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【入試現代文へのアクセス】早稲田合格レベルまでの使い方、レベル|早稲田専門塾が監修

2023.11.10

現代文の学習において、適切な参考書の選択は欠かせません。しかし、自分のレベルに合った参考書を見つけるのは簡単ではありません。 今回は、現代文の参考書の決定版として知られる「入試現代文へのアクセス」について解説します。 ページ目次「入試現代文へのアクセス」の概要「入試現代文へのアクセス」の対象者・レベ

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  • 現代文の学習において、適切な参考書の選択は欠かせません。しかし、自分のレベルに合った参考書を見つけるのは簡単ではありません。

    今回は、現代文の参考書の決定版として知られる「入試現代文へのアクセス」について解説します。

    [toc]

    「入試現代文へのアクセス」の概要

    「入試現代文へのアクセス」は、河合塾出版の現代文の参考書シリーズです。
    「基本編」「発展編」「完成編」の3冊から成り、レベル別に現代文の読解力を養成することができます。

    各冊には16題の問題が収録されており、本文と設問の解説が詳細に記載されています。

    現代文の読解力を段階的に養成するのに適した参考書シリーズといえます。

    現代文はすべての科目の基盤です。この参考書シリーズを行なっていくことで入試基礎レベルまで到達できます。

    「入試現代文へのアクセス」の対象者・レベル

    71WzrnAvEQL SL1000 71dchbNdztL SL1000 71BdHhQnXlL SL1000
    出題校
    初期段階 偏差値40~45 偏差値50~55 偏差値55程度
    到達段階 共通テスト6割 GMARCH GMARCH〜
    理想の開始時期 高校2年冬 高校3年春 高校3年夏まで

    「入試現代文へのアクセス基本編」のレベル

    「基本編」は、現代文を初めて学習する人や、共通テストで50%程度の点数を取っている人を対象としています。

    基本的な読解力や重要語句、文章構造の理解など、現代文の基礎が身につくレベルの問題が16題収録されています。

    「入試現代文へのアクセス発展編」のレベル

    「発展編」は、ある程度現代文の学習を進め、共通テストで70〜80%程度の点数を目指している人向けです。

    「基本編」で学んだ内容を発展させる中級上級者レベルの問題が16題収録されています。

    「入試現代文へのアクセス完成編」のレベル

    「完成編」は、現代文が得意な上級者で、最難関大学の現代文を目指している人向けのレベルです。

    「発展編」からさらに難易度が高められた16題の問題が収録されており、高度な読解力と記述力が求められます。

    「入試現代文へのアクセス」で早稲田は目指せる?

    Wasedakobun

    早稲田大学の現代文は大学入試の中でも最高レベルの問題群です。

    入試現代文のアクセスを使い、
    基礎編〜完成編までやりきることで早稲田大学の現代文に立ち向かう基礎学力を身につけることができます。
    早稲田商学部、社会科学部といった早稲田の中でも比較的に取り組みやすい学部であればアクセスを使っても対応することができるでしょう。

