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慶應義塾総合政策学部 数学|対策,勉強法, 過去問,入試頻出分野,合格する考え方とは?

2016.09.10

ページ目次慶應義塾大学総合政策学部|数学対策,勉強法を伝授慶應総合政策の数学全体概観慶應総合政策の数学配点(形式による異なる)慶應総合政策学部の数学出題範囲・頻出分野慶應総合政策学部の数学過去問解説(随時更新)慶應義塾大学総合政策学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします 慶應義塾大学総合政策学

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  • 慶應義塾大学総合政策学部|数学対策,勉強法を伝授

    このブログでは、慶應大学総合政策学部の数学に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!

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    慶應総合政策の数学全体概観

    例年大問は5問で、すべてマークシート式になっています。問題は他の大学で見られないようなSFC独自の問題が多いです。そのためSFCを数学で受ける際には独自の対策が必要不可欠になります。本記事では、過去問の解説も行っていますので、SFCを数学で受けよう!と考えている生徒はぜひ考えてみてください。

    慶應総合政策の数学配点(形式による異なる)

    外国語:200/400点
    数学:200/400点 
    小論文:200/400

    数学と小論文入試の場合は、数学が200点満点となる。数学と英語or情報の場合は各100点づつの配点となる。

    慶應総合政策学部の数学出題範囲・頻出分野

    出題範囲は数学ⅠAⅡB(確率分布と統計的推測を除く)となっています。
    頻出分野は微積分、場合の数・確率、図形と方程式です。例年大問の1、2題ほど新傾向の問題が出され、柔軟な思考力が求められます。

    難易度については独特な問題が多いので時間がかかることが多いです
    柔軟な思考力と論理的思考力の養成が不可欠です。

    慶應総合政策学部の数学を攻略するための日頃の勉強法

    慶應総合政策学部数学の問題を解いていくにあたって、どのように考えていくのが良いのかをお伝えしていきます。

    基礎問題の演習

    数学力を身につけることが大事となりますが、そのためには基本的な問題が解けるようになることが重要です。入試でよく使われる公式などは導出過程なども理解して公式などを使いこなせるようにしていることが大切です。

    過去問の勉強

    学部が違っても同じ大学だと似たようなレベルや内容の問題が出題されることも多いです。また慶應の環境情報学部の問題はユニークな問題が出題されており、いい練習になると思います。

    また、過去問を解く際に題意を読み取って解法の糸口をつかむことが大切です。
    そのため1題に時間をかけるのも悪くはないでしょう。腰をすえて、解答まで持っていく粘り強さも身に着けていきましょう。

    マーク式の対策

    すべてマークシートなので計算ミスが命取りになります。そのため、迅速かつ正確な計算力が必要となります。日ごろの問題演習で要領よく正確に計算していくとともに、より早く解ける別解や公式も身に着けておきましょう。

    マーク式の問題は結果のみを求められます。マーク式特有のワザ(漸化式の問題なら数字を入れて答えを類推する)などそういった方法も身に着けることが大切です。

    慶應総合政策学部の数学過去問解説(随時更新)

    年度 難易度
    2019年 大問1
    大問2
    大問3
    大問4
    大問5
    2018年 大問1
    大問2
    大問3
    大問4
    大問5
    2017年 大問1
    大問2
    大問3
    大問4
    大問5
    大問6
    2016年 大問1
    大問2
    大問3
    大問4
    大問5
    大問6
    2015年 大問1
    大問2
    大問3
    大問4
    大問5

    慶應大学総合政策学部に圧勝している人はこう考える!

    [su_box title="2016年度 総合政策学部 大問Ⅲ" style="glass"]

    2016-09-10-19-03-15-google-chrome[/su_box]

    有名問題です。しっかり解法をマスターしましょう。

    ここでは大きく二つの方法で紹介します

    ▶➀\frac{\pi}{5} を変形していく方法

     \frac{\pi}{5} \alphaという文字を自分で設定して、以下のように変形します。
    \alpha =\frac{\pi}{5} \\ \therefore 5\alpha=\pi \\ \therefore 3\alpha=\pi -2\alpha\\ \therefore \cos\big(3\alpha\big) = \cos \big(\pi -2\alpha\big)=-\cos\big(2\alpha\big)
    このように変形してから3倍角、2倍角の公式を使って\cos\alphaについて求めると、\cos\alpha= \frac{1+ \sqrt{5} }{2} と求まります。これから\tan\alpha を求めると、\tan^{2}\alpha=5-2 \sqrt{5}
    と求まります。ここで\tan\alpha=tとおくと
    \tan \alpha +\tan2\alpha=\tan \alpha + \frac{2\tan\alpha}{1- \tan^{2}\alpha } =t+\frac{2t}{1- t^{2} }=\frac{t \big( 3-t^{2}\big)}{1- t^{2} }

    \therefore \tan \alpha +\tan2\alpha= \sqrt{10+ 2\sqrt{5} }

    また\tan \alpha \tan2\alpha
    \tan \alpha \tan2\alpha=\frac{2t^{2}}{1-t^{2}} = \sqrt{5}
    と求まります。最初の角度の変形のやり方はぜひマスターしておきましょう。

    ▶➁正五角形を用いた方法

    \frac{2}{5} \pi=36 °です。
    そのためcosを求めるだけなら正五角形を用いると簡単に求まります。

    下図においてAD=BD=xとおくと△DAB∽△BACより

    慶應総合政策

    DA:BA=BA:AC
    x:1=1:x+1
    \therefore x=\frac{\sqrt{5} -1}{2}
    \therefore \cos\alpha=\frac{\frac{AC}{2}}{AB}=\frac{\sqrt{5} +1}{2}
    あとは➀と同じです
    \cos\frac{2\pi}{5}=\frac{\sqrt{5} +1}{2}という事実はセンター試験のことなどを考えると覚えておいて損がないと思われます。

    慶應義塾大学総合政策学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします

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    早慶専門個別指導塾HIRO ACADEMIAには、慶應義塾大学専門として総合政策学部への圧倒的な合格ノウハウがございます。

    少しでもご興味をお持ちいただいた方は、まずは合格に役立つノウハウや情報を、詰め込んだ資料をご請求ください。

    また、慶應義塾大学総合政策学部に合格するためにどのよう勉強をしたらよいのかを指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

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慶應義塾理工学部 | 偏差値30から本番で圧勝するための徹底対策

2016.09.10

ページ目次慶應義塾大学理工学部の特徴慶應理工学部入試動向・倍率慶應理工学部の合格最低点理工学部生の学生生活について慶應理工学部の科目別対策慶應義塾大学理工学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします 慶應義塾大学理工学部の特徴 大きな特徴として理工学部は5つの学問に分かれていて、学問ごとで受験しま

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  • 慶應義塾大学理工学部の特徴

    大きな特徴として理工学部は5つの学問に分かれていて、学問ごとで受験します。
    5つの学問は化学、数学、物理、メカニクス、情報にわかれていて、そこから好きな学科を決定していき、2年次で学科に配属されるため、自分の好きな分野をじっくり考えることができます。また、他大学に比べて一人の教授に対する生徒数が少ないのでより先生の目が行き渡っています。

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    慶應理工学部入試動向・倍率

    [keio-riko-bairitu]

    慶應理工学部の合格最低点

    [keio-riko-gokakusaitei]

    配点、受験科目は大きく学科によって異なります。

    合計点が500点(英語,数学が共に150点で理科が100点ずつ)です。
    計算上は5~6割程度で合格水準には達しますが、合格最低点ギリギリでの合格を目指すのではなく、どの科目も7,8割は取れるようなっておきましょう。
    特に私大専願で理工系の学部を目指している学生は英語ができない傾向が強いので注意してください。

    理工学部生の学生生活について

    当塾の講師や学生講師、学生インタビューなどから得た貴重な大学での学生生活の情報をお伝えしていきます。

    1,2年生は日吉キャンパスで、3,4年生は理工学部のみが在籍する矢上キャンパスで勉強をします。2年次で学科が決定しますが、希望の学科は成績順で決まっていくため、1年生での成績は非常に大事になってきます。また、1年生の時は非常に必修の授業がおおく、学年を上がるに連れて授業の自由度が増え、自分の好きな分野の授業をとることができるようになります。

    慶應理工学部の科目別対策

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    eigo

    英語対策はこちらから

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    sugaku

    数学対策はこちら

    [/su_column][/su_row] [su_row]

