過去問を使って考える

    1つ例を見てみましょう。早稲田大学文学部世界史2016年大問Ⅰの問1です。
    下線部(a)について。海の道に関わる代表的な南インドの王朝はどれか。
    ア グプタ朝  イ ヴァルダナ朝  ウ チョーラ朝  エ クシャーナ朝
    これは、すぐに分かりますね。でも、このような時代からも出題されているということです。

    先史〜古代にかけては受験勉強を始めた頃に学習したためあやふやになってしまっていることもあります。早稲田大学を受験するからといって近現代のみをやっていると足元を救われてしまうこともあります。気をつけてください。

    早稲田大学文学部【世界史】対策2:記述/論述対策/

    マーク式に加えて、語句の記述問題が3割程度出題されます。難解な語句もあるため、単語力が問われます。
    一問一答を繰り返し解き、重要語句を丁寧に暗記していく
    語句の意味や概要だけでなく、歴史的意義や影響まで理解しておく
    似たような語句の微妙な違い(例:北魏と北周など)にも注意を払う
    語句記述の対策は基礎中の基礎ですが、継続的な学習が不可欠です。着実に知識を積み重ねていきましょう。

    過去には論述問題の出題歴があるので、念のために用意はしておいた方が良いです。

    対策3:文化史はどうすればよいのか?

    Gattai
    次に文学部世界史試験での文化史についてです。
    写真を用いた出題が多く、文化史の基礎力が問われます。
    教科書や資料集に掲載されている図版は事前に全てチェックし、内容を確認して、
    また絵画だけでなく、彫刻等も出題の対象となるため、幅広く対策をしておいてください。

    作品名や時代、作者等の基本情報についてはしっかり押さえてください
    代表的な作品例と対策ポイントは以下の通りです。

    1. ゴヤの「裸のマハ」、ルノワールの「風俗画」など19世紀ヨーロッパ美術が出題される
    2. セザンヌ、ゴーギャン、モネ、ルノワールなど印象派の画家と作品を押さえる
    3. ロダンの代表作「考える人」、ミケランジェロの「ダヴィデ像」も重要
    4. 中国の「清明上河図」、日本の「源氏物語絵巻」も定番の出題対象
    5. エジプトの「ツタンカーメンの黄金のマスク」をはじめとする古代遺品に注意
    6. ギリシャ彫刻の「ミロのヴィーナス」、「ラオコオン群」の作品情報を押さえる
    7. 聖堂の様式(ロマネスク、ゴシックなど)も出題されるため事前学習が必要

    このように、文学部の文化史出題は非常に幅広いので、多角的な対策が求められます。
    代表作や画家を網羅的に学習しておきましょう。

    早稲田大学文学部【世界史で使える参考書】

    最後に、文学部世界史対策におすすめの参考書をいくつか紹介します。

    【通史理解】 ナビゲーター世界史
    【単語暗記】 一問一答は、学研の斎藤の世界史B一問一答 完全網羅版がおすすめです。
    【論述対策】 段階式論述トレーニング:論旨構成力が鍛えられる
    これらの参考書を上手く組み合わせて学習すれば、文学部世界史試験に対応できる実力が着実に付いていくはずです。
    合格を目指すなら早めの対策が重要です。計画的に知識と技能を高めていきましょう!

    世界史の参考書についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
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