ページ目次参考書の特色参考書の使い方図・イラストは描けるようになるまでこの参考書によくある質問集 参考書の特色 ▶対象者 生物が受験で必要な人、生物を受験科目としているけど教科書だけでは図や実験例などが少ないと感じている人向け。 本書は厚さ以上にボリュームがあるので、教科書代わりに使っ
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参考書の特色
▶対象者
生物が受験で必要な人、生物を受験科目としているけど教科書だけでは図や実験例などが少ないと感じている人向け。本書は厚さ以上にボリュームがあるので、教科書代わりに使ってみるというのが1つの利用法です。しかし、生物を受験で使う人の多くは生物の教科書を持っていて、生物の勉強のベースラインとして教科書を使っていると思うので、上記の使い方をする必要がある人は少ないかもしれません。どちらかと言えば、教科書では不十分な個所やわかり難い図の理解を助ける補足的な役割をする参考書として使う人が多いのかもしれません。実際に図や重要実験の考え方などが多く、教科書では文字でしか追えなかった事象・現象や実験などが図で描かれていることが多いのでイメージ化を助けてくれます。これがこの参考書の優れている点で、ほぼどのページにも図・イラストや表が掲載されています。また、「重要実験」のコーナーでは各分野に関連した実験の方法、結果、考察を簡潔にまとめてあるので、実験考察問題対策にはもちろん、知識として押さえておくためにも一度目を通しておきましょう。
参考書の使い方
▶おすすめ使用期間
1ヶ月〜2ヶ月程度上でも述べたように、本書は教科書では不十分な個所やわかり難い図の理解を助ける補足的な役割をする参考書として使うのが良いと思います。人により感じ方は様々だと思いますが、全体的に文章による説明が少なめで、今一つ全体的な繋がりが見えにくいという印象を受けます。ですので、あまり教科書代わりに基礎知識定着のベースラインとして使うことはおススメしませんが、こちらの方が自分には向いていると思う方はもちろん本書をメインで使ってください。補助教材のような形で使う場合も文章を全て読む必要はないですが、各ページにある「ポイント」の枠内はマメにチェックして自分が理解しているかどうかの
確認として使えます。また、各編の終わりにある「テスト直前チェック」及び「定期テスト予想問題」は知識定着のための問題演習の取っ掛かりとしてはちょうど良いレベルのものなので、有効活用しましょう。しかし、本書の問題をこなすだけでは十分な演習量とは言い難いので、自分でさらに問題演習をする必要があります。図・イラストは描けるようになるまで
図・イラストや表は見て理解できることは大事ですが、最も大切なのは何も見ないで描けて、説明できるようになることです。逆に言えば、何も見ないで描けなかったり、人に説明できないようでは、まだ理解不十分であると言えます。必ず自分で手を動かして、頭の中で流れを理解しながら(これが大切!)その図・イラストを覚えるようにしましょう。
この参考書によくある質問集
ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。解答はプラトン先生にお答えいただきます。
[speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom4.gif" name="質問1"]すべての図表を覚える必要があるのでしょうか?[/speech_bubble] [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]すべての図表を暗記する必要はありません。例えば、コドンとアミノ酸の対応表が必要な問題であれば、対応表は問題と共に提示されるのが一般的です。しかし、ホルモンの名前、働きや分泌器官などは提示されないのが普通なので覚えなければなりません。[/speech_bubble] [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow3.gif" name="質問2"]ホルモンの働きをはじめ、なかなか暗記が出来ません[/speech_bubble] [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]人により覚え方は様々なので、一概にこの方法がベスト!というのは言えないので、いくつか覚え方を紹介します。一つ目は書きつつ声に出して覚えるやり方です。自分の頭の中で確認しながら声に出すことでただ書くだけよりは効率的に覚えられます。二つ目ははフラッシュカード(所謂単語帳)を作るというやり方です。電車の中など通学中などの空いた時間に手早く確認できるので便利です。自分に合う方法を見つけて頑張ってください。三つめは好きなものと対応させるやり方です。人間好きなものは忘れないものなので、自分の好きなものと語句一つを対応させていくというわけです。例えば、巨人ファンであれば、「坂本勇人」に対して「バソプレシン・水の再吸収促進」というように1対1の対応関係を作って選手名からホルモン名およびその働きを連想させるようにします。[/speech_bubble]