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    rika

    物理対策はこちら

    ▷化学対策はこちら

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【慶應義塾大学経済学部】 圧勝のための入試傾向と対策

2016.09.10

ページ目次慶應義塾大学経済学部の入試傾向と対策慶應経済の入試動向慶應経済学部の合格最低点と目標得点科目別対策経済学部生の学生生活について慶應義塾大学 経済学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします 慶應義塾大学経済学部の入試傾向と対策 現在では偏差値上では法学部に圧倒されてきてしまっているが、か

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  • 慶應義塾大学経済学部の入試傾向と対策

    現在では偏差値上では法学部に圧倒されてきてしまっているが、かつては「理財の三田」ともいわれ、慶應義塾大学の看板学部。

    1990年代までは数学での受験が必須だったため、他の経済学部と比べても必修での数学の割合は高い。
    社会入試で入学しても、数学3~大学レベルの微分積分、統計学は授業で扱っていくので数学的素養がないと入塾してから苦労する可能性が高いので注意しましょう。
    他の学部と比べると2⇒3年に進級できずに留年する(在日=日吉で過ごす)人が多い。また1,2年生の必修単位であるマクロ、ミクロ、統計学を習得できずに日吉へ履修しに行く(来日=日吉に授業を受けに行く)人の多くなっています。

    [toc]

    慶應経済の入試動向

    偏差値は高いですが、実際は実力をつけていれば、倍率も高くなく癖のない問題なので慶應の中でも比較的入塾し易い学部です。

    もちろん、実力がなくても簡単に入れるという意味ではありませんので注意してください。特に私大で社会受験の学生は英語が圧倒的にできないと途中で足切りで採点すらまともにされないという悲惨な結果になってしまうので英語をまずは得意科目にできるようにしていきましょう。

    足切りについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/keio/keizai/keio-keizai-2018-point/"]

    慶應経済A方式の倍率

    A方式で注目すべきところは、受験生の平均点を確認してください。
    合格最低点よりも高くなっていますね。

    [keio-keizai-b-bairitu]

    慶應経済A方式の合格最低

    [keio-keizai-a-goukakusaitei]

    慶應経済B方式の倍率

    [keio-keizai-b-bairitu]

    慶應経済B方式の合格最低点

    [keio-keizai-goukakusaitei]

    慶應経済学部の合格最低点と目標得点

    配点、受験科目は大きく学科によって異なります。

    経済学科A 方式

    受験科目と配点は、英語200点、数学150点、小論文70点の計420点となっています。
    合格最低点は240~270点の間で推移しています。

    目標得点
    英語140点
    数学110点
    小論30点

    ▶経済学科B方式

    受験科目と配点は、英語200点、歴史150点、小論文70点の計420点となっています。
    合格最低点は270~290点の間で推移しています。

    目標得点
    英語140点
    歴史110点
    小論35点

    科目別対策

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    [su_column size="1/2"]

    eigo

    英語対策はこちら

    [/su_column]

    [su_column size="1/2"]

    syakai

    日本史対策はこちら

    世界史対策はこちら

    [/su_column][/su_row] [su_row]

    [su_column size="1/2"]

    sugaku

    数学対策はこちら

    [/su_column]

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    kokugo

    小論文対策はこちら 

    [/su_column][/su_row]

    慶應経済学部の高校1、2年からの対策について動画で解説

    https://youtu.be/uS-y0n0HZhQ

    経済学部生の学生生活について

    当塾の講師や学生講師、学生インタビューなどから得た貴重な大学での学生生活の情報をお伝えしていきます。

    講師A
    社会入学で入った人は数学を恐れがちですが、大学側では社会入学の人と数学入学の人で分かれて授業をするなど配慮をしてくれているため、その点は慶應に入塾できるレベルの頭があれば問題ないでしょう。
    何をするにもチャンスには恵まれている大学だと思うので、学生生活を上手く活用するためには、いかに時間を管理していくか?という点が大事かと思います。
    留年をしてしまう人も結構いるので、勉強にも気をつけつつがんばって下さい。

    慶應義塾大学 経済学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします

    まずは資料請求・お問い合わせ・学習相談から!

    早慶専門個別指導塾HIRO ACADEMIAには、慶應大学専門指導塾として経済学部への圧倒的な合格ノウハウがございます。

    少しでもご興味をお持ちいただいた方は、まずは合格に役立つノウハウや情報を、詰め込んだ資料をご請求ください。

    また、慶應義塾大学経済学部に合格するためにどのように勉強をしたらよいのか指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

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【使い方】大学入試英作文 ハイパートレーニング【自由英作文編】| 圧倒的に成績を伸ばす方法

2016.09.09

ページ目次参考書の特色参考書の使い方1ランク成績を上げるための使い方この参考書によくある質問集 参考書の特色 ▶対象者 英作文が上達したい人(文法等は基礎ができている人)、偏差値55~ 英作文の仕方を解説した参考書です。まず「ブレインストーミング」(英語を使わずに構想を練る)をして、構

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    参考書の特色

    対象者
    英作文が上達したい人(文法等は基礎ができている人)、偏差値55~

    英作文の仕方を解説した参考書です。まず「ブレインストーミング」(英語を使わずに構想を練る)をして、構想を練る。その後、語彙や文法の確認をして、実際に書いてみるという順で解説してあります。出題されやすい(あるいは受験生が間違いやすい)パターンの問題を解説してあるページもあり、読み進めていくだけでも英作文のやり方のヒントを得ることはできる。
    また、早稲田大学文学部、文化構想学部で毎年出題される英文要約問題やメールを使った問題への対処方法なども受験生にはとても参考になります。

    参考書の使い方

    ▶おすすめ使用期間
    2ヶ月程度

    第1部は一日3項目ずつ進めてみてください。10日ほどで終わります。そのあとは、例題を1日2問ずつを目標に進めてみましょう。はじめはなかなか自分でできないかもしれません。その時は自分で作文をやらずに読み進めてみていいと思います。ただし、その時ブレインストーミングは写してみましょう。自分の頭の中だけでやってはいけません。面倒でも実際に書いてみてください。そして、作文はできる限り自分でもやってみましょう。英作文は英借文という言葉がある通り、自分で表現を作ったりしてはいけません。自分でどのように表現していいかわからない場合は解答の表現を真似して自分のものにしてしまいましょう。

    この教材を行う上でのポイントは、この参考書に書いてある例題について全て書くことができること。この教材の例題について全て作文を書くことができれば、基本的にはどのような題材であっても対応をすることができるでしょう。英作文は自身である程度パターン化して行うことが必要不可欠です。
    何度も書くことで英作文の必勝パターンを自身の中で作ってみてください。

    1ランク成績を上げるための使い方

    上に書いた以上の効果を出すためには、自分で書いてみることが必要です。作文を自分でやってみましょう。もちろん、ブレインストーミングも含めて自力でやってください。
    そして、完成した作文は添削してもらいましょう。やはり、英作文は指導者に添削してもらうのが一番です。
    当塾では早慶に合格するための添削指導をしております。合格答案を書くためには、書き方があります。いかにして書いたらよいのか0レベルから当塾では指導しています。

    この参考書によくある質問集

    ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom1.gif" name="質問1"]まったく作文ができません。どうしたらできるようになりますか?[/speech_bubble]
    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]真似からでもいいので自分で書いてみてください。最初は単語一つを変えるだけでも構いません。この本に書いてありますが、内容が多少おかしくても誰も怒りませんから、まずは自分で考えたことを英語で表現してみてください。そして、できれば添削指導を受けましょう。一歩一歩確実に進んでいくしかありません。そのうえで、もう一つ確認ですが、文法や語彙力は備わっていますか?文法や語彙ができないのであるならば、なかなか作文はできません。もし、不十分ならばまずは文法・語彙力をつけることをお勧めします[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow3.gif" name="質問2"]作文してみましたがあっているかわかりません。[/speech_bubble][speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]これも上記のとおり、指導者に添削してもらいましょう。やはり英作文ですから「これが正解!」というものはなかなかありません。先生に相談して添削してもらい、アドバイスをもらうのが一番いい方法です。英作文は何度も自分で書き、失敗し、手直しして・・・この繰り返しで上達していくものです。がんばってやってみてください。早慶の合格答案の書き方は当塾でゼロレベルから指導しています。英作文でお困りの方はぜひ当塾にお問い合わせください。[/speech_bubble]

【使い方】ユメタン0 |圧倒的に成績を伸ばす方法

2016.09.08

ページ目次参考書の特色使い方 この参考書によくある質問集 参考書の特色 ▶対象者 英語を勉強し始めでかつ、英語が苦手な人 社会人で医学部再受験を考えていて英語が苦手な人 CDに合わせて音読しながら、覚えることで従来の単語帳とは違って音声と合わせて単語を覚えることができます。また中学レベ