    「入試現代文へのアクセス」だけで、すべての早稲田大学の入試を突破するのは難しいですが、読解の基礎固めとして活用すれば早稲田現代文合格は可能です。

    「入試現代文へのアクセス」の使い方

    [ptimeline]
    [ti label="STEP1" title="問題文をコピーする"]問題集に直接線を引いたりメモを書き込むと、その問題を再度解く際に先入観が働いて公平な状態で解けなくなってしまいます。前に引いた線や書き込んだメモが頭の中に残っているため、初見の状態で問題に取り組むことができなくなります。
    こうすることで、いつでも初見の状態で問題集に取り組むことが可能となり、何周も解き直すことができるのです。
    読解力の定着には繰り返しが大切です。コピーを取ることで、常に公平な状態で問題集を解き直すことができるため、読解力の向上に有効な方法といえます。[/ti]
    [ti label="STEP2" title="30-40分かけて問題を解く"]自分の力で文章を読み解き、設問に答えを導き出す過程を大切にする必要があります。
    次に、文章の構造を分析することも大切です。現代文の文章には、因果、対比、例示などの構造があります。この構造を把握することで、論理的に文章を読み解く手がかりとなります。
    例えば、対比構造であれば、それぞれの段落で対照的な内容が述べられていることが分かります。この文章の構造を意識しながら読解することで、設問の正解を導き出す力が身についていきます。文章構造の分析は現代文の読解に欠かせない要素です。自力で考える力と合わせて習得していくことが大切です。[/ti]
    [ti label="STEP3" title="自分の出した答えと解説の分析を比較する"]意味段落の区切り方が適切だったかを確認することは重要です。ある段落が一つのまとまり(意味段落)として機能しているかを判断する能力は、現代文の読解力に関わります。
    自分が区切った意味段落と解説の区切り方を比較し、自分の区切り方に誤りはないかを確認しましょう。誤りがあれば、なぜその区切り方が正解なのかを解説から学び取ることが大切です。
    これにより、文章全体の構造を正しく把握できているかがわかります。予想と異なる展開だった場合は、なぜそうなったのかを解説と照らし合わせて理解を深めましょう。[/ti]
    [ti label="STEP4" title="設問の解法も自分と解説を比較"]まず、自分が答えに至るまでの論理的な流れを解説と比較し、一致しているかを確認します。
    例えば、「この段落からこの内容を読み取った」「したがってこの選択肢を選んだ」という自分なりの論理的思考過程が、解説の考え方と合致しているかをみます。
    一致していない場合は、なぜ自分の考えは誤っていたのかを把握することが重要です。解説の論理的流れをしっかり理解することで、思考力が鍛えられます。
    次に、たとえ正解を選んでいても、その根拠が本文のどこから導かれるのかを解説と照らし合わせて確認します。正解の根拠となる部分を具体的に指摘できなければ、正しい理由で正解を選んでいるとは言えません。正解の理由を確実に把握することで、読解力が身に付きます。この2つの確認は、読解力向上には欠かせません。論理的思考力と読解力は表裏一体となってこそ発揮されるものなのです。[/ti]
    [ti label="STEP5" title="数日後、同じ問題に再チャレンジ"]同じ問題を再度解く2回目では、前に読んだ解説のポイントを意識しながら取り組みます。
    例えば、解説で指摘された文章の構造やキーワード、設問の解き方のコツなどを念頭に置いて、今度は自分がそれらを活用できるか試してみます。
    単に解説を読んだだけで終わらず、実際に解き直すことで、解説で得た知見を自分のものにすることができます。そして、2回目の解答が1回目よりも精度が高まったか、文章のポイントがより正確に把握できるようになったかを確認します。理解度が向上していない場合は、解説の再読や要点のメモ化などを行い、確実に習得できるまで取り組みを続ける必要があります。この「解き直し」による理解度の定着確認は大切なステップです。解説の活用法を学び、確実に実力を高めましょう。[/ti]
    [/ptimeline]

    「入試現代文へのアクセス」が難しい場合は

    「入試現代文へのアクセス」が難しい場合は、

    もう少し簡単かつ短文の教材で現代文の読み方を学んでいくのが良いです。

    現代文読解の基礎ドリル、標準ドリルといった短文の問題集を使って、
    練習をしていくと良いでしょう。

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    また、「難しい!」と感じる原因として、
    文章の中で出てくる評論用語がわかってない可能性があります。

    その場合は、現代文キーワード「コトバはちからだ」をやってみると良いでしょう。

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    「入試現代文へのアクセス」の次

    Dog step

    アクセスを終わったとであれば、早稲田を目指すのであれば、
    「現代文と格闘する」「開発講座」といった問題をやってみたり、
    時期によっては過去問に取り組んでください。

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