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  • [toc]

    参考書の特色

    ▶対象者
    英語を勉強し始めでかつ、英語が苦手な人
    社会人で医学部再受験を考えていて英語が苦手な人

    CDに合わせて音読しながら、覚えることで従来の単語帳とは違って音声と合わせて単語を覚えることができます。また中学レベルの単語は意外と抜けている人が多いのでこの教材を行うことで、自身が気づかぬうちにスルーしていた単語を補填することができるでしょう。

    使い方

    ▶完成までの期間 1~2ヶ月

    1日にUnit 1(100単語づつ)覚えていきますこの際に、確実に覚えようとするのではなくて単語を仕分けていきましょう。Unit0の部分で生活をしていてよく使う単語や頻出動詞、代名詞、接続詞の説明があります。この部分は大事な部分なのでUnit1~8をすすめるのと平行して毎日読んでいきましょう。

    単語は初学の段階では完璧ではいけない

    単語は1日で覚えることはできません。仮に覚えることができたとしても1日で覚えたものはすぐに忘れてしまいます。すぐに覚えたものはすぐに忘れてしまうということです。学校の単語テストで覚えてもその場しのぎで勉強する場合が多いので、あまり役に立たないのですね。

    何度も復習しないと定着しないのです。

    受験レベルでは単語が定着しているかしていないかが非常に大事です。単語をみるたびに「この単語ってどういう意味だっけ?」なんて考えているうちには英語なんて読めませんよね。
    ですから、何度も何度も繰り返して暗記していきましょう。多くの学生がこの単語レベルでの段階で努力不足のために早慶に合格することができなくなってしまうのです。

    単語は忘れることが大前提!

    単語は忘れることが大前提です。このレベル単語でも覚えられないとイライラしたりするかもしれません。
    ですが、勉強の始めの段階は皆そんなものです。その日に覚えて、次の日忘れていてもまた覚えなおしていくのが大事です。
    一度覚えると記憶が構築されるので0からのスタートではありません。
    覚えなおしていきましょう!

    1ランク成績を上げるための使い方

    1日1unitづつ覚えて、1日の最後に単語チェックという項目で単語を覚えているかどうかの確認をしていきましょう。この参考書では1単語に対して1つの意味だけ覚えられれば問題ないので、赤字になっている単語を確実に覚えられるように!最初の勉強段階ではCDを使ってもあまり効果がないので、意味+例文で覚えていきましょう。初学の段階では目で覚える方が効率的なので、目で確認をしていき単語の音に関してはカタカナで表記されているのでこちらで覚えていきましょう。単語帳を初めて2週間くらいして、大体この単語帳は覚えることができた!というレベルになったら、CDを利用して音を覚えていきます。

    CDは倍速して効率化!

    頭の回転を早くするためにはまずは処理速度を早くすることです。
    単語をCDで覚える際も、元々のスピードで聞くのではなくて倍速して聞きましょう。スマホに入れてアプリで聞くことで倍速で聞くことができます。

    単語は書いて覚えたほうがいいのですか?

    よく聞かれるのですが、これは初学の段階ではNoです。

    それよりもまずは単語を見る回数を増やしていきましょう。

    何度も何度も見ることでその単語の存在が把握できます。

    この段階まで来たら書いて覚えてもいいかなというレベルです。

    とにかく最初は単語に出会う回数を多くすることが肝心です。

    何度も何度も見たり、音読をして単語に出会う回数を多くしていきましょう。

    単語の覚え方は『最速英語勉強法』にも載っていますので御覧ください。

    https://hiroacademia.jpn.com/program/english-benkyo/

     この参考書によくある質問集

    ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom4.gif" name="質問1"]どうしても三日坊主になってしまいます。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]まずは、単語1つで良いのでしっかり取り組んでいきましょう。それが出来たら、次、そしてその次・・と1つずつ進めていきましょう。慣れてきたらしっかりスケジュールを組んで計画的にこなしましょう。はじめは焦らず、ゆっくり習慣化していければ良いです。当塾では学習内容の指導だけではなく、学習スケジュールの相談にも乗っています。続かないで困っている人はぜひご相談ください。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow3.gif" name="質問2"]単語がなかなか覚えられません。効率的に覚える方法はありますか?[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]このレベルの単語帳に効率はありません。1つ1つ、何度も何度も繰り返して覚えてください。覚えられない場合は1つの単語に対して違うアプローチで覚えるようにしていきましょう。[/speech_bubble]

【使い方】古文単語 FORMULA | 圧倒的に成績を伸ばす方法

2016.09.08

ページ目次参考書の特色参考書の使い方1ランク成績を上げるための使い方この参考書によくある質問集 参考書の特色 ▶対象者 古文単語帳を一冊終えて、2冊目の単語帳として行いましょう。 古典単語帳です。ROUND1~9まであり、全部で600語収録してあります。最頻出レベル220語、頻出レベル

  • …続きを読む
  • [toc]

    参考書の特色

    対象者
    古文単語帳を一冊終えて、2冊目の単語帳として行いましょう。

    古典単語帳です。ROUND1~9まであり、全部で600語収録してあります。最頻出レベル220語、頻出レベル250語、標準レベル130語と分けてあるので、自分のレベルに合わせた学習ができます。また、言葉の意味で色分けがしてあります(プラスの意味、マイナスの意味、両方になるもの、どちらでもないもので色が決まっている)。例文も掲載されているので、直感的にわかりやすい参考書になっているといえます。

    参考書の使い方

    ▶おすすめ使用期間
    1ヶ月程度

    1日20語を目標に覚えていきましょう。次の日は前日の分を必ず確認すること。こうすると、2回りするのと同じことになります。1日20語ならばできるはずです。毎日コツコツとやっていってください。1カ月で600語覚えることができます。

    1ランク成績を上げるための使い方

    普段古文を読むときに辞書代わりに使用することもおすすめです。調べたものは印をつけておけば、もう一度調べた時に「あ、これは前にも調べた」とわかります。繰り返し調べるものがあなたの弱点です。その他にもいろいろな使い方があると思うので、工夫してみてください。
    またCDを使って、単語を聞いたら意味をすぐに出す練習をしてみましょう。普段とは違った覚え方をすることで、違った部分を意識化できます。頑張りましょう。

    この参考書によくある質問集

    ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom1.gif" name="質問1"]古文単語が全然頭に入ってきません。。どうしたらよいでしょうか?[/speech_bubble]
    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]まず、あきらめないでください。すぐに覚えられる人はいません。繰り返しやることです。そのうえで、全く頭に入らないということはまだ古典について全然身についていないということが考えられます。この単語帳をやるときに、例文を音読してみてください。はじめは全然読めないと思いますが、徐々にスラスラと読めるようになってきます。幸い古文単語帳には珍しくCDがついているため、シャドーウィングをしてみてください。あとは、繰り返しやっていくことです。朝、昼、夜と3回やってみてください。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow3.gif" name="質問2"]古典って単語を覚える意味がありますか?単語を覚えても全然解けるようになりません[/speech_bubble][speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"] 古典の試験は「単語テスト」とは違います。単語は知らなければなりませんが、文法がわかり、単語がわかり、古典常識があり、解き方(読み方)が身について初めて問題を解くことができます。単語を覚えることは必要なことですので、やめてはいけませんが、これだけで得点できるというものでもありません。もう一度自分の勉強の仕方を見直してみてください。[/speech_bubble]

最速生物勉強法|早慶圧勝レベルまで効率的に成績を上げる方法

2016.09.08

早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で生物を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。当塾で指導している最速で効率的に生物の成

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  • 早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で生物を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。当塾で指導している最速で効率的に生物の成績をあげる勉強方法の一部をお伝えいたします。 [toc]

    高校で生物を学ぶ意義

    高校で学ぶ生物は医学、看護、理学、薬学、農学などの分野でより専門的な勉強・研究を行う上での土台作りという意味合いが強い科目なのかもしれません。
    しかし、生物(学)を広義的に捉えれば、そのルーツはアカデミズム誕生より前に遡り、実はかなり我々の根源的な欲求に近いところにある学問・科目であると言えます。 それは、「生命とは何か?」,「身の回りにはとのような生き物がいるのか?」等の問いは人類が古代より持ち続けてきた根源的な生物学的な疑問であり、今大学などアカデミズムの場に存在しているほとんどの学問の系譜はここに端を発していると言っても過言ではないからです。つまり、生物は我々人間とかなり深いところで密接に関わっている科目・学問なのであり、高校生には気が付きにくいかも知れませんが、 「受験に使う1科目」や、「より専門的な勉強をするための準備科目」以上の意味を持っている科目・学問なのです。
    さらに言えば、科目・学問の本質的な存在意義は自身が持つ知的欲求を満たすためであり、決して試験で点数を取るためのものではないということをここで強調しておきたいと思います。

    学問の細分化によって「生物」とその他の分野との垣根はほとんどないと言っても過言ではありません。例えば、遺伝子調節には物理学が関わりますし、種問題を扱うのは生物・科学哲学ですし、医学が生物学と密接に関わっているのは説明するまでもないですね。
    これはもともと見えないところで繋がっていたいたところに我々が「生物(学)」という名前を付けていたために、今一つ見えにくかった繋がり・関系性が学問の発展に伴い見えてきた結果です。下記に述べているように生物という科目・学問の諸分野もその同様にその中の見えないところで互いに関り・つながっています。ぜひ自分なりにそのつながりを見つけて生物という科目・学問を楽しんで下さい。

    生物は暗記をすればできるようになる?

    生物は「暗記科目」と思っている人は少なくないかもしれません。
    細胞の部位やホルモンの名称など、試験で点を取る都合上、知っておかなければならない語句は確かにありますが、生物は決して「暗記科目」ではありません(もちろん、全く暗記しなくて良いというわけではないですが)。
    生物に限らず、程度の差こそあれ、試験で点数を取る上で暗記しなければならないことはどの科目にも存在します。
    生物の場合、その暗記しなければならない量が多いため、「暗記科目」と分類されがちですが、それはあくまでテストで点数を取る上での話です。「暗記科目」だと思っている人は、上にも述べたように生物を含め、科目・学問というのは試験で点数を取るために存在してるわけではないということを(再)認識する必要があります。

    1700年代にスウェーデンのリンネが「Systema Naturae」の中で生き物の体系的な類縁関係による(自然)分類の構築を目指したことから見て取れるように、生物の事象・現象は見えにくいかもしれませんが、深いところでつながっています。 生物はその「関係性」、「つながり」を理解しなければいけない科目です。そして、生物を勉強する中でこの見えない「関係性」、「つながり」を見つけようとする努力をして欲しいと思います。例えば、ある魚のグループのミトコンドリア遺伝子と核遺伝子に基づく分子系統樹があったとします。分子系統樹がhypothesizeしている系統関係だけに着目すれば、「ふむふむ、A種とB種は近縁なのか」と、それで話は終わってしまいますが、ここで一歩踏み込んでみることが大切です。分子系統樹はその名の通りDNAの塩基配列の比較に基づいて推測された系統樹です。近縁なA種とB種はその共通祖先から進化をして互いに異なる塩基配列を持っています。実は、この塩基配列の違いに着目するとコドンでいうところの3つ目に違いが見られることが多く‥… 鋭い人ならここで「あっ!」となるところだと思います。
    そう、コドンでいうところの1つ目、2つ目の塩基は変わると対応するアミノ酸が変わるが、3つ目は指定するアミノ酸に変化を及ぼしません。近縁な2種間の塩基配列比較をすると、指定するアミノ酸までかえてしまう塩基の変化より対応するアミノ酸には影響を及ぼさない塩基の置換(synonymous substitution)の方が進化の過程で起きやすいことがわかります。

    このように考えると、これは生物の分類の分野と遺伝情報の分野との関係性が見えてきます。

    この例のように少し主体的に考えるだけで一方的で単調になりがちな暗記一辺倒からより生物が本来持つ面白さに近つくことができるのです。

    どこで起こっていることなのか?に注意する

    生物で習う事柄にはミクロなものからマクロなものまで様々なものがあります。生物というのは、低次の相互作用によって、より高次の構造が構成されるものともいえます。
    その構造を知る学問でもあるため、構造の段階に分けて考えることが必要です。つまり、ヒトやホウセンカなどの個体は、生物学的にはマクロなものとして扱われるのです。全ての名前や現象を大きさで分け、どの階層で行われているか考えながら整理していくことが、生物の勉強の第一歩になります。

    具体的に考えていきましょう。

    生物で習う名前や事柄を小さなものから順に並べていくと、分子→細胞→組織→器官→個体と分けることができます。
    分子とは、例をあげるとDNAやタンパク質などがあります。
    その次の細胞ですが、これは動物で例をあげると赤血球、植物で例をあげると孔辺細胞にあたります。
    そして組織とは、血液や表皮に、器官は心臓、葉にあたります。
    そして最後の個体が、ヒトやイチョウを指します。

    このように、出てくる名詞がどの段階に当たるのかを把握して記憶していくことが生物では非常に大事なのです。そして、その名詞が使われるときの反応などの用語も関連付けて覚えていくとより理解が深まります。

    前項にあるように全ての名前や現象を大きさで分け、どの階層で行われているか考えながら整理していくことが、生物の勉強には必要ですが、名前を覚える際に、おおまかに大きさを把握することで、不確実にしか覚えていない事柄を推察するヒントになることもあります。

    具体的に例を挙げますと、先程分子の例としてたタンパク質は大きさが数10nm(1nmは1000000分の1㎜)となっています。
    また、細胞の例として挙げた赤血球は直径が約7.5㎛(1㎛は1000分の1㎜)、動物の細胞の中で最も大きい卵は約120㎛です。肉眼では100㎛からは見えると言われていますので、卵は可視であると分かります。
    このようにある程度で充分ですが、大体の大きさを把握することが、そのもののイメージと階層を把握することにつながります。

    もちろん、全ての事柄には例外があります。例えば、ニューロンは神経を伝達する動物に特有の細胞ですが、樹状突起がある部分は幅が約60㎛で細胞の大きさを逸脱しませんが、そこから延びる軸索部分は長い場合では1mもあります。

    このように大きさが大きく異なる物は例外ですので、例外として覚えておきましょう。

    【インプット編】生物の概念をつかんでいく

    生物での現象をイメージする

    生物では、起こっている現象をいかにイメージができるかどうか?という点が大事です。教科書や参考書を見てみると、いろいろな図表が出てきますが、その意味合いをイメージできてないと、間違えてしまうことが多くなってしまいます。

    植相の遷移や系統樹などは対象物が目に見えるのでイメージしやすいかもしれませんが、PCR反応や光合成などは実際に目に見えるわけではないので、図を基に自分の頭の中で考えるのが現実的かと思います。暗記をするにも意味合いをイメージできるかどうか?という点が勝負になっていくのです。

    現象をイメージしやすくする手段の一つは実験をすることです。ですが、高3ともなると時間的に全ての実験ができるなんてことはないでしょう。そういう場合は図説を使ったりしてどのような実験を行っているのか?なぜこの現象が発生するのか?という点を考えながら暗記をしていくと良いでしょう。

    自然の中で生物と触れよう

    皆さんはなぜ生物を勉強しているのですか?
    「行きたい学部の試験科目だから」、
    「物理よりは簡単そうだから」、
    「暗記さえすれば出来そうだから」など人により様々な理由があるかと思います。

    ですが、「生物が好きだから」という理由が一番多くあって欲しいものです。
    今、理学部や農学部など所謂「生物系」とされる学部・専攻の学生たちは教科書や参考書に載っている内容はよく理解している人が多いですが、より基本的な自分たちの身の回りにいる生き物の名前などを知らないことが多々あります。
    エノキの木がわからなかったり、飛んでいる蝶は全部アゲハチョウであったり、アカデミズムの場で生物(学)を学び、研究をしていく人として備わっていて欲しい基本的な知識がない人が多いのは現実としてあります。
    幼少期から生き物に興味を持ち、自然に触れ、naturalに「生物」と接してきた人たちにとっては当たり前の知識が科目として「生物」と向き合う人達にとっては当たり前でないのは当然ですが、前者より後者の方が圧倒的に多い現状は少し寂しく感じます。
    決して小さい頃から生き物が好きな人や身近な生き物の名前を知っている人がそうでない人に比べて優秀だと言っているわけではありません。ただ、科目としての「生物」とだけ向き合っている人には少しでも自然の中で「生物」と接する時間を作ってもらいたいと思います。長期的視点に立った時、きっと教科書・参考書からよりも多くのことを学べると思います。
    ただし、高3生は現実問題として科目としての「生物」と向き合わなければならないのも事実ですので、がんばりましょう。

    参照教材について

    自分の使いやすい教科書・参考書を1冊手元に置いておいて、わからないことや疑問に思ったことを調べられるようにしておきましょう。問題演習にも同じことが言えますが、基本的な知識の吸収はこの1冊をベースにして、あまり他の参考書などに手を出さないようにした方が良いです。当塾では以下をおすすめしています。

    宇宙一わかりやすい高校生物「生物基礎」船登惟希/赤坂甲治 学研
    [itemlink post_id="24182"]

    基礎からのシグマベスト 高校これでわかる 生物 文英堂
    [itemlink post_id="24183"]

    大森生物の最強講義 117講
    [itemlink post_id="24184"]

    【アウトプット編】

    生物は暗記しなければならないことが多く、だからこそ問題を解くことで知識の定着を図る必要があります。しっかりと全部覚えたと思った後に問題を解いていくと、必ず「これ覚えたはずだけど、忘れてしまった」と言う問題が出てきます。そして、解答を見た時に「ああ、これか!」と自分が覚えたと思って間違えた問題は、強く印象に残るのです。

    図に描いて覚えよう

    生物には知っておかなければならない図や回路などがいくつか出てきます。一度見ただけで覚えられるという人も中にはいるとは思いますが、そうでない人が多いと思います。
    カルビン・ベンソン回路や窒素同化のしくみなど、典型的なものは自分で紙に描いて覚え、理解するようにしましょう。手を動かしながら、自分の頭の中で流れを理解しようとすると頭の中に残りやすいです。最初は参考書などを見ながらになるかもしれませんが、最終的には何も見ないでスラスラ書けるようになるのが理想です。

    上記 ( 生物の現象をイメージする) と重複しますが、実際の試験では図がないことも多々ありますので、どれだけ頭の中でその図が描けるか、理解できているかが大切になってきます。

    例えば、光合成において吸収されるCO2が減少すると・・・ となった時に頭の中で光合成及びそれに関連する代謝の反応系の関りが自分なりにイメージできてないとCO2の減少によって影響を受けるところが反応系のどこかわからなくなってしまいます。

    過去問対策

    共通試験

    生物の共通試験はグラフ読み取り・実験考察問題が半分近く占めるので、多少の戸惑いややりにくさを感じることがあるかもしれません。
    なお、過去問を始める段階で教科書・参考書の生物の範囲は一通り終えていることが前提です。
    共通試験の過去問演習を通じて勉強して覚えるという姿勢はあまりおススメしません。これは語句・内容の理解があやふやな状態では問題文や選択肢の内容がわからず、効率的な学習とならないのが理由として挙げられます (上記【アウトプット編】参照)。

    ここからは共通試験で80点以上を取ることに着目した勉強法をご紹介します。
    共通試験で出題される生物の問題の特徴として、・知識をベースにその理解を問う問題・実験考察及びグラフ読み取り問題  以上2点が挙げられます。

    このことから・用語の定義やその内容を正確に理解していなければならない・グラフを正確に読み取る、
    実験結果からわかることを考察するタイプの問題
    ということがわかります。

    例年、知識をベースにその理解を問う問題と実験考察及びグラフ読み取り問題の比率が1:1くらいで出題されている。
    つまり、この2つでバランスよく得点できないと80点は難しいということです。あいまいな知識・実験考察力では8割は難しいということです。

    知識問題については教科書に出てくる重要語句を押さえるのははもちろん、欄外のマイナーな囲い記事などにも目を通しておきましょう。センターに限ったことではありませんが、語句を覚えるときに教科書や参考書に出てくる文脈でその語句を覚えるのではなく、自分の言葉でその語句を説明できるようにすることが大切です。

    実験考察・グラフ読み取り問題は共通試験の過去問、もしくは類似問題を使ってなるべく多くの問題をこなすのが一番だと思います。
    間違えたり、難しいと感じた問題はじっくりと時間をかけて理解できるまで繰り返し解くようにしましょう。数をこなしていく中で、自分の苦手な問題が浮き彫りになったら類似問題等で重点的に演習しましょう。

    早慶の過去問について

    生物で受けられる早慶の学部は多くはありません。慶應・看護、医、早大・理工系、教育理系、人間科学理系といったところでしょうか。
    また、理科は選択性のところが多く、必ずしも生物を選ばなければならいわけではありません。
    もし上記の大学・学部を生物での受験で考えているなら、過去問を早めに手に入れて、頻出の分野・傾向をつかんでおきましょう。1つアドバイスがあるとすれば、受験科目選びは近視眼的に入試突破のことだけを考えるのではなく、大学での勉強を見据えて行うのが賢明です。例えば、早大・教育の生物科を全く生物をやらずに化学や物理で受けると入学後に苦労します。なお、早大は問題形式が年によって大きく変わることがあるので、その点にも留意する必要があります。
    また当塾ではどのようにしたら、早慶の過去問を解いたらよいのか?という点も徹底的に指導しています。こちらまでご連絡ください。

    Q&A

    ここでは入試レベルの生物の問題について当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow3.gif" name="質問1"]早稲田レベルの生物を未修の状態から1年で出来るようにするには何をすればいいですか?[/speech_bubble][speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]まず教科書・参考書の内容を一通り頭に入れることからはじめるべきでしょう。その上で問題集を1冊決めて演習をして知識を定着させていってください。それから過去問という流れがベストかと思いますが、バックグラウンドなしから1年で仕上げるのは時間的にかなりタイトで、他の科目との兼ね合いが難しくなってくることを念頭に入れて下さい。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow3.gif" name="質問1"]ホルモンの名前と働きなど、なかなか語句が覚えられません、何かいい方法はありますか?[/speech_bubble]
    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]
    物事の覚え方及び覚えやすさは人によって違うので、一概にこのやり方が1番というのは難しいのですが、いくつか提案することはできます。一つ目は、書きつつ声に出して覚えるやり方です。自分の頭の中で確認しながら声に出すことでただ書くだけよりは効率的に覚えられます。次はフラッシュカード(所謂単語帳)を作るというやり方です。電車の中など通学中などの空いた時間に手早く確認できるので便利です。自分に合う方法を見つけて頑張ってください。[/speech_bubble]

    合格までのスケジュール例を見てみよう!

    現状と入試までの期間を踏まえてスケジュールを立ててみましょう。当塾のこれまでの相談を元にスケジュール例をご紹介いたします。
    *あくまで一例です。

    【理想的!】高2夏から始めるパターン

    ■<高2>7月後半 〜 8月上旬
    宇宙一わかりやすい高校生物基礎
    <高2>8月上旬 〜 8月下旬
    宇宙一わかりやすい高校生物基礎
    <高2>9月上旬 〜 10月下旬
    リードα 高校生物基礎
    <高2>11月上旬 〜 12月下旬
    基礎からのシグマベスト 高校これでわかる
    大学入試の得点源 【生物】
    ■<高2>1月上旬 〜 3月下旬
    基礎からのシグマベスト 高校これでわかる
    大学入試の得点源 【生物】
    リードα生物を行う
    <高3>4月上旬〜5月下旬
    生物基礎問題精講を行う
    大森生物の最強講義を参照教材として使う
    <高3>6月上旬〜7月下旬
    生物基礎問題精講を行う
    大森生物の最強講義を参照教材として使う
    <高3>夏休み中
    大森生物の最強問題集を行う
    <高3>8月半以降
    大森生物の最強問題集を行う
    早慶の過去問を解いていく

    高3から始めたい

    高3から生物を行いたい方は個別でカリキュラムを組んで勉強を行っていきます。

    カウンセリングはこちらから行っております。

    大雑把にスケジュールをあげてみました。高2からはじめるスケジュールは簡単そうに見えて実はとても大変です。
    それまで持っている力によっても違いますし、他の科目とのバランスも考えながら進めなければなりません。当塾では、それぞれの生徒さんの実情に合わせてスケジュールを組んでまいります。

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最速化学勉強法|早慶圧勝レベルまで効率的に成績を上げる方法

2016.09.08

早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で化学を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。 勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。 当塾で指導している最速で効率的に化学

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  • 早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で化学を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。
    勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。
    当塾で指導している最速で効率的に化学の成績をあげる勉強方法の一部をお伝えいたします。

    [toc]

    化学勉強の前に知っておいてほしいこと

    化学とは?

    Chemistory

    自身の身の回りのものがどのような構造でできているのか?、こうした疑問は古代の時代から疑問に抱かれ続けたことです。このような「物質がどのような粒子から成り立っているのか?」といった疑問に答えるのが化学です。自分で勉強する際にも身の回りのものがどのよう構造で成り立っているのか?を考えながら学んでいくと興味深く勉強ができるでしょう。

    暗記をしなければ点数が取れない科目?

    暗記科目だから化学は苦手・・という人は多くいるかもしれません。もちろん、化学が暗記というのは半分は正解です。無機化学は沈殿物の色を覚えないと解けませんし、有機化学も構造を覚えないと解けません。こうした部分は、いかに工夫して暗記することができるかどうか、という点が大事になってきます。
    ですが、全てが暗記というわけではありません。歴史科目やその他の科目と同じように流れや理論があり、また一見暗記と思われがちな無機化学や有機化学にも考えて答えを出さないといけない分野はあります。すなわち、化学は前提として暗記をしなければ点数を飛躍的に上げることはできないけれど、暗記以外にも計算や考える部分も多く存在しており、暗記だけではない科目であるといえます。

    単位に注意する

    化学は難関大学になればなるほど計算問題が頻出します。初学者がつまづきがちな部分は物理同様、単位でしょう。単位がどのようにできているのか?ということは理解しておいたほうが良いでしょう。
    化学や物理でよくでてくる[ / ]の記号の意味を理解しているでしょうか? 例えば、モル濃度[mol/L]は、溶媒1[L]辺りに含まれる物質量[mol]なので、速度の単位が時間1[h]辺りに進む距離[km]を[km/h]で表すのと同じように考えれば、計算方法を示していることがわかります。

    同じ考え方で、
    「500[ml]の塩酸には、2[mol]の塩化水素が溶けている。この時ちょうど中和するには1[mol/L]の水酸化ナトリウムが何mL必要か」という問題を考えてみましょう。物質量で比べるなら塩酸の全量は関係ありません。水酸化ナトリウムの物質量が塩酸と等しければよいので、答えをA[L]とすると

    2[mol]=1[mol/L]×A[L]     ∴A=2

    単位がLなのでmLに直して、2[L]=2000[mL]となります。

    上記のように、化学の計算では単位がどのように成り立っているのか?という部分を理解して解いていく必要があります。

    【インプット編】化学の概念をつかんでいく

    化学の現象をイメージする

    Grasp

    化学は、物質の構造をミクロな視点から解析していく科目です。

    入試問題を見てみると、数字がたくさん出てきて計算を解いていくという色は強いですが、
    その意味合いをイメージできてないと、間違えてしまうことが多くなってしまいます。
    化学では、起こっている現象をいかにイメージができるかどうか?という点が大事です。

    暗記という色が強い無機化学であっても、物体の色とかニオイを自身でイメージしながら理解を進めていくと良いでしょう。

    五感をフルに使いましょう。

    もちろん、有機化学でも同じ。

    物質の立体配置、どこが置換されるのかなど、その構造がどのようになっているのか?を頭でイメージしながら考えていく必要があります。
    原子の模型が売ってるので、そちらを買ってみても良いでしょう。

    上記のようにどのように現象が起こっているのか?をイメージしながら覚えていくと格段に定着が早くなります。
    もちろん、最初のうちは全ての現象をイメージしながら覚えていくとツラいと思うので、一問一答のように覚えていっても問題はないでしょう。
    ですが、そのレベルでは上位の大学は目指すことはできないということは肝に銘じておきましょう。
    暗記をするにも意味合いをイメージできるかどうか?という点が勝負になっていくのです。

    もちろん、現象をイメージするのに一番良いのは実験をすることです。
    ですが、受験生ともなると全ての実験ができるなんてことはないでしょう。そういう場合は図説を使ったりしてどのような実験を行っているのか?、なぜこの現象が発生するのか?という点を考えながら暗記をしていくと良いでしょう。

    概念、化学用語を日本語で理解する

    化学は他の理系科目に比べると暗記の要素が強いですが、ただ丸暗記しているだけではできるようにはなりません。
    たとえば、化学の「〜法則」、化学用語をただ覚えるだけでなく、なぜその法則が成り立っているのか?、化学用語についても自分の言葉で説明できるようにしてください。

    ボイルの法則

    Boil→物質量と温度が一定のとき、圧力と体積が反比例する。
    理想気体について常に成り立つ状態方程式に、物質量と温度が一定の時を考えれば成立していることは容易に確認できる。(歴史的には逆だが、ここの理解は逆輸入的で問題ないでしょう)

    融解塩電解

    →アルミニウムの工業的製法。アルミナを電気分解してアルミニウムを作りたいが、アルミナの融点は非常に高くそのままでは電気分解しにくい。そこで氷晶石を用いて融点を下げて電気分解を行う。

    『宇宙一わかりやすい高校化学』の詳しい使い方はこちら

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/kagaku/uchuichikagaku/"]

    各分野での勉強法

    理論化学

    化学の理論分野は、有機、無機化学すべての分野に通じるため、ただ暗記をするだけではなく、上述した方法を使って深い理解に基づいた上で勉強を勧めていきましょう。

    Genshi

    勉強の初期段階では、物質の分類はどのようにわかれているか、原子の構造、イオンとはどのようにできるか、結合の種類(またその構造、成立ちを他の人に説明して納得感のあるレベルでの理解)、周期表を勉強してください。この部分の理解が中途半端だとその他の分野にも大きく影響を与えてしまうので気をつける必要があります。

    続いて、物質量の計算・化学反応式の量計算・濃度の計算という計算問題を身に着けていきましょう。指導をしていて多くの人が躓くのが、この分野です。特に医学部再受験生で、「文系なのに化学をしなきゃいけない!」という人は、十中八九躓いてしまいます。molの扱いに慣れずに戸惑う人が多いようです。上でも述べていますが、理科(物理/生物も同じ)の計算問題のポイントは単位の扱いに注意することです。最終生産物の単位を考えることでどのように計算を行ったら良いのか?を問題を見た段階ですぐに計算できるようにしていきましょう。早慶取った難関大学の入試でもこうした計算部分で差がつきます。「できない。苦手だな・・」と思わずに基礎的な計算練習を積んで慣れていきましょう。必ずできるようになります。
    Mol
    上述の化学特有の単位の計算問題を一通り解くのに慣れたら、酸塩基、熱化学、酸化還元、電池・電気分解、気体、溶液、平衡といった「the 化学」の分野に突入していきましょう。この分野で使う公式や法則は多くはありません。公式・法則の意味合いを考えて図や表で考える癖をつけましょう。気体の計算(ボイル・シャルルの公式の使い方など)や、平衡の計算は頻出でかつ苦手な人が多い分野です。最初は大変ですが、一つ一つ理屈を考えながら理解を行ない計算練習を行うことでできるようになっていきます。

    有機化学

    Chemi

    有機化学とは、「炭素Cを含む化合物」のことです。
    有機化学では、他の分野と比べると限られた数の元素しか出てきませんが、これらの組み合わせを変えることで1000万種類以上の有機化合物が現在では知られています。

    こうした膨大な数の有機化合物がどのような構造で成り立っているのか?を考えていくのが有機化学の勉強となります。
    覚える事柄は多いですが、それぞれの意味を考えて覚えていく時に定着しやすくなります。
    一定程度の知識を覚えて問題を解くことに慣れてくると、パズルのような感覚で楽しく問題が解くことができます。
    以下で有機化学それぞれの分野でどのように勉強をしていったら良いのかをお伝えしていきます。

    有機化学のルールを覚える

    有機化学の一番はじめに行うことは命名法、官能基、結合の仕方を覚えることでしょう。有機化学ででてくる化合物は数万種類あり、「覚えるのはムリ!」と思った方もいるかもしれません。
    ですが、化合物の名前には「このように命名する」というルールがあります。一つ一つ名前を覚えるのはムリですから、命名のルールを覚えてしまいましょう。
    また官能基と呼ばれる「物質の性質や機能を表す原子団」覚える必要もあるでしょう。例えば、 「— O—」 エーテル結合などがあります。
    また結合の仕方も覚えてください。
    こうした基本を覚えていくのは大変な作業で、ここで有機化学は難しい・・と考えてしまう人もいるかもしれません。ですが、この部分は英語の単語と一緒で覚えてしまえばその知識を前提に使って、問題を解けてしまうのでまずは覚えてしまいましょう。

    脂肪族化合物

    Yuuki脂肪族の問題では、複数の異性体の可能性がある中から問題中の実験結果を使い1つの構造に同定させる問題が一般的です。こういった問題を解く上で、「現在の条件下で考えられる異性体を全て挙げる」というのは前提となる最も基本的な条件です。問題を解いていくには、まず言葉の定義をきちんと覚えることが重要です。
    「異性体」と一言でいっても、「構造異性体」「立体異性体」「幾何異性体」「光学異性体」と何種類もありますが、これらの意味が分からなければ「以下の物質から幾何異性体を持つものを選べ」などと聞かれても、まず問題の意味が理解できないでしょう。次に組成式から考えられる構造異性体、立体異性体を全て挙げられるようにしましょう。

    油脂

    油脂は苦手な方が多い単元です。
    しかし実際にはグリセリンに高級脂肪酸がエステル化してついているだけで、起きる反応はこれまでの脂肪族などと変わりません。3つの高級脂肪酸がそれぞれどう反応しているかと、それがどうエステル化して油脂になり、どうケン化してグリセリンとセッケンに戻るのかを整理して理解できれば、決して難しくありません。

    芳香族化合物

    様々な付加生成物の製法を覚えることが重要です。ベンゼンスルホン酸、塩化ベンゼン、フェノールなどを反応させ、相互に変換していく問題が基本になります。そのため、反応前と反応後の物質が整理されていないと効率的に問題を解くことはできません。例えば、「ベンゼンを濃硝酸と濃硫酸の混酸と反応させ、出来た生成物をスズと濃塩酸で還元、次に水酸化ナトリウムを加え、ここに氷冷下で希塩酸と亜硝酸ナトリウムを反応させて、温度を上げる。」なんて問題のとき、いちいち反応式を考えていては時間が足りません。「ベンゼンを濃硝酸と濃硫酸の混酸はニトロベンゼンの製法」「ニトロベンゼンを還元して水酸化ナトリウムはアニリンの製法」「ジアゾ化後に温度を上げるのはフェノールの製法」と瞬時に判断しながら問題を読む必要があります。

    高分子化合物

    Kobunshi

    高分子は苦手な生徒が多いですが、これはたぶん計算問題の解き方がわからないからであることが多いです。高分子でも計算問題は特有の扱い方があります。
    重合度を含め化学反応を書いて、モル数で勝負すれば大丈夫です。有機高分子の分野は覚える領域は無機より少ないですが、その少ない知識で構造決定などの問題を解かなければならないので、やはり基本問題を多量に解いて、知識の系統化を図ります。そのあと、標準、応用と進めますが、特に構造決定の問題では問題の一部から想定できる構造を全て書き残りの条件から選択していくか、問題の条件から2,3の構造に絞って解くのかを、判断して解くのが要点です。

    糖類、タンパク質

    糖類は、グルコースの構造式はα-, β-とも書けるようにしましょう。逆に言えばこれさえしっかり覚えておけば、後はグルコースとの比較や組み合わせで覚えて行けます。タンパク質については、アミノ酸の平衡のルールを理解した上で書けるようにしておきましょう。中性アミノ酸が基本ですが、国公立大学や早慶、医学部などを目指す人は酸性アミノ酸、塩基性アミノ酸についても書けるようにしておくとよいでしょう。

    無機化学

    Muki

    無機化学は暗記ばかりでつまらない、とにかく覚えることと言われていて大変な分野ですが、以下の点に気をつけると覚えやすくなります。

    身の回りのものでどのようなものがあるかを見ていく

    Mijika

    化学のできごとを「教科書の中だけで起こっていること」と捉えていてはいけません。
    自身の身の回りでどのようなことがあるのか?と考えることで途端に身近に感じることができ暗記が促進されます。

    図説を使って実験での反応、色、形を確認する

    Color
    無機化学は実験での様子がでてきます。ですが、実際に自分で毎回実験するわけにもいかないでしょう。そのような場合のイメージ把握で使用するのが化学の図説です。学校でもらったもので構いません。特に色、形を理解していくには格好の教材だといえるでしょう。

    反応式の仕組みを理解する。

    無機化学で登場する主に登場する反応式は、酸・塩基の式と酸化還元反応式です。酸化還元反応式の場合は理論化学でもよく目にしたでしょう。ですが、酸塩基の式、特に『弱酸(弱塩基)遊離反応』はこれまでに目にしたことがないでしょう。しかし、無機化学に出てくる大事な反応式は、弱酸(弱塩基)遊離反応を使っています。そのため、この構造を理解することで無機化学の反応式を理解するのが楽になるでしょう。

    例えば、酢酸ナトリウムに希塩酸を加える 場合を考えます。この反応は強酸とは電離度が大きく、弱酸は小さいことから、『強酸はH+を放出したいが、弱酸はH+を放出したくないし、放出したH+は取り戻したい』ことが原因です。これが『弱酸遊離反応』です。なので、強酸(HCl)から弱酸(CH3COONa)のイオン(CH3COO)H+が渡されます

    CH3COO+ HCl → CHCOOH+Cl

    両辺に陽イオンであるNaを足して考えると

    CHCOONa + HCl →CHCOOH + NaCl

    丸暗記する必要はありません。
    式を見れば、『弱塩基遊離反応』も同様だとわかるはずです。これが理解できていれば、塩化アンモニウム水酸化ナトリウムのように違う物質であっても、基本が理解できていれば同じ考え方で解くことができるのです。

    また上記の覚え方に加えて、無機化学はどこまでを覚えるのか?を決めて覚える必要があるでしょう。何を覚えて、何を覚えなくてよいのか?を明確にしておくことは、時間の限られた入試においては非常に重要です。

    参照教材について

    化学で難関大学を目指す人は辞書代わりの参照教材として、「化学の新研究」を手元に置いてください。特に勉強初期段階だと単純暗記になっているため、知識と知識のリンクが不十分なことが多くなってしまいます。そのような場合に「化学の新研究」を利用して自身の知識をアップデートしてください。
    *時間があれば0からすべて読んでいくのが望ましいですが、化学がそこまで好きでもない初期の段階でそれをやってしまうと知識の定着もできなく、成績も上がらないで大変なので、必要に応じて読む形式のほうが良いでしょう。

    ▶化学の新研究について詳しい使い方はこちらから

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/kagaku/sinkenkyuensyu/"]

    【アウトプット編】

    化学は暗記科目の要素が強い分野だが、だからこそ問題を解くことで知識の定着を図る必要があります

    問題文から読み取れることを図に描く

    酸化還元滴定や気体計算など、問題文が長くなりやすい単元は、自分で書いた図にどんどん情報を書き込んでいきましょう。難関大学では計算させる問題が多いです。与えられているもの、求めたいものがしっかり図の中で理解できれば、求めるために必要なものが自ずと分かってくるはずです。必要な図は問題によって変わってきます。とはいっても分野ごとで使う図はだいたい似てくるので、参考書や問題集の解説を使って自分で図を描く練習をしてみてください。

    計算練習で気をつけること

    難関大学の化学の入試問題は、計算の割合が高いです。この計算分野は普段から意識して学習をしていないと間違えてしまうことが多くなってしまいます。数学が得意だから化学の計算は別途で練習する必要はない
    !と考えている人がいますが、そうした考えはやめましょう。そういう考えの人が入試で凡ミスをして、自身の志望校に合格することができなくなってしまっています。数学と科学は別物と考えて計算練習には取り組んでいくのが必要です。
    以下、具体的な計算問題の練習問題を使ってどのように考えていったら良いのかをお話していきます。

    問題演習
    • 水100gにグルコース1.80gを溶かした時、大気圧下における沸点が0.0515k上昇した。水500gに硫酸ナトリウム7.10gを溶かすと、沸点は何K上昇するか答えよ。

    グルコースの分子量180より、1.80[g]÷180[g/mol]=0.0100[mol]

    水0.1kgに溶けているので、グルコースの質量モル濃度は0.100[mol/kg]

    この時沸点が0.0515k上昇したこと、グルコースが電離しないことより、問題の条件でのモル沸点上昇は0.515[K・kg/mol]

    水500gに硫酸ナトリウム7.10gを溶かすと質量モル濃度は

    7.10[g]÷142[g/mol]÷0.5[kg]=0.100[mol/kg]

    電離して溶質粒子が三倍になる硫酸ナトリウムの場合、沸点上昇は問題文から有効数字3桁で答えて
    3×0.100[mol/kg]×0.515[K・kg/mol] ≒0.155[k]

    このように、単位や有効数字の計算が重要なので、 1.8÷180が簡単だからといって侮ってはならないのです。

    坂田アキラ先生の教材は数学同様に式の飛躍がないため、なぜこの数字、単位になるのか?に適切に答えてくれます。クセのある教材のため、合わない人がいる可能性はありますが、化学計算が苦手な人は一度使ってみると良いでしょう。

    ▶坂田アキラの化学が面白いほど分かる本の使い方はこちらから

    過去問対策

    共通試験

    共通試験の特徴としては、化学の用語の定義や物質の性質が問われる 計算問題を選択肢の中から選ぶというのが挙げられます。ですが、上述の勉強法を行っていれば特にセンターだから・・・ということはありません。化学用語を自身の言葉や図や表を使って深く理解していく、計算問題は意味を理解して実際に手を動かして勉強していくとういことを行っていれば、難しくはありません。逆にこのような理解、方法で勉強をしていないと難関大学の合格は不可能でしょう。

    早慶の過去問について

    早慶の過去問についてですが、過去問を行う際には点数に一喜一憂するのではなく、できないことを発見しながら課題意識を持ってっていきましょう。問題ができた際には、何故できたのか?、自身が考えた解法ではどうして問題にたどり着くことができないのか?という点を考えていく必要があります。具体的な早慶の過去問対策は以下から御覧ください。
    また当塾ではどのようにしたら、早慶の過去問を解いたらよいのか?という点も徹底的に指導しています。こちらまでご連絡ください。

    Q&A

    ここでは入試レベルの化学の問題について当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow3.gif" name="質問1"]化学の苦手で全然できません。やはり、数学ができないと化学の計算はできないのでしょうか? [/speech_bubble]
    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]化学ができるようになるのに必要なのは、数学ができるようになることではありません。化学で使用していることは数学というよりも、算数のの四則演算です。単位が複雑なので、この部分でつまずく人がいるかもしれません。化学の計算ができない場合は、自分が何をしているのか?がわかっていない場合があります。計算をする前に、言葉で自分が何をしているのか?を説明できるレベルに持っていきましょう。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom2.gif" name="質問2"]化学反応式が覚えられません。。私は頭が悪いのでしょうか?[/speech_bubble]
    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]頭が悪いというのは関係がありません。化学反応式=暗記というイメージが強いため覚えられないと、才能がないのではないか?と感じてしまうのかもしれません。例えば、2Cu+O2→2CuOという化学反応式があった場合、この式を丸暗記しようとしていないでしょうか?それではいけません。「赤色をした銅(Cu)を空気中で加熱すると、酸素O2と反応して、黒色の酸化銅(Ⅱ)Cuoになる。Cuのように酸素原子Oを得たとき、その物質は酸化された」 というように文章で考える癖をつけていきましょう。さらにどのような状況なのか?というイメージも大事です。上で述べたように、図説を見ながら勉強していきましょう。[/speech_bubble]

    合格までのスケジュール例を見てみよう!

    現状と入試までの期間を踏まえてスケジュールを立ててみましょう。当塾のこれまでの相談を元にスケジュール例をご紹介いたします。
    *あくまで一例です。

    【理想的!】高2夏から始めるパターン

    ■<高2>7月後半 〜 8月上旬
    『とってもやさしい化学基礎』を始める
    <高2>8月上旬 〜 8月下旬
    『とってもやさしい化学基礎』を復習
    『宇宙一わかりやすい高校化学(理論化学編)』を始める
    *『坂田アキラの化学計算が面白いほどわかる本』を参照する
    <高2>9月上旬 〜 10月下旬
    『宇宙一わかりやすい高校化学(理論化学編)』
    *『坂田アキラの化学計算が面白いほどわかる本』を参照する
    <高2>11月上旬 〜 12月下旬
    『化学基礎問題精講』理論部分を始める
    ■<高2>1月上旬 〜 3月下旬
    『化学基礎問題精講』理論部分
    『宇宙一わかりやすい高校化学(有機化学編)』を始める
    <高3>4月上旬〜5月下旬
    『化学重要問題集』A問題理論部分を始める
    『化学基礎問題精講』有機化学部分を始める
    <高3>6月上旬〜7月下旬
    『化学重要問題集』の復習&B問題を始める
    『化学基礎問題精講』の復習
    <高3>夏休み中
    『化学重要問題集』まだ行っていない部分を行う
    『宇宙一わかりやすい高校化学(無機化学編)』を始める
    『化学基礎問題精講』無機化学部分を始める
    <高3>8月半以降
    過去問を解いていく
    『化学標準問題精講』を行う
    『化学の新演習』→苦手な分野のみのピックアップ

    高3から始めたい

    この時期から化学を始めるのは覚えることが多い化学においては、工夫した覚え方が必要となるでしょう。どのようにすすめていくかはカウンセリングはこちらから行っております。

    大雑把にスケジュールをあげてみました。特に高2からはじめるスケジュールは簡単そうに見えて実はとても大変です。それまで持っている力によっても違いますし、他の科目とのバランスも考えながら進めなければなりません。当塾では、それぞれの生徒さんの実情に合わせてスケジュールを組んでまいります。お気軽にご連絡ください。

【使い方】神余のパノラマ世界史 | 圧倒的に成績を伸ばす方法

2016.09.06

ページ目次参考書の特色参考書の使い方1ランク成績を上げるための使い方この参考書によくある質問集 参考書の特色 ▶対象者 世界史の用語は覚えつつあるが流れがつかめていない人、偏差値40~ 2巻完結。1巻が古代~近代へ、2巻が近現代となっています。内容はその時代の世界を図を多用しながら解説

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  • [toc]

    参考書の特色

    対象者
    世界史の用語は覚えつつあるが流れがつかめていない人、偏差値40~

    2巻完結。1巻が古代~近代へ、2巻が近現代となっています。内容はその時代の世界を図を多用しながら解説してあります。細かいところまでがっつり解説するというよりは、流れをつかんでいくに近いでしょうか。また、カラーで地図もふんだんに使っているので、周辺地域にどんな国があったのか等わかりやすくなっています。

    参考書の使い方

    ▶おすすめ使用期間
    3ヶ月程度

    1 日3項目ずつ読み進めましょう(1章ではない)。この時に出てくる用語が全く分からない、人物名が出てきても初めて聞く名前ばかりだという場合はもう少し基 本的な参考書からやり直しましょう。なにしろ1日3項目。今まで「聞いたことがある」レベルだった知識が「わかる」になるようにしていってください。

    1ランク成績を上げるための使い方

    ま ず、繰り返しやること。歴史科目はどうしても繰り返しやることが必要になってきます。例えば、この参考書をやるときもただ進めていくだけではなく、前日 やったところを翌日もう一回読んでみるなどしてみてください。理解することもそうですが、忘れてしまう料にも大きな変化があります。
    そして、図です。この参考書にはたくさんの図が使われています。本当に図をみていますか?なんとなく眺めておしまいではないですか?もったいない。

    実にもったいないです!

    図をよく見てください。
    周りにどんな国があったのか、時代によってどう変わったのか。等々さまざまなことがわかってきます。図について理解しているかどうか確認する方法に図の内容を越えに出してみるという方法があります。
    「この図は○○について説明しています。▲▲の時代に▽▽が増えてきたということです。」「この地図は○○国の拡大について説明しています。▲▲戦争の結果▽▽地方にも領土を伸ばし最盛期を迎えました。」等言葉で説明することができれば図の内容を理解しているということです。ぜひやってみてください。

    この参考書によくある質問集

    ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom1.gif" name="質問1"]カラーで地図がたくさんあり、わかりやすいのですがこの教材だけで早慶は足りますか?[/speech_bubble]
    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]
    足りません。高2の段階や、高3で世界史を勉強をする時間がない時に行うと良いでしょう。ですが、この教材で早慶を目指すにはかなりの工夫が必要です。早慶レベルを目指すならばこの参考書は通過点として、さらにハイレベルな参考書に進むことも考えてみてください。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow5.gif" name="質問2"]図を自分の言葉で説明するとかめんどくさいです。[/speech_bubble][speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]がんばりましょう!このひと手間をかけるかどうかで大きな差になります。受験は合格する力があるのに不合格になることがあります。なぜなら当日の点数が足りなかったからです。力があるのに不合格になってしまう受験生はたくさんいます。彼らは十分に合格するだけの力がありました。それだけの勉強をしてきました。しかし、どこかで手を抜いてしまったのです。もうちょっと、ひと手間かけた受験生に負けてしまったのです。「たまたま知らなかったことが出た」というのは事実かもしれませんが、「たまたま知らなかったこと」がひと手間かけることで「できること」になっていた可能性はあります。。合格したいという気持ちが強ければ、面倒くさいなどという言葉は出てこないはずです。もう一歩前に進んでみましょう。[/speech_bubble]

     


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